DRAW:４７ 旋風のドラグニティ！　作：人喰い

ーーー☆１フィールドーーー



火群【LP 8000】
場:なし
伏せ:1枚
手札:4枚

井頭【LP 2600】
場:マジックキャンセラー
魔法:波動キャノン◉3ターン
波動キャノン◉3ターン
伏せ:なし
手札:3枚



◉TURN:０８◉



火群「…これで終わりだッ！俺のターン！ドロー！」【手札:5枚】


火群「…このスタンバイフェイズ時、カードの効果で破壊されたガルドニクスが蘇る！
〝フェニックス・リバイヴ〟！！」[攻 2700]


火群「更にガルドニクスが自身の効果で蘇生したとき、ガルドニクス以外の場のモンスターを全て破壊する！！」



ゴォオォオオオォオオッッ！！



井頭「…なにぃぃいい！！」


火群「…これで……終わらせる！ ガルドニクスでダイレクトアタック！
〝バーニング・イレイザー〟！！」


ガルドニクス[攻 2700]


井頭「…くそぉ…！ あと、1ターンだったのにぃぃいい！」

井頭「……ぐぁああぁああーっ！！」【LP 2600→0】





☆winner:市瀬 火群☆






火群「…よっし！ リーーチ！」


和泉「やったね火群くん！」


千愛『…ちょっと市瀬火群、あなたロックデッキと当たりすぎじゃいの…？』


和泉「…ははは」



火群「…流石に俺が1抜けってわけじゃないみたいだな……」


火群が辺りを見回していると、何者かが火群に近づいてくる。


火群「……！」


俺より一回り高い身長に、このショップの近くにある黒髭高校の制服に身を包んでいる。
真ん中で分けた黒髪、後ろ髪は一つに束ねている。


火群（…大会参加者の1人、確か、名前はーーー）




竜貴「ーーー『東雲 竜貴(しののめ りゅうき)』だ。よろしくな」


火群の心情を察してか、竜貴は自己紹介を簡単に済ませ、火群に手を差し出す。
火群は少し戸惑っていたようだが、一呼吸置いてからその手を取る。


火群「…市瀬、火群です。よろしくお願いします」



ゴォォオッッ！！



火群も自己紹介を済ませ、竜貴の手を離そうとした瞬間だった。


ニクス『………！？』


火群「ーーー！」


火群は竜貴の背後に潜む“何か”に気づき、思わず身構える。



竜貴「どうした？ …市瀬火群」



ニクス『……火群…！』


火群（……ああ、俺にも感じる。
カードの精霊だ。
それも、かなり強力なーーー）



火群「…いえ、なんでもないです。
…この時点でお互い2勝してるんで、次当たる確率は高いっすね。その時はよろしくお願いします」



竜貴「そんなに固くなるなよな。自分らしさを忘れずに全力でかかってこいよ」



火群「……！ はい、もちろんですよ」


ニクス『……奴の背後に潜むーーー“竜騎”。一体どれだけの力を秘めているというのだ……？』















遊戯王 Ph.X DRAW:４７
《旋風のドラグニティ！》















ーーー☆３フィールドーーー



栗須【LP 2500】
場:始祖神鳥 シムルグ[攻 2900]x2
罠:魔封じの芳香
伏せ:なし
手札:なし



明日人【LP 3600】
場:ギガプラント[攻 2400]@スーペルヴィス
ギガプラント[攻 2400
伏せ:2枚
手札:なし




◉TURN:０９◉




栗須「ーーーいっくぜええぇええっっ！！ 始祖神鳥が風属性モンスターのみをリリースしてアドバンス召喚に成功した、相手フィールド上のカードを2枚まで手札に戻す！
俺は2体のギガプラントを選択、
植物達を吹き飛ばせぇっ！！〝ゴッド・バード・トルネード〟！！」



始祖神鳥が巨大な翼を翻す。すると物凄い勢いの突風が巻き起こり、地に根を張っていたギガプラントすら浮き上がってしまう。


明日人「ーーーまだ枯れるわけにはいかない！！ 伏せカードオープン！『竹頭木屑』！！」


《竹頭木屑》
通常罠 自分フィールド上に存在する植物族モンスター１体をリリースして発動する。 相手フィールド上に「プラントークン」 （植物族・地・星１・攻８００／守５００）２体を守備表示で特殊召喚する。


