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第三十八話「実力勝負!」 作:イクス
第三十八話「実力勝負!」
菊姫がアキラと戦っている間、遊太とカリンはというと。
「これで、スターポイント4つめ。後6つ集めれば、決勝トーナメントに行ける」(遊太スターポイント2→4)
「地道に集めているようですわね。その調子なら、決勝トーナメントへ行けますね」
「でも、カリンちゃんは全然デュエルしないね。まだポイントを、初期状態の2個しか集めてないじゃん」
「まだ私が動く時では無い、ですよ。今は、遊太君が少し微妙な頃合いですから、私が動いてもダメなんです」
「どういうことだい?」
「あの時、プラクサスの大会で見た、遊太君の心ですわ。今は、自分の使命感のせいで、感じることができていない、元の心ですわ」
「デュエルを……楽しむ心か。でも今は、感じている暇がないんだ。今、ロベルトさんを助けられるのは、僕ぐらいしか……」
「……アキラ君」
「え?」
「今の遊太君は、あの時のアキラ君と同じです。やらなきゃいけないことに押しつぶされそうで、デュエルへの思いを……無くしそうです」
「……」
カリンのいう事は、最もだった。その言葉を聞いて、心の中にアキラ君への思いがこみあげる。
あの時偉そうに語った割には、自分だって同じことになっているじゃないか。という思いが、遊太の中に現れた。
これが、あの時のアキラ君と同じ気持ちなのか? と、物思いに更ける遊太なのだった。
・ウォーターワールドエリア
一方、遊太が思っているアキラはというと、菊姫と絶賛デュエル中であった。
今、ライフは菊姫が6800、アキラが6500と、若干菊姫が優勢だった。しかし、菊姫は若干アキラに押され気味だった……。
それでも逆転しようと、菊姫はチャンスを待つ。
(今は、耐え忍ぶ時だね。奴の場には、破壊効果を持つ亜白龍と、圧倒的攻撃力の『青眼の白龍』がいる。モンスターを出したところで、破壊されるのがオチだね。だったら……、ここは耐えるのが良い)
と、菊姫は思っているのだが。
「アネゴ~! ここから逆転ッスよ~!」
「アキラに一泡吹かせてやりましょうよ~!」
と、取り巻き一堂は菊姫の攻撃を望んでいる。しかし、菊姫は。
(耐えるって思っているのに、お前らはデュエルの状況が見えねえのか!)
(……まあいいさ。最終的には、アタシが勝つ! 正々堂々、実力勝負でな!)
(アタシは、プラクサスじゃちっとはやれる人間だったんだ……でも、大会では優勝できたことはなかった)
(その大会で、いつも優勝をかっさらっていたのは……アキラ、お前だ! 悔しかったぜ、歯がゆかったぜ……その雪辱は、かならず果たしてやるって決めたんだからな!)
6・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札2→3)
(おあつらえ向きに、防御向きのカードが来るね)
「アタシは、『古代の機械猟犬』を召喚! そして、モンスター効果発動。召喚に成功した時、相手に600ポイントのダメージを与える! そして、城にカウンターを1つ乗せる」(菊姫手札3→2)(古代の機械城カウンター1→2)
「これくらいのダメージは、必要経費だな。受けといてやる」(アキラライフ6500→5900)
「だったら、もっと痛い目に遭わせてやる。アタシは猟犬のモンスター効果を発動! フィールド・手札から、『古代の機械』モンスターによって決められた融合素材を墓地へ送ることで、『古代の機械』融合モンスターを融合召喚できる! アタシは、猟犬と手札の『古代の機械兵士』を融合素材として、レベル8『古代の機械魔神』を融合召喚!」(菊姫手札2→1)
現れたのは、まるで悪魔のような姿をした、『古代の機械』モンスター! 守備力は1800と、レベル8の割には大したことが無い。
「何をする気だ……?」
「言ったろ、もっと痛い目に遭わせるって。効果発動、魔神は1ターンに1度、相手に1000のダメージを与えることができる! デビル・カノン!」
魔神の体、大砲と思しき場所からレーザーが出る。それがアキラに直撃する。
「チッ、めんどくさい真似しやがって……! たった1ターンで、1600のダメージを俺に与えるとはな」(アキラライフ5900→4900)
「さっき、アタシはこのターン耐えるって思っていたけど、何もしないで終わるのは癪に触るんでね! アタシはカードを1枚セットして、ターンエンド」(菊姫手札1→0)
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械魔神』(守備表示・守備力1800・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『古代の機械城』(永続魔法・カウンター2)
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚
菊姫のこのプレイを受けて、外野にいた菊姫の取り巻きである岩ノ井と鏡山は。
「ライフが、動いたッスね!」
「ああ、これまで拮抗していたライフが動いて、アネゴが突き放したな! だが、まだアキラは切り札を隠し持っている筈だ! そこに気をつければ……勝機はあるはず!」
7・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「……一応、言っといてやる。魔神は他のカードの効果を受けない。お前が亜白龍の効果を使ったって、受けないから問題ないからな」
「フーン? そうかい。だったら攻撃あるのみだな。俺は『青眼の亜白龍』で、『古代の機械魔神』を攻撃! 滅びの、バーンストリーム!」
亜白龍の攻撃により、あっけなく魔神は砕け散る。しかし、煙が晴れた後には……。機械仕掛けの竜がいた! しかも、攻撃力は3000である。(菊姫墓地11→12)
「何、そのモンスターは!」
「『古代の機械魔神』は戦闘で破壊された時、デッキから『古代の機械』モンスターを、特殊召喚できる! それも、召喚条件を無視してな! だけど、ここでアタシが選んだのは特殊召喚可能な『古代の機械巨竜』! さあ、攻撃してみな。相打ちでモンスターが倒されても良いならな!」
「ああ、攻撃してやる。俺は『青眼の白龍』で、『古代の機械巨竜』を攻撃! 滅びの、バーストストリーム!」
バーストストリームと、巨竜の攻撃が相互にぶつかる。結果相打ちとなり、モンスターは互いに破壊されてしまった。
「まいったね、ためらわず攻撃してくるとは……」(菊姫墓地12→13)
「俺が何の策も無く相打ちをするか? 相打ちは、狙い通りさ! 罠カード発動!」(アキラ墓地7→8)
「やっぱり! そう来るのかよ!」
