12　光の外へと　作：Ales

1st. turn
　TP：美夏

美夏　LP：8000　D：35　H：5　G：0　F：none
男　　LP：8000　D：35　H：5　G：0　F：none


　「レディー・ファーストだ。先攻は譲るぜ。」
　「そりゃどうも。じゃあまずは《儀式の下準備》を発動。デッキから儀式魔法１枚と、そのカードに書かれてる儀式モンスター１体を手札に加える。あたしが選択する儀式魔法は《聖占術の儀式》。こいつと《聖占術姫タロットレイ》を手札に加えるよ。」

　聖占術姫は、リバースモンスターの扱いに特化したカテゴリだ。リバースモンスターは効果こそ強力なものが多いものの、裏側表示から表側表示にしなければ効果を使用できない。その遅さが致命的な弱点となり、採用される事はほとんどない。

　「んー……モンスターをセット、カードを２枚伏せてターンエンド。」
　「え……？」

　手札に加えた儀式モンスターを召喚することなくターンを終えた美夏に、遊貴は違和感を憶えた。先攻１ターン目は、相手の妨害をほぼ気にすることなく展開できる貴重なターンだ。情報でアドバンテージが取れていない以上、展開しても問題ないはず。リリース用のモンスターが確保できていないのなら、【指名ハンデス】を警戒して《儀式の下準備》を後回しにすればいい。情報だけを与えて結局セットのみでは、妨害を無視できるというメリットに合わないように思える。



2nd. turn
　TP：男

男　　LP：8000　D：35　H：5　G：0　F：none

美夏　LP：8000　D：33　H：3　G：1
　F：《セットモンスター》
　　《セットカード》×２


　「俺のターン、ドロー。メインフェイズ、《召喚士のスキル》を発動。デッキから《クリフォート・ツール》を手札に加える。」
　「通すよ。」

　デュエルディスクから選び出されたカードを、男が抜き取った。

　「クリフォート……」

　ほぼ全てのモンスターがペンデュラムモンスターで構成されたテーマ、クリフォート。環境の変遷で埋もれてしまっているようにも見えるが、構築やプレイング、そして運次第ではなおも上位に食い込めるだけのパワーを持つ。彼が自身を強いと言ったのも、満更否定できたものではないだろう。

　「お、君もデュエルモンスターズをやるの？」

　つぶやきを聞いたのか、遊貴と共に観戦者となっていたもう片方の男が、声をかけてきた。無視していると、更に話しかけてくる。

　「お仲間さん、マズいんじゃないの？どんなデッキか知らないけど、クリフォートに勝てる構築とは思えないけど。」

　遊貴はまたも無視する。そんな事は、言われなくてもわかっている。初手のプレイングを見るに、美夏がまだ未熟であるという事も大体わかる。それだけに、パワーで劣るデッキで勝つのは困難だろう。

　「今手札に加えた《クリフォート・ツール》をセッティング。ツールのペンデュラム効果、800ライフポイント払って、デッキから「クリフォート」カード１枚をサーチする。」

男　LP：8000　→　7200

　「《クリフォート・アセンブラ》を手札に加えてセッティング。更に《揺れる眼差し》を発動。お互いのペンデュラムゾーンのカードを全て破壊し、破壊した枚数分の効果を適用する。２枚破壊したので500ダメージを与える効果とサーチ効果だな。《クリフォート・ツール》を手札に加える。」

美夏　LP：8000　→　7500

　「《クリフォート・ツール》をセッティングして効果発動。《クリフォート・エイリアス》を手札に加えてこいつもセッティングだ。」

男　LP：7200　→　6400

　「ペンデュラム召喚、行くぜ！《クリフォート・ツール》、《クリフォート・アセンブラ》！更にこの２体をリリース、《クリフォート・シェル》をアドバンス召喚。バトルフェイズに入るぜ。」
　「どうぞ。」

　攻撃力2800、２回攻撃の上貫通持ちだというのに、美夏の表情は一切変わらない。

　「《クリフォート・シェル》で《セットモンスター》を攻撃。アドバンス召喚したシェルは貫通効果を持つぜ。」
　「リバースしたコインノーマの効果、デッキからレベル３以上のリバースモンスター１体を裏側守備表示で特殊召喚できる。《禁忌の壺》を特殊召喚。」


