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第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 作:イクス
第四十四話「ヒーロー覚醒!?」
遊太の思いもむなしく、プレイヤーキラーと出会ってしまった真薄。それにより、闇のデュエルによるダメージを受けてしまった。しかも、たった今敗北寸前。
はたして、ここから真薄はどうなってしまうのか!?
・シャインスパークエリア
6・ヴァイパーのターン
ライトヴァイパーの『ワーム』による猛攻を受けて、ライフをあっという間に減らされてしまった真薄。それを受けて、蛇の噛み傷のような傷を多数つけられてしまった……。
その痛々しい傷を見て、見ている絶斗は……。
「なんてこった……こんなこと、本当にデュエルなのか!?」
「き、君はやらなくてよかったね……こんなデュエル、君がやったら……大変なことになります……ね」
「いや、誰がやったって同じだろう! こんなデュエル……普通じゃねえ!」
「そう、普通じゃないんだよ!」
絶斗の後ろには、遊太とカリンがいつの間にか来ていた。しかも、かなり急いで走って来たようだった。
「ああ……遅かった……! 真薄君、今すぐ逃げて!」
遊太のその呼びかけに対し、ライトヴァイパーはあざ笑う。
「ハハハ! このデュエルは奴が引き受けた以上、もう引き返すことは出来ない! このデュエルはもう、私の手の中にある! さあ、デュエルを続けるわよ、少年君。アタシは、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(ヴァイパー手札4→3)
ヴァイパー
ライフポイント6800
手札枚数3枚
モンスター3体
『ワーム・キング』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ワーム・クィーン』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ワーム・ゼットソー』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚
7・真薄のターン
「僕の、ターン……ドロー、です!」(真薄手札1→2)
「真薄君!」
「遊太君、君の言いたいことはわかります。けれど、1度受けたデュエルは、やり切るしかないんです……!」
「真薄君……!」
「魔法カード、『貪欲な壺』を……発動。墓地から、モンスター5体を選択して、デッキに戻す。そして、シャッフルした後、2枚ドローできます! 僕は、ストーン・アズマス・グレイ・マット・ダイヤをデッキに戻して、2枚、ドロー……!」(真薄手札1→3)(真薄墓地11→6→7)
「そして僕は、手札より装備魔法『再融合』を発動します。コストとして800ポイントライフを支払うことで、墓地から融合モンスターを特殊召喚できます。先程墓地へ送ったキャノンボルトを、特殊召喚します!」(真薄ライフ1600→800)(真薄手札3→2)(真薄墓地7→6)
先程『神秘の中華鍋』でリリースした、ずんぐりむっくりで腕も足も太い、胴体に顔があるエイリアンが現れる。攻撃力は、2700。
「へえ、さっきリリースしたモンスターをまた召喚するのね。でも、それじゃあ勝てないわよ」
「だったらこうします。リバースカード、オープン! 罠カード『メタル化・魔法反射装甲』を発動! このカードは、モンスター1体の装備カードとなり、攻守300アップのものとなります。そして、バトルフェイズに入ります!」(キャノンボルト攻撃力2700→3000 守備力3000→3300)
「おやおや、何だっていうの? それじゃあただやられるだけじゃあない」
「ご忠告ありがとうございます、ですけどキャノンボルトは、戦闘を行う時、フォームチェンジします!」
キャノンボルトは、バトルフェイズ開始時に体を丸める。すると、巨大なボールとなる。メタル化も相まって、鉄球のように威力は十分そうだった。
「キャノンボルトで、『ワーム・キング』を攻撃! キャノンボール・アタック! そして、メタル化の効果発動! 攻撃対象としたモンスターの攻撃力の半分を、攻撃値として加えます! キングの攻撃力は3200! よって1600の攻撃力を加えます!」(キャノンボルト攻撃力3000→4600)
メタル化したキャノンボルトが、ボール状のまま敵に突撃する!
「な、何!? だけど、直線的な攻撃が仇になったわね! 罠カード発動! 『砂塵のバリアーダスト・フォース』! 攻撃宣言したモンスターを、全て裏守備表示に変更し――」
「キャノンボルトの効果、バトルフェイズの間、キャノンボルトは戦闘では破壊されず、相手の効果を受け付けません!」
「な、何っ!?」
キャノンボルトの攻撃が、キングに命中する! キングは破壊され、大ダメージを受ける。
「ぐっ……!」(ヴァイパーライフ6800→5400)(ヴァイパー墓地11→12)
「更に、キャノンボルトは相手モンスター全てに攻撃できます! クィーンへ攻撃! キャノンボール・アタック! そして、メタル化の効果により、クィーンの攻撃力の半分をキャノンボルトに加えます!」(キャノンボルト攻撃力3000→4600)
「グアァッ!」(ヴァイパーライフ5400→4000)(ヴァイパー墓地12→13)
「そして、再びキャノンボルトでゼットソーに攻撃!」(キャノンボルト3000→4500)
「ギャアアアッ!」(ヴァイパーライフ4000→2500)(ヴァイパー墓地13→14)
「そして、カードを1枚セットしてターンエンド……さあ、これで逆転です!」(真薄手札2→1)
「だからと言って、舐めるんじゃねえ! 破壊されたエンドフェイズ、ゼットソーはデッキから『ワーム』を攻撃表示か裏守備表示で特殊召喚できる! デッキから『ワーム・ヴィクトリー』を裏守備表示で特殊召喚する!」
「ただでは、やられないですか……」
真薄
ライフポイント800
手札枚数0枚
モンスター1体
『C・HERO キャノンボルト』(攻撃表示・攻撃力3000・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード2枚
『再融合』(装備魔法)
『メタル化・魔法反射装甲』(通常罠・装備カード)
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
真薄のこの逆転劇を見て、見ていた絶斗は喜ぶ。
「やったぜ……! これなら、何とかなるかもしれねえ!」
だが、妙に浮かばれない表情をする遊太とカリン。
「しかし、あのモンスター……」
「只者じゃあないな……!」
8・ヴァイパーのターン
「アタシのターン、ドロー!」(ヴァイパー手札3→4)
「残念ながら、デュエルはここまでだよ! アタシはヴィクトリーを反転召喚! そして、リバース効果発動! 『ワーム』と名の付いた爬虫類族モンスター以外のフィールドのモンスターを全て破壊する! そのキャノンなんとかが耐性を持つのは、あくまでバトルフェイズ! 今は何にも耐性は無い! さらに、コイツは墓地の『ワーム』の数だけ攻撃力を500ポイントアップさせる! 今アタシの墓地にいるのは、クィーン3体、キング・ゼクス・ヤガン・アポカリプス・リンクス1体ずつ、よって、攻撃力は4000ポイントとなる! これでアンタのモンスターは0に! さらにシャインスパークの効果で攻撃力は500アップの4500だ!」
「リバースカード、オープン! 罠カード『コスモ・チェンジ』! フィールドの『C・HERO』融合モンスター1体をリリースして、違う属性を持つ『C・HERO』の融合モンスターを融合召喚します! キャノンボルトをリリースして、エクストラデッキのダイヤモンドヘッドを、守備表示で融合召喚します!」(真薄墓地6→10)
リリースによって現れたのは、再びダイヤの体を持つエイリアン! 守備力は3500だが、光属性なためシャインスパークの効果を受けて守備力は4000となる!
