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92 ライトニング・マイル 作:Ales





 朱理が受付にカードを提示すると、すぐに他の3人は馬主席へと案内された。パドックにより近く、またゴールにも近いこの場所はまさに特権であり、大一番を見るには最適の場所と言える。もっとも、朱理を除く3人はこの場に似ても似つかわしくないのだが。

 「おう、朱理ちゃん。今日はまた大勢連れてきてますな。」

 壁際にもたれ掛かるように立っていたスーツ姿の男性が朱理の姿を認めると、親しげに声を掛けた。

 「あら、お久しぶりです。春の盾ではおめでとうございました。」

 見るからに高級そうな服や装飾品を持った男性に対し、朱理は何ら臆することなく平然と会話を持った。

 「ああ、ありがとう。あの子ならここでも勝ってくれるだろうな。で、そっちの連れは?」
 「部活の後輩とそのお姉さんと……あなた、誰だっけ?」

 存外に適当な紹介をする朱理であるが、螢華の紹介の段になってはたと行き詰まった。

 「えっと……冬に戦った仲、でしょうか……?」
 「冬に?冬って言うとJCか有馬か?」

 その選択肢だと有馬の方ですね、と朱理が返した直後、ファンファーレが響いた。

 「城崎特別、芝1800か。朱理ちゃんの予想は?」
 「さっき8-2-6と言っていたんですけれど、もしかしたら8-6-2で来るかもしれないですね。」
 「お、相変わらず大胆な予想するね。」
 「生憎平成生まれなもので。ディープインパクトの活躍なんてそれほど衝撃でもなかったですし、サンデーサイレンスに至っては名前ぐらいしか知らないのです。」

 米国の暴れ馬にして2冠馬、そして日本の1大種牡馬サンデーサイレンス。その仔として生まれた数多くの馬の中、最高傑作とも言えるのが無敗の三冠馬、ディープインパクトである。その活躍は言わずもがなであるが、朱理はこれに対して‘‘個人的に’’あまり好きではないのである。

 「それで6番を推す、というのもまた意地を張っているようで可愛いね。」

 男性が苦笑混じりに呟くと、開いたゲートに視線を落とした。

 「こちら、さる会社の社長さん。馬に関しては完全に趣味と言ってらっしゃるけれど、割と眼はいいものを持っていらっしゃるわ。実際5月のビッグレースではこの人の所有馬が勝利したのよ。」

 男性は顔は向けず、右手を軽く上げてその紹介に応えた。

 「まあ、私たちは本当に取るに足らないものですから……そうですね、このような世界にはとんと縁がなかったもので、ご不興を買ってしまうかも知れませんが、何卒ご容赦ください。」

 彼の横顔に一礼する琉枝に倣って、遊貴と螢華も頭を下げた。

 「ああ、そうかしこまらんでいいですよ。競馬ってのは、楽しめばいいもんですから。」
 「楽しむ、ですか……」

 賭博となれば娯楽の範疇を超えている、と言外に語る琉枝に対し、彼は態度を変えずに応えた。

 「そう、楽しめばいいんです。楽しんで、そのついでに馬たちの……出演料とでも言えばいいですかね。そいつを出して頂ければ、それでいいんですよ。」

 目の前では、最終コーナーを回った各馬が一斉にスピードアップしていた。

 「なるほど……賭けの対象としてみるのではなく、パフォーマンスに応じて出資する、という事ですか。それは考えていませんでした……」
 「そうだね。我々馬産界の側からしたらそういう‘‘健全な’’お付き合いを願いたいものなのだけれど、どうしても熱くなってしまう人はいるからね。お嬢さんも、競馬に限らず賭け事をする時にはそういう、応援するような心構えでいて欲しいものです。」

 琉枝はその言葉には応えず、黙礼をして彼と同じ方を見た。


 「入線は……8-2-6…………やはり凄いものだ。朱理ちゃんの予想は。」

 レースが終わり、掲示板が点灯する前に彼は朱理に向き直り、感心したように呟いた。

 「今日は調子がいいだけですよ……」

 返す朱理も、普段と何ら変わりない態度であった。

 「あの、やっぱり予想を当てるのは難しいものなのでしょうか。」

 ようやく蚊帳の外であった螢華が話に入った。

 「そうだね。血統や馬と馬場の状態などを考慮して予想すれば、ある程度候補は絞れるかもしれない。けれど、出走前の段階でどのようなレース展開になるかまでは予想できないだろう?」
 「展開、ですか。」

