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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第167話:最期のワガママ

第167話:最期のワガママ 作:光芒





 遊望の告白に遊希たちは返す言葉が無かった。彼女のしたことは決して許されることではない。それでも人間の世界が消えて無くなってしまう、という未来を避けるために遊望はその小さな身体に全てを背負って今まで生きてきたのだから。

「私は……もうお姉さまに辛い思いをさせたくなかった! お父様もお母様も、私も失い、血の繋がった家族を全て亡くしたお姉さまに死の苦しみまで味合わせたくはなかった……!!」
「……」
「お姉さまが助かるなら……それだけが……」
「遊望っ!!」

 次の瞬間、遊希の左手が遊望の右頬を思い切り叩いていた。遊希の両目からは大粒の涙がボロボロと零れ落ちていた。

「ちょっ、遊希……」

 止めに入ろうとする綾香であったが、親友である彼女も尻込みしてしまうほど迫力を激昂した遊希は醸し出していた。

「……人間の世界が滅びる? 私にもう辛い思いをさせたくない……? ふざけないで。なんで……なんでそんな大事なことをずっと黙っていたの!? なんで全部1人で抱え込んだの!?」
「おね、えさま……?」
「遊望、最初に言ったわよね? 私……どんな形であってもあんたと会えたこと……嬉しかったのよ? あんたが悪いことをしていたとしても、もう二度と会えないと思っていた妹と会えた……奇跡かと思った!! でも……あんたは口では私のことを大好き大好き言ってるわりに何にも教えてくれなかったじゃない!!」

 生前は性格こそ違えど大の仲良し姉妹だった遊希と遊望。遊希がプロデュエリストになるまでは、どちらが姉か妹かわからなかったが、今となっては遊希は妹を気遣う姉の顔をし、遊望は姉を想う妹の顔をしていた。
 姉として、遊希は頼ってほしかった。妹が1人、孤独に苦しみながら辛い思いをしていたのであれば力になりたかったのだ。

「もし……精霊界のために人間界が滅んでいくと知っていたら! 私はあんたと一緒に立ち向かった!! 刃を交える必要なんてなかった……なかったのに!!」
「お姉さま……お姉さまっ!!」

 遊望は遊希の胸の中に飛び込んだ。2人の少女の嗚咽が静かな世界に響き渡る。

「ごめんなさい……ごめんなさい!!」
「バカ、バカ、バカ、遊望のバカ!」
「ごめんなさい……ごめんなさい、お姉さま!!」
「……あんたはとんでもないバカ。大バカよ。だから私がずっと見守ってあげる。一緒に戦おう? 2人で……いやみんなで……人間界も精霊界も助かる道を……」
「お姉さま……ありがとうございます。ですが……」






―――申し訳、ありません……もう……それは……できないんです……―――





 ピシッ。という何かが割れるような音が遊希の耳に入った。その直後にガシャン、というまるで瀬戸物が落ちて割れたような音が聞こえた。

「えっ……」

 音のした方を見た遊希は言葉を失った。割れたのは、遊望の左手首からの先であった。地面には粉々になった遊望の左手が落ちていた。

「お姉さま……ごめんなさい。もう……駄目なんです」
「駄目? 駄目って何?」
「私の命は……時空竜によって作り出されたもの。命とは……天より与えられたものであり、誰かによって作られるものではないんですよ」
「……わかんない。わかんないよ、あんたが何言っているのか」
「いずれ、こうなることは……わかって……いまし……」

 遊望の両足から力が抜け、その場に崩れ落ちた。遊希は力なく倒れる遊望の身体をしっかりと受け止めた。遊希の脳裏にはある一文字の漢字が浮かぶ。最も今目の前の遊望に訪れてほしくないものが。

