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OtP29 Phantom 作:Ales




 校舎に戻ったふたりを待っていたのは、外の豪雪よりも重い空気であった。

 「あ、遊希。おかえり……って、どうしたのよ、その格好!?」

 彼女らに真っ先に気付いた千夏が、駆け寄って姿を検めると、驚いた様子で問いかけた。

 「どうしたもこうしたも、今外は大雪よ。それより、この空気は一体何なの?」
 「それより重要なのはあんたたちのその格好でしょ!とりあえず寮に戻ってお風呂、入ってきなさい。私たちも……このデュエルが終わったら寮に戻るわ」

 遊貴が横目でフィールドを見遣ると、そこには舞と-最初にデュエルしていた青年とは別の青年が対峙していた。

 「ええ、わかったわ……宮戸さん、寮まで案内するわ」
 「はい……」

 いいかどうかなど聞くのも野暮であろう。酷使しすぎた身体は限界が近く、帰ろうにもこの雪では駅までたどり着けるかどうかも怪しい。

 「綾香、校長先生への連絡お願いね。じゃあ、お先に」

 遊希はひと言言い置くと、遊貴の手を取って階下へと足を向けた。



 「服は……しょうがない、私のを貸すわ。サイズが合わないだろうけど、そこは我慢して」
 「……あの」
 「あなたの制服はとりあえず洗濯機に入れておくわ。どうせこの雪では飛行機も新幹線も運休でしょうから、一日泊まっていきなさい」
 「あの」
 「何?」

 ひとりでどんどん話を進める遊希に対し、遊貴は少々困惑したように声を掛けた。

 「えっと、その……私も一緒に入るんですか?」
 「今更過ぎないかしら、その疑問」

 全くもって正しい指摘である。どちらかが待てば待った側が風邪をひきかねないほどに双方雪を被っている。さりとて部屋に備えてある浴場を使うにも、部外者をひとりにしておくのはセキュリティ上の懸念がある。無論遊貴がそんな事をするとは到底思えない遊希であるが、万が一何か起きてしまったら、目を離していた事は双方にとって遺恨を残す結果となってしまう。

 「そう……ですよね。むぅ」
 「別に恥ずかしがるような事じゃないでしょう、その程度」
 「あー……恥ずかしいとかそういう問題ではなくてですね……」

 大別すれば「恥ずかしい」という感情なのだろうが、遊貴にはどうしても人前に肌を晒したくない事情がある。

 「どんな事情があるかは知らないけれど、こんなところで押し問答していたらそれこそ共倒れよ」
 「はい……」

 言葉では肯定しながら一向に服を脱ぐ素振りを見せない遊貴に対し、遊希はひとつ溜息を吐いて一歩迫った。

 「あのね……私たちも別に悪意があってあなたを連れ込んでいる訳ではないの。そこの辺りご理解頂きたいわ」
 「わかりました。脱ぎます。脱ぎますから……」

 背水の陣は英語の慣用句では“Back to the wall”、つまり背後に壁。無論戦いの最中ではないのだが、壁際に追い込まれて迫られればそういう心境にもなる。


 遊希からしても、延々と人に説教をけしかける趣味はない。服に手をかけたのを横目で確認すると、寒気に耐えかねた様子で浴室へと姿を消した。



 「トラブルの回避……」

 遊貴も呟きと共に用意されたタオルを手に取り、浴室へと向かった。




 特に気に病むような事はなく、互いに傍らに人無きが如し、といった体裁を保っていた頃合いである。遊貴が十数分かけてわっしわっしと髪を洗っていた時分に、不意に背中に気配を感じた。無論気の主は遊希なのであるが、入浴前同様に警戒はすれども洗髪中は前すらも見えぬ。とかく分が悪い訳で、遊貴ははてどうしたものかと思案しつつわっしわっししていた。

