交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 作:イクス
2000いいね到達記念
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』
大分遅れましたが、やっと2000イイネ記念を投稿できました。
※注意
この話は私の小説の青眼使いである八神アキラ君が、元祖ブルーアイズ使いの海馬瀬人とデュエルするお話です。特別編なので、大元のストーリーには全然関係ありません。読み飛ばしても、構いません。
この話に出てくる海馬は原作のその後を描いたTHE DARK SIDE DIMENSIOSの海馬を描いています。
帝国が終わり、自分のデッキに宿る精霊キサラを自覚したアキラ。時々聞こえる彼女の声を聞きながら、今日もデッキ構築にいそしんでいた。
その時、ふと思ったことを口にするアキラ。
「なあ、キサラ……」
「はい、なんでしょう?」
「この間のことがあってから……おまえのようなヤツの存在を認識できるようになって……おまえらのアレやコレを知って……戦っただろ?」
「ええ、そうですね」
「でさ……気になったんだが、おまえたちの世界にもすごいデュエリストっていたのか?」
「ええ、私たちの世界はデュエルが基本の世界でしたから……すごいなんてものじゃありませんよ?」
「へー、できるならそういうやつとデュエルしてみてーもんだな」
「……やってみます?」
「できんの?」
「うーん……やれると言えばやれるんですが、私たちの世界の人じゃないんですけど……」
「……まあいいや。んで、ソイツはどんなやつなんだ?」
「何というか、その人は……エキセントリックというかなんというか……すごい人なんです」
「……? どういうことだ?」
「まあ、会ってみればわかりますよ。行きますか?」
「……ああ、俺はそこまで言わしめるソイツとデュエルがしてみてえ。やってくれるか?」
「はい、わかりました。では、目をつぶってください」
キサラにそう言われ、目をつぶるアキラ。
「……!?」
アキラが目を開けると、そこは機械にあふれた場所であった。一つのカプセル状のマシーンと、窓の外にある星空と……。
「地球……?」
窓の外には、青々とした地球が見えた。
「ここ……宇宙ステーションか? のわりには、できすぎじゃねえ? ん?」
カプセルの隣に置かれた、キューブ状の何かを手に取る。その時であった。
「待て! それに触るな!」
「ん?」
そこに現れたのは、茶髪で白いコートを羽織った男。見た感じアキラよりは結構年上だが、それでも幾分か上ぐらいであった。だが、それと同時に非常にギラついた何かが、彼にはあった。
キューブを置き、その男に向き直る。
「貴様……一体ここへどうやって入った」
「ま、普通じゃ考えられない何かで、入ったのは間違いないけどな」
「以前ディーバとか名乗っていた、藍神という奴も似たようなことをしていたが……貴様、ここへ何をしに来た」
「……強いて言えば、デュエル? 強い人がいるって聞いたから、わざわざこんなとこまで来たんだぜ?」
「ほう、この俺にデュエルを挑みに来たと言うのか。わざわざ我が海馬コーポレーションが管轄する、宇宙ステーションに。だがエレベーターの使用形跡も無く、どうやってここまで入ってきた?」
「さっき言ったとおりだけど?」
「そうか。だが、俺は忙しい。これから会いに行かねばいかん奴がいるのでな。いくらここに訳のわからん方法で入ってきた子供とはいえ、奴より優先はできん」
「へえ……逃げんの?」
「何?」
「デュエリストは、挑まれればどんな勝負といえど受けるものだ。それを、人に会うだけで翻す? まるで自信が無いから背を向けるような感じだな」
「……随分な言いようだな。そこまで言うのならよかろう。お前如き、肩慣らし程度には丁度良い!」
「ヘッ、何をそんなに思っているか知らねえけど、肩慣らし程度じゃ、すまねえかもな!」
デュエルディスクを構える双方。しかし、アキラのディスクを見て、海馬は。
「ふぅん、そんな貧相なデュエルディスクで俺に挑むだと? 舐められたものだな……フン、そんなものより、これを使う方が良い」
どこかから何かを取り出し、ひょいとアキラに投げる。それは、今海馬が身につけているものと同じデュエルディスクであった。
「へぇ。これ、貸してくれんの?」
「ハンデだ。お前とてそれぐらいなければ俺と対等に戦うことはできん」
「そう? じゃあ、ハンデで負けても知らねえぜ!」
「「デュエル!」」
「ふぅん、先攻は貴様にくれてやる。精々鉄壁の防御を作ることだな!」
「そう? なら、遠慮無くやってやんよ!」
1・アキラのターン
「俺のターン!」
(へぇ、ここでは先攻でもドローができるのか)
「ドロー!」(アキラ手札5→6)
「俺は手札から、魔法カード『ドラゴン目覚めの旋律』を発動! 手札1枚をコストに、デッキから攻撃力3000以上で守備力が2500以下のドラゴン族モンスター2体を手札に加える! 俺が手札に加える のは、『青眼の白龍』と、『青眼の亜白龍』」(アキラ墓地0→2)
「ブルーアイズだと……?」
「俺は手札のブルーアイズを相手に見せ、このモンスターを特殊召喚する! 来い、『青眼の亜白龍』!」(アキラ手札6→5)
「さらに俺は、『アックス・ドラゴニュート』を召喚!」(アキラ手札5→4)
「カードを1枚伏せ、ターンエンド。さあ、お前のターンだぜ」(アキラ手札4→3)
アキラ
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター2体
『青眼の亜白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『アックス・ドラゴニュート』(攻撃表示・攻撃力2000・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード2枚
「ふぅん、ブルーアイズだと? 確かにブルーアイズはインダストリアルイリュージョン社が、ペガサスの死という危機を乗り越えるため、脇目も振らずばらまかれたカードになった……だが、俺以外にブルーアイズを使いこなすことはできん! 今まで何人ものブルーアイズ使いを自称する愚か者がこの俺に挑んできたが、それらを全て返り討ちにしてきたわ! お前とて、その例外ではない!」
2・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札5→6)
「俺は手札から、『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を攻撃表示で召喚! このモンスターは、俺のフィールドにモンスターがいないとき、手札から特殊召喚できる!」(海馬手札6→5)
「さらに俺は、手札から『ネオ・カイザー・グライダー』の効果を発動! 手札からこのモンスターとモンスター1体を墓地へ送ることで、墓地からドラゴン族通常モンスターを特殊召喚する! 墓地のモンスターは、俺が捨てたモンスターも含まれる。そのモンスターは、俺の最強のしもべ、『青眼の白龍』だ!」(海馬手札5→3)(海馬墓地0→1)
現れた、海馬のブルーアイズ。攻撃力は、3000。
「出てきやがったか、そちらのお得意さん」
「ふぅん、ただ出した訳ではない。この瞬間、『ネオ・カイザー・グライダー』の効果が発動! このモンスターが墓地へ送られたとき、相手モンスター全ての攻撃力を500下げる!」
「なにっ!?」(オルタナティブ攻撃力3000→2500)(アックス攻撃力2000→1500)
「そして俺は『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を生け贄に、レベル6『クリスタル・ドラゴン』を召喚する!」(海馬手札3→2)(海馬墓地1→2)
「こりゃちょっと、マズイか?」
「行くぞ、バトルだ! やれ! まずはあの偽物を亡き者にしろ! ブルーアイズの攻撃、滅びのバーストストリィーム!」
本家ブルーアイズの攻撃が、オルタナティブに直撃する!
