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第七十九話「燃えろ遊太!」 作:イクス
第七十九話「燃えろ遊太!」
ロカクタウンのデュエリストとデュエルをしにやってきた遊太たち。プラクサスのデュエリストとはまた違った強さを持つ彼らとのデュエルは、とても良いものだった。
そしてとうとう、遊太のデュエルが始まろうとしていた!
2勝1敗で迎えた遊太たちのデュエル。そして、デュエルをするのは……。
「よぉ~し、とうとう僕の番がやってきたね! 対戦するのは……」
「僕! 僕が相手だ遊太君!」
遊太と対戦するのは、坊主頭の赤井剣太郎。
「僕、君と対戦するのを待っていたんだ! プラクサスで新たにチャンピオンになったっていう君に!」
「僕も、君みたいな元気いっぱいのデュエリストとデュエルするのが、今から楽しみだよ!」
始める前から元気いっぱいな二人。それを見守る、菊姫と赤羽根たち。
「なあ、バネさん……だっけ? あの赤井ってヤツ、こっちじゃ一番下なんだろ? デュエルはどれくらいできんの?」
「ま、俺たちからすれば、剣太郎がそんな簡単に負ける訳ないと思ってるけどな」
「相手があの遊太くんでも、剣太郎にはそう簡単には勝てないんだな。むしろ、こっちが勝てるかもしれないんだな」
「え? そんに強いヤツなのかじゃん?」
「だって剣ちゃんは、ウチで一番強い子なのね」
「え、ええ~!?」
いきなりのカミングアウトに、びっくりする菊姫たち。遊太たちは、そんなことお構いなしに自分たちで話を進めていた。
「君の噂は、ここまで届いているよ! プラクサスシティにいきなり現れて、彗星のごとくチャンピオンの座をアキラ君からかっさらっていった、先進気鋭のデュエリスト! それが六道遊太君! 君さ!」
「こんな田舎にも僕のウワサが!? プラクサスのデュエリストって、そんなにレベル高かったの!?」
「うん! 逆に言えば、ここにも届くぐらい君の活躍がすごかったって、ことさ! 決闘者の帝国まで、そのまま制しちゃうぐらいなんだから!」
「あー、アレは結構しんどかった(いろんな意味で)けれどね……」
「なんでか僕のとこには来なかったんだよね~、帝国の招待状……でも、そんな子とデュエルできるなんて、すっごく良い! あぁ~、燃えてきた!」
「燃える! なんか、僕もそんな感じがしてきた! よし、このままの勢いで、デュエルだよ!」
「うん! じゃあ、このまま行くよ! デュエルだ! 燃えて行くよ~!」
「「ルールはマスタールール3、ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
「先攻は、僕がもらうよ!」
1・遊太のターン
「僕のターン、僕は速攻魔法『英雄騎士の緊急招集』を発動! 自分フィールドにモンスターがいない時、手札・デッキからレベル4以下の『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる! 僕はデッキから、レベル2の『ロードナイト・スター』を特殊召喚するよ!」(遊太手札5→4)(遊太墓地0→1)
「特殊召喚した、スターの効果発動。このモンスターは特殊召喚に成功した時、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから、レベル4の『ロードナイト・クレス』を特殊召喚する! そして特殊召喚されたクレスは、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を手札に加えられる。僕はデッキから、『ロードナイト・アウェイク』を手札に加える」(遊太手札4→5)
「そして手札の『ロードナイト・アウェイク』のモンスター効果。このカードを手札から捨てることで、デッキから『英雄騎士への覚醒』を手札に加えられる」(遊太墓地1→2)
「そして、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールド上の、『ロードナイト』モンスター1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性を持つ『イクスロードナイト』1体を、エクストラデッキから特殊召喚する! 僕はスターをリリースして、リリースしたスターと同じ光属性の『イクスロードナイト』、『イクスロードナイト・マグナ』を守備表示で特殊召喚する!」(遊太手札5→4)(遊太墓地2→4)
遊太のフィールドに現れた、金色の鎧を身につけた守備力3300の騎士。その堅い守りは、ほとんどの攻撃を通さない。
「おおっ! さすが遊太君、いきなりそんなモンスターを出して来るなんて!」
「まだまだ! 僕は『ロードナイト・スピーダー』を召喚! 効果発動、スピーダーは召喚された時、『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる。僕は手札から、『ロードナイト・ネクロ』を特殊召喚する」(遊太手札4→2)
「そして特殊召喚されたネクロは、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。僕は墓地から再び『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→3)(遊太墓地4→3)
「そしてもう一回、『英雄騎士への覚醒』を発動! 今度はスピーダーをリリースして、風属性の『イクスロードナイト・ローズ』を特殊召喚!」(遊太手札3→2)(遊太墓地3→5)
右手にフルーレを、左手に薔薇を持ったピンク色の鎧を身につけた騎士。攻撃力2600と、これは派手だ。
「ローズの効果発動。手札1枚をコストに、2つの効果から1つを選んで適用できる。一つはフィールドのカードを2枚まで手札に戻す効果、もう一つはデッキ・墓地から『ロードナイト』モンスターを2枚まで手札に加える効果。僕は後者を発動させて、デッキから『ロードナイト・シーマイン』と『ロードナイト・ブラスト』を手札に」(遊太手札2→1→3)(遊太墓地5→6)
「1枚カードを伏せて、これでターンエンド!」(遊太手札3→2)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター4体
『イクスロードナイト・マグナ』(守備表示・守備力3300・光属性・レベル8)
『イクスロードナイト・ローズ』(攻撃表示・攻撃力2600・風属性・レベル8)
『ロードナイト・ネクロ』(守備表示・守備力1600・闇属性・レベル4)
『ロードナイト・クレス』(守備表示・守備力1000・地属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
「おぉ~! いきなりそんなに展開してくるなんて、さすが、プラクサスのチャンピオン! だけど、僕もすごいんだよ! なんてたって、燃える男のデッキだからね!」
剣太郎のこの言葉を聞いて、外野の菊姫たちは想像する。
「なあ知多、剣太郎のデッキ……大体予想つかねーか?」
「うん、俺も考えていること大体同じじゃん」
「なんであの子、あんなに燃えているんでしょうか……?」
2・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札5→6)
「僕は手札から『焔聖騎士-オジエ』を召喚!」(剣太郎手札6→5)
現れたのは、赤い装束を身にまとった炎の騎士。攻撃力は1500。
これを見て、外野の菊姫たちは口々に喋る。
「やっぱりな!」
「炎の戦士だ!」
「似合うじゃん!」
「オジエは召喚・特殊召喚に成功した時、墓地へ『聖剣』カードか、炎属性・戦士族モンスター1体を墓地へ送ることができる。僕は墓地へ『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』を墓地へ!」(剣太郎墓地0→1)
「そして、僕のフィールドに戦士族・炎属性モンスターがいる時、このモンスターはチューナーモンスターとして手札から特殊召喚できる! 来い、レベル1『焔聖騎士-リナルド』!」(剣太郎手札5→4)
「特殊召喚に成功した墓地の装備魔法か炎属性・戦士族モンスター1体を手札に加えられる。僕はさっき墓地へ送った『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』を手札に!」(剣太郎手札4→5)(剣太郎墓地1→0)
「そして手札から、装備魔法『『焔聖剣-デュランダル』』をオジエに装備! 効果発動。このカードが装備されている時、デッキからレベル5以下の戦士族・炎属性モンスターを手札に加えられる。僕は『キリビ・レディ』を手札に。そして、効果を発動したデュランダルは破壊される」(剣太郎手札4→5)(剣太郎墓地0→1)
「レベル4のオジエに、チューナーとなっているレベル1のリナルドをチューニング! シンクロ召喚! 現れろ、レベル5『焔聖騎士導-ローラン』!」(剣太郎墓地1→3)
シンクロ召喚で現れた、燃ゆる剣を身につけた聖騎士。攻撃力は2000。
「シンクロ召喚に成功したローランの効果、発動! だけど、エンドフェイズに効果が適用されるけどね」
「シンクロ召喚使いだね!」
「うん。けれど、僕の本当のエースはまだ出てないよ」
「え?」
「墓地の装備魔法を1枚除外することで、このモンスターは手札から特殊召喚できる! 現れろ、僕のエース! 不死鳥の炎を纏いて、今こそ現れろ! レベル9『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』!」(剣太郎手札5→4)(剣太郎墓地3→2)
不死鳥の形をした炎の中から現れた、炎の剣士! 攻撃力は3000と驚異的だ。
「いきなり、攻撃力3000のモンスターを召喚するなんて! しかも……すっごく、かっこいい!」
「でしょでしょ~! だけどコイツは、かっこいいだけじゃないよ! バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、『イクスロードナイト・ローズ』を攻撃! ゴッドフェニックス・ソード!」
剣に炎が宿り、ローズへと攻撃が迫る。だが、遊太は慌てない。
「『イクスロードナイト・マグナ』、効果発動! このモンスターの守備力を1000下げることで、このターン僕の『ロードナイト』モンスターは戦闘・効果で破壊されず、ダメージも0になる! 攻撃は通らないよ!」(マグナ守備力3300→2300)
「予想通り! ゴッドフェニックス、効果発動! このモンスター攻撃するダメージステップ開始時に、フィールドのモンスター1体を選んで、このモンスターに装備する! ローズを、攻撃力500アップの装備カードとして装備!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「なんだって!?」
「これでそのモンスターの効果をすり抜けて、モンスターを除去できるよ!」
ゴッドフェニックスの剣に、ローズが吸い込まれ剣がローズの意匠をかたどったものとなる。これでは、マグナのバリアも意味が無い。
「ウソでしょ……そんな形で来る? 普通」
「僕はちゃんと言ったさ、かっこいいだけじゃないって。僕はメインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンド! このターンのエンドフェイズ、シンクロ召喚に使用した『焔聖騎士導-ローラン』の効果で、デッキより装備魔法『焔聖剣-ジョワユーズ』を墓地へ送って、戦士族モンスターの『焔聖騎士-ローラン』を手札に加える」(剣太郎墓地2→3)
剣太郎
ライフポイント8000
手札枚数4枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
『焔聖騎士導-ローラン』(攻撃表示・攻撃力2000・炎属性・レベル5)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『イクスロードナイト・ローズ』(装備カード)
墓地の枚数3枚
除外されているカード1枚
3・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札2→3)
(マグナがいても、あのモンスターがいる限り耐性をすり抜けて除去される……なら!)
