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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第十八話「知多と遊太」

第十八話「知多と遊太」 作:イクス

第十八話「知多と遊太」


プラクサスジュニアデュエル大会。遊太はこの大会に参加し、見事本戦へと出場した。
そして、その本戦で最初の対戦相手となったのは、遊太がプラクサス大会で最初に知り合った友人、知多泉! 
友人同士の戦いとなったこのデュエル、勝つのはどっちだ!? 
そして、そんな遊太を応援する、観客席に新たに増えた人物二人はというと。
「へぇ~、君達が菊姫ちゃんと真薄君かぁ~。遊太といつも仲良くしてくれて、ありがとうな」
「い、いいやこちらこそ……まさか、遊太のお父さんお母さんがここに来るとはなあ……」
「そうですね、菊姫さん」
「ところで菊姫ちゃん、学校では遊太とどのように過ごしているのかしら? こそっと教えてくれない?」
「あ、ああ……遊太とはデュエルしたり、カードについて語り合ったりしていますね。それ以外には、一緒にいろんなことを語り合ったりしています。あ、それと……もうすぐ、遊太の試合が始まりますよ」
「ほー、もうすぐ遊太がデュエルをするのかい? どれ、遊太がやるデュエルとやらを、ちょっと拝見させてもらおうかな」
「楽しみねえ……あの子、一体何をやるのかしら」
「ま、見てればわかるんじゃないんですか?」
「そうか。ところで菊姫君、齢10歳にして取り巻きがいるとは……君ひょっとして、デュエルじゃ中々強いんじゃあないかい?」
「ふーん? やり手デュエリストの父は、中々見る目があるものなんすね」
「ハハハ、そうかな?」
「全く、お父さんったら……。ちょっと褒められると図に乗るんですから」


そして、デュエルリング上の遊太と知多のデュエルは、もう既に始まっていた。
「先攻は、知多君からです!」

1・知多のターン
「オレのターン! オイラは手札から、魔法カード『苦渋の決断』を発動! このカードは、デッキからレベル4以下の通常モンスターを1体、墓地へ送る。その後、墓地へ送ったモンスターをデッキから手札に加える。レベル1の『ガードオブ・フレムベル』を墓地へ送り、同じカードを手札に加える」(知多墓地0→2)
「更に俺は、『サファイア・ドラゴン』を、攻撃表示で召喚!」(知多手札5→4)
召喚されたのは、サファイアのごとき体を持つドラゴン。攻撃力は1900と、レベル4としては高い。
「更に、俺はリバースカードを2枚伏せて、ターンエンド」(知多手札4→2)
(まずは、小手調べと行くじゃん?)

知多

ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『サファイア・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力1900・レベル4・風属性)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード0枚


