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Report#11「決闘実験」 作:ランペル
ピーーー
「裏野様のライフが0になりました。勝者は白神様です。」
気付けばあっという間に彼とのデュエルは終わっていた。純粋なデュエルの駆け引きもさることながら、リアルソリッドビジョンに映し出されるモンスター達との掛け合いもとても楽しかった。
アリスさんとの、デュエルをきっかけに楽しいデュエルの感覚を取り戻せているように感じた。
「対戦ありがとう」
余韻に浸っていると先ほどの対戦相手から挨拶が送られる。
「あ!こちらこそです。とっても楽しく対戦出来ました。
ありがとうございます!」
純粋な気持ちを白神さんへと伝える。彼の表情は確かに笑顔だが、その奥ではどこか複雑なような、そんな感情を抱いているように感じられた。
「あ~そうだね。確かに、こんなに楽しかったデュエルは久々だったよ」
「久々…やはり、ここでのデュエルは楽しい事の方が稀ですよね…」
「少なくとも僕がここに来てから、笑える楽しさを感じたのは初めてかな」
「そ、そうなんですね」
「ま、そうそう味わえるもんじゃないからせいぜい噛み締めときなよ。チュートリアルも終わったし…」
チュートリアルが終わった。そうだ。チュートリアルが終わったら、アリスさんの言っていたようにいろいろな事が分かるはずなのだ。
ここはどこなのか。何を目的としているのか。
そして何故私がここに居るのか…。
「白神様へデュエルボーナスが送られます。ご確認ください。」
アリスさんの時と同様にアナウンスが流れ、報酬が白神さんのデュエルディスクへ表示されている様だ。
「また、3回のチュートリアルが終了したため、裏野様へもデュエルボーナスが送られます。他の方はブラックフロアから退出を願います。」
チュートリアルが終わった事を裏付けるように、アナウンスがチュートリアルの終了と梨沙への報酬の放送を行った。
「デュエルボーナス…」
ボーナスとは言われたが、実際にどういった報酬なのかは確認してみない事には始まらない。自分のデュエルディスクの画面を確認する。
「あれ…」
デュエルディスクの画面を確認するが、画面は真っ暗になっており何も表示されていない。
「画面が映らない…?」
「あーそれは、僕がここから出ないとチュートリアルが終了しないからだね」
と白神さんが横から助言をくれる。
「あ、そうなんですね…」
「ちなみに、デュエルディスクで報酬とかが確認できるようになるのは、その機能を購入した場合。初期設定では、デュエルディスクはデュエルする機能しか搭載されていない」
「か、買わないとダメなんですか…?」
「まぁ、細かいことはアナウンスで説明してくれるでしょうよ。たぶん、僕が出て行ったら扉とは反対側の所…あっち方向にタッチパネルが出てくるからそこに行くといいよ」
「わ、分かりました」
親切に白神さんが物事教えてくれる。分からないなりに、返事を返しながら白神さんの指さす方へと向かう。
「1つ。楽しかったから忠告しとくと…」
彼に背を向けた所で、彼が告げる。私はゆっくりと彼の方へと振り返る。
「今回みたいに楽しいデュエルが、またあるとは絶対考えないように」
「………」
彼の言いたいことは何となくわかる。アリスさんと白神さんとのデュエルは、めい一杯楽しもうと、デュエルに向き合おうとした対戦だった。
だが、この場所の本質は最初のデュエル…。
リアルソリッドビジョンが流用された実際にダメージの発生するデュエル。そして、相手に勝つと得られる報酬。デュエルを介して行われるのは、恐怖と狂気がひしめき合う《殺し合い》がこの施設の本質なのだ。
「せっかくの縁だし、キミに早々に退場されても寂しいからね」
「そう…ですね。ちょっとだけ浮かれてた所があったかもしれません。気を付けます。ありがとうございました」
「ん。それじゃ、僕はこれでお暇するよ。楽しいデュエルだったよ」
彼は私に背を向け、光の差し込む扉の方へと歩いていく。
「はい、こちらこそです。また会いましょう」
そう伝えると、彼はこちらを振り返ることなくボソッと。
「ここに居る限り、たぶん会わない方が幸せだとは思うけど…まぁもしがあったらね」
彼の言葉で背筋がひやりとした。もしがあった時………。
彼はこの場所についての警告をしてくれていたと思っていたが、違ったかもしれない。間違いではないのだろうが、恐らく彼とまた会った時に…今回のような楽しいデュエルは望むなと釘を刺していたのだろう。
彼の後ろ姿を見送り、フロアの扉が閉まる。
「3000以上は死を覚悟しといてね」
扉が閉じ切る前に、彼がそう告げた。意味はあまりよく分からなかったが、恐らくこれからの説明を聞けばわかってくるのかもしれない…。
扉が閉じ切って数秒の静寂が訪れた後、少し聞きなれてしまった雑音が聞こえる。
