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第三十五話「GAME START」 作:イクス
第三十五話「GAME START」
ミナコ社が開催した、デュエルモンスターズのイベント『決闘者の帝国』。舞台はミナコ社が新たに建造した、デュエルモンスターズを題材とした遊園地『デュエルランド』!
ここに集結した、遊太達を含むジュニアデュエリスト達は、この帝国の舞台となる『デュエルランド』にて、デュエルで戦うことになる。
しかし、遊太とカリン以外は知らない。この帝国は、闇の王が仕組んだ罠であることに……。
ぞろぞろと、デュエルランドへと入っていく遊太達を含めたジュニアデュエリスト達。遊太達は入場案内を見て、帝国開始のための集合場所を調べる。
「ふーん。ランドの中央には、『竜魂の城』というお城のアトラクションがあって、その周りを取り囲むように『バーニングブラッド』エリア、『ウォーターワールド』エリア、『ガイアパワー』エリア、『デザートストーム』エリア、『シャインスパーク』エリア、『ダークゾーン』エリアといった具合に、デュエルモンスターズにある6つの属性に合わせたエリアに分かれていて、それぞれ炎なら炎系、水なら水系のアトラクションに分かれているのか~」
「こうしてみると、中々よくできているじゃん? 今度イベントじゃない時来てみないかじゃん?」
「それよりも見ろよ。全国各地から、多くのデュエリストが集まって来てるのが見えるぜ。きっと、強い奴らばかりなんだろうよ」
「むしろ、強くなきゃ拍子抜けって感じだぜ!」
「でも、各地から集まった強豪達に、自分達が渡り合えるか……不安ですね」
「心配すんなよ、その強い中に、アタシ達も入っているんだからよ。あんまり相手をデカくするのだけは、やめよーぜ!」
「……ですよね。菊姫さんなら、そう言うと思ってました。では、集合場所へ行きましょう!」
「おうっ!」
そうして、集合場所へとやって来た遊太達。そこには大勢のデュエリスト達が、広場で竜魂の城を眺めていた。
そして、何人かはひそひそ話をする。内容は、勿論デュエリスト達についてだ。
「おい見ろよ、アイツハネダシティのチャンピオン、光ヶ丘(ひかりがおか)タクマじゃねえか? 全国大会にも出場した」
「アキンドシティのエンジョイ野郎、花街慶次(はなまちけいじ)もいるようだな」
「そしてアイツはどうやら、彩湖蓮生(さいこはすお)……やっぱり直々に呼ばれるだけあって、凄い連中ばかりだな!」
「そういや、デュエルのレベルが一番高いと言われているプラクサスシティじゃ、不動のチャンピオンだったアキラが負けて、遊太っていう新チャンピオンが生まれたらしいぞ!」
「ひえ~、あのアキラを破るだけあって、さぞかし強いんだろうな!」
「なるべく相手したくないものだな~」
といった具合に、強豪デュエリストの中でも指折りの実力を持っている人の話で、持ち切りであった。
それを聞いて、菊姫達は遊太にちょっかいをかける。
「流石、新チャンピオンは格が違うもんだな」
「考えてみれば、遊太君って凄いんですよねえ」
「モテモテだな、遊太!」
「もう、からかわないでよ」
そうして、参加者全員が話している時、城のベランダから黒服が出てくる。
「諸君、静粛に! これより今大会の主催者、闇の王様による今大会のルールが説明される! 心して聞くように!」
その言葉を聞いたデュエリスト達が、城の方に向き直る。それは期待の視線だが、遊太は。
(闇の、王……ロベルトさんを連れ去り、ミナコ社を乗っ取り、『イクスロードナイト』達の世界を侵攻した奴らの手先……!)
そして、闇の王はというと。コツーンコツーンと足音を立てながら、城の中を歩いていた。
「やはり来たか、『イクスロードナイト』達。そして、数々の精霊達よ……! 同じ世界の生き物同士、共に我の手に収めてくれよう……!」
そう呟き、城のベランダに出る闇の王。トゲの生えた漆黒のマントを全身に纏い、仮面を被ったその姿が、デュエリスト達の前に現れる。それを、遊太は見逃さない。ベランダに出た奴を、思いっきり睨み付ける。
(闇の王! 僕は来たぞ!)
