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HOME > 遊戯王SS一覧 > 44Turn 竜の駒 大洋を統べる

44Turn 竜の駒 大洋を統べる 作:ジェム貯めナイト

「……よし、これが俺の新しいデッキ――」


 旅の荷物を詰めたリュックを背負い、新しく組み上げたデッキを手に取った遊陽
はD・フェースを操作し時間を確認すると、先に支度を済ませた遊無とともに玄関
へと向かって行く。


 「それじゃ行って来る……!」

 「行ってきます――」

 「行ってらっしゃい! お土産忘れずにねーっ」


 リビングで寛いでいる両親がそれぞれ手を振り、2人を見送ると遊陽と遊無は靴
を履き替え、既に家の前まで到着していたサバス達が乗るワゴン車へと乗り込んだ


 そして一行は車で数時間移動し、ヒノモトでも有数の国際空港に到着すると、マ
グナ ヌメンの教皇庁が手配したプライベートジェットへと乗り込んだ。


 ――うわぁーっ!

 「離陸するよーっ! わっ、浮いた……!」


 ジェット機は離陸し、窓から眼下に広がる景色を眺めていたマノンが興奮気味に
声を上げると、彼女とともに外を眺めていたヨリマシは座席に座る遊陽の元へと戻
って来た。


 ――遊陽も見なよ! こんなの精霊世界じゃ味わえないよ……!

 「分かったから……今行く」


 再びデッキを取り出し確認していた遊陽は、年相応にはしゃぐヨリマシとともに
グラスへとシャンパンを注いでいるマノンの元に向かって行く。


 「おいマノン! ユーヒ達には勧めるなよ?」

 「サバスさんも心配性ッスねー。……と、それよりも――」


 座席から立ち上がったマルチェッロはサバスの前を横切り、プライベートジェッ
トに搭載されている壁掛け式のテーブルを機内に広げ始める。


 「マグナ ヌメンには深夜まで掛かるし――折角だからこれ使ってデュエルして
みないッスか……?」

 「それって――デュエルテーブル……!?」


 まさかジェット機内にまで用意されているとは露知らず、遊陽が愕然として起動
したデュエルテーブルを眺める中、既に酔いが回ったマノンが頬を赤くしながらデ
ュエルテーブルへと頬ずりする。


 「これぞフライングデュエル~!」

 「一番大きい機体ッスからねー。退屈させないよう乗せてるんスよ」

 「俺やりたい! 遊無! 一緒にやらないか……?」


 先程のヨリマシのように、限られた場所でしか体験できない高価なデュエルテー
ブルに遊陽は沸き立ち、静かに座席へと座る遊無の元へと訪れる。


 「待つッスよ! あっしが見つけたんスから一番手は頂きっス!」

 「大人げないなぁー。じゃあ俺が相手してやるぜ……!」


 デッキをシャッフルするマルチェッロに遊陽は答え、それぞれデッキをテーブル
に置くと、高度約1万mでのデュエルを開始する。





 「嘘だろ――マルチェッロさん強えー……」


 決着が着き、テーブル上のモンスターが消滅すると、マルチェッロは酔いが回っ
たマノンに寄りかかられているサバスへと自慢げに振り返る。


 「アッハハ! マルっちつよーい!」

 「見ての通り、腕は落ちてないッスよ。ユーヒはもっと強くならないといけない
っスねー」

 「くっそー。もう1回だ!」


 ムキになりもう一度対戦を申し込もうとする遊陽に、マルチェッロは断りを入れ
ると座席で外を眺めていた遊無の元に歩み寄る。


 「ユームちゃん! 半日も座席に座るのは身体に悪いッスよ! 一緒にデュエル
しましょうよ!」

 「……分かりました。始めましょう」

 「マルチェッロさんは強いぞ! 頑張れ遊無!」

 「マルっち、ユーム! ボン・クラージュ(頑張れ)~!」


 テーブルへと移動したマルチェッロと遊無は、それぞれデッキをシャッフルし所
定の位置へと置くと、手札を揃えてデュエルを開始する。


 『デュエル――』


 Turn1 遊無LP4000。手札5 マルチェッロLP4000。手札5


 「先行は私です! 《告幽鬼 豊年亀》を召喚……!」


 召喚に応じ、デュエルテーブルの上にはオールのような腕をした人面の亀が姿を
現した。


 告幽鬼 豊年亀
 効果モンスター
 /闇/レベル3/アンデット/攻撃力800。
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分の手札から「幽鬼」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
 デッキから1枚ドローし、見せたモンスターをデッキの一番上に戻す。
 (2):「幽鬼」モンスターをアドバンス召喚したターンに発動できる。
 墓地のこのカードを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこ
 のカードがフィールドを離れる場合、デッキの一番下に戻る。