ザザッ
「裏野梨沙様、チュートリアル完走おめでとうございます。ただいまより、当施設の利用方法のご説明をさせていただきます。」
アナウンスと同時に、白神さんが指さしていた方向の照明が点灯する。
「まずは、デュエルボーナスの確認の為、明かりの点いた場所へお向かいください。」
「はい…」
言われるがまま、照らされた位置まで歩く。
近づくと同時に地面が開き、譜面台のような形の台座がせりあがって来る。
その上にはタッチパネルが置かれている。
画面をのぞき込むと、
*****
チュートリアル完走おめでとうございます。
ボーナスとして15000DP(デュエルポイント)を贈呈します。
*****
と表示されている。
「現在、画面に表示されている物が、チュートリアル終了によるボーナスでございます。以後、デュエル終了時にはこのようにボーナスがこちらの画面に表示される為、ご確認をお願いいたします。」
「これはどうすればいいですか?」
「画面右下のメモのようなマークを押していただけますと、ボーナスの内訳が表示されます。特に気にならない場合は、それ以外の場所をタッチしていただければホーム画面が表示されます。」
少し気になって、メモマークを押してみる。
すると、画面が切り替わり内訳が表示された。
*****
チュートリアル完遂ボーナス:15000DB
*****
「今回はほんとにこれだけなのね」
右下に家のようなマークがあるので、押してみるといろいろなボタンが表示された所謂ホーム画面に切り替わる。
「決闘…物販…設定…」
画面の大部分を占める3種類の文字。右上には15000の表記がある事から、恐らく自分の持っているDP?という通貨の残数だろう。その隣には、先程あったメモのようなマークと人型のアイコンのマークがある。
「当施設利用において、何かしらアクションが必要な場合にはこちらのパネルでの操作のみ有効です。ですが、お持ちのデュエルディスク上で、こちらのパネルと同様の操作を行える機能がございます。
有料コンテンツとなっておりますが、利用を推奨しております。
裏野様如何いたしましょう。」
「如何いたしましょうって言われても…」
どういった場面で必要かが良く分からない状況ではあるが、アリスさんや白神さんがボーナスをデュエルディスク上で確認していたという事は、恐らく二人ともこの機能を使用しているという事だろう。
「有料って言ってましたけど、どれぐらいですか?」
「こちらのシステムを利用する場合には3000DPが必要になります。
一度、ご購入頂ければ当施設利用中永続的に利用が可能です。」
3000、自分が持っているDBの5分の1ほど。何となくあくどいなと感じながらも、きっと必要になる物だと諦めて使うことにする。
「それじゃあ、買います」
「かしこまりました。それでは、画面上の設定ボタンを押してください。」
設定ボタンを押すと、また画面が変わり今度は
・フロアカスタム
・システムアップグレード
の2種類のボタンが表示される。
「システムアップグレードを押していただき、一番上に《ディスク端末対応》というものがございます。そちらを押していただき、購入確認画面にて購入ボタンを押していただければデュエルディスク上にても、同様の操作が可能になります。」
ボタンを押すと確かに一番上にそれがあり、右端に3000という数値が表示されている。押すと、購入しますがよろしいですかという確認画面が表示され、購入と拒否の2択が表示された。
「購入っと…」
問題なく購入出来たようで、ご購入ありがとうございました。の画面が表示された後、元のシステムアップグレードの画面に戻る。
「問題なく購入できたようですね。それでは、左上の家のマークを押していただき、ホーム画面へと戻ります。」
アナウンスから流れる指示を淡々とこなしていく。
「それでは改めまして、ホーム画面の説明をさせていただきます。
《決闘》ボタンにて、デュエルの申請が行えます。より効率的にデュエルを行いたい場合に、ご利用ください。
《物販》ボタンにて、様々なものの購入が行えます。食事の発注等もここから設定可能なので、後程ご確認ください。
《設定》ボタンにて、各種設定が行えます。フロア内で利用可能なシステムや先ほどの様に、システムアップグレードの購入、確認、閲覧なども行えます。
右上の数値は、裏野様の所持しているDPを表しております。
DPの資産価値は1DPが10円の換算になっております。」
「え、これお金になるんですか?」
「はい、施設外に出る際には所持しているDPを日本円に換金が可能です」
「換金…」
白神さんがお金の為と言っていたが、デュエルで得たポイントをお金に変換できるということのようだ。しかも、価値が日本円になると10倍に膨らむらしい…。
「そ、それに外には出れるんですね!?