「は……何言ってるの? 嘘でしょ? 私、許さないよ? あんたは……新しく生まれ変わったあんたはずっとこの罪を償い続けなきゃいけないの。生きて、生きて、生きることで……」
「お姉さま、私の……妹の、最期のワガママを聞いてください……」
「最期? 何が最期なの? 私、お姉ちゃんなんだよ? 妹のワガママなんて私が死ぬまで聞いてあげるわ。だから最期なんて言わないで!!」
「1つ目のワガママです。まずは……この……カードを……」

 遊望が残った右腕に持った7枚のカードを遊希の手に無理やり握らせた。

「これは……銀河眼……? 時空竜のカード……?」

 遊希に渡されたのは銀河眼の時空竜、超銀河眼の時空龍、RUM-七皇の剣の3枚と遊希も知らない4枚のモンスターカードだった。遊望はいずれ遊希にこのカードたちを渡すつもりでいた。遊希に使ってもらいたかったから。自分が消えた後も遊希に大事に持っていてほしかったから。

「お姉さま……このカード……大事にしてくださいね……」
「待ってよ。これはあんたのカードでしょ? 全部終わったら今度はわだかまりのないデュエルをしようよ」
「2つ目……お姉さま、ぎゅって、してください。痛いくらいに……抱きしめてください」

 遊希は無意識に遊望の身体を強く、強く抱きしめていた。肌と肌がふれあい、互いの熱が行き渡る。遊希は遊望の体温が徐々に下がって行ってしまっているのを感じた。

「……これで……どう?」
「ああ……あったかい……ずっと……ほしかったおねえさまの……ぬくもり。あったかいよ……」

 遊望が人間だった時、最期は夜の闇と真っ白な雪の中で迎えた。そのため彼女は大好きな人の腕の中で、暖かさに包まれることを何よりも望んでいたのである。遊望の目からは大粒の涙が零れ落ちた。

「そっか……よかった……」
「おねえさま、おぼえてますか? ちっちゃいころ、ひとりでねむることができなくて……いっつもおねえさまにだきついてねていたのを?」
「うん、覚えてる。トイレのたびに私を起こしていたわよね? 冬場は、面倒だったよ」
「でも、おねえさまもわたしをおこしてましたよね?」
「あ、あれは……あんたが怖い話をするから……!!」
「ふふっ、どうだか……」

 2人はクスクスと笑った。2人だけにわかる過去の話であるが故に殊更可笑しかった。

「……3つ目……おねえさま、精霊皇を……とめてください」
「……精霊皇を?」
「精霊界……に……充満したエネルギーを放出する装置は……皇城にあります。その装置は精霊皇の力で……動きます。だから……」
「精霊皇を倒せば……装置は止まる?」
「はい……だから……おねがいします」
「わかった。わかったよ。絶対に、絶対に止めるからね?」
「はい。やくそく……ですよ? ゆびきり……しましょう?」

 指切りげんまん、ハリセンボンのーます。子どもの時によく歌った歌と共に小指と小指を繋ぎ合わせた。残されていた遊望の右手も砂がこぼれるように消えていった。

「っ……!!」
「おねえさま……さいごの……ワガママです……」










―――おねえさま、笑ってください。私は、おねえさまに笑っていてほしいから。










「……こう? これでいいの?」
「おねえさま……むかしより……わらうのがへたになりましたね。むかしは……もっとわらえていたのに」
「……色々、あったから……」
「じゃあ……むかしのように、わらえるようになってください……そのためにも……」




















―――私のぶんまで生きて……私のぶんまで……幸せに……なって……―――





















 ゆっくりと、遊希の腕の中にあった重みが消えていく。遊望の身体が光となって消えていく。まるで最後の役目を終えたかのようにゆっくりと。

「……遊望? 遊望!? 嫌、嫌よそんなの……!! 私に、2回もあんたの死を見させるつもりなの……そんなの嫌!! 遊望!! 遊望!!」
「おねえさま……おね……え……さま……だい……す……き……で……」

