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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第146話:騎士王の覚醒

第146話:騎士王の覚醒 作:光芒




☆TURN09


「私のターン、ドロー!!」

 千夏のフィールドはカイザーの自爆特攻もあってモンスターが1体も存在しない状況となってしまっていた。それに加えて攻撃力3800のリードブローに特殊召喚されたレベル4以下のモンスターを破壊するガーンデーヴァ、墓地に送られることで墓地のBKをサルベージできるグラスジョー、とアリトのフィールドにはいずれも千夏の動きを封じるモンスターばかりが居並んでいた。

「……これに賭けるしかないわね。私は手札から魔法カード、貪欲な壺を発動するわ! 墓地のガーンデーヴァ、アブソルートzero、Great TORNADO、カミカゼ、ハルベルトの5体をデッキとエクストラデッキに戻して2枚ドロー!」

 メインデッキに戻したカードはハルベルトの1枚だったため、デッキの中に眠るカードを引きやすい状況と言えた。そしてそこで望んだカードを引ける運を持つ者こそ真の強者となり得る。

「ミラクル・フュージョンとシナジーするから入れたこのカード……今こそ使う時ね! 私は手札から魔法カード、“平行世界融合”を発動!」


※平行世界融合(パラレル・ワールド・フュージョン)
通常魔法
このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
(1):除外されている、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた自分の融合素材モンスターをデッキに戻し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。


「私はゲームから除外されているエアーマンとバブルマンをデッキに戻して融合するわ!」
「除外されているモンスターで融合だと!?」
「融合召喚ってね、意外と多彩なのよ! “風と水の英雄よ、異なる世界より舞い戻り、その力を三度ひとつとせよ!” 融合召喚! E・HERO アブソルートzero!!」

 灼熱の炎をも凍てつかせる絶対零度のHERO、アブソルートzeroが千夏のフィールドに舞い戻った。攻撃力こそオーバーレイユニットが全て取り除かれたリードブローには遥かに及ばないが、リードブローはオーバーレイユニットを1つも持たないため、アブソルートzeroの全体破壊効果を防ぐことはできなくなっていた。

「バトルよ! アブソルートzeroでガーンデーヴァを攻撃! Freezing at Moment!!」

E・HERO アブソルートzero ATK2500 VS H-C ガーンデーヴァ ATK2100

アリト LP2200→1800

「……お互いにガーンデーヴァを活かしてやれねえなまったく」
「それだけそのカードが私たちのデッキに刺さってるってことよ。強いカードほど対策されるもの。私はカードを2枚セットしてターンエンドよ」


アリト LP1800 手札2枚
デッキ:29 モンスター:2(BK 拘束蛮兵リードブロー ORU:0、BK グラスジョー)魔法・罠:2(エクシーズ・トライバル)墓地:10 除外:0
千夏 LP3000 手札2枚
デッキ:28 モンスター:1(E・HERO アブソルートzero)魔法・罠:2 墓地:7 除外:0


☆TURN10


「俺のターン、ドローだ!」
「スタンバイフェイズにリバースカードを発動! 速攻魔法、マスクチェンジ!」
「うげっ! またそいつかよ!」

 平行世界融合を発動したターン、千夏は他のカードの効果でモンスターを特殊召喚できない。そのために、このタイミングでのマスクチェンジとなった。最もこのタイミングでもマスクチェンジというカードはアリトにとっては痛手になるものだった。

「またそいつなのよ! アブソルートzeroを墓地に送り、同じ属性のM・HEROをエクストラデッキから特殊召喚するわ! “絶対零度の氷の英雄よ、今酸を操り全てを溶かすへと生まれ変われ!” 変身召喚、M・HERO アシッド!!」

 マスクチェンジにより、アブソルートzeroがフィールドを離れ、アシッドが特殊召喚された。その効果により、2体のHEROの効果が相次いで発動する。

「アシッドが特殊召喚されたことで相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊! そしてアブソルートzeroがフィールドを離れたことで相手フィールドのモンスターを全て破壊するわ!!」

チェーン2(千夏):E・HERO アブソルートzero
チェーン1(千夏):M・HERO アシッド

 アブソルートzeroの氷とアシッドの酸がアリトのフィールドを覆いつくした。アブソルートzeroの冷気がアリトのBKたちを氷で包み、打ち砕く。そしてその上からアシッドの手に持つ片手銃がアリトのフィールドの魔法・罠カードを撃ち抜き溶かしていった。