「言ったろ、そう簡単には『青眼の白龍』を破壊させねえって。俺の『ブルーアイズ』は、例え破壊されても、必ず戻ってくる! 永続罠『正統なる血統』! このカードは、自分の墓地にある通常モンスター1体を攻撃表示で復活させる! 俺が復活させるのは、当然『青眼の白龍』だ!」(アキラ墓地8→7)
墓地から、再び蘇る『青眼の白龍』。これには菊姫も、戸惑いを隠せない。
「始めの『わが身を盾に』といい、その罠カードといい、何がなんでも『ブルーアイズ』を簡単にはやらせないって感じが見て取れる。お前、そこまでして『ブルーアイズ』を……!」
「なんでか知らんが、俺は『ブルーアイズ』と共にあるって決めたんだ。これから俺は、『ブルーアイズ』をもっと生かす! そう決めたのさ。さて、バトルフェイズの続きだ。確かに『青眼の白龍』は破壊されたが、バトルフェイズ中に特殊召喚された為、『青眼の白龍』にはまだ攻撃権利が残されている! 行け、滅びのバーストストリーム!」
モンスターを失った菊姫に、バーストストリームが襲い掛かる! これを喰らえば、タダでは済まない。
「確かにアタシは攻めも行ったが、耐えるって言った言葉は、嘘じゃねえ! カウンター罠、発動! 『攻撃の無力化』! コイツは相手モンスターの攻撃を無効にして、バトルフェイズを強制終了させる!」(菊姫墓地12→13)
「有言実行とは、このことかね。流石に言ったことを無下にはしないか。1枚カードを伏せて、ターンエンド」(アキラ手札1→0)
アキラ
ライフポイント4900
手札枚数0枚
モンスター2体
『青眼の亜白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『正統なる血統』(永続罠)
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
8・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札0→1)
「魔法カード『貪欲な壺』を発動! 自分の墓地からモンスター5体を選択して、デッキに戻す。そして2枚ドローする! アタシが選択するのは、巨竜・兵士・魔神・『ゴールド・ガジェット』・『ギアギガントX』! これらをデッキに戻し、2枚ドロー!」(菊姫手札1→0→2)(菊姫墓地13→7→8)
ドローしたカードを見る菊姫。すると、思わずニヤケ顔となってしまう。
「……どうした? 良いカードでも引けたか?」
「ああ、引けたよ。アキラ、このターンでお前を一気に追い詰めてやるぜ アタシは、永続魔法『古代の機械城』の第3の効果発動! このカードは、自分・相手問わずプレイヤーが召喚に成功した時、カウンターを1つずつ置く。そして自分のターン、カウンターが自分の『古代の機械』モンスターのアドバンス召喚に必要な分だけある場合、必要なリリースの代わりとしてこのカードをリリースできる! 今、カウンター2つ。よって、アタシの手札にある『古代の機械巨人』を、モンスターリリース無しで召喚!」(菊姫手札2→1)(菊姫墓地8→9)
見慣れた菊姫のエースモンスター、『古代の機械巨人』が現れる。攻撃力は3000と、『青眼の白龍』と同じである。
「やっとお前のエースがお出ましか。もう出て来ねえのかと思ったぜ」
「生憎、アンタの『青眼の白龍』と違って、簡単には出せないもんでね! だが、ここからがアタシの新たな戦略だ! 魔法カード『古代の機械融合』を、発動!」
「何……!? 『古代の機械融合』だと!?」
「言ったろ、アタシも進化しているって。『古代の機械融合』は、普通の『古代の機械』融合モンスターの融合に必要なモンスターを手札・フィールドから墓地へ送ることで融合召喚できる。だけど、それだけじゃ普通の『融合』と同じだ。この状況じゃ融合召喚できない」
「だけどね。アタシのエースモンスター、『古代の機械巨人』がいる時、デッキのモンスターも融合素材にできるのさ!」
「オイオイ、マジか……! そう来るとはなあ……!」
「言ったろ、進化してるって。普通だったら、出すのは『古代の機械究極巨人』かもしれない。だけどな、アタシは新しい可能性を持つってことを、教えてやるぜ! アタシは、フィールドの『古代の機械巨人』と、デッキの同名モンスター2体を墓地へ送り、融合召喚! 古の機械仕掛けの巨人よ! 今三位一体の力を持って、寄せ来る敵を打ち破れ! 現れろ、レベル9『古代の機械超巨人』!」(菊姫手札1→0)(菊姫墓地9→13)
現れたのは、『古代の機械巨人』が3つそのまま融合したかのような、六つの腕、六つの足を持つ融合モンスター! 攻撃力は3300と、それ程変わってないように見えるが。
「行くぜ、バトルフェイズ! 『古代の機械超巨人』は、『古代の機械』モンスター特有の、攻撃中の相手の魔法・罠を封じる効果を持つ! 『青眼の亜白龍』を攻撃! メガトン・パウンド!」
「ぐうっ」(アキラライフ4900→4600)(アキラ墓地7→8)
「更に、2つ目の効果。『古代の機械超巨人』は、融合素材とした『古代の機械巨人』の数だけ、攻撃回数を増やす! 融合素材としたのは3体、よって3回の攻撃が可能となる! 『青眼の白龍』に攻撃! メガトン・パウンド、セカンド!」
「チィッ」(アキラライフ4600→4300)(アキラ墓地8→9)
「さあ、これで最後の攻撃だよ! メガトン・パウンド、サードォッ!」
「ぐあああっ!」(アキラライフ4300→1000)
「追撃しようにも、生憎コマがいないもんでね! ターンエンド。一応言っておくけど、『古代の機械超巨人』は、相手の効果でフィールドを離れた時、エクストラから『古代の機械究極巨人』を呼び出せる。つまり、除去しても次が飛んでくるから無意味なのさ」
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械超巨人』(攻撃表示・攻撃力3300・地属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
菊姫の猛攻を見て、取り巻き二人は大いに喜ぶ。
「やったッス! これでアネゴの勝ちは確定ッス!」
「流石、俺達のアネゴだあ!」
(……フーッ、アタシを好きすぎるのも考えものだねえ)
と、盛り上がっている二人に、菊姫はうんざりしているようだが……。
明らかに危機的状況のアキラだったが、その目は死んではおらず、逆に顔には微笑みが浮かんでいた。
(……なんか、心にワクワクが、どうやって逆転してやろうかって感じが、心の中に沸き上がってきちまってるなあ。いつぶりだろうな、この感覚は……)
(父さんが倒れる前、ジュニアユースで優勝を争った時……以来かな。あの時は、絶対に勝ってやるって気持ちが強かったなあ……あー、たまんねえ! この感覚! 相手が出したすっげえ強いカードを、絶対に打ち破ってやるって感覚! たまんねえ!)