 東の空からゆっくりと太陽が昇る。月が沈み、夜が終わり、朝が来る。自然の摂理を表わすかのように遊希の腕の中で美しい微笑みを浮かべながら、遊望は―――消えていった。





「……遊望?」





 遊望のいた場所に遺されていたのは1枚の白紙のカードだった。遊希は白紙のカードを手に取る。何も描かれていない白紙のカード。白紙のカードには一つ、また一つと涙が零れ落ちる。




「遊希……」
「……死なせた」
「えっ?」
「妹を、死なせてしまった」
「遊希サン!? 何を言って……」
「2回も……2回も……遊望を死なせてしまった……お父さん、お母さん……私が……私が……嫌……嫌……こんなの……!!」











―――嫌あああぁぁぁっっっ……!!!―――











 朝を告げる太陽と共に、遊希の獣のような慟哭が虚しく響き渡った。






























「……そうだ。精霊界を守るためならなんだってする。それが我々七星将軍だ」

 デステニー・レオの問いにグローリアス・ヘイローは淡々と答える。良くも悪くも曲者揃いの七星将軍の中で最もその責務に忠実なのは彼だと言っていいだろう。
 それ故に精霊皇やDark Knightからの信頼は厚く、他の領域の巡回から内政まで多くのことをこなしているため、彼もまた精霊皇の意向に忠実な臣である。精霊皇が決めたことに従い、人間界を含む他の世界を滅する。精霊皇の決定は彼の決定。それが彼の意志であった。

「本当にそれが正しい手段だと思っているのか?」
「……正しいも間違っているもない。精霊皇がそれを望まれたのだから私はそのために動く」
「グローリアス・ヘイローよ、私はお前と話しているのだ。今は精霊皇と話しているのではない」
「……方法がないわけではない」

 グローリアス・ヘイローがデステニー・レオに明かした方法とは、精霊皇や七星将軍、他のNo.や主だった力のある精霊たちが持てる力を可能な限り発することでそのエネルギーを抑え込むという手段であった。
 精霊界を守護するNo.や光子竜、ブラック・マジシャン、ネオスのようなそれに準ずる精霊たちが力を1つにすればこの危機を乗り越えられる。グローリアス・ヘイローとシャイニングは最初はその方法で行くことにしていた。
 しかし、彼らの描いた未来絵図は現実という名の壁に阻まれてしまった。精霊皇をはじめとした強力な精霊たちが力を1つにしても精霊界の崩壊を止められる可能性は限りなく低い、という試算が出たのである。

「……我らNo.たちが力を1つにすればできないことではない」
「では何故その手段は……」
「足りないんだ。No.が……精霊が……」

 No.が割り振られている数字は現在分かっているだけでも時空竜の107という数字が一番大きな数字である。しかし、だからといって107まですべての番号が埋まっているというわけではなく、飛び飛びになっているのが現状だ。飛び飛びの虫食い状態になっている今のNo.たちではどうしても力が足りなくなってしまうのだ。

「仮に自らの力の全てを使い果たすようなことをすれば一時的には抑えられるだろう。しかし、それでは力を使い果たした精霊が命を落とす危険も孕んでいる」
「増幅する精霊界のエネルギーを抑えるためにNo.や強い精霊が命を落としてしまっては……本末転倒ということか」
「ああ。No.があと1体……そしてそれに準ずるほどの強い精霊があと2体は最低でも欲しいところだ。だが、そんな精霊が生まれればますますエネルギーは増幅するだろう。それに……精霊皇は統治者がおらず荒れていた時代の精霊界を知っている。誰かが不本意に命を落とす危険性があるのならば、あの方はそれを望まない」

 グローリアス・ヘイローとデステニー・レオはそのまま口を閉じた。会話にして改めて彼らは自分たちが直面しつつある危機の大きさに閉口せざるを得なくなっていた。そんな最中、デステニー・レオの玉座に外に控えていたサイバー・エンド・ドラゴンが入ってきた。

「デステニー・レオ様、宜しいでしょうか?」
「サイバー・エンド・ドラゴン。どうした?」
「魔術師領域より、ブラック・マジシャン様が参られました」
「……ブラック・マジシャンだと?」
「通せ。あやつにも話を聞きたいのでな」