しかし、闇の王はというと。
(誰だ? あの小僧は……ああ、今はあの小僧が『イクスロードナイト』を所有しているのだったな。『イクスロードナイト』は厄介だが、あの小僧は別にどうということはない)
「よく来た、決闘者達よ! 我、闇の王が支配する帝国へ……。お前達は、頂点を取るためにこの帝国へ来たのだろう?」
「だが、この帝国では我がルールだ。我を倒し、この帝国の頂点に立ちたくば、我にその実力を示してみせろ! 数々の猛者を打ち破り、その実力を誇示するのだ」
「その方法は、デュエル! 我より承ったデュエルディスクを腕につけ、デュエルを行うのだ!」
「そして、力の印をお前達につけてやろう。お前達! 例の物を決闘者達に渡せ」
すると、黒服達がデュエリストに腕時計状の物を渡す。それには、2つ星型のチップがはめ込まれていて、同じような物をはめ込む穴が8つあった。
「それを利き腕にはめたまえ、決闘者達。この帝国で力を見せつけるためには、スターポイントを集める必要がある。そのためには、互いに同じ数のスターポイントを賭けて、決闘を行う。勝った人間がより多くのスターポイントを集め、10ポイント集めた人間のみが、この『竜魂の城』へ入ることを許す!」
「そして、城に入った人間で最終決戦を行い、残った1人が我と戦う。我に勝てた者は、帝国での栄誉と、莫大なる賞金を手にすることができる!」
その言葉に、わーわーと盛り上がるデュエリスト達。
「スターポイントを全て失ったも、スターポイントのある決闘者と戦って勝てば、無条件でスターポイントを1つ手に入れられる! ただし、スターポイントが0の時敗北すれば、ホテルへと強制退去してもらう」
「そしてこの帝国は、戦う場所で精霊の力が変わる! 何処で戦うかも、帝国を勝ち進む秘密となる……。以上で、帝国のルールはこれまでだ。これより1時間後、ファンファーレを合図として、帝国は開戦する!」
「決闘者達よ! 敗者の屍を越え、我という頂に辿り着いてみせろ! ……以上」
言うだけ言ったあと、闇の王はさっさと城の中へと戻って行った。
先程の演説を聞いて、決闘者達はというと。
「要は、帝国で一番になってあの闇の王を倒せば良いって話なんだろ? ラクショーじゃん?」
「とにかく、いっぱい倒してポイントを10個集めれば良いんだな!」
「よおっしゃあ! やってやるぜ!」
といった具合に、既にやる気満々。そして、菊姫達も。
「よおっし! この菊姫様も、この帝国を勝ち上がって、今度こそ頂点に立ってみせるぜ!」
「その意気です、アネゴ!」
「行きましょう、アネゴ!」
「じゃーな、遊太にお前ら! しばらくお前達とは会わねーけど、頑張れよ! アタシが戻ってくるまでに、負けるんじゃねーぞ!」
(ま、会わないとは言ったけど、戦いたい奴はいるかな……。勝率を度外視してでも、戦いたいやつが!)
といった具合に、取り巻き二人を連れて菊姫が去っていき。
「んじゃ、俺も先に行ってるじゃん! 遊太、ちょっとの間離れ離れで、ライバルになるけど、それでもよろしくじゃん!」
知多も去っていく。当然、真薄も。
「では、失礼いたします。遊太君も、すぐに負けないように頑張ってくださいね!」
と言って去っていき、アキラも。
「じゃあな。早々に負けて、俺をがっかりさせるんじゃねえぞ」
と、二人と同じように去っていった。しかし、カリンはというと。
「遊太君、私はあなたについていきます。共に、ロベルトさんや精霊のことを、解決しましょう」
「カリンちゃん……わかった。一緒に行こう」
「ええ。闇の王のことも、ロベルトさんのことも知っている仲ですから」
遊太達を含め、大勢のデュエリスト達が帝国の会場となる、様々なエリアへと散っていく。
そして、やっと1時間が経った。各地で、ラッパによるファンファーレが鳴り響き、帝国が始まったことを告げるのであった!
「遊太君」
「うん。帝国が、始まったんだね!」
~シャインスパークエリア~
「遊太君、デュエルする相手は慎重に選んだ方が良いですわ。それこそ、スターポイントをいきなり全部失うことだって、あり得るのですから……」
「わかってる。けれど、僕はロベルトさんを助けなきゃいけない。そうでしょ? アルファ?」
遊太の傍らに、『イクスロードナイト・アルファ』が現れる。その様子を、カリンはばっちり視認していた。
「ああ。我々の世界と同じような顛末を、この世界にも辿って欲しくない。故に、奴は倒さなければならない」
「この帝国だって、どんな罠が隠されているのかわからない。それに、さっき言ってた戦う場所によって精霊は力を変えるって……!」
「気になりますか?」
「だって、普通のデュエルじゃ、場所によって変わるなんてこと無いし……」
二人で話をしながら歩いていると、遊太とカリンは、ある人物にばったりと出会う。
「おや、君は……!」
「おっ、いきなりデュエリスト発見!」
白く整ったシャツを着た、見るからに好少年な少年と、遊太は出会った。
「ええっと……君は……」
「初めまして! 僕の名前は光ヶ丘タクマ! ハネダシティ出身なんだ。君は確か……プラクサスシティの六道遊太君! 後ろのお嬢様は、榊原夏鈴ちゃん!」
「君が、タクマ君? あの人だかりで有名になっていた!?」
「ハハハ、有名って言うのはちょっと言い過ぎだなあ。でも、デュエルには自信を持っているけどね」
「やっぱり……! さて、この帝国でデュエリストが出会った時、やるべきことは一つ……!」
「ああ! もちろん、デュエル! それが流儀!」
互いにデュエルディスクを構え、間を取る遊太とタクマ。ディスクにライフポイント8000が提示される。
「賭けるスターポイントは?」
「まずは、様子見で1個かな……当然、君も1個だよね?」(タクマ スターポイント2→1)
「うん、勿論」(遊太 スターポイント2→1)
「勝った方が早速有利に立てる! じゃあ、そろそろ行くか!」
「「ルールはマスタールール3! ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
(頑張ってください、遊太君……!)
