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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第116話:疾走の果てに

第116話:疾走の果てに 作:光芒




 真九郎にとってはこのターンがこのデュエル1番のターニングポイントになると感じていた。彼の切り札といえるそのカードはその時を今か今かと待ち構えているようだった。

「行くぞ! まず俺は“BF-残夜のクリス”を召喚!」


※BF-残夜のクリス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1900/守300
「BF-残夜のクリス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-残夜のクリス」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ、魔法・罠カードの効果では破壊されない。 


「黒い旋風の効果で俺はクリスの攻撃力以下のBF1体を手札に加える!」

 残夜のクリスの攻撃力は下級BFの中では最高クラスの1900。よってほとんどのBFをサーチすることができるため、黒い旋風とは取り分け相性のいいモンスターだ。

「俺が手札に加えるのは“BF-黒槍のブラスト”。そして自分フィールド上にBFが存在することにより手札からチューナーモンスター、“BF-突風のオロシ”を特殊召喚!」


※BF-突風のオロシ
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻400/守600
「BF-突風のオロシ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-突風のオロシ」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更する。


「同様に今手札に加えた黒槍のブラストも特殊召喚させてもらう!」


※BF-黒槍のブラスト
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守800
(1):自分フィールドに「BF-黒槍のブラスト」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。


 これで真九郎のフィールドには全て下級モンスターであるが、BFと名のついたモンスターが3体居並ぶこととなった。黒い旋風さえあればゼロからここまで展開できる、というところはBFという古豪テーマの強みでもある。

「では行くよ! 俺はレベル4のBF-黒槍のブラストに、レベル1のチューナーモンスター、BF-突風のオロシをチューニング! “黒き烈風よ、絆を紡ぐ追い風となれ!” シンクロ召喚! 飛び立て、“A BF-五月雨のソハヤ”!」


※A BF-五月雨のソハヤ
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻1500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-五月雨のソハヤ」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の「A BF」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズにこのカード以外の自分の墓地の「A BF-五月雨のソハヤ」1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。


「五月雨のソハヤもチドリと同じA BF! よってBFをシンクロ素材としてシンクロ召喚に成功したこのカードはチューナーモンスター、として扱う! そしてシンクロ召喚に成功した五月雨のソハヤの効果を発動! 墓地のA BFモンスター1体を特殊召喚する! 蘇れ、A BF-涙雨のチドリ!!」

 ソハヤの効果によって墓地に存在する唯一のA BF-涙雨のチドリが特殊召喚される。ソハヤの効果で蘇生されたために効果が無効化される、などというデメリットが無いためチドリの効果は有効であり、墓地のBFが増えたことでチドリの攻撃力は前にも増して上昇する。

A BF-涙雨のチドリ ATK2600→5600

「攻撃力……5600」
(これでFA・フォトン・ドラゴンの攻撃力を3度上回った。モンスターの総攻撃が決まれば俺の勝ち……だけど)

 真九郎の中には遊希のフィールドのセットカードが何か、という疑念があった。前のターンはセットカードが銀河再誕と決めつけてしまったが故にFA・フォトン・ドラゴンによる手痛い反撃を受ける形となってしまった。
 ソハヤやチドリの特殊召喚に反応しなかったため神の宣告のようなカウンター罠、激流葬や奈落の落とし穴といった召喚反応の罠ではないことはわかる。そうなると残された可能性は“聖なるバリア-ミラー・フォース”のような攻撃反応のカードである。
 もしそのセットカードが予想通りミラー・フォースのようなカードであれば、真九郎のフィールドのモンスターは1ターンに1度だけ魔法・罠の効果で破壊されないクリス以外は破壊されてしまう。そうなれば反撃の芽が今度こそ完全に断たれてしまう恐れがあった。

(……チドリは攻撃力こそ高いけど、前のような効果破壊には無力。やはりここはこのカードしかない!)
「A BFはBFを素材に“シンクロ召喚”されなければチューナーとしては扱われない。よって墓地から直接特殊召喚されたチドリはチューナーモンスター扱いにはならない」
「……それがどうかしたんですか?」
「天都さん、君に見せてあげるよ。レベル12のシンクロモンスターをね!」

 レベル12のシンクロモンスター、というものは遊希は直接見たことは無いのだが、シンクロモンスター2体とシンクロモンスターのチューナーモンスターを素材にシンクロ召喚ができる“TG-ハルバード・キャノン”というモンスターが存在することは知っていた。しかし、それ以外のレベル12のシンクロモンスターを遊希は知らない。

「俺はレベル7のA BF-涙雨のチドリに、レベル5のチューナーモンスター、五月雨のソハヤをチューニング!! “漆黒の翼よ、天空に轟く雷の力をその剣に宿し鮮烈に舞い踊れ!!” シンクロ召喚! 全てを切り裂け!! “A BF-神立のオニマル”!!」