2・遊太のターン

「僕のターン、ドロー!」(遊太手札5→6)
「相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターがいない時、このモンスターは手札から特殊召喚できる! 『ロードナイト・ディスタ』を、攻撃表示で特殊召喚!」(遊太手札6→5)
「更に、自分フィールド上に『ロードナイト』がいる時、手札から『ロードナイト・ジュリアス』は特殊召喚できる! ジュリアスを守備表示で特殊召喚!」(遊太手札5→4)
「そして、手札から『ロードナイト・テラ』を攻撃表示で召喚! さらに、手札から永続魔法『英雄騎士の連合軍』を発動! これにより、僕のフィールドの『ロードナイト』の攻撃力は、僕のフィールドの『ロードナイト』の数×300ポイントアップする! これにより、僕のフィールドの『ロードナイト』の攻撃力は、900ポイントアップする! これにより、ディスタの攻撃力は2900になり、テラの攻撃力は2400になる!」(遊太手札4→2)
「……なーる、流石大量展開から攻めの姿勢を出せる遊太の『ロードナイト』だけあるじゃん?」
「利点が分かっているね。じゃあ行くよ、ディスタで『サファイア・ドラゴン』を攻撃!」
「そうはいかないじゃん! 罠カード『ジャスティブレイク』を発動! これは、俺の場に存在する通常モンスターが攻撃宣言を受けた時、フィールドに攻撃表示で存在する通常モンスター以外のモンスターを、全て破壊する! これで、お前のモンスターは全て破壊されるじゃん! よっしゃあ!」(知多墓地2→3)
罠カードより出た、雷によって遊太の場のモンスターは全て破壊される。と、思いきや……。
「あ、アレ……な、なんで、モンスターが遊太のフィールドに……?」
遊太のフィールドには、『ジャスティブレイク』を喰らったにも関わらず、黄金に輝く鎧を身に着けた騎士が存在していた。攻撃力は1500。
「危ない危ない……まさかそうこられるとはね。だけど、僕は手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動させた。これにより、光属性のディスタをリリースして、『イクスロードナイト・マグナ』へと進化させたのさ! そして、マグナは戦闘と効果では破壊されない。よって、『ジャスティブレイク』の効果を免れたのさ!」(遊太手札2→1)(遊太墓地0→4)
「くーっ、流石に簡単にはやられないじゃん……」
「そして、破壊されたテラはデッキからレベル4以下の『ロードナイト』を特殊召喚できる! 僕は、デッキから『ロードナイト・ネクロ』を特殊召喚する。更に、ネクロは特殊召喚された時、墓地から『英雄騎士』魔法カードを1枚手札に加えられる。僕は、これによって墓地の『英雄騎士への覚醒』を手札に加える。更に! 永続魔法『英雄騎士の連合軍』の効果で、自分フィールドの『ロードナイト』が破壊された時、デッキからレベル4以下の『ロードナイト』を特殊召喚できる! 僕はデッキより、『ロードナイト・ファイリー』を特殊召喚!」(遊太手札1→2)(遊太墓地4→3)
「うーん、やるう。マジにピンチって奴じゃん?」
「じゃあ、もう一回行くよ。僕は手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! これにより、ネクロをリリースして、エクストラデッキから『イクスロードナイト・アルファ』を特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地3→5)
再び現れたのは、遊太がエースモンスターとする、黒き魔導の騎士! 攻撃力は2500。しかし、永続魔法『英雄騎士の連合軍』の効果で、攻撃力は3100となる。
「ありゃ~、新しくモンスターを出されて……こりゃ紛れもないピンチじゃん?」
「僕は、『イクスロードナイト・マグナ』で『サファイア・ドラゴン』を攻撃! マグナは永続魔法の効果で、攻撃力が600アップしている!」
「リバースカード、オープン! カウンター罠『攻撃の無力化』! 相手モンスターの攻撃を無効にして、バトルフェイズを終了させる!」(知多墓地3→4)
「そっちも、簡単にはいかないね。僕はファイリーのモンスター効果発動! ファイリーは自身をリリースすることで、相手に1000のダメージを与える!」(遊太墓地5→6)
「バトルダメージが無理なら、バーンダメージってか?」(知多ライフ8000→7000)
「その後、僕はアルファのモンスター効果で、墓地のディスタをデッキに戻して、デッキから魔法カード『英雄騎士交代』を手札に加える。そして、リバースカードを2枚セットして、ターンエンド」(遊太手札1→2→0)(遊太墓地6→5)

遊太

ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター2体
『イクスロードナイト・マグナ』(攻撃表示・攻撃力2100・レベル8・光属性)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の連合軍』(永続魔法)
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚


3・知多のターン

「オレのターン、ドロー!」(知多手札2→3)
(すげえじゃん、遊太。周りから見るだけじゃわからない、オレが何回展開しても、たった一つのカードで逆転されそうな凄味があるじゃん?)
(それが遊太の良い所だけど、だからってされるがままってのは、デュエリストとして、嫌じゃん!?)
「オレはレベル1チューナーモンスター、『ウィンドスター・ドライ』を攻撃表示で召喚!」(知多手札3→2)
「更に、ドライのモンスター効果発動! ドライは召喚された時、手札からレベル4以下の風属性モンスターを特殊召喚できる! 俺は手札から、レベル2の『ウィンドスター・エアーズ』を特殊召喚する!」(知多手札2→1)
知多の場に、チューナーモンスターとそれ以外のモンスターが並んだ。これにより、遊太は確信する。
「チューナーとそれ以外のモンスター……まさか、シンクロ召喚か!」
「その通りじゃん! オレはレベル4の『サファイア・ドラゴン』と、レベル2のエアーズに、レベル1のドライをチューニング! シンクロ召喚! 現れろ、レベル7『ウィンドスター・ドラゴン』!」(知多墓地2→5)
現れたのは、流線形の体と、刃のような羽根を持つ風を擬人化したようなドラゴン! 攻撃力は2500。
「これが……知多君のシンクロモンスター……!」
「行くぜ! 『ウィンドスター・ドラゴン』、効果発動じゃん! ウィンドスターはシンクロ召喚された時、フィールドのカード1枚を持ち主の手札に戻す! 『イクスロードナイト・アルファ』を、エクストラデッキに戻せ!」
「そうはさせない! 僕は速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! フィールドの『イクスロードナイト』1体をエクストラデッキに戻し、エクストラデッキから『英雄騎士への覚醒』の効果として、『イクスロードナイト』を1体特殊召喚できる! 僕は『イクスロードナイト・ウェイカー』を特殊召喚する!」(遊太墓地5→6)
アルファがバトンタッチして現れたのは、巨体を持つ鉄球の騎士攻撃力は2700と、中々高い。
「これで、『ウィンドスター・ドラゴン』の効果は対象を失い、無効となる!」
「うーむ……中々やるじゃん? だけど、それくらいさっきのサーチで読めているじゃん! オレはエアーズのモンスター効果を発動。エアーズが風属性シンクロモンスターのシンクロ素材となった時、デッキから1枚ドローできる!」(知多手札1→2)
「更に、俺は手札から魔法カード『シンクロキャンセル』を発動! フィールドのシンクロモンスター1体を対象に発動し、ソイツをエクストラデッキに戻す。オレは自分の『ウィンドスター・ドラゴン』を、オレのエクストラデッキに戻す!」
「じ、自分のモンスターを、エクストラに戻すだって?」
「ふふん、本命はこっちなんだぜ。『シンクロキャンセル』で戻したシンクロモンスターの素材が、自分墓地に存在する時、それを特殊召喚できるじゃん! オレはそれらを特殊召喚するじゃん!」(知多手札2→1)(知多墓地5→2→3)
墓地から、知多がシンクロに使用した『サファイア・ドラゴン』、『ウィンドスター・エアーズ』、『ウィンドスター・ドライ』が再び現れる。これを見て、遊太は良からぬ想像をしてしまう。
「ま、まさか……知多君!」
「その通り、俺はもう一回シンクロ召喚を行う! シンクロ召喚! 現れろ、レベル7『ウィンドスター・ドラゴン』!」(知多墓地3→6)
「やはり、もう一回か……でも、ウェイカーのモンスター効果は、破壊効果と『ロードナイト』モンスターを相手効果の対象にはできなくする効果! これで、『ウィンドスター・ドラゴン』の対象には……!」
「俺はウィンドスターの効果で、永続魔法『英雄騎士への連合軍』をお前の手札に戻す! さらに、『ウィンドスター・ドラゴン』のシンクロ素材としたモンスターが、全て風属性だったとき、追加でフィールドのカードを手札に戻せる! この追加効果は、対象には取らない効果じゃん!」
「な、何!?」(遊太手札0→1)
「オレは更に、マグナとウェイカーを手札……じゃなかった、エクストラデッキに戻し、ウィンドスターのモンスター効果発動! 『ウィンドスター・ドラゴン』は、自身の効果でフィールドのカードを手札に戻した時、その戻したカードの種類によって、様々な効果を得る! 効果で手札に戻したのは、魔法カード! よって魔法カードを戻した効果を得るぜ! さらに……エアーズの効果で、1枚ドロー! 行くぜ、『ウィンドスター・ドラゴン』で、ダイレクトアタックするじゃん!」(知多手札1→2)
(2500のダメージ……でも、僕には伏せておいた罠カード『聖なるバリアーミラーフォースー』がある! これでウィンドスターを破壊だ!)
「罠カードはつど……」
「無駄じゃん! ウィンドスターが魔法を手札に戻した時、ウィンドスターの攻撃宣言時、相手は魔法・罠を発動することはできない!」
「う、嘘でしょ!? ぐわっ!」(遊太ライフ8000→5500)
「フン、ウェイカーがエクストラじゃなく、手札に戻っていたら、ウェイカーの攻撃力が加算されて大きなダメージを負っていたじゃん? んじゃ、オレはカードを1枚伏せて、ターンエンドじゃん?」(知多手札2→1)

知多

ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『ウィンドスター・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・レベル7・風属性)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚


デュエルのこの状況を見て、観客席の遊太の両親達は驚くのであった。
「ほおおう……これはこれは、カードとカードの応酬というか、一手一手に駆け引きがあるようなものだな。カード1枚で、何を起こすのかわからないものだな」
「ええ、これがカードゲームの楽しさなのかしら。あの子が……遊太が夢中になるのもわかる気がするわ」
「ついでに……お父さんには新しいネタが出来たようなものだな」
「ネタ? 新しいネタなんて、幸市さん何を職業にしているんですか?」
「お父さんは作家よ。今日も締め切りに追われたりなんかして、お陰で大会に来るのが遅れちゃったの」
「し、仕方ないだろう。色々大変なんだぞ? 締め切りはあるものだし、オマケに発売延期なんかあったりして……色々大変なんだよ……今回だって、新しい雑誌の編集部に無理矢理異動させられたせいで、ここに引っ越しすることになって……」
「ふーん、遊太が引っ越して来たのも、それが理由なのかあ」
「それにしても、両親が大会見に来ること、遊太は知っているのか?」
「いや、全く。あの子には内緒で来ちゃったの」
「……ったく遊太の奴、いくらなんでも親くらい大会に呼んでも良いじゃねえかよ」
「だって、あの子ったら大会があるってしか言ってなかったもの」
「あ、そーなんですか……」


場面は変わって、遊太と知多のデュエル。先手を取られた遊太は、これからどうするか考えていた。
(さて、どうするかな? 伏せたミラーフォースは、『ウィンドスター・ドラゴン』の魔法・罠封じによって、ほぼ役立たず。オマケに手札は1枚のみ。早くもピンチだよ)
(……とにかく、今はドローフェイズでドローしてから、物事を考えるか!)

