エピローグ：未来　作：光芒

　ついひと月ほど前まで咲き誇っていた桜の花はとうに散り、木々は緑の葉によって青々と染まる。新緑の香り溢れる小高い丘を一人の少女が歩いていた。白い帽子に白い袖なしワンピースという春らしい装いの少女は右手に2本の花束と火のついていない線香を持ち、左手には水の張った木桶と柄杓を持っていた。


「ここに来るのはいつぶりかしら……二人のお葬式以来だったかな」


　白いワンピースの少女、こと天都 遊希はアカデミアに入学して二度目の春を迎えていた。二年生となった彼女は新しく迎えた下級生の手本となるべく、学生として規律を守って過ごしつつ、綾香たちとはデュエリストとして成長するべく修練の日々を送っていた。とはいっても彼女たちの日常は去年までとはそうは変わらない。
　デュエルディスクを外せば遊希は16歳のどこにでもいる少女である。そんな遊希は親友たちと共にごく普通の女子高生が過ごすような日常を過ごしていた。


「私、デュエル以外にも色々なことをしてみたいの。だから……教えてくれるかしら？」


　様々なことを経験しては乗り越えてきた遊希の心にはわずかではあるがゆとりが生まれていた。肩の荷が下りた形の遊希はデュエル以外のことにも興味を示し始めたのである。
　遊希のその申し出に親友たちは「明日は雪が降る」とからかいながらも、これまでデュエル以外のことには全くといっていいほど興味を示してこなかった遊希のその何気ない申し出が嬉しかった。
　春になったのを機に身だしなみに力を入れ始めた遊希はオシャレを教えようとする綾香と駅前のモールへショッピングに出かけもすれば、料理上手の千夏とは料理の練習をし、優等生の詩織とはテストの成績を上げるべく勉強を重ね、お嬢様のエヴァにはプロに復帰した時のことを考えてパーティーで役立つようなテーブルマナーをレクチャーしてもらう。一年前の遊希と比べると、まるで別人のような変わりぶり。それには当の遊希自身も驚くほどであった。
　そんな遊希たちはゴールデンウイークの連休を利用して、自分の生まれ故郷に数年ぶりに訪れていた。ゴールデンウイークの期間を利用しての観光、というのもあるのだが、過去の自分と向き合いという意味もこの旅行は兼ねていたのだ。


「お父さん、お母さん。久しぶり。ずっと来れてなくてごめんね」


　遊希は「天都家之墓」と刻まれた縦に長い直方体の御影石に一言謝罪の言葉をかける。両親、そして遊望が眠る墓を前にして遊希は小さく頭を下げた。
　遊希が両親と妹が眠るこの場所に来るのは両親、そして遊望の葬儀が済んだ時以来のことであった。遊希は心のどこかでは家族の墓参りをしなければならないと思っていたものの、それ以来今日までここに来ることはなかった。遊希は墓参りに行くことは両親と遊望の死を、3人がもうこの世のものではないということを受け入れなけれないけない、と思っていたからだ。
　しかし、遊希がずっと放置していたにも関わらず天都家の墓は苔や泥などは付いておらず、まるで買ったばかりのように綺麗に保たれていた。竜司が忙しい合間を縫って定期的に墓参りに来てくれていた、ということは聞いていたが、それにしても綺麗すぎる。


「実は毎月一度、24日か25日にお参りに来てくれていた人がいたんですよ。確か……小学生から中学生くらいの女の子でしたね。ここ数か月は見ていませんが……」


　両親の墓参りをするにあたって、遊希は墓地のある寺の人間に挨拶をしていた。そんな時、その寺の若い住職は遊希にこう言っていた。その話を聞いた遊希はふともう二度と会えないであろう妹の姿を思い浮かべた。
　人間としての死を迎え、時空竜の手によって人間と精霊の中間の存在となった後も遊望が代わりに月命日ごとに墓地を訪れていたのだろうか。人間界と精霊界の繋がりが完全に断たれた今となっては、真実を知る術はない。それでも、精霊となりながらも遊望の心の中には家族の絆が、家族への想いが残っていた。遊希はそう信じることにした。


