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HOME > 遊戯王SS一覧 > 番外編2-12 服と感性と(pt.1)

番外編2-12 服と感性と(pt.1) 作:Ales




番外編2-12 服と感性とEuro Beat pt.1









 「と言う訳で皆様に実践頂いた訳ですが、皆様が普段使用されているデッキと比べてみて、いかがだったでしょうか。」

 3組6人のデュエルを見届けた後、登壇した朱理が口を開いた。

 「恐らく、大半の方が使い辛かったと感じたと思われます。それは…………」

 朱理が再び抑揚のない調子で話し出す。デュエルの疲れもあってか大半がまともに聞いていないが、実体験を伴っているだけに個々の言葉は理解できる。

 「ですから、デッキ構築の際に考えること。まずは勝ち筋です。勝つためにデュエルするのですから、勝つための道筋がなければ本末転倒です……」

 相手のライフポイントを0にする、デッキ切れを狙う、エクゾディアを揃える。これらは全て戦略である。コンセプトとしてそれらを立てるのは大前提であり、その中で無数に派生するのがデッキというものである。

 「ひとえにエクゾディアを揃えると言っても、中には様々な手法があります。デッキ圧縮魔法カードと《王立魔法図書館》を利用した【図書館エクゾ】、《悪魔の調理師》を送りつけてリクルーターで特攻してドローを繰り返す【調理師エクゾ】、世界大会で話題となった【活路エクゾ】など、多種多様にあります。どのコンセプトを採用するか、そしてどのカードを使用するかは皆さんの自由です。勝てると思ったのなら、そのデッキを使うべきです。そして、これは私が言うべきことではないかも知れませんが……」

 朱理はそう言い置いて軽く息を吐くと、苦笑とともに言葉を続けた。

 「限界が見えるまで、そのデッキを使うべきです。デッキに「こんな効果を持ったカードが欲しい」と思うまで、いえ、思えるようになるまで使うべきです。それが私の考える、『勝つためのデッキ構築論』です。まあ根性論っぽいと思うかも知れませんが、ひとつひとつのデュエルを大事にして欲しいという思いは、ここにいる協力者も含めて同じだと思っております。」

 デュエルアカデミアは、カリキュラムにデュエルを採り入れるほどにデュエルモンスターズに心血注いでいる。40枚のデッキで対戦した場合、同じ初手が来る確率はそう高くない。相手も含めれば相当に低い確率であり、そう言う側面で考えると同じデュエルをする機会は2度はないのである。
 だからこそ、その1度きりのデュエルに全力を持って相対するのである。どこぞの子猫のように逃げ回っているのもいるが、その彼女もいざデュエルとなった暁には全力を尽くしている。

 「敵を知る前に己を知れ、という言葉があります。これはつまり、自分のデッキの長所と短所、勝利への筋道、逆に敗北する要素などを把握していなければ全力を出し切れない、と言うことだと考えております。その上で相手の傾向を把握することが重要です……って、あら?」

 不意に朱理が間の抜けた声を出した。それに驚いた面々が顔を上げると、朱理はうつむき加減に頬に手を当て、なにやら考えている様子であった。

 「失礼。デッキ構築論の講義でした。私事で恐縮ですが、私がデッキ構築で重要視していることはたったのふたつだけです。ひとつは自分の感性を信じること、もうひとつは忘れないことです。特に負けたデュエルを忘れないこと。そして敗因を分析し、短所が顕著に出て負けたのなら対策を考える。デッキ内のカードで対策できないならカードプールの中から持ってくる必要があります。その時に役に立つのが自身の感性であり、これが警鐘を鳴らしているなら、もしかしたらその入替は失敗に終わるかも知れません。そうやって試行錯誤すること。それこそがデッキ構築の醍醐味であり、またデュエルする意義だと思っております……といったところでいいかしら?」

