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HOME > 遊戯王SS一覧 > 97 Follow Tomorrow

97 Follow Tomorrow 作:Ales





 「まあ、そんな訳で勝ったんだが……正直、あの部長が何したかったのかはわかってないかな。いや、頭では納得してるんだが、気持ちの面では正直、朱理に勝ったって感じはしてないんだ。」

 長々とデュエルの展開を説明していた和那は再び机に腰掛けると、長い足を揺らしながら呟いた。


 「そう……そうね。私もあんな運用する人と一緒にされるのは心外だわ。だから、次はちゃんと待っているわ。」
 「次ってーと……来年か?」
 「いいえ、冬よ。敵地に乗り込んで全員倒す。協力して貰えるかしら?」



 珍しく好戦的な朱理を前に、和那は再び地面に足を付けた。





 「当たり前だろ……」


 右の拳を前に突き出すと、少し照れた様子を見せながら、小さくコツン、と返ってきた。



 「次は……全部掴んでみせるさ。あんたとの勝負も、優勝の楯もな……」





---





 (うっわ、どうしよ…………泣かれても困るんだけどなー。)

 突如涙を流した螢華の隣で気まずくなった琉枝は、とりあえずハーブティに口を付けた。

 「私は結局、本当の意味であなたに共感することは出来ないし、あなたに道を提示してあげることは出来ても手を引いて歩ける範囲にも限りがあるわ。最終的にどうしたいか、決めるのは螢華ちゃん自身よ。」


 「私は……でも、私は何がしたいのか、わからなくて…………」

 両親と妹を亡くして4年。‘‘死ぬためだけに生きてきた’’螢華にとって、何が何でもといった体で生きてきた琉枝は全く異質の存在であった。琉枝には遊貴がいたため、自分だけの生活を完結させるだけでは不充分であったが、螢華には自分すらも満足させる意思がない。隣にいる女性が、遙か雲の上の存在に見えるのだ。



 「そうねぇ……」

 呟きながら、琉枝はあることを考えていた。



 「ちょっと、失礼。」

 一言前置いて席を外すと、琉枝は二階へと足を進めた。





 「うん、まあ…………何とかなる、かな。遊貴次第ってところはあるけれど。」

 数字の羅列の暫しにらめっこした後、琉枝は待ち人の元へと戻った。





 「おまたせ。少し提案があるのだけれど、良かったら…………」

 琉枝の話を聞いた螢華は、目を見開いて驚きを示した。

 「でもそんなこと、申し訳なくて…………」
 「螢華ちゃん?」



 琉枝は螢華の両肩を掴んで強引に自分の方を向かせると、静かに呟いた。



 「機会は誰かが与えてくれるかも知れないわ。けれども、きっかけを探すのも、掴むこともあなたにしかできないのよ?」





---





 「と、言うことですから。悪いのはあくまで新聞部員であって、参加者及び山崎さん、新田さんに非はありません。」

 件のイベントの後、首謀者である遠山利香は案の定校長に呼び出されて校長室へと出頭していた。

 「自分の納得のいく夏を過ごすために反発した、か。随分正直に言ってくれたものだね。」
 「正直が自分の美徳だと自覚しておりますので。」

 苦々しげに呟く校長に対し、利香は流石にいつもの笑みはないものの、涼しげな表情であった。言葉通り、利香は正直に自分が企画したものだと名乗り出たのだ。そしてその為に新聞部員を利用し、最終的にイースト校の代表も巻き込んだ騒動を引き起こした。



 「参加者については自分から虚偽の内容を説明して、学校行事であるようなことを匂わせる発言をした、というのも事実です。ですから、参加者についても何ら責任はありません。」

 校長が言葉を発そうとしたのを見計らって、利香は素早く言った。

 「あくまでも責任の所在は自分である、ということかね?」
 「ええまあ、そういう事ですが…………すこし違うと言いますか。」



 利香は一瞬悪戯っぽく笑うと、スカートのポケットから生徒手帳を取り出してページを捲った。



 「行事やイベントを企画する際には必ず、所定の用紙に記入して提出し、学校の許可印を得なければならない。というのが本校の規定で、私はそれに違反したからこうして呼び出された、という認識で間違いないですよね?」
 「ああ、そうだが……?」



