DRAW:２１９ 正義の味方　作：人喰い

(219)


〜生命の樹 内部・理解の間←→知恵の間〜

【Side 戒】


精霊・ヴァルキュルスを宿した決闘機兵を見事討ち取った戒は、鈴華の元へ向かおうと足を進める。
しかし倒れ伏す機兵の脇を通りかかったその時、機兵の身体から異変の様なものを感じ、足を止め振り返ったのだったーーーーー




戒「ーーーーなんだ…あれは……？」

見ると機兵の身体は青白く発光しており、光の粒子が僅かに放出されている様だった。
先ほどまで倒してきた9体の機兵には異変は無い。ヴァルキュルスを宿した精霊機兵だけが、その光に包まれていた。

機兵「……グ……ギギ……」

戒「……！！ 貴様……ッ…まだ喋れるだけの力が……！」

戒は咄嗟に構えるが、少しして機兵に敵意がないことに気付くと、構えていた腕を静かに落とす。

機兵「……“埋葬にはまだ早い”ーーーー。
私を“破壊”した褒美に……少しダケ、聞いテいけ……斬波 戒」

戒「……ッ…」

一刻も早く鈴華の元へ向かいたい所ではあったが、有用な情報が一つでも欲しいというのも事実だった。

戒「……早くしろ、急いでいるのでな」

機兵「…クク……分かってイル…こちらにもあまり時間は無い……」

戒「……」

機兵「私の様に、“意思”を持った精霊を宿した決闘機兵は……私の他にあとーーーーー4体いる」

戒「！」

機兵「…しかしその内2体は貴様の御仲間に破壊され、残りは2体となってしまったがなーーーー」

他の皆も各地で厳しい戦いを潜り抜けている事を知り、戒ははやる気持ちを抑えつつ問う。

戒「…残りの2体も貴様と同等の実力なのか？」

機兵「…1体1体の実力は私よりも下だ……。
…が、問題はそこじゃない」

戒「……何…っ…？」

機兵「ーーーー我々“精霊機兵”は……決闘によって発生するエネルギー、“決闘エナジー”を、『器』に送るための駒にすぎない……。
貴様達がこの地で戦えば戦うほど、『器』の覚醒が早まるという事を、覚えておくんだな……ッ…」

戒「…器…？ 『伍召焔』の連中の事か……？」

機兵「……否。『器』とは、各地で回収した精霊達の“依代”となるべく選ばれた一人の人間の少女の事だ…」

“人間の少女”と聞いて、戒は真っ先に２人の人物を思い描いた。

行方不明の和泉と結維だ。

首領であるマインを生命の樹に幽閉され、受けに入らざるを得なかった終焉の焔は『桜庭和泉』『桜庭結維』の両名を攫い、生命の樹へと突入し、守りを固めた。
しかし2人、もしくはどちらかを狙った理由が今までわからなかった。

戒「…なるほど…、これでようやくハッキリしそうだな」

和泉か結維になんらかの適正があり、精霊達を蓄えておく『器』として手中に収めた可能性が高い。それがわかっただけでもありがたい。
その前提で話を進めるならば問題は、和泉と結維、どちらが『器』として選ばれたのか。そして、選ばれなかったもう一方の所在。

戒「……ッ……」

兎にも角にも戦況は非常に不利な状況と言っていい。
和泉、結維を自らの手中に収める事で、終焉の焔は“ただこちらの攻撃を待つ”だけの立場から、人質を得た事になるのだから。

戒「…1人の少女というのはーーーー」

口に出すが、すぐにそれを飲み込み、

戒「ーーーいや、これ以上は喋らなくて良い」

そう言って静かに目を瞑り、踵を返す。

機兵「…？」

戒「……あのマインが、重要事項をそんなに多く喋らせておく訳がない。
マインに首でも飛ばされる前にさっさと成仏しろ」

機兵「…クク……悪魔が…人間に心配をされるとはな……ますます気に入ったぞ…斬波戒……っ…」

身体を包む青白い光が消えかかる中で、ヴァルキュルスは続ける。

機兵「……貴様との“斬り合い”……悪くなかった…ッ……。
その首を獲れなかった事だけが……唯一の後悔だ……な…………ーーーー」

戒「……」

戒は背を向けたまま、無言でゆっくり目を開く。

そして消えゆく気配を背中で感じながら、



戒「ーーーー生憎だが、
悪魔に賭けてやる首など無い」



勝利を噛み締め、一歩、踏み出した。















◉遊戯王 Ph.X◉
ーーーDRAW:２１９ーーー
《正義の味方》

















時は少し遡りーーーーー


【Side 鈴華】


鈴華【LP 8000】

玲子【LP 8000】



鈴華「ーーーーあなたなんてさっさと蹴散らして！！その先に進ませて貰いますわ！！」

玲子「ボスからの指示だものーーーーこの先に進ませる訳にはいかないわ！
それにあんたには個人的な恨みもあるし！」


薄暗く、気持ちひんやりとした一室で白熱する二人。
出入り口側に立つは、ゴスロリ衣装に身を包んだ茶髪のツインアップロール少女『西蓮寺 鈴華』。
対するは、肩下でくりんと内側に巻かれた茶髪に丸メガネ、白衣着用の若い女性『浜崎玲子』。
しかし床に足をつけて立つ鈴華に対して、玲子は決闘盤が一体となった戦車の操縦席に座り、悠々と鈴華を見下ろしている。