わ、私もう出れるならすぐにでも外に出たいんですけど」
アナウンスの口ぶりから外には出る事が出来そうと、淡い期待を抱き質問を投げかける。
「終了方法につきましては後程、ご説明いたします。」
「そう、ですか…」
すぐにでも聞いて、すぐにでも出ていきたかったが、説明をしてくれない訳ではなさそうなので、少し落ち着いてアナウンスの説明を引き続き聞くことにした。
「DPの左には、DPの獲得した履歴が表示される画面がございます。
最大で30件までDPの獲得情報を記録し、最大数を超えた物に関しては古い情報から自動で削除されます。
最後に、アカウントボタンです。ボタンを押していただくと裏野様のデータを確認する事が出来ます。
「データ?」
気になり、人型のボタンを押してみる。
すると、ショートヘアで制服姿の自分の顔写真が映りこむ。今の格好と全く差異がない。それと共にいろいろな情報が載っていた。
*****
名前 :裏野 梨沙
年齢 :17
クラス :Ⅲ(担当:ブラックフロア)
被験者番号:265-0855
*****
「クラス…?このクラスって何ですか?」
「クラスは被験者のレベルに相当します。Ⅰ~Ⅲまでのクラスが存在し、クラスⅢ被験者には各フロアが与えられ、そのフロア内で生活が可能です。」
「という事は、私って一番上のクラスになってるんですか?
な、なんで…?」
「適性検査の末、裏野様はクラスⅢに割り当てられました。担当がブラックフロアとなります。」
「担当って言われても…もう何が何やら分かりません!ここってどこなんですか?なんで私はここに居るんですか?被験者ってなんなんですか!?」
アナウンスの語り口は私がここに来た前提条件を知っている体で話を進めている。私は、何故ここに居るのかも分からないのだ。そこの説明をどうしても聞かずには居られない。
「ここは、
リアルソリッドビジョンの人体への影響及び、人体臨床実験。
また、心理実験の会場です」
「はい…?」
実験?実験の会場?デュエルでモンスターが人にダメージを与える実験?
その実験の会場に私が居る…?被験者番号…?
理解が追い付かない脳にだんだんと現実が染み込んでくる…。
「ち、違います!私、そんな実験に参加した覚えありません。何かの間違いです!」
「いいえ、裏野様は今回の実験にご応募いただき参加していただいております。」
「な、なんで!?それ私じゃない。なんで私がこんな実験に…?いつ、いつですか!いつ私が応募したんですか!?」
記憶の片隅にも存在しない、私が実験へ応募したという記憶。
焦りが声になって無機質なアナウンスへと投げかけ続ける。
「当フロアの照明は心理実験効果の一環で基本的に、照明は点灯されません。デュエルの際の最低限の照明は確保されます。また、こちらの照明に関してはフロアカスタムにて設定も可能ですので、ご利用ください。」
「なんの話をしてるんですか!?私の質問に答えてください!私はこんな危険な実験に参加した記憶はありません。お金目的だとしても…こんな危ない事したいなんて思いません!」
「フロアは当フロアを含めて全6フロアございます。他のフロアへの侵入は、各フロア主の許可がない限り、決闘実験の開始を意味しますのでご注意ください。」
最初と同じだ。説明はされるが、私の求める答えを全く返してこない。
不安と焦りと苛立ちが無期限に募っていく。
「いい加減にしてくださいよ…」
「フロアの外への出入りは自由となっております。」
「外…?外。そうだ!外へはどうやったら出られるんですか!?