 校長は十七八の小娘が何を言い出すか、と思い次の言葉を待った。



 「いえ、実はですね……許可は貰ってあるんですよ。」



 そう言って利香は、鞄の中のクリアファイルを机に置いた。

 「確認しよう。」

 校長はその資料を手に取り、内容を確認した。

 「…………遠山君。」
 「はい、何か不備がありましたでしょうか。もしあったとすれば、それはその資料を受理した教員側のミスだと思われますが。」
 「いや、そうではない。」

 校長は資料を机の上に置き、利香の方を向けて問題の箇所を指した。



 「ここには、茶話会と余興、としか書いていないのだが?」





 利香は再び不敵な笑みを浮かべると、次の一瞬で平静に戻って訊ねた。

 「それ以外に不備はない、という事ですか?」
 「ふむ、具体的な時間を書かずに開催時間が‘‘交流会終了後’’となっているのは本来問題ではあるが……ここはこちら側の不備なので非を問わないこととする。となると……その一点が問題で、しかし重要なことですな。」
 「なるほどなるほど……」



 利香は満面の笑顔でクリアファイルからもう一枚の紙を取り出した。

 「こちら、その‘‘余興’’の内容です。どうぞ、ご覧下さい。」





 「部長、本当にあんなので大丈夫だったんですか?というかあれ、私文書偽造ですよ。犯罪ですよ。」

 校長室から帰ってきた利香は、新聞部の面々を前に「全面勝訴」の横断幕を堂々と掲げて自身の勝利を報告した。もっとも、全面の前に小さく‘‘ほぼ’’と書き加えられているのだが、ほぼ誰も気にしてはいなかった。どういう手管で難を逃れたのかほとんど全ての者は知らないが、唯一知っているのがこの芹野舞であった。

 「いえいえ、勝てば官軍ですよ。それに偽造の証拠となる偽の余興プログラムは経った今シュレッダーで裁断されましたから、なくなったも同然です。」



 利香が勝ち得たのは、2つの作戦を成功させたからだ。

 ひとつは、認可の印を舞にパソコンで編集させ、余興プログラムの紙にあたかも印字したかのように見せかけ、その資料を提出したのだ。余興プログラムにはただ、「下校の1時間前までデュエル、その後表彰式」とだけあった。茶話会について突っ込まれもしたが、その後行う予定だったが表彰式が長引いたためお流れになった、と嘯いておいた。なお本来の余興のプログラムはそもそも提出しておらず、複製を取られていて整合性を求められるという心配もなかった。

 もうひとつの作戦は、校長の呟きをシャッターチャンスよろしくICレコーダーに収めたことだった。
 舞の編集した適当なプログラムを見た当初校長は渋面を作ったが、利香が色々と言い換えて説明したところ、校長は遂に一言呟いてしまったのだ。



 「確かにそういう事なら、企画の実行に不備はなかったと言えるが……」



 利香はそのうち、「企画の実行に不備はなかった」という決定的な瞬間を録音し、満面の笑顔でそれを再生したのだ。教育委員会の名前まで出すなど、やっていることは脅迫そのものであったが、何はともあれ処分は追って知らせるということであり、大きく処分を受けることはなさそうである。




 「私も色々と処分を回避してきましたが、今回ばかりは覚悟しましたよ。舞には昨日から世話になりっぱなしですね。」
 「昨日?昨年からの間違いじゃないですか?」

 冗談めかして舞が訊くと、意外な言葉が返ってきた。

 「ははは、そうでしたね。舞には本当に、お世話になりっぱなしでした……」

 さては明日に雨でも呼んでくるつもりかと思いその横顔を見てみると、利香は今し方出てきた校舎を眺めていた。


 夕暮れに染まる校舎は成程、確かにどこか哀愁を漂わせる。




 「舞…………いえ、芹野さん。」

 暫くそうやって黄昏れていた利香が、突如口を開いた。

 「何ですか?」
 「これを……受け取って頂けますか?」



 そう言って差し出されたのは、緑字に白で文字の書かれた腕章だった。





 「…………どうして、私に?」

 いくつもの問いを総合して‘‘どうして’’と言った舞の問いかけ対し、利香は実にあっさりと答えた。


 「私も、私の前の部長も、はしゃぎすぎてしまいましたから。部のためには、1年ぐらい真面目な部長が居てもいいと思うんですよ。」



 「はぁ……」




 体よく押しつけられるだけのような気もするが、問題を起こさない期間があっても悪くはない。舞の堅さに慣れるまで部員は大変だろうが、その堅さが前部長のお墨付きとなればそう問題も起こらないだろう。