 さて最後の質問は誰に問いかけたのやら。朱理が一礼とともに降壇して講義室を出るまで、生徒は誰一人として動かなかった。





---





 「お礼ぐらいしたいんだけど、どこに行ったらいいんだろ……」

 九十九遊姫は広いアカデミアの校舎内を彷徨いながら、目的地への道を探していた。彼女-いや、彼が探しているのは他でもない、滝沢和那である。

 「保健室って言ってたから、多分1階かな……?でも、うーん……」

 ここデュエルアカデミアジャパン・ウエスト校はL字型をしている。4階建て中央部に大講義室やデュエルスペースがあり、両翼に中等部と高等部の学舎がある。両端には文化系の部室棟があり、建物こそ繋がっているものの移動授業で利用する教室は別個に用意されている。そして生徒側としては緊急時に便利であるが遊姫にとっては厄介なことに、保健室も当然のように別に用意されている。ただでさえL字型のどちらに何があるとかそういうことも知らない部外者が、どこに行けば目的の部屋を発見できるかどうかなど一切考慮されていないのだ。

 「保健室あった……!でも、誰もいないっぽい?」

 扉上部のプレートにはしっかりと「保健室」と書かれており、それが目的地であることを示しているのだが、中の電気は消えており、人がいる様子ではない。実際に扉に手をかけてみるが、鍵が閉まっていた。

 「うん?もう保健室での用事は終わったのかな……?どうしよう……困ったな。」
 「ん?きみ、どったの?」

 不意に背中から声がかかり、遊姫が振り向くとそこにはTシャツに短パンの、如何にもなスポーツ少女が立っていた。

 「えっと……滝沢和那さんがここに居たと思うんですけど。」
 「あ、滝沢先輩に用事?あの人だったら、高等部の方の保健室だと思うけど。」
 「え……?」

 そもそも保健室がふたつある時点で想定外である。

 「失礼しまーす……」

 若干控えめではあるが、一応ノックをして扉を開けた。





 「せやけど、今日かてこない怪我してもうて……うち、ほんまに皆の役に立っとるんかどうか……」
 「あーまあ、怪我っても足捻っただけだろ?大したことないって。それに、あんたは部活始まって以来の逸材なんて言われてるんだ。もっと自身持てって。」

 L字型の反対へ向かい、ようやく目的地の前にたどり着いた遊姫が聞いたのは、和那と恐らく怪我をしたであろう女子生徒の会話であった。

 「せやけど……」
 「おどれ、面倒なやっちゃのう。まあ、そこまで言うんじゃったらこっちにもちっとばかし考えがあるけぇのう。」



 「え……?」

 声は明らかに滝沢和那のそれである。しかし、言葉の意味は一瞬では理解できなかった。



 「ほれ、やっぱおどれは肩に力入りすぎじゃ。こがぁ無理しとったら、そら怪我のひとつやふたつしよるわ。」
 「いえ、うちが怪我したんわ……ひゃっ!そこ、やめてぇな……」
 「ほれほれ、ここじゃろ?」
 「んっ……和那はん、なんでこない上手にマッサージ出来はるんどす?」

 どうやら、言いくるめるのが面倒になった和那は実力行使に出たらしい。遊姫が見たのは、和那がハラスメント一歩手前のマッサージをしている光景であった。

 「んあ?遊姫?お前も怪我か?ちょっとそこ座って待ってろ。」

 遊姫も流石にそこまでモラルが崩壊しているわけではない。無言で回れ右をして扉を閉めた。



 「わかった。また試してみるわ。おおきに……」

 数分後、マッサージの被害者と加害者である和那が出てきた。

 「あ、あの……」
 「あぁ、あんさん待たせてもうたなぁ。堪忍な。」
 「あ、はい……」
 「用事はすんどるさかい、和那のこと、よろしゅう頼むで?」
 「何言っとるんじゃおどれは……どう見たらうちがこがぁな小娘によろしゅうされるんじゃ、ホンマに。」