(ここで、あのモンスターを打ち破れれば……勝てる筈だ。この勝利は、俺が貰う!)
(それに、あの取り巻きにも教えてやらねえとな。俺とお前達のアネゴじゃ、どっちが強いかってな)
9・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
(正々堂々、実力勝負で打ち破ってやるぜ!)
「魔法カード『命削りの宝札』を発動! このカードの効果で、手札を3枚になるようにドローする。そのリスクとして、このターン特殊召喚は行えず、相手が受けるダメージは0になり、エンドフェイズに手札を全て墓地へ送らなければいけない!」(アキラ手札0→3)(アキラ墓地9→10)
「俺は、手札からモンスターを裏守備表示でセット。更にカードを1枚セットして、ターンエンド! このエンドフェイズに、俺は手札を捨てる……」(アキラ手札3→1→0)(アキラ墓地10→11)
(このカードを捨てるのは痛いが、新たなカードを得るために、このカードは墓地へ送っておくべきなんだ!)
アキラ
ライフポイント1000
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚
9・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札0→1)
(できるなら、ここで追撃用のカードを引きたかった。しかし、よりにもよって引いたカードが、罠カードかよ! だが、超巨人はそう簡単には……)
と、菊姫が悩んでいると、外野から声が飛んでくる。
「このまま一転突破ですよ~!」
といった具合に、声をかけているのを受け取ったのか。菊姫は。
「行け! 『古代の機械超巨人』で、伏せ守備モンスターを攻撃! メガトン・パウンド!」
伏せられていたモンスターは、仮面を被ったようなドラゴン。守備力は1100と、それ程でもない。
「『仮面竜』のモンスター効果、発動。コイツは戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を、特殊召喚できる! 俺は、攻撃力が1400の『仮面竜』を、守備表示で再び特殊召喚する!」(アキラ墓地11→12)
「防いだとしても、2回目の攻撃がある! 行け、メガトン・パウンド・セカンド!」
「だが、その攻撃に対しまた『仮面竜』の効果が発動! 攻撃力1400の『仮面竜』を、守備表示で特殊召喚する!」(アキラ墓地12→13)
「まだ攻撃は残っている! メガトン・パウンド・サードォッ!」
超巨人の攻撃が、再び『仮面竜』に直撃する。それにより、『仮面竜』は破壊されてしまうのだが……。
「!? 効果を発動しないだって!?」(アキラ墓地13→14)
なんと、アキラは『仮面竜』の効果を発動させず、そのまま攻撃を通してしまったのだ。
(ありえない。普通だったらリクルーター効果を持つモンスターで、場にモンスターを残しておくはずだ。なのに、コイツはモンスターを出さないで……ハッ、そう言えば、モンスターを出さないことが、良いモンスターが……コイツにはいた!)
「……それで終わりか?」
「チッ、残念ながら終わりだよ……。アタシはカードを1枚セットして、ターンエンドだ……」(菊姫手札1→0)
「どうやら、本当に品切れらしいな。このデュエル……俺の勝ちだ!」
「何!?」
「このエンドフェイズ、俺は罠カード『死魂融合』を発動! 自分の墓地から、融合素材によって決められたモンスターを、自分の墓地から裏側表示で除外することで、融合モンスターを融合召喚する! 俺が墓地から除外するのは、この2体の『青眼の白龍』と、『青眼の亜白龍』だ! コイツは墓地にいる時、『青眼の白龍』として扱うことができるからな!」
「ここに来て、あのモンスターの召喚を許すなんて!」
「そうさ、お前も良く知る、あのモンスターだよ! 俺は3体の『ブルーアイズ』で、このモンスターを融合召喚! 現れろ『真青眼の究極竜』!」(アキラ墓地14→11→12)
現れたのは、『青眼の白龍』の首を3つ持つ究極の竜! 攻撃力は、破格の4500!
「チクショウ、やられた……」
(だが、この伏せカードを軽視してもらっちゃ、後悔するよ!)
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械超巨人』(攻撃表示・攻撃力3300・地属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
10・アキラのターン
「行くぜ、俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「そしてバトルフェイズ、俺は『真青眼の究極竜』で、『古代の機械超巨人』を攻撃! ハイパー・アルティメット・バーストォッ!」
「残念だが、そうはいかねえ! アタシは罠カード『強制脱出装置』を発動! フィールドのモンスター1体を、持ち主の手札に戻す!」
(これで、お前のモンスターを……!)