 デュエルモンスターズに置き換えれば、相手のデッキが判っていてもお互いのドロー手札は引いてみるまで判らない、という事だろうか。

 「そう。それに今回のレースは更に難しい要素がもうひとつある。そこのお嬢さん、そのパソコンで今のレースの詳細を見てみてくれないか?」

 PCの近くに座っていた遊貴に声がかかった。遊貴は慣れた手つきでマウスを動かすと、本日日付の阪神競馬場のレースプログラムを開いた。

 「第8レース……城崎特別、でしたよね。」

 3歳以上500万円以下・1,800メートル(芝・外)定量、と読み上げたはいいが、意味がさっぱりわからないといった体の未経験者組である。

 「詳しい説明はしないけれど……」

 と朱理が前置き、言葉を続けた。

 「要するに獲得賞金が500万円以下……1勝しか挙げていない馬なら年齢に関係なく出走可能で、年齢や性別に応じて負担重量が決まる、という事よ。」

 大体は納得した3人であるが、それと予想の難易度がまだ結びついていない。

 「例えばだ。」

 後を引き継ぐように、馬主の男性が口を開いた。

 「ホースマンの憧れである日本ダービーは、僅かな例外を除いて出走馬の全てが似通った条件で出走する。年齢は3歳だし、斤量も同じだ。だがこのレースでは年齢はバラバラ、斤量も違う。つまり競走馬としてのキャリアも、斤量による影響も違う、と言う訳だ。背の軽い3歳馬が有利かと言えばそうでもない。4歳以上の馬が才能を開花させて臨んでいるかも知れないし、ようやく舞台慣れした馬が大穴を当てるかもしれない。逆に3歳馬にしても、素質馬が怪我で出遅れていた、という可能性もある。ダービーのように過ごした時間がほぼ一定なら同じ基準の物差しを使えるが、今回はそう上手くいかない、という事だよ。」

 判る人には判る例えをすれば、ミホノブルボンとライスシャワーがわかりやすい。の双方とも掛け値なしの名馬であるが、その言葉の裏側はまるで異なる。
 前者は2歳時から勝ち上がり、無敗の牡馬クラシック三冠に後一歩まで迫った‘‘最強馬’’であり、後者は3歳秋から本格化して最後の一冠を奪った遅咲きの馬である。ブルボンが3歳秋の菊花賞を後にターフを去った馬であれば、ライスは6歳で予後不良となるまで一戦で活躍しており、馬の素質の違いがわかる。

 「まあ、パドックでの歩様とか、鞍上との相性とかも一応見るには見たけれど……」
 「会う度に三連単を当てているのだから、馬主をやっていなければ一財産だというのに。」

 いつもと変わらない表情で受け答えする朱理であるが、この馬主の男性が言うには一日のレースプログラム中に一度は必ず三連単という馬券を的中させているらしい。三連単とは当該レースにおける3着までの着順を予想するもので、最も組み合わせが多く的中率が低い分、払い戻しも最も多くなる馬券だそうである。

 「ちなみに先のレースの三連単は3200円。一万円賭けていれば32万円帰ってくる計算だ。」

 男性の言葉に、琉枝は背筋が冷える思いをした。

 「…………まともに働くのが馬鹿馬鹿しくなる配当ですね。」

 どれだけ出世したとしても、32万円という月収を得るには入社からそれなりの年数を要する。それを、たった2分足らずで得る事が出来るというのだからギャンブルというものは恐ろしい。

 「ギャンブルで生計を立てようなどとは思わない方が良いけれど、もしそうするのなら馬ではなくカードを勧めるよ。見知らぬ人に命運を託さない方がいい。」
 「そうですね。自分に賭けて破滅する方がまだ納得できます。まあ今のところしようと思いませんけれど。」





