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第六十話「変わり始める生活」 作:イクス
第六十話「変わり始める生活」
先日のストアブレーカーの事件を経て、遊太達はミナコ社のロベルトの部屋に集められていた。
遊太、菊姫、知多、真薄、アキラ、カリン、菊姫の取り巻き二人と、ゲームショップ烏間の店長烏間。一堂に介していた。
「なあ、いきなりなんでここに呼び出されたんだ?」
「しかも、わざわざあなたの部屋に呼び出すなんて……ロベルトさん」
「ああ、これは一大事なんだ。とてものっぴきならない程の。皆は大丈夫だと思うけど、一応ね」
「俺らが大丈夫だって? そりゃあ一体、なんなんだよ? うっかり巻き込まれるかもしれないのに?」
「君達には、アドバイスをしてくれる仲間がいる。精霊、友達、仲間……皆がいるから、こんなものを使うような奴じゃないってこと」
ロベルトが引き出しの中から取り出したのは、一枚の黒いカード。エクシーズモンスターの黒とは違う、どす黒い黒。そして、エラーカードのように絵が描かれず、テキストに何も書かれていない。
「なんだよ、ソレ」
「ダークネスカード……裏の世界で行われる、違法な賭博デュエルや裏デュエルで使われるような違法なカードさ」
「違法カード? なんでそんなのが、僕らに関係あるんですか?」
「ああ、それについてなんだけどね。最近このカードが表の世界に出回っているという情報が、カード調査班から連絡があった」
「カード調査班?」
「偽造カードや違法カードを調査している、わが社のエリート達さ。このカードも、彼らが調査してわかったようなものさ」
「それで、そのカードがなんだって言うんですか?」
「ああ、まずはこのカードの概要についてから話そうか。2年くらい前、このカードの存在が確認されてから、裏のデュエル界で爆発的に使用されていることが明らかとなった。このカードは、使用すると強力なモンスターやカードを得られる……だが、その代償として精神を蝕み、体を蝕む……中毒症状の末にに、廃人になってしまう恐ろしいカードだ……その上、使用したデュエルにおいてリアルダメージを発生させるという副作用も持つ」
「……」
唾を飲み、胸がキュッとなる感覚を覚える遊太達。そんなおぞましいモノが、この世にあったということに。
ロベルトは続ける。
「元々は裏の世界のみで使われていたんだけど、どういう訳か最近になって表の世界の人間にも被害が出るようになっていてね……特殊な加工を施して普通のカードに見せかけたモノも出回っているらしい」
「そんな……」
「このダークネスカードの元締めとして、存在だけが語られている組織がある。その名は『アポカリプト』。ダークネスカードのシンジケートだ。警察やFBIとも協力して追っているんだけど、未だに全貌を掴めていない。謎の組織だ」
「そんなヤベー組織が、ソイツをばらまいているっていうのかよ……」
「というのが、今回皆に集まって貰った理由さ。このプラクサスにおいても、このダークネスカードが確認されたってことは、あの組織の魔の手がこのプラクサスにも迫っているということ。今までアメリカなどの海外でしかその被害は確認されていなかったのに、この日本においても……話は以上さ。集まってもらって悪かったね」
その言葉を聞いて、ロベルトの部屋から出ていく遊太達。帰り際において、それぞれ言葉を交わす。
「なあ遊太、アタシらの知らない間に、そんなことになっていたとはなあ」
「うん……僕だってまだ信じられないよ。昨日戦った相手が、そんなヤバイ相手だったなんてさあ」
「ホント、いつの間にか危ないカードが出回っていたなんて、マジで信じられないじゃん?」
「ええ……僕のグレイマターがあんなことをいうくらいなんだ、もし使ってしまったらと思うと……ゾッとするよ」
「……となれば、もう少し気を付ける必要がありますわね」