　《クリフォート・シェル》　ATK：2800　DEF：1400　《占術姫コインノーマ》
　美夏　LP：7500　→　6100


　「ちっ……メイン２、カードを２枚伏せてターンエンドだ。」
　「えぇ……」

　男の行動に、遊貴は呆れた。ここは200のライフを惜しまずに攻撃すべきだ。コインノーマの効果を使用したターンは「占術姫」モンスター以外の効果を発動できないため、このターンでリバースされた《禁忌の壺》はその強力な効果を使用できない。

　「じゃあ、《ツインツイスター》発動。手札１枚捨てて、そのセットカード２枚を破壊。」
　「何！？」

　男のセットしたカードは《虚無空間》と《スキルドレイン》だった。どちらかひとつでも発動されれば美夏は窮地だっただろう。


3rd.Turn
　TP：美夏

美夏　LP：6100　D：33　H：2　G：3
　F：《セットモンスター》
　　《セットカード》

男　　LP：6400　D：30　H：1　G：4
　F：《クリフォート・シェル》
　　《クリフォート・ツール》《クリフォート・エイリアス》


　「あたしのターン、ドロー。メインフェイズ、《禁忌の壺》を反転召喚して効果発動、デッキから２枚ドローする。儀式魔法、《聖占術の儀式》を発動。手札の《シャドール・ドラゴン》と《シャドール・ビースト》をリリース、《聖占術姫タロットレイ》を儀式召喚。墓地に送られた２体の効果を発動。ビーストの効果で１枚ドロー、ドラゴンの効果で《クリフォート・ツール》を破壊する。」
　「なっ……！」

　《クリフォート・ツール》は効果こそ強力だが、強力であるが故に準制限カードに指定されている。しかしその２枚ともがエクストラデッキに送られてしまった以上、男はその効果を使用するのが困難になり、最大の動力を失った形になった。

　「バトルフェイズ、《聖占術姫タロットレイ》で《クリフォート・シェル》を攻撃。ダメージステップいい？」
　「あ？」
　「ダメージ計算前に、手札の《オネスト》の効果発動。モンスターの攻撃力を、戦闘を行うモンスターの攻撃力分アップする。」

　《聖占術姫タロットレイ》　ATK：2700　→　5500　　ATK：2800　《クリフォート・シェル》
　男　LP：6400　→　3300

　「ぐっ……！」
　「《禁忌の壺》でダイレクトアタック。」

《禁忌の壺》　ATK：2000
　男　LP：1300

　「メイン２、タロットレイの効果発動。《禁忌の壺》を裏側守備表示に変更してエンドフェイズに移行。エンドフェイズ時のタロットレイの効果、墓地から《シャドール・ビースト》を裏側守備表示で特殊召喚。これでターンエンド。」



4th.Turn
　TP：男

男　　LP：1300　D：30　H：1　G：4
　F：《クリフォート・エイリアス》

美夏　LP：6100　D：33　H：2　G：3
　F：《聖占術姫タロットレイ》《セットモンスター》×２
　　《セットカード》


　「くそっ……俺のターン、ドロー！《クリフォート・ゲノム》をセッティング！ペンデュラム召喚、《クリフォート・ツール》２体、《クリフォート・アセンブラ》、《クリフォート・シェル》！」
　「通すよ。」
　「ならバトルフェイズ…」
　「メインフェイズ終了時に、《聖占術姫タロットレイ》の効果発動。《禁忌の壺》を表側攻撃表示に変更。《禁忌の壺》の効果、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。」
　「な、なにぃ！？くそっ……このガキ……」

