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60Turn 冷然の雪娘 作:ジェム貯めナイト
遊陽達が修行に明け暮れている常盤家は、ヒノモトの文化遺産にも登録されており
、広大な敷地面積を有している。
日吾達家族が暮らす母屋に、修行道場と繋がった中庭を挟んだ反対側には、長い歳
月をかけて集められた文化財が収蔵された蔵や、来客用の離れ座敷も建てられていた
。
「…………」
遊陽達が宿泊している3階建ての離れ座敷にて、松の間と呼ばれている最上階の一
角に通されたマノンは、部屋を借りている数日間、ずっと塞ぎこんだままだった。
鍵が掛けられた薄暗い部屋の中、彼女はベッドの縁に座って毛布を被り、足元には
屋敷の中居が運んできた全く手を付けていない食事が置かれていた。
『な……なあ! 危ないって!』
装飾が施された窓の外からは、中庭に植えられた木が軋む音とともに、遊陽達の声
が微かに聞こえてくる。
しかしマノンは一切気にも留めず、俯いたまま自らを置いて去ってしまった元後見
人の男の名前を呟いた。
「――……サバス……」
彼の名前を呼んだ途端、もう何度目かの涙が彼女の頬を伝う。
「――……陽が弁償――すから……」
途切れ途切れだが、先程より近い距離で遊無が会話する声が聞こえてくる。
その時だった。
――パリン――。
突如部屋の窓ガラスが割れ、何かが飛び込んできた。
「…………?」
マノンは振り向くと、窓ガラスを割った勢いで部屋を横切り、ベッドの上に落ちた1枚のカードを目に映し、それが投げ入れられたものだと気付く。
「――マノンさんっ……!」
――ドンッ――。
カードの投擲に続いて、部屋が微かに揺れるほどの衝撃が発生した。
「遊無さん……無茶してくれて――」
部屋の外では、中庭の木からマノンの部屋へと飛び移った遊無を目の当たりにした日吾が頭を抱え、両親にどう説明しようかと困り果てている。
やがて割れた窓から伸びてきた手が手探りで鍵を探し、施錠されていた窓が開け放たれるとともに、遊無が身を乗り出して部屋へと押し入った。
「…………」
「マノンさん――」
遊無は再びマノンへと呼び掛けるが、相も変わらずマノンは応じようとしない。
遊無は窓の淵を跨いで床へと降り、速足でマノンの元に向かうと、毛布を被ったマ
ノンを力強く抱きしめた。
『嫌っ! 離してっ……!』
マノンは激しく抵抗し、遊無を離そうとする。
『――私が奪ったんです! サバスさんを! 貴女からっ……!』
遊無が彼女の耳元で発した言葉に、マノンの動きが一瞬止まった。
そしてしっかりと彼女を抱きしめた遊無は、マノンが被った毛布を剥ぎ取り、顔を
合わせて思いの丈を発露した。
「私がユーメイに敗北しなければっ! サバスさんは責任を感じて辞めなかった!
マノンさんの元からも去らなかった……!」
彼女を追いこんだのも全ては自分のせい――そう負い目を感じていた遊無の目から
涙があふれるのを見て、マノンは彼女も同じ思いを抱いていることに気付く。
「今あの人は、全てを一人で背負ってユーメイを倒そうとしています。決してマノ
ンさんを嫌ってなどいません。……ですが貴女からサバスさんを奪った私は違います
。どうぞ気が済むまで好きにしてください」
「――無理だよ……ユームを嫌うなんて……」
マノンはますます涙をあふれさせながら、自らと同じく自責の念に駆られた遊無と
しばらく抱き合い、互いを慰めるのであった。
「――マノンさん、デュエルしましょう」
しばらくして2人は離れると、遊無からデュエルの誘いを持ち掛けられた。
「――デュエル……」
遊無からの提案に、マノンは放置していた充電が切れかけているD・フェースを横
目で見た。
するとその時――。
「っ……!? ええ――デュエルを通して……貴女のこの先も、私の行く末も何か
掴めるかもしれません」
遊無はこの頃何度も襲い来る頭の痛みに頭を押さえ、脳裏に流れ込む記憶の映像に疲労を滲ませながらも、すっかり落ち着いたマノンへと心の内を明かす。
「私の“失われた記憶”は、もう少しで完全に戻ります。以前よりも収まってきた
この頭痛からして間違いありません――」
「……もうすぐユームは変わってしまう――」
目の前の彼女が全く知らない“本当の自分”へと変貌する不安を抱えていることに、マノンはそれがどれほど彼女の精神を不安にさせているのかを痛いほどに実感する。
「――分かった」
マノンから了承を得たことで、遊無は彼女に礼を言うとすぐに連絡し、修行道場で
のデュエルを取り付けた。
そして就寝時間を過ぎた真夜中の修行道場で、遊陽達が見守る中、遊無とマノンの
デュエルが始まろうとしていた。
「マノンちゃんが出てきてくれてホッとしたッスよ……」
付き添いとして彼女を常盤家まで案内してきたマルチェッロが安堵する隣で、遊陽
はD・フェースを構える遊無の姿に、デュエル前に彼女と交わした言葉を思い出す。
――私の体調的にも、このデュエルが“遊無”として最後のデュエルかもしれませ
ん――。
遊陽は常盤家に来てからの彼女の様子を思い出した。
失われた記憶を取り戻すにつれ、遊無の頭痛も酷くなっていく。
全ての記憶を取り戻せば止むと言われたものの、それは同時に遊無が“本当の名前
”を取り戻すことを意味する。
「――分かってる。“全て”を思い出しても遊無との関係は変わらないと」
このデュエルで“遊無の記憶が戻る”――そんな予感が脳を駆け巡った遊陽は、彼
女の姿を瞬きする間もなく目に収めようとしていたのだった。
「いきます! デュエル……!」
「…………」
遊無LP4000。マノンLP4000。
Turn1 遊無手札5
「私から始めます! 魔法カード《幽隠囚獄》を発動。私の手札枚数と同じ4枚を
デッキの上から墓地へ送ります」
幽隠囚獄(ゆういんしゅうごく) 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札の枚数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
その後、自分の墓地から自分の手札の枚数と同じレベルの「幽鬼」モンスター1体
を手札に加える事ができる。
墓地送り(一反木綿 妖魔彷徨 仙狸 現界の丑寅門)
「更に魔法カード《妖言惑衆》を発動! 私の墓地に“幽鬼”モンスターが2体い
るため、デッキの上から2枚を墓地へ送る――そして墓地から《凍幽鬼 雪女》を蘇
生させます……!」
2枚の魔法カードにより、計6枚のカードを墓地へ送った遊無は、その内の1体を
墓地から蘇らせる。
するとたちまち淡雪が降り始めるとともに、氷雪を操る着物姿の少女の妖が場に出
現した。
妖言惑衆
(1):自分の墓地の「幽鬼」モンスターの数だけ自分のデッキの上からカードを墓
地へ送る。その後、この効果で墓地へ送った「幽鬼」モンスターの数と同じレベル
の「幽鬼」モンスター1体を墓地から特殊召喚できる。
墓地送り(雪女 六道能化) 雪女レベル1 守備力700。
「続けて私は雪女をリリース、美女に誑かされることなかれ、若旦那を篭絡する血
塗られし糸――“アドバンス召喚”! 《絡幽鬼 絡新婦》……!」
そして雪女が場から消滅すると、背中から8本の蜘蛛の足を観音のように広げた女
性の妖が場に現れた。
絡新婦攻撃力2100。
「更に! いでませ! 妖を導く異界回廊……! “幽鬼”モンスターをアドバン
ス召喚したターン、墓地の下級“幽鬼”は共通効果により、墓地より蘇らせることが
できます!」
アドバンス召喚の成功に呼応して、遊無が指先に纏った妖の火を宙へと放つととも
に、宙で火の輪となり、異界との間に道を開通させる。
そして異界との道を通り、魂が宿った一枚の布の姿をした妖が墓地から蘇った。
下級幽鬼モンスター
(2):「幽鬼」モンスターがアドバンス召喚に成功したターンに発動できる。
墓地のこのカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードがフィール
ドを離れる場合、デッキの一番下に戻す。
「来たか。大妖怪に付き従う“幽鬼”の十八番――」
「百鬼夜行と成りてひしめき歩け……! この効果で墓地より《帯幽鬼 一反木綿
》を蘇生!」
一反木綿守備力1400。
「カードを1枚伏せ、私のターンは終了です」
「絡新婦に一反木綿――このコンボでマノンの展開を縛る気満々だな」
遊無の場に並んだ2体の妖を見比べたカズは、そのモンスター効果によりあらゆる
モンスターを奪う算段は付いたと納得し頷いた。
一反木綿
(1):相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
絡新婦
(1):相手フィールドの表側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時までそのモンスターのコントロールを得る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
遊無手札1
フィールド:絡新婦攻撃力2100。一反木綿守備力1400。
魔法・罠:伏せ1
Turn2 マノン手札6
「ドロー。魔法カード《C・S・Ë ブラン イル ネージュ》を発動。デッキから“C・S
・Ë”モンスター1体を特殊召喚する」
引いたカードを確認したマノンは、即座にそのカードを発動させる。
「森に隠れ住み、ささやかな幸せを運ぶ妖精達――現れて、《C・S・Ë アウルヴル・ユールラッズ》」
手札1枚をD・フェースの墓地へ送りこむと、聖夜当日まで順に来訪し、いたずらを働く13人の小人達が一斉に彼女の元へ訪れた。
C・S・Ë(クリスノーエル) ブラン イル ネージュ 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「C・S・Ë」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する
。レベル5以上のモンスターを選んだ場合、さらに自分の手札1枚を捨てる。
ユールラッズ攻撃力2300。
「そして上級以上の“C・S・Ë”を選んだため、手札の《C・S・Ë プルケリマ》を
捨てるよ」
「いきなり最上級モンスターのお出ましですか。ですがこの時、一反木綿の効果発
動!」
だが遊無はこの時を狙っていたとばかりに、即座に2体の妖の効果を発動させる。