「なあに、ああいうのは自分を信じられない人間が使うようなカードだ。俺達はその信じる心を持っている……となれば、あんなもの必要はねえよな」
「……うん。ともかく、今はそんなことが無いように気を付けるしかないよね」
こうして、遊太達はミナコ社を去ったのであった。
その帰り道、遊太は自分の精霊であるアルファ達と話をしていた。
「ねえ、君達があの時感じた危ない力って、どんな力だったの?」
「性質はあの時闇の王と対峙した時に感じた闇の力と同じものであったが、少々違う。言い表せない、何か気持ち悪い闇の力を感じた……」
「ということは、今回のダークネスカードも大元は同じってこと?」
「そうかもしれない……ということは、闇の王と同じく我々の世界を侵略した奴らが、違う手をもって侵略をしようとしているのではないのか……?」
「だけど、闇の王が一人で行っていたのと違い、今回は大きな組織が相手だ……迂闊に手出しは出来ないかもしれん……」
「だとしたら……今度はもっと……」
そう考えると、あの闇の王と戦った時以上の激戦が繰り広げられるだろうと思う遊太。あの時以上に、人々の犠牲者が出るかもしれない。あの時以上の強敵が、自分達を待ち受けているかもしれない。考えれば考える程、不安ばかりが募っていく。
「ハァ……一体どうすりゃいいんだろ」
その不安を感じるうちに、家へと帰る歩みは止まり、脇にあった公園に目を向ける。そして吸い寄せられるように、ブランコへと腰かけた。
「そんなことになったら……また皆が傷ついちゃう。他の人達も……」
「確かに、あの時以上に人々が傷つき、苦しめられている。しかも現在進行形でな。しかも、相手が強力な故に、わざわざデュエルしてくるとも限らん。謀殺か、暗殺か……卑怯な手を使って来るやもしれない。だとしたら……」
どうしたらいいものか。と語り、言葉に詰まる。そのまま、押し黙る遊太達。
すると。
「ん?」
公園の茂みの中、キラリと光る何かを発見する遊太。興味を持ち、近づいてみて発見したのは、1枚のカード。それはキラ加工がされている、レア度が高いであろうカード。
「『クリスタル・ハート』? なんでこんなカードがこんな所に……ええっ!?」
「どうした、遊太!?」
「なんで……こんな……」
遊太の目の前に映ったのは、草むらの上に倒れている一人の女の子。褐色の肌と、グリーンのメッシュが入った黒い長髪が印象的である。背も遊太より高い。
だが、それだけでは遊太は驚かない。遊太が驚いているのは、その女の子の格好にあった。
その女の子は、一糸まとわぬ姿をしていた。服も下着も何も着ていない、生まれたままの姿。その姿に、思わず遊太は顔を覆ってしまう程の恥ずかしさを覚えた。
「えっと……これどうすりゃいいの?」
「とりあえず……警察に通報すれば良いのではないのか?」
「あ、うん……そうだね」
急いで携帯電話を取り出し、警察に連絡をする遊太。
「あ、もしもし……警察ですか? ビビット公園で全裸で倒れている女性を発見したのですが……え!? 女性の特徴を教えてって? 女性は褐色の肌に緑メッシュの入った黒髪です。それ以外の特徴は見られません! はぁ? 別にやましいことなんてしていませんってば! 倒れている女性がいるだけなんですよ!? とにかく、早く来てください!」
電話を終えると、女性が……。
「ん……んぅぅ……」
「あっ、気が付いた。一体どうしたんだい? こんな所に、こんな姿で倒れているなんて……」
「…………」
「えっと……大丈夫?」
「……」
女性は、起きてもさしたる恥じらいや動揺を見せることはなく、ただぽかんとした具合に呆けていた。
「あ、あのさ……君はどうしてこんな所に?」
「…………」
「言葉が話せないの?」
「あなたは……誰?」
「あ、僕は遊太、六道遊太さ。この町の小学生。君こそ、一体誰? ここで……」