「その罠カードに対し、カウンター罠発動! 『神の宣告』! ライフを半分支払い、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚、魔法・罠の発動を無効にして破壊する! これで、お前の罠カードは無効だ!」(アキラライフ1000→500)(アキラ墓地12→13)
「なーっ!? 伏せたカードが、そのカードだとぉ!? や、やられたあ……!」
「攻撃は、続行される! 究極竜の攻撃を喰らえ!」
「ぐあああっ!」(菊姫ライフ6800→5600)(菊姫墓地13→14)
「そして、エクストラデッキから『ブルーアイズ』融合モンスターを墓地へ送り、追加攻撃! ハイパー・アルティメット・バースト、2連打ァ!」
「ぐおおおおっ!」(菊姫ライフ5600→1100)
「そして……これで終わりだ! ハイパー・アルティメット・バースト、3連打ァ!」
「ぐあああっ!」(菊姫ライフ1100→0)
「俺の勝ちだ! 菊姫!」
こうして、菊姫に勝利したアキラ。
「約束通り、スターポイントは貰うぜ」(アキラスターポイント1→3)
「チクショウ……負けた……!」(菊姫スターポイント2→1)
「アネゴ~!」
「アネゴ~!」
負けて項垂れる菊姫に、駆け寄る岩ノ井と鏡山。すると、菊姫は突然アキラに向き直る。
「おい、アキラ。決勝トーナメントでは、こうはいかねえぜ」
「なんだ、もう立ち直ったのか」
「言ったろ、決勝トーナメントにアタシは必ず残るってな。それに、この大会はアタシにとってリベンジのチャンスでもあるんだ……決勝には必ず勝ち上がる! そして、今度こそお前を倒す! 遊太もついでにな!」
「あ、アネゴ……」
「アネゴォ……」
アキラにそう宣言した菊姫は。アキラはそれに対し。
「フン、その時は……このデュエルのように、また返り討ちにしてやる……!」
そう言い残した後、アキラは去って行った。
それに対し、菊姫はというと。
「さあ、行くぞテメエら。次の相手を探すんだ!」
「あ、はい。わかりました」
「それと、次からアタシのデュエルに、余計な茶々入れるんじゃねえぞ!」
「は、はいッス!」
(やっぱり、こうでなくちゃな。それだからこそ良い! そーいうふてぶてしい所があるから、お前に勝ちたくなる! アキラに絶対勝ちたい! さっきの一件で、絶対に勝ちたくなった!)
(ついでに、遊太にも勝ちたくなった! つまりはよお、アタシはプラクサスの連中には絶対に負けたくねえってことだな! ああ、闘志が漲ってくるぜえ!)
第三十八話。終わり。
菊姫がアキラと戦っている間、遊太とカリンはというと。
「これで、スターポイント4つめ。後6つ集めれば、決勝トーナメントに行ける」(遊太スターポイント2→4)
「地道に集めているようですわね。その調子なら、決勝トーナメントへ行けますね」
「でも、カリンちゃんは全然デュエルしないね。まだポイントを、初期状態の2個しか集めてないじゃん」
「まだ私が動く時では無い、ですよ。今は、遊太君が少し微妙な頃合いですから、私が動いてもダメなんです」
「どういうことだい?」
「あの時、プラクサスの大会で見た、遊太君の心ですわ。今は、自分の使命感のせいで、感じることができていない、元の心ですわ」
「デュエルを……楽しむ心か。でも今は、感じている暇がないんだ。今、ロベルトさんを助けられるのは、僕ぐらいしか……」
「……アキラ君」
「え?」
「今の遊太君は、あの時のアキラ君と同じです。やらなきゃいけないことに押しつぶされそうで、デュエルへの思いを……無くしそうです」
「……」
カリンのいう事は、最もだった。その言葉を聞いて、心の中にアキラ君への思いがこみあげる。
あの時偉そうに語った割には、自分だって同じことになっているじゃないか。という思いが、遊太の中に現れた。
これが、あの時のアキラ君と同じ気持ちなのか? と、物思いに更ける遊太なのだった。
・ウォーターワールドエリア
一方、遊太が思っているアキラはというと、菊姫と絶賛デュエル中であった。
今、ライフは菊姫が6800、アキラが6500と、若干菊姫が優勢だった。しかし、菊姫は若干アキラに押され気味だった……。
それでも逆転しようと、菊姫はチャンスを待つ。
(今は、耐え忍ぶ時だね。奴の場には、破壊効果を持つ亜白龍と、圧倒的攻撃力の『青眼の白龍』がいる。モンスターを出したところで、破壊されるのがオチだね。だったら……、ここは耐えるのが良い)
と、菊姫は思っているのだが。
「アネゴ~! ここから逆転ッスよ~!」
「アキラに一泡吹かせてやりましょうよ~!」
と、取り巻き一堂は菊姫の攻撃を望んでいる。しかし、菊姫は。
(耐えるって思っているのに、お前らはデュエルの状況が見えねえのか!)
(……まあいいさ。最終的には、アタシが勝つ! 正々堂々、実力勝負でな!)
(アタシは、プラクサスじゃちっとはやれる人間だったんだ……でも、大会では優勝できたことはなかった)
(その大会で、いつも優勝をかっさらっていたのは……アキラ、お前だ! 悔しかったぜ、歯がゆかったぜ……その雪辱は、かならず果たしてやるって決めたんだからな!)