※A BF-神立のオニマル
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/鳥獣族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-神立のオニマル」の(3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードは効果では破壊されない。
(3):自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。このカードのレベルはそのモンスターと同じになる。
(4):Sモンスターのみを素材としてS召喚したこのカードが攻撃する場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は3000アップする。


「レベル12のシンクロモンスター……ですが、攻撃力はチドリより下がっています! その攻撃力だと仮に手札にカルートがあったとしてもFA・フォトン・ドラゴンには届きません!」
「A BF-神立のオニマルには4つの効果がある。他のA BF同様にBFを素材としたこのモンスターはチューナーとして扱う効果、カードの効果では破壊されないという効果、墓地のBFのレベルをコピーする効果。そして4つ目の効果……バトル! A BF-神立のオニマルでギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴンを攻撃!!」

 迸る雷を纏いながらオニマルがFA・フォトン・ドラゴンへと斬りかかった。当然攻撃力はFA・フォトン・ドラゴンが大きく上回っており、このままならばオニマルが返り討ちに遭うだけの無意味な攻撃である。

A BF-神立のオニマル ATK3000 VS ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン ATK4800

―――遊希、あのモンスター。何かあるぞ!
(自爆……いや、違う!!)
「神立のオニマルの4つ目の効果! シンクロモンスターのみを素材としてシンクロ召喚したこのカードが攻撃する場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は3000ポイントアップする!!」
「なっ……!?」

A BF-神立のオニマル ATK3000→6000

「叩き切れ! “サンダーボルトフラップ”!!」

 オニマルは雷撃が込められた大太刀を勢いよく振り抜いた。その刃が3度FA・フォトン・ドラゴンの身体をその鎧ごと断ち切ったのだ。

A BF-神立のオニマル ATK6000 VS ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン ATK4800

遊希 LP3700→2500

「きゃあああっ!!」

 FA・フォトン・ドラゴンを圧倒的な力で切り裂いたオニマルの力によって、ソリッドビジョンながら激しい雷撃が発生し、それが遊希にも襲い掛かった。身体を引き裂くような電撃をその身に受けた遊希はドラグーンのハンドルに強く頭をぶつけると、そのまま動かなくなってしまった。この衝撃で気を失ってしまったのである。

―――遊希? 遊希!? しっかりしろ、おい!!
「残夜のクリスでダイレクトアタック!!」

BF-残夜のクリス ATK1900

遊希 LP2500→600

「……」
(よし、これで……天都さん? リアクションが無い……まさか)

 ライフを逆転したことで遊希を追い抜いた真九郎はダメージを受けた遊希に反応が無いことを疑問に思い後ろを振り返ると遊希が気を失っていることに気付いた。自動運転であるため事故の心配は限りなく低いものの、このままデュエルを続けさせれば遊希の身体にどんな後遺症が残るかわからない。

「まずい……レフェリー!」

 真九郎は声を上げ、手を振ってレフェリーにデュエル中断の合図を送ろうとする。しかし、不幸にもその声は観客の声援にかき消されてしまい、レフェリーおよび運営スタッフに届くことは無かった。
 遊希を助けようとした真九郎の行動は彼を応援するファンに手を振ったものと勘違いされてしまい、それによってさらに会場からの声援が湧き上がる。世界初のライディングデュエルということもあって、Dホイールを駆るデュエリストの異変を伝えるための機能が実装されていないという不具合も露呈する形となってしまったのだ。そんな中、遊希の異変に気付いた人間がただ1人だけ観客席にいた。

「ねえ、遊希の様子おかしくない……?」

 観客席の最前席にいた綾香である。綾香たちは最初は遊希のことを心配しつつも、売店で買ったドリンクや軽食を片手につまみながらデュエルを見届けようと思っていた。しかし、いざ蓋を開けてみれば爆音を発しながら駆け巡る2台のDホイールに、それを駆る遊希と真九郎の激しいデュエルに圧倒され、じっと無言でそのデュエルの行く末を見守ることしかできなかったのだ。

「……なんか臥せってるように見えるんだけど」
「……運転席にもたれかかっています! まさか……」
「っ……」

 綾香はすっと立ち上がる。そして深く息を吸い込んだ。


「遊希、しっかりしなさい!! あんた……こんなところで負けないでよっ!!」


 声援にかき消されないように、吸い込んだ息を全て吐き切るかのように遊希に綾香は喝を入れる。16年の人生でこんな声を出しただろうか、というレベルの大声を出した綾香であったが、この会場数万人の声をたった1人の声で凌駕などできるはずもなかった。しかし、大事なのは声量ではない。その人を想う気持ちである。