「僕はネクロをリリースして、『ロードナイト・シーマイン』をアドバンス召喚! アドバンス召喚に成功したシーマインは、墓地から『ロードナイト』モンスターを2体特殊召喚できる。僕は墓地からリリースしたネクロとスターを特殊召喚するよ!」(遊太墓地7→8→6)(遊太手札3→2)
「特殊召喚に成功したネクロの効果で、墓地から『英雄騎士への覚醒』を手札に加え、スターの効果でデッキから『ロードナイト・ルナ』を特殊召喚する」(遊太墓地6→5)(遊太手札2→3)
「ルナは特殊召喚された時『英雄騎士』魔法・罠を手札に加えられるから、デッキから『英雄騎士交代』を手札に加える」(遊太手札3→4)
「速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! 自分フィールドの『イクスロードナイト』1体をエクストラデッキに戻して、戻したモンスターとは違う『イクスロードナイト』を、特殊召喚する! 僕はマグナをデッキに戻し、エクストラデッキから特殊召喚するのは……コイツだ! 現れろ地属性の『イクスロードナイト・アポロ』!」(遊太手札4→3)(遊太墓地5→6)
獅子の鎧を身につけた手甲をつけた騎士。その両手は赤く光り、熱を帯びている。
「おや、守りがダメとわかったら攻めに来た?」
「その通り! そっちの『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』じゃマグナは防ぎきれない。なら、攻めに行くよ!」
「そして手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの闇属性の『ロードナイト・ネクロ』をリリースして、僕のエースモンスター『イクスロードナイト・アルファ』を特殊召喚する!」(遊太手札3→2)(遊太墓地6→7)
青いマントを身につけた黒騎士、それは遊太のエースモンスター。攻撃力は2500。
「おおっ! 遊太君も、エースを出して来たんだね!」
「そっちが出してくるなら、こっちも出さなきゃね! アルファの効果発動! 墓地の『ロードナイト』モンスター1体をデッキに戻して、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加える。僕は墓地のアウェイクをデッキに戻して……」(遊太墓地7→6)
「それはちょっとマズイかも……! ゴッドフェニックス、効果発動! 僕のフィールドにある装備カード1枚をコストに、相手モンスターの効果を無効化して、破壊する! 僕は装備カードとなっているローズ1体をコストに、アルファの効果を無効化するよ! フレイム・バリア!」(遊太墓地6→7)
ゴッドフェニックスが放った炎が、アルファを焼き尽くし効果を無効化する。
「あちゃあ、さすがに簡単にはやらせてくれないか……! なら、バトルフェイズ! アポロでゴッドフェニックスを攻撃! ここでアポロの効果を発動させる! アポロは戦闘を行う時、自身の攻撃力を自分フィールドの他のモンスターの攻撃力分アップさせることができる! 僕はクレスの攻撃力、1800アップさせて4300にする! ゴッドフェニックスの効果は、1ターンに1度だよね! これでそっちは破壊!」
「罠カード発動! 『鎖付きブーメラン』だ!」
「なにっ!?」
罠カードから飛び出た鎖付きのブーメランが、アポロに巻き付き動きを封じた。守備表示となり、攻撃は無効化されてしまった。
「『鎖付きブーメラン』は、相手の攻撃宣言時攻撃したモンスターを守備表示にすることができる。更に、僕のモンスターに攻撃力500アップの装備カードにもできる! 僕はローランの装備カードにさせて、攻撃力アップだ!」(ローラン攻撃力2000→2500)
「くっ……シーマインの攻撃力は2400。これじゃ攻撃できない……メインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター4体
『イクスロードナイト・アポロ』(守備表示・守備力2100・地属性・レベル8)
『ロードナイト・クレス』(守備表示・守備力1500・地属性・レベル4)
『ロードナイト・シーマイン』(攻撃表示・攻撃力2400・水属性・レベル6)
『ロードナイト・スター』(守備表示・守備力1500・光属性・レベル2)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
4・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札4→5)
「僕は、墓地の『焔聖騎士-オジエ』の効果を発動させるよ!」
「効果?」
「墓地のオジエを、装備カードとしてゴッドフェニックスに装備!」
「え!? 自ら装備カードになるモンスターだって!?」
「墓地へ行った『焔聖騎士』は、その魂をモンスターの力へと変えるんだ! オジエは装備カードとなった時、装備モンスターに効果破壊されない耐性を与える!」(剣太郎墓地3→2)
墓地から現れたオジエの魂が、ゴッドフェニックスの体に取り憑き装備カードとなる。
(これで、耐性を与えつつ妨害札を用意された……)
「魔法カード『アームズ・ホール』を発動! このターン、通常召喚を放棄する代わりにデッキの上からカード1枚を墓地へ送って、デッキ・墓地から装備魔法1枚を手札に加える! 僕はデッキの『焔聖剣-オートクレール』を手札に!」(剣太郎墓地3→5)
「手札の『キリビ・レディ』は、自分フィールドに戦士族がいる時、手札から特殊召喚できる。さらに、このモンスターを墓地へ送ることで、手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚できる! 僕は『コマンド・ナイト』を特殊召喚するよ! そして『コマンド・ナイト』は、フィールドに表側表示でいる時戦士族の攻撃力を400アップさせるよ!」(剣太郎手札5→3)(剣太郎墓地5→7)(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3400)(コマンド・ナイト1200→1600)(ローラン攻撃力2500→2900)
「行くよ、バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、アポロを攻撃! その時効果発動! アポロをゴッドフェニックスの装備カードとするよ!」
「罠カード『英雄騎士の兵力交代』を発動! フィールドの『ロードナイト』を任意の数リリースして、リリースした数だけデッキから『ロードナイト』モンスターを手札に加えるかドローできる! 僕はスターとアポロをリリースして、2枚ドロー!」(遊太墓地7→10)(遊太手札1→3)
「攻撃対象の巻き戻しが起きて、僕はクレスの方を装備カードにするよ。次は、ローランでシーマインを攻撃!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「罠カード『ガード・ブロック』を発動! 戦闘ダメージを0にして、1枚ドロー!」(遊太手札3→4)(遊太墓地10→12)
「防がれたか……なら僕は、メインフェイズ2でレベル4の『コマンド・ナイト』に、レベル5のローランをチューニング!」
これに驚く外野の菊姫。
「なにい!? アイツもシンクロチューナーの使い手なのか!?」
「シンクロ召喚! 現れろレベル9『焔聖騎士帝-シャルル』!」(剣太郎墓地5→8)
攻撃力3000の、今までの『焔聖騎士』を総べる炎の騎士。ゴッドフェニックスと並ぶと、その威圧感が半端ではない。
「リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド。このターンのエンドフェイズ、シャルルの効果発動! 自分の手札・墓地から装備魔法1枚をシャルルに装備して、デッキから戦士族・炎属性モンスターを攻撃力500アップの装備カードにできる! 墓地のジョワユーズをシャルルに装備させて、デッキから『焔聖騎士-モージ』を装備カードに! モージは装備カードとなっている時、モンスターを銭湯破壊から守る!」(剣太郎手札3→2)
「そして、装備カードが装備されたシャルルはフィールドのカードを1枚破壊できるけど、今は良いかな」
剣太郎
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
『焔聖騎士帝-シャルル』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード4枚
発動しているカード3枚
『焔聖剣-ジョワユーズ』(装備魔法)
『焔聖騎士-モージ』(装備カード)
『ロードナイト・クレス』(装備カード)
墓地の枚数8枚
除外されているカード1枚
「くっ……こうも良いようにやられるなんて!」
「どうしたんだい、遊太君! この程度じゃ、僕はまだ半分も燃えてないよ!」
「強いね……でもその言葉、そっくりそのままお返ししてやるもんね!」
「へぇ~、そう言っちゃう? 楽しみだなあ!」
剣太郎の猛攻を、なんとかしのいでいる遊太。それを見て菊姫たちは語る。
「アイツ、お前らが一番強いなんて言うだけあって、強いじゃねーか!」