4・遊太のターン

「僕のターン、ドロー!」(遊太手札1→2)
「……よし、行けるぞ! 僕は手札から、魔法カード『逆境の宝札』を発動! 相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターがいない時、デッキから2枚ドローできる! ……。くっ」(遊太手札2→1→3)(遊太墓地5→6)
ドローしたカードを見てみるも、イマイチな引きであったことに悔しがる遊太。
(……ここは耐えるしかない)
「僕は、モンスターを1体リバースでセットして、永続魔法『英雄騎士の連合軍』を再び発動し、リバースカードを1枚セットして、ターンエンド!」(遊太手札3→0)

遊太

ライフポイント5500
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の連合軍』(永続魔法)
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚


5・知多のターン

「オレのターン、ドロー!」(知多手札1→2)
「オレは手札から、魔法カード『竜の霊廟』を発動! 自分のデッキから、ドラゴン族モンスターを墓地へ送る。俺は『ラブラドライドラゴン』を墓地へ送り……『竜の霊廟』のもう一つの効果発動! 墓地へ送ったモンスターが通常モンスターだった時、もう1枚ドラゴン族を墓地へ送れる。オレは『ファイヤスター・ドライド』を、墓地へ送る」(知多手札2→1)(知多墓地6→9)
「そして、オレは『ウィンドスター・ドラゴン』で、リバースモンスターを攻撃! ウィンドミル!」
遊太のリバースモンスターが、またしても破壊される。しかし、この程度でやられる遊太ではない。
「『ロードナイト・ディスフェンス』の、リバース効果発動! このモンスターがリバースした時、デッキから『ロードナイト』1体を特殊召喚できる! 僕はデッキより、『ロードナイト・フレイン』を守備表示で特殊召喚!」(遊太墓地6→7)
「ふーん、やるじゃん? こりゃあ……押したのはオレかもしれないけど、ひょっとしたら……ターンエンド」

知多

ライフポイント7000
手札枚数1枚
モンスター1体
『ウィンドスター・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・レベル7・風属性)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚


6・遊太のターン

「僕のターン、ドロー!」(遊太手札0→1)
(来た! これなら、このピンチも乗り越えられる!)
「僕は手札から、魔法カード『英雄騎士の兵力増強』を発動! 自分の墓地から、『ロードナイト』モンスターを3体選んでデッキに戻した後、2枚ドローする。しかし、このカードの発動時、手札が0枚だった時、デッキから3枚ドローできる!」(遊太手札0→3)(遊太墓地7→4→5)
「リバースカード、オープン! 罠カード『英雄騎士の魂』! 自分の墓地から、『ロードナイト』1体を特殊召喚する! 僕は、墓地からネクロを特殊召喚する! そして、ネクロのモンスター効果発動! 自分の墓地から『英雄騎士』魔法カード1枚を、手札に加える。僕は墓地より、『英雄騎士交代』を手札に加える」(遊太手札3→4)(遊太墓地5→4)
「さあ行くよ! 僕は手札から、速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 僕はフィールドのフレインをリリースして、同じ炎属性の『イクスロードナイト・デュナス』を攻撃表示で特殊召喚!」(遊太手札4→3)(遊太墓地4→6)
「な、なんか……ヤバ気な雰囲気じゃん?」
「デュナスのモンスター効果、発動! ライフを1000支払うことによって、フィールドのモンスターを全て破壊する!」(遊太ライフ5500→4500)
「ほ、ほらやっぱり~!」
デュナスが放った火球によって、フィールドの全てのモンスターが破壊されてしまう。知多のモンスターはおろか、遊太のモンスターまで。(遊太墓地6→7)(知多墓地9→10)
「そして、この効果でモンスターが破壊された時、破壊したモンスターの中で、一番攻撃力が高いモンスターの攻撃力分のダメージを、君に与える! 破壊した中で、一番攻撃力が高かったのは『ウィンドスター・ドラゴン』の2500! よって、2500のダメージを君に与える!」
「うむむむ……やっぱりこうなるじゃん?」(知多ライフ7000→4500)
「そして、永続魔法『英雄騎士の連合軍』の効果、『ロードナイト』が破壊された時、デッキから『ロードナイト』を特殊召喚する! 僕はデッキより、『ロードナイト・ビット』を特殊召喚する! そして、フレインは破壊された時、相手に1000ダメージを与えられる!」
「ぐっ」(知多ライフ4500→3500)
「更に、速攻魔法『英雄騎士交代』を発動! 自分フィールドの『イクスロードナイト』を1体エクストラデッキに戻した後、新たな『イクスロードナイト』を『英雄騎士への覚醒』の効果扱いとして、特殊召喚する! デュナスは効果を使ったターン、直接攻撃できない。だけど、交代すれば、直接攻撃できる! 僕はデュナスをエクストラデッキに戻して、『イクスロードナイト・アポロ』を特殊召喚する!」(遊太手札3→2)(遊太墓地7→8)
「そして、アポロのモンスター効果発動! ライフを2000まで支払うことによって、その分だけ、相手ターンまで攻撃力を上げる! 僕は1000ライフを支払って、攻撃力を1000アップさせる! 行くよ、アポロで知多君に、ダイレクトアタック! マグヒート・ブレイジング!」(遊太ライフ4500→3500)
「流石に、もうダメージは受けられないじゃ~ん! 罠カード発動! 『ガード・ブロック』! 戦闘ダメージを0にして、1枚ドローするじゃん!」(知多手札1→2)(知多墓地10→11)
「流石に、そう簡単には決めさせてくれないか……僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド」(遊太手札2→1)