6・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札2→3)
(おあつらえ向きに、防御向きのカードが来るね)
「アタシは、『古代の機械猟犬』を召喚! そして、モンスター効果発動。召喚に成功した時、相手に600ポイントのダメージを与える! そして、城にカウンターを1つ乗せる」(菊姫手札3→2)(古代の機械城カウンター1→2)
「これくらいのダメージは、必要経費だな。受けといてやる」(アキラライフ6500→5900)
「だったら、もっと痛い目に遭わせてやる。アタシは猟犬のモンスター効果を発動! フィールド・手札から、『古代の機械』モンスターによって決められた融合素材を墓地へ送ることで、『古代の機械』融合モンスターを融合召喚できる! アタシは、猟犬と手札の『古代の機械兵士』を融合素材として、レベル8『古代の機械魔神』を融合召喚!」(菊姫手札2→1)
現れたのは、まるで悪魔のような姿をした、『古代の機械』モンスター! 守備力は1800と、レベル8の割には大したことが無い。
「何をする気だ……?」
「言ったろ、もっと痛い目に遭わせるって。効果発動、魔神は1ターンに1度、相手に1000のダメージを与えることができる! デビル・カノン!」
魔神の体、大砲と思しき場所からレーザーが出る。それがアキラに直撃する。
「チッ、めんどくさい真似しやがって……! たった1ターンで、1600のダメージを俺に与えるとはな」(アキラライフ5900→4900)
「さっき、アタシはこのターン耐えるって思っていたけど、何もしないで終わるのは癪に触るんでね! アタシはカードを1枚セットして、ターンエンド」(菊姫手札1→0)
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械魔神』(守備表示・守備力1800・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『古代の機械城』(永続魔法・カウンター2)
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚
菊姫のこのプレイを受けて、外野にいた菊姫の取り巻きである岩ノ井と鏡山は。
「ライフが、動いたッスね!」
「ああ、これまで拮抗していたライフが動いて、アネゴが突き放したな! だが、まだアキラは切り札を隠し持っている筈だ! そこに気をつければ……勝機はあるはず!」
7・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「……一応、言っといてやる。魔神は他のカードの効果を受けない。お前が亜白龍の効果を使ったって、受けないから問題ないからな」
「フーン? そうかい。だったら攻撃あるのみだな。俺は『青眼の亜白龍』で、『古代の機械魔神』を攻撃! 滅びの、バーンストリーム!」
亜白龍の攻撃により、あっけなく魔神は砕け散る。しかし、煙が晴れた後には……。機械仕掛けの竜がいた! しかも、攻撃力は3000である。(菊姫墓地11→12)
「何、そのモンスターは!」
「『古代の機械魔神』は戦闘で破壊された時、デッキから『古代の機械』モンスターを、特殊召喚できる! それも、召喚条件を無視してな! だけど、ここでアタシが選んだのは特殊召喚可能な『古代の機械巨竜』! さあ、攻撃してみな。相打ちでモンスターが倒されても良いならな!」
「ああ、攻撃してやる。俺は『青眼の白龍』で、『古代の機械巨竜』を攻撃! 滅びの、バーストストリーム!」
バーストストリームと、巨竜の攻撃が相互にぶつかる。結果相打ちとなり、モンスターは互いに破壊されてしまった。
「まいったね、ためらわず攻撃してくるとは……」(菊姫墓地12→13)
「俺が何の策も無く相打ちをするか? 相打ちは、狙い通りさ! 罠カード発動!」(アキラ墓地7→8)
「やっぱり! そう来るのかよ!」
「言ったろ、そう簡単には『青眼の白龍』を破壊させねえって。俺の『ブルーアイズ』は、例え破壊されても、必ず戻ってくる! 永続罠『正統なる血統』! このカードは、自分の墓地にある通常モンスター1体を攻撃表示で復活させる! 俺が復活させるのは、当然『青眼の白龍』だ!」(アキラ墓地8→7)
墓地から、再び蘇る『青眼の白龍』。これには菊姫も、戸惑いを隠せない。
「始めの『わが身を盾に』といい、その罠カードといい、何がなんでも『ブルーアイズ』を簡単にはやらせないって感じが見て取れる。お前、そこまでして『ブルーアイズ』を……!」
「なんでか知らんが、俺は『ブルーアイズ』と共にあるって決めたんだ。これから俺は、『ブルーアイズ』をもっと生かす! そう決めたのさ。さて、バトルフェイズの続きだ。確かに『青眼の白龍』は破壊されたが、バトルフェイズ中に特殊召喚された為、『青眼の白龍』にはまだ攻撃権利が残されている! 行け、滅びのバーストストリーム!」
モンスターを失った菊姫に、バーストストリームが襲い掛かる! これを喰らえば、タダでは済まない。
「確かにアタシは攻めも行ったが、耐えるって言った言葉は、嘘じゃねえ! カウンター罠、発動! 『攻撃の無力化』! コイツは相手モンスターの攻撃を無効にして、バトルフェイズを強制終了させる!」(菊姫墓地12→13)
「有言実行とは、このことかね。流石に言ったことを無下にはしないか。1枚カードを伏せて、ターンエンド」(アキラ手札1→0)
アキラ
ライフポイント4900
手札枚数0枚
モンスター2体
『青眼の亜白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『正統なる血統』(永続罠)
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚
8・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札0→1)
「魔法カード『貪欲な壺』を発動! 自分の墓地からモンスター5体を選択して、デッキに戻す。そして2枚ドローする! アタシが選択するのは、巨竜・兵士・魔神・『ゴールド・ガジェット』・『ギアギガントX』! これらをデッキに戻し、2枚ドロー!」(菊姫手札1→0→2)(菊姫墓地13→7→8)
ドローしたカードを見る菊姫。すると、思わずニヤケ顔となってしまう。
「……どうした? 良いカードでも引けたか?」
「ああ、引けたよ。アキラ、このターンでお前を一気に追い詰めてやるぜ アタシは、永続魔法『古代の機械城』の第3の効果発動! このカードは、自分・相手問わずプレイヤーが召喚に成功した時、カウンターを1つずつ置く。そして自分のターン、カウンターが自分の『古代の機械』モンスターのアドバンス召喚に必要な分だけある場合、必要なリリースの代わりとしてこのカードをリリースできる! 今、カウンター2つ。よって、アタシの手札にある『古代の機械巨人』を、モンスターリリース無しで召喚!」(菊姫手札2→1)(菊姫墓地8→9)