「装備カードを主体とした『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』のモンスター効果無効化と、ついでに『焔聖騎士』の装備効果も相まって、隙があんまりないですね!」
「ついでに、『焔聖騎士』シンクロモンスターの効果が、装備カードとなる『焔聖騎士』やゴッドフェニックスの効果マッチしているじゃん!」
「どうやら、なかなか手強いようですわね」
「そうだぜ! アイツには俺も負けたりしたしな」
「赤羽根さんもですか!?」
「あたしのカエルデッキも、なかなかアレを突破できなかったのね」
「オラもパワーで攻めようにも、装備カードはステータスを上げるのが多いから厄介なんだな」
「そんななんデスか!?」
「だから言ったろ、アイツはウチの中じゃ一番強いって!」
5・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札4→5)
(さて、あのモンスターをどうするか……フィールドに装備カードは3枚。だけどただ除去すれば良いってもんじゃない。あのシャルルのせいで毎ターン墓地から装備カードを供給されてゴッドフェニックスの無効化に使われてしまう。となると、両方倒すしかないよね!)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動! 墓地からモンスター1体を特殊召喚する。僕が特殊召喚するのは、アルファ!」(遊太手札5→4)
「アルファのモンスター効果、発動。墓地のシーマインをデッキに戻して、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カードを1枚手札に加える。さあ、無効化を使う?」(遊太墓地10→9)
(誘っているのか……? だけど、あんなものを許したら、更に強力なものを出されるかもしれない。だったら、ここは使うしかないよね!)
「ゴッドフェニックス、効果発動! 装備カードとなっているクレスをコストに、モンスター効果を無効にし破壊!」(遊太墓地9→10)
「破壊されたアルファは墓地へ」(遊太墓地10→11)
「だけど、ここまでは想定内! 魔法カード『英雄騎士の再生術』を発動! 墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚と『ロードナイト』モンスター1体を手札に加える。僕は『英雄騎士への覚醒』と『ロードナイト・スピーダー』を手札に加える」(遊太手札3→5)(遊太墓地11→10)
「そしてスピーダーを召喚して効果発動。手札の『ロードナイト・ダージ』を特殊召喚するよ! ダージは特殊召喚に成功した時、デッキから1枚ドローできる。それが『ロードナイト』だった時、特殊召喚できる1枚ドロー! これは『ロードナイト』じゃないから特殊召喚できない。このまま手札に加える」(遊太手札5→4)
「フィールドの風属性であるスピーダーを対象に、『英雄騎士への覚醒』を発動! このモンスターをリリースして、風属性の『イクスロードナイト・シルフィー』を特殊召喚するよ!」(遊太手札4→3)(遊太墓地10→12)
現れたのは、風車のような剣を持った白い鎧の騎士。攻撃力は2700。
「シルフィーの効果発動! フィールドの魔法・罠を全て破壊する! これで君の装備魔法は破壊だよ!」
「罠カード『鎖付き爆弾』を発動! このカードをモンスターに攻撃力500アップの装備カードとして装備するよ」
「こっちが魔法カードを破壊するのに、装備カードを増やすだって!? なにをするんだ!? とりあえずヴェイパー・ヘビーストーム!」
シルフィーが風車を回すと、フィールドに大嵐が巻き起こり、剣太郎の装備カードが一気に吹っ飛んだ!
「ぐっ……だけど、装備カードとなっていた『鎖付き爆弾』の効果発動! 装備カードとなっているこのカードが効果で破壊された時、フィールドのカード1枚を破壊するよ! これでシルフィーは破壊だね!」(剣太郎墓地8→12)
「またしても……だけど、シルフィーの効果が適用されて、君のモンスターの攻撃力・守備力を破壊した魔法・罠の数×300ポイントダウンさせる! 今破壊したのは5枚。よって、1200ポイントのダウンだ!」(遊太墓地12→13)
大嵐の余波によって、ゴッドフェニックスとシャルルの鎧や体が傷ついてボロボロになる。(ゴッドフェニックス攻撃力3000→1800)(シャルル攻撃力3000→1800)
「だけど、モージは墓地へ送られた時このカード以外の『聖剣』カードか炎属性・戦士族モンスターを墓地・除外ゾーンから合計3枚デッキに戻して1枚ドローできる。僕は除外ゾーンの『焔聖剣-デュランダル』『焔聖剣-ジョワユーズ』『コマンド・ナイト』をデッキに戻して、1枚ドロー!」(剣太郎墓地12→10)(剣太郎除外1→0)(剣太郎手札2→3)
「なら、装備魔法『英雄騎士の応急処置』を発動! 墓地から『ロードナイト』を特殊召喚して、このカードを装備するよ! 僕が特殊召喚するのは……アルファ!」(遊太手札3→2)(遊太墓地13→12)
「さっきは破壊しちゃったけど、ここでそれを出すんだね!」
「アルファの効果、発動! 墓地のクレスをデッキに戻して、デッキから『英雄騎士』魔法カード『英雄騎士の兵力補充』を手札に加え、そのまま発動! 墓地の『ロードナイト』3体をデッキに戻し、2枚ドローする。僕はローズとアポロとシルフィーをエクストラに戻して、2枚ドローするよ!」(遊太手札2→4)(遊太墓地12→11→8→9)
「そっちが装備魔法で来るなら、こっちも装備魔法だ! 手札から装備魔法『英雄騎士の剣』をアルファに装備! コレで攻撃力を800ポイントアップ!」(遊太手札4→3)(アルファ攻撃力2500→3300)
「なら、それにチェーンして墓地の『焔聖騎士導-ローラン』の効果発動! 自分フィールドの戦士族に攻撃力500ポイントアップの装備カードにするよ! ゴッドフェニックスに装備!」(剣太郎墓地10→9)(ゴッドフェイニックス攻撃力1800→2300)
「なら、僕はもう一度、手札から『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドのダージをリリースして、同じ闇属性の『イクスロードナイト・ドゥフト』を特殊召喚!」(遊太手札3→2)(遊太墓地9→11)
右手にレイピアを持った、獣の鎧を身につけた騎士。攻撃力は2600。
「バトルフェイズ! アルファでゴッドフェニックスを攻撃! ダーク・ロードソード!」
「手札の『焔聖騎士-ローラン』効果発動! このカードを自分フィールドのモンスター1体に、このカードを手札から攻撃力500ポイントアップの装備カードとするよ! このカードをシャルルに装備! シャルルは装備カードが装備された時、フィールドのカード1枚を破壊できる! アルファを破壊するよ!」(剣太郎手札3→2)(シャルル攻撃力1800→2300)
「ぐっ。攻撃宣言を狙われたか……」(遊太墓地11→14)
「なら、ドゥフトでシャルルを攻撃! ダーク・レイランス!」
「攻撃は受けるだけ! 今回は破壊されることに意味があるんだ!」(剣太郎ライフ8000→7700)(剣太郎墓地12→14)
「……メインフェイズ2に入って、手札1枚をコストにドゥフトの効果発動! デッキ・墓地から『英雄騎士』罠カード1枚を伏せるよ。僕はデッキから、罠カード『英雄騎士の奇策』を伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)
「このターンのエンドフェイズ、墓地へ送られたローランの効果が発動して、デッキから装備魔法1枚か炎属性・戦士族モンスター1体を手札に加えられる。僕は『焔聖騎士-オリヴィエ』を手札に!」(剣太郎手札2→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(攻撃表示・攻撃力2600・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数14枚
除外されているカード0枚
6・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札3→4)
「僕は手札から、魔法カード『九字切りの呪符』を発動! 手札・フィールドのレベル9モンスター1体を墓地へ送って、2枚ドローする。僕は、攻撃力を下げられたゴッドフェニックスを墓地へ送って、2枚ドローするよ」(剣太郎手札3→5)(剣太郎墓地14→17)
「魔法カード『増援』を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。僕はデッキからレベル3の『切り込み隊長』を手札に」(剣太郎墓地17→18)
「そして手札から『切り込み隊長』を召喚! 効果発動。手札のレベル4モンスター1体を特殊召喚する。僕は手札からレベル4チューナー『焔聖騎士-オリヴィエ』を特殊召喚!」(剣太郎手札5→3)
「僕はレベル3の『切り込み隊長』に、レベル4のオリヴィエをチューニング! シンクロ召喚! 現れろレベル7『セブン・ソード・ウォリアー』!」(剣太郎墓地18→20)
現れたのは、たくさんの剣を持った戦士。攻撃力は2300程度だが、その刃には何か秘密が……?