1・遊太のターン
「先攻は僕が貰う!」
「僕は手札から、『ロードナイト・ニードラー』を召喚する! これで、僕はデッキから『ロードナイト』を墓地へ送り……何っ!?」(遊太手札5→4)
ニードラーが召喚された時、ニードラーに異変が起きる。なんと、攻撃力が元々の1700から、1200に下がってしまったのだった。
「な、なんで……? ディスクの故障じゃ無いよね? なんで攻撃力が……!」
「なるほどね、これが帝国のルールか! 今僕達がいるエリアは、シャインスパークエリア。アレは光属性専用のフィールド魔法。ということは、光属性と反対になる闇属性モンスターの攻撃力・守備力は500下がってしまうというのか……!」
「くっ、やりづらいな……! 僕は墓地へ『ロードナイト・シータ』を墓地へ送り、墓地へ送られたシータの効果発動! 自分のデッキから、更に『ロードナイト』を墓地へ送れる! 僕は『ロードナイト・ファントム』を墓地へ送る」(遊太墓地0→2)
「更に、僕は手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性を持つ『イクスロードナイト』を、エクストラデッキから特殊召喚する! 来い、『イクスロードナイト・ドゥフト』!」(遊太手札4→3)(遊太墓地2→4)
現れたのは、『イクスロードナイト』随一の策士。しかし、フィールドパワーには敵わず、攻撃力は2600から2100になってしまう。
「闇属性だから、フィールドと反発して攻撃力が下がる……! でも、問題ない!」
「僕は手札を1枚捨てることで、ドゥフトのモンスター効果発動! デッキから、『英雄騎士』罠カード1枚をフィールドにセットする」(遊太手札3→2)(遊太墓地4→5)
「僕は、更にカードを1枚セット、これでターンエンド」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(攻撃表示・攻撃力2100・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード1枚
2・タクマのターン
「僕のターン、ドロー!」(タクマ手札5→6)
「光のフィールドか、僕には持ってこいのフィールドだね! 僕は手札から、チューナーモンスター『ライトロード・アサシン ライデン』を召喚! そして、ライデンの攻撃力は、フィールドの効果によって、500アップする!」(タクマ手札6→5)(ライデン攻撃力1700→2200)
「更に、ライデンの効果発動! デッキの一番上からカードを2枚墓地へ送る。送った中に、『ライトロード』がいれば、攻撃力を200アップできる!」(タクマ墓地0→2)(ライデン攻撃力2200→2400)
「よしっ! 墓地へ送られた『ライトロード・ビースト ウォルフ』の効果発動! このモンスターは、デッキから墓地へ送られた時、墓地から特殊召喚できる! そして、フィールド効果により攻撃力2100から2600に、パワーアップ!」(タクマ墓地2→1)(ウォルフ攻撃力2100→2600)
「じゃあ、行くよ! 僕はウォルフで、ドゥフトを攻撃! 裁きの槍!」
「この瞬間、僕は罠カード発動! 『英雄騎士の犠牲対価』! このカードは、自分の『ロードナイト』が攻撃対象になった時発動が可能! デッキから2枚ドローする!」(遊太墓地5→6)(遊太手札1→3)
「だが攻撃は受け、ダメージも受ける!」
「くっ……だけど、ダメージを受けたこの時、手札の『ロードナイト・ボルカ』は特殊召喚できる! ボルカを、守備表示で特殊召喚!」(遊太ライフ8000→7400)(遊太手札3→2)(遊太墓地6→7)
「更に、ボルカは特殊召喚された時、相手モンスター1体を対象に発動! そのモンスターを破壊して、1000ポイントのダメージを与える! 喰らえ! ライデンを破壊!」
特殊召喚されたボルカが、炎を荒げて攻撃する。しかし、その炎は防がれてしまった。
「何!?」
「なるほど……フィールドの属性に対応した属性のモンスターは、他のモンスター効果を受けなくなるのか……!」
「……」
「どうやら、このフィールドが僕の『ライトロード』にとって、ベストポジションって訳だね。僕のデッキは、メインモンスターは殆ど光属性で構成されているから!」
「どうやら、ちょっぴりマズイみたいだな……!」
「すみません、遊太君。私がデュエルをすれば……」
「いや、カリンちゃん。このデュエルは僕が受けたいと思って受けたんだ。君が悲観することはないよ!」
「……はい、わかりましたわ」
「さて、デュエルを続けるよ!」
「うん、じゃあバトルフェイズ続行! 僕はライデンで、ボルカを攻撃! ライト・スラッシュ!」
守備力200のボルカに対し、2400のライデンが攻撃を仕掛ける。だが。
「速攻魔法『ドロー・マッスル』を発動! 僕のフィールドに守備表示で存在する、守備力1000以下のモンスター1体を対象に発動! このターン、そのモンスターは戦闘で破壊されなくなり、デッキから1枚ドローする!」(遊太手札2→3)(遊太墓地7→8)
「ふむ……追撃は防がれたか。なら、僕はリバースカードを2枚セットして、ターンエンド。そしてこのエンドフェイズ、ライデンの効果が発動し、デッキの上から2枚墓地へ送る」(タクマ手札5→3)(タクマ墓地1→3)
タクマ
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター2体
『ライトロード・アサシン ライデン』(攻撃表示・攻撃力2400・光属性・レベル4・チューナー)
『ライトロード・ビースト ウォルフ』(攻撃表示・攻撃力2600・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード1枚
3・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札3→4)
「僕は手札から、魔法カード『増援』を発動! 自分のデッキから、レベル4以下の戦士族を1体手札に加える! 僕はデッキより、『ロードナイト・クリスティ』を手札に加える」(遊太墓地7→8)
「そして、手札から『ロードナイト・クリスティ』を召喚! そして、クリスティの効果発動。手札から『ロードナイト・スター』を、守備表示で特殊召喚する!」(遊太手札4→2)
「そして、スターのモンスター効果発動! デッキから、『ロードナイト』を1体特殊召喚する! 僕は、デッキから『ロードナイト・サンダガ』を、攻撃表示で特殊召喚! さらに、スターとサンダガは光属性! シャインスパークのフィールド効果を受けて、攻撃力・守備力が500アップ!」(サンダガ攻撃力1900→2400)(スター守備力1500→2000)
「更に、サンダガの効果発動! フィールドの『ロードナイト』1体をリリースして、相手モンスターを2体破壊する! クリスティをリリースして、タクマ君、君のモンスター2体を破壊する! サンダー・クラッシュ!」(遊太墓地8→9)
(頼む、効いてくれ……!)