栗須「……」

シムルグ「………」

そしてハーピィ達の罠にかかった栗須と精霊のシムルグは、そこから少し離れたところにある柱に縛られ、身動きの取れない状態でその光景をただ眺めているだけしかできなかった。
哀れである。

栗須「うるせぇ！」




そうこうしている間に決闘は開始された。
先攻は玲子。


◉TURN:０１◉


玲子「ーーーー私のターン！！」[手札 5]

高らかに叫び、数秒沈黙。
幸せそうな表情で胸に手を当て、部屋中に反響する声に耳を傾けながら、

玲子「……一度言ってみたかったのよね、これ」

鈴華「……は…？」

玲子の発言に思わず呆けた表情になってしまう鈴華。
決闘を見守る栗須も同じように目を丸くする。

栗須「……もしかして、あの人……まともに決闘したことない初心者なんじゃーーーー」

玲子「ーーーー！」

栗須の予想は的中しており、図星を射られた玲子はわかりやすく肩を揺らす。

シムルグ「…どうやら図星のようだな…」

栗須「西蓮寺さぁん！！ 相手は決闘初心者だ！！ 一瞬で片付けちまえーっっ！！」

調子良く叫ぶ栗須を横目に、玲子は軽く顔を引きつらせながら、

玲子「…ぐぬぅ…っ…、好き勝手言ってくれるじゃない…！」

悔しそうに呟く。そして自らの手札に目を向けつつ、

玲子「…………」

今度は青ざめた表情。

栗須「……一体、どうしちまったんだ…？」

玲子「事故った…」

鈴華「……」

突っ込む気力すら失い肩を落とす鈴華。

玲子「ターンエンド……」[手札 5]

何もせずに宣言されたターンエンドの宣言になんとも言えない虚しさを感じながら、鈴華はデッキに指を乗せる。


◉TURN:０２◉


鈴華「ーーーー私のターン、ですわ！」[手札 6]

配られた初期手札をざっと眺め、まずは1枚のカードに迷わず指をかけた。
この“生命の樹”に突入する直前にデッキに組み込んだ新たな仲間ーーーーー


鈴華「…私は、『輝光竜 セイファート』を通常召喚！」[ATK 1800]

《輝光竜
きこうりゅう
セイファート》 †
効果モンスター
星４/光属性/ドラゴン族/攻1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
ドラゴン族モンスターを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターの元々のレベルの合計と同じレベルを持つ
ドラゴン族モンスター１体をデッキから手札に加える。
(2)：墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の光・闇属性のドラゴン族・レベル８モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


鈴華「セイファートの効果発動っ！
私は手札の『エクリプス・ワイバーン』を墓地へ送り、デッキからレベル4のドラゴン族モンスター……『暗黒竜コラプサーペント』を手札に加えますわ！」[手札 4]

鈴華「…更に！墓地へ送られた『エクリプス・ワイバーン』の効果で、私はデッキから『ダーク・アームド・ドラゴン』を除外！」

玲子「…ダーク・アームド・ドラゴン…っ！
確かそれって、めちゃくちゃ強いモンスターじゃなかったっけ……っ？」

鈴華「…っ」

素人丸出しの玲子にペースを乱されそうになりつつも、鈴華は淡々とプレイを続けていくーーーー

鈴華「…墓地の光属性モンスター、『エクリプス・ワイバーン』を除外して、手札の『暗黒竜 コラプサーペント』を特殊召喚！！』


《暗黒竜
あんこくりゅう
コラプサーペント/Black Dragon Collapserpent》 †
特殊召喚・効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1700
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性モンスター１体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
この方法による「暗黒竜 コラプサーペント」の特殊召喚は１ターンに１度しかできない。
(1)：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「輝白竜 ワイバースター」１体を手札に加える。


鈴華「ーーー更に！『エクリプス・ワイバーン』が除外された事で、自身の効果で除外した『ダーク・アームド・ドラゴン』を手札に！」[手札 4]

玲子「……！」

攻撃の構えを感じ取ってか、玲子は身構える。

鈴華「ーーーーバトルですわ！！
行って…っ！ 私のモンスター達！！」


『輝光竜 セイファート』[ATK 1800]