「墓地の『焔聖騎士導-ローラン』、効果発動! 自分・相手メインフェイズに、墓地のこのモンスターを攻撃力500アップの装備カードとして、僕の戦士族モンスターに装備できる! 僕は、セブン・ソードに装備!」(剣太郎墓地20→19)(セブン・ソード・ウォリアー攻撃力2300→2800)
「そして、装備カードを装備したセブン・ソードは、相手ライフに800のダメージを与えられる!」
「ぐぅっ」(遊太ライフ8000→7200)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動させて、墓地のゴッドフェニックスを再び蘇生するよ!」(剣太郎手札3→2)
「バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、ドゥフトを攻撃! その時ゴッドフェニックスの効果を発動して、ドゥフトを僕の装備カードにするよ!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「ぐっ……ゴッドフェニックスの効果は、ほとんど防ぐ方法が無い……」
「続いてセブン・ソードで、ダイレクトアタック! セブン・ソード・スラッシュ!」
「罠カード『英雄騎士の奇策』を発動! このカードは、相手モンスターの攻撃力を自分墓地の『ロードナイト』の数×800ポイント下げる! 今僕の墓地にいる『ロードナイト』は8体以上! よって攻撃力は0になるよ!」(遊太墓地14→15)
「ということは、僕のモンスターの攻撃力は0となって攻撃は通らない。僕はメインフェイズ2に入って、墓地からモージとオリヴィエの効果を発動させて、ゴッドフェニックスの装備カードにする。これで、ゴッドフェニックスは効果の対象にならず、戦闘では破壊されない。そしてリバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(剣太郎墓地20→18)(剣太郎手札2→1)
剣太郎
ライフポイント7700
手札枚数1枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力0・炎属性・レベル9)
『セブン・ソード・ウォリアー』(攻撃表示・攻撃力0・地属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード5枚
発動しているカード4枚
『焔聖騎士導-ローラン』(装備カード)
『焔聖騎士-オリヴィエ』(装備カード)
『焔聖騎士-モージ』(装備カード)
『イクスロードナイト・ドゥフト』(装備カード)
墓地の枚数18枚
除外されているカード0枚
「それにしてもすげえデュエルだな」
「菊姫も……そう思うかじゃん?」
「そうなのですか?」
「気がつかねえか? これだけカードを飛び交わせているのに、お互いのライフポイントはほとんど減っちゃいねえんだよ!」
「確かに、剣太郎君のライフは7700、遊太君のライフは7200。500ポイントしか差がないですね!」
「そう、ホントだったらもっとライフを減らしていてもいいのに、初期ライフからほとんど動いてない。あの剣太郎ってヤツ……ホントすげえよ。遊太とあそこまでやるなんて、こんな奴がこんなとこにいたなんて、信じられねえよ」
「プラクサスはあくまで、狭い所でしかなかった、ということデスね!」
「やべえな、こりゃあ」
「でも皆さん、遊太君はこのまま終わるような人ではありませんわ」
「だよな! ただ、あの剣太郎ってヤツも、何か仕掛けてくるような気がするぜ……!」
菊姫たちの予想通り、遊太と剣太郎は互いにお互いのことを考えていた。
(コイツ……強い! アキラ君や菊姫たちも強かったけど、この子だって負けないくらい強い! なんてデュエリストだ……プラクサス以外にも、こんな強いデュエリストがいたなんて! これから出るD1グランプリもきっと、こんな人たちばかりなんだろうなあ! でも、出るためにはここで足踏みなんてしてられない! ここでは勝たなきゃ!)
(この子、なんてデュエリストだ、面白い! やっぱり外には、こんなに強いデュエリストがゴロゴロいるんだ! もし、この子に勝つことができたら……僕はもっと、燃えるデュエルができるだろう! 楽しいなあ!)
((だから、僕はコイツに勝ちたい!))
デュエルはまだまだ序盤だ……!
第七十九話。終わり。
ロカクタウンのデュエリストとデュエルをしにやってきた遊太たち。プラクサスのデュエリストとはまた違った強さを持つ彼らとのデュエルは、とても良いものだった。
そしてとうとう、遊太のデュエルが始まろうとしていた!
2勝1敗で迎えた遊太たちのデュエル。そして、デュエルをするのは……。
「よぉ~し、とうとう僕の番がやってきたね! 対戦するのは……」
「僕! 僕が相手だ遊太君!」
遊太と対戦するのは、坊主頭の赤井剣太郎。
「僕、君と対戦するのを待っていたんだ! プラクサスで新たにチャンピオンになったっていう君に!」
「僕も、君みたいな元気いっぱいのデュエリストとデュエルするのが、今から楽しみだよ!」
始める前から元気いっぱいな二人。それを見守る、菊姫と赤羽根たち。
「なあ、バネさん……だっけ? あの赤井ってヤツ、こっちじゃ一番下なんだろ? デュエルはどれくらいできんの?」
「ま、俺たちからすれば、剣太郎がそんな簡単に負ける訳ないと思ってるけどな」
「相手があの遊太くんでも、剣太郎にはそう簡単には勝てないんだな。むしろ、こっちが勝てるかもしれないんだな」
「え? そんに強いヤツなのかじゃん?」
「だって剣ちゃんは、ウチで一番強い子なのね」
「え、ええ~!?」
いきなりのカミングアウトに、びっくりする菊姫たち。遊太たちは、そんなことお構いなしに自分たちで話を進めていた。
「君の噂は、ここまで届いているよ! プラクサスシティにいきなり現れて、彗星のごとくチャンピオンの座をアキラ君からかっさらっていった、先進気鋭のデュエリスト! それが六道遊太君! 君さ!」
「こんな田舎にも僕のウワサが!? プラクサスのデュエリストって、そんなにレベル高かったの!?」
「うん! 逆に言えば、ここにも届くぐらい君の活躍がすごかったって、ことさ! 決闘者の帝国まで、そのまま制しちゃうぐらいなんだから!」
「あー、アレは結構しんどかった(いろんな意味で)けれどね……」
「なんでか僕のとこには来なかったんだよね~、帝国の招待状……でも、そんな子とデュエルできるなんて、すっごく良い! あぁ~、燃えてきた!」
「燃える! なんか、僕もそんな感じがしてきた! よし、このままの勢いで、デュエルだよ!」
「うん! じゃあ、このまま行くよ! デュエルだ! 燃えて行くよ~!」
「「ルールはマスタールール3、ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
「先攻は、僕がもらうよ!」
1・遊太のターン
「僕のターン、僕は速攻魔法『英雄騎士の緊急招集』を発動! 自分フィールドにモンスターがいない時、手札・デッキからレベル4以下の『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる! 僕はデッキから、レベル2の『ロードナイト・スター』を特殊召喚するよ!」(遊太手札5→4)(遊太墓地0→1)
「特殊召喚した、スターの効果発動。このモンスターは特殊召喚に成功した時、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから、レベル4の『ロードナイト・クレス』を特殊召喚する! そして特殊召喚されたクレスは、デッキから『ロードナイト』モンスター1体を手札に加えられる。僕はデッキから、『ロードナイト・アウェイク』を手札に加える」(遊太手札4→5)
「そして手札の『ロードナイト・アウェイク』のモンスター効果。このカードを手札から捨てることで、デッキから『英雄騎士への覚醒』を手札に加えられる」(遊太墓地1→2)