教えてください!さっき、終了方法の説明は後でするって言ってたじゃないですか!ここからどうやったら出られるんですか!?」
「実験の終了条件は三つございます。
一つ目は、本実験期間の終了。運営が実験の終了を宣言した際に実験は終了されます。
二つ目と三つ目は、エスケープという手段です。」
「エスケープ…?」
「エスケープとは実験の途中棄権を意味します。短期間で大きな研究データを提供した上で、違約金となる100万DPを支払う事で、実験を途中棄権する事が可能になります。」
「な、100万…!?そ、そんな…そんなの出られないじゃないですか!
私はこんな実験に同意した覚えはありません!!!」
「裏野様ご本人から確かに同意を頂いた上で、本実験は開始されております」
どれだけ必死に訴えても、私の記憶にない同意を盾にこの機械音声はまるで聞き入れてくれない…。
「どうなってるの……?結局私がここに来た理由…分からないじゃん…」
「エスケープに必要な短期間の実験データの具体的な条件としては、8日間の間に、他フロアのクラスⅢ被験者とのデュエルを行い、2名以上を死亡させた場合。
または4名以上とのデュエルに勝利した場合に条件が満たされます」
「2人以上殺すか、4人以上に勝たないと出れない?
こんな危険なデュエルで…?」
無茶苦茶な条件だ…。その条件を満たさないと外へは出られない。
チュートリアルが終わる前の、帰れるかもしれないという期待はどんどんと小さくなっていく…。
「実験の終了は…いつですか…?いつになったら、この実験は、終わるんですか…?」
最後の望みをかけて、アナウンスへ問いかける。
「実験の終了期限は未定です。」
足から力が抜けた。その場へとへたり込んでしまう。実験自体の終了によって帰れるという選択肢が潰えた。
「どうしよう…お父さん…私…帰れない………」
不安を、現実を、言葉にしてしまう。聞き入れたくなかったそれを口で発し、耳で聞いて、理解してしまった。
目からは涙を流していた。白神さんも言っていたように、さっきまでの楽しいデュエルはもう望めない。
これからデュエルするとなっても、命がけのデュエルになる…。そんなデュエルを後何回すれば、条件が満たせるのか…?
記憶の中の父親の姿が目に浮かぶ。
優しい父親だった。甘いものが好きでよく一緒に饅頭を食べていた。私が小さい頃にお母さんが亡くなって、それから必死に男手一つで私を育ててくれたのだ。
一体いつから、私はここにいるのだろうか。私が居なくなってから、どれだけお父さんを心配させてしまったのだろうか?