『暗黒竜 コラプサーペント』[ATK 1800]


光と闇、対となる力を持つ2体の竜は無防備な状態の玲子に襲いかかる。

玲子「…ぁゃぁぁああぁぁっっっ！！！」[LP 8000→6200→4400]

玲子「……ぅ…ぐ……っ…！ 痛…ぃ…！
こんなに……痛い…の……っ…？」

苦しそうに呻く玲子。その様子を見て鈴華は思わず痛む心をぐっと抑え、息を飲む。

鈴華「……っ…(…この人……本当に戦闘経験が無いんだ……っ…)」


栗須「…よしっ！ 一気に半分近くのライフを削った！！ 行ける…！！」

シムルグ「………」

高揚した気持ちの栗須とは真逆に、シムルグは心配げに2人を見やる。

シムルグ（……雇われのエンジニア…と言ったか。戦闘員じゃないとはいえ、彼女は最新鋭の技術が詰め込まれた決闘機兵を設計図一つで創り上げる程の天才……終焉の焔にとって、失い難い重要な人材のはずだ…。
肝心な事を知らされていなかったり、その割に自由な行動を許されていたり、不可解な点が多すぎる）

そもそも非戦闘員が、何故この生命の樹に呼ばれたのか、という疑問。

シムルグ（彼女をこの場所に配置しておくメリットはなんだ……？）


鈴華「…カードを1枚伏せて、ターン終了ですわ！」[手札 3]


◉TURN:０３◉

玲子「…わ、私のターン…！！」

なんとか上体を起こし息を切らす玲子。

玲子「ドローっ！！」[手札 6]

ドローカードを確認して、唇を噛む。

玲子「………ターン終了…」

またも動きなく、ターンの終わりが宣言される。


鈴華「……っ……」



栗須「……西蓮寺さん…、なんであんなに辛そうなんだ…っ？ ダメージも食らってねぇし、もうちょっとで勝てそうだってのにーーーー」

シムルグ「…っ……お前もあの場に立ってみればわかる……」

栗須「……ッ？ なんだよそれーーーー」




◉TURN:０４◉


鈴華「…っ……、私のターン！！ ドロー！」[手札 4]

鈴華「…加減なんてーーーーするもんですか…っ！ 私はコラプサーペントをリリースし、アドバンス召喚！！」

暗黒竜が天に昇ると同時に、いくつもの光の輪が交差しながら瞬き弾けるーーーーー


鈴華「…その輝きは、白ーーーー全てを照らす希望の光っ！！
…来なさいっ！！『ライトパルサー・ドラゴン』！！」[ATK 2500]


《ライトパルサー・ドラゴン/Lightpulsar Dragon》 †
効果モンスター
星６/光属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
このカードは自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを
１体ずつゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。
また、手札の光属性と闇属性のモンスターを１体ずつ墓地へ送り、
このカードを自分の墓地から特殊召喚できる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分の墓地のドラゴン族・闇属性・レベル５以上の
モンスター１体を選択して特殊召喚できる。


鈴華「…更に！ フィールドから墓地へ送られたコラプサーペントの効果で、私はデッキから『輝白竜 ワイバースター』を手札に加え…っ…墓地のコラプサーペントを除外してそのまま特殊召喚！！」[ATK 1800]


『ライトパルサー・ドラゴン』[ATK 2500]

『輝白竜 ワイバースター』[ATK 1800]

『輝光竜 セイファート』[ATK 1800]


玲子「……っ…！」【LP 4400】


栗須「…相手の場はガラ空き……この攻撃が通れば…！！」

シムルグ「………っ…」


シムルグの心配の種は消えぬまま、バトルフェイズへと移行される。


鈴華「……ワイバースターで、ダイレクトアタック！！」


『輝白竜 ワイバースター』[ATK 1800]


玲子「……っ……（マイン様ごめんなさい……やっぱり私じゃぁ、この人たちには勝てないよーーーーー）」


白竜の放った衝撃波が玲子に襲いかかる。

玲子「…ぁぁぃぎぃぃぃッぁッッ！！」【LP 4400→2600】

続くは光竜による一撃。

『輝光竜 セイファート』[ATK 1800]

玲子「ゃぁぁぁああぁぎぃぅぅぅぅっっ！！」【LP 2600→800】

鈴華「……っ…っーーーーー」

耳を塞ぎたくなるような悲痛な叫び声。
自分の宣言した攻撃により目の前の相手が苦しみ、もがく様を見続け、鈴華の中で何かが揺らいだ瞬間だった。

鈴華「…ぅ…っ……ぁ…っ…」

今まで闇のゲームで打ち倒してきた『黒焔』や『決闘機兵』とは違う、『生身の人間』。
その命が、自らの手によって左右されているのだという実感がここにきて初めて鈴華を襲う。


