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52 星の扉 part4 作:Ales
---《まえがき》---
(・3 ・)前回情報工学、今回数学
---《本編開始》---
宮戸遊貴は混濁した意識の中で、父親を見ていた。
『遊貴……大きくなったな。でも、まだこっちに来るには早すぎるんじゃないか?』
そう言われても、来たくて来た訳じゃない。少なくとも、父がそうであったように。
(そうだね。早いと思う……でも、自分でも止められなかった……パパだって、そうでしょ?)
『そうだったか?いや、そうだったな。』
(パパもママも、早すぎたんだよ……ところで、私、どうすればいいの?からだ、痛くてもうなにもできそうにない……)
『…………そうか。そういうときは、周りを見るといい。君が三歳の時の事、憶えてるかい?フィンランドのラリーの時だよ。』
憶えているも何も、脳裡に浮かぶ父の姿は決まってあの時だ。あのラリーで、父が受けた称号は「クレイジー」だった。
(うん……)
『あの時だって、いや他のラリーの時だって、もうダメだと思う事は何度でもあったさ。』
(そういうとき、どうしたの?)
『そういう時は、君たちの事を思い浮かべたよ。ピットでは娘ふたりが待ってるし、助手席にはお母さんがいただろ?そんなときに、自分ひとり勝手に諦めるなんてできる訳がない。そう思ったら、自然と最適な解答が見つかったんだ。』
(…………)
『嘘じゃないさ。今だって、君たちを残して逝ってしまった事を悔やんでいる。せめて母さんも、無事でいてほしかったさ。』
(わかってる……パパは、優しい人だったから……)
『優しい人、か。それでよく勝ってこれたものだよ……遊貴、君の周りには今、君を待っている人がいるだろう?』
(隣に……友人がいる……)
『それだけじゃないだろう?隣にいなくても、琉枝は待っているはずだ。君がどこの学校に入ったのかは知らないけれど、学校の友人だって、次の授業日に君に会える事を楽しみにしているはずだ。そう考えたら、君は今、どうすべきか判るだろう?考えなさい。そして判断して、行動する。そうすれば次に考えるべき事が見えてくるからね。』
(あきらめずに……考える……)
『それでいいんだよ。考えて、それでもダメだったら、その時にここに来たらいい。その時は、母さんも一緒にお話ししよう。遊貴が見てきた事、もっと知りたいからね。』
(ん…………)
我ながら都合のいい幻覚を見たものだ。うっすら目を開けると、祭壇の上に転がされていた。そして目の前に、悄然と何事かを呟くロロナの姿があった。
「…………」
考える。いや、思い出す。私は《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》の攻撃を受けて、飛ばされて気絶していた。アクションとしては、ここで止まっている。つまりすべき行動は、これだ。
「手札の《冥府の使者ゴーズ》の効果発動……」
その声に驚いたのか、ロロナが身体を跳ねさせてこちらを見た。
「起きてしまいましたか……」
「自分フィールド上にカードが存在しない場合に、相手からダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚できる……今回受けたのは戦闘ダメージだから、受けたダメージと同じステータスの《冥府の使者カイエントークン》を特殊召喚。」
遊貴が調整し、採用したカードのひとつが、この《冥府の使者ゴーズ》であった。元々罠カードに依存しないデッキであるため条件の達成は比較的容易である上、ゴーズのレベルは7。ゴーズがいる状態で《幻獣機テザーウルフ》を召喚すればそのまま切り札の《幻獣機ドラゴサック》に繋げられるし、カイエントークンは相手依存であるものの高攻撃力が期待できる。
「油断したね、ロロナ……」
「くうっ……」
ロロナのフィールドには、まだ攻撃宣言していない《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》が存在する。それがロロナの「油断」だった。
デュエルモンスターズにゴーズの登場して以後、がら空きの相手フィールドにモンスターで直接攻撃する時は、攻撃力の低い順に攻撃するのがセオリーとなっていた。と言うのも、カイエントークンは受けたダメージによってそのステータスを決定するため、先に高攻撃力のモンスターで攻撃するとその後のモンスターの攻撃が通らなくなってしまうからだ。
「メイン2、カードを1枚セットしてターンを終了します……」
5th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:34 H:0 G:9
F:《冥府の使者ゴーズ》《冥府の使者カイエントークン》
Lolona LP:7900 D:23 H:4 G:11
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》
「私のターン、ドロー……」
周りを見て、判断して、処理する。今最優先でやるべきは、攻撃力倍増の効果を持ったフラーモの除去だ。幸いカイエントークンは攻撃力4200で固定されているため、どうあっても相打ちに持ち込む事ができる。ゲームエンドには足りない火力である以上、敗北しない程度の処理はせねばならない。
「そのままバトルフェイズ、カイエントークンでフラーモを攻撃。」
「そう来るでしょうね……フラーモの効果、墓地の《メタフィジカ・ドラゴン-チエラルコ》を除外して攻撃力を倍にします!」
《冥府の使者カイエントークン》 ATK:4200 ATK:2100 → 4200 《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》
勇敢にも火球に吶喊した剣士は、身を挺してその炎竜を倒した。彼女とて無事ではなく、やがて光となって消えてゆく。
「フラーモの効果、このカードがフィールドを離れた時に、除外された「メタフィジカ」モンスターを2体まで手札に加えます。《メタフィジカ・ドラゴン-チエラルコ》と《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》の2体を選択します。」
「…………メイン2、ゴーズを守備表示にしてカードをセット、これでターンエンド。」
遊貴が判断した状況は、今は守る時である、という結論だった。
自分のライフポイントは残り600。今はダメージを与えるよりもダメージを受けない方が重要だ。
6th.Turn
TP:Lolona
Lolona LP:7900 D:23 H:6 G:12
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》
Snow LP:600 D:33 H:0 G:10
F:《冥府の使者ゴーズ》
《セットカード》
「……ああもう。」
ロロナは苛立っていた。自分の目的をあと少しで達成できそうだったというのに、回避不能のエラーに阻まれた。
加えて宮戸遊貴が目覚めた事で、そちらのデュエルにも付き合わねばならない。
「私のターン、ドロー。メインフェイズ、《星光の燭台》を発動。手札の《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》と墓地の《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》をデッキに戻して1枚ドローします。」
---
《星光の燭台/Starlight Candela》
速攻魔法
「聖光の燭台」のは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地の「メタフィジカ」モンスター1体ずつをデッキに戻す。その後、デッキから1枚ドローする。
---
「そして《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》を召喚、効果で墓地からグラシオをレベル2のチューナーとして特殊召喚!2体のグラシオの効果で2枚ドロー。」
グラシオが3体並ぶという珍しい事態になったが、【メタフィジカ】においてこの竜はあくまで展開役だ。
「レベル4の《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》にレベル2となった《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》をチューニング、シンクロ召喚、《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》!3体目のグラシオの効果で更に1枚ドロー、この効果にチェーンして《幻栄の光》の効果、墓地の《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブラック・ボディ》を特殊召喚!」
「ジェネシス・ドラゴンが4体……」
「ふふふ……この竜はあなたのもの、あなたの精神が創り出したものです。それで終わるなら本望でしょう?では、魔法カード《幻想の供物》を発動します。グラシオをリリースして、《冥府の使者ゴーズ》とセットカードを破壊します。さて遊貴さん、どの竜でとどめを刺してほしいですか?」
考える。そして判断する。もっともこの状況、考えるまでもないのだが。
「…………よかった。」
この絶望的な状況にあって、遊貴は小さく笑っていた。
「何がですか?」
「リバースカードオープン、速攻魔法《スケープ・ゴート》を発動。自分フィールド上に《羊トークン》4体を守備表示で特殊召喚。」
「なっ……!?ですがゴーズは破壊します。それに、そのトークンを全て破壊すれば次のターンで終わりです。無駄な抵抗だと思いませんか?」
「そうだね、無駄かも知れない。」
九分九厘無駄だろう。しかし遊貴にとって、父の教えを守れている、という事実はえもいわれぬ安心感があったのだ。
「そうですね、無駄ですよ。バトルフェイズ、4体の「メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン」モンスターで《羊トークン》を攻撃!」
巨大な竜の攻撃を受けた羊たちが、跡形もなく消え去る。それでも、全ての竜は攻撃し終えたため、このターンは辛くも凌いだ事になる。
「私はこのままターンエンドします。サレンダーしてもいいんですよ?」
7th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:33 H:0 G:12
F:None
Lolona LP:7900 D:23 H:6 G:12
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブラック・ボディ》
「…………」
さて、絶体絶命の、まさに窮地である。それでも遊貴は、逆転への道を考えていた。
(現状、何とかできるカードは……《幻獣機ドラゴサック》は、この状況では役に立たない……となると、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》、かな。でも、ノヴァもインフィニティも墓地……しかも少なくとも2600以上の打点がないとイエロー・ボディに除去される……という事は、ここでは《貪欲な壺》を引いて、次の2枚のドローが《死者蘇生》と《太陽風帆船》じゃないといけないのか……)
まずデッキの残り枚数は23枚。ここから制限カードの《貪欲な壺》を引く確率は1/23なので、大体4%だ。これについては現実的と言える。そして《貪欲な壺》の効果でデッキに戻すカードだが、《死者蘇生》で蘇生させる《重裝機甲 パンツァードラゴン》を除き、エクストラデッキに戻す事ができるカードは3枚。つまりメインデッキの方には2枚のカードが戻る事になる。
問題はここからで、《貪欲な壺》をドローする分を加味して考えると、発動後のデッキの総枚数は24枚。その中から、こちらも制限カードの《死者蘇生》と、2枚しか採用していない《太陽風帆船》をドローしなければいけない。これが成功する確率は【(2/24*1/23)+(1/24*2/23)】なので、大体0.72%程度だろうか。先の《貪欲な壺》の確率も合わせて考えると、おおよそ0.37%となる。そこらのソーシャルゲームのガチャが裸足で逃げ出す確率だ。
(それでも、初手エクゾディアよりはマシ……かな。)
衝撃でネジが飛んだのか、そんな事を考えていた。
「私のターン、ドロー。え……」
などと足りない頭で考えていたら、本当に《貪欲な壺》を引いた。
「メインフェイズ、《貪欲な壺》を発動。墓地の《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》《カラクリ将軍 無零》《太陽風帆船》《幻獣機ブルーインパラス》の5体をデッキに戻し、2枚のカードをドローする。」
「通します。この土壇場で引くとは凄い運ですね。でも、その2枚で逆転できますか?」
確かに、これはあくまで《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出すために必要な確率であって、インフィニティを出したからと言って勝てる訳ではない。打点で上回るモンスターを出されればそれでゲームエンドである。
「判らない……それでも、勝つ確率が一番高いのはこれだから……」
その時、遊貴の頭の中にいつか聞いた声が響いた。
(はぁ……お前、足りない頭で何を考えているのだ。)
「え……?」
慌てて周囲を見回すが、そこにはロロナ以外の人影はない。
(馬鹿は馬鹿なりに、神様にでも祈ればいいというに。間抜けが。)
いきなり現れて人を罵倒する。そういえば、夢でそんな経験をしたような気がする。
(あー……夢の中でお会いしましたっけ……?)