サンダガによる雷が、『ライトロード』達に直撃する。しかし、先程のように無効化されず、2体のモンスターは破壊されてしまう。
「くっ、同じ属性を持つモンスター効果は、受けてしまうというのか……!」
「なるほどね、フィールドに対応する属性のモンスター以外の効果を受けないけど、対応する同じ属性のモンスターなら、通用するのか……! つまり、このフィールドにおいて、光属性モンスターは同じ光属性のモンスター効果しか、受け付けない! この帝国のルールが、わかりかけてきた……!」
「だけど、僕だってそう簡単に負ける訳にはいかない! 罠カード『魂の綱』を発動! 自分モンスターが効果で破壊された時、1000ライフを支払うことで、デッキからレベル4モンスターを特殊召喚できる! 僕はチューナーモンスター、『ライトロード・アーチャー フェリス』を、守備表示で特殊召喚! フィールド効果で、守備力が500アップ!」(タクマライフ8000→7000)(タクマ墓地3→4)(フェリス守備力2000→2500)
「よし、行くぞ! 僕は手札から、魔法カード『英雄騎士の再生術』を発動! 自分の墓地から、『ロードナイト』1体と、『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。僕は、墓地からクリスティと『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→1→3)(遊太墓地9→7→8)
「そして、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 今回は、光属性のスターをリリースして、同じ光属性の『イクスロードナイト・ディアナ』を特殊召喚! フィールド効果で、攻撃力500アップ!」(遊太手札3→2)(ディアナ攻撃力2700→3200)
「行くよ! 僕はディアナで、フェリスを攻撃! クレッセントムーン・スラッシュ!」
「この瞬間、僕は永続罠『ライトロード・バリア』を発動! 『ライトロード』モンスターへの、相手モンスターの攻撃を、デッキから2枚墓地へ送ることで無効にする!」(タクマ墓地4→6)
カード2枚による、バリアが展開されて攻撃を防がれてしまう。更に。
「デッキから墓地へ送られた、『ライトロード・メイデン ミネルバ』の効果を発動! デッキから、更にカードを1枚墓地へ送る」(タクマ墓地6→7)
続くサンダガの攻撃力では、攻撃を防がれるとわかった遊太は、攻撃を中断する。そして、考えを纏める。
(さっきから、『ライトロード』の効果でデッキのカードを墓地へ送っている。もしかして、『ライトロード』は墓地で効果を発揮するものが多いんじゃ……!)
と考えるも、タクマは。
(まだ足りない。今日は少し落ちが悪い。引きが悪いのかもしれないけれど……だからといって、バリアに頼る訳にもいかない)
と考えていた。
「メインフェイズ2に入り、僕はカードを1枚伏せ、ターンエンドとする」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント7600
手札枚数1枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・ディアナ』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ロードナイト・ボルカ』(守備表示・守備力200・炎属性・レベル4)
『ロードナイト・サンダガ』(攻撃表示・攻撃力2400・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚
遊太はこの時、考える。
(やっぱり、この帝国は実力者ぞろいの大会……! そして、帝国だけの特殊ルール……! 簡単には、この大会を勝ち上がれない!)
(でも、ロベルトさんを助ける為には、絶対に勝ち上がらなきゃいけない! ポイントを稼ぎ、あの城で闇の王を倒す! それが、僕の目標だ!)
と、内心考える遊太だったが、外で見ているカリンはというと。
(遊太君……今は、目の前の戦いに集中してください。じゃないと、足元を掬われます……多分)
第三十五話。終わり。
ミナコ社が開催した、デュエルモンスターズのイベント『決闘者の帝国』。舞台はミナコ社が新たに建造した、デュエルモンスターズを題材とした遊園地『デュエルランド』!