「くっ、やるな……!」(アキラライフ8000→7500)(アキラ墓地2→3)
「さらに、『クリスタル・ドラゴン』で攻撃!」
「ぐっ。だが、この瞬間、墓地の『霊廟の守護者』の効果発動! ドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られるか、戦闘で破壊されたとき、墓地からこのモンスターを特殊召喚できる!」(アキラライフ7500→6500)
「なら、こちらもモンスター効果を発動させてもらおう。バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で、デッキからドラゴン族・レベル8のモンスター1体を手札に加えさせてもらうぞ……。俺が手札に加えるのは『青眼の白龍』」(海馬墓地2→3)
「リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」(海馬墓地3→2)
海馬
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性)
魔法・罠ゾーンのカード枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
3・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札3→4)
「『霊廟の守護者』は、ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚するとき、2体分のリリースにできる! 俺はこのモンスターをリリースして、手札の『青眼の白龍』をアドバンス召喚する!」(アキラ手札4→3)(アキラ墓地3→4)
海馬につられて、アキラもブルーアイズを召喚する。しかしそれを見て、海馬は。
「お前もブルーアイズを召喚か。だが、貴様のブルーアイズなど、俺のブルーアイズと比べるまでもない!」
「そうこう言ってられるのも今のうちだぜ! 俺は手札から、魔法カード『滅びの爆裂疾風弾』を発動させる!」
「なんだと!? ブルーアイズの攻撃と同じカードだと!?」
「自分フィールドにブルーアイズがいるとき、発動可能。相手フィールドのモンスターを全て破壊する! 食らえ、滅びの爆裂疾風弾!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地4→5)
アキラのブルーアイズによる、バーストストリームが海馬のモンスターを全て焼き尽くす。これにより、海馬のフィールドががら空きとなってしまった。(海馬墓地3→5)
「このカードを発動したとき、ブルーアイズは攻撃できないが、俺はこのカードを発動させて……」
「舐めるな! 俺は罠カード『融爆』を発動させる! 自分のカードが相手魔法カードによって破壊されたとき、相手カード1枚を破壊する! 貴様のブルーアイズを、破壊させてもらう!」(海馬墓地5→6)
「チッ、そう簡単にはやらせてくれねえか。だけど、『霊廟の守護者』は自身の効果で特殊召喚する。さらに、墓地へ送られたのが通常モンスターだった時、自分墓地のドラゴン族通常モンスターを手札に加えられる。俺は墓地へ送られたブルーアイズを手札に加える」(アキラ手札2→3)(アキラ墓地5→3)
「俺はリバースカードを1枚伏せて、ターンエンド」(アキラ手札3→2)
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数2枚
モンスター1体
『霊廟の守護者』(守備表示・守備力2100・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
4・海馬のターン
「俺のターン、ドロー」(海馬手札2→3)
「俺は手札から『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』を召喚! 効果発動、手札の魔法・罠カード1枚をコストに、デッキから魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を手札に加える」(海馬手札3→2)(海馬墓地6→7)
「そして、魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を発動! 自分フィールドに魔法使い族がいるとき、墓地からドラゴン族モンスターを2体特殊召喚する! ただし、うち1体は通常モンスターでなくてはいけない。俺は墓地から『青眼の白龍』と、『クリスタル・ドラゴン』の2体を特殊召喚する!」(海馬手札2→1)(海馬墓地7→6)
「モンスターを、いきなり2体も……!」
「バトル! 『クリスタル・ドラゴン』で、貴様のモンスターを攻撃!」
「ぐっ……!」(アキラ墓地3→4)
「復活の狂奏でモンスターを特殊召喚した場合、相手にダメージは与えられない。命拾いしたな! だが、バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で俺はデッキから『青眼の白龍』を手札に加える。俺はこれで、ターンエンド」(海馬手札1→2)
海馬
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター3体
『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』(攻撃表示・攻撃力1200・闇属性・レベル4)
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『クリスタル・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・光属性・レベル6)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
5・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札2→3)
「俺は手札から魔法カード『トレード・イン』を発動! 手札のレベル8モンスターを捨て、2枚ドローできる。俺は手札のブルーアイズを墓地へ捨て、2枚ドロー」(アキラ墓地4→6)
「俺は手札から魔法カード『竜の霊廟』を発動! このカードはデッキからドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる。俺は『青眼の白龍』を墓地へ送る。さらに、この効果で通常モンスターを墓地へ送った時、さらにドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる『ギャラクシー・サーペント』を墓地へ!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地6→9)
(本当はこの罠カードは、さっきのオルタナティブがいるときに使いたかった……)
「リバースカード、オープン! 罠カード『戦線復帰』! 墓地からモンスターを1体守備表示で特殊召喚する。これにより、俺は『青眼の白龍』を特殊召喚!」
「……よし、俺は手札から、『ドラゴラド』を攻撃表示で召喚! 効果発動。墓地から攻撃力1000以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。俺はチューナーモンスター『ギャラクシー・サーペント』を特殊召喚する!」(アキラ手札2→1)(アキラ墓地9→8)
「チューナーモンスター……だと?」
「俺はレベル4の『ドラゴラド』に、レベル2の『ギャラクシー・サーペント』をチューニング! シンクロ召喚! 現れろレベル6『ドロドロゴン』!」(アキラ墓地8→10)
沼地の中から現れた、体が泥でできたドラゴンのような何か。守備力は2200。
「シンクロモンスター、だと……どうやらさっきの侵入といい、見慣れぬモンスターといい、お前は普通の人間ではないようだな! だが、その程度で俺が臆すると思ったのか!」
「チッチッチッ、それだけじゃあないんだぜ。コイツは融合召喚に使うとき、融合するモンスターに必要なモンスターとして扱える! さらに、このモンスターは1ターンに1度、フィールドのモンスターで融合召喚ができる!」
「ほう……」
「俺はフィールドのブルーアイズと、『ドロドロゴン』を『青眼の白龍』として、融合召喚! 現れろ、レベル10『青眼の双爆裂竜』!」(アキラ墓地10→12)
ブルーアイズが2体融合して現れた、二つの首を持つブルーアイズの進化形。攻撃力は3000。
「このモンスターは――」
「説明は不要だ! モンスターへの2回攻撃を可能とし、戦闘では破壊されない。さらに破壊されなかった相手モンスターを除外する。狙いは俺のモンスターの一掃か? だが、その程度で俺を圧倒できると思うな! 罠カード発動! 『機械仕掛けのマジックミラー』! このカードは、相手の墓地にある魔法カードを1枚を対象に、そのカードをコピーする! 俺がコピーするのは、『滅びの爆裂疾風弾』!」(海馬墓地6→7)
「何っ!?」
「貴様のやることなど、わかっておるわ! ブルーアイズ、その偽物を破壊しろ! 滅びの、バースト・ストリーム!」
海馬のブルーアイズによるバーストストリームによって、アキラのツインバーストは破壊されてしまう。
「ぐっ……!」(アキラ墓地12→13)
「フン、大口を叩くなら、ブルーアイズを相手にすることを考えることだな……」
「くっ、俺は……ターンエンドだ」
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数1枚
モンスター0体
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
6・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札2→3)
「俺は手札から、魔法カード『ブラスト・ドロー』を発動! 自分フィールドのモンスターを2体破壊し、2枚ドローする! 俺はロード・オブ・ドラゴンと、『クリスタル・ドラゴン』を破壊し、2枚ドローする」(海馬手札2→4)(海馬墓地6→9)
「やはり貴様程度の人間は、どれだけ力を持とうともこの俺を超えることなどできん! 今そのレベルの違いを見せてやるわ!」
「俺は手札から魔法カード『融合』を発動させる!」
「『融合』だと!? まさか……!」
「そのまさかだ! 俺はフィールドと手札に存在する3体の『青眼の白龍』を融合させ、進化したその姿、その目に焼き付けるがいい! 融合召喚! 今こそ現れろ、『真青眼の究極竜』!」(海馬手札4→1)(海馬墓地9→13)
3体のブルーアイズの融合によって生まれた、究極完全のドラゴン。攻撃力は4500と、まさに破格。
「これで終わりだ! 消え失せろ! ハイパー・アルティメット・バァーストォッ!」
3つの首から放たれる、圧倒的威力の攻撃! これにより、アキラのライフが……!