「―――っ!! あ、あれ私……」

 誰に呼ばれたのかはわからない。しかし、誰かわからないその声が彼女を目覚めさせた。

―――遊希! 気が付いたか……
(光子竜……って私のライフなんでこんな減ってるのよ!)
―――残夜のクリスのダイレクトアタックを受けたんだ。
(っ……このリバースカードを発動できたら、ダイレクトアタックを受けずに済んだのに)

 そんな中、悔しがっている遊希の横に先を走っていた真九郎が減速し、並走する形となった。

「天都さん、大丈夫かい?」
「黒田さん……な、なんとか」
「そうか。デュエルは続けられるかい?」
「……一度始めたデュエルは、ライフが0になるまで投げ出すつもりはありません」
「その言葉を聞いて安心したよ、俺はこれでターンエンド!」

 そう言って真九郎は加速して遊希の先を行く。彼の背中が少しずつ遠くなるのを感じた遊希はドラグーンのアクセルをさらに踏み込んではしっかりと食らいついていった。


真九郎 LP1900 手札2枚 SC:5
デッキ:24 モンスター:2(A BF-神立のオニマル、BF-残夜のクリス)魔法・罠:2(黒い旋風、リビングデッドの呼び声)墓地:15 除外:3
遊希 LP600 手札2枚 SC:5
デッキ:28 モンスター:0 魔法・罠:1 墓地:13 除外:1



「我々が見届けるデュエルの歴史を変えるデュエル! 何という、何という激戦になっているのか! まだわずか9ターンしか経過していないということを忘れてしまいそうなデュエルだ!!」

 実況のアナウンサーがマイク越しに絶叫する。彼のその名調子が会場中に響き渡り、嫌が応にも会場のボルテージは上がり続ける。そんな観客席においてデュエルを見守る綾香たちにできることはただ祈ることだけだった。サーキットという戦場をDホイールという騎馬を駆る戦士である遊希。観客席から祈ることしかできない綾香たちの思いはそんな彼女に届いているのか。それは誰にもわからない。

「まさに命を燃やし! 体内熱き血駆け巡り! デュエリストの魂が燃え上がる! 黒田 真九郎と天都 遊希、2人のデュエルとなりました!!」



☆TURN10


「私のターン……ドロー!!」

 前のターンは真九郎にとってのターニングポイント。それならばこのターンは遊希にとってのターニングポイントであると言えた。

真九郎 SC:5→6
遊希 SC:5→6

「私はスピードカウンターを4つ取り除いて効果を発動!」

遊希 SC:6→2

「デッキから1枚ドロー!!」

 貯まったスピードカウンターを惜しげなく使う遊希。スピードカウンターの効果はドロー以外にもあるのだが、彼女はもうこれ以降スピード・ワールドの効果を発動することはないと確信した。

「……私のフィールドにモンスターが存在しない時、このカードは手札から特殊召喚できます! 現れよ、銀河悪魔!!」

 銀河悪魔が自身の効果で特殊召喚されたことにより、遊希はデッキからギャラクシーモンスターである銀河騎士を手札に加える。そして銀河悪魔の効果を発動させると、手札の銀河新星を墓地に送り、銀河悪魔のレベルを8に上昇させた。

銀河悪魔 レベル4→8

「そして手札から墓地に送られた銀河新星の効果で私はデッキからギャラクシーと名のついた魔法カード、銀河遠征を手札に加えます!」
「2枚のドローからここまでデッキを回転させるか……流石だね」
「ありがとうございます。ですが、まだ終わりません! 私は墓地の銀河の冥府竜の効果を発動! 墓地のギャラクシーモンスター、銀河の戦乙女と銀河眼の雲篭をゲームから除外し、このカードを墓地から特殊召喚します!!」

 銀河の冥府竜が墓地から蘇ったことで、遊希のフィールドにはレベル8のモンスターが2体並ぶことになった。しかし、遊希のモンスター展開はこの程度では終わらない。

「自分フィールド上にレベル5以上のギャラクシーモンスターが存在することにより、手札から魔法カード、銀河遠征を発動! デッキから2体目の銀河の冥府竜を守備表示で特殊召喚! さらに自分フィールドにギャラクシーモンスターが存在する時、銀河騎士はリリースなしで通常召喚できます!」

 2体目の銀河の冥府竜と銀河騎士。これで遊希のフィールドにはレベル8のモンスターが計4体。

「そして……銀河騎士が妥協召喚に成功した時、墓地の銀河眼の光子竜を守備表示で特殊召喚できます! 蘇れ、そして輝け! 銀河眼の光子竜!!」

 最後に騎士の効果で光子竜が蘇り、これでターンの開始時にはがら空きだった遊希のフィールドは5体のレベル8モンスターで埋め尽くされることとなった。5体のギャラクシーモンスターたちはスタジアムの照明に負けないほど蒼く鮮やかな光をなっており、その様はとても壮観なものとなっていた。