「っ、俺のフィールドが……だが、墓地に送られたグラスジョーの効果も発動するぜ! 俺は墓地のスイッチヒッターをサルベージする!」

 全てを破壊されたアリトであるが、彼にとっての救いはこれがアリトのターンであることであった。

「俺はスイッチヒッターを召喚! 効果で墓地のグラスジョーを蘇生! さらにフィールドにBKが存在することで俺は手札からBK スパーを特殊召喚する!」

 0から1を生み出すカードはテーマの枠を超えて強いカードといえる。スイッチヒッターもその一例であり、あっという間にアリトのフィールドには3体のBKが存在する状況となった。

「俺はレベル4のスイッチヒッター、グラスジョー、スパーでオーバーレイ! 3体のレベル4モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!!」

 3体のBKたちの身体が赤い光と変わり、やがて1つとなる。アリトの身体が真紅のオーラに包まれていった。

「“燃え盛る炎の闘士の魂よ、今我が身体に宿り、内に眠る真なる力を解放せよ!” エクシーズ召喚!! 来い、俺の分身! “No.105 BK 流星のセスタス”!!」


※No.105 BK 流星のセスタス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/戦士族/攻2500/守1600
レベル4モンスター×3
自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その相手モンスターの効果はターン終了時まで無効化され、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。この効果は相手ターンでも発動できる。


「No.……これがあんたの化身ってこと?」
「その通り! こいつは俺であり俺の化身。俺のデッキの切り札さ! スパーの効果を使ったから俺はこのターンバトルはできねえ。俺はこれでターンエンドだ!」


アリト LP1800 手札2枚
デッキ:28 モンスター:1(No.105 BK 流星のセスタス ORU:3)魔法・罠:0 墓地:12 除外:0
千夏 LP3000 手札2枚
デッキ:28 モンスター:1(M・HERO アシッド)魔法・罠:1 墓地:9 除外:0


☆TURN11


(No.105 BK 流星のセスタス……攻撃力自体は大したことないけれど……)

 アリトもといセスタスは自分と同じ姿のモンスターをエクシーズ召喚した。攻撃力はアシッドより低いものの、精霊を模したそのモンスターから感じられる闘気のようなものはリードブローやカイザーの比ではなく、対峙しているだけで小さくではあるが身体がぶるぶると震えるほどであった。

(何かある、と見るべきかしら。でもさっさと倒してしまいたいけど)
「私のターン、ドローよ!……あれ?」

 千夏はドローしたカードを見て首を傾げた。そのカードはデッキと噛み合わないことはないが、ミラクル・フュージョンや平行世界融合とは違って自分で入れた記憶のないカードだった。
 こんなカードいつ入れたのだろうか、そして対応するモンスターなどいただろうか、と疑問に思いながらもデュエルの最中なので気にすることをやめた。使えるものはなんでも使わないと勝てないのがこのデュエルなのだから。

「まあいいわ……バトルよ。アシッドで流星のセスタスを攻撃するわ! “Acid Bullet”!!」

M・HERO アシッド ATK2600 VS No.105 BK 流星のセスタス ATK2500

「自分フィールド上のBKが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時にセスタスの効果を発動するぜ!」
「戦闘時に発動する効果!?」
「セスタスのオーバーレイユニットを1つ取り除き、相手モンスターの効果を無効にし、BKの戦闘破壊を防ぐ! そして俺が受ける戦闘ダメージは相手が受ける!!」

千夏 LP3000→2900

「っ……! 何よ、せこい効果ね!」
「せこい言うな! こういう効果なんだから仕方ねーだろうが!!」
「ふん、まあいいわ! 私は……カードを1枚セットしてこれでターンエンドよ!」


アリト LP1800 手札2枚
デッキ:28 モンスター:1(No.105 BK 流星のセスタス ORU:2)魔法・罠:0 墓地:13 除外:0
千夏 LP2900 手札2枚
デッキ:27 モンスター:1(M・HERO アシッド)魔法・罠:2 墓地:9 除外:0


☆TURN12


 千夏はせこい効果、とセスタスの効果を罵ったがそれも軽い気持ちから出た言葉ではない。オーバーハンドレッド・ナンバーズともなると精霊の中でも強大な部類に入るため決して小馬鹿にしてはいけないものだ。
 そのため効果を使われたとはいえ、セスタスを破壊することができなかった。その事実が千夏を焦らせた。千夏の罵詈雑言はそんな彼女の動揺をアリトに悟らせないためのものでもあった。

