交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
第五十三話「神帝現る」 作:イクス
第五十三話「神帝現る」
決闘者の帝国、その最終決戦。闇の王と遊太の戦い。最初こそ遊太は押されていたものの、二人の先駆者によるヒントを得て、大逆転の一手を打った。
一転、窮地に立たされた闇の王。遊太はこのまま行けるのだろうか。
11・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札1→2)
強固な耐性や、エクストラ封じは解かれた。攻め込むには、圧倒的なチャンス!
(遊太、今ここが攻め込む時だ! ここで一気に決めてしまうぞ!)
「うん、僕もそのつもりさ! 行くよ!」
「僕は手札より、速攻魔法『英雄騎士の生還』を発動! このカードは墓地からレベル4以下の『ロードナイト』1体を特殊召喚できる! 僕はネクロを守備表示で特殊召喚して、効果発動! ネクロは特殊召喚に成功した時、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は、墓地より『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→1→2)(遊太墓地17→18→17)
「そして僕は、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの『ロードナイト』1体を『イクスロードナイト』に進化させる! ネクロをリリースして、闇属性の『イクスロードナイト』を……!」
「なら我は、速攻魔法『魔法を打ち消す結界』を発動! このカードの発動ターン、このカード以外の魔法カードの効果を無効化する! これにより、お前の魔法カードは全て無効だ!」(闇の王墓地18→19)
「……流石にやらせてはくれないか。だが、僕はまだやれる! 墓地に存在する『ロードナイト・ファントム』の効果発動! このカードを墓地から除外し、墓地から『ロードナイト』1体を特殊召喚する! 僕が墓地から特殊召喚するのは、ボルカ! 守備表示! 更に、ボルカは特殊召喚された時、相手モンスター1体を破壊して、1000のダメージを与える! 僕は、アイテールを破壊して1000のダメージを受けてもらう!」(遊太墓地17→15)(遊太除外2→3)
「ぐうううっ……!」(闇の王ライフ1900→900)(闇の王墓地18→19)
「そして、手札1枚を墓地へ送って、ドゥフトのモンスター効果発動! デッキから『英雄騎士』罠をセットする。そして、ドゥフトを守備表示にして、ターンエンド」(遊太手札1→0)(遊太墓地15→16)
遊太
ライフポイント4000
手札枚数0枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(守備表示・守備力1900・闇属性・レベル8)
『ロードナイト・ボルカ』(守備表示・守備力200・炎属性・レベル4)
『ロードナイト・ガーディ』(守備表示・守備力2000・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数16枚
除外されているカード3枚
「ぐぅ……おのれぇ……!」
闇の王は、とてつもない劣勢に立たされていた。モンスターは1体のみ、しかも鉄壁の布陣も総崩れで、今は役に立たないモンスターが1体のみ。そして、あの伏せカード。間違いなく厄介なカードであると、本能的に察知していた。
しかし、今の闇の王には除去する術がない。後は崩れるだけ。それほどまでに、追い詰められていた。
(このままでは……! 我がここまで進めて計画が台無しに……! 集めた人間達のソウルや精霊達のソウルが……! なにもかも……!)
焦る闇の王。すると……。
(大分苦戦しているようだな、闇の王……!)
(こ、この声は……!)
闇の王の脳裏に響く、謎の声。そのしっとりとした、心を包み込むような声。この声を、闇の王は知っている。
(なぜ、貴方様がここに……!?)
(いや、ね。意気揚々と人間たちの世界に進出したは良いが、まさか最後の最後で障害が現れるとはね……。ここで、あの時取り逃がした奴らの反逆に遭うとは……。どうしたものかなあ)
(で、ですが! ここでコイツを倒せば同じこと! ですから、貴方様のお手を煩わせる程では……)
(今の状況でそれを言えるのは、大した自信だね。だが、現状を見ればおのずとわかる。この劣勢、どうにもしがたいね)
(……)
(仕方ないね、力を貸そうじゃないか。この力を使えば、お前は絶対に負けることはない。そこのガキも、あっという間に倒せる)
(ははっ、ありがたき幸せ……!)
その瞬間、闇の王に得体の知れない力が流れ込む!
「うおーっ!」
「な、なんだ!?」
(闇の力が……増大していく!?)
「ここからだ……! ここからが我のターンだ……!」
12・闇の王のターン
「我のターン、ドロー!」(闇の王手札2→3)
凄まじい闇の大気により、ドローですら風圧が起きる。これ程までに、恐ろしいものなのかと、遊太は戦慄する。
(こんな……いきなりこんな……!)
「我は……手札より魔法カード『死者蘇生』を発動! これにより、墓地の『冥帝エレボス』を特殊召喚する!」(闇の王手札3→2)
闇の底より蘇ったエレボス。光と闇、相反する二つの帝王が持つ威圧感は、先程より増している!?
「そして、墓地の『真源の帝王』の効果発動! 墓地の『帝王』魔法・罠を除外し、このカードをモンスター扱いで特殊召喚する! 『連撃の帝王』を除外し、このカードを特殊召喚する!」(闇の王墓地19→17)(闇の王除外4→5)
闇の王のフィールドに、モンスターが3体現れる。それを見て、遊太は何かを感づく。
「モンスターが3体……!?」
「我は、レベル5以上のモンスター3体をリリースし、このモンスターをアドバンス召喚する!」
その言葉と同時に、辺りに闇の瘴気があふれ出る! その瘴気は、重苦しい空気を辺りにかもしだし、遊太の体に圧をかける。
「な、なんだこれは……!」
「世界の裂け目より生まれし闇よ……今こそ神の力を受けて、帝王として世界に君臨せよ! アドバンス召喚、出でよ! レベル10『神帝ラグナログ』!」(闇の王手札2→1)(闇の王墓地17→20)
闇の底より現れたのは、他の帝王より明らかに巨大な体躯を持つ帝王! 漆黒の体に光る、金色の王冠らしき突起と仮面。その攻撃力は……。
「攻撃力、4000!?」
「それだけではない、このモンスターのアドバンス召喚時は無効化されず、召喚時に相手はモンスター・魔法・罠を発動できない」
「なんだと!?」
「更に、アドバンス召喚成功時に、相手フィールドのカード全てを除外することができる……!」
「なんだって!? だけど、簡単にはやらせるものか! 罠カード発動! 『英雄騎士の進軍』! このカードは、僕のフィールドの『ロードナイト』モンスターの数だけ、相手フィールドのカードを破壊できる! ラグナログは、早速破壊させてもらう!」(遊太墓地16→17)
カードから、雷が発射されラグナログに直撃する。しかし、ラグナログは破壊されず、そのまま立っている。
「何!?」
「無駄だ。ラグナログは相手の魔法・罠の効果を受けず、このカードより低い攻撃力を持つモンスターの効果を受けることはない!」
「んなっ……!」
「これで、貴様の罠は不発となった! さあ、今度はこちらの番だ! お前のフィールドのカードを全て除外だ!」
ラグナログの眼が一瞬光ったかと思うと、そこから発射されたレーザーによって遊太のフィールドが薙ぎ払われる! 遊太のカードは全て除外されてしまった……!