「場に現れた相手モンスターを守備表示にし、続けて絡新婦の効果発動――幻糸誘縛! このターン相手の守備表示モンスター1体のコントロールを得ます……!」
まずは一本布の妖が13人の小人達を瞬時に包み込み、続けて蜘蛛の足を背負う美
女がそれぞれの足から糸を伸ばすと、一本布の妖ごと全ての小人達を捕縛し、遊無の
場へと連れ去った。
「マノンのユールラッズが奪われてしまった!」
「――それが何? 魔法カード《C・S・Ë エピファニー》をユールラッズに対して
発動。ユールラッズを除外する」
だがマノンは想定通りと言わんばかりに、発動させた1枚の魔法カードによって1
3人の小人達を拘束から解放した。
「そして手札1枚を捨てることで、追加効果発動。再びユールラッズをアタシの元
に……!」
手札1枚を掲げ、墓地へ送ることで、消滅したはずの13人の小人達は再び場に降
臨した。
C・S・Ë エピファニー 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。その後、以下の効果を適用できる。
●手札を1枚捨て、自分の除外状態の「C・S・Ë」モンスター1体を特殊召喚する
。
「2体の“幽鬼”が織りなす束縛から解放し、復帰させたか」
「更に手札から捨てられた《C・S・Ë キャロット ル ネ》の効果! ユールラッズ
の攻撃力はこのターンそのレベル×200アップ!」
キャロット ル ネ
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。自分フィールド
の「C・S・Ë」モンスターの攻撃力は、ターン終了時までそのモンスターのレベル
×200アップする。
ユールラッズレベル7 攻撃力2300→3700。
「ラ バタイユ(バトル)。アタシはユールラッズで絡新婦を攻撃――ル トレーズ
ドゥ コヌリー……!」
攻撃宣言により、13人の小人達はそれぞれろうそくや石炭を手に取ると、蜘蛛の足を背負う美女へとそれらを投げつけ始めた。
「倒させない……! 罠カード《葬頭河の剥脱》! 私のデッキの上5枚の中から
“幽鬼”モンスター1体を墓地へ送るごとに、攻撃モンスターの攻撃力を300ダウ
ンさせます……!」
葬頭河の剥脱
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくり、その中の「幽鬼」モンスターを全て墓
地へ送る。
攻撃モンスターの攻撃力はこの効果で墓地へ送った枚数×300ダウンする。
その後、自分の墓地の「幽鬼」モンスターが5種類以上の場合、自分の「幽鬼」モ
ンスターはその戦闘では破壊されない。
墓地送り(姫魚 海彦 鬼童丸) ユールラッズ攻撃力3700→2800。
「そして墓地の“幽鬼”が5種類以上いるため、絡新婦はこの戦闘で破壊されませ
ん!」
「でもダメージは避けられない!」
破壊こそ免れたものの、蜘蛛の足を背負う美女をすり抜けたガラクタが遊無へと降
りかかった。
墓地の幽鬼(仙狸 雪女 姫魚 海彦 鬼童丸) 遊無LP4000→3300。
「――バトルは終了。ユールラッズは“聖なる降誕”を解釈拡張させる! 効果発
動!」
マノンが手札1枚を見せ、墓地へ送ることで、新たな解釈の元に“儀式”が執り行
われようとしていた。
「手札の儀式魔法《C・S・Ë ナティビティ》をコストに、リリースの代わりに手札
のレベル2《C・S・Ë シャンデル》を捨て、デッキから“C・S・Ë”を降誕させる
……!」
ユールラッズ
(1):手札から儀式魔法1枚を捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、自分の手札・フィー
ルドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の手札から「C・S・
Ë」モンスターを捨てて、その儀式魔法で儀式召喚可能なモンスター1体をデッキ
から儀式召喚する。
「デッキから“儀式召喚”だと……!?」
「現れて――《C・S・Ëの妖精 フルドフォルク》……!」
遊陽が本来とは異なる場所からの儀式召喚に驚く中、マノンはデッキより取り出し
た“14人目の妖精”のカードををD・フェースの液晶盤に置くことで場に呼び出す。
そして場には森にひっそりと隠れ住む小さな妖精が現れ出た。
C・S・Ëの妖精 フルドフォルク
儀式、効果モンスター
/光/レベル2/天使/攻撃力500。
「C・S・Ë ナティビティ」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「C・S・Ë」モンスター1体を捨て、自分フィールドの「C・S・Ë」儀
式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはこのターンに1度だけ、戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、「C・S・Ë」儀式モンスターの儀式召喚
に成功した場合に発動できる。
墓地のこのカードを攻撃力500アップの装備魔法カード扱いとしてそのモンスタ
ーに装備する。
フルドフォルク守備力500。
「シャンデルが手札から捨てられたため効果発動。デッキの上3枚の中から《C・S
・Ë ダンド》を手札に加え、手札から“C・S・Ë”が捨てられたため墓地のプルケリ
マを手札に戻す」
シャンデル
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。
デッキの上からカードを3枚めくり、その中から「C・S・Ë」カード1枚を手札に
加える。
プルケリマ
(2):このカードが墓地に存在する状態で、手札の「C・S・Ë」モンスターが捨てら
れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを手札に加える。
「――ユームが操る上級“幽鬼”には、アタシのターンが終わる時墓地の“幽鬼”2体と入れ替われる共通効果がある――」
上級幽鬼モンスター
(2):相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、自分の墓地からレベル4以下の「幽鬼」モン
スター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「だけど“小人達”がそれを防ぐよ。ユールラッズの効果発動――アタシの場にいる
“C・S・Ë”儀式モンスターの数だけ、ユームの場のカードの効果をこのターン無効に
する!」
13人の小人達が蜘蛛の足を背負う美女を取り囲むと、それぞれ口から冷気を吐いて浴びせかける。
すると蜘蛛の足を背負う美女は両足や手指の先からたちまち凍りついていき、やが
て全身を氷の中に閉じ込められて身動きの自由を奪われた。
ユールラッズ
(2):自分フィールドに「C・S・Ë」儀式モンスターが存在する場合に発動できる。
そのモンスターの数まで、相手フィールドの表側表示のカードの効果を選び、その
効果をターン終了時まで無効にする。
「シャカン ベティーズ ラ フェ――“妖精達のいたずら”は、聖夜の家内をかき乱す。
ターン終了」
マノンがターンを終えるとともに、蜘蛛の足を背負う美女を閉じ込める氷は溶け落ちたものの、その身に宿す効果の発動機会はとっくに過ぎてしまった。
「私のターン! ――うっ!?」
ターンを開始した遊無だったが、またしても頭痛に苛まれて身体をふらつかせる。
『遊無(さん)……!』
遊陽達から心配する声が上がる中、ふらつく遊無の脳裏には過去の記憶が流れ込み、本来の遊無の痕跡を追体験させるのであった。
――当主様は、起きているようだ――。
薄っすらとぼやけた記憶の世界にて、夜間の薄暗い廊下を歩いている本来の遊無は、明かりが灯ったひと際広い屋敷の主人の部屋の前に辿り着き、今まさに声を掛けようとしていた。
――身(しん)様――。
しかし中から聞こえてきた当主の名を呼ぶ彼の妻の声を聞くと、本来の遊無は部屋
の前で立ち止まり、2人の会話を傍聴する。
――ああ、承知している。麿(まろ)がこの調子の今、末那(まな)を7代目とし
継承させるのは時期尚早であると――。
常盤家6代目当主である部屋の主――身は咳き込みながらも、自身の体調を踏まえ
、息子の末那に家督を譲る瀬戸際か否かの議論を妻と交わしていた。
――末那の“目覚め”に関しては、急かせるのも酷であろう。今でさえ初代当主で
ある阿頼耶(あらや)様を敬い、依拠しているが、それに及ばぬことを卑下している
というのに――。
――ではどうするおつもりでしょう? 末那がまだ神霊の力の本懐に目覚めぬ内に
継承なさるのは、常盤家当主としての示しが付きません――。
――いるではないか。麿が招いた“所縁の神霊の力”に目覚めし者が――。
――まさか――。
身が自ら目を掛け、常盤家の一員とした者を思い浮かべた彼の妻は、憤慨し思わず
畳を鳴らして反対の意思を表明した。
――いけません! 初代当主様の血を引かぬ者が御家を継ぐなど――。
――継がせるとは言っておらぬ。末那が未成熟な間、彼の娘を補佐とし当てれば、
7代目当主は務まると麿は信じておる――。
身は否定する妻を納得させようと、本来の遊無が息子の助けになると彼女を説得し
ようとしていた。
――当主様――。
妻と議論を重ねる2人の会話を聞き入っていた本来の遊無は、自分の入る間は無い
と踵を返して立ち去ったのであった。
「遊無! また記憶が――」
遊無は記憶の世界から意識を取り戻すと、心配する仲間達からの声に、頭をボンヤ
リさせつつも返答した。
「大……丈夫――見ていてください。ここから反撃です」
改めて場の状況を確認した遊無はカードを引くと、お返しとばかりに反撃に転じよ
うとする。
マノン手札2
フィールド:ユールラッズ攻撃力2800→1400。フルドフォルク守備力500。
魔法・罠:
フィールド:絡新婦攻撃力2100。一反木綿守備力1400。
魔法・罠:
Turn3 遊無手札2
「私は絡新婦と一反木綿をリリース、――酒仙の頭領よ。毒を以て毒を制さんと、
その刀を振り降ろさん!」
遊無が2体の妖を墓地へ送ることで、“幽鬼”を纏める大妖怪の1体――酒と戦い
を好む赤ら顔の鬼が場に呼び寄せられた。
「“アドバンス召喚”! 《鬼幽鬼 酒呑童子》……!」
酒呑童子攻撃力2500。
――っしゃあ! 派手に暴れてやるぜぇ……!