ここに集結した、遊太達を含むジュニアデュエリスト達は、この帝国の舞台となる『デュエルランド』にて、デュエルで戦うことになる。
しかし、遊太とカリン以外は知らない。この帝国は、闇の王が仕組んだ罠であることに……。
ぞろぞろと、デュエルランドへと入っていく遊太達を含めたジュニアデュエリスト達。遊太達は入場案内を見て、帝国開始のための集合場所を調べる。
「ふーん。ランドの中央には、『竜魂の城』というお城のアトラクションがあって、その周りを取り囲むように『バーニングブラッド』エリア、『ウォーターワールド』エリア、『ガイアパワー』エリア、『デザートストーム』エリア、『シャインスパーク』エリア、『ダークゾーン』エリアといった具合に、デュエルモンスターズにある6つの属性に合わせたエリアに分かれていて、それぞれ炎なら炎系、水なら水系のアトラクションに分かれているのか~」
「こうしてみると、中々よくできているじゃん? 今度イベントじゃない時来てみないかじゃん?」
「それよりも見ろよ。全国各地から、多くのデュエリストが集まって来てるのが見えるぜ。きっと、強い奴らばかりなんだろうよ」
「むしろ、強くなきゃ拍子抜けって感じだぜ!」
「でも、各地から集まった強豪達に、自分達が渡り合えるか……不安ですね」
「心配すんなよ、その強い中に、アタシ達も入っているんだからよ。あんまり相手をデカくするのだけは、やめよーぜ!」
「……ですよね。菊姫さんなら、そう言うと思ってました。では、集合場所へ行きましょう!」
「おうっ!」
そうして、集合場所へとやって来た遊太達。そこには大勢のデュエリスト達が、広場で竜魂の城を眺めていた。
そして、何人かはひそひそ話をする。内容は、勿論デュエリスト達についてだ。
「おい見ろよ、アイツハネダシティのチャンピオン、光ヶ丘(ひかりがおか)タクマじゃねえか? 全国大会にも出場した」
「アキンドシティのエンジョイ野郎、花街慶次(はなまちけいじ)もいるようだな」
「そしてアイツはどうやら、彩湖蓮生(さいこはすお)……やっぱり直々に呼ばれるだけあって、凄い連中ばかりだな!」
「そういや、デュエルのレベルが一番高いと言われているプラクサスシティじゃ、不動のチャンピオンだったアキラが負けて、遊太っていう新チャンピオンが生まれたらしいぞ!」
「ひえ~、あのアキラを破るだけあって、さぞかし強いんだろうな!」
「なるべく相手したくないものだな~」
といった具合に、強豪デュエリストの中でも指折りの実力を持っている人の話で、持ち切りであった。
それを聞いて、菊姫達は遊太にちょっかいをかける。
「流石、新チャンピオンは格が違うもんだな」
「考えてみれば、遊太君って凄いんですよねえ」
「モテモテだな、遊太!」
「もう、からかわないでよ」
そうして、参加者全員が話している時、城のベランダから黒服が出てくる。
「諸君、静粛に! これより今大会の主催者、闇の王様による今大会のルールが説明される! 心して聞くように!」
その言葉を聞いたデュエリスト達が、城の方に向き直る。それは期待の視線だが、遊太は。
(闇の、王……ロベルトさんを連れ去り、ミナコ社を乗っ取り、『イクスロードナイト』達の世界を侵攻した奴らの手先……!)
そして、闇の王はというと。コツーンコツーンと足音を立てながら、城の中を歩いていた。
「やはり来たか、『イクスロードナイト』達。そして、数々の精霊達よ……! 同じ世界の生き物同士、共に我の手に収めてくれよう……!」
そう呟き、城のベランダに出る闇の王。トゲの生えた漆黒のマントを全身に纏い、仮面を被ったその姿が、デュエリスト達の前に現れる。それを、遊太は見逃さない。ベランダに出た奴を、思いっきり睨み付ける。
(闇の王! 僕は来たぞ!)
しかし、闇の王はというと。
(誰だ? あの小僧は……ああ、今はあの小僧が『イクスロードナイト』を所有しているのだったな。『イクスロードナイト』は厄介だが、あの小僧は別にどうということはない)
「よく来た、決闘者達よ! 我、闇の王が支配する帝国へ……。お前達は、頂点を取るためにこの帝国へ来たのだろう?」
「だが、この帝国では我がルールだ。我を倒し、この帝国の頂点に立ちたくば、我にその実力を示してみせろ! 数々の猛者を打ち破り、その実力を誇示するのだ」
「その方法は、デュエル! 我より承ったデュエルディスクを腕につけ、デュエルを行うのだ!」
「そして、力の印をお前達につけてやろう。お前達! 例の物を決闘者達に渡せ」
すると、黒服達がデュエリストに腕時計状の物を渡す。それには、2つ星型のチップがはめ込まれていて、同じような物をはめ込む穴が8つあった。
「それを利き腕にはめたまえ、決闘者達。この帝国で力を見せつけるためには、スターポイントを集める必要がある。そのためには、互いに同じ数のスターポイントを賭けて、決闘を行う。勝った人間がより多くのスターポイントを集め、10ポイント集めた人間のみが、この『竜魂の城』へ入ることを許す!」
「そして、城に入った人間で最終決戦を行い、残った1人が我と戦う。我に勝てた者は、帝国での栄誉と、莫大なる賞金を手にすることができる!」
その言葉に、わーわーと盛り上がるデュエリスト達。
「スターポイントを全て失ったも、スターポイントのある決闘者と戦って勝てば、無条件でスターポイントを1つ手に入れられる! ただし、スターポイントが0の時敗北すれば、ホテルへと強制退去してもらう」
「そしてこの帝国は、戦う場所で精霊の力が変わる! 何処で戦うかも、帝国を勝ち進む秘密となる……。以上で、帝国のルールはこれまでだ。これより1時間後、ファンファーレを合図として、帝国は開戦する!」
「決闘者達よ! 敗者の屍を越え、我という頂に辿り着いてみせろ! ……以上」
言うだけ言ったあと、闇の王はさっさと城の中へと戻って行った。
先程の演説を聞いて、決闘者達はというと。
「要は、帝国で一番になってあの闇の王を倒せば良いって話なんだろ? ラクショーじゃん?」
「とにかく、いっぱい倒してポイントを10個集めれば良いんだな!」
「よおっしゃあ! やってやるぜ!」
といった具合に、既にやる気満々。そして、菊姫達も。
「よおっし! この菊姫様も、この帝国を勝ち上がって、今度こそ頂点に立ってみせるぜ!」
「その意気です、アネゴ!」
「行きましょう、アネゴ!」
「じゃーな、遊太にお前ら! しばらくお前達とは会わねーけど、頑張れよ! アタシが戻ってくるまでに、負けるんじゃねーぞ!」
(ま、会わないとは言ったけど、戦いたい奴はいるかな……。勝率を度外視してでも、戦いたいやつが!)