見慣れた菊姫のエースモンスター、『古代の機械巨人』が現れる。攻撃力は3000と、『青眼の白龍』と同じである。
「やっとお前のエースがお出ましか。もう出て来ねえのかと思ったぜ」
「生憎、アンタの『青眼の白龍』と違って、簡単には出せないもんでね! だが、ここからがアタシの新たな戦略だ! 魔法カード『古代の機械融合』を、発動!」
「何……!? 『古代の機械融合』だと!?」
「言ったろ、アタシも進化しているって。『古代の機械融合』は、普通の『古代の機械』融合モンスターの融合に必要なモンスターを手札・フィールドから墓地へ送ることで融合召喚できる。だけど、それだけじゃ普通の『融合』と同じだ。この状況じゃ融合召喚できない」
「だけどね。アタシのエースモンスター、『古代の機械巨人』がいる時、デッキのモンスターも融合素材にできるのさ!」
「オイオイ、マジか……! そう来るとはなあ……!」
「言ったろ、進化してるって。普通だったら、出すのは『古代の機械究極巨人』かもしれない。だけどな、アタシは新しい可能性を持つってことを、教えてやるぜ! アタシは、フィールドの『古代の機械巨人』と、デッキの同名モンスター2体を墓地へ送り、融合召喚! 古の機械仕掛けの巨人よ! 今三位一体の力を持って、寄せ来る敵を打ち破れ! 現れろ、レベル9『古代の機械超巨人』!」(菊姫手札1→0)(菊姫墓地9→13)
現れたのは、『古代の機械巨人』が3つそのまま融合したかのような、六つの腕、六つの足を持つ融合モンスター! 攻撃力は3300と、それ程変わってないように見えるが。
「行くぜ、バトルフェイズ! 『古代の機械超巨人』は、『古代の機械』モンスター特有の、攻撃中の相手の魔法・罠を封じる効果を持つ! 『青眼の亜白龍』を攻撃! メガトン・パウンド!」
「ぐうっ」(アキラライフ4900→4600)(アキラ墓地7→8)
「更に、2つ目の効果。『古代の機械超巨人』は、融合素材とした『古代の機械巨人』の数だけ、攻撃回数を増やす! 融合素材としたのは3体、よって3回の攻撃が可能となる! 『青眼の白龍』に攻撃! メガトン・パウンド、セカンド!」
「チィッ」(アキラライフ4600→4300)(アキラ墓地8→9)
「さあ、これで最後の攻撃だよ! メガトン・パウンド、サードォッ!」
「ぐあああっ!」(アキラライフ4300→1000)
「追撃しようにも、生憎コマがいないもんでね! ターンエンド。一応言っておくけど、『古代の機械超巨人』は、相手の効果でフィールドを離れた時、エクストラから『古代の機械究極巨人』を呼び出せる。つまり、除去しても次が飛んでくるから無意味なのさ」
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械超巨人』(攻撃表示・攻撃力3300・地属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
菊姫の猛攻を見て、取り巻き二人は大いに喜ぶ。
「やったッス! これでアネゴの勝ちは確定ッス!」
「流石、俺達のアネゴだあ!」
(……フーッ、アタシを好きすぎるのも考えものだねえ)
と、盛り上がっている二人に、菊姫はうんざりしているようだが……。
明らかに危機的状況のアキラだったが、その目は死んではおらず、逆に顔には微笑みが浮かんでいた。
(……なんか、心にワクワクが、どうやって逆転してやろうかって感じが、心の中に沸き上がってきちまってるなあ。いつぶりだろうな、この感覚は……)
(父さんが倒れる前、ジュニアユースで優勝を争った時……以来かな。あの時は、絶対に勝ってやるって気持ちが強かったなあ……あー、たまんねえ! この感覚! 相手が出したすっげえ強いカードを、絶対に打ち破ってやるって感覚! たまんねえ!)
(ここで、あのモンスターを打ち破れれば……勝てる筈だ。この勝利は、俺が貰う!)
(それに、あの取り巻きにも教えてやらねえとな。俺とお前達のアネゴじゃ、どっちが強いかってな)
9・アキラのターン
「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
(正々堂々、実力勝負で打ち破ってやるぜ!)
「魔法カード『命削りの宝札』を発動! このカードの効果で、手札を3枚になるようにドローする。そのリスクとして、このターン特殊召喚は行えず、相手が受けるダメージは0になり、エンドフェイズに手札を全て墓地へ送らなければいけない!」(アキラ手札0→3)(アキラ墓地9→10)
「俺は、手札からモンスターを裏守備表示でセット。更にカードを1枚セットして、ターンエンド! このエンドフェイズに、俺は手札を捨てる……」(アキラ手札3→1→0)(アキラ墓地10→11)
(このカードを捨てるのは痛いが、新たなカードを得るために、このカードは墓地へ送っておくべきなんだ!)
アキラ
ライフポイント1000
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数11枚
除外されているカード0枚
9・菊姫のターン
「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札0→1)
(できるなら、ここで追撃用のカードを引きたかった。しかし、よりにもよって引いたカードが、罠カードかよ! だが、超巨人はそう簡単には……)
と、菊姫が悩んでいると、外野から声が飛んでくる。
「このまま一転突破ですよ~!」
といった具合に、声をかけているのを受け取ったのか。菊姫は。
「行け! 『古代の機械超巨人』で、伏せ守備モンスターを攻撃! メガトン・パウンド!」
伏せられていたモンスターは、仮面を被ったようなドラゴン。守備力は1100と、それ程でもない。
「『仮面竜』のモンスター効果、発動。コイツは戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を、特殊召喚できる! 俺は、攻撃力が1400の『仮面竜』を、守備表示で再び特殊召喚する!」(アキラ墓地11→12)
「防いだとしても、2回目の攻撃がある! 行け、メガトン・パウンド・セカンド!」
「だが、その攻撃に対しまた『仮面竜』の効果が発動! 攻撃力1400の『仮面竜』を、守備表示で特殊召喚する!」(アキラ墓地12→13)
「まだ攻撃は残っている! メガトン・パウンド・サードォッ!」
超巨人の攻撃が、再び『仮面竜』に直撃する。それにより、『仮面竜』は破壊されてしまうのだが……。
「!? 効果を発動しないだって!?」(アキラ墓地13→14)
なんと、アキラは『仮面竜』の効果を発動させず、そのまま攻撃を通してしまったのだ。
(ありえない。普通だったらリクルーター効果を持つモンスターで、場にモンスターを残しておくはずだ。なのに、コイツはモンスターを出さないで……ハッ、そう言えば、モンスターを出さないことが、良いモンスターが……コイツにはいた!)