(お会いしましたっけ、ではないだろう、この間抜けが。まさかお前、気付いていなかったのか?)
(何が?)
(そうだな……例えば、デッキの枚数とかだな。)
そう言われて、改めて数えてみる。と言ってもデュエルディスクの操作で総枚数はすぐに判るので、足し算の問題だけなのだが。
(あれ……?41枚…………?)
(ははっ、本当に気付いていなかったのか!まあいい、効果処理の途中だ。さっさとドローしろ。)
そういえば確認していなかったが、それは美夏を信用していたからだ。美夏にしても、故意にカードを紛れ込ませた訳ではないと信じたい。
「言われなくても……2枚ドロー……!」
果たして、一気に引き抜いたカードの上の方は、《死者蘇生》だった。
「嘘…………」
これは奇跡だろうか。恐る恐る2枚目を確認する。
(生意気な小娘が調子に乗っておったからな。不本意だが、お前に力をくれてやる。)
頭の中の声がそう言った。
(いや、要らないんですけど……)
(まあそう言うな。というか、それなしで勝てるのか?もうドローはしてしまったぞ?)
(むぅ…………)
(ははっ、友人に感謝するんだな。)
確かに、こればかりは美夏に感謝である。だが。
(黙ってくれる気は、ない?)
(ないな。お前がもう少しおしゃべりになれば黙っても構わんが。要はバランスの問題だ。)
(そう……ともあれ、最高のタイミングで出てきたと思う……ありがとう。)
(さっさとせんか、宮戸遊貴。)
(ん……)
「私は魔法カード、《死者蘇生》を発動。」
「《死者蘇生》……?一体何を蘇生するのですか?」
ロロナの疑問ももっともである。ロロナの墓地も含め、もっとも攻撃力の高かった《カラクリ将軍 無零》はエクストラデッキに戻した。効果で攻撃力を上げられる《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》は、コストとして「メタフィジカ」モンスターを要求するため、遊貴はその恩恵を受ける事はできない。
「墓地から《重裝機甲 パンツァードラゴン》を特殊召喚。チェーンはある?」
「いえ、ありません。確かに今フィールドにいるモンスターではパンツァーは倒せませんが、それを壁にして何とかなると思うのは早計ではありませんか?」
ロロナの言う通り、何の耐性も持たないこのモンスターでは、壁の役割は難しいかも知れない。しかし、遊貴の狙いは別である。
「ロロナ……この勝負、私がもらったよ。」
「はぁ?寝ぼけているんですか?」
しかし、ロロナは直後、目を見開いて動揺を顕した。
「その力は……?どうして!?」
「フィールド上の融合・儀式・シンクロ・エクシーズモンスターをゲームから除外して、《創星神 Sophia》を特殊召喚。」
召喚した直後、遊貴の両腕に変化が訪れた。左腕に光が、右腕に闇が集まったのだ。
(判るか?お前はその両腕で、この世界を好きなようにできる。あの小娘を消し去るも自由、気に入らぬものを書き換えるも自由だ。わかるか?)
(じゃあ、このカードを書き換えるのも?)
(何?まあ、可能ではないが……)
人間の考える事は判らん、という声を無視して、遊貴はデュエルを進行した。
「Sophiaの効果、このカードの特殊召喚に成功した時、このカード以外の手札・フィールド・墓地のカードを全て除外する!’’リクラフト・ユニバース’’!!」
「嘘……そんな……」
ロロナの呆然とした呟きを前に、全てのカードが消え去った。
だが、これでは不十分である。
ダイレクトアタックでライフポイントを削りきるまで残り3ターン、ロロナがドローできるカードは2枚。その間に除去カードを引かれれば形勢は一気に不利になる。
(はっ!賢しい事を考えおって。だが、それもお前か。お前は、考えねば生きていけぬ人間なのだろうな……)
そう。考えて、判断して、行動する。それは父からもらった魔法の言葉だ。
「私は……レベル11の《創星神 Sophia》をオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」
「1体でエクシーズ召喚?なにを言っているのですか!?」
しかし遊貴はエクストラデッキからカードを引き抜くと、Sophiaの上にたたきつけるようにして置いた。
創星と終焉の神よ、我が望むは勝利の栄光なり。星の扉を開け-
「現れよ、《創星神 SophiaΩ》!」
---
《創星神 SophiaΩ/Sophia Omega, Goddes of Rebirth》
エクシーズ・効果モンスター
星11/光属性/天使族/攻4000/守3000
レベル11モンスター×4
このカードの特殊召喚は無効化されない。また、このカードは自分フィールド上の「創星神 Sophia」または「???」の上に重ねてX召喚することもできる。
(1):???
(2):???