「ダイヤモンドヘッドは、戦闘・効果では破壊されません! これで、ヴィクトリーの効果は適用されず、戦闘でダメージを与えることも出来ません!」
「ぬぐぐぐ……! アタシはリバースカードを2枚セットして、ターンエンド……!」(ヴァイパー手札4→2)
(次のターン、目にもの見せてやる……!)
ヴァイパー
ライフポイント2500
手札枚数2枚
モンスター1体
『ワーム・ヴィクトリー』(攻撃表示・攻撃力4500・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数14枚
除外されているカード0枚
9・真薄のターン
「僕のターン、ドローです!」(真薄手札1→2)
「魔法カード『コスモ・リボーン』を発動! 自分の墓地から『C・HERO』モンスター1体を特殊召喚します! 僕は、墓地に存在するキャノンボルトを守備表示で特殊召喚します! そして、ダイヤモンドヘッドを攻撃表示に変更します!」
「バトルフェイズ! 僕は攻撃表示のダイヤモンドヘッドで、攻撃! ダイヤモンドヘッドは、攻撃を無効にすることで表示形式に応じた差分のダメージを相手に与えます! 攻撃表示なら、ダイヤモンドヘッドの攻撃力と相手攻撃力の差分だけ! ダイヤモンドヘッドの攻撃力は、シャインスパークの効果を受けて2500にアップしています! よって、ヴィクトリーの攻撃力4500の差分、2000ポイントのダメージを受けてもらいます!」
「ぐぬぬぬ……!」(ヴァイパーライフ2500→500)
ヴァイパーのライフも、もはや風前の灯。これを受けて、絶斗も。
「やれる! やれるぞこれは!」
と、エールを送るが。
「いい気になるんじゃないよ! この頓珍漢野郎! アタシは罠カード『死魂融合』を発動! 墓地から任意のモンスターを裏側除外することで、このターンの攻撃を封じる代わりに、融合召喚できる! アタシは『ワーム』モンスター7体を除外することで、融合召喚! 天より降りたる侵略者よ! 今こそ混沌の渦に飲まれ星をも喰らう存在となれ! レベル10『ワーム・ゼロ』!」(ヴァイパー墓地14→7→8)(ヴァイパー除外0→7)
「何っ!?」
ぐちゃぐちゃのワームが一斉に混ざり合ったことにより、現れたのは巨大な球体。そして、そこから垂れ落ちているドロリとした何かが、フィールドに落ちている。
「なんですか……このモンスターは……!」
「『ワーム』の、親玉さ。ゼロの攻撃力は、融合素材とした『ワーム』の数×500となる。これにより、攻撃力は3500となる! さらにシャインスパークの効果を得て4000となる」
「攻撃力4000が、2体!?」
「更に罠カード発動! 『リレベル・パワー』! フィールドのモンスター1体を対象として、このカードを装備する。そのモンスターの攻撃力は、装備したモンスターのレベル×500ポイントアップする! ゼロのレベルは10。よって5000ポイントアップする!」
「な……に……! 攻撃力、9000!?」
「さあ、ここからどうするっていうの!?」
「僕は、カードを1枚セットして、ターンエンド……!」(真薄手札2→1)
真薄
ライフポイント800
手札枚数1枚
モンスター2体
『C・HERO ダイヤモンドヘッド』(攻撃表示・攻撃力2500・光属性・レベル8)
『C・HERO キャノンボルト』(守備表示・守備力3000・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数10枚
除外されているカード0枚
一気に攻撃力9000となったモンスターを召喚されてしまった真薄。それと同時に、遊太達は。
「マズイね、カリンちゃん。これは……!」
「ええ、非常にマズイです。あのモンスターの攻撃力……そして効果、これは……!」
「オイ、お前ら何が起こっているっていうんだ? あのププレイヤーキラーは、なんだっていうんだ?」
「今は……話してもわからないでしょう。このデュエルが終わったら、話します」
「お、おう……わかった」
「でも……カリンちゃん。このままじゃ……!」
「ええ、きっとこのままでは……!」
10・ヴァイパーのターン
「アタシのターン、ドロー!」(ヴァイパー手札2→3)
「融合素材を6種類以上使ったゼロの効果発動! デッキから1枚ドローする」(ヴァイパー手札3→4)
「そして、手札より魔法カード『月の書』を発動! フィールドのモンスターを裏守備にする。アタシが裏守備にするのは、ヴィクトリー! さらに、手札から魔法カード『太陽の書』を発動! これにより、ヴィクトリーを表攻撃表示に変更し、リバース効果発動! 『ワーム』と名の付いた爬虫類族以外の表側表示モンスターを、全て破壊!」(ヴァイパー手札4→2)(ヴァイパー墓地8→10)
「ぐっ……キャノンボルトが……! でも、ダイヤモンドヘッドは破壊されません!」(真薄墓地10→11)
「ソイツはもう攻略済みさ! ゼロの融合素材としたモンスターが4種類以上の時、墓地から爬虫類族モンスター1体を除外し、フィールドのモンスター1体を墓地へ送る! クィーンを除外し、ダイヤモンドヘッドを墓地へ送る!」(ヴァイパー墓地8→7)(ヴァイパー除外7→8)
「なにっ!?」
ゼロから垂れたドロドロした何かが、ダイヤモンドヘッドを溶かしてしまう。
「くっ……!」(真薄墓地11→12)
「さあ、これでアンタを守るモンスターはもういない。コイツで終わりだよ! バトルフェイズ! 攻撃力9000となっている『ワーム・ゼロ』で、ダイレクトアタック! ワーム・インヴェンション・ゼロ!」
巨大な球体より発射された光線が真薄を襲う! この攻撃を受ければ、たちまちの内にライフはおろか、闇のデュエルのダメージで……!