「うっ、うわあああっ!」(遊太除外3→6)
「フフフ……これでお前のフィールドはがら空きになってしまったな……バトルフェイズ! ラグナログで、貴様にダイレクトアタック! さあ、受けてもらおうか、4000のダメージを!」
ラグナログの巨大な腕より放たれた、極太レーザー! こんなものを直撃でくらってしまっては、あっという間にライフを減らされてしまう!
遊太は……。
「墓地に存在する、『ロードナイト・シーク』の効果発動! 墓地からこのカードを除外することで、戦闘ダメージを1度だけ0にする! この効果はラグナログに直接作用する効果ではないため、問題なく適用される! 戦闘ダメージは、0になる!」(遊太墓地17→18)(遊太除外6→7)
シークによって張られたバリアにより、なんとかダメージをやり過ごす遊太。どうにか、このターンは凌げたようだ……。
「ふう……危ない危ない……!」
「ふむ……なんとか凌いだか。だが、ピンチであることには変わりないぞ……? 我はこれで、ターンエンドだ」
闇の王
ライフポイント900
手札枚数1枚
モンスター1体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数20枚
除外されているカード5枚
13・遊太のターン
「クソっ。僕のターン、ドロー!」(遊太手札0→1)
(あのモンスター、魔法・罠も受けず、あのモンスターの攻撃力より低いモンスターの効果を受けないだって……!? 今、僕の手札は壊滅状態……このままじゃ……!)
「魔法カード『貧欲な壺』を発動! 除外されているモンスター5体をデッキに戻し、2枚ドローする! 僕は、除外されているディアナ・ドゥフト・ファントム・シーク・ガーディの5体をデッキに戻して、2枚ドローする!」(遊太手札0→2)(遊太墓地16→17)(遊太除外7→2)
引いた2枚のカードを見てみる遊太。それは、この状況を乗り切るのに良いカードだった。
(これなら、なんとか凌げるかな……?)
「魔法カード『一時休戦』を発動! このカードの発動時、互いに1枚ドローする。その後、次の相手ターン終了時まで、互いに受けるダメージは0になる! さあ、カードを引けよ」(遊太手札2→1→2)(遊太墓地17→18)
「……なるほど、確かに魔法・罠の効果を受けないラグナログを躱せる、絶好のカードという訳か……だが、そんなものは一時凌ぎにしかならない! この絶対的力の前ではな……」(闇の王手札1→2)
「一時しのぎでも、それでも構わない! お前を倒す為なら!」
「装備魔法『英雄騎士の応急処置』を発動! 墓地から『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールドを離れた時、装備モンスターは破壊される。僕は墓地より、ネクロを特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地18→17)
「更に、ネクロは特殊召喚された時、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は『英雄騎士への覚醒』を手札に加える!」(遊太手札1→2)(遊太墓地17→16)
「更に、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分『ロードナイト』1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する! ネクロをリリースして、闇属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する! 来い! 僕のエースモンスター、『イクスロードナイト・アルファ』! 守備表示!」(遊太手札2→1)(遊太墓地16→19)
再び現れた、遊太のエースモンスター! 『ロードナイト』の起点となる、大事なモンスターである。
「更に、アルファの効果発動。墓地より『ロードナイト』1体をデッキに戻すことで、デッキ・墓地より『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。墓地からブラストをデッキに戻して、デッキより『英雄騎士への未来』を手札に加える」(遊太手札1→2)
「更に、魔法カード『英雄騎士への未来』を発動! このカードは、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を墓地へ送る。その後、このカードを発動した次の自分ターンのスタンバイフェイズに、墓地へ送ったモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』モンスターを、『英雄騎士への覚醒』扱いで特殊召喚する! 僕は、デッキから水属性の『ロードナイト・ゾネス』を墓地へ送り、次のスタンバイフェイズに水属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地19→21)
(だけど、今は……!)
「……1枚カードをセットして、ターンエンド!」(遊太手札1→0)
遊太
ライフポイント4200
手札枚数0枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・アルファ』(守備表示・守備力2000・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数21枚
除外されているカード2枚
14・闇の王のターン
「我のターン、ドロー」(闇の王手札2→3)
(……一気にケリをつけたい所だが、あの『一時休戦』のせいで相手へのダメージが0になる……なら、ここは準備期間でいいだろう。どうせ我がラグナログは倒せん……!)
「このメインフェイズ1開始時、我は魔法カード『貪欲で無欲な壺』を発動。このターン、バトルフェイズを放棄する代わりに、墓地の異なる種族のモンスター3体をデッキに戻し、2枚ドローする。我が戻すのは、鳥獣族の『風帝ライザー』・炎族の『爆炎帝テスタロス』・悪魔族の『邪帝ガイウス』の3体。このモンスターをデッキに戻し、2枚ドローする」(闇の王手札3→2→4)(闇の王墓地20→17→18)
「魔法カード『帝王の再誕』を発動。墓地に存在する攻撃力800で守備力1000のモンスター1体を手札に加える。その後、手札に加えたモンスターと同じ属性を持つ、守備力1000で攻撃力2400以上のモンスター1体を墓地から手札に加える。我が選択するのは、『雷帝家臣ミスラ』と『轟雷帝ザボルグ』の2体」(闇の王手札4→3→5)(闇の王墓地18→16→17)
「更に、手札より『帝王の真言』を発動する。デッキより、守備力が1000で攻撃力が2400か2800のモンスター1体を手札に加える。我は『凍氷帝メビウス』を手札に加える」(闇の王墓地17→18)
「更に、ラグナログのモンスター効果発動! 手札のレベル5以上のモンスターを見せることで、そのモンスターと同じ属性を持つ攻守0の帝王トークンを、2体まで特殊召喚できる。今回我が見せるのは水属性のメビウス。これにより水属性となった帝王トークン2体を特殊召喚する」
「そして、このトークン2体をリリースし、『凍氷帝メビウス』を、アドバンス召喚する!」(闇の王手札5→4)
戦場に吹き荒れる猛吹雪。その中より現れたのは、一段階レベルアップした氷の帝王! 攻撃力は2800。
「メビウスはアドバンス召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠を3枚まで破壊できる。更に、水属性をリリースしてアドバンス召喚した場合、このモンスターの対象となった魔法・罠は発動できない! その魔法カードを破壊させてもらう!」
またしても、猛吹雪。それにより、遊太の伏せカードが破壊されてしまう!