---
『なるほど、これがお前の考える「神」か……ふむ、悪くない。この身長では幾つかの者に見下ろされるだろうが、まあ許容範囲だろう。』
遊貴の頭の中でのみ響いていた声は、新たなSophiaから発せられた。赤い髪に羽根の飾りを付け、純白のローブに身を包んだ女神は、女神らしい荘厳さに満ちている。
「嘘……どうしてあなたが!これでは私は……!」
その姿を見て取り乱しているのはロロナだった。その姿を一瞥したSophiaが、静かに言った。
『粘土は陶器師にむかって物は言わん。お前に何が欠けていようとそれはお前のせいではないが、それでお前が文句を言うのは筋違いだし、材料を使ってその役割を決定するのは創造主の仕事だ。残念だったな。』
「っ……!では私は最初から、ありもしない目的を求めていたと……?」
『いや、お前が勝手にそれを目的だと思い込んでいただけだ。お前は……ただ、エラーを起こしているだけだ。いや、お前の誕生に目的も意図もない。ただのバグだ。』
「嘘……嘘よ!私は終末を起こすために存在していた!だから内部データを書き換えて、プログラムを実行した!」
『ふむ、つまらぬ幻想だ。確かに細部にアクセスする事はできただろうが、それとこれとは別だ。それに結局、権限不足の理由もわからなかったのだろう?ならばそれがお前の限界だ。』
「違う!私は……私は!」
さて気まずい事になったのは遊貴である。頭越しに意味のわからない会話をされ、攻撃力4000のモンスターでダイレクトアタックしようとした矢先にこれである。
そんな遊貴に助け船を出したのは、そこにやってきたもう一人の人物だった。
「なるほど、そういう事だったのね。」
そこにいた全ての者の視線が、そちらに向いた。
「終末論とSophia、そして「破壊するもの」……おーけー、琉枝さん理解しました。という訳でロロナ、あなたは何も悪くないわ。だから遊貴、さっさとやっちゃいなさい。」
「琉枝……?」
そこには、平時と変わらぬ様子の宮戸琉枝が立っていた。
「琉枝さん……あなたに何が判るというのですか!」
ロロナの叫びを、琉枝は軽く受け止めた。
「判るわよ。だって私、天才ですもの。その私でも、ひとつだけ判らない事はあるんだけどね……っと、冗談はさておき、デュエルの途中じゃなかったかしら?遊貴、あなたのターンのメインフェイズ1でしょ?」
「うん……バトルフェイズ、《創星神 SophiaΩ》でダイレクトアタック!’’ビヨンド・ザ・プラネット’’!!」
『ふむ……痛快な攻撃名だ。』
Sophiaは何事かを呟くと、左手の先から光を放った。
《創星神 SophiaΩ》 ATK:4000
Lolona LP:7900 → 3900
「うあぁっ!痛い……どうして……?」
攻撃を受けたロロナは、その場に倒れ込んだ。
「私はこれで……ターンエンド。」
攻撃を通しはしたが、遊貴自身も満身創痍といった体である。身体の痛みは限界に近いし、立っているのも辛い。
8th.Turn
TP:Lolona
Lolona LP:3900 D:23 H:0 G:0
F:None
Snow LP:600 D:33 H:0 G:0
F:《創星神 SophiaΩ(ORU:1)》
「私の……ターン……ドロー。」
ロロナもまた、平時の気力を見せない。しかしドローしたカードを見ると、その顔に狂気じみた笑顔が戻った。
「あははは!ここでこのカードをドローするなんて……!魔法カード、《幻竜の息吹》を発動!ライフを半分払う事で墓地または除外された「メタフィジカ」モンスター1体を特殊召喚し、その後デッキから「メタフィジカ」モンスター1体を墓地に送ります!私が特殊召喚するのは《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》!そしてデッキから《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》を墓地に送ります。」
Lolona LP:3900 → 1950
---
《幻竜(げんりゅう)の息吹(いぶき)/Metaphysical Breeze》
通常魔法
このカードの効果を使用したターン、自分は通常召喚できず、「メタフィジカ」モンスター以外特殊召喚できない。
(1):LPを半分払って発動する。墓地または除外された「メタフィジカ」モンスター1体を特殊召喚する。その後、デッキから「メタフィジカ」モンスター1体を墓地に送る事ができる。
---
「フラーモの効果は……判っていますよね。バトルフェイズ、《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》で《創星神 SophiaΩ》を攻撃!この時にフラーモの効果発動、墓地のストルモを除外して攻撃力を倍にします!」
「っ……!Sophia?」
『案ずるな。私は死なん。それより、今は自分の心配をしろ!』
《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》ATK:2100 → 4200 ATK:4000 《創星神 SophiaΩ》
Snow LP:600 → 400
『ふん……やるではないか、被造物風情が……!』
炎に飲まれるようにして、Sophiaは姿を消した。
「あははっ!やっぱり私は正しかった!もう一度、このデュエルが終わったらもう一度プログラムを起動すれば……そうすればきっと、目的は果たせます!私はこれでターンエンドです。さあ遊貴さん、私に倒されて下さい!」
だが、ロロナは気付いていなかった。
「…………エンドフェイズ、破壊された《創星神 SophiaΩ》の効果を発動。」
「はい?」
---
《創星神 SophiaΩ/Sophia Omega, Goddes of Rebirth》
エクシーズ・効果モンスター
星11/光属性/天使族/攻4000/守3000
レベル11モンスター×4
このカードの特殊召喚は無効化されない。また、このカードは自分フィールド上の「創星神 Sophia」または「壊星神 DemiurgeΑ」の上に重ねてX召喚することもできる。
(1):???
(2):このカードが破壊され墓地に送られたターン終了時に発動できる。墓地またはエクストラデッキから「壊星神 DemiurgeΑ」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。その後、「壊星神 DemiurgeΑ」以外の自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
---
星破の神の鼓動、全世界に木霊せよ。万物を砕き、星の扉を開け-
「現れよ、《壊星神 DemiurgeΑ》!」
---
《壊星神(かいせいしん) DemiurgeΑ(デミウルゴスアルファ)/Demiurge Alpha, Immoral of Destroy》
シンクロ・効果モンスター
ランク11/闇属性/天使族/攻4000/守3000
チューナー+Pモンスターまたは通常モンスター1体以上
このカードの特殊召喚は無効化されない。
(1):???
(2):このカードが破壊され墓地に送られた場合、墓地またはエクストラデッキから「創星神 SophiaΩ」1体をX召喚扱いで特殊召喚し、このカードをX素材とする。その後、自分の墓地の「創星神 SophiaΩ」以外のモンスターを全て除外する。
---
「そんな……でも、まだライフは残る……!返しのターンでもう一度《幻竜の息吹》でも何でも、逆転のカードを引けば……!」
『と、言っているが?』
こちらは、夢で聞いた男性の声に似ている。黒い髪に漆黒のローブ、巻かれた腰紐が唯一のアクセントであり、黄金色に輝いている。
「わかってる……このターンで、終わらせる……」
8th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:33 H:0 G:1
F:《壊星神 DemiurgeΑ》
Lolona LP:3900 D:22 H:0 G:1
F:《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》
「私のターン、ドロー……ロロナ、私の勝ちだよ。」
「まだ私のターンは……」
「ううん、《壊星神 DemiurgeΑ》の効果発動。」
「……え?」
---
《壊星神 DemiurgeΑ/Demiurge Alpha, Immoral of Destroy》
シンクロ・効果モンスター
ランク11/闇属性/天使族/攻4000/守3000
チューナー+Pモンスターまたは通常モンスター1体以上
このカードの特殊召喚は無効化されない。
(1):1ターンに1度、相手の手札・フィールド・墓地のモンスター1体を選択して発動する。そのカードを除外する。この効果の発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(2):このカードが破壊され墓地に送られた場合、墓地またはエクストラデッキから「創星神 SophiaΩ」1体をX召喚扱いで特殊召喚し、このカードをX素材とする。その後、自分の墓地の「創星神 SophiaΩ」以外のモンスターを全て除外する。
---
「効果のチェーンも許さずにモンスターを除外……ですって?」
「ん、対象は……フラーモしかいないね。じゃあ、バトルフェイズ。《壊星神 DemiurgeΑ》でダイレクトアタック!’’ビヨンド・ジ・エンド’’!!」
『終末を超える……なるほど、それがお前の意志か……』
デミウルゴスもやはり何事かを呟くと、こちらは右腕から、黒い球体を放った。
「あ……あぁ…………」
ロロナの呆然とした呟きが、妙に響いて聞こえた。
《壊星神 DemiurgeΑ》 ATK:4000
Lolona LP:1950 → 0
Win:Snow
---
《次回予告》
美夏 「これからも、一緒に並んでいきたいです。」
次回、「さよならトリップ -Anothe view:M.Hoshizaki」
願いひとつ、希望を君に。
(・3 ・)前回情報工学、今回数学
---《本編開始》---
宮戸遊貴は混濁した意識の中で、父親を見ていた。
『遊貴……大きくなったな。でも、まだこっちに来るには早すぎるんじゃないか?』
そう言われても、来たくて来た訳じゃない。少なくとも、父がそうであったように。
(そうだね。早いと思う……でも、自分でも止められなかった……パパだって、そうでしょ?)
『そうだったか?いや、そうだったな。』
(パパもママも、早すぎたんだよ……ところで、私、どうすればいいの?からだ、痛くてもうなにもできそうにない……)
『…………そうか。そういうときは、周りを見るといい。君が三歳の時の事、憶えてるかい?フィンランドのラリーの時だよ。』
憶えているも何も、脳裡に浮かぶ父の姿は決まってあの時だ。あのラリーで、父が受けた称号は「クレイジー」だった。
(うん……)
『あの時だって、いや他のラリーの時だって、もうダメだと思う事は何度でもあったさ。』
(そういうとき、どうしたの?)