「真薄君!」
「ま、真薄ー!」
それに対し、真薄は。
「罠カード発動! 『カウンター・ゲート』! 直接攻撃を無効にして、バトルフェイズを終了させます! さらに、カードを1枚ドローして、それがモンスターカードだったなら、召喚することができます! ドロー!」(真薄手札1→2)(真薄墓地12→13)
この土壇場でドローした真薄だったが、よりにもよってドローしたカードは……。
(こ、ここでグレイ? 『融合』をサーチできるけど、それじゃあどうしようもない!)
「ぐぬぬぬ……! 上手く躱したようだけど、次は無いよ! アタシはカードを2枚セットして、ターンエンドだよ!」(ヴァイパー手札2→0)
(フフフ……この伏せカードは恐ろしい伏せカード……! このカードで最終的に……! キキキッ!)
ヴァイパー
ライフポイント500
手札枚数0枚
モンスター2体
『ワーム・ゼロ』(攻撃表示・攻撃力9000・光属性・レベル10)
『ワーム・ヴィクトリー』(攻撃表示・攻撃力500・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数8枚
除外されているカード8枚
11・真薄のターン
「僕のターン、ドロー……」(真薄手札2→3)
(……よ、よし……! これなら、まだなんとか……!)
「魔法カード『HEROの遺産』を発動。墓地に存在するHEROを融合素材とする融合モンスター2体をエクストラに戻し、3枚ドローします!」(真薄手札2→5)(真薄墓地13→11→12)
ドローしたカードを見てみる真薄。確かに手札は潤っているが、どうにもならない一手足りない。そんな内容だった。
グレイ・ヒート・『融合』と罠カード1枚と魔法カード1枚。どうすれば良いのか。これから考えなければならなかった。
それを見ていたカリンは、遊太に語り掛ける。
「遊太君」
「えっ、何だい?」
「今、この状況を打開するには、真薄君には一手足りません。それを打開するために……」
「打開するために?」
「まだ見た事のない、私達の仲間となる存在に呼びかけます」
「それは一体どういうことだい?」
「今までよく会っていなかったからわからなかったのですが……何かを感じるんです。真薄君の中から。それはひょっとしたら、私達と共に戦ってくれるような、そんな予感がするのです。ですから……サフィラと共にその何かを呼びおこします」
「できるの?」
「それは……真薄君次第かもしれませんが、やってみます」
カリンは、突如目を閉じて手を合わせる。後ろには、半透明のサフィラが見える。
(まだ見た事のない貴方の中に眠る心よ……どうか、私達の呼びかけに応えてください!)
その心が通じたのか、真薄は突如。
(な、なんだ……? この胸のうずきは……! 何かが、僕の中から出ようとするような……その感じが……! うっ!)
真薄は自分の中から、何かが出たような感覚する。すると。
「やれやれ、なんとか生きながらえていたは良いけど、まさかこんな形で復活するとはねえ、この子のカードに着いたのは結果的に良かったってことかな」
「えっ、誰……?」
「あ~、ゴメンゴメン、今から出るから」
真薄のディスクに入っている、エクストラのカードの間から、何かが出てくる。それは、小さいグレイ型エイリアンのようなモンスターだった。サイズは、10センチくらいか。
「な、何!? グレイマターが、ソリッドビジョンも実体化!?」
「僕、ソリッドビジョンじゃあないよ。ちょっとした異世界人さ」
「異世界人!?」
真薄と会話をするソレを見て、ライトヴァイパーは。
「グアアアッ!? 貴様、私の捕獲対象としている、精霊界のモンスターが封じられているカードを持った人間か!? ありがたいねえ……!」
「あちゃあ、僕みたいな奴を狙う奴がこの世界にもいたのか、2回も死にかけてまだ狙われるなんて、ついてないなあ僕も」
「あの、君は一体……誰なの?」
「僕かい? 僕はグレイマター。君の知っている奴は違うけど、大体似たようなものさ。今は、デュエルに勝つことを考えようぜ。話はその後しようぜ」
「あ、はい。わかりました」
グレイマターは、ぴょんと真薄の肩に乗る。それを見て、カリンは。
「どうやら、吉と出たようですね。彼のカードにも、微かですがサフィラと同じ魂があったようですね」
「でも、大丈夫なの?」
「大丈夫でしょう。後は成り行きを見届けましょう!」
遊太はこれに納得したが、絶斗は。
(何を行っているのか、わからない……!)