その質問に対し、一旦言葉に詰まった謎の女性。そして、その口から放たれた言葉は。
「あなたがユウタなら……私は誰? どうして私は、こんなところにいるのデスか?」
「えっ……?」
その言葉に、今度は遊太が言葉に詰まった。まさか、この女性は本気でそんなことを言っているのか? ふざけているのか? と考える。
だが、女性にはふざけている様子は全く無く、どうにも本当のことらしい。だとしたら、かなり危ない状況なのではないか? と、遊太は考える。
「ねえ、君は……」
遊太がそう言いかけた時、遊太の手に持っていたカードを見た途端、眼の色が変わる。
「ああっ……! それは、そのカードは……」
遊太からそのカードを奪い取ると、その豊満な胸に押し当てた。
「ああ……よかった……」
「それ……デュエルモンスターズのカードだよね? なんで、そのカードを……」
「わかりません……けれど、これはワタシにとって、とても大事なもの……なんデス」
「デュエルモンスターズが……わかるの?」
「ハイ……アナタも……そのようデスね。ナラ……アナタもワタシと同じヒトのようデス」
「へ?」
「アナタは……私と同じものを持つヒト……何もわからないワタシと同じヒト……ウレシイ……」
女は立ち上がり、おもむろに遊太に近づいてくる。
「ちょちょちょ……ちょっと待って……一旦話は病院でしようよ……ねっ?」
「待てません……何もわからないこのワタシと、一緒のヒトが目の前にいるんデスもの……これから、一緒に……ああっ!?」
「えっ!?」
突如、女性はコケてしまった。足元には何も無いのに、ひとりでにコケて倒れ込んでしまった。
「きゅ~……」
「き、気絶してる……」
丁度、警察のパトカーがついたところであった。
翌日。プラクサスシティの病院。そこに遊太は来ていた。
「ふぅ……まあ、一応僕が見つけた人だしね。一応様子を見に行くか」
白い建物の中で、彼女が入っている病室を探す。しばらく歩いていると、その病室を見つけた。
「ここか……」
病室に入ってみると、彼女はベッドで殆ど体を出さずに寝転がっていた。そんな彼女が、遊太を見るやいなや、ベッドから飛び起きる。
「ワア! 来てくれたんデスね、ユウタ君!」
「ちょっ! 服! 服!」
彼女は、あの時と同じく何も着ていなかった。それを見て、遊太は思わず手で顔を覆った。
「ちょっと! なんで服着てないの! それ止めてよ!」
「あっ、スイマセン……こうしていた方が楽だったので……今すぐ、着マス」
遊太は部屋を出て、彼女が着替えるのを待つ。そして、着替え終わってようやく部屋に入った。白い病院着に身を包んだ、彼女がいた。
「スミマセンデシた……あっちの方が楽デシたので……」
「もう、駄目だよ全く。まあ、そんなことはいいんだ。問題じゃない。問題は君のことなんだよ」
「ワタシのこと……デスか」
「記憶が無いって、本当なの? 自分のことが、わからないなんて……」
そのことを聞いた途端、彼女は黙ってしまった。俯き、悲しそうな顔で再び語る。
「何も……何もわからないのデス。ここが病院だということはわかりマス。それに、ワタシが女でアナタが男だというのもわかりマス。あの容器に入っているのが水で、アレがベッド、リンカーンとか徳川家康といった人間タチも知っていマス……」
「なのに、自分のことは何もわからないっていうの?」
「ハイ……頭の中にモヤがかかったように、何も思い出せないのデス……」
「じゃあ、わかるのは……」
「エエ、デュエルモンスターズと、アナタのことだけ……デス。ユウタさん」
「わっ!」
そう言って、近づいて遊太を抱きしめた女性。またしてもいきなりだったので、遊太は驚きついもがく。顔も真っ赤である。
「ちょ、ちょっと!」
「あ、ゴメンなさい。つい……」
女性は遊太を離し、遊太は壁に貼りつく。そして、遊太はコホンと向き直り。