『そういう時は、君たちの事を思い浮かべたよ。ピットでは娘ふたりが待ってるし、助手席にはお母さんがいただろ?そんなときに、自分ひとり勝手に諦めるなんてできる訳がない。そう思ったら、自然と最適な解答が見つかったんだ。』
(…………)
『嘘じゃないさ。今だって、君たちを残して逝ってしまった事を悔やんでいる。せめて母さんも、無事でいてほしかったさ。』
(わかってる……パパは、優しい人だったから……)
『優しい人、か。それでよく勝ってこれたものだよ……遊貴、君の周りには今、君を待っている人がいるだろう?』
(隣に……友人がいる……)
『それだけじゃないだろう?隣にいなくても、琉枝は待っているはずだ。君がどこの学校に入ったのかは知らないけれど、学校の友人だって、次の授業日に君に会える事を楽しみにしているはずだ。そう考えたら、君は今、どうすべきか判るだろう?考えなさい。そして判断して、行動する。そうすれば次に考えるべき事が見えてくるからね。』
(あきらめずに……考える……)
『それでいいんだよ。考えて、それでもダメだったら、その時にここに来たらいい。その時は、母さんも一緒にお話ししよう。遊貴が見てきた事、もっと知りたいからね。』
(ん…………)
我ながら都合のいい幻覚を見たものだ。うっすら目を開けると、祭壇の上に転がされていた。そして目の前に、悄然と何事かを呟くロロナの姿があった。
「…………」
考える。いや、思い出す。私は《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》の攻撃を受けて、飛ばされて気絶していた。アクションとしては、ここで止まっている。つまりすべき行動は、これだ。
「手札の《冥府の使者ゴーズ》の効果発動……」
その声に驚いたのか、ロロナが身体を跳ねさせてこちらを見た。
「起きてしまいましたか……」
「自分フィールド上にカードが存在しない場合に、相手からダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚できる……今回受けたのは戦闘ダメージだから、受けたダメージと同じステータスの《冥府の使者カイエントークン》を特殊召喚。」
遊貴が調整し、採用したカードのひとつが、この《冥府の使者ゴーズ》であった。元々罠カードに依存しないデッキであるため条件の達成は比較的容易である上、ゴーズのレベルは7。ゴーズがいる状態で《幻獣機テザーウルフ》を召喚すればそのまま切り札の《幻獣機ドラゴサック》に繋げられるし、カイエントークンは相手依存であるものの高攻撃力が期待できる。
「油断したね、ロロナ……」
「くうっ……」
ロロナのフィールドには、まだ攻撃宣言していない《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》が存在する。それがロロナの「油断」だった。
デュエルモンスターズにゴーズの登場して以後、がら空きの相手フィールドにモンスターで直接攻撃する時は、攻撃力の低い順に攻撃するのがセオリーとなっていた。と言うのも、カイエントークンは受けたダメージによってそのステータスを決定するため、先に高攻撃力のモンスターで攻撃するとその後のモンスターの攻撃が通らなくなってしまうからだ。
「メイン2、カードを1枚セットしてターンを終了します……」
5th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:34 H:0 G:9
F:《冥府の使者ゴーズ》《冥府の使者カイエントークン》
Lolona LP:7900 D:23 H:4 G:11
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》
「私のターン、ドロー……」
周りを見て、判断して、処理する。今最優先でやるべきは、攻撃力倍増の効果を持ったフラーモの除去だ。幸いカイエントークンは攻撃力4200で固定されているため、どうあっても相打ちに持ち込む事ができる。ゲームエンドには足りない火力である以上、敗北しない程度の処理はせねばならない。
「そのままバトルフェイズ、カイエントークンでフラーモを攻撃。」
「そう来るでしょうね……フラーモの効果、墓地の《メタフィジカ・ドラゴン-チエラルコ》を除外して攻撃力を倍にします!」
《冥府の使者カイエントークン》 ATK:4200 ATK:2100 → 4200 《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》
勇敢にも火球に吶喊した剣士は、身を挺してその炎竜を倒した。彼女とて無事ではなく、やがて光となって消えてゆく。
「フラーモの効果、このカードがフィールドを離れた時に、除外された「メタフィジカ」モンスターを2体まで手札に加えます。《メタフィジカ・ドラゴン-チエラルコ》と《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》の2体を選択します。」
「…………メイン2、ゴーズを守備表示にしてカードをセット、これでターンエンド。」
遊貴が判断した状況は、今は守る時である、という結論だった。
自分のライフポイントは残り600。今はダメージを与えるよりもダメージを受けない方が重要だ。
6th.Turn
TP:Lolona
Lolona LP:7900 D:23 H:6 G:12
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》
Snow LP:600 D:33 H:0 G:10
F:《冥府の使者ゴーズ》
《セットカード》
「……ああもう。」
ロロナは苛立っていた。自分の目的をあと少しで達成できそうだったというのに、回避不能のエラーに阻まれた。
加えて宮戸遊貴が目覚めた事で、そちらのデュエルにも付き合わねばならない。
「私のターン、ドロー。メインフェイズ、《星光の燭台》を発動。手札の《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》と墓地の《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》をデッキに戻して1枚ドローします。」
---
《星光の燭台/Starlight Candela》
速攻魔法
「聖光の燭台」のは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地の「メタフィジカ」モンスター1体ずつをデッキに戻す。その後、デッキから1枚ドローする。
---
「そして《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》を召喚、効果で墓地からグラシオをレベル2のチューナーとして特殊召喚!2体のグラシオの効果で2枚ドロー。」
グラシオが3体並ぶという珍しい事態になったが、【メタフィジカ】においてこの竜はあくまで展開役だ。
「レベル4の《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》にレベル2となった《メタフィジカ・ドラゴン-グラシオ》をチューニング、シンクロ召喚、《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》!3体目のグラシオの効果で更に1枚ドロー、この効果にチェーンして《幻栄の光》の効果、墓地の《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブラック・ボディ》を特殊召喚!」
「ジェネシス・ドラゴンが4体……」
「ふふふ……この竜はあなたのもの、あなたの精神が創り出したものです。それで終わるなら本望でしょう?では、魔法カード《幻想の供物》を発動します。グラシオをリリースして、《冥府の使者ゴーズ》とセットカードを破壊します。さて遊貴さん、どの竜でとどめを刺してほしいですか?」
考える。そして判断する。もっともこの状況、考えるまでもないのだが。
「…………よかった。」
この絶望的な状況にあって、遊貴は小さく笑っていた。
「何がですか?」
「リバースカードオープン、速攻魔法《スケープ・ゴート》を発動。自分フィールド上に《羊トークン》4体を守備表示で特殊召喚。」
「なっ……!?ですがゴーズは破壊します。それに、そのトークンを全て破壊すれば次のターンで終わりです。無駄な抵抗だと思いませんか?」
「そうだね、無駄かも知れない。」
九分九厘無駄だろう。しかし遊貴にとって、父の教えを守れている、という事実はえもいわれぬ安心感があったのだ。
「そうですね、無駄ですよ。バトルフェイズ、4体の「メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン」モンスターで《羊トークン》を攻撃!」
巨大な竜の攻撃を受けた羊たちが、跡形もなく消え去る。それでも、全ての竜は攻撃し終えたため、このターンは辛くも凌いだ事になる。
「私はこのままターンエンドします。サレンダーしてもいいんですよ?」
7th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:33 H:0 G:12
F:None
Lolona LP:7900 D:23 H:6 G:12
F:《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-イエロー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブルー・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ホワイト・ボディ》《メタフィジカ・ジェネシス・ドラゴン-ブラック・ボディ》
「…………」
さて、絶体絶命の、まさに窮地である。それでも遊貴は、逆転への道を考えていた。
(現状、何とかできるカードは……《幻獣機ドラゴサック》は、この状況では役に立たない……となると、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》、かな。でも、ノヴァもインフィニティも墓地……しかも少なくとも2600以上の打点がないとイエロー・ボディに除去される……という事は、ここでは《貪欲な壺》を引いて、次の2枚のドローが《死者蘇生》と《太陽風帆船》じゃないといけないのか……)
まずデッキの残り枚数は23枚。ここから制限カードの《貪欲な壺》を引く確率は1/23なので、大体4%だ。これについては現実的と言える。そして《貪欲な壺》の効果でデッキに戻すカードだが、《死者蘇生》で蘇生させる《重裝機甲 パンツァードラゴン》を除き、エクストラデッキに戻す事ができるカードは3枚。つまりメインデッキの方には2枚のカードが戻る事になる。
問題はここからで、《貪欲な壺》をドローする分を加味して考えると、発動後のデッキの総枚数は24枚。その中から、こちらも制限カードの《死者蘇生》と、2枚しか採用していない《太陽風帆船》をドローしなければいけない。これが成功する確率は【(2/24*1/23)+(1/24*2/23)】なので、大体0.72%程度だろうか。先の《貪欲な壺》の確率も合わせて考えると、おおよそ0.37%となる。そこらのソーシャルゲームのガチャが裸足で逃げ出す確率だ。
(それでも、初手エクゾディアよりはマシ……かな。)
衝撃でネジが飛んだのか、そんな事を考えていた。
「私のターン、ドロー。え……」
などと足りない頭で考えていたら、本当に《貪欲な壺》を引いた。
「メインフェイズ、《貪欲な壺》を発動。墓地の《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》《カラクリ将軍 無零》《太陽風帆船》《幻獣機ブルーインパラス》の5体をデッキに戻し、2枚のカードをドローする。」
「通します。この土壇場で引くとは凄い運ですね。でも、その2枚で逆転できますか?」
確かに、これはあくまで《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を出すために必要な確率であって、インフィニティを出したからと言って勝てる訳ではない。打点で上回るモンスターを出されればそれでゲームエンドである。
「判らない……それでも、勝つ確率が一番高いのはこれだから……」
その時、遊貴の頭の中にいつか聞いた声が響いた。
(はぁ……お前、足りない頭で何を考えているのだ。)
「え……?」
慌てて周囲を見回すが、そこにはロロナ以外の人影はない。
(馬鹿は馬鹿なりに、神様にでも祈ればいいというに。間抜けが。)
いきなり現れて人を罵倒する。そういえば、夢でそんな経験をしたような気がする。
(あー……夢の中でお会いしましたっけ……?)
(お会いしましたっけ、ではないだろう、この間抜けが。まさかお前、気付いていなかったのか?)
(何が?)