「そして、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールド上の、『ロードナイト』モンスター1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性を持つ『イクスロードナイト』1体を、エクストラデッキから特殊召喚する! 僕はスターをリリースして、リリースしたスターと同じ光属性の『イクスロードナイト』、『イクスロードナイト・マグナ』を守備表示で特殊召喚する!」(遊太手札5→4)(遊太墓地2→4)
遊太のフィールドに現れた、金色の鎧を身につけた守備力3300の騎士。その堅い守りは、ほとんどの攻撃を通さない。
「おおっ! さすが遊太君、いきなりそんなモンスターを出して来るなんて!」
「まだまだ! 僕は『ロードナイト・スピーダー』を召喚! 効果発動、スピーダーは召喚された時、『ロードナイト』モンスター1体を特殊召喚できる。僕は手札から、『ロードナイト・ネクロ』を特殊召喚する」(遊太手札4→2)
「そして特殊召喚されたネクロは、墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。僕は墓地から再び『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→3)(遊太墓地4→3)
「そしてもう一回、『英雄騎士への覚醒』を発動! 今度はスピーダーをリリースして、風属性の『イクスロードナイト・ローズ』を特殊召喚!」(遊太手札3→2)(遊太墓地3→5)
右手にフルーレを、左手に薔薇を持ったピンク色の鎧を身につけた騎士。攻撃力2600と、これは派手だ。
「ローズの効果発動。手札1枚をコストに、2つの効果から1つを選んで適用できる。一つはフィールドのカードを2枚まで手札に戻す効果、もう一つはデッキ・墓地から『ロードナイト』モンスターを2枚まで手札に加える効果。僕は後者を発動させて、デッキから『ロードナイト・シーマイン』と『ロードナイト・ブラスト』を手札に」(遊太手札2→1→3)(遊太墓地5→6)
「1枚カードを伏せて、これでターンエンド!」(遊太手札3→2)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター4体
『イクスロードナイト・マグナ』(守備表示・守備力3300・光属性・レベル8)
『イクスロードナイト・ローズ』(攻撃表示・攻撃力2600・風属性・レベル8)
『ロードナイト・ネクロ』(守備表示・守備力1600・闇属性・レベル4)
『ロードナイト・クレス』(守備表示・守備力1000・地属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
「おぉ~! いきなりそんなに展開してくるなんて、さすが、プラクサスのチャンピオン! だけど、僕もすごいんだよ! なんてたって、燃える男のデッキだからね!」
剣太郎のこの言葉を聞いて、外野の菊姫たちは想像する。
「なあ知多、剣太郎のデッキ……大体予想つかねーか?」
「うん、俺も考えていること大体同じじゃん」
「なんであの子、あんなに燃えているんでしょうか……?」
2・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札5→6)
「僕は手札から『焔聖騎士-オジエ』を召喚!」(剣太郎手札6→5)
現れたのは、赤い装束を身にまとった炎の騎士。攻撃力は1500。
これを見て、外野の菊姫たちは口々に喋る。
「やっぱりな!」
「炎の戦士だ!」
「似合うじゃん!」
「オジエは召喚・特殊召喚に成功した時、墓地へ『聖剣』カードか、炎属性・戦士族モンスター1体を墓地へ送ることができる。僕は墓地へ『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』を墓地へ!」(剣太郎墓地0→1)
「そして、僕のフィールドに戦士族・炎属性モンスターがいる時、このモンスターはチューナーモンスターとして手札から特殊召喚できる! 来い、レベル1『焔聖騎士-リナルド』!」(剣太郎手札5→4)
「特殊召喚に成功した墓地の装備魔法か炎属性・戦士族モンスター1体を手札に加えられる。僕はさっき墓地へ送った『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』を手札に!」(剣太郎手札4→5)(剣太郎墓地1→0)
「そして手札から、装備魔法『『焔聖剣-デュランダル』』をオジエに装備! 効果発動。このカードが装備されている時、デッキからレベル5以下の戦士族・炎属性モンスターを手札に加えられる。僕は『キリビ・レディ』を手札に。そして、効果を発動したデュランダルは破壊される」(剣太郎手札4→5)(剣太郎墓地0→1)
「レベル4のオジエに、チューナーとなっているレベル1のリナルドをチューニング! シンクロ召喚! 現れろ、レベル5『焔聖騎士導-ローラン』!」(剣太郎墓地1→3)
シンクロ召喚で現れた、燃ゆる剣を身につけた聖騎士。攻撃力は2000。
「シンクロ召喚に成功したローランの効果、発動! だけど、エンドフェイズに効果が適用されるけどね」
「シンクロ召喚使いだね!」
「うん。けれど、僕の本当のエースはまだ出てないよ」
「え?」
「墓地の装備魔法を1枚除外することで、このモンスターは手札から特殊召喚できる! 現れろ、僕のエース! 不死鳥の炎を纏いて、今こそ現れろ! レベル9『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』!」(剣太郎手札5→4)(剣太郎墓地3→2)
不死鳥の形をした炎の中から現れた、炎の剣士! 攻撃力は3000と驚異的だ。
「いきなり、攻撃力3000のモンスターを召喚するなんて! しかも……すっごく、かっこいい!」
「でしょでしょ~! だけどコイツは、かっこいいだけじゃないよ! バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、『イクスロードナイト・ローズ』を攻撃! ゴッドフェニックス・ソード!」
剣に炎が宿り、ローズへと攻撃が迫る。だが、遊太は慌てない。
「『イクスロードナイト・マグナ』、効果発動! このモンスターの守備力を1000下げることで、このターン僕の『ロードナイト』モンスターは戦闘・効果で破壊されず、ダメージも0になる! 攻撃は通らないよ!」(マグナ守備力3300→2300)
「予想通り! ゴッドフェニックス、効果発動! このモンスター攻撃するダメージステップ開始時に、フィールドのモンスター1体を選んで、このモンスターに装備する! ローズを、攻撃力500アップの装備カードとして装備!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「なんだって!?」
「これでそのモンスターの効果をすり抜けて、モンスターを除去できるよ!」
ゴッドフェニックスの剣に、ローズが吸い込まれ剣がローズの意匠をかたどったものとなる。これでは、マグナのバリアも意味が無い。
「ウソでしょ……そんな形で来る? 普通」
「僕はちゃんと言ったさ、かっこいいだけじゃないって。僕はメインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンド! このターンのエンドフェイズ、シンクロ召喚に使用した『焔聖騎士導-ローラン』の効果で、デッキより装備魔法『焔聖剣-ジョワユーズ』を墓地へ送って、戦士族モンスターの『焔聖騎士-ローラン』を手札に加える」(剣太郎墓地2→3)
剣太郎
ライフポイント8000
手札枚数4枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
『焔聖騎士導-ローラン』(攻撃表示・攻撃力2000・炎属性・レベル5)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『イクスロードナイト・ローズ』(装備カード)
墓地の枚数3枚
除外されているカード1枚
3・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札2→3)
(マグナがいても、あのモンスターがいる限り耐性をすり抜けて除去される……なら!)