「俺のターン―――ドローォッ!!」

 アリトがカードをドローする。その瞬間、精霊界全体の大気が震えたような気がした。千夏は肌で感じていた、今のドローカードは彼に決して引かせてはいけないものだということを。

「千夏、お前にはいいデュエルをさせてもらった。だったら俺の全力を持ってお前にトドメを刺させてもらうぜ! 俺は―――No.105 BK 流星のセスタスを対象に―――魔法カード“RUM-バリアンズ・フォース”を発動!」


※RUM-バリアンズ・フォース
通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」または「CX」と名のついたモンスター1体を、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
その後、相手フィールド上にエクシーズ素材が存在する場合、相手フィールド上のエクシーズ素材1つを、この効果で特殊召喚したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。


「RUM……遊望が使ったやつと同じカード……」
「おっ、お前らRUMも知ってるのか? だったら話は早いな! こいつはNo.をランクアップさせて真の姿を解放するためのカード! 俺様……いやセスタスは“真の姿”を現わすのさ!!」

 セスタスの身体は再び真紅の光となって天空へと舞い上がった。

「俺はランク4のNo.105 BK 流星のセスタスでオーバーレイ・ネットワークを再構築! “燃え盛る炎の絶対王者よ。今真の力を解放し、その姿を現わせ! 闇を飲み込む混沌を、光を以て貫け!!”カオスエクシーズ・チェンジ!! 現れよ、CNo.105!!」

 青い身体の拳闘士は深紫の拳王へと姿を変える。背中から生えたX字の突起はまさに敵を圧倒する王者の風格現れるものとなっていた。

「これが俺の真の姿! 全てを砕く力!―――“CNo.105 BK 彗星のカエストス”―――!!」











「……今のは……!」

 魔術師領域の空を飛ぶ光子竜は自分が飛んできたところから強い2つの力を感じた。

「光子竜? どうしたの?」
「……強い力を感じた。あちらからな」

 光子竜は指でブラック・マジシャンの居城の方面を指した。

「えっ……千夏、詩織……」
「綾香。今我らにできることは、2人を信じることだけだ」

 綾香は光子竜の言葉に苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて頷くことしかできなかった。











※CNo.105 BK 彗星のカエストス
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/戦士族/攻2800/守2000
レベル5モンスター×4
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが「No.105 BK 流星のセスタス」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。



「カオス・ナンバーズ……!?」

 千夏は砕けそうになる膝を必死で抑え込む。遊希を打ち破った超銀河眼の時空龍のものに近い畏怖がアリトと対峙する彼女の身体に走った。

「まさか人間相手に俺の真の姿を見せることになるとはな。だが、これで終わりだ! カエストスがセスタスをオーバーレイユニットにしている場合に発動できる効果がある! それは相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力分のダメージを相手ライフに与える効果だ!」
「なっ、なんですって!?」
「対象は……当然アシッドだ! 行け、カエストス! “コメット・カオス・ナックル”!!」

 カエストスの彗星の如く鮮やかな拳がアシッドの身体を貫いた。その様にはまさに往年のボクサーを讃えていた“蝶のように舞い、蜂のように刺す”という表現がぴったりとあてはまる美しさと鮮やかさがあった。

千夏 LP2900→300

「あっ……があっ……!!」

 アシッドの攻撃力分、つまり2600が千夏のライフから削られる。千夏の小さな身体がまるで大時化の海で揺れる木の葉のように吹き飛ばされた。

「これでお前のライフは残り300。善戦したがこれで終わりだ! バトル! カエストスでダイレクトアタックだ!“コメット・エクスプロージョン”!!」

CNo.105 BK 彗星のカエストス ATK2800

「ま……だ……手札の……速攻のかかしを墓地に送って効果を発動!! 相手の攻撃を防ぎ、バトルフェイズを強制終了させるわ!!」

 カエストスの拳は機械仕掛けの案山子が受け止めた。同時にバトルフェイズも強制終了させられるため、千夏のこのターンでのライフが尽きることによる敗北は無くなった。

「へっ、そんなカードを持っていやがったか、悪運の強い奴だ。だが、いつまで粘れるかな? 俺はこれで……」
「待って……あんたのエンドフェイズにリバースカードを……発動するわ。罠カード、“トゥルース・リィンフォース”!」