そして、真薄の場。グレイマターが、真薄に語り掛ける。
「手札は湿潤。だが、巨大なあのモンスターを倒す為には使い切る気持ちでいかないといけない。さあどうする? ここで出すべきモンスターは誰だ?」
「うん、ここで出すべき僕のモンスターは……! 魔法カード『コスモ・フュージョン』を発動! 手札、フィールドから『C・HERO』モンスター1体と、デッキから同じ属性のモンスターを墓地へ送ることで、エクストラデッキから『C・HERO』融合モンスターを融合召喚できます! 僕は、手札からグレイを墓地へ送ることで、デッキから闇属性の『C・HERO シャドウ』を墓地へ送り、エクストラデッキから『C・HERO グレイマター』を融合召喚します!」(真薄手札5→3)(真薄墓地12→15)
真薄のフィールドに現れたのは、今現在真薄の右肩に乗っているような、小さいグレイ型エイリアン。守備力は1500だが、シャインスパークの効果で守備力は1000になってしまう。
「墓地へ送られたシャドウの効果を発動します。デッキから『C・HERO』1体を手札に加えます。僕は炎属性の『C・HERO ブラスト』を手札に加えます」(真薄手札3→4)
「そして、融合召喚の素材となったグレイは、墓地から『融合』を1枚手札に加えられます」(真薄手札4→5)(真薄墓地15→14)
「ちょっと危ないから、アタシもここで伏せカード発動! 速攻魔法『神秘の中華鍋』。アタシはこれで、ヴィクトリーをリリースして、守備力2500ポイント分ライフを回復!」(ヴァイパーライフ500→3000)(ヴァイパー墓地8→9)
「回復された……けれど、これで大丈夫なんだよね。グレイマター?」
「ああ、勝率は既に100%だ! 行け!」
「う、うん! 魔法カード『融合』を発動します! 手札のヒートとブラスト2体で、融合召喚を行います! 現れろ、レベル7『C・HERO ヒートブラスト』!」(真薄手札5→2)(真薄墓地14→17)
現れたのは、体が溶岩で出来ている人型のエイリアン。攻撃力は2500。
「そして、グレイマターの効果発動します! グレイマターは、手札・フィールドから『C・HERO』をリリースすることで、デッキ・墓地から『融合』・『フュージョン』カードを1枚手札に加えられます! 僕はデッキより、グレイマターをリリースして、速攻魔法『決闘融合ーバトル・フュージョン』を手札に加えます!」(真薄手札2→3)(真薄墓地17→18)
「そ、そのカードは……!」
「そうです、僕はヒートブラストの効果を発動して、墓地からクロマストーンを除外して、攻撃力を2700アップさせて、バトルフェイズ! 僕はヒートブラストで、ゼロに攻撃! そして、速攻魔法バトル・フュージョンを発動! このカードは、融合モンスターが戦闘を行う時、相手モンスターの攻撃力だけ僕の融合モンスターの攻撃力を上げます!」(ヒートブラスト攻撃力2500→5200→14200)(真薄手札3→2)(真薄墓地18→19)
「そうか、そのカードで一発逆転を測るつもりだったのだな! だが、残念ながらそうはいかん! 罠カード『光子化』を発動! 相手モンスターの攻撃を無効にして、攻撃対象モンスターの攻撃力だけ攻撃対象となった光属性モンスターの攻撃力を上げる! 残念だったな……!」
「それは、読めていました! 手札より、ライフ半分を支払って罠カード発動! カウンター罠『レッド・リブート』! 相手の罠カードの発動を封じて、もう一度セットする。相手はその後デッキから罠カードをセットできますが……! 代償として、相手は罠カードを発動することはできません!」
「な、何ーっ!?」(魔法の筒をセットしながら)
「行け、ヒートブラスト! 天より降る侵略者を、その手で打ち砕け! ヒートマグナム・アタック!」
ヒートブラストが、炎を纏って『ワーム・ゼロ』に特攻する! その一筋の炎は、ゼロを貫き、ワームの親玉を倒した!
「ぐあああっ!」(ヴァイパーライフ3000→0)
「やったー! 勝ー利!」
「よっしゃー!」
デュエルが終了し、ヴァイパーは体から光の粒が漏れだして消えそうになる。
「ぢぐじょーっ! いくらこの世界の精霊を集めるノルマを達成したとはいえ、このちっぽげなガギにこのアタシガァーッ! ギャアアアッ!」
断末魔を上げた後、ヴァイパーは光の粒となって消えてしまった。
「ま、こんなとこだよね」
その言葉をグレイマターが言った後、真薄は遊太とカリンに駆け寄る。
「あ、あのっ! 遊太君、カリンさん! 僕の、僕の肩に乗っているこのグレイマターは、一体……!」
「……カリンちゃん。全部話さないとダメみたいだね」
「ええ、理由を全部話しましょう。貴方の肩に乗っている、その精霊も……!」
そして、この様子を玉座から闇の王は眺めていた。
「2人目のプレイヤーキラーまでもが……! おのれ……奴らの実力、見誤っていたか……? プレイヤーキラーは後3人、その3人がノルマを果たせなければ……! この世界におけるノルマも達成できん……! さっさとしろ、プレイヤーキラー共!」
「いざとなったら奴を出せば良いが……!」
第四十四話。終わり。
遊太の思いもむなしく、プレイヤーキラーと出会ってしまった真薄。それにより、闇のデュエルによるダメージを受けてしまった。しかも、たった今敗北寸前。
はたして、ここから真薄はどうなってしまうのか!?