 マシンガンのように京言葉を繰り出す被害者に対し、呆れ顔を作るのは和那であり、言葉の柔らかさとは裏腹に意外に押しの強い行動に戸惑うのは遊姫であった。

 「ほれ、行った行った……はあ、やれやれ。」

 尚も言葉を発そうとするその人を相手に、和那は強引に回れ右をさせて背中を押して退場させた。

 「おう、待たせたな。何の用じゃ。」
 「じゃ……?」

 自身と共にいた時とは違う語尾に、つい遊姫が突っ込んでしまった。

 「ん、ああ、悪い。あたし広島の生まれだからさ、素に戻るとつい広島弁が出るんだわ。で、何の用だ?」
 「あ、えっと……その、お礼を言おうと思って。」
 「お礼ぃ?お前、随分殊勝なこと言うじゃねえか。」
 「うぅー……あの、ちゃんと聞いて下さいよぅ。」
 「あーなんだって?」

 残念ながら、滝沢和那とはそういう人物なのである。

 「もうっ!ご教示ありがとうございました!はい、言いました!言いましたよ!」
 「おまっ、いきなり耳元ででかい声出すなや!いてまうぞ!」
 「あの、キャラ変わってません……?」
 「あ?おどれなんか言いよったか?」

 いてまうと言うのは大阪弁であり、ざっくり訳すと「やろーてめーぶっ○す」という意味である。勿論広島弁ではない。

 「いーえ、何も言ってませんー。」
 「おう、そうか。で、それだけ言うためにわざわざ探しに来たのか?」
 「ええ、そうですけど?」
 「ばっ、お前……随分律儀なやつだな……まあいいわ。お前、これから暇か?」
 「はい?まあ、暇っちゃ暇ですけど……」

 突拍子もなく予定を聞いた和那は返事を聞くと、不敵な笑みと共に遊姫の手を取って引っ張った。

 「おう、じゃあ暇つぶしに付き合え……って、おまえそういや男だったな……」

 手首の厚みから思い出したのか、和那の言葉に呆れ気味の遊姫が返した。

 「いや、そのネタ2回目ですよ……?」
 「関西じゃ2回目まではセーフだ、いいから付き合え。」
 「あ~れ~……」

 和那はそのまま遊姫を引き摺って校門を出ると、京都駅に向けて歩き出した。





---





 「はぁ?こんなのがいいのかよ……やっぱ男ってのはわかんねーわ。」

 遊姫を引き摺ってやってきたのは駅前のブティックである。

 「和那さんはスタイル良いですし、足のラインも綺麗ですから思いっきり出しちゃった方がよく見えますって。」
 「いや、そうかもしれねぇけどさ……これ、足上げたら見えるじゃねーか。」
 「普通の女性は足そんなに上げませんよ……」

 かねてよりルームメイトの朱理に「女らしく振る舞うことも憶えろ」と言われていた和那であるが、さて女らしさとは何かと考え、とりあえず形から入ろうと思い立って咄嗟に遊姫を連れて歩いてみたのだ。

 「あーそうかい。じゃあ、このうっすい布は羽織る必要あるのか?邪魔になるだけだろ?夏なんだし暑いっての。」
 「そういうものですよ……おしゃれは我慢と妥協ですから。」
 「おーう、お前が言うと随分説得力があるな。」
 「あーそうですかーそれはうれしいですねー。」



 万事こんな調子である。



 「はぁーやっぱ納得いかねえ。こんなひらっひらの服、どっかに引っかけてすぐ破るぞ。」

 たっぷり1時間は愚痴った後、結局遊姫の勧めるままに服を買って着てみた和那であるが、全く落ち着かない様子である。

 「それを避けるのが女性らしさなんじゃないですか?」
 「いや、そんなもんいらんわ。女子力とか求めるのが間違ってたんだわ。これ、クローゼットの奥に封印安定だな。」
 「いえ、でも……」

 確かに歩き方や仕草は女子力の欠片程度しか感じさせない和那であるが、服を少し装飾の凝ったものにすればそのスタイルの良さから多少は補正が出るのである。

 「でも、なんだよ。」
 「和那さん、黙って立っていればそれなりに可愛いですよ?」
 「はぁ?お前、眼科行った方が良いんじゃないか?」

 問題はその相手であり、全く褒め甲斐のない存在が和那なのである。

 「でも、足長くて細いですから、それぐらいの服装の方が……」
 「だーから、その服装が嫌だっての!」

 結局堂々巡りなのであるが、最終的にはそのままアカデミア学生寮までその服のまま帰ったのであった。





 「あの、その……和那さん。」

 学生寮の前まで来てはいさようなら、という段になって、遊姫は俯き加減に口を開いた。

 「もう何も言うな……付き合わせたことは謝るから、このことは忘れろ。」

 再三の愚痴を吐き散らしたのか、少々落ち着いた様子の和那が額を押さえながら返した。

 「そうじゃないです。デュエル前に頂いたアドバイス、憶えてますか?」
 「デュエル前?ああ、『あんたが勝ったらデートしてやる』、っていった記憶があるな。それがどうかしたのか?」