遊太

ライフポイント3500
手札枚数1枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・アポロ』(攻撃表示・攻撃力3500・レベル8・地属性)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
『聖なるバリアーミラーフォースー』
発動しているカード1枚
『英雄騎士の連合軍』(永続魔法)
墓地の枚数8枚
除外されているカード0枚


7・知多のターン

「オレのターン、ドロー!」(知多手札2→3)
(……よくよく考えてみたらオレ、遊太の奴にはちょっと嫉妬しているじゃん? デュエル歴はオレの方が圧倒的に長いのに、アイツの方がタクティクスも引きも良い。……先輩なオレが、全く敵わないと思っているし、実はちょっと羨ましいなあって思っているじゃん……)
(けれど、オレはそんな遊太が好きで、ちょっぴり憧れているじゃん? あんなものを持っていながら、全然自慢なんかしたりしないし、逆にデュエルを思いっきり楽しむ姿に、オレは憧れている。良い奴じゃん、楽しい奴じゃん!)
(だから……オレは勝ちたい! 勝ちたいじゃん! 絶対に!)
「オレは手札から、魔法カード『竜の交感』を発動! 手札のドラゴン族モンスターを相手に見せることで、デッキから同じレベルのドラゴン族モンスターを1体手札に加える! その後、デッキに最初に見せたモンスターを戻す! オレは手札の『ガード・オブ・フレムベル』を見せて、同じレベルの『ファイアスター・ドラッド』を手札に加える。そして、『ガード・オブ・フレムベル』をデッキに戻す」(知多手札3→2)(知多墓地11→12)
「オレは手札から、レベル1チューナーモンスター『ファイアスター・ドラッド』を、攻撃表示で召喚! そして、モンスター効果発動。ドラッドは召喚された時、墓地からレベル4以下の炎属性モンスターを、効果を無効にして特殊召喚できる! オレはレベル3の『ファイアスター・ドライド』を、墓地から特殊召喚!」(知多手札2→1)(知多墓地12→11)
「更に、炎属性モンスターが場にいることによって、手札から『ファイアスター・ドレッド』を特殊召喚できる!」(知多手札1→0)
(また、シンクロ召喚をする気なのか。だけど、今度は炎属性……まさか!)
「オレはレベル3のドライドと、レベル3のドレッドに、レベル1のドラッドをチューニング! シンクロ召喚! 現れろ、レベル7『ファイアスター・ドラゴン』!」(知多墓地11→14)
シンクロ召喚によって現れた、マグマの体と炎のような翼を持つドラゴン! 攻撃力は2500と、『ウィンドスター・ドラゴン』と同じだ。
「ファイアスターはシンクロ召喚に成功した時、相手のカード1枚を破壊できる。更に、シンクロ素材としたモンスターが全て炎属性だった時、シンクロ素材にしたチューナー以外のモンスターの数だけ、追加で相手カードを破壊できる! そして、破壊したカードの種類によって、追加効果を生み出す! オレは遊太、お前のフィールドのカード3枚全てを破壊する!」
「……くっ!」(遊太墓地8→11)
「モンスターを破壊した時、そのモンスターの元々の攻撃力分ダメージを相手に与え、魔法を破壊した時、ファイアスターが戦闘で破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える効果を得る。罠を破壊した時は、ファイアスターが効果で破壊された時に、ファイアスターの攻撃力相手にダメージを与える!」
「な、なんて効果を……!」
「行け! ファイアスターで、アポロ、永続魔法、伏せカードを破壊じゃん!」
『ファイアスター・ドラゴン』の効果によって、遊太のフィールドのカードは全て破壊されてしまう。アポロ、永続魔法、伏せカードのミラーフォース。それにより、モンスターの攻撃力分のダメージが襲い掛かる! 
「くっ……」(遊太ライフ3500→1000)
「そして、ファイアスターでダイレクトアタック! ブレイズ・シュート!」
マグマのようなレーザーが発射され、遊太に直接攻撃が加えられる! これを喰らえば、遊太のライフは0になってしまう! 
遊太は。
「手札から、モンスター効果発動! 『ロードナイト・ビート』! モンスターの攻撃によって戦闘ダメージを受ける時、手札からこのモンスターを捨てることによって、自分が受ける戦闘ダメージを0にする!」(遊太手札1→2)(遊太墓地11→12)
「あちゃ~、良いカードを潰せたと思っていたら、それで防ぐのかあ……手札も0になっちゃったし……。ま、オレはこれでターンエンドじゃん? さあ遊太、この状況をどうやって覆すのか、やってみろって感じじゃん? どうするじゃん?」
「……へ~面白いね、知多君。やってみろってその感じ、良い、凄く良い。やってみたくなるじゃあないか! この状況を覆すのを!」
「さあ、オレは改めてターンエンドじゃん!? さあさあさあ! やってみろじゃん!」