「くっ、罠カード『英雄騎士の爆発力』が……!」(遊太墓地21→22)
「ほう、一丁前に良いカードを伏せていたようだな。だが、その程度では止められぬ!」
「……だが、バトルフェイズを行えないのでは、このターンは意味はない。カードを2枚セットして、ターンエンド」(闇の王手札4→2)
闇の王
ライフポイント900
手札枚数2枚
モンスター2体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
『凍氷帝メビウス』(攻撃表示・攻撃力2800・水属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数17枚
除外されているカード4枚
15・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札0→1)
「このスタンバイフェイズに、前のターンの『英雄騎士への未来』の効果が適用される! 前のターン水属性の『ロードナイト』を墓地へ送った為、エクストラデッキから水属性の『イクスロードナイト・アルス』を特殊召喚する!」
今回現れたのは、氷柱と氷の鎧を持つ水の『イクスロードナイト』! 守備力は1700だが、その効果が発動される。
「アルスは『英雄騎士への覚醒』の効果で特殊召喚された時、墓地の『ロードナイト』1体を、効果を無効にして特殊召喚できる! 来い、マグナ!」
アルスが氷柱を刺した所から、現れ出でるマグナ。しかし効果は無効になっており、これでは鉄壁の防御が生かせない。
「フフフ、頭数を揃えたからなんだというのだ?」
「ここで再び、アルファのモンスター効果発動! 墓地のブラストをデッキに戻し、デッキから速攻魔法『英雄騎士交代』を手札に加える」(遊太墓地22→21)(遊太手札1→2)
「ここで手札より、速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! 自分フィールドの『イクスロードナイト』1体をエクストラデッキに戻し、エクストラに戻したモンスター以外の『イクスロードナイト』を『英雄騎士への覚醒』の効果扱いで特殊召喚する! 僕はマグナをデッキに戻し、エクストラから『イクスロードナイト・ジエス』を特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地21→22)
今回現れたのは、氷の弓矢を持つ騎士。守備力は1800。
「そして、カードを1枚セットして、ターンエンド……!」(遊太手札1→0)
(今できることは、これだけか……!)
遊太
ライフポイント4200
手札枚数0枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・アルファ』(守備表示・守備力2000・闇属性・レベル8)
『イクスロードナイト・ジエス』(守備表示・守備力1700・水属性・レベル8)
『イクスロードナイト・アルス』(守備表示・守備力1800・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数22枚
除外されているカード2枚
16・闇の王のターン
「我のターン、ドロー!」(闇の王手札2→3)
「我はラグナログの効果発動! 手札のモンスターを公開し、そのモンスターと同じ属性を持つ帝王トークンを2体まで特殊召喚する。ザボルグを見せ、光属性のトークンを2体特殊召喚する! そしてリバースカード、オープン! 罠カード『エレメント・チェンジ』! このターンフィールドのモンスターは全て、我が指定した属性となる! 我は、光を選択する!」(闇の王墓地17→18)
「くっ……!」
「そして帝王トークン2体をリリースし、現れよ! レベル8『轟雷帝ザボルグ』!」(闇の王手札3→2)
雷雲の中から、再び現れた雷の帝王! 攻撃力は2800だが、それ以上に恐ろしい効果を持っている!
「ザボルグのモンスター効果発動! アドバンス召喚時、モンスター1体を破壊する! そして、破壊したモンスターが光属性だった場合、互いにエクストラデッキよりカードを墓地へ送る! 我は、アルファを選択する!」
「アルスのモンスター効果、発動! 1ターンに1度、相手モンスター1体の効果と攻撃を封じる! フリージング・アロー!」
「無駄だ無駄だァッ! 手札より、速攻魔法『禁じられた聖杯』を発動! フィールドのモンスター1体の攻撃力を400アップさせる代わりに、効果を無効化する! アルスの効果を無効化し、代わりに攻撃力を400アップさせる!」(闇の王手札2→1)(闇の王墓地18→19)
「なにっ!?」
「ザボルグの効果は、問題なく適用される! アルファを破壊して、効果発動! 互いにエクストラデッキより、モンスターを墓地へ送る! 轟雷発破!」
ザボルグが落とした雷により、アルファは破壊されてしまう。更にそれだけではなく、エクストラのカードまでもが……!
「アルファのレベルは8! よって、お前の残っている全てのエクストラを墓地へ送ってもらう!」
「そ、そんなっ!」(遊太墓地22→23)
遊太のディスクより、勝手に墓地へ送られてしまう『イクスロードナイト』達!
「ぐわあっ!」
「うわあっ!」
その悲鳴を、遊太は聞いてしまった。
「み、皆……!」(遊太墓地23→31)
「バトルフェイズだ。ザボルグで、アルスを攻撃! 轟雷・裂傷!」
「ぐうううっ!」(遊太墓地31→32)
「そして、メビウスでジエスを攻撃! 氷結・列旋!」
「うううっ!」(遊太墓地32→33)
「そして最後に、ラグナログでダイレクトアタック! 神罰を受けよ、愚かな子供よ! 神祖・神撃!」
「流石に、4000の直撃を受ける訳には……! 罠カード発動! 『ブレイブメン・バリアー』! 相手の直接攻撃宣言時、ダメージを0にして、バトルフェイズを終了させる!」(遊太墓地33→34)
「無駄だ無駄だ無駄だァッ! 罠カード『トラップ・スタン』を発動! このターン、このカード以外の罠カードは無効化される!」(闇の王墓地19→20)
「そ、そんなっ!」
「今度こそ本当に沈むが良い! ラグナログのダイレクトアタックを受けよ!」
漆黒の体より、巨大なキャノン砲が出る。そこから放たれた極太レーザーが、遊太を直撃した!