「遊望……ありがとね。これからは、私がみんなを守るから」


　遊希は花立から枯れかけた花を取り外すと、中の水を捨てては水桶に張った水を柄杓で入れて汚れを洗い流す。そして花立の水を綺麗なものに入れ替えると、花束を覆っていた紙とシートを取り外して近場の花屋で買った供え物用の花束を差す。花を供え終わると、遊希は線香を墓の横に置き、柄杓で水を掬って墓石にかける。
　墓石に水をかけるのは、墓石を綺麗にするという意味もあるが、正しくは仏教上の考え方に基づいたものである。
　一説には人間は死後、六つの世界を輪廻するのだが、その六つの世界のうちの一つである餓鬼界には水が無い。そのためその世界を渡る死者は飢えと渇きに苦しむため、そんな先祖を苦しみから解放するために水をかけるのだという。水をかけ終えた後に墓石の前にある線香立てに火をつけた線香を2つに分けて立てた。


「お墓参りの作法はそんなによく知らないんだけど……これから勉強するからさ。だから、これで許してね」


　そう言って遊希はしゃがみこんではお墓の前で手を合わせた。手を合わせた遊希は頭の中であの世の両親に伝えるかのようにこの一年で起きたことを思い浮かべていた。





　家族を喪い、それからはずっと俗世間を避けるように生きてきた元プロデュエリストの天都 遊希は、プロ時代から付き合いのある星乃 竜司の誘いを受けてデュエルアカデミア・ジャパンに入学した。そこで彼女は竜司の娘である星乃 綾香とデュエルを通して親友となり、ルームメイトとなった陽川 千夏、月宮 詩織とも強い絆を結んだ。
　遊希に憧れてプロデュエリストとなったロシア人の少女で、2体目の精霊である“レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト”をその身に宿すエヴァ・ジムリアに敗れて綾香に泣きついたこともあれば、アカデミア内で開かれたデュエル大会では神内 綾那ら上級生のデュエリストから勝つ以外の形のデュエルを学んだこともあった。


　そんなデュエル大会の最中、何者かに操られた千夏や詩織とデュエルをし、傷つき泣きはらした夜もあった。それでも竜司やエヴァの手助けもあって立ち直った遊希は、激戦の末、“銀河眼の光子竜”を“超銀河眼の光子龍”へと進化させることで、黒幕の手から綾香を奪還することができた。操られていたとはいえ、自分のしてしまったことを悔やむ綾香を遊希は決して責めることはしなかった。そして少女たちはより深い絆で結ばれた。


　夏休みの間は2つの大きな出来事があった。1つはアカデミア主催で開催された小中学生向けのデュエル講習会である。日本で一番標高の高い霊峰のふもとの湖畔で行われたそのイベントに参加した遊希たちはそこで6人の少年少女たちと出会った。
　弱い自分を克服したいと願う白幡 結衣、デュエルを学んで友達を増やしたかった諏訪部 歩美、デュエルがとても強い親友に少しでも追いつければと思っていた星崎 美夏、通う中学校の企画で参加した早川 凛、男性でありながら少女の格好をしていた一 心、協賛者でありながら参加者として回ったフランス人のベアトリス・オルレアン。遊希たちは自分たちより年少の前途有望なデュエリストたちとデュエルやら日常生活を共にすることで、アカデミアでは学べないことを学ぶことができた。
　そしてもう1つはI2社と海馬コーポレーションによって考案された新たなデュエルである、ライディングデュエルを体験したことだ。元アイドルかつレーサーの黒田 真九郎と遊希はライディングデュエルの際に用いられるバイク型のデュエルディスク、Dホイールを駆ってスピードの彼方で激しいデュエルを繰り広げた。遊希の夏はあっという間に過ぎていった。