 「新たな“幽鬼”か――」

 「私もデッキを一新し、これが初陣です。豊年亀の効果で手札の《蛮幽鬼 牛鬼
》を見せて効果発動! 私は1枚ドローし、この牛鬼をデッキの一番上に戻す」


 遊無はテーブルに置かれたデッキに手を伸ばすと、一番上のカードを引き、見せ
たカードを代わりにデッキの上へと置く。


 「続けて魔法カード《寄金の振蕩小槌》を発動。この鬼の小槌は私のデッキの上
からめくったカードから“幽鬼”を呼び寄せます……!」


 寄金の振蕩小槌 通常魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1)::自分の墓地の「幽鬼」モンスターの数+1枚を自分のデッキの上からめ
 くる。その中に「幽鬼」モンスターがあった場合、その内の1体を選び効果を無
 効にして自分フィールドに特殊召喚する。残りのカードは好きな順番でデッキの
 一番下に戻す。


 「デッキトップは既に固定されている――」

 「――私が“確定させた未来”で待つは、当然《蛮幽鬼 牛鬼》! これを場に
呼び寄せる……!」


 引いたカードを見ることなく、遊無は即座にそのカードをテーブルの液晶盤へ読
み込ませると、蜘蛛の身体に牛の上半身と頭をした鬼が地を這って現れた。


 牛鬼攻撃力2200。(効果無効)


 「カード1枚を伏せ、私はターン終了」

 「ならあっしのターンッスよ! ドロー!」


 Turn2 マルチェッロ手札6


 「来た来たぁ! 早速永続魔法《藻海領域(テリトリ・アルジー)》の発動ッス
よ……!」


 マルチェッロが見せたカードをテーブルへと発動させるとともに、マス目に置か
れ読み込まれたカードの周囲1マスは、藻に覆われた海の映像へと様変わりする。


 藻海領域(テリトリ・アルジー) 永続魔法
 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに表側表示で存在する限り、相手フィールド
 のモンスターのレベルは1つ下がる。
 (2):相手フィールドのレベル5以下のモンスターが攻撃したダメージステップ
 終了時に発動する。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。


 「早速キーカードを使ってきた……!」

 「この凪いだ海では、ユームちゃんが従えるモンスター達は浮藻がまとわりつき
、レベルが1つ下がるんスよ」


 牛鬼レベル6→5 豊年亀レベル3→2


 「そしてこの魔法カード《デリバリー・サルガッスム》は、元々のレベルより下
がった相手モンスターがいれば発動できるんスよ……!」


 デリバリー・サルガッスム 通常魔法
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手フィールドに元々のレベルより低いレベルのモンスターが存在する場
 合に発動できる。デッキから風属性・海竜族モンスター1体を手札に加える。
 (2):相手フィールドのモンスター1体を対象に発動できる。
 このターンに墓地へ送られていない墓地のこのカードを除外して、ターン終了時
 までそのモンスターのレベルを2つ下げる。


 「その効果で加えた“回蒼龍”は、下級モンスターを手札に送り届けることで場
に流れ着く! あっしは豊年亀を対象に、手札の《回蒼龍 リーフシー・ドラコ》
を特殊召喚……!」


 マルチェッロがテーブルのモンスターゾーンに置かれた人面の亀を指し示し、全
身に海藻のような突起が突き出た魚を手札から場に出すと同時に、遊無はテーブル
の液晶盤に置かれた自らのモンスターを手札に戻す。


 回蒼龍 リーフシー・ドラコ
 効果モンスター
 /風/レベル6/海竜/攻撃力2200。
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象に発動できる。
 そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル6以下の風属性・海竜
 族モンスター1体を特殊召喚する。


 「来たか。海藻のモンスター」

 「手札への回送――更には場への到着を得意とするデッキですか」

 「ユームちゃんのモンスターは、片っ端から手札に返送するッスよ! リーフシ
ー・ドラコは手札から回蒼龍を呼び寄せる! あっしが呼ぶは――《回蒼龍 クレ
ステッドウィード》……!」