「僕はネクロをリリースして、『ロードナイト・シーマイン』をアドバンス召喚! アドバンス召喚に成功したシーマインは、墓地から『ロードナイト』モンスターを2体特殊召喚できる。僕は墓地からリリースしたネクロとスターを特殊召喚するよ!」(遊太墓地7→8→6)(遊太手札3→2)
「特殊召喚に成功したネクロの効果で、墓地から『英雄騎士への覚醒』を手札に加え、スターの効果でデッキから『ロードナイト・ルナ』を特殊召喚する」(遊太墓地6→5)(遊太手札2→3)
「ルナは特殊召喚された時『英雄騎士』魔法・罠を手札に加えられるから、デッキから『英雄騎士交代』を手札に加える」(遊太手札3→4)
「速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! 自分フィールドの『イクスロードナイト』1体をエクストラデッキに戻して、戻したモンスターとは違う『イクスロードナイト』を、特殊召喚する! 僕はマグナをデッキに戻し、エクストラデッキから特殊召喚するのは……コイツだ! 現れろ地属性の『イクスロードナイト・アポロ』!」(遊太手札4→3)(遊太墓地5→6)
獅子の鎧を身につけた手甲をつけた騎士。その両手は赤く光り、熱を帯びている。
「おや、守りがダメとわかったら攻めに来た?」
「その通り! そっちの『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』じゃマグナは防ぎきれない。なら、攻めに行くよ!」
「そして手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドの闇属性の『ロードナイト・ネクロ』をリリースして、僕のエースモンスター『イクスロードナイト・アルファ』を特殊召喚する!」(遊太手札3→2)(遊太墓地6→7)
青いマントを身につけた黒騎士、それは遊太のエースモンスター。攻撃力は2500。
「おおっ! 遊太君も、エースを出して来たんだね!」
「そっちが出してくるなら、こっちも出さなきゃね! アルファの効果発動! 墓地の『ロードナイト』モンスター1体をデッキに戻して、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加える。僕は墓地のアウェイクをデッキに戻して……」(遊太墓地7→6)
「それはちょっとマズイかも……! ゴッドフェニックス、効果発動! 僕のフィールドにある装備カード1枚をコストに、相手モンスターの効果を無効化して、破壊する! 僕は装備カードとなっているローズ1体をコストに、アルファの効果を無効化するよ! フレイム・バリア!」(遊太墓地6→7)
ゴッドフェニックスが放った炎が、アルファを焼き尽くし効果を無効化する。
「あちゃあ、さすがに簡単にはやらせてくれないか……! なら、バトルフェイズ! アポロでゴッドフェニックスを攻撃! ここでアポロの効果を発動させる! アポロは戦闘を行う時、自身の攻撃力を自分フィールドの他のモンスターの攻撃力分アップさせることができる! 僕はクレスの攻撃力、1800アップさせて4300にする! ゴッドフェニックスの効果は、1ターンに1度だよね! これでそっちは破壊!」
「罠カード発動! 『鎖付きブーメラン』だ!」
「なにっ!?」
罠カードから飛び出た鎖付きのブーメランが、アポロに巻き付き動きを封じた。守備表示となり、攻撃は無効化されてしまった。
「『鎖付きブーメラン』は、相手の攻撃宣言時攻撃したモンスターを守備表示にすることができる。更に、僕のモンスターに攻撃力500アップの装備カードにもできる! 僕はローランの装備カードにさせて、攻撃力アップだ!」(ローラン攻撃力2000→2500)
「くっ……シーマインの攻撃力は2400。これじゃ攻撃できない……メインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター4体
『イクスロードナイト・アポロ』(守備表示・守備力2100・地属性・レベル8)
『ロードナイト・クレス』(守備表示・守備力1500・地属性・レベル4)
『ロードナイト・シーマイン』(攻撃表示・攻撃力2400・水属性・レベル6)
『ロードナイト・スター』(守備表示・守備力1500・光属性・レベル2)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
4・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札4→5)
「僕は、墓地の『焔聖騎士-オジエ』の効果を発動させるよ!」
「効果?」
「墓地のオジエを、装備カードとしてゴッドフェニックスに装備!」
「え!? 自ら装備カードになるモンスターだって!?」
「墓地へ行った『焔聖騎士』は、その魂をモンスターの力へと変えるんだ! オジエは装備カードとなった時、装備モンスターに効果破壊されない耐性を与える!」(剣太郎墓地3→2)
墓地から現れたオジエの魂が、ゴッドフェニックスの体に取り憑き装備カードとなる。
(これで、耐性を与えつつ妨害札を用意された……)
「魔法カード『アームズ・ホール』を発動! このターン、通常召喚を放棄する代わりにデッキの上からカード1枚を墓地へ送って、デッキ・墓地から装備魔法1枚を手札に加える! 僕はデッキの『焔聖剣-オートクレール』を手札に!」(剣太郎墓地3→5)
「手札の『キリビ・レディ』は、自分フィールドに戦士族がいる時、手札から特殊召喚できる。さらに、このモンスターを墓地へ送ることで、手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚できる! 僕は『コマンド・ナイト』を特殊召喚するよ! そして『コマンド・ナイト』は、フィールドに表側表示でいる時戦士族の攻撃力を400アップさせるよ!」(剣太郎手札5→3)(剣太郎墓地5→7)(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3400)(コマンド・ナイト1200→1600)(ローラン攻撃力2500→2900)
「行くよ、バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、アポロを攻撃! その時効果発動! アポロをゴッドフェニックスの装備カードとするよ!」
「罠カード『英雄騎士の兵力交代』を発動! フィールドの『ロードナイト』を任意の数リリースして、リリースした数だけデッキから『ロードナイト』モンスターを手札に加えるかドローできる! 僕はスターとアポロをリリースして、2枚ドロー!」(遊太墓地7→10)(遊太手札1→3)
「攻撃対象の巻き戻しが起きて、僕はクレスの方を装備カードにするよ。次は、ローランでシーマインを攻撃!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「罠カード『ガード・ブロック』を発動! 戦闘ダメージを0にして、1枚ドロー!」(遊太手札3→4)(遊太墓地10→12)
「防がれたか……なら僕は、メインフェイズ2でレベル4の『コマンド・ナイト』に、レベル5のローランをチューニング!」
これに驚く外野の菊姫。
「なにい!? アイツもシンクロチューナーの使い手なのか!?」
「シンクロ召喚! 現れろレベル9『焔聖騎士帝-シャルル』!」(剣太郎墓地5→8)
攻撃力3000の、今までの『焔聖騎士』を総べる炎の騎士。ゴッドフェニックスと並ぶと、その威圧感が半端ではない。
「リバースカードを1枚伏せて、ターンエンド。このターンのエンドフェイズ、シャルルの効果発動! 自分の手札・墓地から装備魔法1枚をシャルルに装備して、デッキから戦士族・炎属性モンスターを攻撃力500アップの装備カードにできる! 墓地のジョワユーズをシャルルに装備させて、デッキから『焔聖騎士-モージ』を装備カードに! モージは装備カードとなっている時、モンスターを銭湯破壊から守る!」(剣太郎手札3→2)
「そして、装備カードが装備されたシャルルはフィールドのカードを1枚破壊できるけど、今は良いかな」
剣太郎
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
『焔聖騎士帝-シャルル』(攻撃表示・攻撃力3500・炎属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード4枚
発動しているカード3枚
『焔聖剣-ジョワユーズ』(装備魔法)
『焔聖騎士-モージ』(装備カード)
『ロードナイト・クレス』(装備カード)
墓地の枚数8枚
除外されているカード1枚
「くっ……こうも良いようにやられるなんて!」
「どうしたんだい、遊太君! この程度じゃ、僕はまだ半分も燃えてないよ!」
「強いね……でもその言葉、そっくりそのままお返ししてやるもんね!」
「へぇ~、そう言っちゃう? 楽しみだなあ!」
剣太郎の猛攻を、なんとかしのいでいる遊太。それを見て菊姫たちは語る。
「アイツ、お前らが一番強いなんて言うだけあって、強いじゃねーか!」
「装備カードを主体とした『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』のモンスター効果無効化と、ついでに『焔聖騎士』の装備効果も相まって、隙があんまりないですね!」
「ついでに、『焔聖騎士』シンクロモンスターの効果が、装備カードとなる『焔聖騎士』やゴッドフェニックスの効果マッチしているじゃん!」
「どうやら、なかなか手強いようですわね」
「そうだぜ! アイツには俺も負けたりしたしな」
「赤羽根さんもですか!?」
「あたしのカエルデッキも、なかなかアレを突破できなかったのね」
「オラもパワーで攻めようにも、装備カードはステータスを上げるのが多いから厄介なんだな」
「そんななんデスか!?」
「だから言ったろ、アイツはウチの中じゃ一番強いって!」
5・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札4→5)
(さて、あのモンスターをどうするか……フィールドに装備カードは3枚。だけどただ除去すれば良いってもんじゃない。あのシャルルのせいで毎ターン墓地から装備カードを供給されてゴッドフェニックスの無効化に使われてしまう。となると、両方倒すしかないよね!)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動! 墓地からモンスター1体を特殊召喚する。僕が特殊召喚するのは、アルファ!」(遊太手札5→4)
「アルファのモンスター効果、発動。墓地のシーマインをデッキに戻して、デッキ・墓地から『英雄騎士』魔法カードを1枚手札に加える。さあ、無効化を使う?」(遊太墓地10→9)
(誘っているのか……? だけど、あんなものを許したら、更に強力なものを出されるかもしれない。だったら、ここは使うしかないよね!)