・シャインスパークエリア
6・ヴァイパーのターン
ライトヴァイパーの『ワーム』による猛攻を受けて、ライフをあっという間に減らされてしまった真薄。それを受けて、蛇の噛み傷のような傷を多数つけられてしまった……。
その痛々しい傷を見て、見ている絶斗は……。
「なんてこった……こんなこと、本当にデュエルなのか!?」
「き、君はやらなくてよかったね……こんなデュエル、君がやったら……大変なことになります……ね」
「いや、誰がやったって同じだろう! こんなデュエル……普通じゃねえ!」
「そう、普通じゃないんだよ!」
絶斗の後ろには、遊太とカリンがいつの間にか来ていた。しかも、かなり急いで走って来たようだった。
「ああ……遅かった……! 真薄君、今すぐ逃げて!」
遊太のその呼びかけに対し、ライトヴァイパーはあざ笑う。
「ハハハ! このデュエルは奴が引き受けた以上、もう引き返すことは出来ない! このデュエルはもう、私の手の中にある! さあ、デュエルを続けるわよ、少年君。アタシは、カードを1枚伏せて、ターンエンド」(ヴァイパー手札4→3)
ヴァイパー
ライフポイント6800
手札枚数3枚
モンスター3体
『ワーム・キング』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ワーム・クィーン』(攻撃表示・攻撃力3200・光属性・レベル8)
『ワーム・ゼットソー』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚
7・真薄のターン
「僕の、ターン……ドロー、です!」(真薄手札1→2)
「真薄君!」
「遊太君、君の言いたいことはわかります。けれど、1度受けたデュエルは、やり切るしかないんです……!」
「真薄君……!」
「魔法カード、『貪欲な壺』を……発動。墓地から、モンスター5体を選択して、デッキに戻す。そして、シャッフルした後、2枚ドローできます! 僕は、ストーン・アズマス・グレイ・マット・ダイヤをデッキに戻して、2枚、ドロー……!」(真薄手札1→3)(真薄墓地11→6→7)
「そして僕は、手札より装備魔法『再融合』を発動します。コストとして800ポイントライフを支払うことで、墓地から融合モンスターを特殊召喚できます。先程墓地へ送ったキャノンボルトを、特殊召喚します!」(真薄ライフ1600→800)(真薄手札3→2)(真薄墓地7→6)
先程『神秘の中華鍋』でリリースした、ずんぐりむっくりで腕も足も太い、胴体に顔があるエイリアンが現れる。攻撃力は、2700。
「へえ、さっきリリースしたモンスターをまた召喚するのね。でも、それじゃあ勝てないわよ」
「だったらこうします。リバースカード、オープン! 罠カード『メタル化・魔法反射装甲』を発動! このカードは、モンスター1体の装備カードとなり、攻守300アップのものとなります。そして、バトルフェイズに入ります!」(キャノンボルト攻撃力2700→3000 守備力3000→3300)
「おやおや、何だっていうの? それじゃあただやられるだけじゃあない」
「ご忠告ありがとうございます、ですけどキャノンボルトは、戦闘を行う時、フォームチェンジします!」
キャノンボルトは、バトルフェイズ開始時に体を丸める。すると、巨大なボールとなる。メタル化も相まって、鉄球のように威力は十分そうだった。
「キャノンボルトで、『ワーム・キング』を攻撃! キャノンボール・アタック! そして、メタル化の効果発動! 攻撃対象としたモンスターの攻撃力の半分を、攻撃値として加えます! キングの攻撃力は3200! よって1600の攻撃力を加えます!」(キャノンボルト攻撃力3000→4600)
メタル化したキャノンボルトが、ボール状のまま敵に突撃する!
「な、何!? だけど、直線的な攻撃が仇になったわね! 罠カード発動! 『砂塵のバリアーダスト・フォース』! 攻撃宣言したモンスターを、全て裏守備表示に変更し――」
「キャノンボルトの効果、バトルフェイズの間、キャノンボルトは戦闘では破壊されず、相手の効果を受け付けません!」
「な、何っ!?」
キャノンボルトの攻撃が、キングに命中する! キングは破壊され、大ダメージを受ける。
「ぐっ……!」(ヴァイパーライフ6800→5400)(ヴァイパー墓地11→12)
「更に、キャノンボルトは相手モンスター全てに攻撃できます! クィーンへ攻撃! キャノンボール・アタック! そして、メタル化の効果により、クィーンの攻撃力の半分をキャノンボルトに加えます!」(キャノンボルト攻撃力3000→4600)
「グアァッ!」(ヴァイパーライフ5400→4000)(ヴァイパー墓地12→13)
「そして、再びキャノンボルトでゼットソーに攻撃!」(キャノンボルト3000→4500)
「ギャアアアッ!」(ヴァイパーライフ4000→2500)(ヴァイパー墓地13→14)
「そして、カードを1枚セットしてターンエンド……さあ、これで逆転です!」(真薄手札2→1)
「だからと言って、舐めるんじゃねえ! 破壊されたエンドフェイズ、ゼットソーはデッキから『ワーム』を攻撃表示か裏守備表示で特殊召喚できる! デッキから『ワーム・ヴィクトリー』を裏守備表示で特殊召喚する!」
「ただでは、やられないですか……」
真薄
ライフポイント800
手札枚数0枚
モンスター1体
『C・HERO キャノンボルト』(攻撃表示・攻撃力3000・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード2枚
『再融合』(装備魔法)
『メタル化・魔法反射装甲』(通常罠・装備カード)
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
真薄のこの逆転劇を見て、見ていた絶斗は喜ぶ。
「やったぜ……! これなら、何とかなるかもしれねえ!」
だが、妙に浮かばれない表情をする遊太とカリン。
「しかし、あのモンスター……」
「只者じゃあないな……!」
8・ヴァイパーのターン
「アタシのターン、ドロー!」(ヴァイパー手札3→4)
「残念ながら、デュエルはここまでだよ! アタシはヴィクトリーを反転召喚! そして、リバース効果発動! 『ワーム』と名の付いた爬虫類族モンスター以外のフィールドのモンスターを全て破壊する! そのキャノンなんとかが耐性を持つのは、あくまでバトルフェイズ! 今は何にも耐性は無い! さらに、コイツは墓地の『ワーム』の数だけ攻撃力を500ポイントアップさせる! 今アタシの墓地にいるのは、クィーン3体、キング・ゼクス・ヤガン・アポカリプス・リンクス1体ずつ、よって、攻撃力は4000ポイントとなる! これでアンタのモンスターは0に! さらにシャインスパークの効果で攻撃力は500アップの4500だ!」
「リバースカード、オープン! 罠カード『コスモ・チェンジ』! フィールドの『C・HERO』融合モンスター1体をリリースして、違う属性を持つ『C・HERO』の融合モンスターを融合召喚します! キャノンボルトをリリースして、エクストラデッキのダイヤモンドヘッドを、守備表示で融合召喚します!」(真薄墓地6→10)
リリースによって現れたのは、再びダイヤの体を持つエイリアン! 守備力は3500だが、光属性なためシャインスパークの効果を受けて守備力は4000となる!