 「わかりました。そういう事でしたら、その役、お引き受けいたします。部長―いえ、遠山先輩。」





---





 「あっ、この曲!」

 最終曲をどうしようかと思い皿を回していた遊貴の横で突如、深琴が声を上げた。

 「えっと……これ?」

 深琴が声をかけたと思しき曲を選択すると、当人は無言で頷いていた。

 「軸と同時押しのラッシュなんですけど……」
 「いえ、私が好きな曲ってだけなので。気にしないで……」

 ランプこそ青色だが一応AAが見える程度のスコアは稼いでいるため、遊貴としては致命的に苦手という訳ではない。そもそもテンポの速い曲ではないので割とどうとでもなる印象であった。

 「ミラー付ければ落ちることはないです。」
 「み、ミラー?鏡を見てプレイするの?」
 「あーいえ、そうではなくて……要するに、譜面を左右ひっくり返すミラーというオプションがあるんですけど、それを付ければ曲の難易度って結構変わるんですよ。」
 「あ、なるほど。ターンテーブルの場所が違うから……」

 別に選曲しなくてもいい、とは言われたものの、他にやりたい曲もないのでさっさとミラーを付けて開始する。隣では深琴が妙に緊張した面持ちで見守っていた。





 「あの、ありがとう……」

 曲が終わり、プレーも終わって段を下りた遊貴に、深琴は小さく声をかけた。

 「いえ、別に……私もこの曲、好きですから。」

 このDJシミュレーションゲームにはおおよそ似つかわしくない、ユーロビートやレイヴとは異なるダンス・ポップだが、遊貴もまたこの曲が好きだった。それこそ、苦手だと言っていた縦連や同時押しを乗り越える程度にはプレーしていたのだ。



 「それで、その……見ていて欲しいんですけれど…………」

 少し恥ずかしそうにする深琴が指差したもの、それは-


 「あー……なるほど、それで知っていたんですか…………」

 白い筐体に大画面。上部にはモーションセンサーが搭載されており、1メートルと少し前にフロアマット。遊貴がプレーしたものと同じメーカーが制作したリアルダンスアクションの筐体である。メーカーが同じということもあって、ゲーム間の曲のやりとりは豊富だ。実際、遊貴が最終曲に選択したものもこのゲームに収録されている。

 「はい、実はアーケード版をプレーするのは初めてで、さっきの曲も初めてなんですけど……」

 言いながら淀みなく操作し、迷わず選曲する。


 「あの、最高難易度なんですけど……」
 「動画見て振り付けは覚えてるから。後はタイミングだけ。」

 曲調とはミスマッチなゴシック様式の改造ブレザーだが、要所を締めた動きは中々に映えるものだ、というのが遊貴の感想だった。





---





 約二週間後。

 期末試験を自分基準のそれなりで終えた遊貴は、琉枝からの依頼で京都駅構内のさる店へと足を運んでいた。

 私鉄の改札と八条口の間に、それはある。琉枝が何故突如その商品を指定し、またわざわざ購入までさせたのかはわからないが、とりあえず買い物を済ませてとりあえず帰ろうと思い、足を烏丸口の方へ向けた。



 その瞬間、急に視界が暗くなり、背後からふわりとした感触に包まれた。




 「ふふっ……だーれだ?」
 「むぅ…………」

 小学生並みの体躯しか持ち合わせていない遊貴であるが、往来のど真ん中で白昼堂々と子供じみたことをされて羞恥心を刺激されないほど子供ではない。するりと猫のように抜け出すと、無言で帰り道を歩くことにした。

 「え?あら?ちょっと待って……」

 声の主が追いかけてくるが、遊貴は構わず歩き続けた。



 「…………やっぱり。」

 今頃になって、琉枝からの着信があった。

 「もしもし…………?」

 若干の怒りを込めて、しかし歩は緩めずに。遊貴は電話口に呟いた。

 「どう?合流できた?」

 してやったりといった体の琉枝の軽やかな声が聞こえた。

 「…………うん、一応。」
 「そう、じゃあ‘‘一緒に’’帰っておいで。喧嘩しちゃ駄目よ?」

 言いたいことだけ言って切られてしまった。溜息と共に足を止めると、振り返って改めて追ってきた相手と対面した。


 「えっと……お帰り?なんて声をかけたらいいんだろ、こういう時……」

 言葉に悩む遊貴を見て、螢華はそっとその手を取って笑顔を見せた。



 「今日から1ヶ月半、お世話になります。」





 「え…………?」

 一ヶ月半と以後といえば、丁度9月の初めである。つまり―





 「ええ!?」

 遊貴にしては珍しく大きな声が出たが、それは時の広場の喧噪に消えていった。





---《?次回予告?》---


久実 「い つ も の」





---《?後書き?》---

 ぬわああああん疲れたもおおおおん
 チカレタ…

 くぅ~疲れましたw これにて(第2部)完結です!