---





 琉枝が年配の男性と会話する珍しい光景を、遊貴と螢華の二人が眺めている頃。朱理は他の馬主と話をしていた。


 「朱理ちゃん、レッドルート号のことは残念だったね。」
 「ありがとうございます。そう言って頂けるだけであの子も喜んでいると思います。」

 前日に亡くなったにも関わらず、知っている人は知っている。この業界も決して広くはないため、情報の伝聞も早いのである。


 「レッドルートの初仔は、本当に申し訳なく思っているよ。折角預けて頂いたのに、あのような結果になってしまうなんて。」
 「そのことでしたら、どうかお気になさらず。この業界、決して珍しい事ではありませんから。」

 サラブレッドは、脱臼や骨折といった怪我でさえも文字通りの意味において致命的になる場合がある。レッドルートの初仔も例外ではなく、トレーニング中に右前肢を骨折して競争能力を喪失したのだ。籐篠牧場に縁のある人なら誰でも注目していた初仔であっただけに、周囲の落胆も大きかった。それもあって、この馬主はレッドルートの話題が出る度に謝罪を口にするのだ。朱理からすれば、それでも繁殖に上げてくれただけありがたいと思っているのだが。


 「朱理ちゃん、宝塚は勝てそうなのかい?」
 「厳しいですね。上位が回避したおかげで枠が空いたような馬ですし、そもそもマイル適正の馬ですから。」

 籐篠牧場からメインレースに参戦する馬であるが、朱理はこれに対してこれぽっちも期待していなかった。むしろ、今声を掛けた馬主の方は本命中の本命馬を所有している。人が人、場所が場所なら嫌味に聞こえるものを、朱理は軽く受け流す。





 そして、遂にその時を迎えた。



 それまでレースを横目に語り合っていた馬主達も、固唾を呑んで見守る瞬間である。



 半年に一度のグランプリ。夏の祭典が、幕を開いた。





---





 わずか2分程度の祭りの後、「道が混むから」という理由で競馬場を後にした4人は、京都へ向けて車で移動していた。

 「ふふっ……あの子、馬鹿みたいな真似して……」

 車中で朱理が呟いたのを、他の3人はレースを思い起こしながら聞いていた。

 「残り600メートルからは……厳しかったみたいですね……」
 「ええ、あんな競馬、誰から教わったのやら。まあ、普通なら着外でしょうから頑張ったとは言ってやりたいわね。」



 籐篠牧場から出走した馬は、それまでマイル戦線を沸かせていた、という説明を受けていたので1600メートルからは厳しいと適当に考えていた。しかし実際はその正反対で、1600メートル、つまりマイルを過ぎてから‘‘伸び始めた’’。レース自体は中段で進行し、伸びてくる馬がいなければあわや、という展開であったが残念ながら残り50メートルを切ったところで並ばれ、結果は3着であった。