 デュエル直前、和那が遊姫に対して耳打ちしたアドバイスは、先に和那の言った通りである。耳打ちされた直後は気が動転してしまった遊姫であったが、開始後はそれどころではない攻勢に遭ったので遊姫自身も頭から抜けていた。


 「その、ワタシ負けたのに結局デートしてましたから、これで良かったのかなって……」
 「は?お前は一体何を言っているんだ?」

 和那は意味がわからない、と言った体で続けた。



 「一方的に買い物に付き合わせただけだぞ?それのどこがデートなんだ。」



 「…………和那さんって、面倒な人ですよね。」

 次に意味がわからない、と言った様相を示したのは遊姫であった。

 「男女一緒に買い物なんて行ったらもうデートじゃないですか。」
 「いやいやいやいや、意味わかんねぇから。ロクにモノも買わないのに歩き回ってしきりに似合うかどうか聞くだけのアホみたいな時間潰しのどこがデートって呼べるんだよ。」
 「あー……わかりました。和那さんって、そういうところで女子力が欠けてるんですね。」
 「知った風なこと言いやがって、男のクセに。大体……」
 「よし、わかりました!」

 和那が尚も面倒を言いそうだったところを遮った遊姫は、和那の両手を取って言い放った。


 「ワタシとデュエルして下さい!ワタシが勝ったらデートしてもらいます!」





---《?次回予告?》---


和那 「お前それあれか?映画見ておしゃれなイタリアンでディナーして(略)ホテルにお持ち帰りか?」

遊姫 「ワタシまだ死にたくないです(真顔)」
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クトゥルフ大好きな人
えぇ、男女2人で買い物は思いっきりデートですぜ和那さん。
といっても遊姫の見た目が女の子だし周りからすれば友達同士の買い物に見えなくもないか←(そうじゃない
次回予告の遊姫の真顔で思わず飲み物を吹いたのはここだけの話w
(2017-02-04 17:37)
Ales(from SP)
和那はおしゃれな店でも絶対ピザ手掴みで食べてそう。というか何で京都でイタリアンなんだ←

クトゥルフ大好きな人さん
和那は何というか、無神経に見えて要らないところで気を使ってしまうので、他人の時間をあまり使わせたくないのです。ウィンドウショッピングなんかはその典型で、結果的に生産も消費もしないなら無駄じゃねーか、と思っちゃうんです。そんなだから、相手の実にならない買い物なんてデートとは思っていないのですねー。

>遊姫の見た目が女の子だし周りからすれば友達同士の買い物に見えなくもないか
一応歳も近いですから姉妹に見えるかもですね。性格もそれとなく似通ってますし。ってそうじゃないです。はい。

>次回予告の遊姫の真顔で思わず飲み物を吹いたのはここだけの話
ホテルで何するんですかねぇ……
*京都駅周辺にラブが頭に付くホテルはありません (2017-02-05 00:44)
光芒
冒頭の朱理の台詞ですが、前回の不評だった講義の時と比べると読んでいるこちらも思わずなるほど、と思ってしまう内容でした。
デッキを作る上でまずそのデッキの勝ち筋を考え、その勝ち筋を実現するために必要なカードを割り出してデッキに入れる。そしてそのデッキでデュエルをして欠点を見出した上でさらに負けたデュエルにおいて何故負けたのかを推測し、そしてそのデッキに足りないものを理解する。
それを行うことは簡単なようで実はとても難しいことであり、実際にデュエルをしてデッキに触れなければわからないことでもありますね。話中の反応はあまり目立ったものはありませんでしたが、変わったデッキでデュエルをしたことで多くの事を学んだ参加者たちには結構響いたのではないかな、と思います。