「まさか……ここまで動くとは……」
「あなたが神立のオニマルという切り札を出したなら。私もデュエリストとしてそれに応えます!! 私は―――レベル8の銀河眼の光子竜、銀河悪魔、守備表示の銀河の冥府竜の3体でオーバーレイ!!」

 光子竜の咆哮と共に3体のモンスターが天空高く舞い上がる。ギャラクシーモンスターたち3つの命が合わさり1つとなり、生まれるのは銀河を超越する新たなるドラゴン。遊希の左腕には巨大な槍のようなものが現れ、彼女はそれを天空へと投げ放った。
 そのモンスターの召喚に呼応するかの如く、ドラグーンの回転数は増していき、白いボディは遊希と共に真紅の輝きに包まれる。ドラグーンと一体化していた遊希はまさに天を翔ける竜と化していた。


「“逆巻く銀河よ。今こそ怒涛の光となりて、その姿を現しなさい!!” 降臨せよ―――我が魂!! 超銀河眼の光子龍!!」


 他のギャラクシーとは異なる真紅の光を放つそのドラゴンが天地を揺るがす雄叫びをあげた。超銀河眼を見た千夏と詩織は驚きの声を上げる。2人はこのモンスターを見るのは初めてだったからだ。

「な、なに、あのモンスター!?」
「遊希さん、あんなカードを持っていたんですか……?」
「超銀河眼……私を助けてくれたカードよ」

 綾香は操られていた当初の記憶はほとんど残っていなかった。しかし、そんな中唯一残っているのがこの超銀河眼の光子龍の存在である。この超銀河眼の光子龍は遊希の銀河眼の光子竜が進化を遂げた姿であり、今の遊希が持つモンスターの中で最も強い力を感じさせるカードだ。その力の強さは精霊を見ることのできない真九郎も身体にビリビリと感じるほどである。彼の人間としての、デュエリストとしての本能がこのカードの力を感じ取っていた。

「銀河眼の光子竜をエクシーズ素材にした超銀河眼の光子龍の効果! このカード以外のフィールドに表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にします!! “フォトン・ハウリング”!!」

 超銀河眼の劈くような咆哮により、自身以外の全てのカードの効果が無効化された。オニマルの自己強化効果はもちろん、永続魔法である黒い旋風の効果も封じられる。

「っ……だが、無効にしたところで……」
「無効にしたのはあなたのカードの効果だけじゃありません。私のフィールドのカードの効果もです!」

 超銀河眼の効果は真九郎のフィールドに存在する全てのカードはもちろんのこと、遊希のフィールドに存在するカードの効果にもその影響は及ぶ。そのため、ターン終了時まで下がっていた銀河騎士の攻撃力も元の2800に戻るのだ。

「なんだと……ははっ、やはり届かなかったか。でも、記念すべき最初のデュエルでこんなデュエルができたなら……俺は満足だよ!」
「黒田さん……はい、私もです! バトル、まずは銀河騎士でBF-残夜のクリスを攻撃!!」

銀河騎士 ATK2800 VS BF-残夜のクリス ATK1900

真九郎 LP1900→1000

「くっ……!!」
「これで最後です!! 超銀河眼の光子龍でA BF-神立のオニマルを攻撃!! “アルティメット・フォトン・ストリーム”!!」

超銀河眼の光子龍 ATK4500 VS A BF-神立のオニマル ATK3000

 超銀河眼の攻撃を受けたオニマルは自身の持つ得物と雷の力でそれを相殺しようとするが、あまりにも力が違い過ぎた。光の中に砕けた刀と共にオニマルは消えていった。

真九郎 LP1000→0

 ライフが0になり、真九郎のDホイールのデュエルモードが解除される。超スピードから急激にスピードが下がるため、クラッシュの危険性もあったが、そこは彼の持ち前のドライビングテクニックでそれを防いだ。
 そんな彼の脇を遊希とドラグーンは轟音を上げて駆け抜けた。この瞬間、改めてこのデュエルの勝者の名が会場中に響き渡った。


「デュエル決着!! 勝者は―――天都 遊希!!」


 世界初のライディングデュエルが終わりの時を迎えた。デュエルが終わり、ドラグーンを止めた遊希は勢いよく飛び降りると、ヘルメットを取って歓声に応えて手を振る。何処かぎこちない笑顔の彼女はドラグーンから降りると、周囲をきょろきょろと見回していた。
 