知多

ライフポイント3500
手札枚数0枚
モンスター1体
『ファイアスター・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・レベル7・炎属性)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数14枚
除外されているカード0枚


先程の会話を、聞こえてはいないにしても見ていた遊太の両親。それと、隣にいる菊姫と真薄。
「なんか、さっきの会話をしていた限りじゃ……さっきの遊太、なんか楽しそうだったな。デュエルに関してはさっぱりな自分だが、アレを見る限り、遊太にとってデュエルとは、とても楽しいものだというのがわかるなあ」
「ええ、それに……相手の知多君もなんか、同じような表情だったわ、凄く楽しそう」
「遊太の奴、アタシとデュエルしたその日からデュエルに夢中なんだ。デュエルは楽しいものだと、そう認識しているからさ」
「なんでか知らないけど……遊太君とデュエルすると、皆変わるような気がするんです、楽しくなるんです」
「そうなのか……なんか、遊太にとってデュエルとは、それ程のものなのかもしれないな……」
「さあ、遊太がどうするのか、これから見ようか」


8・遊太のターン

「僕の、ターン! ドロー!」(遊太手札0→1)
「……よし、行けるぞ。このカード……行けるぞ!」
「行くよ、知多君! 僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を、発動! 自分・相手の墓地からモンスターカードを1体特殊召喚する!」
「なにっ!? ここでそんな有能なカード引いちゃうのかじゃん?」
「僕が墓地から特殊召喚するのは……『ファイアスター・ドラゴン』によって破壊された、『イクスロードナイト・アポロ』!」
「……そのモンスターの今の攻撃力じゃ、オレのファイアスターの相打ちにしかならないじゃん?」
「うん。一応アポロはライフを2000まで支払うことで、攻撃力をあげられるんだけど……次のターン、除去や攻撃を喰らったら、その場で負けちゃう。決めるなら……ここだね! 行くよ! 『イクスロードナイト・アポロ』で、『ファイアスター・ドラゴン』を攻撃!」
「そのままだと、相打ち……一体何をしてくるじゃん!?」
「これをするのさ! 罠カード、発動! 『魂の一撃』! 自分ライフポイントが4000以下の時、僕のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、ライフを半分支払って発動! アポロの攻撃力を、相手エンドフェイズまで、ライフポイントが4000を下回っている分だけ、アポロの攻撃力を上げる!」(遊太ライフ1000→500)
「ライフが4000より下回っている分……ライフを半分支払ったから、遊太のライフは500……!」
「攻撃力は、3500ポイントアップする! アポロとファイアスターの攻撃力は互角! 3500の戦闘ダメージが、君に与えられる!」
「という、ことは……オレのライフは……!」
「君のライフを、丁度0に出来る! 行け、アポロ! ソウルエナジー・アタック!」
遊太のライフを受け継いだ、アポロのパンチがファイアスターを、一撃で粉砕する! そして、3500のダメージが、知多に加わったのであった……。
「オレの……負けじゃん……」(知多ライフ3500→0)
「知多選手、ライフ0! このデュエル、遊太選手の勝利となります!」
「んん~っ! よっしゃー!」