栗須「…！？ そんな役にも立たないようなカードで…悪あがきのつもりか！？」


明日人「…役に立たない、か。確かにその通りだな。“竹頭木屑”ってのは元々、一見すると役立たずなものって意味だ…っ」


栗須「…何が言いてーんだよ…！？」


明日人「…だが、使い物にならないような竹や木の屑を保存していたところ、後で役に立ったという故事に由来する言葉でもある… 必ずしも、役に立たないって訳じゃない…！」


栗須「……なにぃ？」


明日人「この効果で、スーペルヴィスを装備したギガプラントをリリースし、相手フィールドにプラントークン2体を守備表示で特殊召喚！」


プラントークン[守 500]




明日人「…シムルグの効果で1体のギガプラントは手札に戻るが、墓地へ送られたギガプラントに装備されていたスーペルヴィスの効果は、強制効果のためタイミングを逃さず発動できる！ ギガプラント復活！」[守 1200]



栗須「…ちぃぃ！ バトルフェイズ！ 2体の始祖神鳥で攻撃だーーっ！！」



始祖神鳥 シムルグ
[攻 2900]
ーーーVSーーー
[守 1200]
ギガプラント



始祖神鳥の巻き起こす竜巻が、ギガプラントを容赦なく包み、その圧力にて跡形もなく粉砕する。


明日人「…くっ！ すまん、ギガプラント…！」


栗須「…次はお前の番だぜぇーーっ！ 明日人ーー！」



明日人「ーーーっ！」【LP 3600】



もう一体の始祖神鳥の放った竜巻がゆっくりと明日人に向かい進撃し、直撃する。



明日人「…っぐ！ がぁぁああっっ！ くぅぅ……ッ！」【LP 3600→700】



明日人「…はぁ、はぁ…！ 持ちこたえたぜ…！ 栗須」



栗須「……ターンエンド」


栗須（…ったく、火群といい、明日人といい……しばらくは、退屈しなさそうだ）




栗須【LP 2500】
場:始祖神鳥シムルグ[攻 2900]x2
罠:魔封じの芳香(永続)
伏せ:なし
手札:なし


明日人【LP 700】
場:なし
伏せ:1枚
手札:なし




◉TURN:１０◉



明日人（…全てはこのドローにかかってる…！ 引くぞ…っ）


明日人「……俺の、ターン！ ドローッ！！」【手札 2枚】




ゴゴゴ…ゴゴ…！！





栗須「………！（気のせいか…？ 今、地震が起きたような…）」



明日人「ーーー俺は墓地の『薔薇恋人』の効果を発動！ 墓地の薔薇恋人を除外し、手札の植物族モンスター1体を特殊召喚する！」


栗須「！？ そうか！ あの時倒した壁モンスター…！」


明日人「…俺は手札のギガプラントを特殊召喚！」


栗須「………まだ通常召喚権が残っている…！！」




明日人「そして………ギガプラントをリリース！ 「ローズ・テンタクルス』をアドバンス召喚！！」




《ローズ・テンタクルス》
効果モンスター 星６/地属性/植物族/攻2200/守1200
このカードは特殊召喚できない。 自分のバトルフェイズ開始時に相手フィールド上に 表側表示で植物族モンスターが存在する場合、 このターンこのカードは通常の攻撃に加えて、 その植物族モンスターの数だけ攻撃する事ができる。 このカードが戦闘によって植物族モンスターを破壊した場合、 相手ライフに３００ポイントダメージを与える。


栗須「なにぃいい！？ アドバンス召喚だとぉ！？」



明日人「バトルフェイズ！ ローズ・テンタクルスの効果が発動！ 栗須の場の植物族モンスターは『プラントークン』が2体。よって、ローズ・テンタクルスはこのターン、3回攻撃することができる！」



栗須「…だけどローズテンタクルスの攻撃力じゃぁ、シムルグには届いてない！」


明日人「…それはどうかな？ 伏せカードオープン！『狂植物の氾濫』！！」


《狂植物の氾濫》
速攻魔法 自分フィールド上の全ての植物族モンスターの攻撃力は、 エンドフェイズ時まで自分の墓地の植物族モンスターの数×３００ポイントアップする。 このターンのエンドフェイズ時、自分フィールド上の植物族モンスターを全て破壊する。



明日人「俺の墓地の植物族モンスターは、
ボタニカル・ライオ
ローンファイア・ブロッサム2体
ギガプラント2体
そして桜姫 タレイアの計6体！！ よってローズ・テンタクルスの攻撃力は1800ポイントアップする！」