 更に手札1枚を見せたマルチェッロは、そのカードをモンスターを出す位置へと
読み取らせるとともに、黄色の海藻に擬態した魚が立体映像となって液晶盤の上に
姿を現す。


 回蒼龍 クレステッドウィード
 効果モンスター
 /風/レベル6/海竜/攻撃力2100。
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象に発動できる。
 そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):このカード以外の自分フィールドの風属性・海竜族モンスター1体を対象
 に発動できる。そのモンスターを手札に戻し、戻したモンスターとはカード名が
 異なる風属性・海竜族モンスター1体を手札から特殊召喚する。


 「このクレステッドウィードは、場と手札の回蒼龍を入れ替えられる! あっし
はリーフシー・ドラコを手札に戻し、手札からこのモンスターを特殊召喚するッス
よ!」

 「――もう切り札のお出ましか」

 「海、波を揚げず! 無風の海域に帆は上がらず……!」


 発動した効果により、海藻状の突起を持つ魚が再び彼の手札へと戻るとともに、
投影された藻が浮かぶ海面に、巨大な馬面の魚が浮上してきた。


 「全てを飲み込むッスよ! 《回蒼龍 カレント・ヒッポカムポス》……!」


 回蒼龍 カレント・ヒッポカムポス
 効果モンスター
 /風/レベル8/海竜/攻撃力2800。
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードがフィールドに存在する限り、フィールドの元々のレベルより
 低いレベル5以上のモンスターは効果を発動できない。
 (2):相手フィールドに元々のレベルより低いレベル5以上のモンスターが存在
 する場合に発動できる。相手はそのモンスターの数と同じ枚数手札を選んで捨て
 る。


 「飛ばしてんなぁ……あのモンスターがいる限り、レベルが下がった上級モンス
ターの効果は発動できない」


 酔いが回ったマノンを隣の座席へと寝かせ、彼女の頭を膝上に乗せたサバスは、冷静に状況を分析する。


 「それだけにとどまらないッスよ! レベルが下がった牛鬼がいることで、カレ
ント・ヒッポカムポスの効果発動! 牛鬼1体がいることで手札1枚を捨てさせる
――プレシピテート・ストリーム……!」


 海中から姿を現したタツノオトシゴは、筒状の口から海面に息吹を吹きかけるこ
とで、周囲の海水を巻き上げ巨大な渦を形成する。


 「くっ……私は豊年亀を選んで捨てる――」


 遊無がテーブルの墓地へと手札1枚を置くのを確認すると、バトルを宣言したマ
ルチェッロがタツノオトシゴに命じて、巻き上げ発生させた渦潮を牛鬼へと向かわ
せる。


 「バトル! あっしはカレント・ヒッポカムポスで牛鬼を攻撃――ディープ・フ
ォーシブリィ……!」


 そして渦潮は牛鬼を飲み込み、液晶盤に投影された海中へと対象を引きずり込む



 遊無LP4000→3400。


 「続けてクレステッドウィードで、ユームちゃんに直接攻撃……!」

 「だったら――その攻撃時に罠カード《継端草子》を発動。墓地の牛鬼を蘇らせ
、そのレベル分私のデッキの上からカードを墓地へ送る――」


 墓地へ移動させたばかりの牛鬼を再び場に置き直すと同時に、遊無がデッキの上
から6枚を墓地へと置くことで、すぐ手元に表示されたLPが点灯し減少していく



 継端草子墓地送り (一本踏鞴 咽びの鬼哭 海彦 鎌鼬 酒呑童子 雲外鏡)

 遊無LP3400→3100。


 「そして送られた魔法、罠カード1枚に付き、300LPを失います」

 「残念――クレステッドウィードじゃ届かないから、バトルは終了するしかない
ッスね……」


 カードを2枚伏せてマルチェッロはターンを渡すが、ターンを開始した遊無に意
気揚々と言い放つ。


 「だけどカレント・ヒッポカムポスがいる限り、藻海領域でレベルが下がった上
級モンスターの効果は使用できないッスよ」

 「モンスター効果を封じ続けるマルチェッロさんの“回蒼龍”を、どう突破する
――遊無」


 Turn3 遊無手札3


 「私は魔法カード《妖言惑衆》を発動! 私の墓地に“幽鬼”は6種類――その
枚数と同じ6枚をデッキの上より墓地へと送り、2体の幽鬼が送られたためレベル
2の《予幽鬼 海彦》を蘇らせる……!」