 「まあ、仕方ないわ。スタミナ勝負じゃ3200走る馬には勝てないわよ。」

 負けたにも関わらず、朱理の表情は実に普通であった。つまり、いつもと変わらぬ無表情である。

 「籐篠さん、負けたのに悔しくなさそうね。」

 不思議そうな表情を見せたのは、螢華であった。

 「ええ。元々負けると思っていた馬だもの。それに、懐かしいものも見られたから個人的には満足よ。」
 「懐かしいもの?」

 朱理は何でもない、というとそのまま窓の外の景色に眼を向け、黙り込んだ。そして目的地-デュエルアカデミア・ウエスト校に着くまで無言であった。




 「私は部室に寄っていくけれど、他はどうするの?」

 観音開きのドアを開けて軽く伸びをした朱理が、周りの3人に問いかけた。

 「私たちは先に帰ってるから、遊貴は一緒に行ってらっしゃいな。」

 琉枝は有無を言わせず、といった体で螢華を車内に促すと、そのまま走り去った。

 「強引ね…………」

 見事と言うにはほど遠い、まさに言葉通りの強引さに、思わず朱理が呟いた。

 「多分、ふたりだけでお話ししたいんだと思う……」

 今日一日振り回された恨みでもぶちまけるのだろう、と思うと心の中だけでは合掌する遊貴であった。





 部室の前には、意外な人物が立っていた。

 「あ、あの。お疲れ様、です…………」

 町中を歩けば10人中8人は振り返ってその姿を確認してしまうであろう、そんな服装の少女。そう、関深琴であった。

 「えっと、ごめんなさい。私、あなたの名前を知らないのだけれど……文学部に何か用かしら?」

 朱理は交流会のメンバーになどこれぽっちも興味がない。その為か、関深琴という奇怪な人物を知らないのである。

 「えっと、私は関深琴、です。その、昨日宮戸さんにこれを頂いたので……」

 そう言って深琴が差し出したのは、彼女の言葉通り遊貴が昨日手渡した入部届であった。

 「…………正気かしら?この部活、ただ本を読んでいるだけよ?私が言うのも難だけれど、もっとまともな活動をした方が青春資産を浪費せずに済むわよ。」
 「珍しい本が置いてあったので……その、だめでしょうか……?」

 朱理は一瞬考え込む様子を見せたが、それも一瞬の事であった。

 「ええ、わかったわ。飽きたら辞めても構わないし、静かにさえしてくれれば好きにして良いわ。」
 「はいっ!よろしくお願いします!」

 満面の笑顔と共に頭を下げ、そのまま去っていこうとした深琴だったが、廊下の角でくるりと振り向いて扉を入ろうとした遊貴に声を掛けた。

 「あの、宮戸さん……滝沢先輩が、籐篠先輩と二人にして欲しいそうですけど……」





 適当に時間を潰してから帰る、と言う遊貴と別れた朱理は、いつものように部室の扉を開いていつものように机に座る和那をいつものように無視していつもの席に着き、いつものように本を取り出してページを開いた。

 「よう、お帰り。」
 「ええ…………」

少しは怒っているかと心中不安であった朱理だが、意外にも和那はいつも通りであった。さりとて避けては通れぬ話題、朱理はさっさと話題を振る事にした。

 「交流会、どうだったの?」



 交流会、と言う言葉を聞くと、和那は机から飛び降りて机越しに朱理と向き合った。

 「その話なんだけど……聞いてくれよ。あの部長がさ……」




---





 「ご存じの通り、私は最上級生です…………」

 交流会の中止決定からわずか2分。遠山利香は、新聞部の部員の前に立ち、静かに語り始めた。

 「そして、この夏は私にとって高校生活最後のものです。」



 その様子を、芹野舞は聴衆の一員として俯瞰していた。

 (あの部長の事ですから……どうぜ、次に言うこともやることも決まっています。)

 これまで長年振り回されてきた経験から、遠山利香がどのような行動に出るかはわかっている。

 (となると、まずはメールを……いえ、どの程度の規模で‘‘しでかす’’のかを確認してから……)

 そこまで考えて、はたと気付く。

 (私、そもそも何で自分も参加する前提で考えているんでしょう……これじゃあ、すっかり部長に毒されてるじゃないですか。はぁ。)

 その思考はしかし、演説を終えて降壇していた利香により打ち消された。

 「さあ舞、早く!とりあえずあなたは恐らくまだ放送室にいるであろう山崎さんにそこを動かないように指示するのと、新田慧さんを探して放送室に戻って頂くようにお願いしてきて下さい!」

 どうやら拒否権はないらしい。



 従順な羊ほど従順ではなかった遠山利香。彼女は今、一人のデュエリストとして、最後の夏を輝かせようと画策していた。




---《?次回予告?》---


利香 「ですから、私は’’あなたと’’デュエルがしたいんですよ!」



和那 「おいマジかよ、そのカードって……」




琉枝 「そう。それで、あなたはどうするの?」



螢華 「私、は…………」





次回、「双振」
 ペンデュラム要素はありません(大嘘)。
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光芒
なるほど、わからん(殴
ただサンデーサイレンスやディープインパクトといった往年の名馬のインパクトは色濃く残っています。特にディープインパクトは一時期の競馬界を席巻した名馬なので自分の世代で「競走馬と言えば?」という質問をしたら8割はディープインパクトの名を答えるはずでしょうし(適当