「……」
「やはり貴様は……っ!?」
バーストストリームがアキラに直撃するかという時、光があふれ出た。その光は、徐々に形を作ってゆき、まるで髪の長い女性のようになっていく。
その光景に、海馬は見覚えがあった。
「これは、あの時の……!?」
あの時、意識を高次元へと高めていく時、何かの邪魔によってそれは途切れた。それは、あの時の女性のような何かとよく似ていた。
「なんだというのだ……?」
煙が晴れると、そこには白い髪の巫女と、『青眼の白龍』がアキラのフィールドにいた。アキラのライフは、全く減っていない。
「なんだと……」
「罠カード『前線に立つ者』を発動させた。このカードは相手の攻撃宣言時に、手札からモンスター1体を特殊召喚し、攻撃をそのモンスターに誘導できる。この効果で特殊召喚したモンスターは、レベル1チューナー『青き眼の乙女』。このモンスターは、攻撃された時にその攻撃を無効化し、手札・デッキ・墓地から『青眼の白龍』を特殊召喚できる! 俺はデッキから特殊召喚し、この攻撃を無効化したのさ!」(アキラ手札1→0)(アキラ墓地13→14)
「くっ、おのれぇ……! リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」(海馬手札1→0)
「ネオ・ブルーアイズは攻撃の終了時じゃないとその効果を発動できない。無効化されたらその効果は発動できない……ってか」
海馬
ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター1体
『真青眼の究極竜』(攻撃表示・攻撃力4500・光属性・レベル12)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
7・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「俺は手札から、魔法カード『貪欲な壺』を発動! 俺の墓地からモンスターを5体デッキに戻し、2枚ドローする。俺は『ドラゴラド』『アックス・ドラゴニュート』『ドロドロゴン』『青眼の双爆裂竜』『ギャラクシー・サーペント』をデッキに戻し、2枚ドロー!」(アキラ手札0→2)(アキラ墓地14→10)
「俺は手札から、魔法カード『調和の宝札』を発動! 手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナーを墓地へ送り、2枚ドローする。俺は手札の『ガード・オブ・フレムベル』を墓地へ送り、2枚ドロー」(アキラ墓地10→12)
「来たっ! 俺は手札から、儀式魔法『カオス・フォーム』を発動! フィールドの『青眼の白龍』をリリースして、俺は手札から『青眼の混沌龍』を儀式召喚する!」(アキラ手札2→0)(アキラ墓地12→15)
現れたのは、カオスMAXを小型化したようなブルーアイズモンスター。攻撃力は3000と、カオスMAXよりは劣る。
「行くぜ、バトルだ! 俺は混沌龍で、究極竜に攻撃! ここで、混沌龍の効果発動! 『青眼の白龍』をリリースして儀式召喚したこのモンスターが攻撃する時、相手モンスターの表示形式を全て変更し、そのステータスを0にする! いくらネオアルティメットとて、この効果で0にすれば何の問題も無い! 食らえ、滅びのカオスバーストストリーム!」
「ぐおおおっ!」(海馬ライフ8000→5000)(海馬墓地13→14)
「どうだ、たいしたことないとか言われたって、俺はこれくらいやれるんだぜ! ターンエンド!」
「おのれェ……この俺に傷をつけるなど、雑魚の分際でこざかしい真似を……この屈辱許しはせん……!」
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター2体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
『青き眼の乙女』(守備表示・守備力0・光属性・レベル1)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚
8・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札0→1)
「俺は手札から魔法カード『傲慢な壺』を発動! 相手はデッキから1枚ドローし、俺はデッキから2枚ドローする! さあ、カードを引け!」(海馬手札0→2)(海馬墓地14→15)
「ああ」(アキラ手札0→1)
(……! このカードは!)
「俺はリバースカードを1枚セットし、モンスターを1体セットしてターンエンド!」(海馬手札2→0)
(次のターン、目に物見せてくれる……!)
海馬
ライフポイント
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚
9・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札1→2)
「バトルフェイズ! 俺は混沌竜で、伏せ守備モンスターに攻撃! カオス・バーストストリーム!」
裏守備から裏返って現れたのは、道化師モンスター。守備力は1500と、たいしたことはないが、海馬は!
「かかったな! 『闇・道化師のサギー』を媒介に、罠カード『死のデッキ破壊ウイルス』を発動させる! このカードにより、サギーを破壊した相手にウイルスを感染させる! これにより、お前のフィールド・手札・デッキの攻撃力1500以上のモンスターは、全て墓地へ送られる! 貫通ダメージは受けるが、貴様のデッキは破壊される!」
混沌龍の攻撃が、サギーに直撃する。貫通ダメージで海馬のライフが減るが、ウイルスが散布される!
「ふぅん、これで貴様は……」(海馬ライフ5000→2000)(海馬墓地15→17)
「それは違うな」
「なにっ!? お前のモンスターが、ウイルスに感染していないだと!?」
フィールドの混沌竜だけではなく、アキラのデッキからもモンスターは送られていなかった。だが、乙女はいなかった。
「残念だったな。お前のウイルスにチェーンして、このカードを発動させてもらったぜ。速攻魔法『浄化の祈り』。このカードはモンスター1体をリリースして相手の効果を無効化させる。これにより、お前のウイルスは浄化されて無効化されたのさ」
(……もっとも、『青き眼の乙女』をリリースしなきゃいけなかったのは痛かったけどな)(アキラ手札2→1)(アキラ墓地15→17)
「ぐっ……おのれぇ……!」
「結局そのカードは、無駄になった訳だな。リバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(アキラ手札1→0)
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター1体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数17枚
除外されているカード0枚
10・海馬のターン
「俺のターン……」
(シンクロ召喚と呼ばれる謎の召喚、そして俺と瓜二つのデッキを使い、あの時見えた女のようなモンスターを使う……。間違いなく、ディーバと同じような人間なのは間違いあるまい。……だが、俺はどんな相手だろうと、なぎ倒してきた。もう一人の遊戯、いやアテム以外には……だからこそ、この程度の相手に負けるはずはない!)
(俺が認めた、唯一無二の好敵手。それ以外の敵に、俺が負けるはずがない。いや、負ける訳にはいかん! この俺が、負けて納得できるのは、奴しかおらんのだ!)
(その男ならともかく、この程度の相手に、俺が後塵を拝することはない!)