「更に墓地の《六道能化》を除外し、酒呑童子を対象に効果発動! デッキから酒
呑童子の攻撃力を下回る天邪鬼を墓地へ送り、その攻撃力分LPを回復します!」
六道能化
(2):自分フィールドにレベル7以上の「幽鬼」モンスターが存在する場合、その
モンスターを対象として発動できる。
墓地のこのカードを除外し、デッキからそのモンスターの攻撃力の半分以下となる
攻撃力を持つ「幽鬼」モンスター1体を墓地に送り、そのモンスターの攻撃力分L
Pを回復する。
遊無LP3300→4500。
「そして再びいでませ! 妖を導く異界回廊……! 墓地から《予幽鬼 海彦》と、
《除幽鬼 姫魚》、更に《逆幽鬼 天邪鬼》を蘇生!」
先程と同じく、再び放たれた妖の火が異界との間に道を開通させ、その中から複数
の尾びれを持つ予言獣と人面魚、そして小鬼の妖が道を通って出現した。
海彦守備力200。姫魚守備力100。天邪鬼攻撃力1200。
「そして場に現れた姫魚の効果発動です。デッキの上から私の場にいる“幽鬼”の数だ
け確認し、“このカード”をデッキトップに置く――」
姫魚
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分フィールドの「幽鬼」モンスターの数だけ自分のデッキの上からカードを確認
し、その中から「幽鬼」モンスター1体をデッキの一番上に置く。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
場の幽鬼 (酒呑童子 海彦 姫魚 天邪鬼) 4枚を確認。
「何を仕込んだか――」
「決まっているじゃないですか。私を“勝利に導くカード”です! 更に酒呑童子を対象に海彦の効果発動! 酒呑童子のレベル×100LPを回復します。退疫の魚拓
……!」
空中を3本の尾びれで自在に泳ぎ回る予言獣が猿叫を上げると、遊無の頭上から優
しげな光が降り注ぎ、LPを回復させる。
海彦
(1):自分フィールドの「幽鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターのレベル×100LPを回復する。
遊無LP4500→5200。
「そして私は酒呑童子の効果発動。私の場の“幽鬼”の数だけ、マノンさんの場の
モンスターを破壊します! 怨念を利かせた鬼の美酒――血肉賜杯(ちにくしはい)
……!」
酒飲みの鬼が手にした杯を掲げると、犠牲者の血が注がれ肉や骨が浮かんだ杯から
怨霊が出現し、酒飲みの鬼に命じられるがまま2体のモンスターへと向かって行く。
「させない――手札のダンドを捨ててフルドフォルクの効果発動! 自らに祝福を
与える! ラ・フェ・ドゥ・メイユール ヴ……!」
小さな妖精が両手のひらを突き出し、小声で呪文を口走ると、発生した結界が自身
を包んで怨霊達を弾き返す。
しかし標的を変えて向かった怨霊達に憑りつかれ、13人の小人達は呪われ消滅し
てしまった。
酒呑童子
(1):自分フィールドの「幽鬼」モンスターの種類の数まで相手フィールドの表側
表示モンスターを対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、破壊したモン
スターの数×300ダメージを相手に与える。
この効果はこのカードがアドバンス召喚している場合のみ発動と処理ができる。
フルドフォルク
(1):手札の「C・S・Ë」モンスター1体を捨て、自分フィールドの「C・S・Ë」儀
式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはこのターンに1度だけ、戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
プルケリマ
(2):このカードが墓地に存在する状態で、手札の「C・S・Ë」モンスターが捨てら
れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを手札に加える。
マノンLP4000→3700。
「くっ……そしてアタシの手札から“C・S・Ë”が墓地へ送られたため、墓地のプルケリマは手札に戻る」
「バトル! 私は天邪鬼でフルドフォルクを、そして酒呑童子でマノンさんを攻撃
――曲筆舞文! 神変鬼毒……!」
バトルに入った遊無が宣言し、2体の鬼はマノンへと向かって行く。
立ちはだかる小さな妖精は小鬼の爪で引き裂かれると、続けざまに迫る酒飲みの鬼
が手にした太刀でマノンは斬りつけられ、吹き飛ばされてしまった。
「……っ!?」
フルドフォルク戦闘破壊。 マノンLP3700→1200。
「カードを1枚伏せターン終了。――マノンさん……?」
再び2体の鬼が遊無の元に戻るとともに、遊無はターンを終えた。
「――負けたくない。まだ、やれる……!」
道場の床に伏したマノンは、意地を見せようと勢いよく立ち上がり、身体の前で握
り拳を作る。
遊無手札0
フィールド:天邪鬼攻撃力1200。海彦守備力200。姫魚守備力100。酒呑童子攻撃力2500。
魔法・罠:伏せ1
フィールド:
魔法・罠:
マノン手札1
「――気付いたよ。もう塞ぎこんだりしない!」
「マノンさん……!」
マノンは無理に作ったような笑みで遊無に向き合うと、拳を胸に当てて己の決意を
表明する。
「――今のアタシはサバスにとって、ユーメイを倒す力になれてないみたい。……
だったら見返してみせる! 今までだってサバスに近付きたいがために、この精霊の
力を授けられるくらいの努力をしてきたんだから……!」
マノンは再び対戦相手の遊無へと視線を戻すと、このデュエルに勝ちそれを証明するため、デッキに指を掛け、カードを引いた。
「……それがマノンさんの目標ですか」
「このデュエル負けられない! 勝ち続ければサバスだってきっと――アタシのタ
ーン!」
Turn4 マノン手札2
「魔法カード《ミニュイ ドゥ ヴィズィテ》を発動! アタシの墓地に“C・S・Ë”
儀式モンスターが1体いるため、+1枚を加えた2枚をドロー! ――そして手札
1枚を捨てる」
ミニュイ ドゥ ヴィズィテ 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「C・S・Ë」儀式モンスターの種類+1枚をドローし、手札1枚
を捨てる。
2枚をドロー。捨てたカード C・S・Ë ベルジェ
「そして手札のプルケリマの効果発動。手札から他の“C・S・Ë”1体――キャンディ
ケインを捨てて、手札から特殊召喚。更にアタシの場にモンスターがいない時に
“C・S・Ë”モンスターが手札から捨てられたため、墓地のベルジェの効果発動!