「遊希ー!!」

 何処かから探し人の声がした。遊希は声のした方を向いて、その探し人を見つけると、その方向に満面の笑みを浮かべながらVサインを送るのであった。






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ター坊
オニマルのほうだったかぁ(ドラゴンと思ってた)!
途中で気絶したりハプニングはありましたが、エース対決は見事遊希が勝ちました!水着編からこんなデュエルを想像してなかったのでとても楽しめました。 (2016-05-12 07:15)
クトゥルフ大好きな人
まさか走行中に気を失うとは:(´◦ω◦`):オートパイロット様々ですわ
あ、でも元キングなら転倒してたな(確信)

A BFってこんなに厄介だったとは(´・ω・`)ゲイルも無制限になった今はほんと恐怖の対象ですわ (2016-05-12 17:22)
白金 将
やはり君だったか……
決めてが超銀河眼の光子龍っていうのもいいですねぇ!
主人公のデュエルと言う物はやっぱり見ごたえが大事なんだと思いました(`・ω・´)
そして笑顔でVサインをする遊希ちゃんがかわいくてガンd(ゴヨウ「続きはムショで聞こうねー(ウワァァ (2016-05-12 19:04)
名無しのゴーレム
鬼畜な究極隼を一刀両断してみせたオニマルも超銀河眼には及ばなかったか……まあ相性の問題もあるのは分かってるんですが。
他の効果も強力とは言え、やっぱりドロー効果が便利過ぎた結果仕事できなかった二つの効果。彼らが本編で輝くことはあるのか……? でもあまりライディングデュエルしたらもうそれただの5Dsな気も(ry (2016-05-12 23:08)
光芒
>ター坊さん
ブラックフェザー・ドラゴンは一応シグナー竜なのでプロとしての実績がまだ無い真九郎に持たせるカードではないですし……というかあそこでBF竜出してもFA・フォトンに勝てる要素が(ry
水着編がかなりカオスだったので、上手く締めれて良かったとは思っています。ただ次話が水着編はおろか過去最高クラスのカオスになるので気を付けて下さいね(ニッコリ

>クトゥルフ大好きな人さん
あれだけ激しいライディングデュエルですから、絶対デュエル中にどっかぶつけて失神する人いると思うんですよね……オートパイロットシステムが無かったどうなっていたことか。元キングは……あれも芸のうちですから。
BFはいつの時代も厄介ですからね。環境次第ではいつでも上がってこれると思いますよ。

>白金 将さん
FA・フォトンがエースならば超銀河はまだに切り札といった感じのモンスターですね現状。このような立ち位置のモンスターを上手く使い分けていけばデュエルにメリハリが付くと思います。ドラマチックな展開も作りやすいですし。

遊希の笑顔Vサインは是非挿絵として描きたいくらいですが、案の定画力が無いので断念。
よくスマホの広告にあるソシャゲ「オルタンシア・サーガ」のキャラで【救世の笑顔】マリーのイラストみたいな笑顔と思えば想像しやすいのでググってみてください(ステマ

>名無しのゴーレムさん
アニメでの究極隼を一刀両断するシーンはカッコよかったですね。実際究極隼とオニマルでは出しやすさに差がありすぎてきついのですが……
残念ながらこの小説においてライディングデュエルはこれでおしまいという現実。けっこう描くの難しいんですよね。普通のデュエルに比べて疾走感を描写しなければいけないわけですから……もしこの小説完結後になんか書ければそこに盛り込みたいですが;


予告していた通り、番外編は残り2話で終了です。
ただその残り2話が史上最強クラスにカオスな話となるのでご注意を。キャラ崩壊ってレベルじゃないです。あと百合の花が咲き乱れます。

さーて、次回の「銀河竜を駆る少女」は?

第118話:遊希、暴走。
第119話:遊希、夏風邪をひく。

の2本を予定しています。じゃーんけんぽいっ。うふふふ。


(2016-05-13 11:03)
tres(トレス)
世界初のライディングデュエルはレーサーではなく元プロデュエリストが先着しました。軽量級モンスターを展開させてシンクロに繋げる真九郎と重量級多めでエクシーズでドカンの遊希の対比が面白かったです。とても5Dsな雰囲気のデュエルでした。
ところで真九郎の元ネタはやっぱりアイドルからレーサーに転身したあの…何でもないです。 (2019-04-05 00:36)
光芒
tresさん
ライディングデュエルとだけあって、スピードワールドおよびカウンターを登場させたりと色々と実験的なデュエルでしたね。今思うともっとスピードカウンターを活かせるようにしてあげたかったと思います。