 「そうやって頭抱えていると、本当に小さく見えるわね……」
 「残念ながら、成長期ガチャはよい結果に恵まれませんでした」

 隣に座った遊希の言に、軽い言葉遣いで返す。相手も迷った様子で言葉を紡いだときに、露骨に堅い口調や突っぱねる言を使うのはよろしくない。征や美夏が相手のときに交える冗談とは少々趣向を変え、少なくとも会話が続く程度のツッコミどころを残さねば場が気まずくなる。

 「ガチャねぇ……人生はリセマラできないから、多少の諦めは必要よね」
 「できたところで……うん、できるならしたいかな」
 「あら、意外。私と会えたのは不満?」
 「随分お上手な挑発……『あの』天都遊希とお風呂に入っていて不満を漏らす程度には、人生に色々ありまして。」

 先に根負けしたのは遊希の方であった。

 「あなた、本当に可愛くないわね。いえ、外見の話ではないわよ?」
 「そうですね。リセマラできるなら性格からリソース配分する事にします」
 「そういうところよ……っと、性格については私も人の事を言えないわね」

 自嘲気味に呟く遊希の複雑な表情を鏡越しに認め、遊貴は言葉を探りながら返した。

 「んー……擦れた大人の相手して生活していると、どうも苦労する……美夏なんかを見てるとそう思いますよ」
 「星崎さん?あの子、確かに端から見ると面倒そうな性格していたけど、そんなに苦労背負っていたかしら?」

 意外な名前に疑問を呈した遊希に、遊貴はやはり気怠そうに返す。

 「あの子、あれで一応社長令嬢だから……」



 「え?」

 数秒の間の後、遊希が吐き出した。

 「社長令嬢。あっ今うわー似合わない、絶対嘘だ。って顔してますよね?」
 「え、あの……嘘でしょ?」
 「残念ながら本当なんですよ。二年前も今も馬鹿やってるように見えますけど、あれはあれですごい成長してるんですよ」
 「えっと……例えば?」

 自分で言っておきながら、事実とはいえ違和感が消えない。それでも親友の成長は親友ながらに誇らしいものである。

 「取引先との付き合いでの擦れた大人連中の前で、『人脈構築のためです』って二言目に言える程度には……いや、そもそもそういう話に乗っかる辺り、もう覚悟決めてるというか」
 「あの星崎さんにそんな一面があったなんてね……そういえばあなたの学校の新田さんもプロの世界に飛び込んでるし、あなたの周りは結構その辺の決断、早いのかしら?」
 「征は……負ける前提で挑戦してるから。その辺計算して挑戦するのが今日戦った花鈴かな。花鈴は花鈴で計算して、何度も失敗するだろうけれど……まあ、大丈夫かな」
 「浜部さん……そういえば春先にお姉さんに会ったわ。あのふたり、本当に姉妹なのかしらって思うぐらい態度が違ったわね」

 浜部花鈴の姉、浜部鈴音は弱気が前面に出てしまうような、押しが弱く押しにも弱い少女であった。もっともそれはつい数ヶ月前に改善し、今では堂々たるデュエリストとして活躍しているのだが。

 「花鈴、お姉さんいたんだ……」
 「え?」

 遊貴の言葉に、遊希はまたも疑問を抱く。

 「あなた、知らなかったの?」
 「家族の話する間柄の人、そんなにおりませんので。交友関係は……まあ、無理に広げなくても良いかな……」
 「随分あっさり言うのね」
 「家族には良い思い出ありませんから……」
 「……」

 次の言葉に悩む遊希を振り返り、遊貴はやはり眠たげな表情で言葉を続けた。

 「お互い様、って感じですかね」


 遊希がその言を解するまで数秒の時間を要した。

 「ということは、あなたのご両親も……」
 「小学生の頃のあなたと、同じぐらいの有名人でしたよ」

 そう言われて記憶を掘り起こす。宮戸という姓には確かに、聞き覚えがあるのだ。

 「まあ……人生色々ありますから、あのふたりも忘れられるぐらいが丁度いいんですけどね」

 反論が喉元まで出掛かった矢先、眼前の少女は話を畳んで洗髪を再開した。

 「随分自分勝手に話すのね……」

 半分呆れた声は恐らく、彼女には届いていなかったであろう。





---





 「私も……ですか?」

 ふたりが風呂から上がって談話室に入ると、まず聞こえたのは舞の声であった。

 「はい。この天候ではまず、移動は無理でしょう。ですから、少し手狭になるかと思いますが、今日はここでお過ごし頂くのが良いと思います」
 「そのとおりだ!先ほどはこうじんをはいしたが、このまま引きさがらないからな!リベンジのきかいをしょもうする!」