 




















 東の空に昇った太陽が西の空を橙に染めながら沈んでいこうとしている。遊希は未だに遊望が消えたその場から動けずにいた。遊望が遺したのは白紙のカード1枚だけであり、事前に受け取った時空竜や七皇の剣を含む7枚のカードと共にそれを手に持ったまま彼女は黄昏時の空を虚ろな目で見つめていた。
 これまで遊希は様々な苦悩に直面してきた。エヴァに敗れて綾香に泣きついた時、綾香・千夏・詩織の3人が操られて敵として対峙した時、そして遊望との再会。どれにおいても傷つき、倒れながらも仲間の力を借りて乗り越えることができた。
 しかし、そんな遊希の心に未だに暗い影を落としているのが両親と遊望の死であり、遊望に至っては2度も死を看取ることになってしまったのだから遊希が受けた精神的なダメージは過去最も大きなものであると言ってよかった。
 そしてそんな遊希の姿を見て、綾香とエヴァもまた苦悩していた。自分たちは遊希に度々助けてもらってもいれば、遊希のことを支え助けてきた自負もある。しかし、今の遊希にどのような言葉をかけてあげるべきなのかがわからなかった。

(……)
―――綾香……
「スターダスト……私、わからない。こんな時、どんな言葉をかけてあげればいいのか……友達なのに」
―――友達、か。でも私は綾香が遊希のことを大事に想っているのはわかるよ? 本当に友達じゃなかったら遊希のこと考えられあげないもの。

 綾香は遊希の弱いところもそうだが、彼女の暗い過去も知っている。遊希にとって綾香は自分の弱い場所を見せるほど信頼している相手なのだ。もしこれが赤の他人なら遊希のことなど考えずにいただろう。遊希のことをよく知っているから、信頼し合っているからこそ軽薄な言葉をかけてはいけない、と思えるのである。

―――あたしもそう思うな。綾香も、エヴァも遊希にとってはかけがいのない存在のはずだよ。
「では、私たちはどうするべきなんでしょうカ……」
―――……あたしだったら、そばにいてもらえるだけで安心するかな? エヴァ、照れ臭いけどさ、あたしね……あんたとまだこうして話せなかった時もさ、いっしょにいれるってだけで嬉しかったんだよ?

 心を通わせることに言葉などいらない。人間と精霊ということもあってエヴァとスカーライトが実際に通じ合うまでには時間を要したが、様々な障害にぶつかりつつもこうして気軽に話せるようになったのも互いが互いを想い合った故のことであった。
 綾香とエヴァは何も言わずに顔を見合わせると、遊希のところへと歩いて行く。2人は遊希の両隣に立つと、遊希に身体が触れるように座った。遊希は身体を寄せ合ってくる2人に一瞬視線を飛ばすと、少し戸惑った様子を見せながら前を向いた。綾香とエヴァは何も言わず、遊希を包み込むように身体を寄せ合う。

「……綾香? エヴァ?」

 数分ほど沈黙が続いた後、遊希が口を開く。隣に座っただけで何も喋ろうとしなかった2人が気になってしょうがなかったのである。

「やっと喋ってくれた」
「えっ」
「ごめんなサイ、私たち……どんな言葉をかけてあげられるかわかりませんでシタ。だから、こうして傍にいたいんデス」
「ほら、そんな薄着でずっと外にいたら寒いでしょ? こうすれば、あったかいよ」

 今の遊希の服は遊望が作った薄手の白いドレスのようなものであり、自意識が無かったころに遊望に着せてもらったものをそのまま着ていたのである。
 精霊の力をその身に宿していた時や遊望とデュエルしていた時はデュエルに熱中するあまり暑さ寒さといった感覚が薄れていたこともあって2人に言われるまで遊希は寒さに気が付かないでいた。