「ドロー!」(海馬手札0→1)
「リバースカード、オープン! 罠カード『活路への希望』! ライフポイントを1000支払い、相手のライフ2000ポイントごとの差によってドローする! 今、お前とのライフ差は4000。よって俺は、2枚ドローする!」(海馬手札1→3)(海馬墓地17→18)
「……来たか。確かに、お前は多少上手くブルーアイズを扱えるようだが……だが、俺という、最強のブルーアイズ使いの前には、単なる塵芥に過ぎん!」
「なにっ!?」
「この世でブルーアイズを最も上手く生かせるのは、この俺以外にはいないのだ!」
「魔法カード『融合回収』を発動! これにより、俺は墓地から『融合』と融合召喚に使用した『青眼の白龍』を手札に加える。さらに、『闇の量産工場』を発動! 墓地の通常モンスター『青眼の白龍』を2枚手札に加える!」(海馬手札3→2→4→3→5)(海馬墓地18→16→17→15→16)
「……来るか、3体融合!」
「俺は魔法カード『融合』を発動! 手札の3体の『青眼の白龍』を素材に、融合召喚! 現れよ!」(海馬手札5→1)(海馬墓地16→20)
「この融合召喚成功時に、罠カード『奈落の落とし穴』を発動! 相手が召喚した攻撃力1500以上のモンスターを破壊して、除外する!」(アキラ墓地17→18)
「甘いわ! 俺が召喚したのは、『青眼の究極亜竜』ほかのブルーアイズを破壊できたとしても、このモンスターは破壊できんわ!」
「なにぃっ!?」
天空から空間を突き破って現れたのは、オルタナティブドラゴンの意匠を持つ3つ首ドラゴン。攻撃力は、ほかのアルティメット系列と同じく4500の攻撃力を持つ。
「食らえ! アルティメット・オルタナティブ・バーストォッ!」
「ぐああああっ! だが、たった一度の攻撃じゃ……!」(アキラライフ6500→5000)(アキラ墓地18→19)
「貴様程度の男に、温い攻撃などで終わらせるものか! 速攻魔法『融合解除』! これにより、アルティメット・オルタナティブの融合を解除し、墓地からブルーアイズを3体特殊召喚する!」(海馬手札1→0)(海馬墓地20→18)
「な、なにっ……!?」
海馬のフィールドに、3体のブルーアイズが召喚された。今のアキラに、この攻撃を防ぐ手立ては、もう無かった。
「終わりだ……消え去るがいい! 滅びのバーストストリーム・三連弾!」
ブルーアイズの3回の攻撃が、アキラに向かって放たれる。それを受けて、アキラはただ呆然と立ち尽くす。
(アンタ……すげえや……!)
アキラはその攻撃を受ける。それと同時に、アキラの体が消えていく……。(アキラライフ5000→0)
(こんなにも強い相手と、俺は戦っていたっていうのかよ……!)
そうして、バーストストリームが終わり、攻撃が晴れた時には、もうアキラはいなかった。
「ふぅん、所詮猿マネ、この俺に勝てる道理などない!」
すると、モニターが点灯する。
「やっとつながった! 兄サマ、なんか通信障害があったみたいだけど、大丈夫なのかい!?」
「なに……ちょっとしたエラーだ、問題はない。予定通り計画は決行する」
「本当に大丈夫なのかよ、兄サマ!」
「問題などはない」
「……ハッ!」
アキラが眼を覚ますと、そこは自分の部屋。眼前には、自分の精霊キサラ。
「……ずいぶんとえらいデュエリストを用意してくれたじゃねーかよ」
「はい、ちょうど私と似ている要素を持つ人もいましたし、つながりは簡単でしたから」
「にしても唯我独尊、傲岸不遜を地で行くような奴だったな。普通ならあんな物言いできねえよ……だが、だからこそあんな風にブルーアイズを使えるのかもしれねえ……」
「ひょっとして……目標、できちゃいました?」
「目の前であんなことやられたら、目指さざるをえねえよ。強いぜ、アイツは。ま、今は遊太に勝つことも考えねーとな」
世界は違えど、同じブルーアイズを使う人間なのだ。あんなにも強い人間を目指さないのは、あまりにも失礼かもしれない。
……もっとも、あんな凄すぎる物言いは真似できないかもしれないが。
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』。終わり。
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』
大分遅れましたが、やっと2000イイネ記念を投稿できました。
※注意
この話は私の小説の青眼使いである八神アキラ君が、元祖ブルーアイズ使いの海馬瀬人とデュエルするお話です。特別編なので、大元のストーリーには全然関係ありません。読み飛ばしても、構いません。
この話に出てくる海馬は原作のその後を描いたTHE DARK SIDE DIMENSIOSの海馬を描いています。
帝国が終わり、自分のデッキに宿る精霊キサラを自覚したアキラ。時々聞こえる彼女の声を聞きながら、今日もデッキ構築にいそしんでいた。
その時、ふと思ったことを口にするアキラ。
「なあ、キサラ……」
「はい、なんでしょう?」
「この間のことがあってから……おまえのようなヤツの存在を認識できるようになって……おまえらのアレやコレを知って……戦っただろ?」
「ええ、そうですね」
「でさ……気になったんだが、おまえたちの世界にもすごいデュエリストっていたのか?」
「ええ、私たちの世界はデュエルが基本の世界でしたから……すごいなんてものじゃありませんよ?」
「へー、できるならそういうやつとデュエルしてみてーもんだな」
「……やってみます?」
「できんの?」
「うーん……やれると言えばやれるんですが、私たちの世界の人じゃないんですけど……」
「……まあいいや。んで、ソイツはどんなやつなんだ?」
「何というか、その人は……エキセントリックというかなんというか……すごい人なんです」
「……? どういうことだ?」
「まあ、会ってみればわかりますよ。行きますか?」
「……ああ、俺はそこまで言わしめるソイツとデュエルがしてみてえ。やってくれるか?」
「はい、わかりました。では、目をつぶってください」
キサラにそう言われ、目をつぶるアキラ。
「……!?」
アキラが目を開けると、そこは機械にあふれた場所であった。一つのカプセル状のマシーンと、窓の外にある星空と……。
「地球……?」
窓の外には、青々とした地球が見えた。
「ここ……宇宙ステーションか? のわりには、できすぎじゃねえ? ん?」
カプセルの隣に置かれた、キューブ状の何かを手に取る。その時であった。
「待て! それに触るな!」
「ん?」
そこに現れたのは、茶髪で白いコートを羽織った男。見た感じアキラよりは結構年上だが、それでも幾分か上ぐらいであった。だが、それと同時に非常にギラついた何かが、彼にはあった。
キューブを置き、その男に向き直る。
「貴様……一体ここへどうやって入った」
「ま、普通じゃ考えられない何かで、入ったのは間違いないけどな」
「以前ディーバとか名乗っていた、藍神という奴も似たようなことをしていたが……貴様、ここへ何をしに来た」
「……強いて言えば、デュエル? 強い人がいるって聞いたから、わざわざこんなとこまで来たんだぜ?」
「ほう、この俺にデュエルを挑みに来たと言うのか。わざわざ我が海馬コーポレーションが管轄する、宇宙ステーションに。だがエレベーターの使用形跡も無く、どうやってここまで入ってきた?」
「さっき言ったとおりだけど?」
「そうか。だが、俺は忙しい。これから会いに行かねばいかん奴がいるのでな。いくらここに訳のわからん方法で入ってきた子供とはいえ、奴より優先はできん」
「へえ……逃げんの?」
「何?」
「デュエリストは、挑まれればどんな勝負といえど受けるものだ。それを、人に会うだけで翻す? まるで自信が無いから背を向けるような感じだな」
「……随分な言いようだな。そこまで言うのならよかろう。お前如き、肩慣らし程度には丁度良い!」
「ヘッ、何をそんなに思っているか知らねえけど、肩慣らし程度じゃ、すまねえかもな!」
デュエルディスクを構える双方。しかし、アキラのディスクを見て、海馬は。
「ふぅん、そんな貧相なデュエルディスクで俺に挑むだと? 舐められたものだな……フン、そんなものより、これを使う方が良い」
どこかから何かを取り出し、ひょいとアキラに投げる。それは、今海馬が身につけているものと同じデュエルディスクであった。
「へぇ。これ、貸してくれんの?」
「ハンデだ。お前とてそれぐらいなければ俺と対等に戦うことはできん」
「そう? じゃあ、ハンデで負けても知らねえぜ!」
「「デュエル!」」
「ふぅん、先攻は貴様にくれてやる。精々鉄壁の防御を作ることだな!」
「そう? なら、遠慮無くやってやんよ!」
1・アキラのターン
「俺のターン!」
(へぇ、ここでは先攻でもドローができるのか)
「ドロー!」(アキラ手札5→6)
「俺は手札から、魔法カード『ドラゴン目覚めの旋律』を発動! 手札1枚をコストに、デッキから攻撃力3000以上で守備力が2500以下のドラゴン族モンスター2体を手札に加える! 俺が手札に加える のは、『青眼の白龍』と、『青眼の亜白龍』」(アキラ墓地0→2)
「ブルーアイズだと……?」
「俺は手札のブルーアイズを相手に見せ、このモンスターを特殊召喚する! 来い、『青眼の亜白龍』!」(アキラ手札6→5)