　その言葉を聞いた瞬間、美夏の表情が一気に変化した。真剣だった表情は白けきり、目はまるでゴミを見るようなそれへと色を変えていた。

　「何もないんならさっさとして。言った通り、あたしら急いでんの。」

　普段の彼女からは想像も付かない低い声で、怒気をはらんで呟かれた。

　「……ターン、エンド……」

　その声色と表情に驚いたのか、今まで自信に満ちていた男の声は小さかった。



5th.Turn
　TP：美夏

美夏　LP：6100　D：33　H：2　G：3
　F：《聖占術姫タロットレイ》《禁忌の壺》《セットモンスター》
　　《セットカード》

男　　LP：1300　D：29　H：1　G：4
　F：《クリフォート・エイリアス》《クリフォート・ゲノム》



　「あたしのターン、ドロー。そのままバトルフェイズ。《聖占術姫タロットレイ》でダイレクトアタック。じゃあ、もう二度と声かけんなよ。」


《聖占術姫タロットレイ》　ATK：2700
　男　LP：1300　→　0


Win：美夏



　遊貴が初めて見た美夏のデュエルは、彼女があっさりと勝利して終わった。

　「んじゃ、帰ろっか。」

　肩を落とした男に目もくれず、美夏はデュエルディスクをしまった鞄を肩に担いで遊貴に声をかけた。

　「ん……」

　常にそうであるように、短く返した遊貴もまた、男達の方には一瞥もくれずにその場を後にした。


　「やっぱダメだわ。ほんっとにダメ。」

　歩き出して暫く経ち、美夏がそう言って空を仰いだ。

　「ん？何が？」
　「色々とさ、ダメだって思ったんだよ。あんなんじゃあんたにゃ勝てない。」
　「私は……そういう学校に行ってるから……」
　「デュエルだけじゃなくて、何するにしてもだよ。勉強も、今日やったみたいなゲームも、遊貴の方が上手くできるし。あたしは遊貴に、何か返せてんのかなって。それでさっき、ちょっと強がって見せた。でも、遊貴だったらもっと上手くプレイできたんだろ？」

　どうだろう、といってはみたものの、実際に俯瞰している限りでは、美夏のプレイは決して上手とは言えなかった。

　「よっし、決めた！」

　気合いの一言と共に美夏は足を止め、遊貴に向き直った。

　「何を？」
　「次合う時には、もっと成長してみせる！遊貴に並べるぐらい、成長してやるから！」

　西日の影になってその表情まで読み取る事は出来なかったが、恐らくいつもと同じ、明るい笑顔がそこにあるだろう。

　「ふふ……待ってる。」
　「おう！「SummerSnow’’Second’’」、始動な！」

　そう言って笑うが、飛付いてくるところは相変わらずだ。





　－あの、『La+』さん？

　遊貴たちが帰途についた頃、琉枝は小休止を挟んで再度VDCβにアクセスしていた。が、上級者用の部屋に入ったきり何も動かない。しきりに飛んでくるデュエルの誘いも右から左の様子である。
　「部屋」というのは呼称であり、正確には街である。VDCβは３つの街で構成されていて、その通称が「部屋」である。遊貴たちがロロナと出会ったのが初心者用の部屋。主にレート2500を超えたプレイヤーが活動するのが中級者部屋。そしておおよそ2650以上のプレイヤーがしのぎを削るのが、この上級者部屋である。

　「んー……」
　－あの……
　「ん？ロロナ、どうしたの？」

　再度かけた声にようやく反応したが、それでも意識は明後日の方向にある。

　－いえ、こちらに来たきり、何もされないので。何か考え事ですか？
　「まあね。あんたの事でちょっと。」
　－私の？
　「あんたが何者なのか、『Snow』は何と戦ったのかをね。」
　－……結論は、出ましたか？
　「いや、あんたが声かけてくれてちょうど良かった。同じとこ堂々巡りしてたから。結局、今の状態じゃ情報不足だわ。」

　『La+』はようやく動き出すと、街をふらりと歩いて回った。やがていつかのように、狭い路地裏に入る。

　「ねえロロナ。あの転送装置にとっても既視感を憶えるのだけれど。」

　行き着いた先にあったオブジェクトに、『La+』はそんな感想を抱いた。

　－そうですね。調査しますか？
　「あんたがもうひとり居たらどうする？」

　そう言いながら、『La+』は転送プログラムを起動した。

　－私がもうひとり居たら、もう片方には『Snow』さんに付いてもらうように説得しますね。
　「記憶が共有されていたら？」
　－……随分、意地悪な質問ですね。

　ごめんなさい、と言って肩をすくめつつ、『La+』は周囲を見渡した。だがそこには何もない。暗い空間が広がっているだけだった。
　ちらりと後ろを振り返ると、一応転送装置だけが淡い光を放っている。