「……それで終わりか?」
「チッ、残念ながら終わりだよ……。アタシはカードを1枚セットして、ターンエンドだ……」(菊姫手札1→0)
「どうやら、本当に品切れらしいな。このデュエル……俺の勝ちだ!」
「何!?」
「このエンドフェイズ、俺は罠カード『死魂融合』を発動! 自分の墓地から、融合素材によって決められたモンスターを、自分の墓地から裏側表示で除外することで、融合モンスターを融合召喚する! 俺が墓地から除外するのは、この2体の『青眼の白龍』と、『青眼の亜白龍』だ! コイツは墓地にいる時、『青眼の白龍』として扱うことができるからな!」
「ここに来て、あのモンスターの召喚を許すなんて!」
「そうさ、お前も良く知る、あのモンスターだよ! 俺は3体の『ブルーアイズ』で、このモンスターを融合召喚! 現れろ『真青眼の究極竜』!」(アキラ墓地14→11→12)
現れたのは、『青眼の白龍』の首を3つ持つ究極の竜! 攻撃力は、破格の4500!
「チクショウ、やられた……」
(だが、この伏せカードを軽視してもらっちゃ、後悔するよ!)
菊姫
ライフポイント6800
手札枚数0枚
モンスター1体
『古代の機械超巨人』(攻撃表示・攻撃力3300・地属性・レベル9)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚
10・アキラのターン
「行くぜ、俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「そしてバトルフェイズ、俺は『真青眼の究極竜』で、『古代の機械超巨人』を攻撃! ハイパー・アルティメット・バーストォッ!」
「残念だが、そうはいかねえ! アタシは罠カード『強制脱出装置』を発動! フィールドのモンスター1体を、持ち主の手札に戻す!」
(これで、お前のモンスターを……!)
「その罠カードに対し、カウンター罠発動! 『神の宣告』! ライフを半分支払い、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚、魔法・罠の発動を無効にして破壊する! これで、お前の罠カードは無効だ!」(アキラライフ1000→500)(アキラ墓地12→13)
「なーっ!? 伏せたカードが、そのカードだとぉ!? や、やられたあ……!」
「攻撃は、続行される! 究極竜の攻撃を喰らえ!」
「ぐあああっ!」(菊姫ライフ6800→5600)(菊姫墓地13→14)
「そして、エクストラデッキから『ブルーアイズ』融合モンスターを墓地へ送り、追加攻撃! ハイパー・アルティメット・バースト、2連打ァ!」
「ぐおおおおっ!」(菊姫ライフ5600→1100)
「そして……これで終わりだ! ハイパー・アルティメット・バースト、3連打ァ!」
「ぐあああっ!」(菊姫ライフ1100→0)
「俺の勝ちだ! 菊姫!」
こうして、菊姫に勝利したアキラ。
「約束通り、スターポイントは貰うぜ」(アキラスターポイント1→3)
「チクショウ……負けた……!」(菊姫スターポイント2→1)
「アネゴ~!」
「アネゴ~!」
負けて項垂れる菊姫に、駆け寄る岩ノ井と鏡山。すると、菊姫は突然アキラに向き直る。
「おい、アキラ。決勝トーナメントでは、こうはいかねえぜ」
「なんだ、もう立ち直ったのか」
「言ったろ、決勝トーナメントにアタシは必ず残るってな。それに、この大会はアタシにとってリベンジのチャンスでもあるんだ……決勝には必ず勝ち上がる! そして、今度こそお前を倒す! 遊太もついでにな!」
「あ、アネゴ……」
「アネゴォ……」
アキラにそう宣言した菊姫は。アキラはそれに対し。
「フン、その時は……このデュエルのように、また返り討ちにしてやる……!」
そう言い残した後、アキラは去って行った。
それに対し、菊姫はというと。
「さあ、行くぞテメエら。次の相手を探すんだ!」
「あ、はい。わかりました」
「それと、次からアタシのデュエルに、余計な茶々入れるんじゃねえぞ!」
「は、はいッス!」
(やっぱり、こうでなくちゃな。それだからこそ良い! そーいうふてぶてしい所があるから、お前に勝ちたくなる! アキラに絶対勝ちたい! さっきの一件で、絶対に勝ちたくなった!)
(ついでに、遊太にも勝ちたくなった! つまりはよお、アタシはプラクサスの連中には絶対に負けたくねえってことだな! ああ、闘志が漲ってくるぜえ!)