 続けて詩織と留奈が両者正反対の口調で、しかし似た内容の話を仕掛けた。

 「後塵を拝したって……舞先輩、普通に強かったんだ」

 さて本当に同じ学び舎に籍を置く間柄だったのか、と問われてもおかしくない遊貴の発言を拾ったのは綾香であった。

 「うちの一年生……高海くん以外の五人が揃って全敗よ。控えめに言って化け物ね、あの強さ。でも、同じ学校だったのに知らなかったのね」
 「一昨年までは強い人が同級生にいたせいで交流戦の代表になれてなかったし、昨年は席が空きそうだったんだけど新聞部の部長と受験勉強の兼ね合いで辞退してたから……カードもしばらく触ってなかったと思いますよ」

 当たり障りなく、そしてさりげなく遊希の背に隠れながら遊貴が返す。

 「夏も受験勉強って……ちょっと耳が痛いわね」
 「あの人、一橋ですから。その分かなり勉強も……」
 「はぁっ!?」

 俄に驚きの声を上げた綾香に、皆の視線が集まる。

 「あっ……えっと、何でもないわ。それより、遊希達も戻ってきたことだし、さっさと始めるわよ!」

 何を、という遊貴の呟きは、談話室に置かれた大量の料理の前に消えた。

 「クリスマス、忘れてないわよね?」



 「……忘れてました」
 「だと思ったわ……」
 「でも、私たちもいて良いんですか?」


 「逆に訊くけれど」

 やれやれと首を軽く振った遊希は、遊貴の手を引いて部屋の中央へと足を進めながら返した。

 「私たちにクリスマスパーティーをさせないつもり?」
 「むぅ……ごもっとも」

 しかし、パーティーの前にやらねばならないことがあるのは、この遊貴を含めた三人である。

 「あっ、宮戸さん。私の準備はできていますけれど……」
 「私もOKデス!」

 星乃綾香が強引に合意形成し、月宮詩織が口八丁で押し込んだ、エヴァ・ジムリアと宮戸遊貴の対談インタビューという芹野舞の仕事が、まだ残っているのである。



 「とりあえず、今日の決勝のプレーを振り返ってみましょうか」

 スマートフォンで録音・録画しつつ、舞が口を開いた。談話室のテレビには遊貴のタブレットが接続され、デュエルシーンのリプレイが表示されている。そんな光景を目にして無論ここにいる全員が無視するわけもなく、皆一様に食事を手に取りながらディスプレイとエヴァ、そして遊貴の顔と視線をせわしなく動かしていた。

 「まずはデッキについて訊きましょうか。決勝の舞台で非常に大胆なデッキを採用しましたが、どのような意図であんなデッキを組んだのですか?」
 「えぇーと……決勝で当たる相手は予測できていたので、メタ読みのメタと言いますか……」

 遊貴にしてみても、今回のデッキのコンセプトは至極オーソドックスな【HAT】からの、決勝に向けて用意した特設サイドボードでの【セルフ・バウンス】と全体除去を絡めた、いわば「対浜部花鈴専用」のデッキなのである。相手が除去態勢のない【影霊衣】であるとわかっていれば、取れる戦術も自ずとわかってくるものである。故に、エクストラデッキ対策にカウンター気味で出す局面では強いものの、自身は除去耐性を持たないが故の盤上での脆さを持つ【影霊衣】に対し、「一度出させてから全て破壊し、立て直しの暇を与えずにたたみかける」というまさにMtGで言うところの【ジョークルホープス】を実現して見せたのである。