 妖言惑衆墓地送り (唐傘小僧 伝播の妖絵巻 暴きの業鏡 影女 招魂霊樹 
点鬼簿の遡り) 海彦レベル2→1 攻撃力300。


 これで“幽鬼”は2体――更に魔法カード《瞬転辻風》を発動! 私が従える“
幽鬼”の数だけ、マルチェッロさんの魔法、罠カードを切り裂きます……!」


 嘴を持ち体毛の生えた尾びれが3本の妖と牛鬼の元に、2本の鎌を携えた鎌鼬が
現れると、腕を振り下ろし発生させた斬撃がマルチェッロの元へと飛んでいく。


 瞬転辻風 通常魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):自分フィールドの「幽鬼」モンスターの数だけ、相手フィールドの魔法・
 罠カードを選んで破壊する。


 「藻海領域を破壊さえすれば……!」

 「甘いッスよ! この海域に神風は吹かないッス! カウンター罠《カーム・ボ
ヤージュ》……!」


 だがマルチェッロが発動させたカードが効力を発揮し、海を割る勢いで飛ぶ斬撃
は形を保てず、そのまま崩れて消滅する。


 カーム・ボヤージュ カウンター罠
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時
 発動できる。その発動を無効にし破壊する。


 「風が止んだ……!?」

 「場のカードを破壊するその発動は封じたッスよ! これであっしの藻漂う海域
は健在!」

 「――だったら牛鬼を対象に、海彦の効果発動! そのレベル×100LPを回
復する! 退疫の魚拓……!」


 3本の尾びれで空中を泳ぎ回る予言獣が猿叫を発するとともに、牛鬼へと光が降
り注ぎ遊無のLPは回復していく。


 遊無LP3100→3700。


 「更に海彦を対象として、墓地の《伝播の妖絵巻》を除外し効果発動。海彦を手
札へと戻して墓地より“幽鬼”を蘇らせる! 現れて――《鬼幽鬼 酒呑童子》
……!」


 場に現れた絵巻の中へと予言獣は取り込まれ、遊無が液晶盤からカードを剥がし
手札に加えるとともに、腰布を巻き刀と酒瓶を下げた巨大な鬼が場に姿を現す。


 酒吞童子攻撃力2500。レベル7→6


 「更に墓地から唐傘小僧をデッキの一番下に戻すことで、墓地の《咽びの鬼哭》
の効果発動です!」

 「――何度墓地を触れば気が済むんスか……」

 「無論――貴方を倒すまで! 《咽びの鬼哭》を手札に加え、そのまま発動! 
私が従える“幽鬼”の数×300――その海馬達から戦意を削ぎ落とす……!」


 牛鬼と酒吞童子がおどろおどろしい叫びを上げることで、マルチェッロのタツノ
オトシゴ達は委縮し戦意を喪失する。


 カレント・ヒッポカムポス攻撃力2800→2200。 クレステッドウィード攻撃力21
00→1500。


 「ほう……ユームも中々やるようだ」

 「バトル! まずは牛鬼でクレステッドウィードに攻撃! 牛爪裂撃……!」


 ガサガサと音を立て接近する牛鬼が、鋭い爪で海藻に擬態した魚を引き裂くこと
で、マルチェッロのLPを減少させる。


 マルチェッロLP4000→3300。


 「だけどレベル5以下のモンスターが攻撃を行ったため、藻海領域の効果でその
牛鬼には手札へ帰ってもらうッスよ!」

 「それでもこの攻撃は止まらない! 酒呑童子でカレント・ヒッポカムポスに攻
撃――神変鬼毒……!」

 「それは通さないッスよ! 罠カード《バックホーム・ワカメ》でカレント・ヒ
ッポカムポスを手札に戻し、デッキより新たな“回蒼龍”――《回蒼龍 ソレノス
トムス》を呼び出すッス……!」


 酔いが回った乗客のように、左右に揺らめく海藻が現れるとタツノオトシゴはそ
の中に隠れ、猛毒を帯びた刀の一太刀をかわす。

 そして入れ替わりに現れた海藻に擬態したカミソリウオは、振り下ろされた刀に
切り裂かれ、現れて間もなく墓地へ送られる。


 バックホーム・ワカメ 通常罠
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドの風属性・海竜族モンスター1体を対象に発動できる。
 そのモンスターを手札に戻し、デッキから風属性・海竜族モンスター1体を特殊
 召喚する。
 (2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、自分の
 墓地の風属性・海竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター
 を手札に加える。