「うわあーーーっ!」(遊太ライフ4200→200)
城の中に響く悲鳴。それ程までの激痛が、彼を襲った。しかし、その悲鳴を聞くのは、敵である闇の王以外にはいなかった。
「あ……ああ……」
ラグナログの直撃を受け、全身傷だらけになった遊太。だが、闇の王は。
「フフフ、最後のトドメだ……! ラグナログが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のライフを半分にする! 神祖・流生命!」
「うわあーーっ!」(遊太ライフ200→100)
ダメ押しを喰らわされ、遊太の体は、更に傷つく。それはもう、今自分が立っていることも認識できなくなる程に……。
「我は、これでターンエンドだ……!」
闇の王
ライフポイント900
手札枚数1枚
モンスター3体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
『凍氷帝メビウス』(攻撃表示・攻撃力2800・水属性・レベル8)
『轟雷帝ザボルグ』(攻撃表示・攻撃力2800・光属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数20枚
除外されているカード4枚
17・遊太のターン
「僕の……」
遊太は、デッキからカードを引こうとした……。だが、手が動かない。それでも動かそうとした、でも手が動かない。
遊太は倒れてしまった……起き上がろうとするが、足も、手も、何もかもが動かなかった……。
(こ、こんな所で……! 折角皆が、託してくれたのに……! 菊姫、知多君、真薄君、アキラ君、カリンちゃん……、烏間さん、そしてロベルトさん……! 皆が僕に託してくれたのに、それなのに、僕は……!)
(僕は……!)
デッキに手を伸ばそうとした、だが手はやはり動かなかった……。次第に、遊太は意識が遠くなってきた……。
(ダメ、なのか……!)
遊太が再起不能になったことで、闇の王は。
「フハハハハハ! もう終わりの様だな! これで、我の勝ちが決定したのだ!」
城の中に、笑い声が響く。
一方その頃、菊姫、知多、真薄、カリン、アキラはというと。
「大丈夫かな、アイツ……!」
菊姫の心配は、的中してしまった。突如、カリンがビクッ! と立つ。
「ど、どうしたんですかカリンさん!」
「何かあったのかじゃん……!?」
「遊太君……!」
カリンは、そういうと黙って城を見つめた。
第五十三話。終わり。
決闘者の帝国、その最終決戦。闇の王と遊太の戦い。最初こそ遊太は押されていたものの、二人の先駆者によるヒントを得て、大逆転の一手を打った。
一転、窮地に立たされた闇の王。遊太はこのまま行けるのだろうか。
11・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札1→2)
強固な耐性や、エクストラ封じは解かれた。攻め込むには、圧倒的なチャンス!
(遊太、今ここが攻め込む時だ! ここで一気に決めてしまうぞ!)
「うん、僕もそのつもりさ! 行くよ!」
「僕は手札より、速攻魔法『英雄騎士の生還』を発動! このカードは墓地からレベル4以下の『ロードナイト』1体を特殊召喚できる! 僕はネクロを守備表示で特殊召喚して、効果発動! ネクロは特殊召喚に成功した時、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は、墓地より『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→1→2)(遊太墓地17→18→17)
「そして僕は、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの『ロードナイト』1体を『イクスロードナイト』に進化させる! ネクロをリリースして、闇属性の『イクスロードナイト』を……!」
「なら我は、速攻魔法『魔法を打ち消す結界』を発動! このカードの発動ターン、このカード以外の魔法カードの効果を無効化する! これにより、お前の魔法カードは全て無効だ!」(闇の王墓地18→19)
「……流石にやらせてはくれないか。だが、僕はまだやれる! 墓地に存在する『ロードナイト・ファントム』の効果発動! このカードを墓地から除外し、墓地から『ロードナイト』1体を特殊召喚する! 僕が墓地から特殊召喚するのは、ボルカ! 守備表示! 更に、ボルカは特殊召喚された時、相手モンスター1体を破壊して、1000のダメージを与える! 僕は、アイテールを破壊して1000のダメージを受けてもらう!」(遊太墓地17→15)(遊太除外2→3)
「ぐうううっ……!」(闇の王ライフ1900→900)(闇の王墓地18→19)
「そして、手札1枚を墓地へ送って、ドゥフトのモンスター効果発動! デッキから『英雄騎士』罠をセットする。そして、ドゥフトを守備表示にして、ターンエンド」(遊太手札1→0)(遊太墓地15→16)
遊太
ライフポイント4000
手札枚数0枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(守備表示・守備力1900・闇属性・レベル8)
『ロードナイト・ボルカ』(守備表示・守備力200・炎属性・レベル4)
『ロードナイト・ガーディ』(守備表示・守備力2000・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数16枚
除外されているカード3枚
「ぐぅ……おのれぇ……!」
闇の王は、とてつもない劣勢に立たされていた。モンスターは1体のみ、しかも鉄壁の布陣も総崩れで、今は役に立たないモンスターが1体のみ。そして、あの伏せカード。間違いなく厄介なカードであると、本能的に察知していた。
しかし、今の闇の王には除去する術がない。後は崩れるだけ。それほどまでに、追い詰められていた。
(このままでは……! 我がここまで進めて計画が台無しに……! 集めた人間達のソウルや精霊達のソウルが……! なにもかも……!)
焦る闇の王。すると……。
(大分苦戦しているようだな、闇の王……!)
(こ、この声は……!)
闇の王の脳裏に響く、謎の声。そのしっとりとした、心を包み込むような声。この声を、闇の王は知っている。
(なぜ、貴方様がここに……!?)
(いや、ね。意気揚々と人間たちの世界に進出したは良いが、まさか最後の最後で障害が現れるとはね……。ここで、あの時取り逃がした奴らの反逆に遭うとは……。どうしたものかなあ)
(で、ですが! ここでコイツを倒せば同じこと! ですから、貴方様のお手を煩わせる程では……)
(今の状況でそれを言えるのは、大した自信だね。だが、現状を見ればおのずとわかる。この劣勢、どうにもしがたいね)
(……)
(仕方ないね、力を貸そうじゃないか。この力を使えば、お前は絶対に負けることはない。そこのガキも、あっという間に倒せる)
(ははっ、ありがたき幸せ……!)
その瞬間、闇の王に得体の知れない力が流れ込む!
「うおーっ!」
「な、なんだ!?」
(闇の力が……増大していく!?)