「……くちゅん」
「ほら、精霊界に来てまで風邪引いちゃだめでしょ?」
「一度やってみたかったんデス、おしくらまんじゅう! おしくらまんじゅう、押されて泣くナー!」

 エヴァの片言混じりの歌に合わせて綾香と挟む形で遊希の身体を押し合う。今と違って暖房器具が充実していなかった時代にその当時の子どもたちはこうして暖を取ったのだろう。
 人間と人間の肌がぶつかり合うことで自然と身体が火照ってくる。冷え切った身体が温まってくる中、それに合わせる形で遊希の目は徐々に潤んできた。

「……遊希」
「……さっきね、遊望がね、言ったの。わたしのこと、だきしめて、って。なんでそんなこと、って思ったけど、今わかった。あったかいの。とっても」

 涙混じりで話す遊希は綾香とエヴァが傍にいてくれることで自分の身体が暖かくなることを実感した。最期の時を冬の夜、雪の中で迎えた遊望も、家族を失い、アカデミアに入学するまでずっと一人で生きてきた遊希も求めるものは同じだった。
 彼女たち姉妹が求めていたのは優しい人の温もりだったのである。名誉も富もいらない。ただ愛する人の優しい抱擁。それが一番欲しかった。敵として対峙した遊希と遊望の姉妹であるが、心の奥底では同じことを願っていたのだ。

「ねえ、綾香……エヴァ……」
「何?」
「私……最後におねえちゃん、できたかな? 遊望にとって理想的な……」
「最後だけじゃないデス。遊希さんはずっと遊望サンの大好きなお姉さんでシタヨ? そうじゃなかったら、遊望サンはあそこまでしないデス。遊希サンが遊望サンにとって最高のお姉さんだったから……」
「そうよ、だから下を向かないで」
「ううっ……あああ……あああ……」

 綾香とエヴァは優しく微笑み、遊希を両脇から優しく抱きしめた。遊希は嗚咽と共にまたしても大粒の涙を流す。しかし、この涙は痛みや悲しみによって流されるものではない。遊望の遺した思いを、願いを果たすために。前を向いて歩くために流す涙。







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ター坊
最終決戦前に消えてしまった遊望と泣きじゃくる遊希の対比がなんとも。マジで泣きそうになった。
さて、どうやら最終目的は精霊皇のよう。別の意味でのNo.戦争勃発か!?…そう言えば千夏と詩織はどこに? (2016-11-07 13:55)
カズ
重すぎる展開で息が詰まりそうになりました。妹を失い悲しみに暮れた遊希でしたが、綾香とエヴァのおかげで復活。
打倒精霊皇にむけての今後も楽しみですが、精霊皇の正体も気になります。 (2016-11-07 22:55)
白金 将
物語において登場人物の最期、ということは一つの見せ場かつ山場であります。
遊望は出番は他の人たちと比べて遅れ、そして主に敵サイドで登場してきましたが、それでもここまで悲しくも印象に残る終わり方が出来る、というのは、主人公の妹、という立場もそうですが、やはり遊希がちゃんと彼女のことを想ってくれていてのことだったんでしょうね。胸打たれる思い、とはまさにこのことですか。

二度も大切な人を失った遊希ですが、仲間と共に立ち上がっていくのを期待しましょう。ラスボスっぽい相手も見えてきたのでいよいよ物語も終わりの方に近づいてきましたね。
そして最初の方を見返すと今更ながらにあのスタートからこのラストまで持っていける光芒さんの設定・ストーリー構築力には頭が下がる思いです。 (2016-11-08 01:59)
光芒
ター坊さん
自分が実際に体験したことが無いのでわかりませんが(当たり前ですが)、遊望は2回目の死かつもう長くはないということを知っていたこともあって存外落ち着いてしまっているようです。遊希のメンタルが脆いのは周知のことだとは思いますが。

そうですね、最終戦は精霊皇ということになります。残念ながら千夏と詩織はしばらく出番がありませんが、彼女たちが出てこないことが後にあることに繋がる……ということは予告しておきます。