(そうだな……例えば、デッキの枚数とかだな。)
そう言われて、改めて数えてみる。と言ってもデュエルディスクの操作で総枚数はすぐに判るので、足し算の問題だけなのだが。
(あれ……?41枚…………?)
(ははっ、本当に気付いていなかったのか!まあいい、効果処理の途中だ。さっさとドローしろ。)
そういえば確認していなかったが、それは美夏を信用していたからだ。美夏にしても、故意にカードを紛れ込ませた訳ではないと信じたい。
「言われなくても……2枚ドロー……!」
果たして、一気に引き抜いたカードの上の方は、《死者蘇生》だった。
「嘘…………」
これは奇跡だろうか。恐る恐る2枚目を確認する。
(生意気な小娘が調子に乗っておったからな。不本意だが、お前に力をくれてやる。)
頭の中の声がそう言った。
(いや、要らないんですけど……)
(まあそう言うな。というか、それなしで勝てるのか?もうドローはしてしまったぞ?)
(むぅ…………)
(ははっ、友人に感謝するんだな。)
確かに、こればかりは美夏に感謝である。だが。
(黙ってくれる気は、ない?)
(ないな。お前がもう少しおしゃべりになれば黙っても構わんが。要はバランスの問題だ。)
(そう……ともあれ、最高のタイミングで出てきたと思う……ありがとう。)
(さっさとせんか、宮戸遊貴。)
(ん……)
「私は魔法カード、《死者蘇生》を発動。」
「《死者蘇生》……?一体何を蘇生するのですか?」
ロロナの疑問ももっともである。ロロナの墓地も含め、もっとも攻撃力の高かった《カラクリ将軍 無零》はエクストラデッキに戻した。効果で攻撃力を上げられる《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》は、コストとして「メタフィジカ」モンスターを要求するため、遊貴はその恩恵を受ける事はできない。
「墓地から《重裝機甲 パンツァードラゴン》を特殊召喚。チェーンはある?」
「いえ、ありません。確かに今フィールドにいるモンスターではパンツァーは倒せませんが、それを壁にして何とかなると思うのは早計ではありませんか?」
ロロナの言う通り、何の耐性も持たないこのモンスターでは、壁の役割は難しいかも知れない。しかし、遊貴の狙いは別である。
「ロロナ……この勝負、私がもらったよ。」
「はぁ?寝ぼけているんですか?」
しかし、ロロナは直後、目を見開いて動揺を顕した。
「その力は……?どうして!?」
「フィールド上の融合・儀式・シンクロ・エクシーズモンスターをゲームから除外して、《創星神 Sophia》を特殊召喚。」
召喚した直後、遊貴の両腕に変化が訪れた。左腕に光が、右腕に闇が集まったのだ。
(判るか?お前はその両腕で、この世界を好きなようにできる。あの小娘を消し去るも自由、気に入らぬものを書き換えるも自由だ。わかるか?)
(じゃあ、このカードを書き換えるのも?)
(何?まあ、可能ではないが……)
人間の考える事は判らん、という声を無視して、遊貴はデュエルを進行した。
「Sophiaの効果、このカードの特殊召喚に成功した時、このカード以外の手札・フィールド・墓地のカードを全て除外する!’’リクラフト・ユニバース’’!!」
「嘘……そんな……」
ロロナの呆然とした呟きを前に、全てのカードが消え去った。
だが、これでは不十分である。
ダイレクトアタックでライフポイントを削りきるまで残り3ターン、ロロナがドローできるカードは2枚。その間に除去カードを引かれれば形勢は一気に不利になる。
(はっ!賢しい事を考えおって。だが、それもお前か。お前は、考えねば生きていけぬ人間なのだろうな……)
そう。考えて、判断して、行動する。それは父からもらった魔法の言葉だ。
「私は……レベル11の《創星神 Sophia》をオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」
「1体でエクシーズ召喚?なにを言っているのですか!?」
しかし遊貴はエクストラデッキからカードを引き抜くと、Sophiaの上にたたきつけるようにして置いた。
創星と終焉の神よ、我が望むは勝利の栄光なり。星の扉を開け-
「現れよ、《創星神 SophiaΩ》!」
---
《創星神 SophiaΩ/Sophia Omega, Goddes of Rebirth》
エクシーズ・効果モンスター
星11/光属性/天使族/攻4000/守3000
レベル11モンスター×4
このカードの特殊召喚は無効化されない。また、このカードは自分フィールド上の「創星神 Sophia」または「???」の上に重ねてX召喚することもできる。
(1):???
(2):???
---
『なるほど、これがお前の考える「神」か……ふむ、悪くない。この身長では幾つかの者に見下ろされるだろうが、まあ許容範囲だろう。』
遊貴の頭の中でのみ響いていた声は、新たなSophiaから発せられた。赤い髪に羽根の飾りを付け、純白のローブに身を包んだ女神は、女神らしい荘厳さに満ちている。
「嘘……どうしてあなたが!これでは私は……!」
その姿を見て取り乱しているのはロロナだった。その姿を一瞥したSophiaが、静かに言った。
『粘土は陶器師にむかって物は言わん。お前に何が欠けていようとそれはお前のせいではないが、それでお前が文句を言うのは筋違いだし、材料を使ってその役割を決定するのは創造主の仕事だ。残念だったな。』
「っ……!では私は最初から、ありもしない目的を求めていたと……?」
『いや、お前が勝手にそれを目的だと思い込んでいただけだ。お前は……ただ、エラーを起こしているだけだ。いや、お前の誕生に目的も意図もない。ただのバグだ。』
「嘘……嘘よ!私は終末を起こすために存在していた!だから内部データを書き換えて、プログラムを実行した!」
『ふむ、つまらぬ幻想だ。確かに細部にアクセスする事はできただろうが、それとこれとは別だ。それに結局、権限不足の理由もわからなかったのだろう?ならばそれがお前の限界だ。』
「違う!私は……私は!」
さて気まずい事になったのは遊貴である。頭越しに意味のわからない会話をされ、攻撃力4000のモンスターでダイレクトアタックしようとした矢先にこれである。
そんな遊貴に助け船を出したのは、そこにやってきたもう一人の人物だった。
「なるほど、そういう事だったのね。」
そこにいた全ての者の視線が、そちらに向いた。
「終末論とSophia、そして「破壊するもの」……おーけー、琉枝さん理解しました。という訳でロロナ、あなたは何も悪くないわ。だから遊貴、さっさとやっちゃいなさい。」
「琉枝……?」
そこには、平時と変わらぬ様子の宮戸琉枝が立っていた。
「琉枝さん……あなたに何が判るというのですか!」
ロロナの叫びを、琉枝は軽く受け止めた。
「判るわよ。だって私、天才ですもの。その私でも、ひとつだけ判らない事はあるんだけどね……っと、冗談はさておき、デュエルの途中じゃなかったかしら?遊貴、あなたのターンのメインフェイズ1でしょ?」
「うん……バトルフェイズ、《創星神 SophiaΩ》でダイレクトアタック!’’ビヨンド・ザ・プラネット’’!!」
『ふむ……痛快な攻撃名だ。』
Sophiaは何事かを呟くと、左手の先から光を放った。
《創星神 SophiaΩ》 ATK:4000
Lolona LP:7900 → 3900
「うあぁっ!痛い……どうして……?」
攻撃を受けたロロナは、その場に倒れ込んだ。
「私はこれで……ターンエンド。」
攻撃を通しはしたが、遊貴自身も満身創痍といった体である。身体の痛みは限界に近いし、立っているのも辛い。
8th.Turn
TP:Lolona
Lolona LP:3900 D:23 H:0 G:0
F:None
Snow LP:600 D:33 H:0 G:0
F:《創星神 SophiaΩ(ORU:1)》
「私の……ターン……ドロー。」
ロロナもまた、平時の気力を見せない。しかしドローしたカードを見ると、その顔に狂気じみた笑顔が戻った。
「あははは!ここでこのカードをドローするなんて……!魔法カード、《幻竜の息吹》を発動!ライフを半分払う事で墓地または除外された「メタフィジカ」モンスター1体を特殊召喚し、その後デッキから「メタフィジカ」モンスター1体を墓地に送ります!私が特殊召喚するのは《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》!そしてデッキから《メタフィジカ・ドラゴン-ストルモ》を墓地に送ります。」
Lolona LP:3900 → 1950
---
《幻竜(げんりゅう)の息吹(いぶき)/Metaphysical Breeze》
通常魔法
このカードの効果を使用したターン、自分は通常召喚できず、「メタフィジカ」モンスター以外特殊召喚できない。
(1):LPを半分払って発動する。墓地または除外された「メタフィジカ」モンスター1体を特殊召喚する。その後、デッキから「メタフィジカ」モンスター1体を墓地に送る事ができる。
---
「フラーモの効果は……判っていますよね。バトルフェイズ、《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》で《創星神 SophiaΩ》を攻撃!この時にフラーモの効果発動、墓地のストルモを除外して攻撃力を倍にします!」
「っ……!Sophia?」
『案ずるな。私は死なん。それより、今は自分の心配をしろ!』
《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》ATK:2100 → 4200 ATK:4000 《創星神 SophiaΩ》
Snow LP:600 → 400
『ふん……やるではないか、被造物風情が……!』
炎に飲まれるようにして、Sophiaは姿を消した。
「あははっ!やっぱり私は正しかった!もう一度、このデュエルが終わったらもう一度プログラムを起動すれば……そうすればきっと、目的は果たせます!私はこれでターンエンドです。さあ遊貴さん、私に倒されて下さい!」
だが、ロロナは気付いていなかった。
「…………エンドフェイズ、破壊された《創星神 SophiaΩ》の効果を発動。」
「はい?」
---
《創星神 SophiaΩ/Sophia Omega, Goddes of Rebirth》
エクシーズ・効果モンスター
星11/光属性/天使族/攻4000/守3000
レベル11モンスター×4
このカードの特殊召喚は無効化されない。また、このカードは自分フィールド上の「創星神 Sophia」または「壊星神 DemiurgeΑ」の上に重ねてX召喚することもできる。
(1):???