といった具合に、取り巻き二人を連れて菊姫が去っていき。
「んじゃ、俺も先に行ってるじゃん! 遊太、ちょっとの間離れ離れで、ライバルになるけど、それでもよろしくじゃん!」
知多も去っていく。当然、真薄も。
「では、失礼いたします。遊太君も、すぐに負けないように頑張ってくださいね!」
と言って去っていき、アキラも。
「じゃあな。早々に負けて、俺をがっかりさせるんじゃねえぞ」
と、二人と同じように去っていった。しかし、カリンはというと。
「遊太君、私はあなたについていきます。共に、ロベルトさんや精霊のことを、解決しましょう」
「カリンちゃん……わかった。一緒に行こう」
「ええ。闇の王のことも、ロベルトさんのことも知っている仲ですから」
遊太達を含め、大勢のデュエリスト達が帝国の会場となる、様々なエリアへと散っていく。
そして、やっと1時間が経った。各地で、ラッパによるファンファーレが鳴り響き、帝国が始まったことを告げるのであった!
「遊太君」
「うん。帝国が、始まったんだね!」
~シャインスパークエリア~
「遊太君、デュエルする相手は慎重に選んだ方が良いですわ。それこそ、スターポイントをいきなり全部失うことだって、あり得るのですから……」
「わかってる。けれど、僕はロベルトさんを助けなきゃいけない。そうでしょ? アルファ?」
遊太の傍らに、『イクスロードナイト・アルファ』が現れる。その様子を、カリンはばっちり視認していた。
「ああ。我々の世界と同じような顛末を、この世界にも辿って欲しくない。故に、奴は倒さなければならない」
「この帝国だって、どんな罠が隠されているのかわからない。それに、さっき言ってた戦う場所によって精霊は力を変えるって……!」
「気になりますか?」
「だって、普通のデュエルじゃ、場所によって変わるなんてこと無いし……」
二人で話をしながら歩いていると、遊太とカリンは、ある人物にばったりと出会う。
「おや、君は……!」
「おっ、いきなりデュエリスト発見!」
白く整ったシャツを着た、見るからに好少年な少年と、遊太は出会った。
「ええっと……君は……」
「初めまして! 僕の名前は光ヶ丘タクマ! ハネダシティ出身なんだ。君は確か……プラクサスシティの六道遊太君! 後ろのお嬢様は、榊原夏鈴ちゃん!」
「君が、タクマ君? あの人だかりで有名になっていた!?」
「ハハハ、有名って言うのはちょっと言い過ぎだなあ。でも、デュエルには自信を持っているけどね」
「やっぱり……! さて、この帝国でデュエリストが出会った時、やるべきことは一つ……!」
「ああ! もちろん、デュエル! それが流儀!」
互いにデュエルディスクを構え、間を取る遊太とタクマ。ディスクにライフポイント8000が提示される。
「賭けるスターポイントは?」
「まずは、様子見で1個かな……当然、君も1個だよね?」(タクマ スターポイント2→1)
「うん、勿論」(遊太 スターポイント2→1)
「勝った方が早速有利に立てる! じゃあ、そろそろ行くか!」
「「ルールはマスタールール3! ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
(頑張ってください、遊太君……!)
1・遊太のターン
「先攻は僕が貰う!」
「僕は手札から、『ロードナイト・ニードラー』を召喚する! これで、僕はデッキから『ロードナイト』を墓地へ送り……何っ!?」(遊太手札5→4)
ニードラーが召喚された時、ニードラーに異変が起きる。なんと、攻撃力が元々の1700から、1200に下がってしまったのだった。
「な、なんで……? ディスクの故障じゃ無いよね? なんで攻撃力が……!」
「なるほどね、これが帝国のルールか! 今僕達がいるエリアは、シャインスパークエリア。アレは光属性専用のフィールド魔法。ということは、光属性と反対になる闇属性モンスターの攻撃力・守備力は500下がってしまうというのか……!」
「くっ、やりづらいな……! 僕は墓地へ『ロードナイト・シータ』を墓地へ送り、墓地へ送られたシータの効果発動! 自分のデッキから、更に『ロードナイト』を墓地へ送れる! 僕は『ロードナイト・ファントム』を墓地へ送る」(遊太墓地0→2)
「更に、僕は手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体をリリースして、リリースしたモンスターと同じ属性を持つ『イクスロードナイト』を、エクストラデッキから特殊召喚する! 来い、『イクスロードナイト・ドゥフト』!」(遊太手札4→3)(遊太墓地2→4)
現れたのは、『イクスロードナイト』随一の策士。しかし、フィールドパワーには敵わず、攻撃力は2600から2100になってしまう。
「闇属性だから、フィールドと反発して攻撃力が下がる……! でも、問題ない!」
「僕は手札を1枚捨てることで、ドゥフトのモンスター効果発動! デッキから、『英雄騎士』罠カード1枚をフィールドにセットする」(遊太手札3→2)(遊太墓地4→5)
「僕は、更にカードを1枚セット、これでターンエンド」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・ドゥフト』(攻撃表示・攻撃力2100・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数5枚
除外されているカード1枚
2・タクマのターン
「僕のターン、ドロー!」(タクマ手札5→6)
「光のフィールドか、僕には持ってこいのフィールドだね! 僕は手札から、チューナーモンスター『ライトロード・アサシン ライデン』を召喚! そして、ライデンの攻撃力は、フィールドの効果によって、500アップする!」(タクマ手札6→5)(ライデン攻撃力1700→2200)
「更に、ライデンの効果発動! デッキの一番上からカードを2枚墓地へ送る。送った中に、『ライトロード』がいれば、攻撃力を200アップできる!」(タクマ墓地0→2)(ライデン攻撃力2200→2400)
「よしっ! 墓地へ送られた『ライトロード・ビースト ウォルフ』の効果発動! このモンスターは、デッキから墓地へ送られた時、墓地から特殊召喚できる! そして、フィールド効果により攻撃力2100から2600に、パワーアップ!」(タクマ墓地2→1)(ウォルフ攻撃力2100→2600)
「じゃあ、行くよ! 僕はウォルフで、ドゥフトを攻撃! 裁きの槍!」