「さらに俺は、『アックス・ドラゴニュート』を召喚!」(アキラ手札5→4)
「カードを1枚伏せ、ターンエンド。さあ、お前のターンだぜ」(アキラ手札4→3)
アキラ
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター2体
『青眼の亜白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『アックス・ドラゴニュート』(攻撃表示・攻撃力2000・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード2枚
「ふぅん、ブルーアイズだと? 確かにブルーアイズはインダストリアルイリュージョン社が、ペガサスの死という危機を乗り越えるため、脇目も振らずばらまかれたカードになった……だが、俺以外にブルーアイズを使いこなすことはできん! 今まで何人ものブルーアイズ使いを自称する愚か者がこの俺に挑んできたが、それらを全て返り討ちにしてきたわ! お前とて、その例外ではない!」
2・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札5→6)
「俺は手札から、『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を攻撃表示で召喚! このモンスターは、俺のフィールドにモンスターがいないとき、手札から特殊召喚できる!」(海馬手札6→5)
「さらに俺は、手札から『ネオ・カイザー・グライダー』の効果を発動! 手札からこのモンスターとモンスター1体を墓地へ送ることで、墓地からドラゴン族通常モンスターを特殊召喚する! 墓地のモンスターは、俺が捨てたモンスターも含まれる。そのモンスターは、俺の最強のしもべ、『青眼の白龍』だ!」(海馬手札5→3)(海馬墓地0→1)
現れた、海馬のブルーアイズ。攻撃力は、3000。
「出てきやがったか、そちらのお得意さん」
「ふぅん、ただ出した訳ではない。この瞬間、『ネオ・カイザー・グライダー』の効果が発動! このモンスターが墓地へ送られたとき、相手モンスター全ての攻撃力を500下げる!」
「なにっ!?」(オルタナティブ攻撃力3000→2500)(アックス攻撃力2000→1500)
「そして俺は『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を生け贄に、レベル6『クリスタル・ドラゴン』を召喚する!」(海馬手札3→2)(海馬墓地1→2)
「こりゃちょっと、マズイか?」
「行くぞ、バトルだ! やれ! まずはあの偽物を亡き者にしろ! ブルーアイズの攻撃、滅びのバーストストリィーム!」
本家ブルーアイズの攻撃が、オルタナティブに直撃する!
「くっ、やるな……!」(アキラライフ8000→7500)(アキラ墓地2→3)
「さらに、『クリスタル・ドラゴン』で攻撃!」
「ぐっ。だが、この瞬間、墓地の『霊廟の守護者』の効果発動! ドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られるか、戦闘で破壊されたとき、墓地からこのモンスターを特殊召喚できる!」(アキラライフ7500→6500)
「なら、こちらもモンスター効果を発動させてもらおう。バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で、デッキからドラゴン族・レベル8のモンスター1体を手札に加えさせてもらうぞ……。俺が手札に加えるのは『青眼の白龍』」(海馬墓地2→3)
「リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」(海馬墓地3→2)
海馬
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性)
魔法・罠ゾーンのカード枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
3・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札3→4)
「『霊廟の守護者』は、ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚するとき、2体分のリリースにできる! 俺はこのモンスターをリリースして、手札の『青眼の白龍』をアドバンス召喚する!」(アキラ手札4→3)(アキラ墓地3→4)
海馬につられて、アキラもブルーアイズを召喚する。しかしそれを見て、海馬は。
「お前もブルーアイズを召喚か。だが、貴様のブルーアイズなど、俺のブルーアイズと比べるまでもない!」
「そうこう言ってられるのも今のうちだぜ! 俺は手札から、魔法カード『滅びの爆裂疾風弾』を発動させる!」
「なんだと!? ブルーアイズの攻撃と同じカードだと!?」
「自分フィールドにブルーアイズがいるとき、発動可能。相手フィールドのモンスターを全て破壊する! 食らえ、滅びの爆裂疾風弾!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地4→5)
アキラのブルーアイズによる、バーストストリームが海馬のモンスターを全て焼き尽くす。これにより、海馬のフィールドががら空きとなってしまった。(海馬墓地3→5)
「このカードを発動したとき、ブルーアイズは攻撃できないが、俺はこのカードを発動させて……」
「舐めるな! 俺は罠カード『融爆』を発動させる! 自分のカードが相手魔法カードによって破壊されたとき、相手カード1枚を破壊する! 貴様のブルーアイズを、破壊させてもらう!」(海馬墓地5→6)
「チッ、そう簡単にはやらせてくれねえか。だけど、『霊廟の守護者』は自身の効果で特殊召喚する。さらに、墓地へ送られたのが通常モンスターだった時、自分墓地のドラゴン族通常モンスターを手札に加えられる。俺は墓地へ送られたブルーアイズを手札に加える」(アキラ手札2→3)(アキラ墓地5→3)
「俺はリバースカードを1枚伏せて、ターンエンド」(アキラ手札3→2)
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数2枚
モンスター1体
『霊廟の守護者』(守備表示・守備力2100・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚
4・海馬のターン
「俺のターン、ドロー」(海馬手札2→3)
「俺は手札から『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』を召喚! 効果発動、手札の魔法・罠カード1枚をコストに、デッキから魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を手札に加える」(海馬手札3→2)(海馬墓地6→7)
「そして、魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を発動! 自分フィールドに魔法使い族がいるとき、墓地からドラゴン族モンスターを2体特殊召喚する! ただし、うち1体は通常モンスターでなくてはいけない。俺は墓地から『青眼の白龍』と、『クリスタル・ドラゴン』の2体を特殊召喚する!」(海馬手札2→1)(海馬墓地7→6)
「モンスターを、いきなり2体も……!」
「バトル! 『クリスタル・ドラゴン』で、貴様のモンスターを攻撃!」
「ぐっ……!」(アキラ墓地3→4)
「復活の狂奏でモンスターを特殊召喚した場合、相手にダメージは与えられない。命拾いしたな! だが、バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で俺はデッキから『青眼の白龍』を手札に加える。俺はこれで、ターンエンド」(海馬手札1→2)
海馬
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター3体
『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』(攻撃表示・攻撃力1200・闇属性・レベル4)
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『クリスタル・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・光属性・レベル6)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
5・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札2→3)
「俺は手札から魔法カード『トレード・イン』を発動! 手札のレベル8モンスターを捨て、2枚ドローできる。俺は手札のブルーアイズを墓地へ捨て、2枚ドロー」(アキラ墓地4→6)