墓地から蘇生する!」
瞬く間にマノンの場には、聖夜の夜に映える赤い花の鉢植えと、真っ先に降誕に気
付き、司祭へ知らせようとする羊飼いの2体が出揃った。
プルケリマ
(1):手札からこのカード以外の「C・S・Ë」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
キャンディケイン
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。自分の墓地から
「C・S・Ë ナティビティ」1枚を手札に加える。
C・S・Ë ベルジェ
効果モンスター
/光/レベル6/天使/攻撃力2200。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札が2枚以下の場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない状態
で「C・S・Ë」モンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを攻撃表示で特殊召喚する。
そして手札から捨てられたキャンディケインの効果。墓地から《C・S・Ë ナティビ
ティ》を手札に加える。そして手札がこの1枚だけのため、ベルジェの効果発動――
このドローで引いて見せる……!」
この状況を覆すには“あのカード”しかないと、マノンはその身に与えられた“光の
精霊の力”で己の歩む道を示そうとする。
そしてカードを引き確認すると、知らされた道筋の意味を深く噛み締めた。
「――“このカード”を使う時が来るとはね。見せてあげる。凍り付いた心の象徴
を……!」
「来る――」
「儀式魔法《C・S・Ë ナティビティ》……! アタシはレベル2のプルケリマと、
レベル6のベルジェをリリース、永久凍土の心は融解を知らず、“冷然の雪娘”は触
れし者を凍らせる……!」
儀式によって聖夜に映える赤い花の鉢植えと羊飼いは消滅していき、鈴の音が凛と
鳴るとともに、光の柱が天を目指して昇って行った。
「“儀式召喚”! 愛を知らない孤り娘――《C・S・Ë スネグーラチカ》……!」
そして光の柱が消滅するとともに、マノンの場には透けるほどに白い髪と肌をした
冷徹な表情の少女が降臨した。
「マノンさんの“新たな切り札”だと……!?」
「アタシは孤独――このスネグーラチカと同じね。サバスが去ってこんなに苦しい
のなら、……愛なんて捨てる。信じることも……!」
自らの胸中を吐露したマノンは、1人でも生きていけると決意を表明した。
「マノンさん……」
「最後に信じられるのは、己の強さだけ……ユーム、このデュエル勝利は譲らない
よ……!」
愛情を否定し、強さにすがるマノンの変わりように、遊無はそれが彼女の本心ではないはずだと、彼女の心がどれ程傷付いたのかを察する。
きっと2人は巡り会える――。そう信じる遊無はマノンの凍った心を溶かすため、
ぶり返す頭痛に思考を揺らがされつつも、そう決意するのであった。
「僕、日吾と――」
「俺、遊陽。そして遊無が送る――」
『ビナリウス回顧録!』
遊陽「あのマノンがここまで病むなんて……本当に労しい出来事だったんだな」
日吾「彼女とサバスさんは娘と後見人を超えた“家族同然”だった。その分ショックも大きいだろうね」
遊無「あの時の敗北がこの事態を招くなんて……想像もしていませんでした。あの時
ユーメイを倒せていたのなら――」
遊陽「遊無のせいじゃない。俺だってあの時ゴルイニチを倒せていれば――」
日吾「過ぎた事を悔やんでもしょうがない。今の2人ならきっと奴らを倒せるさ。
――そして次回は、遂に切り札を繰り出したマノンさんと遊無さんがより激しく激突
する」
遊陽「更には精霊の力持つ者同士共鳴するかのように、遊無の記憶が完全に呼び起こ
されようとしていた――」
『次回! 遊戯王Binarius(ビナリウス) -目覚める記憶-』
遊無「常盤家で過ごした日々――そう……だったのですね。次回、遂に私の失われた記憶が蘇る」
、広大な敷地面積を有している。
日吾達家族が暮らす母屋に、修行道場と繋がった中庭を挟んだ反対側には、長い歳
月をかけて集められた文化財が収蔵された蔵や、来客用の離れ座敷も建てられていた
。
「…………」
遊陽達が宿泊している3階建ての離れ座敷にて、松の間と呼ばれている最上階の一
角に通されたマノンは、部屋を借りている数日間、ずっと塞ぎこんだままだった。
鍵が掛けられた薄暗い部屋の中、彼女はベッドの縁に座って毛布を被り、足元には
屋敷の中居が運んできた全く手を付けていない食事が置かれていた。
『な……なあ! 危ないって!』
装飾が施された窓の外からは、中庭に植えられた木が軋む音とともに、遊陽達の声
が微かに聞こえてくる。
しかしマノンは一切気にも留めず、俯いたまま自らを置いて去ってしまった元後見
人の男の名前を呟いた。
「――……サバス……」
彼の名前を呼んだ途端、もう何度目かの涙が彼女の頬を伝う。
「――……陽が弁償――すから……」
途切れ途切れだが、先程より近い距離で遊無が会話する声が聞こえてくる。
その時だった。
――パリン――。
突如部屋の窓ガラスが割れ、何かが飛び込んできた。
「…………?」
マノンは振り向くと、窓ガラスを割った勢いで部屋を横切り、ベッドの上に落ちた1枚のカードを目に映し、それが投げ入れられたものだと気付く。
「――マノンさんっ……!」
――ドンッ――。
カードの投擲に続いて、部屋が微かに揺れるほどの衝撃が発生した。
「遊無さん……無茶してくれて――」
部屋の外では、中庭の木からマノンの部屋へと飛び移った遊無を目の当たりにした日吾が頭を抱え、両親にどう説明しようかと困り果てている。
やがて割れた窓から伸びてきた手が手探りで鍵を探し、施錠されていた窓が開け放たれるとともに、遊無が身を乗り出して部屋へと押し入った。
「…………」
「マノンさん――」
遊無は再びマノンへと呼び掛けるが、相も変わらずマノンは応じようとしない。
遊無は窓の淵を跨いで床へと降り、速足でマノンの元に向かうと、毛布を被ったマ
ノンを力強く抱きしめた。
『嫌っ! 離してっ……!』
マノンは激しく抵抗し、遊無を離そうとする。
『――私が奪ったんです! サバスさんを! 貴女からっ……!』
遊無が彼女の耳元で発した言葉に、マノンの動きが一瞬止まった。
そしてしっかりと彼女を抱きしめた遊無は、マノンが被った毛布を剥ぎ取り、顔を
合わせて思いの丈を発露した。
「私がユーメイに敗北しなければっ! サバスさんは責任を感じて辞めなかった!
マノンさんの元からも去らなかった……!」
彼女を追いこんだのも全ては自分のせい――そう負い目を感じていた遊無の目から
涙があふれるのを見て、マノンは彼女も同じ思いを抱いていることに気付く。
「今あの人は、全てを一人で背負ってユーメイを倒そうとしています。決してマノ
ンさんを嫌ってなどいません。……ですが貴女からサバスさんを奪った私は違います
。どうぞ気が済むまで好きにしてください」
「――無理だよ……ユームを嫌うなんて……」
マノンはますます涙をあふれさせながら、自らと同じく自責の念に駆られた遊無と
しばらく抱き合い、互いを慰めるのであった。
「――マノンさん、デュエルしましょう」
しばらくして2人は離れると、遊無からデュエルの誘いを持ち掛けられた。
「――デュエル……」
遊無からの提案に、マノンは放置していた充電が切れかけているD・フェースを横
目で見た。
するとその時――。
「っ……!? ええ――デュエルを通して……貴女のこの先も、私の行く末も何か
掴めるかもしれません」
遊無はこの頃何度も襲い来る頭の痛みに頭を押さえ、脳裏に流れ込む記憶の映像に疲労を滲ませながらも、すっかり落ち着いたマノンへと心の内を明かす。
「私の“失われた記憶”は、もう少しで完全に戻ります。以前よりも収まってきた
この頭痛からして間違いありません――」
「……もうすぐユームは変わってしまう――」
目の前の彼女が全く知らない“本当の自分”へと変貌する不安を抱えていることに、マノンはそれがどれほど彼女の精神を不安にさせているのかを痛いほどに実感する。
「――分かった」
マノンから了承を得たことで、遊無は彼女に礼を言うとすぐに連絡し、修行道場で
のデュエルを取り付けた。
そして就寝時間を過ぎた真夜中の修行道場で、遊陽達が見守る中、遊無とマノンの
デュエルが始まろうとしていた。
「マノンちゃんが出てきてくれてホッとしたッスよ……」
付き添いとして彼女を常盤家まで案内してきたマルチェッロが安堵する隣で、遊陽
はD・フェースを構える遊無の姿に、デュエル前に彼女と交わした言葉を思い出す。
――私の体調的にも、このデュエルが“遊無”として最後のデュエルかもしれませ
ん――。
遊陽は常盤家に来てからの彼女の様子を思い出した。
失われた記憶を取り戻すにつれ、遊無の頭痛も酷くなっていく。
全ての記憶を取り戻せば止むと言われたものの、それは同時に遊無が“本当の名前
”を取り戻すことを意味する。
「――分かってる。“全て”を思い出しても遊無との関係は変わらないと」
このデュエルで“遊無の記憶が戻る”――そんな予感が脳を駆け巡った遊陽は、彼
女の姿を瞬きする間もなく目に収めようとしていたのだった。
「いきます! デュエル……!」
「…………」
遊無LP4000。マノンLP4000。
Turn1 遊無手札5
「私から始めます! 魔法カード《幽隠囚獄》を発動。私の手札枚数と同じ4枚を
デッキの上から墓地へ送ります」