 「その言い方だと、まるで浜部さん以外には特別対策しなくても負けない、と言っているようにも聞こえますが?」

 的確な舞の質問に、遊貴はとぼけたような微笑と共に返した。

 「そうですよ。だって、皆見てるじゃないですか」

 言葉の真意を解しかねる様子の全員を前-いや、過半を背に、遊貴は続けた。

 「皆、誰が私にどう負けたかを見てる。だから、こうしないでおこうとか、あれに警戒しようとか。全部、わかっちゃうんですよね」

 相手が何をしてくるかわかれば、粘り強さとカウンター寄りのデッキ構成は非常に強力である。初動を潰すか、最終的な盤面を潰すか。あるいはセットカードにさえ気を付ければ強引に突破できるか。


 敵を知り己を知れば百戦危うからず-

 そこで遊貴は、机の上のカップに用意した紅茶をひとくち啜った。



 「でもそれは、デッキコンセプトを曲げてまでしなきゃいけないことなのかしら?」

 凍り付いた場を打開すべく、外野の一員であった遊希が、突如声を上げた。

 「そうデスヨ。ほとんどのデュエリストガ、自分のデッキを持って戦っていマス。それでは不充分だったのデスカ?」

 漸くエヴァも対談の声を上げた。

 「必要ないですね」

 重い空気の中発せられた質問に対する回答は、非常に軽いものであった。

 「ただ、滋賀の方の大学に進学した先輩とちょっとだけ話す機会があって、その時に面白いデッキを教えてもらったので、作ってみました。自分のデッキは自分のデッキでありますし、今回のデッキは来年使う予定はありません」

 これはこれで楽しいんですけどね、と付け加えて、遊貴はもうひとくち紅茶を啜った。

 「その先輩って……籐篠朱理さんですか?」

 またも外野、次は詩織から声が掛かる。

 「そうです。あの人、本当にどこからあんな知識を得てくるのかさっぱりわかりません」
 「朱理さん……確かにあの人は、ある意味で遊貴さんより度し難い人でしたね」

 眼鏡の裏で眠たげな目をしつつ読書に勤んでいるようで、その実、本はほとんど読んでいない。ただ何か底知れない考えを巡らせ、時折やって来る友人と中身のない会話をしながらやはり窺い知れぬ思考を行う。それが籐篠朱理であり、その友人が転校していなくなっても日々の行動は概ね同じであった。それでもデュエル戦績は上位のそれであり、交流会でも結果を残す。のみならず、いつしているかわからない勉強に至っては最早どの大学も選択できるような、そんな才覚を発揮していたのだ。努力して尚及ばず、といった状態の続いた舞にとっては苦い思い出である。


 「えっと……とりあえず、決勝戦、視ましょうか」

 遊貴と舞が思い出に耽る中、おずおずと声を上げたのは遊大であった。



 やれ【アーティファクト】に《やぶ蛇》だの、《ティアラティン》だの《激流葬》だのと、デッキ単体で見た完成度には疑問が残る試合展開である。が、それでもきっちり勝ってしまうのは彼女の言の通り、完全に相手を読み切っているからであろう。相手も正しいタイミングで繰り出してはいけない、迂闊な展開は危険だと判っていても、結局遊貴の術中に嵌まってしまうのは経験が正しいタイミングを覚えてしまっているからであろう。その疑問とそれに対する回答は、奇しくも観戦中にエヴァ・ジムリアと籐篠朱理が繰り広げた問答に一致していた。