さて全員が合流して交流会に戻るわけですが、残された利香がまたしても何かを企んでいるようで。ただ3年生として最後の大会である以上、悔いなく終わらせたいというのはありますよね。さてさてどうなってしまうのか……
あ、部室に入りたいけど入れずにいる内気な深琴ちゃんはとっても可愛いと思います(殴 (2016-11-17 14:47)
Ales(from SP)
光芒さん
名馬……名馬と言えばそりゃあテンポイントでしょう(関西の親父並の感想)。でも、競走馬と言えばオグリキャップとかテイエムオペラオーが出てくる人も私の世代にいると信じたいです。マニアックなところでツインターボとかサクセスブロッケンとか。

>利香がまたしても何かを企んでいるようで
利香 「企んでいるとは失敬な!策謀しているんですよ!」←どう違うのか作者にもわかりません(殴

>ただ3年生として最後の大会である以上、悔いなく終わらせたいというのはありますよね。さてさてどうなってしまうのか……
舞 「いやもう本当に面倒くさいですけどこの人……」
とりあえず、被害者はいつもまいまいでございます。

>部室に入りたいけど入れずにいる内気な深琴ちゃんはとっても可愛いと思います
こいつもポンコツ一族ですから。あと基本的に内向的な面がないと、中二病って発症しないと思うんですよ。患者も一人になったら割と普通だったりしますし(自分の黒歴史を見ながら)。 (2016-11-18 10:39)
tres(トレス)
レース運びから彼女の面影を感じとりましたか…宝塚記念3着は立派ですね。マイル戦線ということは安田記念は回避してこちらに出走したのかな
朱理さん流石の予想力です。子供の頃から自然と養われてきた観察眼は本物ですね。ただ朱理さんは馬券買う気なさそうですね、そもそも馬主(代理でも?)なので馬券は買えませんが…
さて、利香が何やら画策してますね。一人のデュエリストとしてどう動くのでしょうか (2017-04-16 19:02)
Ales(from SP)
tresさん
安田記念……出てたかもしれませんね(スパルタ馬主並の感想)。まあ正直な話、ご想像にお任せします。

>朱理さんは馬券買う気なさそうですね、そもそも馬主(代理でも?)なので馬券は買えませんが
買えませんねー。そもそも馬券を買えるのは20からですし、馬主も買えません。ルールと節度を守ってたーのしー競馬を。

>利香が何やら画策してますね。一人のデュエリストとしてどう動くのでしょうか
だが奴は……弾けた。
こいつ……動くぞ!
概ねそんな感じてす。はい。 (2017-04-17 21:55)