>ところで真九郎の元ネタはやっぱりアイドルからレーサーに転身したあの…何でもないです。
イメージされている人物で問題ないと思います。グループアイドルを抜けてレーサーという経歴は幼心に色々と衝撃的でした。なお所属していたグループがあんな形で終わるとは当時は思っていませんでした。 (2019-04-05 11:28)

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116 第44話:最後の最後まで 1618 4 2015-11-17 -
104 第45話:シンクロVSエクシーズ! 1563 3 2015-11-20 -
93 第46話:娘たちの意地 1451 3 2015-11-25 -
105 第47話:乗り越えるべき存在 1394 3 2015-11-28 -
116 第48話:不格好な絆 1571 3 2015-12-01 -
137 第49話:束の間の休息 1622 2 2015-12-05 -
111 第50話:誇りを賭けた戦い 1511 5 2015-12-08 -
37 第51話:昔からの相棒 1422 3 2015-12-11 -
115 第52話:超戦士降臨 1566 4 2015-12-15 -
63 第53話:綾瀬の正体 1513 2 2015-12-19 -
50 第54話:精霊と精霊 1342 4 2015-12-22 -
71 第55話:真剣勝負 1307 2 2015-12-25 -
41 第56話:反攻の遊希 1257 2 2015-12-27 -
106 第57話:満身創痍のふたり 1348 3 2015-12-30 -
123 第58話:幻惑、水の銀河眼 1583 3 2016-01-04 -
102 第59話:未知の敵 1577 4 2016-01-07 -
70 第60話:猛攻! スピードロイド 1466 2 2016-01-10 -
94 第61話:親友 1470 5 2016-01-12 -
65 第62話:死闘の果てに 1510 6 2016-01-15 -
87 第63話:二人の少女、そしてライバル 1427 2 2016-01-18 -
50 第64話:激突! 青眼VS真紅眼! 1406 3 2016-01-21 -
107 第65話:光の導き 1316 2 2016-01-24 -
104 第66話:立ち上がる時 1355 4 2016-01-27 -
86 第67話:不滅の戦士! 幻影騎士団 1414 2 2016-01-30 -
121 第68話:不可解なこと 1462 2 2016-02-02 -
77 第69話:千夏との誓い 1300 3 2016-02-05 -
70 第70話:あの日、あの時 1374 4 2016-02-08 -
123 第71話:黒幕との接触 1568 3 2016-02-10 -
138 第72話:決別の時 1653 3 2016-02-12 -
101 第73話:思いを一つに 1380 3 2016-02-15 -
98 第74話:邪なる同調 1459 2 2016-02-17 -
43 第75話:精霊の奇跡 1382 4 2016-02-19 -
108 第76話:星天の再会 1384 2 2016-02-22 -
111 第77話:ペンデュラムの脅威! 1433 4 2016-02-24 -
118 第78話:渾身のドロー 1629 2 2016-02-26 -
99 1万アクセス突破記念企画開催! 1843 0 2016-02-26 -
50 第79話:覇王黒竜の目覚め 1392 4 2016-02-28 -
43 第80話:進化する銀河龍 1478 2 2016-03-01 -
130 第81話:変わらぬ友情 1455 7 2016-03-03 -
106 第82話:集う決闘者 1688 6 2016-03-04 -
131 第83話:小さくたって決闘者 1703 7 2016-03-05 -
96 第84話:決意を秘めた決闘者 1427 9 2016-03-07 -
73 第85話:歩み始めた決闘者 1516 13 2016-03-08 -
114 第86話:真意を告げた決闘者 1571 7 2016-03-09 -
102 第87話:ポンコツ揃いな決闘者 1595 7 2016-03-10 -
61 第88話:とにかく可愛い決闘者・1 1498 10 2016-03-11 -
91 第89話:とにかく可愛い決闘者・2 1535 8 2016-03-13 -
89 第90話:五人五色な決闘者 1436 6 2016-03-14 -
125 遊希たちが4月改訂を語るようです 1469 8 2016-03-16 -
70 第91話:夕刻迎えし決闘者 1371 6 2016-03-16 -
87 第92話:解き放たれた決闘者 1612 6 2016-03-18 -
70 第93話:秘密を打ち明けた決闘者 1735 7 2016-03-20 -
64 第94話:一計案じる決闘者 1256 8 2016-03-22 -
75 第95話:絆深める決闘者 1437 10 2016-03-23 -
73 第96話:矛を交える決闘者・1 1386 9 2016-03-25 -
114 第97話:矛を交える決闘者・2 1311 6 2016-03-27 -
110 第98話:矛を交える決闘者・3 1408 7 2016-03-29 -
70 第99話:矛を交える決闘者・4 1391 7 2016-03-31 -
83 第100話:熱戦の決闘者・1 1366 6 2016-04-02 -
118 第101話:熱戦の決闘者・2 1408 10 2016-04-05 -