　夏休みが明けた後、遊希は衝撃的な出会いをした。それは死んだと思っていた遊望との再会である。しかし、ずっと会いたかった妹は綾香たちを誘拐して洗脳した黒幕であった。
　遊希はデュエルでその真意を遊望に尋ねようとしたが、遊望の操る精霊”No.107 銀河眼の時空竜”の前に屈し、精霊界へと攫われてしまった。遊希を助け出すために綾香は4体目の精霊”閃珖竜 スターダスト”の力を借りて精霊界へと赴き、遊希を助けるために精霊と共に戦った。
　精霊界に連れて来られてからは意識を失っていた遊希であったが、綾香たちの尽力によって復活。遊希は銀河眼の光子竜を“No.62 銀河眼の光子竜皇”へと覚醒させて遊望を倒した。
　しかし、倒した遊望の口からは精霊界の滅亡を避けるために人間界を代わりに滅ぼすという計画が秘密裏に進められていることを知った。遊希は遊望と共にその計画を止めようと思っていたが、作られた命によって生き永らえた遊望は遊希に後を託して消えていった。
　遊希は酷く悲しんだが、妹の遺志に応えるべく精霊界を統治する精霊皇、”No.39 希望皇ホープ”とデュエルをし、完全なる精霊として蘇った遊望の手助けもあって激戦の末にこれを撃破。光子竜ら精霊たちとは永劫の別れとなったが、人間界と精霊界。双方の世界を救うことができた。


　精霊界から人間界に戻った遊希は純粋な人間ではなく、精霊の力をその身に宿した人間として生きていくことになった。遊希の【ギャラクシー】に代わるデッキとなった【星龍皇】の力は一生残り続けることとなったが、遊希は綾香ら傍に寄り添ってくれる人々の優しさに触れたことで、その運命を受け入れることを決めた。
　そして―――今ここに人間・天都 遊希は存在する。一年前までのように、孤独に怯え、本当の自分を偽りながら生きる少女はどこにもいなかった。今ここにいるのは5月の青空のように晴れやかな心を持った美しい少女である。





「今思い返すと本当に色々あった一年だったなぁ。あのね……お父さん、お母さん。私ね、いっぱい友達ができたの。一緒に笑ってくれて、一緒に泣いてくれて、一緒に怒ってくれて、一緒に喜んでくれる。大切な友達が。お父さんやお母さんと会えないのは辛いけど、私……もう寂しくないよ。だから、安らかに眠って。遊望はそこにも人間の世界にもいないけど……どうか私たち姉妹を天国から見守っていてね？」


　墓前でそう告げると、遊希は立ち上がって踵を返す。手ぶらになった左手で遊希は何度も目の周りを拭った。言葉では寂しくない、とは言ったもののこうして両親の墓参りを終えたということは改めて両親がもうこの世にはいないという現実を受け入れなければならなかったからだ。


「やっぱり、弱いな……私って。でも、そんな弱い私でも受け入れてくれる人がいる。抱きしめてくれる人がいる。私は、そんな人たちをずっと大事にし続ける。みんな、私の―――大事な親友だから」


　遊希は空になった水桶と柄杓を置き場に戻すと、墓参りを終えたことを寺の住職に告げる。彼の眼に映る遊希は墓参りをする前とはまた違って見えていた。
　ここに来たときは何処か思いつめたような表情をしていた遊希であったが、今見た彼女はまるで憑き物が落ちたかのように清らかな表情を浮かべていたのである。彼は深くそのことを詮索することをせず、仏門の者らしい優しい笑みを浮かべて遊希を見送った。