「ここからだ……! ここからが我のターンだ……!」
12・闇の王のターン
「我のターン、ドロー!」(闇の王手札2→3)
凄まじい闇の大気により、ドローですら風圧が起きる。これ程までに、恐ろしいものなのかと、遊太は戦慄する。
(こんな……いきなりこんな……!)
「我は……手札より魔法カード『死者蘇生』を発動! これにより、墓地の『冥帝エレボス』を特殊召喚する!」(闇の王手札3→2)
闇の底より蘇ったエレボス。光と闇、相反する二つの帝王が持つ威圧感は、先程より増している!?
「そして、墓地の『真源の帝王』の効果発動! 墓地の『帝王』魔法・罠を除外し、このカードをモンスター扱いで特殊召喚する! 『連撃の帝王』を除外し、このカードを特殊召喚する!」(闇の王墓地19→17)(闇の王除外4→5)
闇の王のフィールドに、モンスターが3体現れる。それを見て、遊太は何かを感づく。
「モンスターが3体……!?」
「我は、レベル5以上のモンスター3体をリリースし、このモンスターをアドバンス召喚する!」
その言葉と同時に、辺りに闇の瘴気があふれ出る! その瘴気は、重苦しい空気を辺りにかもしだし、遊太の体に圧をかける。
「な、なんだこれは……!」
「世界の裂け目より生まれし闇よ……今こそ神の力を受けて、帝王として世界に君臨せよ! アドバンス召喚、出でよ! レベル10『神帝ラグナログ』!」(闇の王手札2→1)(闇の王墓地17→20)
闇の底より現れたのは、他の帝王より明らかに巨大な体躯を持つ帝王! 漆黒の体に光る、金色の王冠らしき突起と仮面。その攻撃力は……。
「攻撃力、4000!?」
「それだけではない、このモンスターのアドバンス召喚時は無効化されず、召喚時に相手はモンスター・魔法・罠を発動できない」
「なんだと!?」
「更に、アドバンス召喚成功時に、相手フィールドのカード全てを除外することができる……!」
「なんだって!? だけど、簡単にはやらせるものか! 罠カード発動! 『英雄騎士の進軍』! このカードは、僕のフィールドの『ロードナイト』モンスターの数だけ、相手フィールドのカードを破壊できる! ラグナログは、早速破壊させてもらう!」(遊太墓地16→17)
カードから、雷が発射されラグナログに直撃する。しかし、ラグナログは破壊されず、そのまま立っている。
「何!?」
「無駄だ。ラグナログは相手の魔法・罠の効果を受けず、このカードより低い攻撃力を持つモンスターの効果を受けることはない!」
「んなっ……!」
「これで、貴様の罠は不発となった! さあ、今度はこちらの番だ! お前のフィールドのカードを全て除外だ!」
ラグナログの眼が一瞬光ったかと思うと、そこから発射されたレーザーによって遊太のフィールドが薙ぎ払われる! 遊太のカードは全て除外されてしまった……!
「うっ、うわあああっ!」(遊太除外3→6)
「フフフ……これでお前のフィールドはがら空きになってしまったな……バトルフェイズ! ラグナログで、貴様にダイレクトアタック! さあ、受けてもらおうか、4000のダメージを!」
ラグナログの巨大な腕より放たれた、極太レーザー! こんなものを直撃でくらってしまっては、あっという間にライフを減らされてしまう!
遊太は……。
「墓地に存在する、『ロードナイト・シーク』の効果発動! 墓地からこのカードを除外することで、戦闘ダメージを1度だけ0にする! この効果はラグナログに直接作用する効果ではないため、問題なく適用される! 戦闘ダメージは、0になる!」(遊太墓地17→18)(遊太除外6→7)
シークによって張られたバリアにより、なんとかダメージをやり過ごす遊太。どうにか、このターンは凌げたようだ……。
「ふう……危ない危ない……!」
「ふむ……なんとか凌いだか。だが、ピンチであることには変わりないぞ……? 我はこれで、ターンエンドだ」
闇の王
ライフポイント900
手札枚数1枚
モンスター1体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数20枚
除外されているカード5枚
13・遊太のターン
「クソっ。僕のターン、ドロー!」(遊太手札0→1)
(あのモンスター、魔法・罠も受けず、あのモンスターの攻撃力より低いモンスターの効果を受けないだって……!? 今、僕の手札は壊滅状態……このままじゃ……!)
「魔法カード『貧欲な壺』を発動! 除外されているモンスター5体をデッキに戻し、2枚ドローする! 僕は、除外されているディアナ・ドゥフト・ファントム・シーク・ガーディの5体をデッキに戻して、2枚ドローする!」(遊太手札0→2)(遊太墓地16→17)(遊太除外7→2)
引いた2枚のカードを見てみる遊太。それは、この状況を乗り切るのに良いカードだった。
(これなら、なんとか凌げるかな……?)
「魔法カード『一時休戦』を発動! このカードの発動時、互いに1枚ドローする。その後、次の相手ターン終了時まで、互いに受けるダメージは0になる! さあ、カードを引けよ」(遊太手札2→1→2)(遊太墓地17→18)
「……なるほど、確かに魔法・罠の効果を受けないラグナログを躱せる、絶好のカードという訳か……だが、そんなものは一時凌ぎにしかならない! この絶対的力の前ではな……」(闇の王手札1→2)
「一時しのぎでも、それでも構わない! お前を倒す為なら!」
「装備魔法『英雄騎士の応急処置』を発動! 墓地から『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールドを離れた時、装備モンスターは破壊される。僕は墓地より、ネクロを特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地18→17)
「更に、ネクロは特殊召喚された時、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕は『英雄騎士への覚醒』を手札に加える!」(遊太手札1→2)(遊太墓地17→16)
「更に、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分『ロードナイト』1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する! ネクロをリリースして、闇属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する! 来い! 僕のエースモンスター、『イクスロードナイト・アルファ』! 守備表示!」(遊太手札2→1)(遊太墓地16→19)
再び現れた、遊太のエースモンスター! 『ロードナイト』の起点となる、大事なモンスターである。
「更に、アルファの効果発動。墓地より『ロードナイト』1体をデッキに戻すことで、デッキ・墓地より『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。墓地からブラストをデッキに戻して、デッキより『英雄騎士への未来』を手札に加える」(遊太手札1→2)
「更に、魔法カード『英雄騎士への未来』を発動! このカードは、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を墓地へ送る。その後、このカードを発動した次の自分ターンのスタンバイフェイズに、墓地へ送ったモンスターと同じ属性の『イクスロードナイト』モンスターを、『英雄騎士への覚醒』扱いで特殊召喚する! 僕は、デッキから水属性の『ロードナイト・ゾネス』を墓地へ送り、次のスタンバイフェイズに水属性の『イクスロードナイト』を特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地19→21)
(だけど、今は……!)