※トゥルース・リィンフォース
通常罠
デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。


「私はデッキから……レベル1の“H・C アンブッシュ・ソルジャー”を特殊召喚するわ」


※H・C アンブッシュ・ソルジャー
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻0/守0
自分のスタンバイフェイズ時、フィールド上のこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「H・C アンブッシュ・ソルジャー」以外の「H・C」と名のついたモンスターを2体まで選んで特殊召喚できる。「H・C アンブッシュ・ソルジャー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果で特殊召喚に成功した時、墓地のこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上の全ての「H・C」と名のついたモンスターのレベルを1にする。


「ここでモンスターを特殊召喚するか……まあいい、ターンエンドだぜ!」

 このデュエルは俺の勝ちだ。アリトはそう思い、ターンエンドを宣言する。しかし、彼は気づいていなかった。ボロボロになりながらも立ち上がる千夏の後ろには左足に数字のような刻印が刻まれた巨大な影が現れていたことに。


アリト LP1800 手札3枚
デッキ:27 モンスター:1(CNo.105 BK 彗星のカエストス ORU:2)魔法・罠:0 墓地:14 除外:0
千夏 LP300 手札1枚
デッキ:26 モンスター:1(H・C アンブッシュ・ソルジャー)魔法・罠:1 墓地:12 除外:0


☆TURN13


「私の……ターン……ドローッ!!」

 このターンで打開策を見つけ出さなければ千夏の敗北は必至。千夏は神に祈る気持ちでデッキからカードをドローした。
 この時、千夏の脳裏には自分も見たことのないモンスターの姿がはっきりと浮かんでいた。そしてそのモンスターが眠るカードがエクストラデッキにあるということもわかっていた。

「スタンバイフェイズに私はフィールドのH・C アンブッシュ・ソルジャーの効果を発動するわ! このカードをリリースして、手札・墓地からヒロイックと名のついたモンスター2体を特殊召喚するわ! 手札からハルベルト、墓地からエクストラソードを特殊召喚!」
「2体のモンスターを特殊召喚するか。だが、そいつらでランク4のエクシーズ召喚をしたところでカエストスを超えられるモンスターはそうはいないぜ!」
「……これは賭けよ。私は手札から魔法カード“強欲で貪欲な壺”を発動!!」


※強欲で貪欲な壺
通常魔法
「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。


「デッキの上からカードを10枚裏側表示で除外し、2枚ドロー!!……あははっ」

 ドローカードを見た千夏の口からは乾いた笑いが漏れる。アリトは極限状態ながら笑みを見せる千夏の様子が信じられない様子だった。

「……何がおかしいんだよ」
「いや、普通のデュエルだったら10枚除外してこのドローはね……泣きたくなるのよね。正直今も泣きたいわ……喜びの涙でね! 私は手札から“H・C ダブル・ランス”を召喚するわ!」


※H・C ダブル・ランス
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1700/守900
このカードが召喚に成功した時、自分の手札・墓地から「H・C ダブル・ランス」1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。
このカードはシンクロ素材にできない。
また、このカードをエクシーズ素材とする場合、戦士族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。


「ダブル・ランス? あいつの墓地にはダブル・ランスはなかったはず……まさか」
「そういうことよ。2体目のダブル・ランスを手札から特殊召喚するわ! そしてダブル・ランスの効果にチェーンしてリバースカードオープン! 永続罠“コピー・ナイト”!」


※コピー・ナイト
永続罠
自分フィールド上にレベル4以下の戦士族モンスターが召喚された時に発動できる。このカードは発動後、その召喚されたモンスターと同じレベルの同名モンスターカード(戦士族・光・攻/守0)となり、モンスターカードゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。


チェーン2(千夏):コピー・ナイト
チェーン1(千夏):H・C ダブル・ランス


「チェーン2の効果でコピー・ナイトをレベル4の戦士族モンスターとして特殊召喚! そしてチェーン1のダブル・ランスの効果で同名モンスターを手札から特殊召喚するわ!!」

 千夏のフィールドにはこれでダブル・ランスを模した姿となったコピー・ナイトを含めて5体の「ヒロイック」モンスターが並んだ。しかし、5体の力を合わせてもカエストスの攻撃力には到底及ばないのが現状だった。

「1ターンで5体もモンスターを出すとはな……でもそんなモンスターで何をしようってんだ! 数で勝てるほど甘くないぜ、デュエルは!」
「……この5体のレベルはどれも4。同じレベルのモンスターですることなんて……1つだけよ! 私は―――レベル4のハルベルト、エクストラ・ソード、ダブル・ランス2体、コピー・ナイトの―――5体でオーバーレイ!!」