「俺は手札から魔法カード『竜の霊廟』を発動! このカードはデッキからドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる。俺は『青眼の白龍』を墓地へ送る。さらに、この効果で通常モンスターを墓地へ送った時、さらにドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる『ギャラクシー・サーペント』を墓地へ!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地6→9)
(本当はこの罠カードは、さっきのオルタナティブがいるときに使いたかった……)
「リバースカード、オープン! 罠カード『戦線復帰』! 墓地からモンスターを1体守備表示で特殊召喚する。これにより、俺は『青眼の白龍』を特殊召喚!」
「……よし、俺は手札から、『ドラゴラド』を攻撃表示で召喚! 効果発動。墓地から攻撃力1000以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。俺はチューナーモンスター『ギャラクシー・サーペント』を特殊召喚する!」(アキラ手札2→1)(アキラ墓地9→8)
「チューナーモンスター……だと?」
「俺はレベル4の『ドラゴラド』に、レベル2の『ギャラクシー・サーペント』をチューニング! シンクロ召喚! 現れろレベル6『ドロドロゴン』!」(アキラ墓地8→10)
沼地の中から現れた、体が泥でできたドラゴンのような何か。守備力は2200。
「シンクロモンスター、だと……どうやらさっきの侵入といい、見慣れぬモンスターといい、お前は普通の人間ではないようだな! だが、その程度で俺が臆すると思ったのか!」
「チッチッチッ、それだけじゃあないんだぜ。コイツは融合召喚に使うとき、融合するモンスターに必要なモンスターとして扱える! さらに、このモンスターは1ターンに1度、フィールドのモンスターで融合召喚ができる!」
「ほう……」
「俺はフィールドのブルーアイズと、『ドロドロゴン』を『青眼の白龍』として、融合召喚! 現れろ、レベル10『青眼の双爆裂竜』!」(アキラ墓地10→12)
ブルーアイズが2体融合して現れた、二つの首を持つブルーアイズの進化形。攻撃力は3000。
「このモンスターは――」
「説明は不要だ! モンスターへの2回攻撃を可能とし、戦闘では破壊されない。さらに破壊されなかった相手モンスターを除外する。狙いは俺のモンスターの一掃か? だが、その程度で俺を圧倒できると思うな! 罠カード発動! 『機械仕掛けのマジックミラー』! このカードは、相手の墓地にある魔法カードを1枚を対象に、そのカードをコピーする! 俺がコピーするのは、『滅びの爆裂疾風弾』!」(海馬墓地6→7)
「何っ!?」
「貴様のやることなど、わかっておるわ! ブルーアイズ、その偽物を破壊しろ! 滅びの、バースト・ストリーム!」
海馬のブルーアイズによるバーストストリームによって、アキラのツインバーストは破壊されてしまう。
「ぐっ……!」(アキラ墓地12→13)
「フン、大口を叩くなら、ブルーアイズを相手にすることを考えることだな……」
「くっ、俺は……ターンエンドだ」
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数1枚
モンスター0体
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
6・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札2→3)
「俺は手札から、魔法カード『ブラスト・ドロー』を発動! 自分フィールドのモンスターを2体破壊し、2枚ドローする! 俺はロード・オブ・ドラゴンと、『クリスタル・ドラゴン』を破壊し、2枚ドローする」(海馬手札2→4)(海馬墓地6→9)
「やはり貴様程度の人間は、どれだけ力を持とうともこの俺を超えることなどできん! 今そのレベルの違いを見せてやるわ!」
「俺は手札から魔法カード『融合』を発動させる!」
「『融合』だと!? まさか……!」
「そのまさかだ! 俺はフィールドと手札に存在する3体の『青眼の白龍』を融合させ、進化したその姿、その目に焼き付けるがいい! 融合召喚! 今こそ現れろ、『真青眼の究極竜』!」(海馬手札4→1)(海馬墓地9→13)
3体のブルーアイズの融合によって生まれた、究極完全のドラゴン。攻撃力は4500と、まさに破格。
「これで終わりだ! 消え失せろ! ハイパー・アルティメット・バァーストォッ!」
3つの首から放たれる、圧倒的威力の攻撃! これにより、アキラのライフが……!
「……」
「やはり貴様は……っ!?」
バーストストリームがアキラに直撃するかという時、光があふれ出た。その光は、徐々に形を作ってゆき、まるで髪の長い女性のようになっていく。
その光景に、海馬は見覚えがあった。
「これは、あの時の……!?」
あの時、意識を高次元へと高めていく時、何かの邪魔によってそれは途切れた。それは、あの時の女性のような何かとよく似ていた。
「なんだというのだ……?」
煙が晴れると、そこには白い髪の巫女と、『青眼の白龍』がアキラのフィールドにいた。アキラのライフは、全く減っていない。
「なんだと……」
「罠カード『前線に立つ者』を発動させた。このカードは相手の攻撃宣言時に、手札からモンスター1体を特殊召喚し、攻撃をそのモンスターに誘導できる。この効果で特殊召喚したモンスターは、レベル1チューナー『青き眼の乙女』。このモンスターは、攻撃された時にその攻撃を無効化し、手札・デッキ・墓地から『青眼の白龍』を特殊召喚できる! 俺はデッキから特殊召喚し、この攻撃を無効化したのさ!」(アキラ手札1→0)(アキラ墓地13→14)
「くっ、おのれぇ……! リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」(海馬手札1→0)
「ネオ・ブルーアイズは攻撃の終了時じゃないとその効果を発動できない。無効化されたらその効果は発動できない……ってか」
海馬
ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター1体
『真青眼の究極竜』(攻撃表示・攻撃力4500・光属性・レベル12)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
7・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「俺は手札から、魔法カード『貪欲な壺』を発動! 俺の墓地からモンスターを5体デッキに戻し、2枚ドローする。俺は『ドラゴラド』『アックス・ドラゴニュート』『ドロドロゴン』『青眼の双爆裂竜』『ギャラクシー・サーペント』をデッキに戻し、2枚ドロー!」(アキラ手札0→2)(アキラ墓地14→10)
「俺は手札から、魔法カード『調和の宝札』を発動! 手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナーを墓地へ送り、2枚ドローする。俺は手札の『ガード・オブ・フレムベル』を墓地へ送り、2枚ドロー」(アキラ墓地10→12)
「来たっ! 俺は手札から、儀式魔法『カオス・フォーム』を発動! フィールドの『青眼の白龍』をリリースして、俺は手札から『青眼の混沌龍』を儀式召喚する!」(アキラ手札2→0)(アキラ墓地12→15)
現れたのは、カオスMAXを小型化したようなブルーアイズモンスター。攻撃力は3000と、カオスMAXよりは劣る。
「行くぜ、バトルだ! 俺は混沌龍で、究極竜に攻撃! ここで、混沌龍の効果発動! 『青眼の白龍』をリリースして儀式召喚したこのモンスターが攻撃する時、相手モンスターの表示形式を全て変更し、そのステータスを0にする! いくらネオアルティメットとて、この効果で0にすれば何の問題も無い! 食らえ、滅びのカオスバーストストリーム!」
「ぐおおおっ!」(海馬ライフ8000→5000)(海馬墓地13→14)
「どうだ、たいしたことないとか言われたって、俺はこれくらいやれるんだぜ! ターンエンド!」
「おのれェ……この俺に傷をつけるなど、雑魚の分際でこざかしい真似を……この屈辱許しはせん……!」
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター2体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
『青き眼の乙女』(守備表示・守備力0・光属性・レベル1)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚
8・海馬のターン
「俺のターン、ドロー!」(海馬手札0→1)
「俺は手札から魔法カード『傲慢な壺』を発動! 相手はデッキから1枚ドローし、俺はデッキから2枚ドローする! さあ、カードを引け!」(海馬手札0→2)(海馬墓地14→15)
「ああ」(アキラ手札0→1)
(……! このカードは!)