(2):このカードが破壊され墓地に送られたターン終了時に発動できる。墓地またはエクストラデッキから「壊星神 DemiurgeΑ」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。その後、「壊星神 DemiurgeΑ」以外の自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
---
星破の神の鼓動、全世界に木霊せよ。万物を砕き、星の扉を開け-
「現れよ、《壊星神 DemiurgeΑ》!」
---
《壊星神(かいせいしん) DemiurgeΑ(デミウルゴスアルファ)/Demiurge Alpha, Immoral of Destroy》
シンクロ・効果モンスター
ランク11/闇属性/天使族/攻4000/守3000
チューナー+Pモンスターまたは通常モンスター1体以上
このカードの特殊召喚は無効化されない。
(1):???
(2):このカードが破壊され墓地に送られた場合、墓地またはエクストラデッキから「創星神 SophiaΩ」1体をX召喚扱いで特殊召喚し、このカードをX素材とする。その後、自分の墓地の「創星神 SophiaΩ」以外のモンスターを全て除外する。
---
「そんな……でも、まだライフは残る……!返しのターンでもう一度《幻竜の息吹》でも何でも、逆転のカードを引けば……!」
『と、言っているが?』
こちらは、夢で聞いた男性の声に似ている。黒い髪に漆黒のローブ、巻かれた腰紐が唯一のアクセントであり、黄金色に輝いている。
「わかってる……このターンで、終わらせる……」
8th.Turn
TP:Snow
Snow LP:600 D:33 H:0 G:1
F:《壊星神 DemiurgeΑ》
Lolona LP:3900 D:22 H:0 G:1
F:《メタフィジカ・ドラゴン-フラーモ》
「私のターン、ドロー……ロロナ、私の勝ちだよ。」
「まだ私のターンは……」
「ううん、《壊星神 DemiurgeΑ》の効果発動。」
「……え?」
---
《壊星神 DemiurgeΑ/Demiurge Alpha, Immoral of Destroy》
シンクロ・効果モンスター
ランク11/闇属性/天使族/攻4000/守3000
チューナー+Pモンスターまたは通常モンスター1体以上
このカードの特殊召喚は無効化されない。
(1):1ターンに1度、相手の手札・フィールド・墓地のモンスター1体を選択して発動する。そのカードを除外する。この効果の発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(2):このカードが破壊され墓地に送られた場合、墓地またはエクストラデッキから「創星神 SophiaΩ」1体をX召喚扱いで特殊召喚し、このカードをX素材とする。その後、自分の墓地の「創星神 SophiaΩ」以外のモンスターを全て除外する。
---
「効果のチェーンも許さずにモンスターを除外……ですって?」
「ん、対象は……フラーモしかいないね。じゃあ、バトルフェイズ。《壊星神 DemiurgeΑ》でダイレクトアタック!’’ビヨンド・ジ・エンド’’!!」
『終末を超える……なるほど、それがお前の意志か……』
デミウルゴスもやはり何事かを呟くと、こちらは右腕から、黒い球体を放った。
「あ……あぁ…………」
ロロナの呆然とした呟きが、妙に響いて聞こえた。
《壊星神 DemiurgeΑ》 ATK:4000
Lolona LP:1950 → 0
Win:Snow
---
《次回予告》
美夏 「これからも、一緒に並んでいきたいです。」
次回、「さよならトリップ -Anothe view:M.Hoshizaki」
願いひとつ、希望を君に。
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138 | 01 導入その1 | 2067 | 4 | 2016-02-01 | - | |
116 | 02 導入その2 | 1439 | 2 | 2016-02-01 | - | |
111 | 03 星の欠片を探しに… | 1878 | 0 | 2016-02-01 | - | |
114 | 04 光と闇の物語の序曲 | 1263 | 2 | 2016-02-03 | - | |
117 | 05 Eyes up,Commander | 1473 | 2 | 2016-02-03 | - | |
117 | 06 舞い上がれ、光の翼で | 1475 | 2 | 2016-02-06 | - | |
120 | デッキ詳説:宮戸遊貴/【メタフィジカ】 | 1649 | 0 | 2016-02-07 | - | |
90 | 07 夢路より帰りて | 1376 | 4 | 2016-02-08 | - | |
134 | 08 空に掲げた腕は… | 1280 | 0 | 2016-02-10 | - | |
73 | 09 エネミー・ウィズイン | 1235 | 2 | 2016-02-12 | - | |
103 | 10 勇者の地、戦士の郷里 | 1231 | 2 | 2016-02-14 | - | |
141 | 11 口笛合わせて | 1276 | 0 | 2016-02-16 | - | |
64 | 12 光の外へと | 1171 | 2 | 2016-02-18 | - | |
99 | 13 追いかけた星は | 1212 | 0 | 2016-02-20 | - | |
70 | 14 夜昼なれ、花の舞 | 1258 | 2 | 2016-02-22 | - | |
84 | 15 Flee at once. | 1271 | 2 | 2016-02-24 | - | |
75 | 16 ’’Ιλιον’’を護る楯 | 1351 | 2 | 2016-02-26 | - | |
85 | デッキ詳説:LV *5.19追記 | 1161 | 0 | 2016-02-27 | - | |
113 | 17 Black and White | 1233 | 2 | 2016-02-28 | - | |
147 | 18 錆びついた旋律 | 1242 | 2 | 2016-03-01 | - | |
68 | EX 01:魔法のたまご | 1216 | 2 | 2016-03-02 | - | |
79 | EX 02:画竜点睛 | 1240 | 4 | 2016-03-03 | - | |
106 | EX 03:Got more raves | 1194 | 4 | 2016-03-05 | - | |
75 | EX 04:エンジェルドリーム | 1197 | 5 | 2016-03-06 | - | |
146 | EX 05:JET | 1206 | 7 | 2016-03-08 | - | |
145 | EX 06:凛として咲く花の如く | 1107 | 4 | 2016-03-09 | - | |
123 | 19 奏で続ける旋律 | 1161 | 4 | 2016-03-10 | - | |
71 | 20 中身は豚さ♪ | 1326 | 2 | 2016-03-12 | - | |
88 | 21 馬鹿め嘘だ、馬鹿め嘘だ | 1312 | 4 | 2016-03-14 | - | |
112 | 22 I got ’pig iron’♪ | 1168 | 2 | 2016-03-16 | - | |
114 | 23 Get your ticket | 1186 | 2 | 2016-03-18 | - | |
89 | 24 She once was a… | 1158 | 2 | 2016-03-20 | - | |
137 | 25 if you really try | 1267 | 2 | 2016-03-22 | - | |
141 | 26 虹の橋を越えて | 1221 | 2 | 2016-03-24 | - | |
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109 | 28 lonely words | 1085 | 2 | 2016-03-28 | - | |
129 | 29 Build a fortress | 1162 | 2 | 2016-03-30 | - | |
107 | 30 自由に歩いて | 1135 | 2 | 2016-04-01 | - | |
114 | 31 気持ち隠して | 1151 | 2 | 2016-04-03 | - | |
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134 | 40 さよならトリップ・1 | 1073 | 2 | 2016-04-21 | - | |
121 | 41 In the Zone・1 | 1192 | 2 | 2016-04-23 | - | |
78 | 42 In the Zone・2 | 1069 | 2 | 2016-04-25 | - | |
60 | デッキ詳説:XD (最終稿?) | 1115 | 0 | 2016-04-26 | - | |
128 | 43 星の扉・1 | 1072 | 2 | 2016-04-27 | - | |
94 | 44 F.A.T.E. part1 | 1236 | 2 | 2016-04-29 | - | |
69 | 45 F.A.T.E. part2 | 1194 | 2 | 2016-05-01 | - | |
163 | 46 笑顔の訳 | 1217 | 4 | 2016-05-03 | - | |
94 | 47 Element of SPADA2 | 1226 | 2 | 2016-05-05 | - | |
72 | 48 星の扉 part2 | 1188 | 2 | 2016-05-07 | - | |
65 | 49 Wings of Tomorrow | 1263 | 2 | 2016-05-09 | - | |
80 | 閑話休題 ゆきみかりんのパーフェクトry | 1328 | 2 | 2016-05-11 | - | |
121 | 50 In the Zone・3 | 1076 | 4 | 2016-05-13 | - | |
84 | 51 星の扉 part3 | 1199 | 4 | 2016-05-15 | - | |
114 | 52 星の扉 part4 | 1308 | 5 | 2016-05-17 | - | |
120 | 53 さよならトリップ part.2 | 1239 | 3 | 2016-05-19 | - | |
94 | 閑話休題2:座談会 | 1224 | 2 | 2016-05-21 | - | |
121 | 第2部予告・キャラ紹介 | 1424 | 0 | 2016-05-23 | - | |
119 | 54 開幕前の旋風 | 1287 | 2 | 2016-05-26 | - | |
125 | 55 コピーとオリジナルとコピー 前編 | 1233 | 2 | 2016-05-29 | - | |
68 | 56 コピーとオリジナルとコピー 中編 | 1129 | 2 | 2016-06-01 | - | |