「……で、今警察の人が君のことを探している人を探しているってさ。全国各地の行方不明者とか、プラクサス近郊で行方不明になった人達のこととかを確認している最中らしいんだ。だから……まだちょっと時間かかりそうなんだよね」
「ハァ……ゴメンなさい。お手を煩わせてしまって……」
「良いんだよ。あんな風になっていたら、助けないわけにはいかないからね」
「ありがとうございマス……!」
そんな具合に話をしていると、突然病室のドアが開き、人がなだれ込んできた。
「よぉ、遊太! なんか女の人拾ったって本当だったのか?」
「それも、ハダカの女の人って話じゃん?」
「とはいっても、もう大丈夫みたいですけどね」
「あ、菊姫、知多君に真薄君も!」
「おう、なんかその女性を一時預かる人として、カリンちゃんが名乗りを挙げたってさ」
「そうなんだ~。いやよかったねえ。住む所はとりあえず大丈夫になったって訳だね。後は、君を探している人が見つかれば……」
「あ……デモ……ワタシ……」
「どうかしたの?」
「ワタシ……ユウタ君と、一緒が良いって言ったのデス!」
「ええっ!?」
突如遊太に抱きより、頬をすりすりする女性。それに、非常に驚く遊太と菊姫達。遊太はまた顔を真っ赤にする。
「え、えっと……それだとカリンちゃんに申し訳が立たなくなるし、それにうちのお父さんやお母さんの話も……」
「その話は、もう通っていますわ。遊太君」
「えっ!?」
病室の扉を開けて入ってきた、カリンと遊太の両親幸市と幸子。
「実は、病室に尋ねに行った時、私の所で預かるとは言ったのですが……この人、遊太君の所に行きたいってきかなくて……どうにも、遊太君あなたに惚れこんでいるようで、私の所には絶対行かないと言っているんですよ。それで、このままじゃどうしようもないから、やむなく遊太君の家で預かってもらおうということになったのですわ」
「ええーっ!?」
「まあ、心配するな遊太! 資金援助はカリンちゃんがしてくれるっていうし、ピンチになっても大丈夫だから! まあ、家族が一人増えるようなものだ。大丈夫さ、問題ない!」
「問題ありまくりだよぉ~……」
「ごめんね、遊太。でも、この子の為にも周りの子の為にも、うちで預かった方が良いってことだから、気を悪くしないでね?」
「う、うん……わかった」
そうして、未だ頬をすりすりしている女性に眼をやる遊太。
「あ、あのさ。いい加減それもうやめてくれない? ちょっと……恥ずかしいから」
「あ、すいませんデシた」
遊太から離れる女性。そして、幸市が口を開く。
「それで、名前が無いと不便だから、便宜上つけた名前をつけたんだ」
「名前……デスか? ワタシに?」
「ああ。君は今日から、ユイと名づけることにした」
「ユイ……デスか? ワタシが?」
「ああ、良い名前だろう? これから一緒に暮らすんだから、可愛い名前が無いとな!」
「私は他の名前を考えていたんだけれど、お父さんがどうしてもユイが良いって……」
「あ、そ……」
「まあなんにせよ、家族が1人増えたんだ。可愛い娘がな!」
「僕よりどう見ても年上だけど、性格はどっちかっていうと下か……」
「これから、一緒デスね!」
そう言って、ユイはまたしても遊太に抱き着く。それにより、遊太はまた顔が真っ赤になる。
「おいおい、お前気に入られているみてえだな。遊太くん!」
「羨ま……あ、俺にはシェリルちゃんがいるから別に良いじゃん」
「ラッキーですねえ、全く」
「ったく……どうしたもんかなあ……!」
ダークネスカードの一件、新たな仲間? ユイが加わったことにより、ただでさえ色々ありそうな遊太達の生活に、新たなる騒動のタネが、そこに現れたのであった。
そして、闇の面でも……。
「狙いは分かっているだろうな?」
「ええ、手筈はもう既に整っております」
「そうか……なら安心した。計画に支障があると困るからな……」
「ええ、ではやりましょう!」
「狙いは……プラクサスシティだ! 我が組織、アポカリプトの次なるターゲットは!」