 回蒼龍 ソレノストムス
 効果モンスター
 /風/レベル6/海竜/攻撃力2000。
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象に発動できる。
 そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):相手フィールドのモンスターが手札に戻った場合に発動できる。このカー
 ドを手札から特殊召喚する。その後自分の墓地の風属性・海竜族モンスター1体
 を守備表示で特殊召喚できる。


 ソレノストムス守備力1600。(戦闘破壊)


 「逃がしましたか……私はこれでターン終了――」

 「ゆらりゆらりと海藻に紛れ、身を隠し獲物へ襲い来るのがあっしの“回蒼龍”
――そろそろ決めに行きましょうかねぇ! あっしのターン!」


 Turn4 マルチェッロ手札3


 「まずは墓地の《バックホーム・ワカメ》を除外し効果発動! 墓地からソレノ
ストムスを手札に掬い取る」

 「また回蒼龍が手札に加わった……!」

 「更に酒呑童子に対して墓地の《デリバリー・サルガッスム》を除外し、そのレ
ベルを2つ下げるッスよ!」


 酒呑童子レベル6→4


 「あっ――マズいぞ……!?」

 「もうお分かりっスよね? あっしは再びリーフシー・ドラコを特殊召喚し、酒
呑童子には手札へ戻ってもらいましょうかね……!」


 再び海藻のような突起を生やした魚が場に流れ着き、遊無が液晶盤からカードを
離し手札へ戻すとともに、場の酒呑童子は渦潮に飲まれて消滅する。


 「これで遊無の場からモンスターは消えた――」

 「更に相手モンスターを手札へ送り届けた事で、手札のソレノストムスは特殊召
喚し、墓地からクレステッドウィードを蘇らせる! 守備表示で!」


 ソレノストムス攻撃力2000。 クレステッドウィード守備力1500。


 「あっしはクレステッドウィードとソレノストムスをリリース、再び現れるっス
よ! カレント・ヒッポカムポス……!」


 遊無の場にカードは無い。マルチェッロは勝負あった――。とバトル開始を宣言
すると、2体の回蒼龍で遊無へと攻撃宣言を行う。


 「バトル! まずはリーフシー・ドラコでユームちゃんを攻撃……!」


 海藻のような突起の魚は身をくねらせ、海流に乗り漂う海藻に成り済ましながら
遊無へ接近すると、渦潮を生み出し遊無の眼前で破裂させる。


 遊無LP3700→1500。


 「次で終わりっスよ! 行け! カレント・ヒッポカムポス……!」

 「――私が直接攻撃を受ける時、墓地から《暴きの業鏡》を除外することで、攻
撃モンスターの攻撃力はこのターン半減される……!」


 立体映像の渦潮が目の前で弾け、続けざまにタツノオトシゴが渦潮を生み出し攻
撃するも、遊無が墓地から1枚のカードを取り除くことで生前の行いを映し出す鏡
が行く手を遮り、渦潮の勢いを和らげる。


 カレント・ヒッポカムポス攻撃力2800→1400。 遊無LP1500→100。


 「耐えきった……!? あっしはカード1枚を伏せターン終了ッス……」


 デュエルテーブルの上で渦潮が弾け、舞い散った水飛沫が全て液晶盤へと吸い込
まれると、惜しくも勝利を逃したことでマルチェッロは気を取り直し、遊無の反撃
に備えようとする。