77 第102話:熱戦の決闘者・3 1421 11 2016-04-07 -
70 第103話:熱戦の決闘者・4 1376 6 2016-04-09 -
102 第104話:熱戦の決闘者・5 1503 6 2016-04-11 -
94 第105話:熱戦の決闘者・6 1442 6 2016-04-13 -
58 第106話:決戦に臨む決闘者・1 1375 6 2016-04-15 -
117 第107話:決戦に臨む決闘者・2 1446 11 2016-04-18 -
74 第108話:別れの時を迎える決闘者 1444 10 2016-04-20 -
66 番外編前編について遊希たちが語るようです 1471 6 2016-04-21 -
96 第109話:2通の手紙 1555 11 2016-04-23 -
92 第110話:青き眼のアトラクション 1477 6 2016-04-25 -
121 第111話:新時代のデュエル 1427 6 2016-04-27 -
80 第112話:ドラグーン 1342 6 2016-05-01 -
104 第113話:アクセラレーション! 1420 7 2016-05-03 -
105 第114話:熱気溢れしサーキット 1233 6 2016-05-06 -
128 第115話:新たなるブラックフェザー 1291 5 2016-05-10 -
128 第116話:疾走の果てに 1494 7 2016-05-12 -
48 第117話:ノンストップ・ガールズ 1521 6 2016-05-14 -
67 第118話:夏の終わり 1444 9 2016-05-16 -
111 第119話:謎の美少女 1497 4 2016-05-19 -
80 第120話:真・究極 1366 8 2016-05-21 -
54 第121話:遊希の動揺、遊望の微笑 1325 4 2016-05-23 -
58 第122話:聖夜の悲劇 1289 6 2016-05-25 -
51 30000アクセス記念企画を少々。 1214 5 2016-05-27 -
74 第123話:姉として 1333 3 2016-05-29 -
65 第124話:対峙する竜と龍 1373 3 2016-06-01 -
54 第125話:顕現せし遊望の精霊 1408 5 2016-06-03 -
57 第126話:No.(ナンバーズ) 1430 4 2016-06-06 -
101 第127話:届かぬ言葉 1407 7 2016-06-08 -
69 30000アクセス記念企画 1613 4 2016-06-10 -
60 第128話:白紙のカード 1345 6 2016-06-14 -
116 第129話:青空の下で 1239 3 2016-06-17 -
124 第130話:白いドラゴンとの邂逅 1503 4 2016-06-20 -
66 第131話:試練のデュエル 1342 4 2016-06-23 -
60 第132話:第四の精霊 1264 5 2016-06-26 -
106 第133話:舞い降りる閃珖竜 1394 4 2016-06-29 -
62 第134話:親友に託された力 1259 3 2016-07-02 -
96 第135話:涙の誓い 1318 4 2016-07-06 -
96 第136話:次元転送装置 1275 3 2016-07-09 -
91 第137話:新たなる竜星 1430 5 2016-07-12 -
54 第138話:綾香の忘れたもの 1255 4 2016-07-15 -
131 第139話:決闘者たちの選択 1225 5 2016-07-19 -
99 第140話:2人の真意 1282 7 2016-07-24 -
63 第141話:精霊界への旅立ち 1316 4 2016-07-28 -
59 第142話:黒き魔術師と弟子 1260 3 2016-08-02 -
116 第143話:七星将軍の襲撃 1320 3 2016-08-05 -
87 精霊界 登場キャラクター(9/14更新) 1340 0 2016-08-07 -
65 第144話:英雄と炎拳・1 1238 5 2016-08-10 -
70 第145話:英雄と炎拳・2 1209 4 2016-08-14 -
62 第146話:騎士王の覚醒 1217 6 2016-08-17 -
74 第147話:竜姫神と岩の合成獣・1 1291 3 2016-08-21 -
70 第148話:竜姫神と岩の合成獣・2 1257 2 2016-08-23 -
46 第149話:過去への鎮魂歌 1304 7 2016-08-26 -
86 50000アクセス記念企画~短編集・1~ 1327 3 2016-08-28 -
82 第150話:機械の身体に宿る心 1136 0 2016-08-31 -
52 第151話:空を超えて 1107 0 2016-09-03 -
113 第152話:竜と機械の大会戦 1187 0 2016-09-08 -
55 第153話:竜領域のナンバーズ 1209 0 2016-09-13 -
78 50000アクセス記念企画~短編集・2~ 1459 7 2016-09-17 -
102 遊希たちが10月改訂を語るようです 1285 4 2016-09-19 -
78 第154話:望まぬ戦い 1168 2 2016-09-23 -
65 第155話:正しさと過ち 1152 4 2016-09-27 -
55 第156話:少女の決意 1260 2 2016-10-01 -
116 第157話:遊希に起きた異変 1345 4 2016-10-05 -
110 第158話:未知なるデッキ 玻星光 1290 3 2016-10-08 -
111 第159話:玻璃の如く純粋に 1289 2 2016-10-12 -