第六十話。終わり。
先日のストアブレーカーの事件を経て、遊太達はミナコ社のロベルトの部屋に集められていた。
遊太、菊姫、知多、真薄、アキラ、カリン、菊姫の取り巻き二人と、ゲームショップ烏間の店長烏間。一堂に介していた。
「なあ、いきなりなんでここに呼び出されたんだ?」
「しかも、わざわざあなたの部屋に呼び出すなんて……ロベルトさん」
「ああ、これは一大事なんだ。とてものっぴきならない程の。皆は大丈夫だと思うけど、一応ね」
「俺らが大丈夫だって? そりゃあ一体、なんなんだよ? うっかり巻き込まれるかもしれないのに?」
「君達には、アドバイスをしてくれる仲間がいる。精霊、友達、仲間……皆がいるから、こんなものを使うような奴じゃないってこと」
ロベルトが引き出しの中から取り出したのは、一枚の黒いカード。エクシーズモンスターの黒とは違う、どす黒い黒。そして、エラーカードのように絵が描かれず、テキストに何も書かれていない。
「なんだよ、ソレ」
「ダークネスカード……裏の世界で行われる、違法な賭博デュエルや裏デュエルで使われるような違法なカードさ」
「違法カード? なんでそんなのが、僕らに関係あるんですか?」
「ああ、それについてなんだけどね。最近このカードが表の世界に出回っているという情報が、カード調査班から連絡があった」
「カード調査班?」
「偽造カードや違法カードを調査している、わが社のエリート達さ。このカードも、彼らが調査してわかったようなものさ」
「それで、そのカードがなんだって言うんですか?」
「ああ、まずはこのカードの概要についてから話そうか。2年くらい前、このカードの存在が確認されてから、裏のデュエル界で爆発的に使用されていることが明らかとなった。このカードは、使用すると強力なモンスターやカードを得られる……だが、その代償として精神を蝕み、体を蝕む……中毒症状の末にに、廃人になってしまう恐ろしいカードだ……その上、使用したデュエルにおいてリアルダメージを発生させるという副作用も持つ」
「……」
唾を飲み、胸がキュッとなる感覚を覚える遊太達。そんなおぞましいモノが、この世にあったということに。
ロベルトは続ける。
「元々は裏の世界のみで使われていたんだけど、どういう訳か最近になって表の世界の人間にも被害が出るようになっていてね……特殊な加工を施して普通のカードに見せかけたモノも出回っているらしい」
「そんな……」
「このダークネスカードの元締めとして、存在だけが語られている組織がある。その名は『アポカリプト』。ダークネスカードのシンジケートだ。警察やFBIとも協力して追っているんだけど、未だに全貌を掴めていない。謎の組織だ」
「そんなヤベー組織が、ソイツをばらまいているっていうのかよ……」
「というのが、今回皆に集まって貰った理由さ。このプラクサスにおいても、このダークネスカードが確認されたってことは、あの組織の魔の手がこのプラクサスにも迫っているということ。今までアメリカなどの海外でしかその被害は確認されていなかったのに、この日本においても……話は以上さ。集まってもらって悪かったね」
その言葉を聞いて、ロベルトの部屋から出ていく遊太達。帰り際において、それぞれ言葉を交わす。
「なあ遊太、アタシらの知らない間に、そんなことになっていたとはなあ」
「うん……僕だってまだ信じられないよ。昨日戦った相手が、そんなヤバイ相手だったなんてさあ」
「ホント、いつの間にか危ないカードが出回っていたなんて、マジで信じられないじゃん?」
「ええ……僕のグレイマターがあんなことをいうくらいなんだ、もし使ってしまったらと思うと……ゾッとするよ」
「……となれば、もう少し気を付ける必要がありますわね」
「なあに、ああいうのは自分を信じられない人間が使うようなカードだ。俺達はその信じる心を持っている……となれば、あんなもの必要はねえよな」