第三十八話。終わり。
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127 | プロローグ「出会いは突然に」 | 1894 | 3 | 2018-01-27 | - | |
176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1532 | 1 | 2018-01-28 | - | |
101 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1410 | 3 | 2018-01-30 | - | |
147 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1230 | 1 | 2018-02-05 | - | |
83 | 第四話「大会にて」 | 1021 | 1 | 2018-02-11 | - | |
136 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1138 | 1 | 2018-02-14 | - | |
124 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1044 | 1 | 2018-02-18 | - | |
220 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1135 | 1 | 2018-02-22 | - | |
89 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1000 | 0 | 2018-02-25 | - | |
183 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1057 | 0 | 2018-03-02 | - | |
96 | 第十話「驚きの予選会」 | 1162 | 1 | 2018-03-05 | - | |
84 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1196 | 2 | 2018-03-10 | - | |
94 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1062 | 0 | 2018-03-13 | - | |
156 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1158 | 2 | 2018-03-17 | - | |
174 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1028 | 0 | 2018-03-24 | - | |
154 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1182 | 2 | 2018-03-29 | - | |
76 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 969 | 2 | 2018-04-03 | - | |
86 | 第十七話「本戦開始!」 | 963 | 0 | 2018-04-06 | - | |
143 | 第十八話「知多と遊太」 | 980 | 0 | 2018-04-13 | - | |
142 | 第十九話「僕のヒーロー」 | 1074 | 0 | 2018-04-17 | - | |
148 | 第二十話「僕のヒーローは」 | 1043 | 0 | 2018-04-21 | - | |
151 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1133 | 2 | 2018-04-25 | - | |
134 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 977 | 2 | 2018-04-29 | - | |
107 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 999 | 2 | 2018-05-09 | - | |
145 | 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 | 1026 | 0 | 2018-05-12 | - | |
88 | 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 | 1046 | 2 | 2018-05-16 | - | |
144 | 第二十六話「決着、そして……!」 | 1056 | 2 | 2018-05-18 | - | |
82 | 第二十七話「ロードナイトの話」 | 1027 | 0 | 2018-05-26 | - | |
99 | 第二十八話「カリンと遊太」 | 1008 | 2 | 2018-05-28 | - | |
97 | 第二十九話「日傘の女の子」 | 951 | 0 | 2018-06-07 | - | |
161 | 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 | 991 | 0 | 2018-06-11 | - | |
130 | 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 | 985 | 0 | 2018-06-23 | - | |
109 | 第三十二話「侵略の一手」 | 833 | 0 | 2018-06-24 | - | |
168 | 第三十三話「帝国への招待状」 | 1086 | 0 | 2018-07-03 | - | |
130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 973 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1422 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 942 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 918 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1002 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 940 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1044 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 855 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 936 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 999 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 836 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1018 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 970 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 945 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 987 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 994 | 0 | 2019-01-17 | - | |
101 | 作者よりお知らせ | 825 | 0 | 2019-01-27 | - | |
83 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 780 | 0 | 2019-02-05 | - | |
99 | 第五十三話「神帝現る」 | 947 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
143 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 | 891 | 0 | 2019-03-14 | - | |
89 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 | 909 | 0 | 2019-03-22 | - | |
82 | 第五十五話「休息の時」 | 803 | 0 | 2019-04-07 | - | |
78 | 第五十六話「彼女との再会」 | 743 | 0 | 2019-04-20 | - | |
102 | 第五十七話「マダムの危ない罠」 | 763 | 0 | 2019-05-01 | - | |
69 | 第五十八話「ストアブレーカー」 | 790 | 0 | 2019-05-19 | - | |
73 | 第五十九話「闇のカード」 | 836 | 0 | 2019-06-04 | - | |
111 | 第六十話「変わり始める生活」 | 791 | 0 | 2019-07-18 | - | |
69 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 723 | 0 | 2019-08-04 | - | |
76 | 作者よりお知らせ2 | 732 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 492 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 844 | 0 | 2020-02-22 | - | |
90 | 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 | 783 | 0 | 2020-03-22 | - | |
70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
91 | 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット | 695 | 0 | 2020-05-09 | - | |
87 | 第六十七話「堕ちたヒーロー」 | 718 | 0 | 2020-05-23 | - | |
78 | 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 | 852 | 0 | 2020-05-30 | - | |
97 | 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 | 758 | 0 | 2020-06-12 | - | |
64 | 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 | 728 | 0 | 2020-06-14 | - | |
62 | 第七十一話「デートじゃん!」 | 675 | 0 | 2020-06-27 | - | |
76 | 第七十二話「不死者は少年を好く」 | 775 | 0 | 2020-06-28 | - | |
64 | 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 | 670 | 0 | 2020-07-07 | - | |
76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 636 | 0 | 2020-07-13 | - | |
78 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 750 | 0 | 2020-07-13 | - | |
73 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 605 | 0 | 2020-07-26 | - | |
88 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 682 | 0 | 2020-08-06 | - | |
63 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 666 | 0 | 2020-08-15 | - | |
63 | 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 | 600 | 0 | 2020-08-30 | - | |
74 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 683 | 0 | 2020-09-13 | - | |
72 | 第七十九話「燃えろ遊太!」 | 641 | 0 | 2020-09-27 | - | |
119 | 作者よりお知らせ3 | 624 | 0 | 2020-10-02 | - | |
68 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 623 | 0 | 2020-10-18 | - | |
73 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 705 | 0 | 2020-11-05 | - | |
67 | 第八十一話「高き壁」 | 663 | 0 | 2020-11-22 | - | |
76 | 第八十二話「強き者」 | 745 | 0 | 2020-12-05 | - | |
58 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 679 | 0 | 2021-01-01 | - | |
77 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 735 | 0 | 2021-01-11 | - | |
58 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 521 | 0 | 2021-02-20 | - | |
65 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 479 | 0 | 2021-04-04 | - | |
69 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 433 | 0 | 2021-04-25 | - | |
70 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 587 | 0 | 2021-05-04 | - | |
53 | 第八十九話「チーム結成!」 | 501 | 0 | 2021-05-08 | - | |
61 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 451 | 0 | 2021-06-02 | - | |
60 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 582 | 0 | 2021-06-12 | - | |
77 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 455 | 0 | 2021-07-08 | - | |
68 | 第九十三話「雷と未来」 | 425 | 0 | 2021-07-18 | - | |
65 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 644 | 0 | 2021-09-04 | - | |
58 | 作者からお知らせ4 | 460 | 0 | 2021-09-17 | - | |
74 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 551 | 2 | 2021-10-17 | - | |
59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 465 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 563 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 514 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 412 | 0 | 2022-04-09 | - | |
74 | 第百一話「プロの実力」 | 424 | 0 | 2022-05-07 | - | |
62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 373 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 461 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 337 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 553 | 0 | 2022-11-27 | - |
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- 12/22 21:18 一言 深淵が禁止は個人的に悲し過ぎますわ…。デスサイズが制限止まりで果た…
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