家へ帰って、ただいまと安心させてあげたい。迷惑ばかりかけてきたのだ。これ以上心配をかけさせたくなんかない。
「…あきらめないよ…お父さん…」
涙を拭いゆっくりと立ち上がって、今まで鍵がかかっていた扉の方へと歩いていく。
「絶対に…帰る方法、見つけてみせるから……」
フロアの外に出るのは自由と言っていた。何もアナウンスの言う事を全部鵜呑みする事もない。あきらめるにはまだ早い。ここがどんな所か出入口はどこなのか。
自分の目で確かめてみればいいんだ。
「実験期間中、一日に一度以上はフロアへクラスⅠ・クラスⅡ被験者が送り込まれます。デュエル敗北時の戦闘ダメージは敗北ペナルティとして、身体へのダメージ量が増加します。注意してください」
扉に手をかける。力を込めると扉はゆっくりと開き、今までと同様真っ暗な部屋へ明るい光が差し込む。
「以上で、当施設の利用方法の説明を終了致します。
少しでも長くの実験貢献の程、よろしくお願いいたします。」
もはや不愉快なアナウンスを聞き流しながら、私はフロアの外へと足を踏み出す。
「ようこそ、決闘実験へ。」
ザザッ
「裏野様のライフが0になりました。勝者は白神様です。」
気付けばあっという間に彼とのデュエルは終わっていた。純粋なデュエルの駆け引きもさることながら、リアルソリッドビジョンに映し出されるモンスター達との掛け合いもとても楽しかった。
アリスさんとの、デュエルをきっかけに楽しいデュエルの感覚を取り戻せているように感じた。
「対戦ありがとう」
余韻に浸っていると先ほどの対戦相手から挨拶が送られる。
「あ!こちらこそです。とっても楽しく対戦出来ました。
ありがとうございます!」
純粋な気持ちを白神さんへと伝える。彼の表情は確かに笑顔だが、その奥ではどこか複雑なような、そんな感情を抱いているように感じられた。
「あ~そうだね。確かに、こんなに楽しかったデュエルは久々だったよ」
「久々…やはり、ここでのデュエルは楽しい事の方が稀ですよね…」
「少なくとも僕がここに来てから、笑える楽しさを感じたのは初めてかな」
「そ、そうなんですね」
「ま、そうそう味わえるもんじゃないからせいぜい噛み締めときなよ。チュートリアルも終わったし…」
チュートリアルが終わった。そうだ。チュートリアルが終わったら、アリスさんの言っていたようにいろいろな事が分かるはずなのだ。
ここはどこなのか。何を目的としているのか。
そして何故私がここに居るのか…。
「白神様へデュエルボーナスが送られます。ご確認ください。」
アリスさんの時と同様にアナウンスが流れ、報酬が白神さんのデュエルディスクへ表示されている様だ。
「また、3回のチュートリアルが終了したため、裏野様へもデュエルボーナスが送られます。他の方はブラックフロアから退出を願います。」
チュートリアルが終わった事を裏付けるように、アナウンスがチュートリアルの終了と梨沙への報酬の放送を行った。
「デュエルボーナス…」
ボーナスとは言われたが、実際にどういった報酬なのかは確認してみない事には始まらない。自分のデュエルディスクの画面を確認する。
「あれ…」
デュエルディスクの画面を確認するが、画面は真っ暗になっており何も表示されていない。
「画面が映らない…?」
「あーそれは、僕がここから出ないとチュートリアルが終了しないからだね」
と白神さんが横から助言をくれる。
「あ、そうなんですね…」
「ちなみに、デュエルディスクで報酬とかが確認できるようになるのは、その機能を購入した場合。初期設定では、デュエルディスクはデュエルする機能しか搭載されていない」
「か、買わないとダメなんですか…?」
「まぁ、細かいことはアナウンスで説明してくれるでしょうよ。たぶん、僕が出て行ったら扉とは反対側の所…あっち方向にタッチパネルが出てくるからそこに行くといいよ」
「わ、分かりました」
親切に白神さんが物事教えてくれる。分からないなりに、返事を返しながら白神さんの指さす方へと向かう。
「1つ。楽しかったから忠告しとくと…」
彼に背を向けた所で、彼が告げる。私はゆっくりと彼の方へと振り返る。
「今回みたいに楽しいデュエルが、またあるとは絶対考えないように」
「………」
彼の言いたいことは何となくわかる。アリスさんと白神さんとのデュエルは、めい一杯楽しもうと、デュエルに向き合おうとした対戦だった。
だが、この場所の本質は最初のデュエル…。
リアルソリッドビジョンが流用された実際にダメージの発生するデュエル。そして、相手に勝つと得られる報酬。デュエルを介して行われるのは、恐怖と狂気がひしめき合う《殺し合い》がこの施設の本質なのだ。
「せっかくの縁だし、キミに早々に退場されても寂しいからね」
「そう…ですね。ちょっとだけ浮かれてた所があったかもしれません。気を付けます。ありがとうございました」
「ん。それじゃ、僕はこれでお暇するよ。楽しいデュエルだったよ」
彼は私に背を向け、光の差し込む扉の方へと歩いていく。
「はい、こちらこそです。また会いましょう」
そう伝えると、彼はこちらを振り返ることなくボソッと。
「ここに居る限り、たぶん会わない方が幸せだとは思うけど…まぁもしがあったらね」
彼の言葉で背筋がひやりとした。もしがあった時………。
彼はこの場所についての警告をしてくれていたと思っていたが、違ったかもしれない。間違いではないのだろうが、恐らく彼とまた会った時に…今回のような楽しいデュエルは望むなと釘を刺していたのだろう。
彼の後ろ姿を見送り、フロアの扉が閉まる。