 千夏のフィールドに存在する5体のヒロイックたちがエクシーズ召喚のために光へと変わって天空へと舞い上がる。5つの魂は1つとなり、そこに千夏の希望、遊希を助けて5人で人間界へと帰る、という願いが映し出されていた。

「5体のモンスターで……エクシーズ召喚だと!?」
「5体の戦士族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!! これが私の希望! 私の願い!」

 5体の騎士の魂は1つとなり、大いなる1体の騎士王を呼び覚ます。白く高潔な鎧を身に纏った王者が千夏を護るかのように光の中から姿を現した。










―――“歴史に名を刻みし騎士たちよ。今……その命、その力、その想いを1つとし、この戦いを終わらせる槍を振るいし王となれ!!”エクシーズ召喚!!―――










―――覚醒せよ―――“No.86”!!―――










―――“H-C ロンゴミアント”!!―――









※No.86 H-C ロンゴミアント
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる。






「No.……!? バカな、人間がNo.を……生み出すだと!?」

 精霊の中から優れた力を持つ者を精霊皇がNo.として任命する。しかし、No.となる精霊がどのように生まれるかまでは精霊皇も七星将軍も知らなかった。そんな彼らの前で千夏がエクシーズ召喚したロンゴミアントの数字は86。その番号は今の今まで欠番となっていた番号であった。

「ロンゴミアントはオーバーレイユニットの数だけ効果を得るわ。戦闘では破壊されない効果、攻撃力と守備力を1500ポイントアップさせる効果、このカード以外のカードの効果を受けない効果、相手のモンスターの召喚・特殊召喚を封じる効果、そして相手フィールドのカードを全て破壊する効果……オーバーレイユニットが上限の5つあるため、ロンゴミアントはこれらの効果を全部得る! そしてエクストラソードを素材にしたことで攻撃力はさらにアップ!」

No.86 H-C ロンゴミアント(ORU:5)ATK1500→4000/DEF1500→3000

「攻撃力4000……だと!?」
「ロンゴミアントの5つ目の効果を発動! 相手フィールドのカードを全て破壊する!! “エンド・オブ・エピック”!!」

 ロンゴミアントが手に持った聖槍を振るった。白い光がアリトのフィールドを包み込み、カエストスもその光の中に塵として消えていった。

「まさか……こんな……ことが……!!」
「バトル!! これで、終わりよ……!! H-C ロンゴミアントでダイレクトアタック!! “ジャッジメント・ランス”!!」

No.86 H-C ロンゴミアント ATK4000

アリト LP1800→0




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ター坊
え!?まさかのロンゴミアント!?まさかのNo.が出てくるとは。しかも本家ヒロイックって凄い盛り上がる。おのれテラナイトめ…。No.が宿ったことに大きな意味を感じますね。しかもアニメと違ってNo.で暴走(例:コンピュータウイルスをばら蒔く、鉄バット1本で立て籠る、など)しないのですな。 (2016-08-17 20:45)
光芒
>ター坊さん
ご指摘の通り、ここでの非精霊使いによるNo.の誕生は何気に深い意味を持っています。何故千夏がNo.を覚醒させることができたのか、という点については追々触れていく予定です。
ちなみにアリトとの因縁という意味ではライオンハートにしようかな(セスタスの効果とも近いので)とも思っていましたが効果や召喚のインパクトではロンゴミアントの大きいのでロンゴミアントにしました。
ZEXAL本編だとNo.に憑りつかれた一般人は暴走していますが、精霊使いではない千夏と詩織が光子竜たちと会話できるように、精霊界で目覚めさせたために精霊の力をコントロールできるようになっています。 (2016-08-18 10:45)
白金 将
ロンゴミアントかっけぇぇぇぇ!
やっぱり戦士族レベル4軸を使っているなら一度は出してドヤ顔したいモンスターですわな。
そして何より大きいのはそれを千夏が生み出したこと……強くなったなぁ(しみじみ (2016-08-18 12:35)
光芒
>白金 将さん
そうですね、レベル4の戦士族デッキの憧れですよねこのモンスターは。
千夏がこんなモンスターを覚醒させた、ということには彼女の成長もそうですが、遊希たちとの友情も絡んでくると思います。何故千夏がNo.を覚醒させたのか、ということについては追々触れていきたいと思います。 (2016-08-20 13:53)
tres(トレス)
戦士と戦士のぶつかりあい、まさに戦闘といった感じのデュエルでした。しかしリードブローのしぶといこと…確実にBKの強みのひとつですね。
そして何といってもロンゴミアント。この世界に存在しなかった戦士族の切り札を創造した千夏さん、すごい…素材5体で召喚したのもすごい… (2019-08-30 23:51)
光芒
tresさん
実際【BK】の一番の強みはリードブローにあると思います。破壊以外の除去手段が無い時の鬱陶しさと来たら……