幽隠囚獄(ゆういんしゅうごく) 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札の枚数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
その後、自分の墓地から自分の手札の枚数と同じレベルの「幽鬼」モンスター1体
を手札に加える事ができる。
墓地送り(一反木綿 妖魔彷徨 仙狸 現界の丑寅門)
「更に魔法カード《妖言惑衆》を発動! 私の墓地に“幽鬼”モンスターが2体い
るため、デッキの上から2枚を墓地へ送る――そして墓地から《凍幽鬼 雪女》を蘇
生させます……!」
2枚の魔法カードにより、計6枚のカードを墓地へ送った遊無は、その内の1体を
墓地から蘇らせる。
するとたちまち淡雪が降り始めるとともに、氷雪を操る着物姿の少女の妖が場に出
現した。
妖言惑衆
(1):自分の墓地の「幽鬼」モンスターの数だけ自分のデッキの上からカードを墓
地へ送る。その後、この効果で墓地へ送った「幽鬼」モンスターの数と同じレベル
の「幽鬼」モンスター1体を墓地から特殊召喚できる。
墓地送り(雪女 六道能化) 雪女レベル1 守備力700。
「続けて私は雪女をリリース、美女に誑かされることなかれ、若旦那を篭絡する血
塗られし糸――“アドバンス召喚”! 《絡幽鬼 絡新婦》……!」
そして雪女が場から消滅すると、背中から8本の蜘蛛の足を観音のように広げた女
性の妖が場に現れた。
絡新婦攻撃力2100。
「更に! いでませ! 妖を導く異界回廊……! “幽鬼”モンスターをアドバン
ス召喚したターン、墓地の下級“幽鬼”は共通効果により、墓地より蘇らせることが
できます!」
アドバンス召喚の成功に呼応して、遊無が指先に纏った妖の火を宙へと放つととも
に、宙で火の輪となり、異界との間に道を開通させる。
そして異界との道を通り、魂が宿った一枚の布の姿をした妖が墓地から蘇った。
下級幽鬼モンスター
(2):「幽鬼」モンスターがアドバンス召喚に成功したターンに発動できる。
墓地のこのカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードがフィール
ドを離れる場合、デッキの一番下に戻す。
「来たか。大妖怪に付き従う“幽鬼”の十八番――」
「百鬼夜行と成りてひしめき歩け……! この効果で墓地より《帯幽鬼 一反木綿
》を蘇生!」
一反木綿守備力1400。
「カードを1枚伏せ、私のターンは終了です」
「絡新婦に一反木綿――このコンボでマノンの展開を縛る気満々だな」
遊無の場に並んだ2体の妖を見比べたカズは、そのモンスター効果によりあらゆる
モンスターを奪う算段は付いたと納得し頷いた。
一反木綿
(1):相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
絡新婦
(1):相手フィールドの表側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時までそのモンスターのコントロールを得る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
遊無手札1
フィールド:絡新婦攻撃力2100。一反木綿守備力1400。
魔法・罠:伏せ1
Turn2 マノン手札6
「ドロー。魔法カード《C・S・Ë ブラン イル ネージュ》を発動。デッキから“C・S
・Ë”モンスター1体を特殊召喚する」
引いたカードを確認したマノンは、即座にそのカードを発動させる。
「森に隠れ住み、ささやかな幸せを運ぶ妖精達――現れて、《C・S・Ë アウルヴル・ユールラッズ》」
手札1枚をD・フェースの墓地へ送りこむと、聖夜当日まで順に来訪し、いたずらを働く13人の小人達が一斉に彼女の元へ訪れた。
C・S・Ë(クリスノーエル) ブラン イル ネージュ 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「C・S・Ë」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する
。レベル5以上のモンスターを選んだ場合、さらに自分の手札1枚を捨てる。
ユールラッズ攻撃力2300。
「そして上級以上の“C・S・Ë”を選んだため、手札の《C・S・Ë プルケリマ》を
捨てるよ」
「いきなり最上級モンスターのお出ましですか。ですがこの時、一反木綿の効果発
動!」
だが遊無はこの時を狙っていたとばかりに、即座に2体の妖の効果を発動させる。
「場に現れた相手モンスターを守備表示にし、続けて絡新婦の効果発動――幻糸誘縛! このターン相手の守備表示モンスター1体のコントロールを得ます……!」
まずは一本布の妖が13人の小人達を瞬時に包み込み、続けて蜘蛛の足を背負う美
女がそれぞれの足から糸を伸ばすと、一本布の妖ごと全ての小人達を捕縛し、遊無の
場へと連れ去った。
「マノンのユールラッズが奪われてしまった!」
「――それが何? 魔法カード《C・S・Ë エピファニー》をユールラッズに対して
発動。ユールラッズを除外する」
だがマノンは想定通りと言わんばかりに、発動させた1枚の魔法カードによって1
3人の小人達を拘束から解放した。
「そして手札1枚を捨てることで、追加効果発動。再びユールラッズをアタシの元
に……!」
手札1枚を掲げ、墓地へ送ることで、消滅したはずの13人の小人達は再び場に降
臨した。
C・S・Ë エピファニー 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。その後、以下の効果を適用できる。
●手札を1枚捨て、自分の除外状態の「C・S・Ë」モンスター1体を特殊召喚する
。
「2体の“幽鬼”が織りなす束縛から解放し、復帰させたか」
「更に手札から捨てられた《C・S・Ë キャロット ル ネ》の効果! ユールラッズ
の攻撃力はこのターンそのレベル×200アップ!」
キャロット ル ネ
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。自分フィールド
の「C・S・Ë」モンスターの攻撃力は、ターン終了時までそのモンスターのレベル
×200アップする。
ユールラッズレベル7 攻撃力2300→3700。
「ラ バタイユ(バトル)。アタシはユールラッズで絡新婦を攻撃――ル トレーズ
ドゥ コヌリー……!」
攻撃宣言により、13人の小人達はそれぞれろうそくや石炭を手に取ると、蜘蛛の足を背負う美女へとそれらを投げつけ始めた。
「倒させない……! 罠カード《葬頭河の剥脱》! 私のデッキの上5枚の中から
“幽鬼”モンスター1体を墓地へ送るごとに、攻撃モンスターの攻撃力を300ダウ
ンさせます……!」
葬頭河の剥脱
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくり、その中の「幽鬼」モンスターを全て墓
地へ送る。
攻撃モンスターの攻撃力はこの効果で墓地へ送った枚数×300ダウンする。
その後、自分の墓地の「幽鬼」モンスターが5種類以上の場合、自分の「幽鬼」モ
ンスターはその戦闘では破壊されない。
墓地送り(姫魚 海彦 鬼童丸) ユールラッズ攻撃力3700→2800。
「そして墓地の“幽鬼”が5種類以上いるため、絡新婦はこの戦闘で破壊されませ
ん!」
「でもダメージは避けられない!」
破壊こそ免れたものの、蜘蛛の足を背負う美女をすり抜けたガラクタが遊無へと降
りかかった。
墓地の幽鬼(仙狸 雪女 姫魚 海彦 鬼童丸) 遊無LP4000→3300。
「――バトルは終了。ユールラッズは“聖なる降誕”を解釈拡張させる! 効果発
動!」
マノンが手札1枚を見せ、墓地へ送ることで、新たな解釈の元に“儀式”が執り行
われようとしていた。
「手札の儀式魔法《C・S・Ë ナティビティ》をコストに、リリースの代わりに手札
のレベル2《C・S・Ë シャンデル》を捨て、デッキから“C・S・Ë”を降誕させる
……!」
ユールラッズ
(1):手札から儀式魔法1枚を捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、自分の手札・フィー
ルドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の手札から「C・S・
Ë」モンスターを捨てて、その儀式魔法で儀式召喚可能なモンスター1体をデッキ
から儀式召喚する。
「デッキから“儀式召喚”だと……!?」
「現れて――《C・S・Ëの妖精 フルドフォルク》……!」
遊陽が本来とは異なる場所からの儀式召喚に驚く中、マノンはデッキより取り出し
た“14人目の妖精”のカードををD・フェースの液晶盤に置くことで場に呼び出す。
そして場には森にひっそりと隠れ住む小さな妖精が現れ出た。
C・S・Ëの妖精 フルドフォルク
儀式、効果モンスター
/光/レベル2/天使/攻撃力500。
「C・S・Ë ナティビティ」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「C・S・Ë」モンスター1体を捨て、自分フィールドの「C・S・Ë」儀
式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはこのターンに1度だけ、戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、「C・S・Ë」儀式モンスターの儀式召喚
に成功した場合に発動できる。
墓地のこのカードを攻撃力500アップの装備魔法カード扱いとしてそのモンスタ
ーに装備する。