カズさん
遊希は常々綾香やエヴァといった周囲の人たちに助けられています。最も綾香たちが洗脳されてしまった時とかは綾香たちは遊希に助けてもらったことがあるため、遊希奪還および遊希を立ち直
らせることによってその借りを返した形になるのですが。

精霊皇の正体ですが、もうわかる人はわかると思います。例えば、精霊皇の皇の字が王じゃないあたりとか(あっ

白金 将さん
遊希や綾香たちのように物語の序盤から出てきているキャラではなく、遊望は登場が遅いために印象が残るキャラにするのはだいぶ苦労しました。そのせいでドシスコンキャラだったりヤンデレっぽいキャラになってしまいましたが……それでも臨終までの数話で彼女がどういった思いで行動を起こしていたのか、ということが理解して頂けたようで何よりです。

>二度も大切な人を失った遊希ですが、仲間と共に立ち上がっていくのを期待しましょう。ラスボスっぽい相手も見えてきたのでいよいよ物語も終わりの方に近づいてきましたね。

そうですね、このSSもフィナーレが見えてきました。ここまで来たら最後まで頑張ります。今年中に終わればいいのですが(殴
今月中に遊希VS精霊皇が書けたらいいかな、というレベルですが、オリカ祭になる予定なのでカードの設定から固めないと……

>そして最初の方を見返すと今更ながらにあのスタートからこのラストまで持っていける光芒さんの設定・ストーリー構築力には頭が下がる思いです。

書き手冥利に尽きます。でも確かにあのスタートからここまで来れるとは自分でも思っていなかったです;
(2016-11-08 10:09)