ローズ・テンタクルスのイカの足のような茨の触手がさらにおぞましく巨大に成長する。


ローズ・テンタクルス[攻 2200→4000]



栗須「…なんてやつだ……！」



明日人「…いっけぇーっ！ プラントークンを攻撃！
〝ソーン・ウィップ１〟！！」



ローズ・テンタクルス
[攻 4000]
ーーーVSーーー
[守 500]
プラントークン


ローズ・テンタクルスの触手がトークンを薙ぎはらう。


明日人「ローズ・テンタクルスが植物族モンスターを破壊した時、相手ライフに300ポイントのダメージを与える！！」


栗須「ぐぅぅ…！」【LP 2500→2200



明日人「…続いてシムルグに攻撃！
〝ソーン・ウィップ２〟！！」


ローズ・テンタクルス
[攻 4000]
ーーーVSーーー
[攻 2900]
始祖神鳥シムルグ



ローズ・テンタクルスの触手がシムルグへと伸びていき、巻きつくようにして縛り上げ、高く持ち上げられる。
シムルグは抜け出そうと暴れるが、抵抗虚しく振り落とされ、破壊されてしまう。


栗須「ぎゃぁああぁっ！」【LP 2200→1100】



明日人「これで終わりだ！ もう一体のシムルグに攻撃！
〝ラスト・ソーン・ウィップ〟！！」



ローズ・テンタクルス
[攻 4000]
ーーーVSーーー
[攻 2900]
始祖神鳥シムルグ








栗須「……くぅ……ぎぁぁああっっs！！」【LP 1100→0】




☆winner:倉川 明日人☆





明日人「ーーー俺の、勝ちだ」




栗須「………」



明日人「…？」


栗須「…くっそぉおおぉおお！！」


明日人「…！？」


栗須「…次はぜってぇ負けねー、覚悟しておくんだなぁ！」


明日人「…ああ、楽しみにしとくわ。まぁそん時も俺が勝つだろうけどなっ」


栗須「…んだとぉ〜ッ！？」







火群（…いつの間に仲良くなったんだ、あいつら）





＊



店員「それでは、いよいよ権利戦も大詰めです！ 今のところ全勝者は3名！ 奇数なので階段が出来てしまいますね」



和泉「…ねぇねぇ市瀬くん。“階段”って？」


火群「…ああ、えっと、ダブルエリミネーションだと、勝ち星が同じ人同士で戦うのが基本なんだけど、今は2勝者が3人しかいないから、組み合わせとして1人余っちゃう訳だ」