「ゴッドフェニックス、効果発動! 装備カードとなっているクレスをコストに、モンスター効果を無効にし破壊!」(遊太墓地9→10)
「破壊されたアルファは墓地へ」(遊太墓地10→11)
「だけど、ここまでは想定内! 魔法カード『英雄騎士の再生術』を発動! 墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚と『ロードナイト』モンスター1体を手札に加える。僕は『英雄騎士への覚醒』と『ロードナイト・スピーダー』を手札に加える」(遊太手札3→5)(遊太墓地11→10)
「そしてスピーダーを召喚して効果発動。手札の『ロードナイト・ダージ』を特殊召喚するよ! ダージは特殊召喚に成功した時、デッキから1枚ドローできる。それが『ロードナイト』だった時、特殊召喚できる1枚ドロー! これは『ロードナイト』じゃないから特殊召喚できない。このまま手札に加える」(遊太手札5→4)
「フィールドの風属性であるスピーダーを対象に、『英雄騎士への覚醒』を発動! このモンスターをリリースして、風属性の『イクスロードナイト・シルフィー』を特殊召喚するよ!」(遊太手札4→3)(遊太墓地10→12)
現れたのは、風車のような剣を持った白い鎧の騎士。攻撃力は2700。
「シルフィーの効果発動! フィールドの魔法・罠を全て破壊する! これで君の装備魔法は破壊だよ!」
「罠カード『鎖付き爆弾』を発動! このカードをモンスターに攻撃力500アップの装備カードとして装備するよ」
「こっちが魔法カードを破壊するのに、装備カードを増やすだって!? なにをするんだ!? とりあえずヴェイパー・ヘビーストーム!」
シルフィーが風車を回すと、フィールドに大嵐が巻き起こり、剣太郎の装備カードが一気に吹っ飛んだ!
「ぐっ……だけど、装備カードとなっていた『鎖付き爆弾』の効果発動! 装備カードとなっているこのカードが効果で破壊された時、フィールドのカード1枚を破壊するよ! これでシルフィーは破壊だね!」(剣太郎墓地8→12)
「またしても……だけど、シルフィーの効果が適用されて、君のモンスターの攻撃力・守備力を破壊した魔法・罠の数×300ポイントダウンさせる! 今破壊したのは5枚。よって、1200ポイントのダウンだ!」(遊太墓地12→13)
大嵐の余波によって、ゴッドフェニックスとシャルルの鎧や体が傷ついてボロボロになる。(ゴッドフェニックス攻撃力3000→1800)(シャルル攻撃力3000→1800)
「だけど、モージは墓地へ送られた時このカード以外の『聖剣』カードか炎属性・戦士族モンスターを墓地・除外ゾーンから合計3枚デッキに戻して1枚ドローできる。僕は除外ゾーンの『焔聖剣-デュランダル』『焔聖剣-ジョワユーズ』『コマンド・ナイト』をデッキに戻して、1枚ドロー!」(剣太郎墓地12→10)(剣太郎除外1→0)(剣太郎手札2→3)
「なら、装備魔法『英雄騎士の応急処置』を発動! 墓地から『ロードナイト』を特殊召喚して、このカードを装備するよ! 僕が特殊召喚するのは……アルファ!」(遊太手札3→2)(遊太墓地13→12)
「さっきは破壊しちゃったけど、ここでそれを出すんだね!」
「アルファの効果、発動! 墓地のクレスをデッキに戻して、デッキから『英雄騎士』魔法カード『英雄騎士の兵力補充』を手札に加え、そのまま発動! 墓地の『ロードナイト』3体をデッキに戻し、2枚ドローする。僕はローズとアポロとシルフィーをエクストラに戻して、2枚ドローするよ!」(遊太手札2→4)(遊太墓地12→11→8→9)
「そっちが装備魔法で来るなら、こっちも装備魔法だ! 手札から装備魔法『英雄騎士の剣』をアルファに装備! コレで攻撃力を800ポイントアップ!」(遊太手札4→3)(アルファ攻撃力2500→3300)
「なら、それにチェーンして墓地の『焔聖騎士導-ローラン』の効果発動! 自分フィールドの戦士族に攻撃力500ポイントアップの装備カードにするよ! ゴッドフェニックスに装備!」(剣太郎墓地10→9)(ゴッドフェイニックス攻撃力1800→2300)
「なら、僕はもう一度、手札から『英雄騎士への覚醒』を発動! フィールドのダージをリリースして、同じ闇属性の『イクスロードナイト・ドゥフト』を特殊召喚!」(遊太手札3→2)(遊太墓地9→11)
右手にレイピアを持った、獣の鎧を身につけた騎士。攻撃力は2600。
「バトルフェイズ! アルファでゴッドフェニックスを攻撃! ダーク・ロードソード!」
「手札の『焔聖騎士-ローラン』効果発動! このカードを自分フィールドのモンスター1体に、このカードを手札から攻撃力500ポイントアップの装備カードとするよ! このカードをシャルルに装備! シャルルは装備カードが装備された時、フィールドのカード1枚を破壊できる! アルファを破壊するよ!」(剣太郎手札3→2)(シャルル攻撃力1800→2300)
「ぐっ。攻撃宣言を狙われたか……」(遊太墓地11→14)
「なら、ドゥフトでシャルルを攻撃! ダーク・レイランス!」
「攻撃は受けるだけ! 今回は破壊されることに意味があるんだ!」(剣太郎ライフ8000→7700)(剣太郎墓地12→14)
「……メインフェイズ2に入って、手札1枚をコストにドゥフトの効果発動! デッキ・墓地から『英雄騎士』罠カード1枚を伏せるよ。僕はデッキから、罠カード『英雄騎士の奇策』を伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)
「このターンのエンドフェイズ、墓地へ送られたローランの効果が発動して、デッキから装備魔法1枚か炎属性・戦士族モンスター1体を手札に加えられる。僕は『焔聖騎士-オリヴィエ』を手札に!」(剣太郎手札2→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(攻撃表示・攻撃力2600・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数14枚
除外されているカード0枚
6・剣太郎のターン
「僕のターン、ドロー!」(剣太郎手札3→4)
「僕は手札から、魔法カード『九字切りの呪符』を発動! 手札・フィールドのレベル9モンスター1体を墓地へ送って、2枚ドローする。僕は、攻撃力を下げられたゴッドフェニックスを墓地へ送って、2枚ドローするよ」(剣太郎手札3→5)(剣太郎墓地14→17)
「魔法カード『増援』を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。僕はデッキからレベル3の『切り込み隊長』を手札に」(剣太郎墓地17→18)
「そして手札から『切り込み隊長』を召喚! 効果発動。手札のレベル4モンスター1体を特殊召喚する。僕は手札からレベル4チューナー『焔聖騎士-オリヴィエ』を特殊召喚!」(剣太郎手札5→3)
「僕はレベル3の『切り込み隊長』に、レベル4のオリヴィエをチューニング! シンクロ召喚! 現れろレベル7『セブン・ソード・ウォリアー』!」(剣太郎墓地18→20)
現れたのは、たくさんの剣を持った戦士。攻撃力は2300程度だが、その刃には何か秘密が……?