「……うん。ともかく、今はそんなことが無いように気を付けるしかないよね」
こうして、遊太達はミナコ社を去ったのであった。
その帰り道、遊太は自分の精霊であるアルファ達と話をしていた。
「ねえ、君達があの時感じた危ない力って、どんな力だったの?」
「性質はあの時闇の王と対峙した時に感じた闇の力と同じものであったが、少々違う。言い表せない、何か気持ち悪い闇の力を感じた……」
「ということは、今回のダークネスカードも大元は同じってこと?」
「そうかもしれない……ということは、闇の王と同じく我々の世界を侵略した奴らが、違う手をもって侵略をしようとしているのではないのか……?」
「だけど、闇の王が一人で行っていたのと違い、今回は大きな組織が相手だ……迂闊に手出しは出来ないかもしれん……」
「だとしたら……今度はもっと……」
そう考えると、あの闇の王と戦った時以上の激戦が繰り広げられるだろうと思う遊太。あの時以上に、人々の犠牲者が出るかもしれない。あの時以上の強敵が、自分達を待ち受けているかもしれない。考えれば考える程、不安ばかりが募っていく。
「ハァ……一体どうすりゃいいんだろ」
その不安を感じるうちに、家へと帰る歩みは止まり、脇にあった公園に目を向ける。そして吸い寄せられるように、ブランコへと腰かけた。
「そんなことになったら……また皆が傷ついちゃう。他の人達も……」
「確かに、あの時以上に人々が傷つき、苦しめられている。しかも現在進行形でな。しかも、相手が強力な故に、わざわざデュエルしてくるとも限らん。謀殺か、暗殺か……卑怯な手を使って来るやもしれない。だとしたら……」
どうしたらいいものか。と語り、言葉に詰まる。そのまま、押し黙る遊太達。
すると。
「ん?」
公園の茂みの中、キラリと光る何かを発見する遊太。興味を持ち、近づいてみて発見したのは、1枚のカード。それはキラ加工がされている、レア度が高いであろうカード。
「『クリスタル・ハート』? なんでこんなカードがこんな所に……ええっ!?」
「どうした、遊太!?」
「なんで……こんな……」
遊太の目の前に映ったのは、草むらの上に倒れている一人の女の子。褐色の肌と、グリーンのメッシュが入った黒い長髪が印象的である。背も遊太より高い。
だが、それだけでは遊太は驚かない。遊太が驚いているのは、その女の子の格好にあった。
その女の子は、一糸まとわぬ姿をしていた。服も下着も何も着ていない、生まれたままの姿。その姿に、思わず遊太は顔を覆ってしまう程の恥ずかしさを覚えた。
「えっと……これどうすりゃいいの?」
「とりあえず……警察に通報すれば良いのではないのか?」
「あ、うん……そうだね」
急いで携帯電話を取り出し、警察に連絡をする遊太。
「あ、もしもし……警察ですか? ビビット公園で全裸で倒れている女性を発見したのですが……え!? 女性の特徴を教えてって? 女性は褐色の肌に緑メッシュの入った黒髪です。それ以外の特徴は見られません! はぁ? 別にやましいことなんてしていませんってば! 倒れている女性がいるだけなんですよ!? とにかく、早く来てください!」
電話を終えると、女性が……。
「ん……んぅぅ……」
「あっ、気が付いた。一体どうしたんだい? こんな所に、こんな姿で倒れているなんて……」
「…………」
「えっと……大丈夫?」
「……」
女性は、起きてもさしたる恥じらいや動揺を見せることはなく、ただぽかんとした具合に呆けていた。
「あ、あのさ……君はどうしてこんな所に?」
「…………」
「言葉が話せないの?」
「あなたは……誰?」
「あ、僕は遊太、六道遊太さ。この町の小学生。君こそ、一体誰? ここで……」
その質問に対し、一旦言葉に詰まった謎の女性。そして、その口から放たれた言葉は。
「あなたがユウタなら……私は誰? どうして私は、こんなところにいるのデスか?」
「えっ……?」