「俺はリバースカードを1枚セットし、モンスターを1体セットしてターンエンド!」(海馬手札2→0)
(次のターン、目に物見せてくれる……!)
海馬
ライフポイント
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚
9・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札1→2)
「バトルフェイズ! 俺は混沌竜で、伏せ守備モンスターに攻撃! カオス・バーストストリーム!」
裏守備から裏返って現れたのは、道化師モンスター。守備力は1500と、たいしたことはないが、海馬は!
「かかったな! 『闇・道化師のサギー』を媒介に、罠カード『死のデッキ破壊ウイルス』を発動させる! このカードにより、サギーを破壊した相手にウイルスを感染させる! これにより、お前のフィールド・手札・デッキの攻撃力1500以上のモンスターは、全て墓地へ送られる! 貫通ダメージは受けるが、貴様のデッキは破壊される!」
混沌龍の攻撃が、サギーに直撃する。貫通ダメージで海馬のライフが減るが、ウイルスが散布される!
「ふぅん、これで貴様は……」(海馬ライフ5000→2000)(海馬墓地15→17)
「それは違うな」
「なにっ!? お前のモンスターが、ウイルスに感染していないだと!?」
フィールドの混沌竜だけではなく、アキラのデッキからもモンスターは送られていなかった。だが、乙女はいなかった。
「残念だったな。お前のウイルスにチェーンして、このカードを発動させてもらったぜ。速攻魔法『浄化の祈り』。このカードはモンスター1体をリリースして相手の効果を無効化させる。これにより、お前のウイルスは浄化されて無効化されたのさ」
(……もっとも、『青き眼の乙女』をリリースしなきゃいけなかったのは痛かったけどな)(アキラ手札2→1)(アキラ墓地15→17)
「ぐっ……おのれぇ……!」
「結局そのカードは、無駄になった訳だな。リバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(アキラ手札1→0)
アキラ
ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター1体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数17枚
除外されているカード0枚
10・海馬のターン
「俺のターン……」
(シンクロ召喚と呼ばれる謎の召喚、そして俺と瓜二つのデッキを使い、あの時見えた女のようなモンスターを使う……。間違いなく、ディーバと同じような人間なのは間違いあるまい。……だが、俺はどんな相手だろうと、なぎ倒してきた。もう一人の遊戯、いやアテム以外には……だからこそ、この程度の相手に負けるはずはない!)
(俺が認めた、唯一無二の好敵手。それ以外の敵に、俺が負けるはずがない。いや、負ける訳にはいかん! この俺が、負けて納得できるのは、奴しかおらんのだ!)
(その男ならともかく、この程度の相手に、俺が後塵を拝することはない!)
「ドロー!」(海馬手札0→1)
「リバースカード、オープン! 罠カード『活路への希望』! ライフポイントを1000支払い、相手のライフ2000ポイントごとの差によってドローする! 今、お前とのライフ差は4000。よって俺は、2枚ドローする!」(海馬手札1→3)(海馬墓地17→18)
「……来たか。確かに、お前は多少上手くブルーアイズを扱えるようだが……だが、俺という、最強のブルーアイズ使いの前には、単なる塵芥に過ぎん!」
「なにっ!?」
「この世でブルーアイズを最も上手く生かせるのは、この俺以外にはいないのだ!」
「魔法カード『融合回収』を発動! これにより、俺は墓地から『融合』と融合召喚に使用した『青眼の白龍』を手札に加える。さらに、『闇の量産工場』を発動! 墓地の通常モンスター『青眼の白龍』を2枚手札に加える!」(海馬手札3→2→4→3→5)(海馬墓地18→16→17→15→16)
「……来るか、3体融合!」
「俺は魔法カード『融合』を発動! 手札の3体の『青眼の白龍』を素材に、融合召喚! 現れよ!」(海馬手札5→1)(海馬墓地16→20)
「この融合召喚成功時に、罠カード『奈落の落とし穴』を発動! 相手が召喚した攻撃力1500以上のモンスターを破壊して、除外する!」(アキラ墓地17→18)
「甘いわ! 俺が召喚したのは、『青眼の究極亜竜』ほかのブルーアイズを破壊できたとしても、このモンスターは破壊できんわ!」
「なにぃっ!?」
天空から空間を突き破って現れたのは、オルタナティブドラゴンの意匠を持つ3つ首ドラゴン。攻撃力は、ほかのアルティメット系列と同じく4500の攻撃力を持つ。
「食らえ! アルティメット・オルタナティブ・バーストォッ!」
「ぐああああっ! だが、たった一度の攻撃じゃ……!」(アキラライフ6500→5000)(アキラ墓地18→19)
「貴様程度の男に、温い攻撃などで終わらせるものか! 速攻魔法『融合解除』! これにより、アルティメット・オルタナティブの融合を解除し、墓地からブルーアイズを3体特殊召喚する!」(海馬手札1→0)(海馬墓地20→18)
「な、なにっ……!?」
海馬のフィールドに、3体のブルーアイズが召喚された。今のアキラに、この攻撃を防ぐ手立ては、もう無かった。
「終わりだ……消え去るがいい! 滅びのバーストストリーム・三連弾!」
ブルーアイズの3回の攻撃が、アキラに向かって放たれる。それを受けて、アキラはただ呆然と立ち尽くす。
(アンタ……すげえや……!)
アキラはその攻撃を受ける。それと同時に、アキラの体が消えていく……。(アキラライフ5000→0)
(こんなにも強い相手と、俺は戦っていたっていうのかよ……!)