和泉「ふむふむ」


火群「そこで余った1人は、不戦勝になるか、階段って言って勝ち星が異なる相手と戦うって事だな」


和泉「…そーなんだぁ」



店員（今から説明しようと思ってたのに…！）


店員「…ゴホン、では第三回戦の対戦表を発表して行きます」





【３回戦】

☆1
倉川 明日人ーーVSーー東雲 竜貴

☆2
市瀬 火群ーーVSーー新田 和也

☆3
中村 敬太ーーVSーー吉岡 勇気

☆4
剛田 武ーーVSーー井頭 修平







火群「……3回戦になって、2敗者が出たから少し人数が減ったな…」


栗須「……っておい！ 俺はまだ1敗しかしてねーのに名前がねーぞ！？」



店員「え…？ あ、古宮選手は……不戦勝ですね。人数が奇数になってしまったので」



栗須「…なんか嬉しいよーな悔しいよーな……」






ーーー☆２フィールドーーー




和也「お前が市瀬火群か」


火群「…？ 隣のクラスの新田くん、だっけ」


和也「…和也でいい。それより明日人から聞いてるぜ、アンタのこと」


火群「……？」


和也「ーーー『終焉の焔』の人間とデュエルして、勝った……ってな」


火群「！ 知ってんのか！？ あの時のこと…！」


和也「…あぁ、組織を抜けてきたっていう俺の先輩が言ってたんだ。奴らがあの時何処で何をしようとしてたのかを。
それを明日人に伝えたのが俺って訳だ」


火群「…そうだったのか……」


和也「…無駄話はここまでにして、そろそろおっ始めようぜ、明日人には借りがある。あいつにその借りを返すまで、敗退する訳にはいかねェ」



火群「…そう簡単にはいかない…！」



和也（…俺が前の試合で戦った東雲ってヤツ……後一歩ってとこで負けちまったが、まだ何か隠しているみたいだった……。負けんじゃねェぞ…ッ、明日人…！）



火群（東雲 竜貴の背後に見えたカードの精霊ーーーあれが幻覚じゃないなら、クラースは………）





ーーー☆１フィールドーーー




◉TURN:０１◉



明日人「ーーーカードを2枚伏せてターンエンド！」



明日人【LP 8000】
場:ギガプラント[攻 2400]@スーペルヴィス
椿姫ティタニアル[攻 2800]
伏せ:2枚
手札:なし




明日人（初ターンからいい展開ができた…！ 次の守りも攻めも万全だ…！）




◉TURN:０２◉



竜貴「…おっと、俺のターンか、ドロー！」【手札 6枚】


竜貴（…植物族デッキか…。注意すべきは、カウンター罠『ポリノシス』。自陣の植物族をリリースする事で魔法罠の発動、モンスターの召喚・特殊召喚を無効化する効果を持つ……あれでキーカードを潰されたら、たまったもんじゃねぇな）


竜貴「…（まずは様子見だな……）俺は、フィールド魔法、『竜の渓谷』を発動！」



明日人（…竜の渓谷！？ 見た事ないフィールド魔法カードだな…）



竜貴「…こいつは1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で、デッキのドラゴン族を墓地へ送るか、デッキからレベル４以下の『ドラグニティ』モンスター1体を手札に加える効果を持つ。
ーーー俺のデッキのエンジンだ」




明日人（……！ あれは間違いなくあの人の言っている通り、デッキのキーカード…！ ポリノシスを打つならここしかない！）


明日人「…伏せカードオープン！ ポリノシス！ 俺の場のギガプラントをリリースし、竜の渓谷の発動を無効にします！」



竜貴「…っく〜、やられたぜ」



明日人「…よし！ 更に場から墓地へ送られたスーペルヴィスの効果で墓地のギガプラントを特殊召喚！」



竜貴「…んじゃあ俺はこいつを召喚する。『ドラグニティーアキュリス』！」[攻 1000]


竜貴の場に召喚されたのは、小さな槍のような風貌のドラゴン。


竜貴「アキュリスが召喚に成功した時、手札のドラグニティ1体を特殊召喚し、アキュリス自身を特殊召喚したモンスターに装備する！」


明日人「……！？ 面白い効果だな…」


竜貴「……そう言ってられるのも、今の内だぜ？ 手札の『ドラグニティーレギオン』を特殊召喚！ そしてアキュリスはレギオンに装備される！ーーー竜装一体！！」


特殊召喚された緑色の翼を持つ鳥人の手に、先ほど召喚されたアキュリスが宿り、より攻撃的な見た目となる。


レギオン[攻 1200]@アキュリス



明日人（…ステータスの変化は特になし……どんな効果が付与されたんだ…？）


竜貴「…更に速攻魔法『ダブルサイクロン』を発動！ 俺の場のアキュリスとそっちの場の伏せカードを破壊だ」


明日人「装備は投げ捨てるもんかよ！！」


明日人（…思わず突っ込んじまったが、俺の伏せてある『リビングデッドの呼び声はまだ破壊されるわけにはいかない…！）


明日人「…ティタニアルの効果発動！ 俺の場のギガプラントをリリースして、場のカードを対象とする効果の発動を無効にする！〝ボタニカル・サンクチュアリィ〟！！」


突如現れた二対の竜巻を、椿姫の生み出した聖域が包み、かき消す。


竜貴「…ほっほーぅ、守ってきたか！ よっぽど重要なカードらしいな」


明日人「………っ（なんて余裕だ…ッ！ 底が知れない……！）」


竜貴「そんじゃお次は、レギオンをリリースし、『ドラグニティアームズーミスティル』を特殊召喚！」[攻 2400]



《ドラグニティアームズーミスティル》
効果モンスター 星６/風属性/ドラゴン族/攻2100/守1500 このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する 「ドラグニティ」と名のついたモンスター１体を墓地へ送り、 手札から特殊召喚する事ができる。 このカードが手札から召喚・特殊召喚に成功した時、 自分の墓地に存在する「ドラグニティ」と名のついた ドラゴン族モンスター１体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。