「ダイヤモンドヘッドは、戦闘・効果では破壊されません! これで、ヴィクトリーの効果は適用されず、戦闘でダメージを与えることも出来ません!」
「ぬぐぐぐ……! アタシはリバースカードを2枚セットして、ターンエンド……!」(ヴァイパー手札4→2)
(次のターン、目にもの見せてやる……!)
ヴァイパー
ライフポイント2500
手札枚数2枚
モンスター1体
『ワーム・ヴィクトリー』(攻撃表示・攻撃力4500・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数14枚
除外されているカード0枚
9・真薄のターン
「僕のターン、ドローです!」(真薄手札1→2)
「魔法カード『コスモ・リボーン』を発動! 自分の墓地から『C・HERO』モンスター1体を特殊召喚します! 僕は、墓地に存在するキャノンボルトを守備表示で特殊召喚します! そして、ダイヤモンドヘッドを攻撃表示に変更します!」
「バトルフェイズ! 僕は攻撃表示のダイヤモンドヘッドで、攻撃! ダイヤモンドヘッドは、攻撃を無効にすることで表示形式に応じた差分のダメージを相手に与えます! 攻撃表示なら、ダイヤモンドヘッドの攻撃力と相手攻撃力の差分だけ! ダイヤモンドヘッドの攻撃力は、シャインスパークの効果を受けて2500にアップしています! よって、ヴィクトリーの攻撃力4500の差分、2000ポイントのダメージを受けてもらいます!」
「ぐぬぬぬ……!」(ヴァイパーライフ2500→500)
ヴァイパーのライフも、もはや風前の灯。これを受けて、絶斗も。
「やれる! やれるぞこれは!」
と、エールを送るが。
「いい気になるんじゃないよ! この頓珍漢野郎! アタシは罠カード『死魂融合』を発動! 墓地から任意のモンスターを裏側除外することで、このターンの攻撃を封じる代わりに、融合召喚できる! アタシは『ワーム』モンスター7体を除外することで、融合召喚! 天より降りたる侵略者よ! 今こそ混沌の渦に飲まれ星をも喰らう存在となれ! レベル10『ワーム・ゼロ』!」(ヴァイパー墓地14→7→8)(ヴァイパー除外0→7)
「何っ!?」
ぐちゃぐちゃのワームが一斉に混ざり合ったことにより、現れたのは巨大な球体。そして、そこから垂れ落ちているドロリとした何かが、フィールドに落ちている。
「なんですか……このモンスターは……!」
「『ワーム』の、親玉さ。ゼロの攻撃力は、融合素材とした『ワーム』の数×500となる。これにより、攻撃力は3500となる! さらにシャインスパークの効果を得て4000となる」
「攻撃力4000が、2体!?」
「更に罠カード発動! 『リレベル・パワー』! フィールドのモンスター1体を対象として、このカードを装備する。そのモンスターの攻撃力は、装備したモンスターのレベル×500ポイントアップする! ゼロのレベルは10。よって5000ポイントアップする!」
「な……に……! 攻撃力、9000!?」
「さあ、ここからどうするっていうの!?」
「僕は、カードを1枚セットして、ターンエンド……!」(真薄手札2→1)
真薄
ライフポイント800
手札枚数1枚
モンスター2体
『C・HERO ダイヤモンドヘッド』(攻撃表示・攻撃力2500・光属性・レベル8)
『C・HERO キャノンボルト』(守備表示・守備力3000・地属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数10枚
除外されているカード0枚
一気に攻撃力9000となったモンスターを召喚されてしまった真薄。それと同時に、遊太達は。
「マズイね、カリンちゃん。これは……!」
「ええ、非常にマズイです。あのモンスターの攻撃力……そして効果、これは……!」
「オイ、お前ら何が起こっているっていうんだ? あのププレイヤーキラーは、なんだっていうんだ?」
「今は……話してもわからないでしょう。このデュエルが終わったら、話します」
「お、おう……わかった」
「でも……カリンちゃん。このままじゃ……!」
「ええ、きっとこのままでは……!」
10・ヴァイパーのターン
「アタシのターン、ドロー!」(ヴァイパー手札2→3)
「融合素材を6種類以上使ったゼロの効果発動! デッキから1枚ドローする」(ヴァイパー手札3→4)
「そして、手札より魔法カード『月の書』を発動! フィールドのモンスターを裏守備にする。アタシが裏守備にするのは、ヴィクトリー! さらに、手札から魔法カード『太陽の書』を発動! これにより、ヴィクトリーを表攻撃表示に変更し、リバース効果発動! 『ワーム』と名の付いた爬虫類族以外の表側表示モンスターを、全て破壊!」(ヴァイパー手札4→2)(ヴァイパー墓地8→10)
「ぐっ……キャノンボルトが……! でも、ダイヤモンドヘッドは破壊されません!」(真薄墓地10→11)
「ソイツはもう攻略済みさ! ゼロの融合素材としたモンスターが4種類以上の時、墓地から爬虫類族モンスター1体を除外し、フィールドのモンスター1体を墓地へ送る! クィーンを除外し、ダイヤモンドヘッドを墓地へ送る!」(ヴァイパー墓地8→7)(ヴァイパー除外7→8)
「なにっ!?」
ゼロから垂れたドロドロした何かが、ダイヤモンドヘッドを溶かしてしまう。
「くっ……!」(真薄墓地11→12)
「さあ、これでアンタを守るモンスターはもういない。コイツで終わりだよ! バトルフェイズ! 攻撃力9000となっている『ワーム・ゼロ』で、ダイレクトアタック! ワーム・インヴェンション・ゼロ!」
巨大な球体より発射された光線が真薄を襲う! この攻撃を受ければ、たちまちの内にライフはおろか、闇のデュエルのダメージで……!