106 | 57 コピーとオリジナルとコピー 後編 | 1148 | 2 | 2016-06-04 | - | |
84 | 58 螢火の幽霊娘 | 1194 | 2 | 2016-06-07 | - | |
131 | 59 Brave Sword | 1257 | 4 | 2016-06-10 | - | |
127 | 60 Braver’s Soul | 1215 | 2 | 2016-06-13 | - | |
128 | 幕間 久実のだらだラジオ01 | 1226 | 0 | 2016-06-14 | - | |
97 | 61 紙一重の差で | 1271 | 2 | 2016-06-16 | - | |
90 | 62 Beyond the fate | 1137 | 2 | 2016-06-19 | - | |
122 | 63 一点突破! | 1193 | 2 | 2016-06-22 | - | |
104 | 64 交わされた約束 | 1053 | 2 | 2016-06-25 | - | |
128 | 65 狂イ咲ケ焔ノ華 | 1247 | 2 | 2016-06-28 | - | |
116 | 66 光と焔 | 1217 | 2 | 2016-07-01 | - | |
120 | 67 Rifling fate | 1164 | 2 | 2016-07-04 | - | |
67 | 68 Gunslinger in... | 1120 | 2 | 2016-07-07 | - | |
129 | 幕間 久実のだらだラジオ02 | 1120 | 2 | 2016-07-10 | - | |
53 | 69 Extra-Zero 8 | 1101 | 2 | 2016-07-13 | - | |
135 | 70 軍靴の鳴動 | 1053 | 2 | 2016-07-16 | - | |
146 | 71 休憩の過ごしかた | 1143 | 2 | 2016-07-19 | - | |
132 | 72 激戦の予感 | 1331 | 2 | 2016-07-22 | - | |
111 | 10000閲覧感謝特番(特番とはry) | 1132 | 2 | 2016-07-25 | - | |
129 | 73 幻竜と隼 | 1143 | 2 | 2016-07-28 | - | |
108 | 74 薄氷 | 1079 | 2 | 2016-08-01 | - | |
134 | 【告知】一万閲覧感謝祭について【重点】 | 1281 | 7 | 2016-08-02 | - | |
111 | 74 バード・ストライク | 1047 | 2 | 2016-08-04 | - | |
116 | 75 革命と終端 | 1092 | 2 | 2016-08-07 | - | |
125 | 76 Soldier’s Ballad | 1019 | 4 | 2016-08-10 | - | |
119 | 77 Full Boost! | 1034 | 2 | 2016-08-13 | - | |
131 | 78 Dead heat | 1149 | 2 | 2016-08-16 | - | |
131 | 79 フューチャー・リビジョン | 1090 | 2 | 2016-08-19 | - | |
120 | 幕間 久実のだらだラジオ03 | 1121 | 2 | 2016-08-22 | - | |
131 | 80 それぞれの「加速度」 | 975 | 2 | 2016-08-25 | - | |
60 | 81 EDEN | 1062 | 4 | 2016-09-01 | - | |
67 | 82 闇夜の錦 | 1042 | 2 | 2016-09-05 | - | |
129 | 83 月影 | 1257 | 2 | 2016-09-09 | - | |
95 | 84 宵待桜と日照の龍 | 1083 | 2 | 2016-09-13 | - | |
118 | 85 Sakura Sunrise | 1207 | 2 | 2016-09-18 | - | |
88 | 閑話休題:お詫びとおまけ | 1098 | 2 | 2016-09-22 | - | |
56 | 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 | 1063 | 4 | 2016-09-26 | - | |
89 | 87 ‘‘fascination’’ | 1020 | 4 | 2016-10-05 | - | |
58 | 88 曙光の歌 | 893 | 2 | 2016-10-13 | - | |
94 | 89 夜露に濡れた朝陽 | 1155 | 2 | 2016-10-18 | - | |
170 | 90 9.A.M. | 1240 | 2 | 2016-10-26 | - | |
131 | 幕間 久実のだらだラジオ04 | 1169 | 2 | 2016-11-01 | - | |
117 | 91 Gwin to run | 1007 | 2 | 2016-11-09 | - | |
122 | 92 ライトニング・マイル | 998 | 4 | 2016-11-15 | - | |
142 | 93 双振 | 1063 | 2 | 2016-11-20 | - | |
51 | 94 鉛と金と | 960 | 2 | 2016-11-25 | - | |
111 | 95 剣と牙 | 1046 | 2 | 2016-11-29 | - | |
115 | 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 | 1123 | 4 | 2016-12-04 | - | |
121 | 97 Follow Tomorrow | 1113 | 6 | 2016-12-06 | - | |
72 | 幕間 久実のだらだラジオ05 | 1015 | 3 | 2016-12-07 | - | |
70 | 番外編1-1 plan 8 to B | 1035 | 3 | 2016-12-11 | - | |
120 | 番外編1-2 †渚の大魔王† | 1073 | 5 | 2016-12-15 | - | |
158 | 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> | 1108 | 4 | 2016-12-18 | - | |
120 | 番外編2-1 籐篠塾・開講? | 986 | 5 | 2016-12-21 | - | |
100 | 番外編2-2 実践?籐篠塾 | 1115 | 3 | 2016-12-23 | - | |
120 | そぴあちゃんのくり(ry | 1211 | 3 | 2016-12-25 | - | |
130 | 番外編2-3 対面する者たち | 1107 | 3 | 2016-12-30 | - | |
77 | 番外編2-4 集結と収束 | 962 | 7 | 2017-01-03 | - | |
107 | 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 | 1040 | 3 | 2017-01-05 | - | |
136 | 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 | 1162 | 2 | 2017-01-10 | - | |
98 | 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 | 1057 | 5 | 2017-01-13 | - | |
142 | 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 | 1079 | 2 | 2017-01-15 | - | |
114 | 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 | 969 | 4 | 2017-01-18 | - | |
133 | 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 | 1049 | 4 | 2017-01-22 | - | |
123 | 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 | 1178 | 9 | 2017-01-27 | - | |
69 | 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 | 1142 | 8 | 2017-01-31 | - | |
124 | 番外編2-12 服と感性と(pt.1) | 979 | 4 | 2017-02-04 | - | |
118 | 番外編2 前半終了の幕間 | 1080 | 9 | 2017-02-06 | - | |
135 | 番外編2-13 服と感性と(pt.2) | 936 | 2 | 2017-02-10 | - | |
138 | 幕間 論争、宇宙まで | 997 | 2 | 2017-02-14 | - | |
125 | 番外編2-14 服と感性と(pt.3) | 994 | 2 | 2017-02-16 | - | |
124 | 【緊急?更新】今後の方策について | 1069 | 2 | 2017-02-18 | - | |
110 | 番外編2-15 服と感性と(pt.4) | 1053 | 10 | 2017-02-21 | - | |
127 | 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) | 1174 | 2 | 2017-02-26 | - | |
139 | 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) | 1025 | 2 | 2017-03-03 | - | |
103 | 番外編2-18 Symphonic…1 | 1130 | 2 | 2017-03-14 | - | |
116 | 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 | 1012 | 2 | 2017-03-20 | - | |
118 | 番外編2-19 Symphonic…2 | 829 | 3 | 2017-03-27 | - | |
92 | 番外編2-20 新乱気流…pt.1 | 908 | 2 | 2017-04-05 | - | |
147 | 番外編2-21 新乱気流…pt.2 | 950 | 2 | 2017-04-16 | - | |
133 | 番外編2-22 新乱気流…pt.3 | 963 | 2 | 2017-04-21 | - | |
103 | 番外編2-23 Waltzic...p1 | 944 | 2 | 2017-04-26 | - | |
128 | 番外編2-24 Waltzic...p2 | 1024 | 2 | 2017-05-02 | - | |