「さてと……早くみんなのところに行かなくちゃ」


　寺を出た遊希はスマートフォンを取り出し、別行動をしているはずの親友たちと連絡を取ろうとする。その矢先、何処かから遊希の名を呼ぶ声がした。彼女が声のした方を見ると、遊希に向かって手を振っている4人の少女の姿があった。
　遊希は両親の墓参りをする際にここまで同行していた綾香・千夏・詩織・エヴァの4人には別のところで時間を潰しておいてほしい、と言っていたのだが、彼女たちは遊希が墓参りをしている間に何処にも行くことなく、ずっと寺の門前町周辺で遊希が戻るのを待ち続けていたのだ。


「みんな、もしかしてずっとここにいたの？ お土産とか見ていれば良かったのに……」


　長い時間待たせてしまって悪いことをした、と申し訳なさそうにする遊希。しかし、綾香たちはそんなことなど全く気にしていなかった。


「いや、やっぱり遊希一人を置いて買い物する気になれなくてさ……」
「それにここは遊希の生まれ育った場所なんでしょ？ おススメの名物とかキャラクターグッズは地元民に聞くのが一番、と思ってね！」
「私はその……5人で、一緒に買い物がしたかったですから」
「遊希サン、私はお腹がペコペコデス！ お買い物の前にお昼ご飯を食べましょう！ それからお土産を買ってホテルに行って温泉に入って夕ご飯を食べて枕投げ大会デス！」


　遊希をのけ者にして勝手に盛り上がる4人。楽しそうに話す4人を見て、遊希はクスクスと笑う。


「遊希？ どうしたの？」
「……ううん。なんでもない。さあ、行きましょう。私もお腹すいちゃった。せっかくだし地元民としておススメのお店に案内するわ。野沢菜と林檎とわさび……あと馬刺しもいいわよ？」
「流石遊希サンデス！」
「ちゃんとした店なんでしょうね？ 言っておくけど私料理にはうるさいわよ？」
「まあまあ……ここは遊希さんのご厚意に甘えましょう」
「ご飯を食べたら馬に引かれてお参りデス！」
「正しくは牛に引かれて、ね。でもやっぱり言い間違えるエヴァちゃん可愛い」


　ガイドブックやパンフレットを片手に少女たちは歩いていく。そんな中、遊希は一人足を止めては両親の眠る寺の方へと振り返った。










―――お父さん、お母さん。見ててね……私、これからもっと強いデュエリストになる。そして、2人が名付けてくれた名前……遊希。この名前のように、いつだって“希望”を忘れないようにするからね―――















　遊希は今の自分にできる精一杯の笑顔を雲一つない青い空に向かってして見せた。あの世で見守ってくれている両親を、これ以上心配させないように。




















　そして―――彼女は歩き出す。希望を胸に―――未来へと。



















『銀河竜を駆る少女』　　　完















〇後書き

　こんばんは、『銀河竜を駆る少女』作者の光芒です。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。例年に増して気温の寒暖差が激しく、インフルエンザやノロウイルスといった病気が流行っているため健康にはお気を付けください。

　2014年の8月から約2年半ほど（途中更新停滞ありましたが）掲載させて頂きました拙作『銀河竜を駆る少女』この回を以って本編完結となります。
元々は自分のお気に入りカードであった「銀河眼の光子竜」およびその派生形態を自分好みの美少女キャラに使わせたい、という邪な気持ち満載で書き始めた小説でしたが、気づけば本編192話（プロローグ、エピローグ含む）というかなりの長編小説となりました。
　最初は前身小説がカード効果やタイミングのうろ覚えで先行きままならなくなり、もう小説を書くのを辞めようかな、と思っていましたがせっかく途中まで書いたのだから、ここで諦めるのも……と思い復活させたものがまさか80000を超えるアクセスを頂けるものになるとは当時は想像もつかなかったです。
　それでも、完結させるまで書いて「あそこでああすればよかった」や「後の話と前の話で整合性が付かないところが多いな」などと反省点ばかり浮かんでしまうのが、個人的には少々勿体ないところではありましたが。
　ただ、小説の良し悪しを決める基準とはなり得ませんが、1話あたりの閲覧数が100を超える＋コメントを2～3件頂ける、というのは間違いなく小説更新という力と時間の要る作業のモチベーション維持になりました。改めて拙作を楽しんでいて頂いた方、および感想コメントや記念企画などに参加して頂いた方々には感謝の思いでいっぱいです。