そして舞台は遊姫と和那の買い物へ。まさか和那がここまで方言丸出しの人だったとは。さて途中まで一緒にいた京都弁の人は一体……
男女2人だけで出かける=デートかどうかは中々難しい問題ですね。ただどちらか片方だけでも相手に恋愛感情を抱いているとなれば、その想っている方からしてみればデートになるんでしょうね。よくわかりませんが(自分は男女2人だけで出かけたことこそ何度かあっても和那と遊姫のような話にすら進展しなかったので)。

(2017-02-05 02:37)
Ales(from PC)
光芒さん
デッキ構築の講義なんていう大風呂敷を広げてしまったせいもあってオチには悩みましたが、ある定度の納得が得られたのなら何よりです。こんなこと にどとやらないぞ

>デッキを作る上でまずそのデッキの勝ち筋を考え、その勝ち筋を実現するために必要なカードを割り出してデッキに入れる。そしてそのデッキでデュエルをして欠点を見出した上でさらに負けたデュエルにおいて何故負けたのかを推測し、そしてそのデッキに足りないものを理解する
まあ、基本中の基本なんですけどね……しかしこれは最上級者であっても怠らないことですし、向上心を持つことこそが最大の進歩だと私は考えておりますので。

>変わったデッキでデュエルをしたことで多くの事を学んだ参加者たちには結構響いたのではないかな、と思います
テーマありきで作成したデッキがいかに難しいか、私自身もデッキを構築していて痛感させられました。そら(勝ちたければ)そう(【十二獣】使う)よ。思考もデッキも柔軟性が必要ですからね。

>さて途中まで一緒にいた京都弁の人は一体……
紗枝はんとしゅーこちゃんを2で割ったような人じゃないですかねぇ……?ぶっちゃけモブです。はい。

>男女2人だけで出かける=デートかどうかは中々難しい問題ですね。ただどちらか片方だけでも相手に恋愛感情を抱いているとなれば、その想っている方からしてみればデートになるんでしょうね
当事者の目線で見ると、和那のように否定する人はいるでしょうが、第三者から見ればそれはもうカップルがイチャイチャしていいるようにしか……リアジュウバクハツシロ
私個人の見解としては、そもそもデートという発想がよろしくないと思うんですよね。餅は餅屋といいますから、欲しいものがあれば男女関係なく詳しかったり専門だったりする知人を連れ歩けばいいんじゃないかと考える次第であります。困ったことに、女性にはその意図が理解されないのですが。 (2017-02-05 11:43)