フルドフォルク守備力500。
「シャンデルが手札から捨てられたため効果発動。デッキの上3枚の中から《C・S
・Ë ダンド》を手札に加え、手札から“C・S・Ë”が捨てられたため墓地のプルケリ
マを手札に戻す」
シャンデル
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。
デッキの上からカードを3枚めくり、その中から「C・S・Ë」カード1枚を手札に
加える。
プルケリマ
(2):このカードが墓地に存在する状態で、手札の「C・S・Ë」モンスターが捨てら
れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを手札に加える。
「――ユームが操る上級“幽鬼”には、アタシのターンが終わる時墓地の“幽鬼”2体と入れ替われる共通効果がある――」
上級幽鬼モンスター
(2):相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、自分の墓地からレベル4以下の「幽鬼」モン
スター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「だけど“小人達”がそれを防ぐよ。ユールラッズの効果発動――アタシの場にいる
“C・S・Ë”儀式モンスターの数だけ、ユームの場のカードの効果をこのターン無効に
する!」
13人の小人達が蜘蛛の足を背負う美女を取り囲むと、それぞれ口から冷気を吐いて浴びせかける。
すると蜘蛛の足を背負う美女は両足や手指の先からたちまち凍りついていき、やが
て全身を氷の中に閉じ込められて身動きの自由を奪われた。
ユールラッズ
(2):自分フィールドに「C・S・Ë」儀式モンスターが存在する場合に発動できる。
そのモンスターの数まで、相手フィールドの表側表示のカードの効果を選び、その
効果をターン終了時まで無効にする。
「シャカン ベティーズ ラ フェ――“妖精達のいたずら”は、聖夜の家内をかき乱す。
ターン終了」
マノンがターンを終えるとともに、蜘蛛の足を背負う美女を閉じ込める氷は溶け落ちたものの、その身に宿す効果の発動機会はとっくに過ぎてしまった。
「私のターン! ――うっ!?」
ターンを開始した遊無だったが、またしても頭痛に苛まれて身体をふらつかせる。
『遊無(さん)……!』
遊陽達から心配する声が上がる中、ふらつく遊無の脳裏には過去の記憶が流れ込み、本来の遊無の痕跡を追体験させるのであった。
――当主様は、起きているようだ――。
薄っすらとぼやけた記憶の世界にて、夜間の薄暗い廊下を歩いている本来の遊無は、明かりが灯ったひと際広い屋敷の主人の部屋の前に辿り着き、今まさに声を掛けようとしていた。
――身(しん)様――。
しかし中から聞こえてきた当主の名を呼ぶ彼の妻の声を聞くと、本来の遊無は部屋
の前で立ち止まり、2人の会話を傍聴する。
――ああ、承知している。麿(まろ)がこの調子の今、末那(まな)を7代目とし
継承させるのは時期尚早であると――。
常盤家6代目当主である部屋の主――身は咳き込みながらも、自身の体調を踏まえ
、息子の末那に家督を譲る瀬戸際か否かの議論を妻と交わしていた。
――末那の“目覚め”に関しては、急かせるのも酷であろう。今でさえ初代当主で
ある阿頼耶(あらや)様を敬い、依拠しているが、それに及ばぬことを卑下している
というのに――。
――ではどうするおつもりでしょう? 末那がまだ神霊の力の本懐に目覚めぬ内に
継承なさるのは、常盤家当主としての示しが付きません――。
――いるではないか。麿が招いた“所縁の神霊の力”に目覚めし者が――。
――まさか――。
身が自ら目を掛け、常盤家の一員とした者を思い浮かべた彼の妻は、憤慨し思わず
畳を鳴らして反対の意思を表明した。
――いけません! 初代当主様の血を引かぬ者が御家を継ぐなど――。
――継がせるとは言っておらぬ。末那が未成熟な間、彼の娘を補佐とし当てれば、
7代目当主は務まると麿は信じておる――。
身は否定する妻を納得させようと、本来の遊無が息子の助けになると彼女を説得し
ようとしていた。
――当主様――。
妻と議論を重ねる2人の会話を聞き入っていた本来の遊無は、自分の入る間は無い
と踵を返して立ち去ったのであった。
「遊無! また記憶が――」
遊無は記憶の世界から意識を取り戻すと、心配する仲間達からの声に、頭をボンヤ
リさせつつも返答した。
「大……丈夫――見ていてください。ここから反撃です」
改めて場の状況を確認した遊無はカードを引くと、お返しとばかりに反撃に転じよ
うとする。
マノン手札2
フィールド:ユールラッズ攻撃力2800→1400。フルドフォルク守備力500。
魔法・罠:
フィールド:絡新婦攻撃力2100。一反木綿守備力1400。
魔法・罠:
Turn3 遊無手札2
「私は絡新婦と一反木綿をリリース、――酒仙の頭領よ。毒を以て毒を制さんと、
その刀を振り降ろさん!」
遊無が2体の妖を墓地へ送ることで、“幽鬼”を纏める大妖怪の1体――酒と戦い
を好む赤ら顔の鬼が場に呼び寄せられた。
「“アドバンス召喚”! 《鬼幽鬼 酒呑童子》……!」
酒呑童子攻撃力2500。
――っしゃあ! 派手に暴れてやるぜぇ……!
「更に墓地の《六道能化》を除外し、酒呑童子を対象に効果発動! デッキから酒
呑童子の攻撃力を下回る天邪鬼を墓地へ送り、その攻撃力分LPを回復します!」
六道能化
(2):自分フィールドにレベル7以上の「幽鬼」モンスターが存在する場合、その
モンスターを対象として発動できる。
墓地のこのカードを除外し、デッキからそのモンスターの攻撃力の半分以下となる
攻撃力を持つ「幽鬼」モンスター1体を墓地に送り、そのモンスターの攻撃力分L
Pを回復する。
遊無LP3300→4500。
「そして再びいでませ! 妖を導く異界回廊……! 墓地から《予幽鬼 海彦》と、
《除幽鬼 姫魚》、更に《逆幽鬼 天邪鬼》を蘇生!」
先程と同じく、再び放たれた妖の火が異界との間に道を開通させ、その中から複数
の尾びれを持つ予言獣と人面魚、そして小鬼の妖が道を通って出現した。
海彦守備力200。姫魚守備力100。天邪鬼攻撃力1200。
「そして場に現れた姫魚の効果発動です。デッキの上から私の場にいる“幽鬼”の数だ
け確認し、“このカード”をデッキトップに置く――」
姫魚
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分フィールドの「幽鬼」モンスターの数だけ自分のデッキの上からカードを確認
し、その中から「幽鬼」モンスター1体をデッキの一番上に置く。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
場の幽鬼 (酒呑童子 海彦 姫魚 天邪鬼) 4枚を確認。
「何を仕込んだか――」
「決まっているじゃないですか。私を“勝利に導くカード”です! 更に酒呑童子を対象に海彦の効果発動! 酒呑童子のレベル×100LPを回復します。退疫の魚拓
……!」
空中を3本の尾びれで自在に泳ぎ回る予言獣が猿叫を上げると、遊無の頭上から優
しげな光が降り注ぎ、LPを回復させる。
海彦
(1):自分フィールドの「幽鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのモンスターのレベル×100LPを回復する。
遊無LP4500→5200。
「そして私は酒呑童子の効果発動。私の場の“幽鬼”の数だけ、マノンさんの場の
モンスターを破壊します! 怨念を利かせた鬼の美酒――血肉賜杯(ちにくしはい)
……!」
酒飲みの鬼が手にした杯を掲げると、犠牲者の血が注がれ肉や骨が浮かんだ杯から
怨霊が出現し、酒飲みの鬼に命じられるがまま2体のモンスターへと向かって行く。
「させない――手札のダンドを捨ててフルドフォルクの効果発動! 自らに祝福を
与える! ラ・フェ・ドゥ・メイユール ヴ……!」
小さな妖精が両手のひらを突き出し、小声で呪文を口走ると、発生した結界が自身
を包んで怨霊達を弾き返す。
しかし標的を変えて向かった怨霊達に憑りつかれ、13人の小人達は呪われ消滅し
てしまった。
酒呑童子
(1):自分フィールドの「幽鬼」モンスターの種類の数まで相手フィールドの表側
表示モンスターを対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、破壊したモン
スターの数×300ダメージを相手に与える。
この効果はこのカードがアドバンス召喚している場合のみ発動と処理ができる。
フルドフォルク
(1):手札の「C・S・Ë」モンスター1体を捨て、自分フィールドの「C・S・Ë」儀
式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはこのターンに1度だけ、戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
プルケリマ
(2):このカードが墓地に存在する状態で、手札の「C・S・Ë」モンスターが捨てら
れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを手札に加える。
マノンLP4000→3700。
「くっ……そしてアタシの手札から“C・S・Ë”が墓地へ送られたため、墓地のプルケリマは手札に戻る」
「バトル! 私は天邪鬼でフルドフォルクを、そして酒呑童子でマノンさんを攻撃
――曲筆舞文! 神変鬼毒……!」
バトルに入った遊無が宣言し、2体の鬼はマノンへと向かって行く。