　さて当小説ですが、本編は完結しましたが、これで更新を完全に終了するというわけではありません。今後は番外編や季節ネタ、制限改訂ネタなどを不定期更新という形になります。
　番外編では過去の10000アクセス企画で応募して頂いたキャラたちに焦点を当てた形での複数話単位の更新、季節ネタはその季節の祝日や風習に則った形の短編、制限改訂ネタはこれまで通り台本形式でキャラが喋るといった形での更新になります。


番外編（予定であり、没になる可能性もあります）
〇天都 遊希×白幡 結衣（名無しのゴーレムさん応募キャラ）
　天都 遊希に憧れてプロデュエリストを目指すことにした白幡 結衣。持ち前の才能とデッキの完成度を活かしてプロライセンス取得への道を着実に進んでいく彼女であったが、最後に立ちはだかるのはプロライセンス取得のために避けられない、試験官とのデュエルであった。

〇星乃 綾香×諏訪部 歩美（ター坊さん応募キャラ）
　遊希たちがアカデミアを卒業して数年後、大学を卒業した綾香は父・竜司の後を追ってアカデミアの教師となる。新任教師としてフレッシュな気持ちで臨もう、と思っていた矢先綾香は一人の美少女に声をかけられる。

〇陽川 千夏×星崎 美夏（Alesさん応募キャラ）
　アカデミアに入学して2年目の夏。遊希たちは美夏の誘いを受けて京都へ旅行に来ていた。美夏の案内で京都を楽しんだ後、夏の京都の風物詩である「五山の送り火」を見るために外出した一行であるが、千夏と美夏が混雑に巻き込まれてはぐれてしまう。なんとかして遊希たちと合流しなければ、と思っていた2人が出会ったのは見知らぬ和装の美少女であった。

〇月宮 詩織×早川 凛、一 心（ドクダミ2号さん応募キャラ、クトゥルフ大好きな人さん応募キャラ）
　「心くんがボク以外の女性と会ってるんです！」早川 凛からそう打ち明けられた遊希たち。まさかと思って調べてみると心と頻繁に会っていたのは他ならぬ詩織であった。凛から相談を受けた遊希・綾香・千夏の3人は詩織に対して探りを入れてみるのだが……

〇エヴァ・ジムリア×ベアトリス・オルレアン（えまれーどさん応募キャラ）
高校生となったベアトリス・オルレアンはエヴァの後を追って留学生として、デュエルアカデミア・ジャパンに入学する。入学試験でも優秀な成績を収め、注目の的となりつつあったベアトリスであったが、「フランス育ちのお嬢様」という境遇の彼女は中々同学年の生徒たちと馴染めずにいた。

※時系列≠更新順ではありませんのでご了承ください。


季節ネタ
〇2月（バレンタインデー）
婚約者のジェームズ・アースランドが来日する。普段離れて暮らすエヴァ・ジムリアはこれを契機にジェームズに手作りチョコレートを渡すため、遊希たちにチョコの作り方を教わることに……


これらの番外編は、この小説終了後に新規連載予定の小説が行き詰まったら書くことにしようかな、と思います。まあまだその新作のプロローグすら書けていないわけですが……






　さて最後になりますが、この小説を完結まで書き進められたのはこの作品を閲覧して頂いた全ての方と、この作品を読んでコメントを頂いた皆様のおかげです。皆様のご厚意に感謝の意を示しつつ、この作品を終えたいと思います。本当にありがとうございました！








2017.1/13　光芒