「3000以上は死を覚悟しといてね」
扉が閉じ切る前に、彼がそう告げた。意味はあまりよく分からなかったが、恐らくこれからの説明を聞けばわかってくるのかもしれない…。
扉が閉じ切って数秒の静寂が訪れた後、少し聞きなれてしまった雑音が聞こえる。
ザザッ
「裏野梨沙様、チュートリアル完走おめでとうございます。ただいまより、当施設の利用方法のご説明をさせていただきます。」
アナウンスと同時に、白神さんが指さしていた方向の照明が点灯する。
「まずは、デュエルボーナスの確認の為、明かりの点いた場所へお向かいください。」
「はい…」
言われるがまま、照らされた位置まで歩く。
近づくと同時に地面が開き、譜面台のような形の台座がせりあがって来る。
その上にはタッチパネルが置かれている。
画面をのぞき込むと、
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チュートリアル完走おめでとうございます。
ボーナスとして15000DP(デュエルポイント)を贈呈します。
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と表示されている。
「現在、画面に表示されている物が、チュートリアル終了によるボーナスでございます。以後、デュエル終了時にはこのようにボーナスがこちらの画面に表示される為、ご確認をお願いいたします。」
「これはどうすればいいですか?」
「画面右下のメモのようなマークを押していただけますと、ボーナスの内訳が表示されます。特に気にならない場合は、それ以外の場所をタッチしていただければホーム画面が表示されます。」
少し気になって、メモマークを押してみる。
すると、画面が切り替わり内訳が表示された。
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チュートリアル完遂ボーナス:15000DB
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「今回はほんとにこれだけなのね」
右下に家のようなマークがあるので、押してみるといろいろなボタンが表示された所謂ホーム画面に切り替わる。
「決闘…物販…設定…」
画面の大部分を占める3種類の文字。右上には15000の表記がある事から、恐らく自分の持っているDP?という通貨の残数だろう。その隣には、先程あったメモのようなマークと人型のアイコンのマークがある。
「当施設利用において、何かしらアクションが必要な場合にはこちらのパネルでの操作のみ有効です。ですが、お持ちのデュエルディスク上で、こちらのパネルと同様の操作を行える機能がございます。
有料コンテンツとなっておりますが、利用を推奨しております。
裏野様如何いたしましょう。」
「如何いたしましょうって言われても…」
どういった場面で必要かが良く分からない状況ではあるが、アリスさんや白神さんがボーナスをデュエルディスク上で確認していたという事は、恐らく二人ともこの機能を使用しているという事だろう。
「有料って言ってましたけど、どれぐらいですか?」
「こちらのシステムを利用する場合には3000DPが必要になります。
一度、ご購入頂ければ当施設利用中永続的に利用が可能です。」
3000、自分が持っているDBの5分の1ほど。何となくあくどいなと感じながらも、きっと必要になる物だと諦めて使うことにする。
「それじゃあ、買います」
「かしこまりました。それでは、画面上の設定ボタンを押してください。」
設定ボタンを押すと、また画面が変わり今度は
・フロアカスタム
・システムアップグレード
の2種類のボタンが表示される。
「システムアップグレードを押していただき、一番上に《ディスク端末対応》というものがございます。そちらを押していただき、購入確認画面にて購入ボタンを押していただければデュエルディスク上にても、同様の操作が可能になります。」
ボタンを押すと確かに一番上にそれがあり、右端に3000という数値が表示されている。押すと、購入しますがよろしいですかという確認画面が表示され、購入と拒否の2択が表示された。
「購入っと…」
問題なく購入出来たようで、ご購入ありがとうございました。の画面が表示された後、元のシステムアップグレードの画面に戻る。
「問題なく購入できたようですね。それでは、左上の家のマークを押していただき、ホーム画面へと戻ります。」
アナウンスから流れる指示を淡々とこなしていく。
「それでは改めまして、ホーム画面の説明をさせていただきます。
《決闘》ボタンにて、デュエルの申請が行えます。より効率的にデュエルを行いたい場合に、ご利用ください。
《物販》ボタンにて、様々なものの購入が行えます。食事の発注等もここから設定可能なので、後程ご確認ください。
《設定》ボタンにて、各種設定が行えます。フロア内で利用可能なシステムや先ほどの様に、システムアップグレードの購入、確認、閲覧なども行えます。
右上の数値は、裏野様の所持しているDPを表しております。
DPの資産価値は1DPが10円の換算になっております。」
「え、これお金になるんですか?」
「はい、施設外に出る際には所持しているDPを日本円に換金が可能です」
「換金…」
白神さんがお金の為と言っていたが、デュエルで得たポイントをお金に変換できるということのようだ。しかも、価値が日本円になると10倍に膨らむらしい…。
「そ、それに外には出れるんですね!?