 カレント・ヒッポカムポス攻撃力1400→2800。


 Turn5 遊無手札5


 「――私に反撃の余地を与えた事、後悔させてあげます。速攻魔法《神出鬼没》
は、このターンが終わるまで墓地から下級“幽鬼”を蘇らせる! 再び豊年亀を蘇
生……!」

 「あのヒノモト・アンデットは現れた時、カード1枚を引き手札の“幽鬼”をデ
ッキの一番上に仕込む――」

 「私がデッキの上に置くのは――《式役幽鬼 玉藻前》……!」


 ドロー前に手札から公開した彼女の新たな切り札に、対峙するマルチェッロは冷
や汗を流し、サバスは顎に手をやりこれまでの遊無の挙動を思い返す。


 「既に手札へ引き込んでいたか――」

 「だ……だけど、どんな小細工を仕込もうが、呼び出す手立てがなければ意味な
いッスよ……!」

 「私は豊年亀をリリース! 再び牛鬼をアドバンス召喚し、私がこのターン“幽
鬼”をアドバンス召喚したため、下級幽鬼達は自身の効果で墓地から蘇る……!」


 下級幽鬼達が持つ効果の条件を満たしたことで、墓地に置かれたモンスターを確
認する遊無は1体のモンスターを選び出し、液晶盤へと読み取らせる。


 「効果発動――まずは鎌鼬を蘇生させ、場に現れた事でその伏せカードに対して
効果発動! 手札に戻して貰います……!」

 「だったらここで使うッスよ! 罠カード《深孔竜洞(アビス・ホール)》は手
札に戻す効果を無効にし、場のカード1枚を選んで手札に戻すッス……!」


 牛鬼を指し示し発動させたマルチェッロの罠により、遊無は呼び出したばかりの
牛鬼を手札へ加えるも、脅威を取り除いたことで本命のモンスターを蘇生させる。


 深孔竜洞(アビス・ホール) 通常罠
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):フィールドのカードを手札に戻す効果が発動した場合に発動できる。
 その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで手札に戻す。このターン
 、この効果で手札に戻したカード及びそれらの同名カードの効果は発動できない
 。


 「構いません。続けて自身の効果により《鍛幽鬼 一本踏鞴》を蘇生! 場に現
れた事で効果発動! 私のデッキの一番上のカードが“幽鬼”なら特殊召喚する…
…!」

 「遊無のデッキトップは、あのカード……!」

 「――我が星占は無謬(むびゅう)成り! 光跡を繋ぎ指し示せ! 《式役幽鬼
玉藻前》……!」


 遊無がデッキの上からめくったカードをテーブルの液晶部分に置くとともに、白
衣に袖を通し、緋袴を身に付けた式神の美女が姿を現した。


 式役幽鬼 玉藻前攻撃力2600。レベル8→7


 「玉藻前は墓地の“幽鬼”の種類だけ攻撃力を300アップする。この効果は発
動を伴わないため、その海馬には無効化されない!」


 墓地の幽鬼(影女 雲外鏡 豊年亀) 攻撃力2600→3500。


 「ムムッ!? こりゃマズイッスね――」

 「更に墓地の豊年亀をデッキの一番下に戻し、再び墓地から《咽びの鬼哭》を加
え発動です! 私の場に“幽鬼”は3体――」


 ヒッポカムポス攻撃力2800→1900 リーフシー・ドラコ攻撃力2200→1300 玉藻前攻撃力3500→3200。


 「バトル! まずは鎌鼬でリーフシー・ドラコへと攻撃……!」


 両手の鎌を構えて突撃する鎌鼬が巻き起こした風は、鋭い刃となって海藻のよう
な突起を生やした魚を細斬りに切り刻む。


 マルチェッロLP3300→2800。


 「……停滞した大気は、情熱を持った若者が突き動かし、オレ達大人が冷静に収
めることで循環する――」


 サバスは膝元で酔いつぶれて眠るマノンや、観戦する遊陽――そして遊無を眺め
ながら1人呟く。


 「それが未来を動かす原動力ってことッスね――」

 「これで最後! 私は玉藻前でカレント・ヒッポカムポスを攻撃……! この攻
撃時に手札と場から一本踏鞴と海彦を墓地へ送ることで、速攻魔法《鬼霍騒乱》…
…!」


 ダメ押しに発動したカードの効果で、タツノオトシゴの攻撃力は墓地へ送ったモ
ンスターそれぞれの攻撃力分ダウンし、予言獣が墓地へ送られたことで玉藻前の攻
撃力は上昇する。


 カレント・ヒッポカムポス攻撃力1900→100。 玉藻前攻撃力3200→3500。


 「呪祓訶利訶(ジュフツキリカク)……!」


 そして玉藻前が生み出した霊狐は鳴き声を上げ、巨大なタツノオトシゴへと突撃
すると、鋭い牙で胴体へと嚙みつき2体同時に消滅する。


 マルチェッロLP2800→0。


 「見事ッス……流石は所縁の精霊の力に目覚めた者――」


 デュエルテーブルの液晶画面は点滅しながら消灯し、広げたカードを片付けなが
らマルチェッロが呟くと、サバスも遊無へと称賛の拍手を送る。


 「マルチェッロに勝つとはな……よくやった」

 「ありがとうございます……」


 広げたカードを片付けた遊無が再び座席へと戻ると、彼女と入れ替わりに再び遊
陽がデュエルテーブルへとやってきて、デッキをシャッフルしながらマルチェッロ
へと呼びかける。