>そして何といってもロンゴミアント。この世界に存在しなかった戦士族の切り札を創造した千夏さん、すごい…素材5体で召喚したのもすごい…
フルパワーロンゴミアントは実際やってみたいですよね。ただ戦士5体は特殊召喚しやすそうで実は難しかったりするので案外できなかったりします。【テラナイト】とかならできそうですが。 (2019-09-03 23:28)

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113 第40話:真っすぐにあれ 1541 3 2015-11-01 -
74 第41話:綺麗な花には棘がある 1559 3 2015-11-07 -
62 第42話:開闢の戦士VS狂い咲く植物 1406 3 2015-11-10 -
96 第43話:植物の恐ろしさ 1345 3 2015-11-14 -
116 第44話:最後の最後まで 1618 4 2015-11-17 -
104 第45話:シンクロVSエクシーズ! 1563 3 2015-11-20 -
93 第46話:娘たちの意地 1450 3 2015-11-25 -
105 第47話:乗り越えるべき存在 1394 3 2015-11-28 -
116 第48話:不格好な絆 1571 3 2015-12-01 -
137 第49話:束の間の休息 1622 2 2015-12-05 -
111 第50話:誇りを賭けた戦い 1511 5 2015-12-08 -
37 第51話:昔からの相棒 1422 3 2015-12-11 -
115 第52話:超戦士降臨 1566 4 2015-12-15 -
63 第53話:綾瀬の正体 1513 2 2015-12-19 -
50 第54話:精霊と精霊 1342 4 2015-12-22 -
71 第55話:真剣勝負 1307 2 2015-12-25 -
41 第56話:反攻の遊希 1257 2 2015-12-27 -
106 第57話:満身創痍のふたり 1348 3 2015-12-30 -
123 第58話:幻惑、水の銀河眼 1583 3 2016-01-04 -
102 第59話:未知の敵 1577 4 2016-01-07 -
70 第60話:猛攻! スピードロイド 1465 2 2016-01-10 -
94 第61話:親友 1470 5 2016-01-12 -
65 第62話:死闘の果てに 1510 6 2016-01-15 -
87 第63話:二人の少女、そしてライバル 1427 2 2016-01-18 -
50 第64話:激突! 青眼VS真紅眼! 1406 3 2016-01-21 -
107 第65話:光の導き 1316 2 2016-01-24 -
104 第66話:立ち上がる時 1355 4 2016-01-27 -
86 第67話:不滅の戦士! 幻影騎士団 1414 2 2016-01-30 -
121 第68話:不可解なこと 1462 2 2016-02-02 -
77 第69話:千夏との誓い 1300 3 2016-02-05 -
70 第70話:あの日、あの時 1374 4 2016-02-08 -
123 第71話:黒幕との接触 1568 3 2016-02-10 -
138 第72話:決別の時 1652 3 2016-02-12 -
101 第73話:思いを一つに 1380 3 2016-02-15 -
98 第74話:邪なる同調 1459 2 2016-02-17 -
43 第75話:精霊の奇跡 1382 4 2016-02-19 -
108 第76話:星天の再会 1384 2 2016-02-22 -
111 第77話:ペンデュラムの脅威! 1433 4 2016-02-24 -
118 第78話:渾身のドロー 1628 2 2016-02-26 -
99 1万アクセス突破記念企画開催! 1843 0 2016-02-26 -
50 第79話:覇王黒竜の目覚め 1392 4 2016-02-28 -
43 第80話:進化する銀河龍 1478 2 2016-03-01 -
130 第81話:変わらぬ友情 1455 7 2016-03-03 -
106 第82話:集う決闘者 1688 6 2016-03-04 -
131 第83話:小さくたって決闘者 1703 7 2016-03-05 -
96 第84話:決意を秘めた決闘者 1427 9 2016-03-07 -
73 第85話:歩み始めた決闘者 1516 13 2016-03-08 -
114 第86話:真意を告げた決闘者 1571 7 2016-03-09 -
102 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1595 7 2016-03-10 -
61 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1498 10 2016-03-11 -
91 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1535 8 2016-03-13 -
89 第90話:五人五色な決闘者 1435 6 2016-03-14 -
125 遊希たちが4月改訂を語るようです 1469 8 2016-03-16 -
70 第91話:夕刻迎えし決闘者 1371 6 2016-03-16 -
87 第92話:解き放たれた決闘者 1612 6 2016-03-18 -
70 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1734 7 2016-03-20 -
64 第94話:一計案じる決闘者 1256 8 2016-03-22 -
75 第95話:絆深める決闘者 1437 10 2016-03-23 -
73 第96話:矛を交える決闘者・1 1386 9 2016-03-25 -
114 第97話:矛を交える決闘者・2 1311 6 2016-03-27 -
110 第98話:矛を交える決闘者・3 1407 7 2016-03-29 -
70 第99話:矛を交える決闘者・4 1391 7 2016-03-31 -
83 第100話:熱戦の決闘者・1 1366 6 2016-04-02 -
118 第101話:熱戦の決闘者・2 1408 10 2016-04-05 -
77 第102話:熱戦の決闘者・3 1421 11 2016-04-07 -
70 第103話:熱戦の決闘者・4 1376 6 2016-04-09 -