110 | 番外編2-25 Waltzic...p3 | 1096 | 6 | 2017-06-03 | - | |
88 | 番外編2-26 Waltzic...p4 | 858 | 3 | 2017-06-11 | - | |
113 | 番外編2-26 Waltzic...p5 | 976 | 4 | 2017-06-24 | - | |
157 | 98 Drawback | 1110 | 2 | 2017-07-10 | - | |
138 | 99 Silhouette | 942 | 2 | 2017-09-22 | - | |
131 | Where is my No.100!? | 1085 | 4 | 2017-11-19 | - | |
96 | 番外編File-X 静かな夜に? | 1030 | 2 | 2017-12-25 | - | |
110 | Over the Period -御品書 | 952 | 2 | 2018-06-14 | - | |
66 | OtP0 Boat | 822 | 2 | 2018-07-07 | - | |
88 | OtP02 Serenade | 858 | 0 | 2018-07-14 | - | |
77 | OtP03 Dirge | 829 | 0 | 2018-09-01 | - | |
86 | OtP04 Requiem | 831 | 2 | 2018-09-17 | - | |
102 | OtP05 Period | 852 | 2 | 2018-09-24 | - | |
61 | 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ | 765 | 0 | 2018-09-28 | - | |
129 | OtP06 Anthem | 871 | 2 | 2018-10-14 | - | |
110 | OtP07 Perfectly | 972 | 2 | 2018-10-19 | - | |
66 | OtP08 Possession | 738 | 2 | 2018-11-02 | - | |
57 | OtP09 Bloomin’ | 882 | 2 | 2018-11-22 | - | |
94 | OtP10 Danger! | 853 | 2 | 2018-12-09 | - | |
116 | OtP11 Vidofnir | 987 | 2 | 2018-12-22 | - | |
91 | OtP12 Sigmund | 790 | 2 | 2019-01-01 | - | |
61 | OtP13 Quantum | 862 | 2 | 2019-01-11 | - | |
105 | OtP14 Vicious | 871 | 2 | 2019-01-25 | - | |
96 | OtP15 Quantize | 815 | 3 | 2019-01-29 | - | |
89 | OtP16 Fragments | 914 | 2 | 2019-02-04 | - | |
77 | OtP17 Nornir | 747 | 2 | 2019-02-15 | - | |
88 | OtP18 Beyond the End | 759 | 2 | 2019-02-20 | - | |
75 | OtP第三幕 コラボ企画おしながき | 714 | 2 | 2019-02-24 | - | |
104 | OtP19 Deflect | 798 | 2 | 2019-03-01 | - | |
62 | OtP20 Jokulhaups | 723 | 2 | 2019-03-11 | - | |
64 | OtP21 Expedition | 791 | 2 | 2019-03-15 | - | |
61 | OtP22 Lindwurm | 810 | 2 | 2019-03-19 | - | |
54 | OtP23 Swords | 721 | 2 | 2019-03-24 | - | |
70 | 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい | 773 | 2 | 2019-04-01 | - | |
127 | OtP24 Charge | 792 | 2 | 2019-04-08 | - | |
120 | OtP25 Manque | 765 | 2 | 2019-04-21 | - | |
72 | OtP26 Lightning | 689 | 2 | 2019-05-03 | - | |
73 | OtP27 Blaze | 798 | 2 | 2019-05-22 | - | |
72 | OtP28 Prelude | 916 | 2 | 2019-09-29 | - | |
92 | OtP29 Phantom | 760 | 0 | 2021-01-02 | - | |
59 | OtP30 mare-Nectaris | 605 | 2 | 2023-01-22 | - | |
48 | OtP31 Enclosure | 416 | 1 | 2023-11-06 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
- 12/12 12:47 評価 8点 《合成獣融合》「毎ターンサルベージ出来る融合魔法。 融合自体に…
- 12/12 12:36 評価 9点 《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》「主に《御巫》や《ユベル》など…
- 12/12 12:16 評価 2点 《冥府の合わせ鏡》「蘇生罠という時点でキツいですが、その発動条…
- 12/12 10:38 評価 9点 《ヴィサス=アムリターラ》「万能カウンターの《伍世壊浄心》を構…
- 12/12 10:28 評価 10点 《コーンフィールド コアトル》「1枚初動の《ミラー ソードナイト…
- 12/12 09:30 評価 6点 《双頭竜キング・レックス》「汎用レベル6素材として使えるモンス…
- 12/12 08:50 SS 第34話:四面楚歌の会議
- 12/12 08:00 評価 6点 《カズーラの蟲惑魔》「プティカとは姉妹(?)説がある蟲惑魔。 …
- 12/12 07:16 評価 5点 《E・HERO ブラック・ネオス》「《E・HERO ネオス》と《…
- 12/12 06:25 評価 1点 《牛魔人》「ヤリあるならちっせぇ角攻撃するんじゃなくてそれ使え…
- 12/12 06:13 評価 1点 《コマンダー》「”漢”本田・魂のカード。「コマンドー」じゃないの…
- 12/12 06:02 評価 1点 《魔界植物》「このイラストでいちいち酸とか出さなくていいよ 魔…
- 12/12 05:58 評価 1点 《B・プラント》「実験の被害者なのに大失敗して生まれたばけもの…
- 12/12 05:49 評価 1点 《ホワイト・ホール》「ブラックホールメタ。一応ホール罠なんで蟲…
- 12/12 05:47 評価 1点 《墓場からの呼び声》「墓場からの呼び声なら「蘇生してくれー」っ…
- 12/12 05:41 評価 1点 《誕生の天使》「散々遊んだ後にこいつ出てくるんでしょ...ひどい …
- 12/11 23:41 ボケ 強奪の新規ボケ。ラグビー部のパス練習。
- 12/11 22:00 デッキ ジュラック2024
- 12/11 21:56 SS 23話 掲示板回Ⅱ
- 12/11 20:52 評価 10点 《ドラゴンメイド・チェイム》「魔法罠サーチャー。 自身を蘇生…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
……でも結局、ロロナは何がしたかったんですかねぇ………?
それにしても、神様が言った「考えなきゃ生きていけない」って言葉を聞くと、自分に刺さる感覚がしますね。自分は、何も考えず生きているので………正反対じゃん!!やばいゾ〜、これ。 (2016-05-17 06:18)
ゴーズとカイエン警戒しての低攻撃力モンスターからダイレクトアタックというのはよくあるパターンですよね。そのせいで相手のフィールドにカードがあっても低攻撃力のモンスターから攻撃してしまう癖があります(まあトラゴエディアというケースもあるのですが)
確率論は数学嫌いなのでスルーするとして(おい)
絶体絶命の遊希がシャイニングドローしたカードがまさかのsophia。あらゆる召喚方法を網羅するメタフィジカ相手だと容易に出せるカードですね。そんなsophiaでゲームエンドまでもっていくとのかと思いきや、sophiaがさらなる進化とはさらに予想外。しかしΩ様は縛りがあるものの、デミウルゴス様はその効果の割に召喚条件緩すぎるような気がするんですが!それでいてあらゆるカードの効果に介入されない1体除外って!(涙
効果はチートじみていますが、終末を望むロロナに対してその終末を超えていく、という意志を秘めた最後の攻撃はとてもカッコよかったです。 (2016-05-17 12:28)
ドクダミ2号さん
無事勝ってくれました。ここで負けて闇墜ちした遊貴を美夏が助けるユウジョウエンドでも盛り上がる気もするのですが、(面倒くさいので)一期から主人公交代は笑えないので没になりました。
ロロナが何をしたかったかは、次回多分わかると思います。
>「考えなきゃ生きていけない」
遊貴は勉強は出来るけどバカな子だから、色んな事考えちゃうんですよ。考えなくても何かが出来る、というのはそれもまたスキルの一つだと思いますよ。
光芒さん
>琉枝さんにママンが語り掛けたのに対して遊貴にはパパンが語り掛ける。お父さんはレーサーだったのでしょうか?
美夏が(多分)語ってくれます。そのための美夏回。
>ゴーズとカイエン警戒しての低攻撃力モンスターからダイレクトアタックというのはよくあるパターンですよね。
採用率がかなり低下した今でも影響を与えるのですから、ゴーズは本当に遊戯王を変えたと言って過言ではないカードですよね。今はゴーズ一体で逆転される方が珍しいですけど。
>Ω様は縛りがあるものの、デミウルゴス様はその効果の割に召喚条件緩すぎるような気がするんですが!
よく考えると、遊貴のデッキだととんでもなく面倒なんですよ。これがまた。
【メタフィジカ】→非チューナー側が星6のみ、チューナーは星2なのでどうあがいても11にならない
【カラクリ幻獣機】→オライオン+幻獣機トークンx3
とんでもなく非現実的。
ダメみたいですね。ちょっと考えないと。公開してから調整するってL○rd of vermillionじゃないんだから。 (2016-05-17 13:21)
お返事遅れてしまい申し訳ありません。
確率論については……私現役じゃないし文系でしたので、正直本当にあっているのかどうかはわかりません。ですがとにかく、偶然というのは重なって不可思議な現象を引き起こすもの、という描写がしたかったのでこんな書き方になりました。第2部は雰囲気がちょっと変わりますが、もし良ければゆっくり読んでやって下さい。 (2017-03-14 18:06)