　「何もないわね……」

　『La+』はさっさと帰ろうと思い、転送プログラムを起動しようとした時、ロロナの声が響いた。

　－いえ、何か……来ます！
　「っ！」

　咄嗟にPCの電源を落とそうとした琉枝だったが、一足遅かったようだ。デュエルディスクが勝手に起動し、彼女の手は虚空へと伸ばされていた。

　「遅かったか……」
　－『La+』さん……
　「だいじょぶ。覚悟は出来てるよ。」

　正面に見据えた闇に、それを凝縮したかのようなデュエルディスクが浮かんでいた。

　「対戦相手はあれか……ロロナ、行くよ！」
　－はい！


　「デュエル！」



1st.Turn
　TP：La+

La+　LP：8000　D：35　H：5　G：0　F：none
？？？　LP：8000　D：35　H：5　G：0　F：none


　「先攻は私か……フィールド魔法、《レベル調整実験室》を発動。更に、《レベル変成》を発動、手札の《ホルスの黒炎竜　ＬＶ６》を捨てて２枚ドロー！」


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《レベル調整（ちょうせい）実験室（じっけんしつ）/LV-Tuning Lab.》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、自分は手札・デッキから「ＬＶ」モンスター以外特殊召喚できない。このカードの（２）（３）の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか発動できない。
（１）：フィールド上に「ＬＶ」モンスターが存在する場合、このカードはカードの効果を受けない。
（２）：デッキから「ＬＶ」モンスター１体を墓地に送る。そのモンスター及び同名モンスター以外の、同じレベルのモンスター１体を墓地から特殊召喚する。
（３）：手札または墓地の「ＬＶ」モンスター１体をデッキに戻してシャッフルする。その後、デッキから１枚ドローする。
（４）：自分のターン終了時、自分フィールド上の「ＬＶ」モンスターをリリースして発動できる。そのカードに記載されている「ＬＶ」モンスター１体を、そのカードによる特殊召喚扱いでデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンこの効果でリリースできない。


《レベル変成（へんせい）/LV-Changer》
通常魔法
「レベル変成」は１ターンに１度しか発動できない。
（１）：「ＬＶ」モンスター１体を捨てて発動する。デッキから２枚ドローする。

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　レベルモンスターは、特定の条件を満たしたターン終了時に進化する、強力なモンスター群だ。しかし高速化する環境にカードのコンセプト自体がついて行けず、サポートカードはおろかモンスターの方も生産が止まっている。

　「《レベル調整実験室》の効果、デッキから《星間戦闘機　ＬＶ６》を墓地に送り、墓地に送ったモンスターと同じレベルの《ホルスの黒炎竜　ＬＶ６》を墓地から特殊召喚する。」

　ホルスの黒炎竜は、レベルモンスター中随一の強力な効果を持っている。レベル４では何もないが、６になると魔法カードの効果を受けなくなり、８になると魔法カードの発動と効果を無効にしてしまう。しかもこれは任意なので、実質相手の魔法カードを封じるのと同じだ。このカードと罠の効果を封じる《王宮のお触れ》を採用した【お触れホルス】は有力なデッキのひとつに数えられた過去を持つ。

　「手札から《星間戦闘機　ＬＶ４》を召喚。効果でデッキから《隠密暗黒物質　ＬＶ１》を手札に加える。こいつは自分フィールド上に「ＬＶ」モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる。」


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《星間（せいかん）戦闘機（せんとうき）　ＬＶ４/Space warship LV4》
効果モンスター
星４/闇属性/機械族/攻１８００/守１２００
（１）：このカードの召喚・特殊召喚に成功したとき、デッキから「ＬＶ」モンスター１体を手札に加える。
（２）：このカードが戦闘を行ったターンのエンドフェイズ、このカードをリリースして発動する。手札・デッキ・墓地から「星間戦闘機　ＬＶ６」１体を特殊召喚する。