「この瞬間、僕は罠カード発動! 『英雄騎士の犠牲対価』! このカードは、自分の『ロードナイト』が攻撃対象になった時発動が可能! デッキから2枚ドローする!」(遊太墓地5→6)(遊太手札1→3)
「だが攻撃は受け、ダメージも受ける!」
「くっ……だけど、ダメージを受けたこの時、手札の『ロードナイト・ボルカ』は特殊召喚できる! ボルカを、守備表示で特殊召喚!」(遊太ライフ8000→7400)(遊太手札3→2)(遊太墓地6→7)
「更に、ボルカは特殊召喚された時、相手モンスター1体を対象に発動! そのモンスターを破壊して、1000ポイントのダメージを与える! 喰らえ! ライデンを破壊!」
特殊召喚されたボルカが、炎を荒げて攻撃する。しかし、その炎は防がれてしまった。
「何!?」
「なるほど……フィールドの属性に対応した属性のモンスターは、他のモンスター効果を受けなくなるのか……!」
「……」
「どうやら、このフィールドが僕の『ライトロード』にとって、ベストポジションって訳だね。僕のデッキは、メインモンスターは殆ど光属性で構成されているから!」
「どうやら、ちょっぴりマズイみたいだな……!」
「すみません、遊太君。私がデュエルをすれば……」
「いや、カリンちゃん。このデュエルは僕が受けたいと思って受けたんだ。君が悲観することはないよ!」
「……はい、わかりましたわ」
「さて、デュエルを続けるよ!」
「うん、じゃあバトルフェイズ続行! 僕はライデンで、ボルカを攻撃! ライト・スラッシュ!」
守備力200のボルカに対し、2400のライデンが攻撃を仕掛ける。だが。
「速攻魔法『ドロー・マッスル』を発動! 僕のフィールドに守備表示で存在する、守備力1000以下のモンスター1体を対象に発動! このターン、そのモンスターは戦闘で破壊されなくなり、デッキから1枚ドローする!」(遊太手札2→3)(遊太墓地7→8)
「ふむ……追撃は防がれたか。なら、僕はリバースカードを2枚セットして、ターンエンド。そしてこのエンドフェイズ、ライデンの効果が発動し、デッキの上から2枚墓地へ送る」(タクマ手札5→3)(タクマ墓地1→3)
タクマ
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター2体
『ライトロード・アサシン ライデン』(攻撃表示・攻撃力2400・光属性・レベル4・チューナー)
『ライトロード・ビースト ウォルフ』(攻撃表示・攻撃力2600・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード1枚
3・遊太のターン
「僕のターン、ドロー!」(遊太手札3→4)
「僕は手札から、魔法カード『増援』を発動! 自分のデッキから、レベル4以下の戦士族を1体手札に加える! 僕はデッキより、『ロードナイト・クリスティ』を手札に加える」(遊太墓地7→8)
「そして、手札から『ロードナイト・クリスティ』を召喚! そして、クリスティの効果発動。手札から『ロードナイト・スター』を、守備表示で特殊召喚する!」(遊太手札4→2)
「そして、スターのモンスター効果発動! デッキから、『ロードナイト』を1体特殊召喚する! 僕は、デッキから『ロードナイト・サンダガ』を、攻撃表示で特殊召喚! さらに、スターとサンダガは光属性! シャインスパークのフィールド効果を受けて、攻撃力・守備力が500アップ!」(サンダガ攻撃力1900→2400)(スター守備力1500→2000)
「更に、サンダガの効果発動! フィールドの『ロードナイト』1体をリリースして、相手モンスターを2体破壊する! クリスティをリリースして、タクマ君、君のモンスター2体を破壊する! サンダー・クラッシュ!」(遊太墓地8→9)
(頼む、効いてくれ……!)
サンダガによる雷が、『ライトロード』達に直撃する。しかし、先程のように無効化されず、2体のモンスターは破壊されてしまう。
「くっ、同じ属性を持つモンスター効果は、受けてしまうというのか……!」
「なるほどね、フィールドに対応する属性のモンスター以外の効果を受けないけど、対応する同じ属性のモンスターなら、通用するのか……! つまり、このフィールドにおいて、光属性モンスターは同じ光属性のモンスター効果しか、受け付けない! この帝国のルールが、わかりかけてきた……!」
「だけど、僕だってそう簡単に負ける訳にはいかない! 罠カード『魂の綱』を発動! 自分モンスターが効果で破壊された時、1000ライフを支払うことで、デッキからレベル4モンスターを特殊召喚できる! 僕はチューナーモンスター、『ライトロード・アーチャー フェリス』を、守備表示で特殊召喚! フィールド効果で、守備力が500アップ!」(タクマライフ8000→7000)(タクマ墓地3→4)(フェリス守備力2000→2500)
「よし、行くぞ! 僕は手札から、魔法カード『英雄騎士の再生術』を発動! 自分の墓地から、『ロードナイト』1体と、『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる。僕は、墓地からクリスティと『英雄騎士への覚醒』を手札に加える」(遊太手札2→1→3)(遊太墓地9→7→8)
「そして、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 今回は、光属性のスターをリリースして、同じ光属性の『イクスロードナイト・ディアナ』を特殊召喚! フィールド効果で、攻撃力500アップ!」(遊太手札3→2)(ディアナ攻撃力2700→3200)
「行くよ! 僕はディアナで、フェリスを攻撃! クレッセントムーン・スラッシュ!」
「この瞬間、僕は永続罠『ライトロード・バリア』を発動! 『ライトロード』モンスターへの、相手モンスターの攻撃を、デッキから2枚墓地へ送ることで無効にする!」(タクマ墓地4→6)
カード2枚による、バリアが展開されて攻撃を防がれてしまう。更に。
「デッキから墓地へ送られた、『ライトロード・メイデン ミネルバ』の効果を発動! デッキから、更にカードを1枚墓地へ送る」(タクマ墓地6→7)
続くサンダガの攻撃力では、攻撃を防がれるとわかった遊太は、攻撃を中断する。そして、考えを纏める。
(さっきから、『ライトロード』の効果でデッキのカードを墓地へ送っている。もしかして、『ライトロード』は墓地で効果を発揮するものが多いんじゃ……!)