その言葉に、今度は遊太が言葉に詰まった。まさか、この女性は本気でそんなことを言っているのか? ふざけているのか? と考える。
だが、女性にはふざけている様子は全く無く、どうにも本当のことらしい。だとしたら、かなり危ない状況なのではないか? と、遊太は考える。
「ねえ、君は……」
遊太がそう言いかけた時、遊太の手に持っていたカードを見た途端、眼の色が変わる。
「ああっ……! それは、そのカードは……」
遊太からそのカードを奪い取ると、その豊満な胸に押し当てた。
「ああ……よかった……」
「それ……デュエルモンスターズのカードだよね? なんで、そのカードを……」
「わかりません……けれど、これはワタシにとって、とても大事なもの……なんデス」
「デュエルモンスターズが……わかるの?」
「ハイ……アナタも……そのようデスね。ナラ……アナタもワタシと同じヒトのようデス」
「へ?」
「アナタは……私と同じものを持つヒト……何もわからないワタシと同じヒト……ウレシイ……」
女は立ち上がり、おもむろに遊太に近づいてくる。
「ちょちょちょ……ちょっと待って……一旦話は病院でしようよ……ねっ?」
「待てません……何もわからないこのワタシと、一緒のヒトが目の前にいるんデスもの……これから、一緒に……ああっ!?」
「えっ!?」
突如、女性はコケてしまった。足元には何も無いのに、ひとりでにコケて倒れ込んでしまった。
「きゅ~……」
「き、気絶してる……」
丁度、警察のパトカーがついたところであった。
翌日。プラクサスシティの病院。そこに遊太は来ていた。
「ふぅ……まあ、一応僕が見つけた人だしね。一応様子を見に行くか」
白い建物の中で、彼女が入っている病室を探す。しばらく歩いていると、その病室を見つけた。
「ここか……」
病室に入ってみると、彼女はベッドで殆ど体を出さずに寝転がっていた。そんな彼女が、遊太を見るやいなや、ベッドから飛び起きる。
「ワア! 来てくれたんデスね、ユウタ君!」
「ちょっ! 服! 服!」
彼女は、あの時と同じく何も着ていなかった。それを見て、遊太は思わず手で顔を覆った。
「ちょっと! なんで服着てないの! それ止めてよ!」
「あっ、スイマセン……こうしていた方が楽だったので……今すぐ、着マス」
遊太は部屋を出て、彼女が着替えるのを待つ。そして、着替え終わってようやく部屋に入った。白い病院着に身を包んだ、彼女がいた。
「スミマセンデシた……あっちの方が楽デシたので……」
「もう、駄目だよ全く。まあ、そんなことはいいんだ。問題じゃない。問題は君のことなんだよ」
「ワタシのこと……デスか」
「記憶が無いって、本当なの? 自分のことが、わからないなんて……」
そのことを聞いた途端、彼女は黙ってしまった。俯き、悲しそうな顔で再び語る。
「何も……何もわからないのデス。ここが病院だということはわかりマス。それに、ワタシが女でアナタが男だというのもわかりマス。あの容器に入っているのが水で、アレがベッド、リンカーンとか徳川家康といった人間タチも知っていマス……」
「なのに、自分のことは何もわからないっていうの?」
「ハイ……頭の中にモヤがかかったように、何も思い出せないのデス……」
「じゃあ、わかるのは……」
「エエ、デュエルモンスターズと、アナタのことだけ……デス。ユウタさん」
「わっ!」
そう言って、近づいて遊太を抱きしめた女性。またしてもいきなりだったので、遊太は驚きついもがく。顔も真っ赤である。
「ちょ、ちょっと!」
「あ、ゴメンなさい。つい……」
女性は遊太を離し、遊太は壁に貼りつく。そして、遊太はコホンと向き直り。
「……で、今警察の人が君のことを探している人を探しているってさ。全国各地の行方不明者とか、プラクサス近郊で行方不明になった人達のこととかを確認している最中らしいんだ。だから……まだちょっと時間かかりそうなんだよね」