わ、私もう出れるならすぐにでも外に出たいんですけど」
アナウンスの口ぶりから外には出る事が出来そうと、淡い期待を抱き質問を投げかける。
「終了方法につきましては後程、ご説明いたします。」
「そう、ですか…」
すぐにでも聞いて、すぐにでも出ていきたかったが、説明をしてくれない訳ではなさそうなので、少し落ち着いてアナウンスの説明を引き続き聞くことにした。
「DPの左には、DPの獲得した履歴が表示される画面がございます。
最大で30件までDPの獲得情報を記録し、最大数を超えた物に関しては古い情報から自動で削除されます。
最後に、アカウントボタンです。ボタンを押していただくと裏野様のデータを確認する事が出来ます。
「データ?」
気になり、人型のボタンを押してみる。
すると、ショートヘアで制服姿の自分の顔写真が映りこむ。今の格好と全く差異がない。それと共にいろいろな情報が載っていた。
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名前 :裏野 梨沙
年齢 :17
クラス :Ⅲ(担当:ブラックフロア)
被験者番号:265-0855
*****
「クラス…?このクラスって何ですか?」
「クラスは被験者のレベルに相当します。Ⅰ~Ⅲまでのクラスが存在し、クラスⅢ被験者には各フロアが与えられ、そのフロア内で生活が可能です。」
「という事は、私って一番上のクラスになってるんですか?
な、なんで…?」
「適性検査の末、裏野様はクラスⅢに割り当てられました。担当がブラックフロアとなります。」
「担当って言われても…もう何が何やら分かりません!ここってどこなんですか?なんで私はここに居るんですか?被験者ってなんなんですか!?」
アナウンスの語り口は私がここに来た前提条件を知っている体で話を進めている。私は、何故ここに居るのかも分からないのだ。そこの説明をどうしても聞かずには居られない。
「ここは、
リアルソリッドビジョンの人体への影響及び、人体臨床実験。
また、心理実験の会場です」
「はい…?」
実験?実験の会場?デュエルでモンスターが人にダメージを与える実験?
その実験の会場に私が居る…?被験者番号…?
理解が追い付かない脳にだんだんと現実が染み込んでくる…。
「ち、違います!私、そんな実験に参加した覚えありません。何かの間違いです!」
「いいえ、裏野様は今回の実験にご応募いただき参加していただいております。」
「な、なんで!?それ私じゃない。なんで私がこんな実験に…?いつ、いつですか!いつ私が応募したんですか!?」
記憶の片隅にも存在しない、私が実験へ応募したという記憶。
焦りが声になって無機質なアナウンスへと投げかけ続ける。
「当フロアの照明は心理実験効果の一環で基本的に、照明は点灯されません。デュエルの際の最低限の照明は確保されます。また、こちらの照明に関してはフロアカスタムにて設定も可能ですので、ご利用ください。」
「なんの話をしてるんですか!?私の質問に答えてください!私はこんな危険な実験に参加した記憶はありません。お金目的だとしても…こんな危ない事したいなんて思いません!」
「フロアは当フロアを含めて全6フロアございます。他のフロアへの侵入は、各フロア主の許可がない限り、決闘実験の開始を意味しますのでご注意ください。」
最初と同じだ。説明はされるが、私の求める答えを全く返してこない。
不安と焦りと苛立ちが無期限に募っていく。
「いい加減にしてくださいよ…」
「フロアの外への出入りは自由となっております。」
「外…?外。そうだ!外へはどうやったら出られるんですか!?