「……1枚カードをセットして、ターンエンド!」(遊太手札1→0)
遊太
ライフポイント4200
手札枚数0枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・アルファ』(守備表示・守備力2000・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数21枚
除外されているカード2枚
14・闇の王のターン
「我のターン、ドロー」(闇の王手札2→3)
(……一気にケリをつけたい所だが、あの『一時休戦』のせいで相手へのダメージが0になる……なら、ここは準備期間でいいだろう。どうせ我がラグナログは倒せん……!)
「このメインフェイズ1開始時、我は魔法カード『貪欲で無欲な壺』を発動。このターン、バトルフェイズを放棄する代わりに、墓地の異なる種族のモンスター3体をデッキに戻し、2枚ドローする。我が戻すのは、鳥獣族の『風帝ライザー』・炎族の『爆炎帝テスタロス』・悪魔族の『邪帝ガイウス』の3体。このモンスターをデッキに戻し、2枚ドローする」(闇の王手札3→2→4)(闇の王墓地20→17→18)
「魔法カード『帝王の再誕』を発動。墓地に存在する攻撃力800で守備力1000のモンスター1体を手札に加える。その後、手札に加えたモンスターと同じ属性を持つ、守備力1000で攻撃力2400以上のモンスター1体を墓地から手札に加える。我が選択するのは、『雷帝家臣ミスラ』と『轟雷帝ザボルグ』の2体」(闇の王手札4→3→5)(闇の王墓地18→16→17)
「更に、手札より『帝王の真言』を発動する。デッキより、守備力が1000で攻撃力が2400か2800のモンスター1体を手札に加える。我は『凍氷帝メビウス』を手札に加える」(闇の王墓地17→18)
「更に、ラグナログのモンスター効果発動! 手札のレベル5以上のモンスターを見せることで、そのモンスターと同じ属性を持つ攻守0の帝王トークンを、2体まで特殊召喚できる。今回我が見せるのは水属性のメビウス。これにより水属性となった帝王トークン2体を特殊召喚する」
「そして、このトークン2体をリリースし、『凍氷帝メビウス』を、アドバンス召喚する!」(闇の王手札5→4)
戦場に吹き荒れる猛吹雪。その中より現れたのは、一段階レベルアップした氷の帝王! 攻撃力は2800。
「メビウスはアドバンス召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠を3枚まで破壊できる。更に、水属性をリリースしてアドバンス召喚した場合、このモンスターの対象となった魔法・罠は発動できない! その魔法カードを破壊させてもらう!」
またしても、猛吹雪。それにより、遊太の伏せカードが破壊されてしまう!
「くっ、罠カード『英雄騎士の爆発力』が……!」(遊太墓地21→22)
「ほう、一丁前に良いカードを伏せていたようだな。だが、その程度では止められぬ!」
「……だが、バトルフェイズを行えないのでは、このターンは意味はない。カードを2枚セットして、ターンエンド」(闇の王手札4→2)
闇の王
ライフポイント900
手札枚数2枚
モンスター2体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
『凍氷帝メビウス』(攻撃表示・攻撃力2800・水属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数17枚
除外されているカード4枚
15・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札0→1)
「このスタンバイフェイズに、前のターンの『英雄騎士への未来』の効果が適用される! 前のターン水属性の『ロードナイト』を墓地へ送った為、エクストラデッキから水属性の『イクスロードナイト・アルス』を特殊召喚する!」
今回現れたのは、氷柱と氷の鎧を持つ水の『イクスロードナイト』! 守備力は1700だが、その効果が発動される。
「アルスは『英雄騎士への覚醒』の効果で特殊召喚された時、墓地の『ロードナイト』1体を、効果を無効にして特殊召喚できる! 来い、マグナ!」
アルスが氷柱を刺した所から、現れ出でるマグナ。しかし効果は無効になっており、これでは鉄壁の防御が生かせない。
「フフフ、頭数を揃えたからなんだというのだ?」
「ここで再び、アルファのモンスター効果発動! 墓地のブラストをデッキに戻し、デッキから速攻魔法『英雄騎士交代』を手札に加える」(遊太墓地22→21)(遊太手札1→2)
「ここで手札より、速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! 自分フィールドの『イクスロードナイト』1体をエクストラデッキに戻し、エクストラに戻したモンスター以外の『イクスロードナイト』を『英雄騎士への覚醒』の効果扱いで特殊召喚する! 僕はマグナをデッキに戻し、エクストラから『イクスロードナイト・ジエス』を特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地21→22)
今回現れたのは、氷の弓矢を持つ騎士。守備力は1800。
「そして、カードを1枚セットして、ターンエンド……!」(遊太手札1→0)
(今できることは、これだけか……!)
遊太
ライフポイント4200
手札枚数0枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・アルファ』(守備表示・守備力2000・闇属性・レベル8)
『イクスロードナイト・ジエス』(守備表示・守備力1700・水属性・レベル8)
『イクスロードナイト・アルス』(守備表示・守備力1800・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数22枚
除外されているカード2枚
16・闇の王のターン
「我のターン、ドロー!」(闇の王手札2→3)
「我はラグナログの効果発動! 手札のモンスターを公開し、そのモンスターと同じ属性を持つ帝王トークンを2体まで特殊召喚する。ザボルグを見せ、光属性のトークンを2体特殊召喚する! そしてリバースカード、オープン! 罠カード『エレメント・チェンジ』! このターンフィールドのモンスターは全て、我が指定した属性となる! 我は、光を選択する!」(闇の王墓地17→18)
「くっ……!」
「そして帝王トークン2体をリリースし、現れよ! レベル8『轟雷帝ザボルグ』!」(闇の王手札3→2)
雷雲の中から、再び現れた雷の帝王! 攻撃力は2800だが、それ以上に恐ろしい効果を持っている!