102 第104話:熱戦の決闘者・5 1503 6 2016-04-11 -
94 第105話:熱戦の決闘者・6 1442 6 2016-04-13 -
58 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1375 6 2016-04-15 -
117 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1446 11 2016-04-18 -
74 第108話:別れの時を迎える決闘者 1444 10 2016-04-20 -
66 番外編前編について遊希たちが語るようです 1471 6 2016-04-21 -
96 第109話:2通の手紙 1555 11 2016-04-23 -
92 第110話:青き眼のアトラクション 1477 6 2016-04-25 -
121 第111話:新時代のデュエル 1427 6 2016-04-27 -
80 第112話:ドラグーン 1342 6 2016-05-01 -
104 第113話:アクセラレーション! 1420 7 2016-05-03 -
105 第114話:熱気溢れしサーキット 1233 6 2016-05-06 -
128 第115話:新たなるブラックフェザー 1291 5 2016-05-10 -
128 第116話:疾走の果てに 1494 7 2016-05-12 -
48 第117話:ノンストップ・ガールズ 1520 6 2016-05-14 -
67 第118話:夏の終わり 1444 9 2016-05-16 -
111 第119話:謎の美少女 1496 4 2016-05-19 -
80 第120話:真・究極 1366 8 2016-05-21 -
54 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1325 4 2016-05-23 -
58 第122話:聖夜の悲劇 1289 6 2016-05-25 -
51 30000アクセス記念企画を少々。 1214 5 2016-05-27 -
74 第123話:姉として 1333 3 2016-05-29 -
65 第124話:対峙する竜と龍 1373 3 2016-06-01 -
54 第125話:顕現せし遊望の精霊 1408 5 2016-06-03 -
57 第126話:No.(ナンバーズ) 1429 4 2016-06-06 -
101 第127話:届かぬ言葉 1407 7 2016-06-08 -
69 30000アクセス記念企画 1613 4 2016-06-10 -
60 第128話:白紙のカード 1345 6 2016-06-14 -
116 第129話:青空の下で 1239 3 2016-06-17 -
124 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1503 4 2016-06-20 -
66 第131話:試練のデュエル 1341 4 2016-06-23 -
60 第132話:第四の精霊 1264 5 2016-06-26 -
106 第133話:舞い降りる閃珖竜 1394 4 2016-06-29 -
62 第134話:親友に託された力 1259 3 2016-07-02 -
96 第135話:涙の誓い 1318 4 2016-07-06 -
96 第136話:次元転送装置 1275 3 2016-07-09 -
91 第137話:新たなる竜星 1430 5 2016-07-12 -
54 第138話:綾香の忘れたもの 1255 4 2016-07-15 -
131 第139話:決闘者たちの選択 1225 5 2016-07-19 -
99 第140話:2人の真意 1282 7 2016-07-24 -
63 第141話:精霊界への旅立ち 1316 4 2016-07-28 -
59 第142話:黒き魔術師と弟子 1260 3 2016-08-02 -
116 第143話:七星将軍の襲撃 1320 3 2016-08-05 -
87 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1340 0 2016-08-07 -
65 第144話:英雄と炎拳・1 1238 5 2016-08-10 -
70 第145話:英雄と炎拳・2 1209 4 2016-08-14 -
62 第146話:騎士王の覚醒 1216 6 2016-08-17 -
74 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1291 3 2016-08-21 -
70 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1256 2 2016-08-23 -
46 第149話:過去への鎮魂歌 1303 7 2016-08-26 -
86 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1327 3 2016-08-28 -
82 第150話:機械の身体に宿る心 1136 0 2016-08-31 -
52 第151話:空を超えて 1107 0 2016-09-03 -
113 第152話:竜と機械の大会戦 1186 0 2016-09-08 -
55 第153話:竜領域のナンバーズ 1209 0 2016-09-13 -
78 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1459 7 2016-09-17 -
102 遊希たちが10月改訂を語るようです 1285 4 2016-09-19 -
78 第154話:望まぬ戦い 1168 2 2016-09-23 -
65 第155話:正しさと過ち 1151 4 2016-09-27 -
55 第156話:少女の決意 1260 2 2016-10-01 -
116 第157話:遊希に起きた異変 1345 4 2016-10-05 -
110 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1290 3 2016-10-08 -
111 第159話:玻璃の如く純粋に 1288 2 2016-10-12 -
106 第160話:限界を超えて 1254 3 2016-10-15 -
128 第161話:決戦 1263 3 2016-10-18 -
96 第162話:精神の成長 1234 2 2016-10-21 -