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119 第77話:ペンデュラムの脅威! 1472 4 2016-02-24 -
127 第78話:渾身のドロー 1702 2 2016-02-26 -
112 1万アクセス突破記念企画開催! 1883 0 2016-02-26 -
63 第79話:覇王黒竜の目覚め 1455 4 2016-02-28 -
53 第80話:進化する銀河龍 1538 2 2016-03-01 -
137 第81話:変わらぬ友情 1507 7 2016-03-03 -
117 第82話:集う決闘者 1756 6 2016-03-04 -
139 第83話:小さくたって決闘者 1738 7 2016-03-05 -
109 第84話:決意を秘めた決闘者 1474 9 2016-03-07 -
80 第85話:歩み始めた決闘者 1555 13 2016-03-08 -
127 第86話:真意を告げた決闘者 1638 7 2016-03-09 -
114 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1659 7 2016-03-10 -
74 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1576 10 2016-03-11 -
101 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1578 8 2016-03-13 -
99 第90話:五人五色な決闘者 1483 6 2016-03-14 -
136 遊希たちが4月改訂を語るようです 1513 8 2016-03-16 -
81 第91話:夕刻迎えし決闘者 1418 6 2016-03-16 -
95 第92話:解き放たれた決闘者 1652 6 2016-03-18 -
78 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1780 7 2016-03-20 -
73 第94話:一計案じる決闘者 1298 8 2016-03-22 -
83 第95話:絆深める決闘者 1472 10 2016-03-23 -
81 第96話:矛を交える決闘者・1 1429 9 2016-03-25 -
127 第97話:矛を交える決闘者・2 1358 6 2016-03-27 -
123 第98話:矛を交える決闘者・3 1477 7 2016-03-29 -
79 第99話:矛を交える決闘者・4 1442 7 2016-03-31 -
93 第100話:熱戦の決闘者・1 1412 6 2016-04-02 -
130 第101話:熱戦の決闘者・2 1448 10 2016-04-05 -
87 第102話:熱戦の決闘者・3 1473 11 2016-04-07 -
80 第103話:熱戦の決闘者・4 1415 6 2016-04-09 -
115 第104話:熱戦の決闘者・5 1556 6 2016-04-11 -
102 第105話:熱戦の決闘者・6 1479 6 2016-04-13 -
70 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1436 6 2016-04-15 -
130 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1502 11 2016-04-18 -
85 第108話:別れの時を迎える決闘者 1492 10 2016-04-20 -
76 番外編前編について遊希たちが語るようです 1519 6 2016-04-21 -
110 第109話:2通の手紙 1617 11 2016-04-23 -
98 第110話:青き眼のアトラクション 1519 6 2016-04-25 -
129 第111話:新時代のデュエル 1466 6 2016-04-27 -
92 第112話:ドラグーン 1390 6 2016-05-01 -
111 第113話:アクセラレーション! 1480 7 2016-05-03 -
119 第114話:熱気溢れしサーキット 1288 6 2016-05-06 -
141 第115話:新たなるブラックフェザー 1339 5 2016-05-10 -
136 第116話:疾走の果てに 1545 7 2016-05-12 -
57 第117話:ノンストップ・ガールズ 1563 6 2016-05-14 -
81 第118話:夏の終わり 1500 9 2016-05-16 -
122 第119話:謎の美少女 1554 4 2016-05-19 -
90 第120話:真・究極 1425 8 2016-05-21 -
65 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1388 4 2016-05-23 -
71 第122話:聖夜の悲劇 1345 6 2016-05-25 -
61 30000アクセス記念企画を少々。 1247 5 2016-05-27 -
83 第123話:姉として 1364 3 2016-05-29 -
74 第124話:対峙する竜と龍 1421 3 2016-06-01 -
63 第125話:顕現せし遊望の精霊 1480 5 2016-06-03 -
66 第126話:No.(ナンバーズ) 1483 4 2016-06-06 -
109 第127話:届かぬ言葉 1460 7 2016-06-08 -
78 30000アクセス記念企画 1669 4 2016-06-10 -
72 第128話:白紙のカード 1401 6 2016-06-14 -
125 第129話:青空の下で 1285 3 2016-06-17 -
135 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1561 4 2016-06-20 -
78 第131話:試練のデュエル 1397 4 2016-06-23 -
70 第132話:第四の精霊 1342 5 2016-06-26 -
115 第133話:舞い降りる閃珖竜 1454 4 2016-06-29 -
72 第134話:親友に託された力 1378 3 2016-07-02 -
105 第135話:涙の誓い 1366 4 2016-07-06 -
107 第136話:次元転送装置 1320 3 2016-07-09 -
102 第137話:新たなる竜星 1468 5 2016-07-12 -
63 第138話:綾香の忘れたもの 1403 4 2016-07-15 -
138 第139話:決闘者たちの選択 1262 5 2016-07-19 -
111 第140話:2人の真意 1331 7 2016-07-24 -
74 第141話:精霊界への旅立ち 1359 4 2016-07-28 -
74 第142話:黒き魔術師と弟子 1310 3 2016-08-02 -
125 第143話:七星将軍の襲撃 1361 3 2016-08-05 -
94 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1387 0 2016-08-07 -
77 第144話:英雄と炎拳・1 1329 5 2016-08-10 -
77 第145話:英雄と炎拳・2 1274 4 2016-08-14 -
72 第146話:騎士王の覚醒 1272 6 2016-08-17 -
89 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1455 3 2016-08-21 -
81 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1304 2 2016-08-23 -
54 第149話:過去への鎮魂歌 1346 7 2016-08-26 -
96 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1358 3 2016-08-28 -