栗須「……ッ…！」

遠くで見守る栗須も、先程シムルグが言った言葉の意味をそこで理解し、青ざめた表情で言葉を失っていた。


鈴華「…くっ…ぅ……！」

苦悶の表情で鈴華はゆっくりと手を前に突き出す。

鈴華「……これで…最後ですわ……っ…！」

震える指先。

鈴華「…ライトパルサー・ドラゴンで……っ……」

零れ落ちる涙。

鈴華「…こう…こ…っ…攻……げ……っーーーー」


気づけば突き出していた手は、だらんと下がってしまっていた。


鈴華「……っ………ターン…エンド」[手札 3]


玲子「………！」


栗須「…！！」



◉TURN:０４◉


玲子「……どうして…」

鈴華「……っ…」

玲子「………ッ…どうしてトドメを差さなかったの！！」

乱れた髪、ボロボロと流れる涙、玲子は肩で息をしながら鈴華を睨む。

玲子「……どれだけ私に恥をかかせれば気が済むの…！！？？」

鈴華「…っっ……！」


玲子「………私は非戦闘員で…、他のみんなみたいに強くない……！
ーーーーけどね……情けをかけられて素直に喜べるほど弱くもないつもりよ！！！」


決闘者として日は浅くとも、確かにその内には決闘者としてのプライドが秘められていた。
そして、もうひとつーーーーー


鈴華「…ッ…違う…っ！ 私はあなたのことも助けたくて……っ！」

玲子「…それが余計なお世話だって言ってるの！！
毎日美味しいご飯を食べて…素敵な服で着飾って…たくさんの友達に囲まれて……そんな恵まれた生活を送れてるあんたには一生わかんないわよ！！ 私の気持ちなんて…！！」

決闘が始まった直後とは一転してヒステリックな感情を剥き出しにする玲子。
鈴華は反論したいところであったが、できない。
胸を抑え唇を噛むだけだった。


玲子「ーーーー私の……ターン！！」[手札 7]

玲子はカードを引き、横目で確認するとその目を見開く。

鈴華「…！」

恐らくは、ようやく展開のキーとなるカードを引けたのだろう、鈴華は身構える。
が、手は依然震えたままだ。


玲子「いい？？
こうやって対峙してしまった以上、私達は闘うしかないの！！！
お互いが各々の居場所を守るために！！！
ーーーーどちらかの命が尽きるまで！！！」

鈴華「ーーー！！」


玲子「…っ……あんたは…そのためにここに来たんじゃないの…？
……それが敵相手に情けなんてかけて……それでよく『正義の味方』だなんて名乗れたものよ！！！」


鈴華「……っ…！」

内に溜まっていたものを吐き出すかのように叫び続ける玲子。

その言葉のひとつひとつが鈴華の胸をえぐっていく。

玲子の言うことは、一理ある。
それでも、ひとつでも多くの人を助けたい。護りたい。

そう思ってしまうことは、欲張りなのだろうか。
我儘なのだろうか。

強欲、なのだろうか。


貪欲ーーーなのだろうか。


だけどひとつだけハッキリしたことがある。


鈴華「………ごめんなさい」


鈴華の口から溢れたのは、謝罪の言葉。

それは、一瞬の迷いから決闘者のプライドを傷つける行為を取ってしまったことによる、玲子への言葉であり、
自分と共に戦ってくれる仲間たちへの言葉でもあり、
自分を送り出してくれた家族たちへの言葉でもあった。


玲子「……私が今、何をすべきなのか…見失っていましたわ」

震えていた手で自分の両頬をパンっと叩くと、覚悟を決めた表情で玲子を見上げる。


玲子「…私は…………もう逃げない。
大切な“友達”を助けるためにーーーー正々堂々最後まで闘いますわ！！！」


玲子「……」

玲子はズレた眼鏡の位置を右手で直すと、

玲子「………眩しいなぁ」

そう呟き、僅かに笑みを浮かべた。
しかしすぐに真剣な表情で「だけど」と続ける。


玲子「……さっきトドメを差さなかった事、後悔することになるよ」


鈴華「……っ………！」


先程ドローしたカードを高々と掲げ、

玲子「…これで私の“勝利のプログラム”は完成したわ…！！！
私の“正義”を、あんたに見せてあげるんだから…！！！」



閃光が薄暗かった室内を明るく照らす。



玲子「魔法発動ーーーーー
『Ally of Justice』！！！！」



〝正義の味方〟の名の下に。





To Be Continued…






《次回予告》




次回、『遊戯王Ph.X』
DRAW:２２０ 正義の味方(2)






＊タイトルは予告なく変更になる場合があります。ご了承ください(廿V廿,,)乙