46 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1268 4 2016-10-24 -
40 第164話:絆が紡いだ道 1361 6 2016-10-27 -
66 第165話:戦いの終わり 1323 4 2016-10-30 -
58 番外編 Trick or Treat 1197 5 2016-10-31 -
108 第166話:終わりの始まり 1396 9 2016-11-04 -
106 第167話:最期のワガママ 1441 4 2016-11-07 -
117 第168話:声なき再会の誓い 1311 4 2016-11-10 -
89 番外編:11月11日 1201 5 2016-11-11 -
70 第169話:七皇激突 1150 3 2016-11-15 -
48 第170話:怒りに生まれし竜 1122 3 2016-11-17 -
129 第171話:紅き新星竜 1423 5 2016-11-19 -
77 第172話:未来を賭けた戦い・1 1316 4 2016-11-22 -
116 第173話:未来を賭けた戦い・2 1225 3 2016-11-24 -
125 第174話:未来を賭けた戦い・3 1219 4 2016-11-28 -
133 第175話:神の目覚め(修正済) 1227 5 2016-11-30 -
147 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1575 5 2016-12-02 -
99 第177話:次元を越える想い 1455 4 2016-12-05 -
138 第178話:天地創造の龍 1447 3 2016-12-07 -
106 第179話:希望への道 1361 3 2016-12-09 -
134 第180話:別れの時 1268 4 2016-12-11 -
104 第181話:少女たちの帰還 1211 5 2016-12-13 -
57 遊希たちが1月改訂を語るようです 1161 7 2016-12-15 -
121 第182話:バースデイ 1413 3 2016-12-17 -
95 第183話:星龍皇覚醒・1 1237 3 2016-12-19 -
102 第184話:星龍皇覚醒・2 1206 4 2016-12-21 -
80 第185話:星龍皇覚醒・3 1120 4 2016-12-22 -
96 番外編:一番のプレゼント 1209 5 2016-12-25 -
117 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1318 3 2016-12-26 -
98 星龍皇 設定・カード紹介 1313 0 2016-12-29 -
62 第187話:星龍皇覚醒・5 1215 4 2016-12-30 -
99 番外編:新年 1216 4 2017-01-01 -
75 第188話:星龍皇覚醒・6 1085 2 2017-01-04 -
114 第189話:星龍皇覚醒・7 1209 3 2017-01-07 -
57 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1398 3 2017-01-09 -
126 エピローグ:未来 1666 10 2017-01-13 -
91 番外編:2月3日 1165 4 2017-02-03 -
89 番外編:愛と友情のチョコレート 1031 4 2017-02-14 -
80 番外編:桃(色)の節句 1088 4 2017-03-04 -
126 感謝とお知らせ 1258 2 2017-05-04 -
79 番外編:Gift 1109 2 2017-12-25 -
141 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1089 2 2018-01-14 -
113 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1746 2 2018-05-24 -
83 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 989 2 2018-05-28 -
95 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 910 2 2018-05-30 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1037 2 2018-06-03 -
114 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1077 4 2018-06-06 -
53 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 836 2 2018-08-14 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 834 3 2018-08-20 -
103 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 865 3 2018-08-23 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 845 2 2018-08-25 -
37 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 767 3 2018-08-30 -
62 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 904 2 2018-09-01 -
204 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1017 3 2018-09-07 -
94 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 741 0 2018-09-09 -
60 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 843 3 2018-09-12 -
119 番外編:願う幸福 1423 2 2018-12-25 -

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