 冗談は置いておくとして、本当に疲れました。肉体的にも精神的にも大変な夏でございました。これ以上書くと愚痴にしかならないので差し控えますが、感謝企画に際しては本当に長らくお待たせして申し訳ありあせん。夏のテーマなのに現実は冬になっちゃってますが、オーストラリアかニュージーランドかグアムかハワイにでもバカンスに行った気分で楽しんで頂ければ幸いです。
 さて本作「雪と光竜と夢幻世界」の今後の予定ですが、まずは恒例(?)の質問の募集から。こ↑こ↓よくわからないんですけどそれは……とか、おいゴルァ!こ↑こ↓意味わかんねぇぞ!いい加減(ryとか、そんな質問をお待ちしております。久実ちゃんが答えてくれます(無責任)。
 今後の予定としましては、まず久実ちゃんのだらけきった放送、感謝企画第1弾「灼熱†渚のDIAVOLO~gigadelic Mermaid girl~†(仮)」、第2弾のドクシャ=サン参加企画「デュエル三題噺(仮)」、第3弾「デュエリストのだらだらな日常(決定)」と続き、予告通り一旦休載いたしまして、新作が完結次第、第3部「精霊界に降る初雪(仮)」編の投稿となります。新作の構成上、第3部の書き始めは恐らく再来年辺りになりそうですが、某ハイネック種のサラブレッドよろしく首を長くして待って頂ければ幸いであります。これからも拙作をよろしくお願いいたします。

 『雪と光竜と夢幻世界作者 Ales





 ちなみに今話にて、深琴がリクエストして踊った楽曲は今話のタイトルにもなっている、HHH×MM×STの‘‘Follow Tomorrow’’。BEMANI全体で見ても有数の名曲です。
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から揚げ
第2部完結お疲れ様でした!楽しく読ませていただきました!今まで感想を書けなかった私を許してくれ(ドルべ感)

利香の行動力は本当に凄いと思います。イベントを行った事の正しさを証明するために巧く文書を仕上げた上に、巧みな話術で言質を引き出し、その内容をボイスレコーダーに録音して交渉を有利に進めたとは・・・中々の強かさですね!

さて質問ですが、感謝企画第1弾の水着回では、パイタッチはありますか?(ゲス顔) (2016-12-06 23:45)
光芒
第2部連載お疲れ様でした。後書きを見る限り、相当苦労されたようですね……まあ頭の中では物語が出来上がっていても実際に文字に起こすとなるとかなり厳しいことですし、リアルの事情も絡んでいるとどうしても時間がかかってしまうことですよね(共感
ちなみにリアルの季節は冬ですが、寒い日常を忘れさせてくれる意味でも夏の話を書くのはありだと思います。決して水着回を待ちわびているわけではありません。ありませんからね?

さて色々あった交流会編も終わりを告げたわけですが、螢華が宮戸家に居候、そして舞が利香から新聞部部長の後継に指名される、と大きそうな(大きくない?)動きが2つ。
前者は琉枝との対話の中で「(遊貴のために)必死に生きてきた」琉枝と「死ぬために生きてきた」螢華という対照的な2人でしたが、決めるのは自分、と言いながらも手を差し伸べてあげる琉枝の密かな優しさを感じました。ただ、暗い過去を明かすことで螢華というキャラの魅力はさらに増しましたが、やはり彼女は遊貴をおもちゃにしている時が一番楽しそうで一読者としてほっこりします。
そして利香はとても高校生とは思えないような根回し(意味深)で校長と手打ち。この人本当に高校生ですか?家族や親戚にその道のプロでもいるんじゃないのか、と思えるほどの徹底ぶりですね。ただ舞を指名する時の台詞からやはりと言ってはなんですが、歴代の新聞部部長って利香みたいのばっかだったんですね。そう考えると今の利香を形成したのにはやはり先達の影響が……(震え声)

後書きを見る限り、12月で番外編を終わらせ年明け過ぎから第3部ということで宜しいのでしょうか?内容がぎっしりなのであまり無理をしないでくださいね。楽しみにしております。 (2016-12-07 00:28)
ドクダミ2号
お疲れ様でした!長い長い第2部でしたなぁ、色んな意味で。