遊太が勝利したのを見て、遊太の父幸市と母幸子は歓喜の声を上げるのであった。
「やったぞ、見たか! 遊太が勝ったぞ!」
「ええ、本当に、何が起こっているかわからなかったけれど……遊太が勝ったのね!」
「ああ、何をやっているのかわからなかったが、熱い戦いだったな! おーい、遊太ー! お父さん見ていたぞー!」
「お父さん、やめてください! あんまり目立つようなことをしたら、遊太が恥ずかしくなるじゃあないですか!」
「おやおや……結構な親バカじゃねえか、遊太のお父さんはよお」
「ははは……」
観客席から乗り出して騒ぐ幸市を、必死で抑える幸子。それを見て、菊姫達は生暖かい眼で見つめるのであった。
そして、リングからそれを見ていた遊太はというと。
「ははは……知多君の言っていた通り、本当にお父さんお母さんが来ていたのか……」
「見る限り、随分遊太のこと可愛がっているみたいじゃん? そんなことより、遊太! 今回のデュエルは、凄く楽しかったじゃん! 前々から、こういった所でデュエルしたかったなあとは思っていたけれど、やっぱり遊太とデュエルすると楽しいじゃん! オレ、こういうデュエルがしたかったじゃん!」
「そう言われて……悪い気はしないね」
「んじゃ、オレは一回戦で負けちゃったけど、二回戦以降頑張れじゃん。二回戦は恐らく……真薄が来ると思うから、覚悟しておけじゃん? ほいじゃ、オレは観客席に戻るじゃん」
知多はそう言って、観客席に戻って行った。遊太も、自分の場所へと戻って行く。
「さて……次も頑張ろうっと!」
そして、遊太の両親と、菊姫真薄以外で知多と遊太のデュエルを見ていた人物が一人いた。それは、遊太とこの大会で約束をしていた、ロベルト・フランシスである。
「第一関門、突破だね。さて、第二関門、第三関門と続くけど、最終的に『良いデュエル』は、遊太君に出来るかな? できると思うかい? アストログラフ……」