「ハァ……ゴメンなさい。お手を煩わせてしまって……」
「良いんだよ。あんな風になっていたら、助けないわけにはいかないからね」
「ありがとうございマス……!」
そんな具合に話をしていると、突然病室のドアが開き、人がなだれ込んできた。
「よぉ、遊太! なんか女の人拾ったって本当だったのか?」
「それも、ハダカの女の人って話じゃん?」
「とはいっても、もう大丈夫みたいですけどね」
「あ、菊姫、知多君に真薄君も!」
「おう、なんかその女性を一時預かる人として、カリンちゃんが名乗りを挙げたってさ」
「そうなんだ~。いやよかったねえ。住む所はとりあえず大丈夫になったって訳だね。後は、君を探している人が見つかれば……」
「あ……デモ……ワタシ……」
「どうかしたの?」
「ワタシ……ユウタ君と、一緒が良いって言ったのデス!」
「ええっ!?」
突如遊太に抱きより、頬をすりすりする女性。それに、非常に驚く遊太と菊姫達。遊太はまた顔を真っ赤にする。
「え、えっと……それだとカリンちゃんに申し訳が立たなくなるし、それにうちのお父さんやお母さんの話も……」
「その話は、もう通っていますわ。遊太君」
「えっ!?」
病室の扉を開けて入ってきた、カリンと遊太の両親幸市と幸子。
「実は、病室に尋ねに行った時、私の所で預かるとは言ったのですが……この人、遊太君の所に行きたいってきかなくて……どうにも、遊太君あなたに惚れこんでいるようで、私の所には絶対行かないと言っているんですよ。それで、このままじゃどうしようもないから、やむなく遊太君の家で預かってもらおうということになったのですわ」
「ええーっ!?」
「まあ、心配するな遊太! 資金援助はカリンちゃんがしてくれるっていうし、ピンチになっても大丈夫だから! まあ、家族が一人増えるようなものだ。大丈夫さ、問題ない!」
「問題ありまくりだよぉ~……」
「ごめんね、遊太。でも、この子の為にも周りの子の為にも、うちで預かった方が良いってことだから、気を悪くしないでね?」
「う、うん……わかった」
そうして、未だ頬をすりすりしている女性に眼をやる遊太。
「あ、あのさ。いい加減それもうやめてくれない? ちょっと……恥ずかしいから」
「あ、すいませんデシた」
遊太から離れる女性。そして、幸市が口を開く。
「それで、名前が無いと不便だから、便宜上つけた名前をつけたんだ」
「名前……デスか? ワタシに?」
「ああ。君は今日から、ユイと名づけることにした」
「ユイ……デスか? ワタシが?」
「ああ、良い名前だろう? これから一緒に暮らすんだから、可愛い名前が無いとな!」
「私は他の名前を考えていたんだけれど、お父さんがどうしてもユイが良いって……」
「あ、そ……」
「まあなんにせよ、家族が1人増えたんだ。可愛い娘がな!」
「僕よりどう見ても年上だけど、性格はどっちかっていうと下か……」
「これから、一緒デスね!」
そう言って、ユイはまたしても遊太に抱き着く。それにより、遊太はまた顔が真っ赤になる。
「おいおい、お前気に入られているみてえだな。遊太くん!」
「羨ま……あ、俺にはシェリルちゃんがいるから別に良いじゃん」
「ラッキーですねえ、全く」
「ったく……どうしたもんかなあ……!」
ダークネスカードの一件、新たな仲間? ユイが加わったことにより、ただでさえ色々ありそうな遊太達の生活に、新たなる騒動のタネが、そこに現れたのであった。
そして、闇の面でも……。
「狙いは分かっているだろうな?」
「ええ、手筈はもう既に整っております」
「そうか……なら安心した。計画に支障があると困るからな……」
「ええ、ではやりましょう!」
「狙いは……プラクサスシティだ! 我が組織、アポカリプトの次なるターゲットは!」
第六十話。終わり。
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