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55 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 1061 4 2016-09-26 -
88 87 ‘‘fascination’’ 1017 4 2016-10-05 -
57 88 曙光の歌 890 2 2016-10-13 -
93 89 夜露に濡れた朝陽 1153 2 2016-10-18 -
169 90 9.A.M. 1238 2 2016-10-26 -
131 幕間 久実のだらだラジオ04 1169 2 2016-11-01 -
116 91 Gwin to run 1005 2 2016-11-09 -
121 92 ライトニング・マイル 995 4 2016-11-15 -
141 93 双振 1061 2 2016-11-20 -
50 94 鉛と金と 957 2 2016-11-25 -
110 95 剣と牙 1044 2 2016-11-29 -
115 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 1123 4 2016-12-04 -
120 97 Follow Tomorrow 1110 6 2016-12-06 -
71 幕間 久実のだらだラジオ05 1012 3 2016-12-07 -
69 番外編1-1 plan 8 to B 1032 3 2016-12-11 -
119 番外編1-2 †渚の大魔王† 1070 5 2016-12-15 -
158 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> 1107 4 2016-12-18 -
119 番外編2-1 籐篠塾・開講? 984 5 2016-12-21 -
99 番外編2-2 実践?籐篠塾 1112 3 2016-12-23 -
119 そぴあちゃんのくり(ry 1209 3 2016-12-25 -
129 番外編2-3 対面する者たち 1105 3 2016-12-30 -
76 番外編2-4 集結と収束 959 7 2017-01-03 -
106 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 1038 3 2017-01-05 -
135 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1160 2 2017-01-10 -
97 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1055 5 2017-01-13 -
141 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1077 2 2017-01-15 -
113 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 966 4 2017-01-18 -
133 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 1049 4 2017-01-22 -
122 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1176 9 2017-01-27 -
68 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1139 8 2017-01-31 -
124 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 978 4 2017-02-04 -
117 番外編2 前半終了の幕間 1078 9 2017-02-06 -
134 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 933 2 2017-02-10 -
137 幕間 論争、宇宙まで 995 2 2017-02-14 -
124 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 991 2 2017-02-16 -
123 【緊急?更新】今後の方策について 1065 2 2017-02-18 -
109 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 1051 10 2017-02-21 -
126 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1172 2 2017-02-26 -
138 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 1022 2 2017-03-03 -
103 番外編2-18 Symphonic…1 1129 2 2017-03-14 -
116 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 1012 2 2017-03-20 -
118 番外編2-19 Symphonic…2 829 3 2017-03-27 -
91 番外編2-20 新乱気流…pt.1 905 2 2017-04-05 -
147 番外編2-21 新乱気流…pt.2 949 2 2017-04-16 -
132 番外編2-22 新乱気流…pt.3 961 2 2017-04-21 -
102 番外編2-23 Waltzic...p1 942 2 2017-04-26 -
127 番外編2-24 Waltzic...p2 1021 2 2017-05-02 -
109 番外編2-25 Waltzic...p3 1094 6 2017-06-03 -
87 番外編2-26 Waltzic...p4 855 3 2017-06-11 -
112 番外編2-26 Waltzic...p5 973 4 2017-06-24 -
156 98 Drawback 1108 2 2017-07-10 -
137 99 Silhouette 939 2 2017-09-22 -
130 Where is my No.100!? 1082 4 2017-11-19 -
95 番外編File-X 静かな夜に? 1026 2 2017-12-25 -
109 Over the Period -御品書 950 2 2018-06-14 -
65 OtP0 Boat 820 2 2018-07-07 -
87 OtP02 Serenade 854 0 2018-07-14 -
76 OtP03 Dirge 827 0 2018-09-01 -
86 OtP04 Requiem 831 2 2018-09-17 -
101 OtP05 Period 850 2 2018-09-24 -
60 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 762 0 2018-09-28 -
128 OtP06 Anthem 868 2 2018-10-14 -
109 OtP07 Perfectly 969 2 2018-10-19 -
65 OtP08 Possession 736 2 2018-11-02 -
56 OtP09 Bloomin’ 879 2 2018-11-22 -
93 OtP10 Danger! 850 2 2018-12-09 -
115 OtP11 Vidofnir 985 2 2018-12-22 -
90 OtP12 Sigmund 787 2 2019-01-01 -
61 OtP13 Quantum 862 2 2019-01-11 -
104 OtP14 Vicious 868 2 2019-01-25 -
95 OtP15 Quantize 812 3 2019-01-29 -
89 OtP16 Fragments 914 2 2019-02-04 -
76 OtP17 Nornir 744 2 2019-02-15 -
87 OtP18 Beyond the End 756 2 2019-02-20 -
74 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 711 2 2019-02-24 -
103 OtP19 Deflect 795 2 2019-03-01 -
61 OtP20 Jokulhaups 720 2 2019-03-11 -
63 OtP21 Expedition 788 2 2019-03-15 -
60 OtP22 Lindwurm 807 2 2019-03-19 -
53 OtP23 Swords 718 2 2019-03-24 -
69 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 771 2 2019-04-01 -
126 OtP24 Charge 790 2 2019-04-08 -
119 OtP25 Manque 762 2 2019-04-21 -
71 OtP26 Lightning 686 2 2019-05-03 -
72 OtP27 Blaze 795 2 2019-05-22 -
71 OtP28 Prelude 914 2 2019-09-29 -
91 OtP29 Phantom 757 0 2021-01-02 -
59 OtP30 mare-Nectaris 604 2 2023-01-22 -
48 OtP31 Enclosure 416 1 2023-11-06 -

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