 「遊無は強いな。だが俺も負けたままじゃいられない……!」

 「その意気ッスよ! まだまだ時間はあるし、この際だからユーヒはあっしらに
拮抗できるほどにまで育てましょうかね――」


 遊陽からの挑戦にマルチェッロは喜び勇むと、強くなるため彼ら守護霊の防人が
受けた特殊な訓練の一部を遊陽へ伝授しようとする。

 そしてそのまま2人は遊無達が見守る中、数時間にも及ぶ特訓を開始した。





 「う――」

 「――おっ、ようやく起きたか」


 やがて酔いから覚めたマノンが寝ぼけ眼を擦りながら起き上がると、デュエルに
集中し続けていた2人がようやくデュエルテーブルを収納するとともに、疲労を滲
ませる遊陽の元へとマルチェッロが歩み寄る。


 「――遂に勝てた……!」

 「……あっしの負けッス。ユーヒの飲み込みの良さには感服ッスね――」


 互いに握手を交わす2人の姿に、遊無とサバスが静かにほほ笑む中、目覚めたマ
ノンは頭を押さえ、普段より低い声色で遊陽に話しかける。


 「あー……ユーヒ、マルっちに勝ったんだ――」

 「サンキュー。具合でも悪いのか?」

 「あれだけ飲んだなら当然だろう――おい、水を用意するからジッとしてろ」


 フラフラと辺りを見回しながら徘徊するマノンを元の座席に押し戻したサバスは
、機内の後部へと移動する。


 「……マノンさんはいつもこうなんですか?」

 「ヒノモトじゃ強制禁酒だったからッスねー。あ――戻って来た」


 ドアを開け、水が入ったグラスとディッシュの皿を持ち戻ってきたサバスは、マ
ノンの元に戻ると先に水の入ったグラスを差し出す。


 「ほら、お前だけ何も食べてなかったから、これも食っておけ」

 「んっ……メルシッ」

 「サバスパパさんは子守りで忙しそうっスねー」


 そして一行が機内で団らんと過ごしていると、機内のランプが点灯するとともに
それぞれ座席へと戻り、遊陽と遊無は窓から外の景色を窺う。


 『見えてきた――』

 「あれがエスト パラティーノの空港だ。今夜は空港隣接のホテルに泊まり、明
日にはマルチェッロの運転で国境を越え、マグナ ヌメンに到着する」


 明日からの予定をサバスが語るとともに、一行が乗ったジェット機は空港への着
陸態勢へと移行する。

 そして滑走路に進入すると、機体が完全に停止しランプが消灯するとともに、遊
陽と遊無にとって初の海外となるマグナ ヌメンを囲う国――エスト パラティーノ
へと一行は降り立つのであった。





 「遊陽と――」

 「遊無の――」

 『二人はビナリウス!』


遊陽「半日にも及ぶジェット機での空の旅。高度1万mに到達したその機内で俺達
はデュエルを行ったぜ」

遊無「今回対戦したのは、サバスさん達守護霊の防人を目的地へと運ぶ運転手――
マルチェッロさん。無風の海域に迷い込んだ獲物を引きずり込む彼の“回蒼龍”は
、手札バウンスと特殊召喚を合わせ持つ海竜族です」

遊陽「そして遊無も新たにデッキを組み直し、新たな戦術を取り入れた。デッキト
ップを操作し見通すこの戦術は、あの時遊明の力を行使したことで本来の遊無が宿
す力の一部がカードに宿ったという訳か」

遊無「少しずつだけど、本来の私に戻りつつある。私が“本当の名前”を思い出し
、全ての記憶を宿す日は刻一刻と近づいている」

遊陽「そして次回、マグナ ヌメンに到着した俺達は、サバスさんとマルチェッロ
さんと分かれて夜まで過ごすうち、イーサ教会の主イーサに近い人物と思わぬ邂逅
を果たす。彼の目的は一体……?」


 『次回! 遊戯王Binarius(ビナリウス) -マグナ ヌメンへの往訪-』


遊陽「顧問団に属する枢機卿――ディオゴさん。そのカードはサバスさんと同じ…
…!? だが俺もこの新たなデッキで勝利を掴んで見せる……!」
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