立ちはだかる小さな妖精は小鬼の爪で引き裂かれると、続けざまに迫る酒飲みの鬼
が手にした太刀でマノンは斬りつけられ、吹き飛ばされてしまった。
「……っ!?」
フルドフォルク戦闘破壊。 マノンLP3700→1200。
「カードを1枚伏せターン終了。――マノンさん……?」
再び2体の鬼が遊無の元に戻るとともに、遊無はターンを終えた。
「――負けたくない。まだ、やれる……!」
道場の床に伏したマノンは、意地を見せようと勢いよく立ち上がり、身体の前で握
り拳を作る。
遊無手札0
フィールド:天邪鬼攻撃力1200。海彦守備力200。姫魚守備力100。酒呑童子攻撃力2500。
魔法・罠:伏せ1
フィールド:
魔法・罠:
マノン手札1
「――気付いたよ。もう塞ぎこんだりしない!」
「マノンさん……!」
マノンは無理に作ったような笑みで遊無に向き合うと、拳を胸に当てて己の決意を
表明する。
「――今のアタシはサバスにとって、ユーメイを倒す力になれてないみたい。……
だったら見返してみせる! 今までだってサバスに近付きたいがために、この精霊の
力を授けられるくらいの努力をしてきたんだから……!」
マノンは再び対戦相手の遊無へと視線を戻すと、このデュエルに勝ちそれを証明するため、デッキに指を掛け、カードを引いた。
「……それがマノンさんの目標ですか」
「このデュエル負けられない! 勝ち続ければサバスだってきっと――アタシのタ
ーン!」
Turn4 マノン手札2
「魔法カード《ミニュイ ドゥ ヴィズィテ》を発動! アタシの墓地に“C・S・Ë”
儀式モンスターが1体いるため、+1枚を加えた2枚をドロー! ――そして手札
1枚を捨てる」
ミニュイ ドゥ ヴィズィテ 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「C・S・Ë」儀式モンスターの種類+1枚をドローし、手札1枚
を捨てる。
2枚をドロー。捨てたカード C・S・Ë ベルジェ
「そして手札のプルケリマの効果発動。手札から他の“C・S・Ë”1体――キャンディ
ケインを捨てて、手札から特殊召喚。更にアタシの場にモンスターがいない時に
“C・S・Ë”モンスターが手札から捨てられたため、墓地のベルジェの効果発動!
墓地から蘇生する!」
瞬く間にマノンの場には、聖夜の夜に映える赤い花の鉢植えと、真っ先に降誕に気
付き、司祭へ知らせようとする羊飼いの2体が出揃った。
プルケリマ
(1):手札からこのカード以外の「C・S・Ë」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
キャンディケイン
(1):このカードが手札から墓地へ捨てられた場合に発動できる。自分の墓地から
「C・S・Ë ナティビティ」1枚を手札に加える。
C・S・Ë ベルジェ
効果モンスター
/光/レベル6/天使/攻撃力2200。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札が2枚以下の場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない状態
で「C・S・Ë」モンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを攻撃表示で特殊召喚する。
そして手札から捨てられたキャンディケインの効果。墓地から《C・S・Ë ナティビ
ティ》を手札に加える。そして手札がこの1枚だけのため、ベルジェの効果発動――
このドローで引いて見せる……!」
この状況を覆すには“あのカード”しかないと、マノンはその身に与えられた“光の
精霊の力”で己の歩む道を示そうとする。
そしてカードを引き確認すると、知らされた道筋の意味を深く噛み締めた。
「――“このカード”を使う時が来るとはね。見せてあげる。凍り付いた心の象徴
を……!」
「来る――」
「儀式魔法《C・S・Ë ナティビティ》……! アタシはレベル2のプルケリマと、
レベル6のベルジェをリリース、永久凍土の心は融解を知らず、“冷然の雪娘”は触
れし者を凍らせる……!」
儀式によって聖夜に映える赤い花の鉢植えと羊飼いは消滅していき、鈴の音が凛と
鳴るとともに、光の柱が天を目指して昇って行った。
「“儀式召喚”! 愛を知らない孤り娘――《C・S・Ë スネグーラチカ》……!」
そして光の柱が消滅するとともに、マノンの場には透けるほどに白い髪と肌をした
冷徹な表情の少女が降臨した。
「マノンさんの“新たな切り札”だと……!?」
「アタシは孤独――このスネグーラチカと同じね。サバスが去ってこんなに苦しい
のなら、……愛なんて捨てる。信じることも……!」
自らの胸中を吐露したマノンは、1人でも生きていけると決意を表明した。
「マノンさん……」
「最後に信じられるのは、己の強さだけ……ユーム、このデュエル勝利は譲らない
よ……!」
愛情を否定し、強さにすがるマノンの変わりように、遊無はそれが彼女の本心ではないはずだと、彼女の心がどれ程傷付いたのかを察する。
きっと2人は巡り会える――。そう信じる遊無はマノンの凍った心を溶かすため、
ぶり返す頭痛に思考を揺らがされつつも、そう決意するのであった。
「僕、日吾と――」
「俺、遊陽。そして遊無が送る――」
『ビナリウス回顧録!』
遊陽「あのマノンがここまで病むなんて……本当に労しい出来事だったんだな」
日吾「彼女とサバスさんは娘と後見人を超えた“家族同然”だった。その分ショックも大きいだろうね」
遊無「あの時の敗北がこの事態を招くなんて……想像もしていませんでした。あの時
ユーメイを倒せていたのなら――」
遊陽「遊無のせいじゃない。俺だってあの時ゴルイニチを倒せていれば――」
日吾「過ぎた事を悔やんでもしょうがない。今の2人ならきっと奴らを倒せるさ。
――そして次回は、遂に切り札を繰り出したマノンさんと遊無さんがより激しく激突
する」
遊陽「更には精霊の力持つ者同士共鳴するかのように、遊無の記憶が完全に呼び起こ
されようとしていた――」
『次回! 遊戯王Binarius(ビナリウス) -目覚める記憶-』
遊無「常盤家で過ごした日々――そう……だったのですね。次回、遂に私の失われた記憶が蘇る」
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同シリーズ作品
| イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 112 | 1Turn 幽明を賑わす者 | 924 | 0 | 2022-11-11 | - | |
| 107 | 2Turn 掛け声響く祭りの竜 | 856 | 2 | 2022-11-12 | - | |
| 118 | 幕間 亡国の斜狐 | 701 | 0 | 2022-11-13 | - | |
| 106 | 3Turn 幽“零”少女 | 677 | 0 | 2022-11-18 | - | |
| 102 | 4Turn 複翅キ テイクオフ! | 636 | 0 | 2022-11-19 | - | |
| 100 | 5Turn 竜舞う花伝 | 640 | 0 | 2022-11-20 | - | |
| 93 | 6Turn 還流の海人 | 620 | 0 | 2022-11-25 | - | |
| 99 | 7Turn 繋がる異界 | 706 | 1 | 2022-11-26 | - | |
| 109 | 幕間 遊楽の休日 | 739 | 0 | 2022-11-27 | - | |
| 110 | 8Turn 境階の学び舎 | 685 | 0 | 2022-12-01 | - | |
| 87 | 第一章 キャラクター紹介 | 610 | 0 | 2022-12-02 | - | |
| 106 | 9Turn 開幕! 影鬼劇場! | 680 | 0 | 2022-12-03 | - | |
| 102 | 10Turn 花形役者と斜国の悪狐 | 618 | 0 | 2022-12-04 | - | |
| 85 | 11Turn 陶酔へと誘う酒処 | 546 | 0 | 2022-12-09 | - | |
| 105 | 12Turn 特別への自覚 | 547 | 0 | 2022-12-10 | - | |
| 82 | 13Turn 波間に揺らめく波止場 | 530 | 0 | 2022-12-16 | - | |
| 87 | 14Turn 命育む赤き血汐 | 603 | 0 | 2022-12-17 | - | |
| 103 | 幕間 遊無 落第の瀬戸際 | 585 | 1 | 2022-12-24 | - | |
| 95 | 15Turn 供養と円寂の儀 | 614 | 0 | 2023-01-14 | - | |
| 118 | 16Turn 石の塔が崩れる時 | 530 | 0 | 2023-01-27 | - | |
| 104 | 17Turn 盤上のアーティスト | 697 | 0 | 2023-02-12 | - | |
| 78 | 18Turn 夜空に咲く“賑やか”なる華 | 607 | 0 | 2023-02-21 | - | |
| 91 | 19Turn タッグデュエル大会 開幕! | 677 | 0 | 2023-03-09 | - | |
| 83 | 20Turn ウフトカビラ&サギラ | 640 | 1 | 2023-03-15 | - | |
| 102 | 21Turn 岡と浪花 花よりたい焼き | 554 | 0 | 2023-03-21 | - | |