第十八話。終わり。
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127 プロローグ「出会いは突然に」 1894 3 2018-01-27 -
176 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 1533 1 2018-01-28 -
101 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 1411 3 2018-01-30 -
147 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 1230 1 2018-02-05 -
83 第四話「大会にて」 1021 1 2018-02-11 -
136 第五話「カリンとカードの精霊の話」 1139 1 2018-02-14 -
124 第六話「戦いの幕開け」 1044 1 2018-02-18 -
220 第七話「大鴉の特訓」 1136 1 2018-02-22 -
89 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 1001 0 2018-02-25 -
183 第九話「儀式降臨のサフィラ」 1058 0 2018-03-02 -
96 第十話「驚きの予選会」 1163 1 2018-03-05 -
84 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 1196 2 2018-03-10 -
94 第十二話「プラクサス大会スタート!」 1062 0 2018-03-13 -
156 第十三話「恐怖のロックバーン」 1159 2 2018-03-17 -
174 第十四話「カリンとサフィラ」 1028 0 2018-03-24 -
154 第十五話「アキラ君の思い」 1182 2 2018-03-29 -
76 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 970 2 2018-04-03 -
86 第十七話「本戦開始!」 963 0 2018-04-06 -
143 第十八話「知多と遊太」 980 0 2018-04-13 -
142 第十九話「僕のヒーロー」 1074 0 2018-04-17 -
148 第二十話「僕のヒーローは」 1044 0 2018-04-21 -
151 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 1133 2 2018-04-25 -
134 第二十二話「菊姫の切り札」 978 2 2018-04-29 -
107 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 999 2 2018-05-09 -
145 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 1026 0 2018-05-12 -
88 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 1047 2 2018-05-16 -
144 第二十六話「決着、そして……!」 1056 2 2018-05-18 -
82 第二十七話「ロードナイトの話」 1027 0 2018-05-26 -
99 第二十八話「カリンと遊太」 1008 2 2018-05-28 -
97 第二十九話「日傘の女の子」 951 0 2018-06-07 -
161 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 991 0 2018-06-11 -
130 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 986 0 2018-06-23 -
109 第三十二話「侵略の一手」 834 0 2018-06-24 -
168 第三十三話「帝国への招待状」 1086 0 2018-07-03 -
130 第三十四話「いざ、帝国へ!」 974 0 2018-07-12 -
236 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 1423 2 2018-07-14 -
133 第三十五話「GAME START」 943 0 2018-07-22 -
84 決闘者の帝国における、特殊ルール 918 2 2018-07-22 -
169 第三十六話「まずは一つ」 1058 0 2018-07-29 -
97 第三十七話「菊姫とアキラ」 1002 0 2018-08-05 -
99 第三十八話「実力勝負!」 941 0 2018-08-12 -
138 第三十九話「エンジョイデュエル!」 1045 0 2018-08-23 -
90 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 856 0 2018-09-07 -
80 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 927 0 2018-09-15 -
116 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー 936 0 2018-09-29 -
87 第四十三話「侵攻するワーム」 999 0 2018-10-06 -
132 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 955 2 2018-10-14 -
213 第四十五話「血の刻印」 1145 2 2018-10-27 -
71 第四十六話「二つの竜」 837 2 2018-11-08 -
170 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 1019 2 2018-11-19 -
137 第四十八話「思わぬ敵」 970 2 2018-12-02 -
101 第四十九話「救いと絶望」 946 0 2018-12-09 -
149 第五十話「ロベルトを救う者」 988 0 2018-12-17 -
134 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 995 0 2019-01-17 -
101 作者よりお知らせ 826 0 2019-01-27 -
83 第五十二話「突き抜ける意志」 781 0 2019-02-05 -
99 第五十三話「神帝現る」 948 0 2019-02-12 -
95 第五十四話「帝国の終焉」 852 0 2019-02-22 -
115 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 1024 0 2019-03-07 -
143 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 891 0 2019-03-14 -
89 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 909 0 2019-03-22 -
82 第五十五話「休息の時」 803 0 2019-04-07 -
78 第五十六話「彼女との再会」 744 0 2019-04-20 -
102 第五十七話「マダムの危ない罠」 764 0 2019-05-01 -
69 第五十八話「ストアブレーカー」 790 0 2019-05-19 -
73 第五十九話「闇のカード」 837 0 2019-06-04 -
111 第六十話「変わり始める生活」 791 0 2019-07-18 -
69 第六十一話「ユイのデュエル」 723 0 2019-08-04 -
76 作者よりお知らせ2 733 0 2019-08-11 -
93 第六十二話「プラクサスの怪人」 726 0 2019-09-11 -
69 お詫びとお知らせ 493 0 2020-02-19 -
147 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 778 0 2020-02-19 -
83 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 844 0 2020-02-22 -
90 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 784 0 2020-03-22 -
70 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 672 0 2020-04-18 -
91 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット 696 0 2020-05-09 -
87 第六十七話「堕ちたヒーロー」 719 0 2020-05-23 -
78 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 852 0 2020-05-30 -
97 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 758 0 2020-06-12 -
64 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 729 0 2020-06-14 -
62 第七十一話「デートじゃん!」 675 0 2020-06-27 -
76 第七十二話「不死者は少年を好く」 775 0 2020-06-28 -
64 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 671 0 2020-07-07 -
76 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 637 0 2020-07-13 -
78 遊戯王EXS キャラ紹介その2 751 0 2020-07-13 -
73 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 606 0 2020-07-26 -
88 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 682 0 2020-08-06 -
63 第七十六話「不死と再生、イモータル」 667 0 2020-08-15 -
63 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 600 0 2020-08-30 -
74 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 683 0 2020-09-13 -
72 第七十九話「燃えろ遊太!」 641 0 2020-09-27 -
119 作者よりお知らせ3 625 0 2020-10-02 -
68 第八十話「燃えるデュエル!」 623 0 2020-10-18 -
73 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 705 0 2020-11-05 -
67 第八十一話「高き壁」 664 0 2020-11-22 -
76 第八十二話「強き者」 746 0 2020-12-05 -
58 第八十三話「エキシビションマッチ」 679 0 2021-01-01 -
77 第八十四話「二次予選開始!」 736 0 2021-01-11 -
58 第八十五話「タッグメイクデュエル」 521 0 2021-02-20 -
65 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 480 0 2021-04-04 -
69 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 434 0 2021-04-25 -
70 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 588 0 2021-05-04 -
53 第八十九話「チーム結成!」 502 0 2021-05-08 -
61 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 452 0 2021-06-02 -
60 第九十一話「超弩級のパワー」 583 0 2021-06-12 -
77 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 455 0 2021-07-08 -
68 第九十三話「雷と未来」 426 0 2021-07-18 -
65 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 644 0 2021-09-04 -
58 作者からお知らせ4 461 0 2021-09-17 -
74 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 552 2 2021-10-17 -
59 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 486 0 2021-12-18 -
64 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 466 0 2022-01-04 -
69 第九十七話『最終予選3 約束のために』 563 0 2022-01-10 -
61 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 669 0 2022-02-01 -
53 第九十九話「異変」 515 0 2022-02-27 -
72 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 412 0 2022-04-09 -
74 第百一話「プロの実力」 424 0 2022-05-07 -
62 第百二話「デストーイ・デコレーション」 514 0 2022-06-04 -
45 第百三話「アマゾネスの首領」 374 0 2022-07-10 -
41 第百四話「プロ辞めます!」 461 0 2022-08-28 -
39 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 338 0 2022-10-16 -
48 第百六話「鉄屑と星屑」 554 0 2022-11-27 -

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