「ザボルグのモンスター効果発動! アドバンス召喚時、モンスター1体を破壊する! そして、破壊したモンスターが光属性だった場合、互いにエクストラデッキよりカードを墓地へ送る! 我は、アルファを選択する!」
「アルスのモンスター効果、発動! 1ターンに1度、相手モンスター1体の効果と攻撃を封じる! フリージング・アロー!」
「無駄だ無駄だァッ! 手札より、速攻魔法『禁じられた聖杯』を発動! フィールドのモンスター1体の攻撃力を400アップさせる代わりに、効果を無効化する! アルスの効果を無効化し、代わりに攻撃力を400アップさせる!」(闇の王手札2→1)(闇の王墓地18→19)
「なにっ!?」
「ザボルグの効果は、問題なく適用される! アルファを破壊して、効果発動! 互いにエクストラデッキより、モンスターを墓地へ送る! 轟雷発破!」
ザボルグが落とした雷により、アルファは破壊されてしまう。更にそれだけではなく、エクストラのカードまでもが……!
「アルファのレベルは8! よって、お前の残っている全てのエクストラを墓地へ送ってもらう!」
「そ、そんなっ!」(遊太墓地22→23)
遊太のディスクより、勝手に墓地へ送られてしまう『イクスロードナイト』達!
「ぐわあっ!」
「うわあっ!」
その悲鳴を、遊太は聞いてしまった。
「み、皆……!」(遊太墓地23→31)
「バトルフェイズだ。ザボルグで、アルスを攻撃! 轟雷・裂傷!」
「ぐうううっ!」(遊太墓地31→32)
「そして、メビウスでジエスを攻撃! 氷結・列旋!」
「うううっ!」(遊太墓地32→33)
「そして最後に、ラグナログでダイレクトアタック! 神罰を受けよ、愚かな子供よ! 神祖・神撃!」
「流石に、4000の直撃を受ける訳には……! 罠カード発動! 『ブレイブメン・バリアー』! 相手の直接攻撃宣言時、ダメージを0にして、バトルフェイズを終了させる!」(遊太墓地33→34)
「無駄だ無駄だ無駄だァッ! 罠カード『トラップ・スタン』を発動! このターン、このカード以外の罠カードは無効化される!」(闇の王墓地19→20)
「そ、そんなっ!」
「今度こそ本当に沈むが良い! ラグナログのダイレクトアタックを受けよ!」
漆黒の体より、巨大なキャノン砲が出る。そこから放たれた極太レーザーが、遊太を直撃した!
「うわあーーーっ!」(遊太ライフ4200→200)
城の中に響く悲鳴。それ程までの激痛が、彼を襲った。しかし、その悲鳴を聞くのは、敵である闇の王以外にはいなかった。
「あ……ああ……」
ラグナログの直撃を受け、全身傷だらけになった遊太。だが、闇の王は。
「フフフ、最後のトドメだ……! ラグナログが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のライフを半分にする! 神祖・流生命!」
「うわあーーっ!」(遊太ライフ200→100)
ダメ押しを喰らわされ、遊太の体は、更に傷つく。それはもう、今自分が立っていることも認識できなくなる程に……。
「我は、これでターンエンドだ……!」
闇の王
ライフポイント900
手札枚数1枚
モンスター3体
『神帝ラグナログ』(攻撃表示・攻撃力4000・闇属性・レベル10)
『凍氷帝メビウス』(攻撃表示・攻撃力2800・水属性・レベル8)
『轟雷帝ザボルグ』(攻撃表示・攻撃力2800・光属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数20枚
除外されているカード4枚
17・遊太のターン
「僕の……」
遊太は、デッキからカードを引こうとした……。だが、手が動かない。それでも動かそうとした、でも手が動かない。
遊太は倒れてしまった……起き上がろうとするが、足も、手も、何もかもが動かなかった……。
(こ、こんな所で……! 折角皆が、託してくれたのに……! 菊姫、知多君、真薄君、アキラ君、カリンちゃん……、烏間さん、そしてロベルトさん……! 皆が僕に託してくれたのに、それなのに、僕は……!)
(僕は……!)
デッキに手を伸ばそうとした、だが手はやはり動かなかった……。次第に、遊太は意識が遠くなってきた……。
(ダメ、なのか……!)
遊太が再起不能になったことで、闇の王は。
「フハハハハハ! もう終わりの様だな! これで、我の勝ちが決定したのだ!」
城の中に、笑い声が響く。
一方その頃、菊姫、知多、真薄、カリン、アキラはというと。
「大丈夫かな、アイツ……!」
菊姫の心配は、的中してしまった。突如、カリンがビクッ! と立つ。
「ど、どうしたんですかカリンさん!」
「何かあったのかじゃん……!?」
「遊太君……!」
カリンは、そういうと黙って城を見つめた。
第五十三話。終わり。
現在のイイネ数 | 99 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
127 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1894 | 3 | 2018-01-27 | - | |
176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1533 | 1 | 2018-01-28 | - | |
101 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1411 | 3 | 2018-01-30 | - | |
147 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1230 | 1 | 2018-02-05 | - | |
83 | 第四話「大会にて」 | 1021 | 1 | 2018-02-11 | - | |
136 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1139 | 1 | 2018-02-14 | - | |
124 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1044 | 1 | 2018-02-18 | - | |
220 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1136 | 1 | 2018-02-22 | - | |
89 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1001 | 0 | 2018-02-25 | - | |
183 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1058 | 0 | 2018-03-02 | - | |
96 | 第十話「驚きの予選会」 | 1163 | 1 | 2018-03-05 | - | |
84 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1196 | 2 | 2018-03-10 | - | |
94 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1062 | 0 | 2018-03-13 | - | |
156 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1159 | 2 | 2018-03-17 | - | |
174 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1028 | 0 | 2018-03-24 | - | |
154 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1182 | 2 | 2018-03-29 | - | |
76 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 970 | 2 | 2018-04-03 | - | |
86 | 第十七話「本戦開始!」 | 963 | 0 | 2018-04-06 | - | |
143 | 第十八話「知多と遊太」 | 980 | 0 | 2018-04-13 | - | |
142 | 第十九話「僕のヒーロー」 | 1074 | 0 | 2018-04-17 | - | |
148 | 第二十話「僕のヒーローは」 | 1044 | 0 | 2018-04-21 | - | |
151 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1133 | 2 | 2018-04-25 | - | |
134 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 978 | 2 | 2018-04-29 | - | |
107 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 999 | 2 | 2018-05-09 | - | |
145 | 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 | 1026 | 0 | 2018-05-12 | - | |
88 | 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 | 1046 | 2 | 2018-05-16 | - | |
144 | 第二十六話「決着、そして……!」 | 1056 | 2 | 2018-05-18 | - | |
82 | 第二十七話「ロードナイトの話」 | 1027 | 0 | 2018-05-26 | - | |
99 | 第二十八話「カリンと遊太」 | 1008 | 2 | 2018-05-28 | - | |
97 | 第二十九話「日傘の女の子」 | 951 | 0 | 2018-06-07 | - | |
161 | 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 | 991 | 0 | 2018-06-11 | - | |
130 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 986 | 0 | 2018-06-23 | - | |
109 | 第三十二話「侵略の一手」 | 834 | 0 | 2018-06-24 | - | |
168 | 第三十三話「帝国への招待状」 | 1086 | 0 | 2018-07-03 | - | |
130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 974 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1423 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 943 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 918 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1002 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 941 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1045 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 856 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 936 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 999 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 837 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1019 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 970 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 946 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 988 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 994 | 0 | 2019-01-17 | - | |