107 第160話:限界を超えて 1256 3 2016-10-15 -
128 第161話:決戦 1263 3 2016-10-18 -
96 第162話:精神の成長 1234 2 2016-10-21 -
46 第163話:聖なる珖放つ神の竜 1268 4 2016-10-24 -
40 第164話:絆が紡いだ道 1362 6 2016-10-27 -
66 第165話:戦いの終わり 1323 4 2016-10-30 -
58 番外編 Trick or Treat 1198 5 2016-10-31 -
108 第166話:終わりの始まり 1396 9 2016-11-04 -
106 第167話:最期のワガママ 1441 4 2016-11-07 -
117 第168話:声なき再会の誓い 1311 4 2016-11-10 -
89 番外編:11月11日 1201 5 2016-11-11 -
70 第169話:七皇激突 1150 3 2016-11-15 -
48 第170話:怒りに生まれし竜 1122 3 2016-11-17 -
129 第171話:紅き新星竜 1423 5 2016-11-19 -
77 第172話:未来を賭けた戦い・1 1316 4 2016-11-22 -
116 第173話:未来を賭けた戦い・2 1225 3 2016-11-24 -
125 第174話:未来を賭けた戦い・3 1219 4 2016-11-28 -
133 第175話:神の目覚め(修正済) 1228 5 2016-11-30 -
147 第176話:ゴッド・ナンバーズ 1575 5 2016-12-02 -
99 第177話:次元を越える想い 1455 4 2016-12-05 -
138 第178話:天地創造の龍 1447 3 2016-12-07 -
106 第179話:希望への道 1361 3 2016-12-09 -
134 第180話:別れの時 1268 4 2016-12-11 -
104 第181話:少女たちの帰還 1211 5 2016-12-13 -
57 遊希たちが1月改訂を語るようです 1161 7 2016-12-15 -
121 第182話:バースデイ 1413 3 2016-12-17 -
95 第183話:星龍皇覚醒・1 1237 3 2016-12-19 -
102 第184話:星龍皇覚醒・2 1206 4 2016-12-21 -
80 第185話:星龍皇覚醒・3 1120 4 2016-12-22 -
96 番外編:一番のプレゼント 1210 5 2016-12-25 -
117 第186話:星龍皇覚醒・4(修正済) 1318 3 2016-12-26 -
98 星龍皇 設定・カード紹介 1313 0 2016-12-29 -
62 第187話:星龍皇覚醒・5 1215 4 2016-12-30 -
99 番外編:新年 1216 4 2017-01-01 -
75 第188話:星龍皇覚醒・6 1085 2 2017-01-04 -
114 第189話:星龍皇覚醒・7 1209 3 2017-01-07 -
57 第190話:神星龍皇と課せられた運命 1398 3 2017-01-09 -
126 エピローグ:未来 1666 10 2017-01-13 -
91 番外編:2月3日 1165 4 2017-02-03 -
89 番外編:愛と友情のチョコレート 1032 4 2017-02-14 -
80 番外編:桃(色)の節句 1089 4 2017-03-04 -
126 感謝とお知らせ 1258 2 2017-05-04 -
79 番外編:Gift 1109 2 2017-12-25 -
141 ゴブリンと青眼(ブルーアイズ) 1089 2 2018-01-14 -
113 アフターストーリー:星乃 綾香編・1 1746 2 2018-05-24 -
83 アフターストーリー:星乃 綾香編・2 989 2 2018-05-28 -
95 アフターストーリー:星乃 綾香編・3 910 2 2018-05-30 -
122 アフターストーリー:星乃 綾香編・4 1037 2 2018-06-03 -
114 アフターストーリー:星乃 綾香編・5 1077 4 2018-06-06 -
53 アフターストーリー:陽川 千夏編・1 836 2 2018-08-14 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・2 834 3 2018-08-20 -
103 アフターストーリー:陽川 千夏編・3 865 3 2018-08-23 -
64 アフターストーリー:陽川 千夏編・4 845 2 2018-08-25 -
37 アフターストーリー:陽川 千夏編・5 767 3 2018-08-30 -
62 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・1 904 2 2018-09-01 -
204 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・2 1017 3 2018-09-07 -
94 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・3 741 0 2018-09-09 -
60 『雪と光竜と夢幻世界』コラボ・4 843 3 2018-09-12 -
119 番外編:願う幸福 1423 2 2018-12-25 -

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