竜貴「…ミスティルの効果！ 墓地のアキュリスはミスティルに装備される！ーーー竜装一体！！」


ミスティル[攻 2400]@アキュリス


竜貴「…まだ終わらねぇ！ 俺はミスティルに、装備魔法『ドラグニティの神槍』を装備！ その効果で、ミスティルの攻撃力は、そのレベルx100ーーー600ポイントアップし、罠の効果を受けなくなる！」


ミスティル[攻 2400→3000]


明日人「…攻撃力3000……！！」



竜貴「神槍は1ターンに1度、デッキから新たなドラグニティを装備モンスターに装備させる！ 俺はデッキから『ドラグニティーブランディストック』をミスティルに装備させる！」


ミスティル[攻 3000]
@ドラグニティの神槍
@アキュリス
@ブランディストック


刀身の長い細剣を掲げた竜騎ーーーミスティルの両翼には、小さき二体の竜。


竜貴「……これぞ竜装三位一体。
バトルだ！ ミスティルでティタニアルに攻撃！〝神滅のミストルテイン〟！！」




『ドラグニティアームズーミスティル』
[攻 3000]
ーーーVSーーー
[攻2800]
『椿姫 ティタニアル』


ミスティルの細剣が、椿姫の生み出した無数の強固な枝を一刀両断すると、椿姫自身をも斬りつける。
そしてその勢いを殺さぬままミスティルは明日人へと向かって飛んで行く。


明日人「ぐわ……ッ！？」【LP 8000→7800】


その光景に驚く明日人に、竜貴は落ち着いたトーンで言い放つ。



竜貴「……ブランディストックを装備したモンスターは、1度のバトルで2回攻撃することができる」



ミスティル[攻 3000]



明日人「…！ ぐっぁあああぁあッ！！」【LP 7800→4800】



明日人「…あの盤面を…っ、あっという間に返された…！？」



竜貴「“魂(ソウル)”が宿ってないぜ、お前のデッキ」







ーーー-ーーー-ーーー-ーーー-ーーー-ーーーTo Be Continued…






〜おまけ〜



. . 人人人.人人人.人人人.人人人.
＜教えて！ スッキーせんせー！＞
. . Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y



◉このコーナーは、読者のみんな(少数)から寄せられた質問(多分無い)に、『美 好先生(以下スッキー先生)』が一刀両断！ 快刀乱麻の回答をしていくコーナーだ！
質問が無い場合は自問自答をしていく痛々しいコーナーになるから気をつけな！(ドン☆)
＊質問をいただいた時点で、本SSに載せる事を承諾したものと見做します。あらかじめご了承ください。
匿名希望の場合は言ってくださいね！



質問待ってるぜ！！(切実)




(≖ω≖`)「今回は、市瀬といつもつるんでる倉川の紹介をしていくヨ」




『倉川 明日人(くらかわ あすと)」＊DRAW:４７現在
・14歳
・身長:156cm/体重:60kg
・12月10日生
・使用デッキ
『植物族』
・主な使用カード
『ギガプラント』
『ローンファイア・ブロッサム』
『スーペルヴィス』
『ポリノシス』

・火群とは幼稚園の頃からの幼なじみで家も近く、よく遊んでいた。明日人も火群も他にあまり友達はいなかったようで、似た者同士気の合う事が多かったのだろう。
体格は中学生にしては少し大柄なのだが、父親が植物園の園長なこともあり、植物を壊す者がいれば柄にもなく熱くなって怒ったりと、心優しき性格の持ち主。
登場人物の中ではかなりの常識人で、初めはデュエル中に技名を叫んだりする事に凄く違和感を感じていた。
火群とは長い付き合いだが、火群を驚かせるためにデュエル歴を隠す、などどこか火群に対抗心を燃やしている部分がある様子。
明日人の使用する植物デッキは展開力に優れ、ローンファイア・ブロッサムとギガプラントを軸に少ない消費で多彩な展開ができるのが強み。その展開の速さから、状況に応じて4種類の“植物姫”を使い分けテクニカルに立ち回る事ができるのもこのデッキの魅力であろう。










《次回予告》


追い詰められた明日人に、ドラグニティの容赦のない猛攻が襲いかかる。
だが竜貴はまだ何か“とっておき”を隠しているようでーーー！？




次回、『遊戯王Ph.X』
DRAW:４８ 竜騎アームズーレヴァテイン




「ーーー竜騎・一体！！ 剣を掲げ、拳で叫べ！『ドラグニティアームズーレヴァテイン』！！」