101 | 作者よりお知らせ | 826 | 0 | 2019-01-27 | - | |
83 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 781 | 0 | 2019-02-05 | - | |
99 | 第五十三話「神帝現る」 | 947 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
143 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 891 | 0 | 2019-03-14 | - | |
89 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 | 909 | 0 | 2019-03-22 | - | |
82 | 第五十五話「休息の時」 | 803 | 0 | 2019-04-07 | - | |
78 | 第五十六話「彼女との再会」 | 744 | 0 | 2019-04-20 | - | |
102 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 764 | 0 | 2019-05-01 | - | |
69 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 790 | 0 | 2019-05-19 | - | |
73 | 第五十九話「闇のカード」 | 837 | 0 | 2019-06-04 | - | |
111 | 第六十話「変わり始める生活」 | 791 | 0 | 2019-07-18 | - | |
69 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 723 | 0 | 2019-08-04 | - | |
76 | 作者よりお知らせ2 | 733 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 493 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 844 | 0 | 2020-02-22 | - | |
90 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 784 | 0 | 2020-03-22 | - | |
70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
91 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 695 | 0 | 2020-05-09 | - | |
87 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 719 | 0 | 2020-05-23 | - | |
78 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 852 | 0 | 2020-05-30 | - | |
97 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 758 | 0 | 2020-06-12 | - | |
64 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 729 | 0 | 2020-06-14 | - | |
62 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 675 | 0 | 2020-06-27 | - | |
76 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 775 | 0 | 2020-06-28 | - | |
64 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 671 | 0 | 2020-07-07 | - | |
76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 637 | 0 | 2020-07-13 | - | |
78 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 751 | 0 | 2020-07-13 | - | |
73 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 606 | 0 | 2020-07-26 | - | |
88 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 682 | 0 | 2020-08-06 | - | |
63 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 667 | 0 | 2020-08-15 | - | |
63 | 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 | 600 | 0 | 2020-08-30 | - | |
74 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 683 | 0 | 2020-09-13 | - | |
72 | 第七十九話「燃えろ遊太!」 | 641 | 0 | 2020-09-27 | - | |
119 | 作者よりお知らせ3 | 625 | 0 | 2020-10-02 | - | |
68 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 623 | 0 | 2020-10-18 | - | |
73 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 705 | 0 | 2020-11-05 | - | |
67 | 第八十一話「高き壁」 | 664 | 0 | 2020-11-22 | - | |
76 | 第八十二話「強き者」 | 746 | 0 | 2020-12-05 | - | |
58 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 679 | 0 | 2021-01-01 | - | |
77 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 736 | 0 | 2021-01-11 | - | |
58 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 521 | 0 | 2021-02-20 | - | |
65 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 480 | 0 | 2021-04-04 | - | |
69 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 434 | 0 | 2021-04-25 | - | |
70 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 587 | 0 | 2021-05-04 | - | |
53 | 第八十九話「チーム結成!」 | 502 | 0 | 2021-05-08 | - | |
61 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 452 | 0 | 2021-06-02 | - | |
60 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 583 | 0 | 2021-06-12 | - | |
77 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 455 | 0 | 2021-07-08 | - | |
68 | 第九十三話「雷と未来」 | 425 | 0 | 2021-07-18 | - | |
65 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 644 | 0 | 2021-09-04 | - | |
58 | 作者からお知らせ4 | 460 | 0 | 2021-09-17 | - | |
74 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 552 | 2 | 2021-10-17 | - | |
59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 466 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 563 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 514 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 412 | 0 | 2022-04-09 | - | |
74 | 第百一話「プロの実力」 | 424 | 0 | 2022-05-07 | - | |
62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 374 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 461 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 338 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 554 | 0 | 2022-11-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
- 12/24 00:02 コンプリート評価 asdさん ⭐LEGACY OF DESTRUCTION⭐
- 12/23 23:27 ボケ 炎斬機マグマの新規ボケ。ガンダムのおっちゃん「大阪万博に展示される…
- 12/23 23:10 デッキ 坂巻馨容疑者の企み?襲撃のクローラー!
- 12/23 23:01 ボケ No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドの新規ボケ。マリオ64の「あっ…
- 12/23 16:00 評価 5点 《百鬼羅刹大重畳》「自分の場にXモンスターがいること前提の罠。 …
- 12/23 15:41 評価 8点 《蛇眼の大炎魔》「主に《蛇眼神殿スネークアイ》で永続魔法扱いで…
- 12/23 14:52 SS 第二十三話・1
- 12/23 12:18 デッキ マハ速の復活?マハー・ヴァイロのパワー!
- 12/23 10:36 評価 10点 《早すぎた埋葬》「無条件で蘇生可能な装備魔法 《聖騎士の追…
- 12/23 09:15 デッキ 炎の剣士
- 12/23 08:49 SS 第40話:詰み
- 12/23 00:41 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:19 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:07 評価 9点 《鎖付き真紅眼牙》「 《天球の聖刻印》とは相性がよく、出した攻…
- 12/23 00:03 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 22:00 評価 10点 《深淵に潜む者》「バグースカの身代わりで禁止。墓地封殺がフリ…
- 12/22 21:54 デッキ 俺の真の最強のライゼオル
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:18 一言 深淵が禁止は個人的に悲し過ぎますわ…。デスサイズが制限止まりで果た…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。