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118 85 Sakura Sunrise 1207 2 2016-09-18 -
87 閑話休題:お詫びとおまけ 1096 2 2016-09-22 -
56 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 1063 4 2016-09-26 -
88 87 ‘‘fascination’’ 1018 4 2016-10-05 -
57 88 曙光の歌 891 2 2016-10-13 -
93 89 夜露に濡れた朝陽 1153 2 2016-10-18 -
169 90 9.A.M. 1238 2 2016-10-26 -
131 幕間 久実のだらだラジオ04 1169 2 2016-11-01 -
117 91 Gwin to run 1007 2 2016-11-09 -
122 92 ライトニング・マイル 997 4 2016-11-15 -
141 93 双振 1061 2 2016-11-20 -
50 94 鉛と金と 958 2 2016-11-25 -
111 95 剣と牙 1046 2 2016-11-29 -
115 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 1123 4 2016-12-04 -
120 97 Follow Tomorrow 1111 6 2016-12-06 -
71 幕間 久実のだらだラジオ05 1013 3 2016-12-07 -
69 番外編1-1 plan 8 to B 1033 3 2016-12-11 -
119 番外編1-2 †渚の大魔王† 1071 5 2016-12-15 -
158 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> 1108 4 2016-12-18 -
120 番外編2-1 籐篠塾・開講? 986 5 2016-12-21 -
99 番外編2-2 実践?籐篠塾 1113 3 2016-12-23 -
119 そぴあちゃんのくり(ry 1209 3 2016-12-25 -
129 番外編2-3 対面する者たち 1105 3 2016-12-30 -
76 番外編2-4 集結と収束 960 7 2017-01-03 -
107 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 1040 3 2017-01-05 -
135 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 1160 2 2017-01-10 -
97 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 1055 5 2017-01-13 -
142 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 1079 2 2017-01-15 -
113 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 967 4 2017-01-18 -
133 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 1049 4 2017-01-22 -
122 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 1176 9 2017-01-27 -
68 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 1140 8 2017-01-31 -
124 番外編2-12 服と感性と(pt.1) 979 4 2017-02-04 -
118 番外編2 前半終了の幕間 1080 9 2017-02-06 -
134 番外編2-13 服と感性と(pt.2) 934 2 2017-02-10 -
137 幕間 論争、宇宙まで 995 2 2017-02-14 -
124 番外編2-14 服と感性と(pt.3) 992 2 2017-02-16 -
123 【緊急?更新】今後の方策について 1065 2 2017-02-18 -
109 番外編2-15 服と感性と(pt.4) 1051 10 2017-02-21 -
126 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) 1172 2 2017-02-26 -
139 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) 1025 2 2017-03-03 -
103 番外編2-18 Symphonic…1 1130 2 2017-03-14 -
116 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 1012 2 2017-03-20 -
118 番外編2-19 Symphonic…2 829 3 2017-03-27 -
91 番外編2-20 新乱気流…pt.1 906 2 2017-04-05 -
147 番外編2-21 新乱気流…pt.2 950 2 2017-04-16 -
132 番外編2-22 新乱気流…pt.3 961 2 2017-04-21 -
102 番外編2-23 Waltzic...p1 942 2 2017-04-26 -
128 番外編2-24 Waltzic...p2 1024 2 2017-05-02 -
110 番外編2-25 Waltzic...p3 1096 6 2017-06-03 -
87 番外編2-26 Waltzic...p4 856 3 2017-06-11 -
113 番外編2-26 Waltzic...p5 976 4 2017-06-24 -
156 98 Drawback 1108 2 2017-07-10 -
137 99 Silhouette 940 2 2017-09-22 -
130 Where is my No.100!? 1083 4 2017-11-19 -
95 番外編File-X 静かな夜に? 1028 2 2017-12-25 -
110 Over the Period -御品書 952 2 2018-06-14 -
65 OtP0 Boat 820 2 2018-07-07 -
88 OtP02 Serenade 858 0 2018-07-14 -
76 OtP03 Dirge 827 0 2018-09-01 -
86 OtP04 Requiem 831 2 2018-09-17 -
101 OtP05 Period 850 2 2018-09-24 -
60 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ 763 0 2018-09-28 -
129 OtP06 Anthem 871 2 2018-10-14 -
110 OtP07 Perfectly 972 2 2018-10-19 -
65 OtP08 Possession 736 2 2018-11-02 -
56 OtP09 Bloomin’ 880 2 2018-11-22 -
93 OtP10 Danger! 851 2 2018-12-09 -
115 OtP11 Vidofnir 985 2 2018-12-22 -
90 OtP12 Sigmund 788 2 2019-01-01 -
61 OtP13 Quantum 862 2 2019-01-11 -
104 OtP14 Vicious 869 2 2019-01-25 -
95 OtP15 Quantize 813 3 2019-01-29 -
89 OtP16 Fragments 914 2 2019-02-04 -
77 OtP17 Nornir 747 2 2019-02-15 -
87 OtP18 Beyond the End 757 2 2019-02-20 -
74 OtP第三幕 コラボ企画おしながき 712 2 2019-02-24 -
103 OtP19 Deflect 796 2 2019-03-01 -
62 OtP20 Jokulhaups 723 2 2019-03-11 -
63 OtP21 Expedition 789 2 2019-03-15 -
60 OtP22 Lindwurm 808 2 2019-03-19 -
53 OtP23 Swords 719 2 2019-03-24 -
69 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい 771 2 2019-04-01 -
127 OtP24 Charge 792 2 2019-04-08 -
120 OtP25 Manque 765 2 2019-04-21 -
71 OtP26 Lightning 687 2 2019-05-03 -
72 OtP27 Blaze 796 2 2019-05-22 -
71 OtP28 Prelude 914 2 2019-09-29 -
91 OtP29 Phantom 758 0 2021-01-02 -
59 OtP30 mare-Nectaris 605 2 2023-01-22 -
48 OtP31 Enclosure 416 1 2023-11-06 -

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