 「なんというか……本当に可愛くないわね」



 と呟いた遊希の言葉が、インタビュー終了の合図となった。




---

明けましておめでとうございます。本年こそはよろしくお願いできるようにスケジューリングして参ります。


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106 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 1038 3 2017-01-05 -
135 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1160 2 2017-01-10 -
97 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1055 5 2017-01-13 -
141 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1077 2 2017-01-15 -
113 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 966 4 2017-01-18 -
133 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 1049 4 2017-01-22 -
122 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1176 9 2017-01-27 -
68 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1140 8 2017-01-31 -
124 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 979 4 2017-02-04 -
117 番外編2 前半終了の幕間 1078 9 2017-02-06 -
134 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 934 2 2017-02-10 -
137 幕間 論争、宇宙まで 995 2 2017-02-14 -
124 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 991 2 2017-02-16 -
123 【緊急?更新】今後の方策について 1065 2 2017-02-18 -
109 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 1051 10 2017-02-21 -
126 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1172 2 2017-02-26 -
138 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 1023 2 2017-03-03 -
103 番外編2-18 Symphonic…1 1130 2 2017-03-14 -
116 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 1012 2 2017-03-20 -
118 番外編2-19 Symphonic…2 829 3 2017-03-27 -
91 番外編2-20 新乱気流…pt.1 906 2 2017-04-05 -
147 番外編2-21 新乱気流…pt.2 949 2 2017-04-16 -
132 番外編2-22 新乱気流…pt.3 961 2 2017-04-21 -
102 番外編2-23 Waltzic...p1 942 2 2017-04-26 -
127 番外編2-24 Waltzic...p2 1022 2 2017-05-02 -
109 番外編2-25 Waltzic...p3 1094 6 2017-06-03 -
87 番外編2-26 Waltzic...p4 856 3 2017-06-11 -
112 番外編2-26 Waltzic...p5 974 4 2017-06-24 -
156 98 Drawback 1108 2 2017-07-10 -
137 99 Silhouette 940 2 2017-09-22 -
130 Where is my No.100!? 1082 4 2017-11-19 -
95 番外編File-X 静かな夜に? 1026 2 2017-12-25 -
109 Over the Period -御品書 950 2 2018-06-14 -
65 OtP0 Boat 820 2 2018-07-07 -
87 OtP02 Serenade 855 0 2018-07-14 -
76 OtP03 Dirge 827 0 2018-09-01 -
86 OtP04 Requiem 831 2 2018-09-17 -
101 OtP05 Period 850 2 2018-09-24 -
60 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 763 0 2018-09-28 -
128 OtP06 Anthem 869 2 2018-10-14 -
109 OtP07 Perfectly 970 2 2018-10-19 -
65 OtP08 Possession 736 2 2018-11-02 -
56 OtP09 Bloomin’ 880 2 2018-11-22 -
93 OtP10 Danger! 850 2 2018-12-09 -
115 OtP11 Vidofnir 985 2 2018-12-22 -
90 OtP12 Sigmund 788 2 2019-01-01 -
61 OtP13 Quantum 862 2 2019-01-11 -
104 OtP14 Vicious 869 2 2019-01-25 -
95 OtP15 Quantize 812 3 2019-01-29 -
89 OtP16 Fragments 914 2 2019-02-04 -
76 OtP17 Nornir 745 2 2019-02-15 -
87 OtP18 Beyond the End 757 2 2019-02-20 -
74 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 712 2 2019-02-24 -
103 OtP19 Deflect 796 2 2019-03-01 -
61 OtP20 Jokulhaups 721 2 2019-03-11 -
63 OtP21 Expedition 789 2 2019-03-15 -
60 OtP22 Lindwurm 808 2 2019-03-19 -
53 OtP23 Swords 719 2 2019-03-24 -
69 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 771 2 2019-04-01 -
126 OtP24 Charge 790 2 2019-04-08 -
119 OtP25 Manque 763 2 2019-04-21 -
71 OtP26 Lightning 687 2 2019-05-03 -
72 OtP27 Blaze 796 2 2019-05-22 -
71 OtP28 Prelude 914 2 2019-09-29 -
91 OtP29 Phantom 757 0 2021-01-02 -
59 OtP30 mare-Nectaris 604 2 2023-01-22 -
48 OtP31 Enclosure 416 1 2023-11-06 -

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