そうして、バーストストリームが終わり、攻撃が晴れた時には、もうアキラはいなかった。
「ふぅん、所詮猿マネ、この俺に勝てる道理などない!」
すると、モニターが点灯する。
「やっとつながった! 兄サマ、なんか通信障害があったみたいだけど、大丈夫なのかい!?」
「なに……ちょっとしたエラーだ、問題はない。予定通り計画は決行する」
「本当に大丈夫なのかよ、兄サマ!」
「問題などはない」
「……ハッ!」
アキラが眼を覚ますと、そこは自分の部屋。眼前には、自分の精霊キサラ。
「……ずいぶんとえらいデュエリストを用意してくれたじゃねーかよ」
「はい、ちょうど私と似ている要素を持つ人もいましたし、つながりは簡単でしたから」
「にしても唯我独尊、傲岸不遜を地で行くような奴だったな。普通ならあんな物言いできねえよ……だが、だからこそあんな風にブルーアイズを使えるのかもしれねえ……」
「ひょっとして……目標、できちゃいました?」
「目の前であんなことやられたら、目指さざるをえねえよ。強いぜ、アイツは。ま、今は遊太に勝つことも考えねーとな」
世界は違えど、同じブルーアイズを使う人間なのだ。あんなにも強い人間を目指さないのは、あまりにも失礼かもしれない。
……もっとも、あんな凄すぎる物言いは真似できないかもしれないが。
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』。終わり。
現在のイイネ数 | 83 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
127 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1894 | 3 | 2018-01-27 | - | |
176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1532 | 1 | 2018-01-28 | - | |
101 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1410 | 3 | 2018-01-30 | - | |
147 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1230 | 1 | 2018-02-05 | - | |
83 | 第四話「大会にて」 | 1021 | 1 | 2018-02-11 | - | |
136 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1138 | 1 | 2018-02-14 | - | |
124 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1044 | 1 | 2018-02-18 | - | |
220 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1135 | 1 | 2018-02-22 | - | |
89 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1000 | 0 | 2018-02-25 | - | |
183 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1057 | 0 | 2018-03-02 | - | |
96 | 第十話「驚きの予選会」 | 1162 | 1 | 2018-03-05 | - | |
84 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1196 | 2 | 2018-03-10 | - | |
94 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1062 | 0 | 2018-03-13 | - | |
156 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1158 | 2 | 2018-03-17 | - | |
174 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1028 | 0 | 2018-03-24 | - | |
154 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1181 | 2 | 2018-03-29 | - | |
76 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 969 | 2 | 2018-04-03 | - | |
86 | 第十七話「本戦開始!」 | 963 | 0 | 2018-04-06 | - | |
143 | 第十八話「知多と遊太」 | 980 | 0 | 2018-04-13 | - | |
142 | 第十九話「僕のヒーロー」 | 1074 | 0 | 2018-04-17 | - | |
148 | 第二十話「僕のヒーローは」 | 1043 | 0 | 2018-04-21 | - | |
151 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1133 | 2 | 2018-04-25 | - | |
134 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 977 | 2 | 2018-04-29 | - | |
107 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 999 | 2 | 2018-05-09 | - | |
145 | 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 | 1025 | 0 | 2018-05-12 | - | |
88 | 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 | 1046 | 2 | 2018-05-16 | - | |
144 | 第二十六話「決着、そして……!」 | 1056 | 2 | 2018-05-18 | - | |
82 | 第二十七話「ロードナイトの話」 | 1027 | 0 | 2018-05-26 | - | |
99 | 第二十八話「カリンと遊太」 | 1008 | 2 | 2018-05-28 | - | |
97 | 第二十九話「日傘の女の子」 | 951 | 0 | 2018-06-07 | - | |
161 | 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 | 991 | 0 | 2018-06-11 | - | |
130 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 985 | 0 | 2018-06-23 | - | |
109 | 第三十二話「侵略の一手」 | 833 | 0 | 2018-06-24 | - | |
168 | 第三十三話「帝国への招待状」 | 1085 | 0 | 2018-07-03 | - | |
130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 973 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1422 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 942 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 918 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1002 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 940 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1044 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 855 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 935 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 998 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 836 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1018 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 969 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 945 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 987 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 994 | 0 | 2019-01-17 | - | |
101 | 作者よりお知らせ | 825 | 0 | 2019-01-27 | - | |
83 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 780 | 0 | 2019-02-05 | - | |
99 | 第五十三話「神帝現る」 | 947 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
143 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 891 | 0 | 2019-03-14 | - | |
89 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 | 909 | 0 | 2019-03-22 | - | |
82 | 第五十五話「休息の時」 | 803 | 0 | 2019-04-07 | - | |
78 | 第五十六話「彼女との再会」 | 743 | 0 | 2019-04-20 | - | |
102 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 763 | 0 | 2019-05-01 | - | |
69 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 790 | 0 | 2019-05-19 | - | |
73 | 第五十九話「闇のカード」 | 836 | 0 | 2019-06-04 | - | |
111 | 第六十話「変わり始める生活」 | 791 | 0 | 2019-07-18 | - | |
69 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 723 | 0 | 2019-08-04 | - | |
76 | 作者よりお知らせ2 | 732 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 492 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 843 | 0 | 2020-02-22 | - | |
90 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 783 | 0 | 2020-03-22 | - | |
70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
91 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 695 | 0 | 2020-05-09 | - | |
87 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 718 | 0 | 2020-05-23 | - | |
78 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 852 | 0 | 2020-05-30 | - | |
97 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 758 | 0 | 2020-06-12 | - | |
64 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 728 | 0 | 2020-06-14 | - | |
62 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 674 | 0 | 2020-06-27 | - | |
76 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 774 | 0 | 2020-06-28 | - | |
64 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 670 | 0 | 2020-07-07 | - | |
76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 636 | 0 | 2020-07-13 | - | |
78 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 750 | 0 | 2020-07-13 | - | |
73 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 605 | 0 | 2020-07-26 | - | |
88 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 682 | 0 | 2020-08-06 | - | |
63 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 666 | 0 | 2020-08-15 | - | |
63 | 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 | 600 | 0 | 2020-08-30 | - | |
74 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 683 | 0 | 2020-09-13 | - | |
72 | 第七十九話「燃えろ遊太!」 | 641 | 0 | 2020-09-27 | - | |
119 | 作者よりお知らせ3 | 624 | 0 | 2020-10-02 | - | |
68 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 623 | 0 | 2020-10-18 | - | |
73 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 704 | 0 | 2020-11-05 | - | |
67 | 第八十一話「高き壁」 | 663 | 0 | 2020-11-22 | - | |
76 | 第八十二話「強き者」 | 745 | 0 | 2020-12-05 | - | |
58 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 679 | 0 | 2021-01-01 | - | |
77 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 735 | 0 | 2021-01-11 | - | |
58 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 521 | 0 | 2021-02-20 | - | |
65 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 479 | 0 | 2021-04-04 | - | |
69 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 433 | 0 | 2021-04-25 | - | |
70 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 587 | 0 | 2021-05-04 | - | |
53 | 第八十九話「チーム結成!」 | 501 | 0 | 2021-05-08 | - | |
61 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 451 | 0 | 2021-06-02 | - | |
60 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 582 | 0 | 2021-06-12 | - | |
77 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 454 | 0 | 2021-07-08 | - | |
68 | 第九十三話「雷と未来」 | 425 | 0 | 2021-07-18 | - | |
65 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 644 | 0 | 2021-09-04 | - | |
58 | 作者からお知らせ4 | 460 | 0 | 2021-09-17 | - | |
74 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 551 | 2 | 2021-10-17 | - | |
59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 465 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 563 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 514 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 412 | 0 | 2022-04-09 | - | |
74 | 第百一話「プロの実力」 | 424 | 0 | 2022-05-07 | - | |
62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 373 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 461 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 337 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 553 | 0 | 2022-11-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
- 12/23 23:27 ボケ 炎斬機マグマの新規ボケ。ガンダムのおっちゃん「大阪万博に展示される…
- 12/23 23:10 デッキ 坂巻馨容疑者の企み?襲撃のクローラー!
- 12/23 23:01 ボケ No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドの新規ボケ。マリオ64の「あっ…
- 12/23 16:00 評価 5点 《百鬼羅刹大重畳》「自分の場にXモンスターがいること前提の罠。 …
- 12/23 15:41 評価 8点 《蛇眼の大炎魔》「主に《蛇眼神殿スネークアイ》で永続魔法扱いで…
- 12/23 14:52 SS 第二十三話・1
- 12/23 12:18 デッキ マハ速の復活?マハー・ヴァイロのパワー!
- 12/23 10:36 評価 10点 《早すぎた埋葬》「無条件で蘇生可能な装備魔法 《聖騎士の追…
- 12/23 09:15 デッキ 炎の剣士
- 12/23 08:49 SS 第40話:詰み
- 12/23 00:41 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:19 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:07 評価 9点 《鎖付き真紅眼牙》「 《天球の聖刻印》とは相性がよく、出した攻…
- 12/23 00:03 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 22:00 評価 10点 《深淵に潜む者》「バグースカの身代わりで禁止。墓地封殺がフリ…
- 12/22 21:54 デッキ 俺の真の最強のライゼオル
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:18 一言 深淵が禁止は個人的に悲し過ぎますわ…。デスサイズが制限止まりで果た…
- 12/22 19:24 掲示板 オリカコンテスト投票所
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。