91 第150話:機械の身体に宿る心 1179 0 2016-08-31 -
63 第151話:空を超えて 1149 0 2016-09-03 -
125 第152話:竜と機械の大会戦 1235 0 2016-09-08 -
64 第153話:竜領域のナンバーズ 1295 0 2016-09-13 -
88 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1532 7 2016-09-17 -
110 遊希たちが10月改訂を語るようです 1321 4 2016-09-19 -
88 第154話:望まぬ戦い 1219 2 2016-09-23 -
73 第155話:正しさと過ち 1195 4 2016-09-27 -
66 第156話:少女の決意 1311 2 2016-10-01 -
125 第157話:遊希に起きた異変 1439 4 2016-10-05 -
119 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1369 3 2016-10-08 -
123 第159話:玻璃の如く純粋に 1339 2 2016-10-12 -
113 第160話:限界を超えて 1300 3 2016-10-15 -
137 第161話:決戦 1314 3 2016-10-18 -
106 第162話:精神の成長 1289 2 2016-10-21 -
57 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1325 4 2016-10-24 -
51 第164話:絆が紡いだ道 1434 6 2016-10-27 -
74 第165話:戦いの終わり 1353 4 2016-10-30 -
68 番外編 Trick or Treat 1230 5 2016-10-31 -
121 第166話:終わりの始まり 1465 9 2016-11-04 -
114 第167話:最期のワガママ 1493 4 2016-11-07 -
128 第168話:声なき再会の誓い 1357 4 2016-11-10 -
100 番外編:11月11日 1249 5 2016-11-11 -
80 第169話:七皇激突 1182 3 2016-11-15 -
57 第170話:怒りに生まれし竜 1165 3 2016-11-17 -
142 第171話:紅き新星竜 1508 5 2016-11-19 -
87 第172話:未来を賭けた戦い・1 1367 4 2016-11-22 -
127 第173話:未来を賭けた戦い・2 1289 3 2016-11-24 -
134 第174話:未来を賭けた戦い・3 1270 4 2016-11-28 -
141 第175話:神の目覚め(修正済) 1265 5 2016-11-30 -
157 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1691 5 2016-12-02 -
110 第177話:次元を越える想い 1528 4 2016-12-05 -
146 第178話:天地創造の龍 1502 3 2016-12-07 -
114 第179話:希望への道 1391 3 2016-12-09 -
140 第180話:別れの時 1292 4 2016-12-11 -
113 第181話:少女たちの帰還 1257 5 2016-12-13 -
67 遊希たちが1月改訂を語るようです 1201 7 2016-12-15 -
130 第182話:バースデイ 1456 3 2016-12-17 -
104 第183話:星龍皇覚醒・1 1287 3 2016-12-19 -
120 第184話:星龍皇覚醒・2 1313 4 2016-12-21 -
88 第185話:星龍皇覚醒・3 1164 4 2016-12-22 -
107 番外編:一番のプレゼント 1255 5 2016-12-25 -
126 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1370 3 2016-12-26 -
108 星龍皇 設定・カード紹介 1401 0 2016-12-29 -
73 第187話:星龍皇覚醒・5 1267 4 2016-12-30 -
111 番外編:新年 1254 4 2017-01-01 -
87 第188話:星龍皇覚醒・6 1143 2 2017-01-04 -
123 第189話:星龍皇覚醒・7 1263 3 2017-01-07 -
66 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1456 3 2017-01-09 -
136 エピローグ:未来 1716 10 2017-01-13 -
102 番外編:2月3日 1266 4 2017-02-03 -
98 番外編:愛と友情のチョコレート 1068 4 2017-02-14 -
89 番外編:桃(色)の節句 1143 4 2017-03-04 -
133 感謝とお知らせ 1290 2 2017-05-04 -
92 番外編:Gift 1161 2 2017-12-25 -
149 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1138 2 2018-01-14 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1801 2 2018-05-24 -
90 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 1033 2 2018-05-28 -
103 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 953 2 2018-05-30 -
132 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1124 2 2018-06-03 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1125 4 2018-06-06 -
63 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 881 2 2018-08-14 -
74 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 884 3 2018-08-20 -
114 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 913 3 2018-08-23 -
75 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 925 2 2018-08-25 -
46 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 809 3 2018-08-30 -
71 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 943 2 2018-09-01 -
212 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1059 3 2018-09-07 -
105 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 785 0 2018-09-09 -
71 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 886 3 2018-09-12 -
126 番外編:願う幸福 1493 2 2018-12-25 -

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