「真薄君!」
「ま、真薄ー!」
それに対し、真薄は。
「罠カード発動! 『カウンター・ゲート』! 直接攻撃を無効にして、バトルフェイズを終了させます! さらに、カードを1枚ドローして、それがモンスターカードだったなら、召喚することができます! ドロー!」(真薄手札1→2)(真薄墓地12→13)
この土壇場でドローした真薄だったが、よりにもよってドローしたカードは……。
(こ、ここでグレイ? 『融合』をサーチできるけど、それじゃあどうしようもない!)
「ぐぬぬぬ……! 上手く躱したようだけど、次は無いよ! アタシはカードを2枚セットして、ターンエンドだよ!」(ヴァイパー手札2→0)
(フフフ……この伏せカードは恐ろしい伏せカード……! このカードで最終的に……! キキキッ!)
ヴァイパー
ライフポイント500
手札枚数0枚
モンスター2体
『ワーム・ゼロ』(攻撃表示・攻撃力9000・光属性・レベル10)
『ワーム・ヴィクトリー』(攻撃表示・攻撃力500・光属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『ワーム・コール』(永続魔法)
墓地の枚数8枚
除外されているカード8枚
11・真薄のターン
「僕のターン、ドロー……」(真薄手札2→3)
(……よ、よし……! これなら、まだなんとか……!)
「魔法カード『HEROの遺産』を発動。墓地に存在するHEROを融合素材とする融合モンスター2体をエクストラに戻し、3枚ドローします!」(真薄手札2→5)(真薄墓地13→11→12)
ドローしたカードを見てみる真薄。確かに手札は潤っているが、どうにもならない一手足りない。そんな内容だった。
グレイ・ヒート・『融合』と罠カード1枚と魔法カード1枚。どうすれば良いのか。これから考えなければならなかった。
それを見ていたカリンは、遊太に語り掛ける。
「遊太君」
「えっ、何だい?」
「今、この状況を打開するには、真薄君には一手足りません。それを打開するために……」
「打開するために?」
「まだ見た事のない、私達の仲間となる存在に呼びかけます」
「それは一体どういうことだい?」
「今までよく会っていなかったからわからなかったのですが……何かを感じるんです。真薄君の中から。それはひょっとしたら、私達と共に戦ってくれるような、そんな予感がするのです。ですから……サフィラと共にその何かを呼びおこします」
「できるの?」
「それは……真薄君次第かもしれませんが、やってみます」
カリンは、突如目を閉じて手を合わせる。後ろには、半透明のサフィラが見える。
(まだ見た事のない貴方の中に眠る心よ……どうか、私達の呼びかけに応えてください!)
その心が通じたのか、真薄は突如。
(な、なんだ……? この胸のうずきは……! 何かが、僕の中から出ようとするような……その感じが……! うっ!)
真薄は自分の中から、何かが出たような感覚する。すると。
「やれやれ、なんとか生きながらえていたは良いけど、まさかこんな形で復活するとはねえ、この子のカードに着いたのは結果的に良かったってことかな」
「えっ、誰……?」
「あ~、ゴメンゴメン、今から出るから」
真薄のディスクに入っている、エクストラのカードの間から、何かが出てくる。それは、小さいグレイ型エイリアンのようなモンスターだった。サイズは、10センチくらいか。
「な、何!? グレイマターが、ソリッドビジョンも実体化!?」
「僕、ソリッドビジョンじゃあないよ。ちょっとした異世界人さ」
「異世界人!?」
真薄と会話をするソレを見て、ライトヴァイパーは。
「グアアアッ!? 貴様、私の捕獲対象としている、精霊界のモンスターが封じられているカードを持った人間か!? ありがたいねえ……!」
「あちゃあ、僕みたいな奴を狙う奴がこの世界にもいたのか、2回も死にかけてまだ狙われるなんて、ついてないなあ僕も」
「あの、君は一体……誰なの?」
「僕かい? 僕はグレイマター。君の知っている奴は違うけど、大体似たようなものさ。今は、デュエルに勝つことを考えようぜ。話はその後しようぜ」
「あ、はい。わかりました」
グレイマターは、ぴょんと真薄の肩に乗る。それを見て、カリンは。
「どうやら、吉と出たようですね。彼のカードにも、微かですがサフィラと同じ魂があったようですね」
「でも、大丈夫なの?」
「大丈夫でしょう。後は成り行きを見届けましょう!」
遊太はこれに納得したが、絶斗は。
(何を行っているのか、わからない……!)