| 99 | 22Turn 徹頭徹尾の覚悟 | 669 | 1 | 2023-03-24 | - | |
| 89 | 23Turn ビナリウス対バウンティフル | 561 | 0 | 2023-04-12 | - | |
| 100 | 24Turn 決着と新たな予兆 | 598 | 1 | 2023-04-13 | - | |
| 112 | 今までの話が丸分かり! 第一章のあらすじ | 642 | 0 | 2023-04-14 | - | |
| 86 | 25Turn 異国からの訪問者 | 513 | 0 | 2023-05-26 | - | |
| 82 | 26Turn 天上の採火 | 518 | 0 | 2023-06-02 | - | |
| 97 | 幕間 3人の交流生 | 529 | 0 | 2023-06-04 | - | |
| 117 | 27Turn 魘夢の魔族 | 541 | 0 | 2023-06-10 | - | |
| 83 | 28Turn 羅漢の竜王 | 548 | 0 | 2023-06-21 | - | |
| 84 | 29Turn 聖夜のマノン | 512 | 0 | 2023-06-25 | - | |
| 85 | 幕間 もう一人の遊無 | 479 | 2 | 2023-06-28 | - | |
| 85 | 第二章 キャラクター紹介 | 513 | 1 | 2023-07-01 | - | |
| 115 | 幕間 闘諍の予兆 | 581 | 0 | 2023-07-06 | - | |
| 93 | 30Turn 狂課金(ミダース) | 488 | 0 | 2023-07-10 | - | |
| 106 | 31Turn 舞い上がる不死鳥の輪舞 | 631 | 0 | 2023-07-14 | - | |
| 109 | 32Turn 巻き上げる関捩 | 574 | 1 | 2023-07-17 | - | |
| 92 | 33Turn 夢に堕ちる仲間 | 636 | 0 | 2023-07-22 | - | |
| 83 | 34Turn 友を取り戻せ! | 480 | 0 | 2023-07-30 | - | |
| 80 | 35Turn 堕ちた雷と涙雨の天河 | 499 | 0 | 2023-08-03 | - | |
| 83 | 36Turn 伝えたい言葉 | 495 | 1 | 2023-08-11 | - | |
| 80 | 37Turn 夢を喰らう獏 | 500 | 0 | 2023-08-26 | - | |
| 78 | 38Turn 深淵のトモカヅキ | 434 | 0 | 2023-09-03 | - | |
| 127 | 39Turn 最遠のパズズ | 506 | 0 | 2023-09-11 | - | |
| 76 | 40Turn 所縁が結ぶ絆 | 428 | 0 | 2023-09-18 | - | |
| 68 | 41Turn 活火激発の鍛人(かぬち) | 421 | 0 | 2023-09-22 | - | |
| 70 | 42Turn 巣林一枝のブルーバード | 397 | 0 | 2023-09-23 | - | |
| 76 | 今までの話が丸分かり! 第二章のあらすじ | 458 | 1 | 2023-09-24 | - | |
| 67 | 43Turn 次の関係(ステップ)へ | 424 | 0 | 2023-10-20 | - | |
| 71 | 44Turn 竜の駒 大洋を統べる | 490 | 0 | 2023-10-22 | - | |
| 79 | 45Turn マグナ ヌメンへの往訪 | 394 | 0 | 2023-10-26 | - | |
| 75 | 46Turn 跳躍-精霊世界へ | 433 | 0 | 2023-10-29 | - | |
| 78 | 幕間 強化訓練と異界の住人 | 411 | 0 | 2023-11-02 | - | |
| 79 | 47Turn 精霊世界 マースの森で | 407 | 0 | 2023-11-05 | - | |
| 90 | 祝一周年! 今後の展望など | 564 | 0 | 2023-11-11 | - | |
| 78 | 48Turn 精霊長アラウン | 400 | 0 | 2023-11-15 | - | |
| 74 | 第三章 キャラクター紹介 | 435 | 1 | 2023-11-16 | - | |
| 72 | 49Turn 下される審判 | 396 | 0 | 2023-11-20 | - | |
| 69 | 50Turn 猟犬従えし灰の王 | 436 | 0 | 2023-11-28 | - | |
| 71 | 幕間 精霊世界の平生 | 454 | 0 | 2023-12-07 | - | |
| 63 | 51Turn 最善の選択 | 370 | 0 | 2023-12-18 | - | |
| 64 | 52Turn 立ちはだかる使者達 | 406 | 0 | 2023-12-28 | - | |
| 74 | 53Turn 怨嗟積り秘号と成す | 388 | 0 | 2023-12-30 | - | |
| 65 | 54Turn 遊明の力 | 398 | 0 | 2024-01-02 | - | |
| 74 | 今までの話が丸分かり! 第三章のあらすじ | 467 | 0 | 2024-01-03 | - | |
| 53 | お久しぶりです。 | 344 | 0 | 2024-11-10 | - | |
| 44 | お知らせ。 | 355 | 0 | 2024-11-20 | - | |
| 64 | 55Turn 史都洛皇 霊祖常盤家 | 242 | 0 | 2024-12-20 | - | |
| 50 | 56Turn 定の竜 風生の虎 | 319 | 0 | 2025-01-11 | - | |
| 38 | 57Turn 審判を下す司直の竜 | 288 | 1 | 2025-03-28 | - | |
| 48 | 58Turn 連携するレプトメイド | 381 | 0 | 2025-05-10 | - | |
| 39 | 幕間 イーサ教会の政変 | 171 | 0 | 2025-10-12 | - | |
| 38 | 幕間 朝廷を導く常盤一族 | 190 | 0 | 2025-10-26 | - | |
| 24 | 59Turn 繁栄の竜 定の竜 | 122 | 0 | 2025-11-02 | - | |
| 30 | 60Turn 冷然の雪娘 | 111 | 0 | 2025-11-28 | - | |
| 26 | 61Turn 目覚める記憶 | 110 | 0 | 2025-11-29 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/11/22 新商品 TERMINAL WORLD 3 カードリスト追加。
- 12/12 08:38 評価 10点 《リヴェンデット・ボーン》「《リヴェンデット・スレイヤー》が…
- 12/12 08:35 ボケ The Fallen & The Virtuousの新規ボケ。「もうダ…
- 12/12 02:54 評価 6点 《E・HERO フレア・ネオス》「 カブトムシとのコンタクト融…
- 12/12 00:33 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/12 00:08 評価 5点 《罪宝合戦》「いろんなデッキを見てきたがこのカードを3積みする…
- 12/12 00:01 コンプリート評価 ねこーらさん ⭐デュエリストフェスティバル2016 プロモーション…
- 12/11 21:48 デッキ 【OCG】聖詩・焔聖騎士
- 12/11 21:41 評価 6点 《X-セイバー ソウザ》「《X-セイバー》の創設者にして荒くれ…
- 12/11 20:13 評価 7点 《リヴェンデット・エグゼクター》「確か《リヴェンデット・スレイ…
- 12/11 19:18 評価 5点 《マイルド・ターキー》「総合評価:《炎王妃ウルカニクス》でサー…
- 12/11 18:44 評価 3点 《ゴースト・ビーフ》「総合評価:目立った強みがなく、獣族という…
- 12/11 18:34 評価 6点 《輝神鳥ヴェーヌ》「総合評価:粛声や電子族で使えるかも程度。 …
- 12/11 16:57 評価 10点 《アドヴェンデット・セイヴァー》「《リヴェンデット・スレイヤ…
- 12/11 16:52 ボケ アドバンス・ディボーターの新規ボケ。土管のおじさんじゃないから!
- 12/11 16:35 評価 10点 《リヴェンデット・スレイヤー》「MDのソロモードで紹介されてい…
- 12/11 15:45 ボケ ミラクル・コンタクトの新規ボケ。(ヴィンヴィンヴィーーーーーン‼︎‼︎…
- 12/11 14:47 デッキ 【OCG】メディウス焔聖騎士
- 12/11 14:45 デッキ 【OCG】
- 12/11 12:20 評価 1点 《アームド・ネオス》「《E・HERO グランドマン》よろしく、E…
- 12/11 12:00 評価 4点 《コンタクト・ゲート》「コンタクト融合をサポートしたい気持ちは…
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