と考えるも、タクマは。
(まだ足りない。今日は少し落ちが悪い。引きが悪いのかもしれないけれど……だからといって、バリアに頼る訳にもいかない)
と考えていた。
「メインフェイズ2に入り、僕はカードを1枚伏せ、ターンエンドとする」(遊太手札2→1)
遊太
ライフポイント7600
手札枚数1枚
モンスター3体
『イクスロードナイト・ディアナ』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ロードナイト・ボルカ』(守備表示・守備力200・炎属性・レベル4)
『ロードナイト・サンダガ』(攻撃表示・攻撃力2400・光属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚
遊太はこの時、考える。
(やっぱり、この帝国は実力者ぞろいの大会……! そして、帝国だけの特殊ルール……! 簡単には、この大会を勝ち上がれない!)
(でも、ロベルトさんを助ける為には、絶対に勝ち上がらなきゃいけない! ポイントを稼ぎ、あの城で闇の王を倒す! それが、僕の目標だ!)
と、内心考える遊太だったが、外で見ているカリンはというと。
(遊太君……今は、目の前の戦いに集中してください。じゃないと、足元を掬われます……多分)
第三十五話。終わり。
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127 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1894 | 3 | 2018-01-27 | - | |
176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1532 | 1 | 2018-01-28 | - | |
101 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1410 | 3 | 2018-01-30 | - | |
147 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1230 | 1 | 2018-02-05 | - | |
83 | 第四話「大会にて」 | 1021 | 1 | 2018-02-11 | - | |
136 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1138 | 1 | 2018-02-14 | - | |
124 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1044 | 1 | 2018-02-18 | - | |
220 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1135 | 1 | 2018-02-22 | - | |
89 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1000 | 0 | 2018-02-25 | - | |
183 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1057 | 0 | 2018-03-02 | - | |
96 | 第十話「驚きの予選会」 | 1162 | 1 | 2018-03-05 | - | |
84 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1196 | 2 | 2018-03-10 | - | |
94 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1062 | 0 | 2018-03-13 | - | |
156 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1158 | 2 | 2018-03-17 | - | |
174 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1028 | 0 | 2018-03-24 | - | |
154 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1182 | 2 | 2018-03-29 | - | |
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143 | 第十八話「知多と遊太」 | 980 | 0 | 2018-04-13 | - | |
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130 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 985 | 0 | 2018-06-23 | - | |
109 | 第三十二話「侵略の一手」 | 833 | 0 | 2018-06-24 | - | |
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130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 973 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1422 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 942 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 918 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1002 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 941 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1044 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 856 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 936 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 999 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 836 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1018 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 970 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 945 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 987 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 994 | 0 | 2019-01-17 | - | |
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99 | 第五十三話「神帝現る」 | 947 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
143 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 891 | 0 | 2019-03-14 | - | |
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82 | 第五十五話「休息の時」 | 803 | 0 | 2019-04-07 | - | |
78 | 第五十六話「彼女との再会」 | 743 | 0 | 2019-04-20 | - | |
102 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 763 | 0 | 2019-05-01 | - | |
69 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 790 | 0 | 2019-05-19 | - | |
73 | 第五十九話「闇のカード」 | 836 | 0 | 2019-06-04 | - | |
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69 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 723 | 0 | 2019-08-04 | - | |
76 | 作者よりお知らせ2 | 732 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 492 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 844 | 0 | 2020-02-22 | - | |
90 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 783 | 0 | 2020-03-22 | - | |
70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
91 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 695 | 0 | 2020-05-09 | - | |
87 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 718 | 0 | 2020-05-23 | - | |
78 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 852 | 0 | 2020-05-30 | - | |
97 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 758 | 0 | 2020-06-12 | - | |
64 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 728 | 0 | 2020-06-14 | - | |
62 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 675 | 0 | 2020-06-27 | - | |
76 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 775 | 0 | 2020-06-28 | - | |
64 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 670 | 0 | 2020-07-07 | - | |
76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 636 | 0 | 2020-07-13 | - | |
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59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 465 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 563 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 514 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 412 | 0 | 2022-04-09 | - | |
74 | 第百一話「プロの実力」 | 424 | 0 | 2022-05-07 | - | |
62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 373 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 461 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 338 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 553 | 0 | 2022-11-27 | - |
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- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:18 一言 深淵が禁止は個人的に悲し過ぎますわ…。デスサイズが制限止まりで果た…
- 12/22 19:24 掲示板 オリカコンテスト投票所
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