教えてください!さっき、終了方法の説明は後でするって言ってたじゃないですか!ここからどうやったら出られるんですか!?」
「実験の終了条件は三つございます。
一つ目は、本実験期間の終了。運営が実験の終了を宣言した際に実験は終了されます。
二つ目と三つ目は、エスケープという手段です。」
「エスケープ…?」
「エスケープとは実験の途中棄権を意味します。短期間で大きな研究データを提供した上で、違約金となる100万DPを支払う事で、実験を途中棄権する事が可能になります。」
「な、100万…!?そ、そんな…そんなの出られないじゃないですか!
私はこんな実験に同意した覚えはありません!!!」
「裏野様ご本人から確かに同意を頂いた上で、本実験は開始されております」
どれだけ必死に訴えても、私の記憶にない同意を盾にこの機械音声はまるで聞き入れてくれない…。
「どうなってるの……?結局私がここに来た理由…分からないじゃん…」
「エスケープに必要な短期間の実験データの具体的な条件としては、8日間の間に、他フロアのクラスⅢ被験者とのデュエルを行い、2名以上を死亡させた場合。
または4名以上とのデュエルに勝利した場合に条件が満たされます」
「2人以上殺すか、4人以上に勝たないと出れない?
こんな危険なデュエルで…?」
無茶苦茶な条件だ…。その条件を満たさないと外へは出られない。
チュートリアルが終わる前の、帰れるかもしれないという期待はどんどんと小さくなっていく…。
「実験の終了は…いつですか…?いつになったら、この実験は、終わるんですか…?」
最後の望みをかけて、アナウンスへ問いかける。
「実験の終了期限は未定です。」
足から力が抜けた。その場へとへたり込んでしまう。実験自体の終了によって帰れるという選択肢が潰えた。
「どうしよう…お父さん…私…帰れない………」
不安を、現実を、言葉にしてしまう。聞き入れたくなかったそれを口で発し、耳で聞いて、理解してしまった。
目からは涙を流していた。白神さんも言っていたように、さっきまでの楽しいデュエルはもう望めない。
これからデュエルするとなっても、命がけのデュエルになる…。そんなデュエルを後何回すれば、条件が満たせるのか…?
記憶の中の父親の姿が目に浮かぶ。
優しい父親だった。甘いものが好きでよく一緒に饅頭を食べていた。私が小さい頃にお母さんが亡くなって、それから必死に男手一つで私を育ててくれたのだ。
一体いつから、私はここにいるのだろうか。私が居なくなってから、どれだけお父さんを心配させてしまったのだろうか?
家へ帰って、ただいまと安心させてあげたい。迷惑ばかりかけてきたのだ。これ以上心配をかけさせたくなんかない。
「…あきらめないよ…お父さん…」
涙を拭いゆっくりと立ち上がって、今まで鍵がかかっていた扉の方へと歩いていく。
「絶対に…帰る方法、見つけてみせるから……」
フロアの外に出るのは自由と言っていた。何もアナウンスの言う事を全部鵜呑みする事もない。あきらめるにはまだ早い。ここがどんな所か出入口はどこなのか。
自分の目で確かめてみればいいんだ。
「実験期間中、一日に一度以上はフロアへクラスⅠ・クラスⅡ被験者が送り込まれます。デュエル敗北時の戦闘ダメージは敗北ペナルティとして、身体へのダメージ量が増加します。注意してください」
扉に手をかける。力を込めると扉はゆっくりと開き、今までと同様真っ暗な部屋へ明るい光が差し込む。
「以上で、当施設の利用方法の説明を終了致します。
少しでも長くの実験貢献の程、よろしくお願いいたします。」
もはや不愉快なアナウンスを聞き流しながら、私はフロアの外へと足を踏み出す。
「ようこそ、決闘実験へ。」
ザザッ
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