証拠云々とか、ボイスレコーダーで一瞬の呟きを録音するとか、彼女本当はその道のプロなんじゃないですかね?潜入捜査とかでも活躍しそう(適当)
遂に番外編が来るわけですが………季節外れもたまにはいいものですよー。この寒い冬だからこそ夏の話題を書いて心だけでも温めましょう。でも、無理はしないでくださいね。何はともあれお疲れ様です。 (2016-12-07 06:46)
Ales(from PC)
コメントありがとうございます。
ちょっと時間が押してしまいまして個別にコメントを帰すことは出来ませんでしたが、質問に関しては次話にて回答させて頂いております。
感想ありがとうございました。読者の皆様から頂ける感想こそが何よりの励みであります。これからも生暖かい目で見て頂ければ幸いです。 (2016-12-07 22:50)
tres(トレス)
遅ればせながら2話完結お疲れ様でした。部長、もとい元部長の行動力は凄まじいですね。よく作戦を成功させました。バージェストマでチェーンを重ねるっていう発想は斬新でした。まだまだ自分では考え付かないようなコンボもたくさんあるんだろうなと思います。
夏休みの間の約1ヶ月半、宮戸家で共にする螢華さん。遊貴をかわいがるのも程々にしていただきたいところです。 (2017-04-21 19:18)
Ales(from PC)
tresさん
ありがとうございます。番外編が予想以上に長くなりすぎて手がつけられなくなりかけていますが、何とか手綱だけは握っているAlesです。

>部長、もとい元部長の行動力は凄まじいですね
舞 「もうちょっと自重してください」
利香 「だが断る」
利香はまだまだ暴れ……暴れないですね。モラル値の低さと危機回避能力の高さが彼女の魅力です(そこはかとなくネタバレ)。

>バージェストマでチェーンを重ねるっていう発想は斬新でした。まだまだ自分では考え付かないようなコンボもたくさんあるんだろうなと思います
幾度となく書いたので詳しくは書きませんが、こういうデッキ(脳内ダークマターとも言う)を紹介できるのもSSの醍醐味だと思っています。回してみると想像よりは重くないのもまた面白いところですね。

>夏休みの間の約1ヶ月半、宮戸家で共にする螢華さん。遊貴をかわいがるのも程々にしていただきたいところです
螢華 「いやです(ロマ○ガ3の詩人並みの感想)。」
ま、まあこれKENZENなお話ですから……R-18要素はありませんよ? (2017-04-21 20:36)