《隠密暗黒物質（ステルス・ダークマター）　ＬＶ１/Stealth Dark matter LV1》
チューナー・効果モンスター
星１/闇属性/魔法使い族/攻０/守０
このカードはカードの効果で破壊されず、攻撃対象に選択できない。
（１）：自分フィールド上に「ＬＶ」モンスターが存在する時に発動できる。手札からこのカードを特殊召喚する。
（３）：このカードがＳ召喚によって墓地に送られたターンのエンドフェイズ、手札・デッキから「隠密暗黒物質　ＬＶ３」１体を特殊召喚できる。

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　「レベル４の《星間戦闘機　ＬＶ４》にレベル１の《隠密暗黒物質　ＬＶ１》をチューニング。星光集いて栄光を映す。勝利へ導け！シンクロ召喚、《スターマイン・ウォリアー》！」

　戦闘機が闇に飲まれるように消えた先から、白い宇宙服を着た戦士が現れた。右手には光線銃、左手には爆導索を持ち、『La+』の前に立った。


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《スターマイン・ウォリアー/Starmine Warrior》
シンクロ・効果モンスター
星５/闇属性/戦士族/攻１４００/守２６００
チューナー+チューナー以外のモンスター１体以上
（１）：このモンスターのＳ召喚に成功した時、デッキから１枚ドローする。そのカードが「ＬＶ」モンスターだった場合墓地に送り、そのカードに記されているそのモンスターよりレベルの高いモンスター１体を手札・デッキ・墓地から召喚条件を無視して特殊召喚する。

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　「《スターマイン・ウォリアー》の効果、デッキから１枚ドロー！ドローしたカードは、っと……《冥界棲竜　ＬＶ４》！よって効果発動、墓地に送ってデッキから《冥界棲竜　ＬＶ６》を特殊召喚。《冥界棲竜　ＬＶ６》の効果発動、墓地の《隠密暗黒物質　ＬＶ１》を特殊召喚する。」

　全盛期の【ジャンクドッペル】の如くにデッキを回す琉枝。レート2800を最速で達成した運は、デッキが変わっても受け継がれているようだ。


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《冥界（めいかい）棲竜（せいりゅう）　ＬＶ４/Dragonecro LV4》
効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻１９００/守０
（１）：このカードの特殊召喚に成功したとき、墓地の「ＬＶ」モンスター１体を選択して発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
（２）：このカードが「冥界棲竜　ＬＶ２」の効果によって特殊召喚された場合、以下の効果を得る。
・このカードが戦闘によって破壊したモンスターの効果は無効化される。
（３）：このカードの特殊召喚に成功した次のターンのエンドフェイズ、このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「冥界棲竜　ＬＶ６」１体を特殊召喚する。


《冥界棲竜　ＬＶ６/Dragonecro LV6》
効果モンスター
星６/闇属性/ドラゴン族/攻２５００/守０
このモンスターは通常召喚できない。また、このカードの（１）（２）の効果はそれぞれ１ターンに１度しか発動できない。
（１）：墓地の「ＬＶ」モンスター１体を選択して発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
（２）：デッキから「ＬＶ」モンスター１体を墓地に送ることができる。
（３）：このカードが「冥界棲竜　ＬＶ４」の効果によって特殊召喚された場合、以下の効果を得る。
・このカードが戦闘によって破壊したモンスターの効果は無効化される。

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　「レベル６の《冥界棲竜　ＬＶ６》にレベル１の《隠密暗黒物質　ＬＶ１》をチューニング。瞳に映るは星光、眼前に映すは勝利の栄光！いくよ、ロロナ！シンクロ召喚、《星眼の魔術師》！」



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《？次回予告？》

琉枝　「あー！忘れてた！」
ロロナ　「あの、そろそろ……って、なんですかその目は！」


？？？　「…………」
遊貴　「…………」

征　「なんだこいつら」

次回、「’’Promise’’ with you.」
その龍、変幻自在。


追伸
（・3・）レイアウト編集していたらまた途切れてしまいました。大変失礼いたしました。