「墓地の『焔聖騎士導-ローラン』、効果発動! 自分・相手メインフェイズに、墓地のこのモンスターを攻撃力500アップの装備カードとして、僕の戦士族モンスターに装備できる! 僕は、セブン・ソードに装備!」(剣太郎墓地20→19)(セブン・ソード・ウォリアー攻撃力2300→2800)
「そして、装備カードを装備したセブン・ソードは、相手ライフに800のダメージを与えられる!」
「ぐぅっ」(遊太ライフ8000→7200)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動させて、墓地のゴッドフェニックスを再び蘇生するよ!」(剣太郎手札3→2)
「バトルフェイズ! ゴッドフェニックスで、ドゥフトを攻撃! その時ゴッドフェニックスの効果を発動して、ドゥフトを僕の装備カードにするよ!」(ゴッドフェニックス攻撃力3000→3500)
「ぐっ……ゴッドフェニックスの効果は、ほとんど防ぐ方法が無い……」
「続いてセブン・ソードで、ダイレクトアタック! セブン・ソード・スラッシュ!」
「罠カード『英雄騎士の奇策』を発動! このカードは、相手モンスターの攻撃力を自分墓地の『ロードナイト』の数×800ポイント下げる! 今僕の墓地にいる『ロードナイト』は8体以上! よって攻撃力は0になるよ!」(遊太墓地14→15)
「ということは、僕のモンスターの攻撃力は0となって攻撃は通らない。僕はメインフェイズ2に入って、墓地からモージとオリヴィエの効果を発動させて、ゴッドフェニックスの装備カードにする。これで、ゴッドフェニックスは効果の対象にならず、戦闘では破壊されない。そしてリバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(剣太郎墓地20→18)(剣太郎手札2→1)
剣太郎
ライフポイント7700
手札枚数1枚
モンスター2体
『ゴッドフェニックス・ギア・フリード』(攻撃表示・攻撃力0・炎属性・レベル9)
『セブン・ソード・ウォリアー』(攻撃表示・攻撃力0・地属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード5枚
発動しているカード4枚
『焔聖騎士導-ローラン』(装備カード)
『焔聖騎士-オリヴィエ』(装備カード)
『焔聖騎士-モージ』(装備カード)
『イクスロードナイト・ドゥフト』(装備カード)
墓地の枚数18枚
除外されているカード0枚
「それにしてもすげえデュエルだな」
「菊姫も……そう思うかじゃん?」
「そうなのですか?」
「気がつかねえか? これだけカードを飛び交わせているのに、お互いのライフポイントはほとんど減っちゃいねえんだよ!」
「確かに、剣太郎君のライフは7700、遊太君のライフは7200。500ポイントしか差がないですね!」
「そう、ホントだったらもっとライフを減らしていてもいいのに、初期ライフからほとんど動いてない。あの剣太郎ってヤツ……ホントすげえよ。遊太とあそこまでやるなんて、こんな奴がこんなとこにいたなんて、信じられねえよ」
「プラクサスはあくまで、狭い所でしかなかった、ということデスね!」
「やべえな、こりゃあ」
「でも皆さん、遊太君はこのまま終わるような人ではありませんわ」
「だよな! ただ、あの剣太郎ってヤツも、何か仕掛けてくるような気がするぜ……!」
菊姫たちの予想通り、遊太と剣太郎は互いにお互いのことを考えていた。
(コイツ……強い! アキラ君や菊姫たちも強かったけど、この子だって負けないくらい強い! なんてデュエリストだ……プラクサス以外にも、こんな強いデュエリストがいたなんて! これから出るD1グランプリもきっと、こんな人たちばかりなんだろうなあ! でも、出るためにはここで足踏みなんてしてられない! ここでは勝たなきゃ!)
(この子、なんてデュエリストだ、面白い! やっぱり外には、こんなに強いデュエリストがゴロゴロいるんだ! もし、この子に勝つことができたら……僕はもっと、燃えるデュエルができるだろう! 楽しいなあ!)
((だから、僕はコイツに勝ちたい!))
デュエルはまだまだ序盤だ……!
第七十九話。終わり。
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127 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1894 | 3 | 2018-01-27 | - | |
176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1533 | 1 | 2018-01-28 | - | |
101 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1411 | 3 | 2018-01-30 | - | |
147 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1230 | 1 | 2018-02-05 | - | |
83 | 第四話「大会にて」 | 1021 | 1 | 2018-02-11 | - | |
136 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1139 | 1 | 2018-02-14 | - | |
124 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1044 | 1 | 2018-02-18 | - | |
220 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1136 | 1 | 2018-02-22 | - | |
89 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1001 | 0 | 2018-02-25 | - | |
183 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1058 | 0 | 2018-03-02 | - | |
96 | 第十話「驚きの予選会」 | 1163 | 1 | 2018-03-05 | - | |
84 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1196 | 2 | 2018-03-10 | - | |
94 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1062 | 0 | 2018-03-13 | - | |
156 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1159 | 2 | 2018-03-17 | - | |
174 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1028 | 0 | 2018-03-24 | - | |
154 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1182 | 2 | 2018-03-29 | - | |
76 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 970 | 2 | 2018-04-03 | - | |
86 | 第十七話「本戦開始!」 | 963 | 0 | 2018-04-06 | - | |
143 | 第十八話「知多と遊太」 | 981 | 0 | 2018-04-13 | - | |
142 | 第十九話「僕のヒーロー」 | 1074 | 0 | 2018-04-17 | - | |
148 | 第二十話「僕のヒーローは」 | 1044 | 0 | 2018-04-21 | - | |
151 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1133 | 2 | 2018-04-25 | - | |
134 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 978 | 2 | 2018-04-29 | - | |
107 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 999 | 2 | 2018-05-09 | - | |
145 | 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 | 1026 | 0 | 2018-05-12 | - | |
88 | 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 | 1047 | 2 | 2018-05-16 | - | |
144 | 第二十六話「決着、そして……!」 | 1056 | 2 | 2018-05-18 | - | |
82 | 第二十七話「ロードナイトの話」 | 1027 | 0 | 2018-05-26 | - | |
99 | 第二十八話「カリンと遊太」 | 1008 | 2 | 2018-05-28 | - | |
97 | 第二十九話「日傘の女の子」 | 951 | 0 | 2018-06-07 | - | |
161 | 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 | 991 | 0 | 2018-06-11 | - | |
130 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 986 | 0 | 2018-06-23 | - | |
109 | 第三十二話「侵略の一手」 | 834 | 0 | 2018-06-24 | - | |
168 | 第三十三話「帝国への招待状」 | 1086 | 0 | 2018-07-03 | - | |
130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 974 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1423 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 943 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 918 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1002 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 941 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1045 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 856 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 936 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 999 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 837 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1019 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 970 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 946 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 988 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 995 | 0 | 2019-01-17 | - | |
101 | 作者よりお知らせ | 826 | 0 | 2019-01-27 | - | |
83 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 781 | 0 | 2019-02-05 | - | |
99 | 第五十三話「神帝現る」 | 948 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
143 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 891 | 0 | 2019-03-14 | - | |
89 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 | 909 | 0 | 2019-03-22 | - | |
82 | 第五十五話「休息の時」 | 803 | 0 | 2019-04-07 | - | |
78 | 第五十六話「彼女との再会」 | 744 | 0 | 2019-04-20 | - | |
102 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 764 | 0 | 2019-05-01 | - | |
69 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 790 | 0 | 2019-05-19 | - | |
73 | 第五十九話「闇のカード」 | 837 | 0 | 2019-06-04 | - | |
111 | 第六十話「変わり始める生活」 | 791 | 0 | 2019-07-18 | - | |
69 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 723 | 0 | 2019-08-04 | - | |
76 | 作者よりお知らせ2 | 733 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 493 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 844 | 0 | 2020-02-22 | - | |
90 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 784 | 0 | 2020-03-22 | - | |
70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
91 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 696 | 0 | 2020-05-09 | - | |
87 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 719 | 0 | 2020-05-23 | - | |
78 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 852 | 0 | 2020-05-30 | - | |
97 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 759 | 0 | 2020-06-12 | - | |
64 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 729 | 0 | 2020-06-14 | - | |
62 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 675 | 0 | 2020-06-27 | - | |
76 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 775 | 0 | 2020-06-28 | - | |
64 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 671 | 0 | 2020-07-07 | - | |
76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 637 | 0 | 2020-07-13 | - | |
78 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 751 | 0 | 2020-07-13 | - | |
73 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 606 | 0 | 2020-07-26 | - | |
88 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 682 | 0 | 2020-08-06 | - | |
63 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 667 | 0 | 2020-08-15 | - | |
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119 | 作者よりお知らせ3 | 625 | 0 | 2020-10-02 | - | |
68 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 623 | 0 | 2020-10-18 | - | |
73 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 705 | 0 | 2020-11-05 | - | |
67 | 第八十一話「高き壁」 | 664 | 0 | 2020-11-22 | - | |
76 | 第八十二話「強き者」 | 746 | 0 | 2020-12-05 | - | |
58 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 679 | 0 | 2021-01-01 | - | |
77 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 736 | 0 | 2021-01-11 | - | |
58 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 521 | 0 | 2021-02-20 | - | |
65 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 480 | 0 | 2021-04-04 | - | |
69 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 434 | 0 | 2021-04-25 | - | |
70 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 588 | 0 | 2021-05-04 | - | |
53 | 第八十九話「チーム結成!」 | 502 | 0 | 2021-05-08 | - | |
61 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 452 | 0 | 2021-06-02 | - | |
60 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 583 | 0 | 2021-06-12 | - | |
77 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 455 | 0 | 2021-07-08 | - | |
68 | 第九十三話「雷と未来」 | 426 | 0 | 2021-07-18 | - | |
65 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 644 | 0 | 2021-09-04 | - | |
58 | 作者からお知らせ4 | 461 | 0 | 2021-09-17 | - | |
74 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 552 | 2 | 2021-10-17 | - | |
59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 466 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 564 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 515 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 412 | 0 | 2022-04-09 | - | |
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62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 374 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 461 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 338 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 554 | 0 | 2022-11-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
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