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130 78 Dead heat 1147 2 2016-08-16 -
130 79 フューチャー・リビジョン 1088 2 2016-08-19 -
119 幕間 久実のだらだラジオ03 1119 2 2016-08-22 -
130 80 それぞれの「加速度」 973 2 2016-08-25 -
60 81 EDEN 1061 4 2016-09-01 -
66 82 闇夜の錦 1039 2 2016-09-05 -
129 83 月影 1256 2 2016-09-09 -
95 84 宵待桜と日照の龍 1082 2 2016-09-13 -
118 85 Sakura Sunrise 1207 2 2016-09-18 -
87 閑話休題:お詫びとおまけ 1095 2 2016-09-22 -
55 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 1061 4 2016-09-26 -
88 87 ‘‘fascination’’ 1018 4 2016-10-05 -
57 88 曙光の歌 891 2 2016-10-13 -
93 89 夜露に濡れた朝陽 1153 2 2016-10-18 -
169 90 9.A.M. 1238 2 2016-10-26 -
131 幕間 久実のだらだラジオ04 1169 2 2016-11-01 -
116 91 Gwin to run 1005 2 2016-11-09 -
121 92 ライトニング・マイル 996 4 2016-11-15 -
141 93 双振 1061 2 2016-11-20 -
50 94 鉛と金と 958 2 2016-11-25 -
110 95 剣と牙 1044 2 2016-11-29 -
115 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 1123 4 2016-12-04 -
120 97 Follow Tomorrow 1110 6 2016-12-06 -
71 幕間 久実のだらだラジオ05 1013 3 2016-12-07 -
69 番外編1-1 plan 8 to B 1033 3 2016-12-11 -
119 番外編1-2 †渚の大魔王† 1070 5 2016-12-15 -
158 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> 1107 4 2016-12-18 -
119 番外編2-1 籐篠塾・開講? 984 5 2016-12-21 -
99 番外編2-2 実践?籐篠塾 1113 3 2016-12-23 -
119 そぴあちゃんのくり(ry 1209 3 2016-12-25 -
129 番外編2-3 対面する者たち 1105 3 2016-12-30 -
76 番外編2-4 集結と収束 960 7 2017-01-03 -
106 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 1038 3 2017-01-05 -
135 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1160 2 2017-01-10 -
97 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1055 5 2017-01-13 -
141 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1077 2 2017-01-15 -
113 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 966 4 2017-01-18 -
133 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 1049 4 2017-01-22 -
122 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1176 9 2017-01-27 -
68 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1140 8 2017-01-31 -
124 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 979 4 2017-02-04 -
117 番外編2 前半終了の幕間 1078 9 2017-02-06 -
134 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 934 2 2017-02-10 -
137 幕間 論争、宇宙まで 995 2 2017-02-14 -
124 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 991 2 2017-02-16 -
123 【緊急?更新】今後の方策について 1065 2 2017-02-18 -
109 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 1051 10 2017-02-21 -
126 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1172 2 2017-02-26 -
138 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 1023 2 2017-03-03 -
103 番外編2-18 Symphonic…1 1130 2 2017-03-14 -
116 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 1012 2 2017-03-20 -
118 番外編2-19 Symphonic…2 829 3 2017-03-27 -
91 番外編2-20 新乱気流…pt.1 906 2 2017-04-05 -
147 番外編2-21 新乱気流…pt.2 949 2 2017-04-16 -
132 番外編2-22 新乱気流…pt.3 961 2 2017-04-21 -
102 番外編2-23 Waltzic...p1 942 2 2017-04-26 -
127 番外編2-24 Waltzic...p2 1022 2 2017-05-02 -
109 番外編2-25 Waltzic...p3 1094 6 2017-06-03 -
87 番外編2-26 Waltzic...p4 856 3 2017-06-11 -
112 番外編2-26 Waltzic...p5 974 4 2017-06-24 -
156 98 Drawback 1108 2 2017-07-10 -
137 99 Silhouette 940 2 2017-09-22 -
130 Where is my No.100!? 1082 4 2017-11-19 -
95 番外編File-X 静かな夜に? 1026 2 2017-12-25 -
109 Over the Period -御品書 950 2 2018-06-14 -
65 OtP0 Boat 820 2 2018-07-07 -
87 OtP02 Serenade 855 0 2018-07-14 -
76 OtP03 Dirge 827 0 2018-09-01 -
86 OtP04 Requiem 831 2 2018-09-17 -
101 OtP05 Period 850 2 2018-09-24 -
60 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 763 0 2018-09-28 -
128 OtP06 Anthem 869 2 2018-10-14 -
109 OtP07 Perfectly 970 2 2018-10-19 -
65 OtP08 Possession 736 2 2018-11-02 -
56 OtP09 Bloomin’ 880 2 2018-11-22 -
93 OtP10 Danger! 850 2 2018-12-09 -
115 OtP11 Vidofnir 985 2 2018-12-22 -
90 OtP12 Sigmund 788 2 2019-01-01 -
61 OtP13 Quantum 862 2 2019-01-11 -
104 OtP14 Vicious 869 2 2019-01-25 -
95 OtP15 Quantize 812 3 2019-01-29 -
89 OtP16 Fragments 914 2 2019-02-04 -
76 OtP17 Nornir 745 2 2019-02-15 -
87 OtP18 Beyond the End 757 2 2019-02-20 -
74 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 712 2 2019-02-24 -
103 OtP19 Deflect 796 2 2019-03-01 -
61 OtP20 Jokulhaups 721 2 2019-03-11 -
63 OtP21 Expedition 789 2 2019-03-15 -
60 OtP22 Lindwurm 807 2 2019-03-19 -
53 OtP23 Swords 719 2 2019-03-24 -
69 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 771 2 2019-04-01 -
126 OtP24 Charge 790 2 2019-04-08 -
119 OtP25 Manque 763 2 2019-04-21 -
71 OtP26 Lightning 687 2 2019-05-03 -
72 OtP27 Blaze 796 2 2019-05-22 -
71 OtP28 Prelude 914 2 2019-09-29 -
91 OtP29 Phantom 757 0 2021-01-02 -
59 OtP30 mare-Nectaris 604 2 2023-01-22 -
48 OtP31 Enclosure 416 1 2023-11-06 -

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