そして、真薄の場。グレイマターが、真薄に語り掛ける。
「手札は湿潤。だが、巨大なあのモンスターを倒す為には使い切る気持ちでいかないといけない。さあどうする? ここで出すべきモンスターは誰だ?」
「うん、ここで出すべき僕のモンスターは……! 魔法カード『コスモ・フュージョン』を発動! 手札、フィールドから『C・HERO』モンスター1体と、デッキから同じ属性のモンスターを墓地へ送ることで、エクストラデッキから『C・HERO』融合モンスターを融合召喚できます! 僕は、手札からグレイを墓地へ送ることで、デッキから闇属性の『C・HERO シャドウ』を墓地へ送り、エクストラデッキから『C・HERO グレイマター』を融合召喚します!」(真薄手札5→3)(真薄墓地12→15)
真薄のフィールドに現れたのは、今現在真薄の右肩に乗っているような、小さいグレイ型エイリアン。守備力は1500だが、シャインスパークの効果で守備力は1000になってしまう。
「墓地へ送られたシャドウの効果を発動します。デッキから『C・HERO』1体を手札に加えます。僕は炎属性の『C・HERO ブラスト』を手札に加えます」(真薄手札3→4)
「そして、融合召喚の素材となったグレイは、墓地から『融合』を1枚手札に加えられます」(真薄手札4→5)(真薄墓地15→14)
「ちょっと危ないから、アタシもここで伏せカード発動! 速攻魔法『神秘の中華鍋』。アタシはこれで、ヴィクトリーをリリースして、守備力2500ポイント分ライフを回復!」(ヴァイパーライフ500→3000)(ヴァイパー墓地8→9)
「回復された……けれど、これで大丈夫なんだよね。グレイマター?」
「ああ、勝率は既に100%だ! 行け!」
「う、うん! 魔法カード『融合』を発動します! 手札のヒートとブラスト2体で、融合召喚を行います! 現れろ、レベル7『C・HERO ヒートブラスト』!」(真薄手札5→2)(真薄墓地14→17)
現れたのは、体が溶岩で出来ている人型のエイリアン。攻撃力は2500。
「そして、グレイマターの効果発動します! グレイマターは、手札・フィールドから『C・HERO』をリリースすることで、デッキ・墓地から『融合』・『フュージョン』カードを1枚手札に加えられます! 僕はデッキより、グレイマターをリリースして、速攻魔法『決闘融合ーバトル・フュージョン』を手札に加えます!」(真薄手札2→3)(真薄墓地17→18)
「そ、そのカードは……!」
「そうです、僕はヒートブラストの効果を発動して、墓地からクロマストーンを除外して、攻撃力を2700アップさせて、バトルフェイズ! 僕はヒートブラストで、ゼロに攻撃! そして、速攻魔法バトル・フュージョンを発動! このカードは、融合モンスターが戦闘を行う時、相手モンスターの攻撃力だけ僕の融合モンスターの攻撃力を上げます!」(ヒートブラスト攻撃力2500→5200→14200)(真薄手札3→2)(真薄墓地18→19)
「そうか、そのカードで一発逆転を測るつもりだったのだな! だが、残念ながらそうはいかん! 罠カード『光子化』を発動! 相手モンスターの攻撃を無効にして、攻撃対象モンスターの攻撃力だけ攻撃対象となった光属性モンスターの攻撃力を上げる! 残念だったな……!」
「それは、読めていました! 手札より、ライフ半分を支払って罠カード発動! カウンター罠『レッド・リブート』! 相手の罠カードの発動を封じて、もう一度セットする。相手はその後デッキから罠カードをセットできますが……! 代償として、相手は罠カードを発動することはできません!」
「な、何ーっ!?」(魔法の筒をセットしながら)
「行け、ヒートブラスト! 天より降る侵略者を、その手で打ち砕け! ヒートマグナム・アタック!」
ヒートブラストが、炎を纏って『ワーム・ゼロ』に特攻する! その一筋の炎は、ゼロを貫き、ワームの親玉を倒した!
「ぐあああっ!」(ヴァイパーライフ3000→0)
「やったー! 勝ー利!」
「よっしゃー!」
デュエルが終了し、ヴァイパーは体から光の粒が漏れだして消えそうになる。
「ぢぐじょーっ! いくらこの世界の精霊を集めるノルマを達成したとはいえ、このちっぽげなガギにこのアタシガァーッ! ギャアアアッ!」
断末魔を上げた後、ヴァイパーは光の粒となって消えてしまった。
「ま、こんなとこだよね」
その言葉をグレイマターが言った後、真薄は遊太とカリンに駆け寄る。
「あ、あのっ! 遊太君、カリンさん! 僕の、僕の肩に乗っているこのグレイマターは、一体……!」
「……カリンちゃん。全部話さないとダメみたいだね」
「ええ、理由を全部話しましょう。貴方の肩に乗っている、その精霊も……!」
そして、この様子を玉座から闇の王は眺めていた。
「2人目のプレイヤーキラーまでもが……! おのれ……奴らの実力、見誤っていたか……? プレイヤーキラーは後3人、その3人がノルマを果たせなければ……! この世界におけるノルマも達成できん……! さっさとしろ、プレイヤーキラー共!」
「いざとなったら奴を出せば良いが……!」
第四十四話。終わり。
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176 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1533 | 1 | 2018-01-28 | - | |
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83 | 第四話「大会にて」 | 1022 | 1 | 2018-02-11 | - | |
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130 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 974 | 0 | 2018-07-12 | - | |
236 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1423 | 2 | 2018-07-14 | - | |
133 | 第三十五話「GAME START」 | 943 | 0 | 2018-07-22 | - | |
84 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 919 | 2 | 2018-07-22 | - | |
169 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1058 | 0 | 2018-07-29 | - | |
97 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1003 | 0 | 2018-08-05 | - | |
99 | 第三十八話「実力勝負!」 | 941 | 0 | 2018-08-12 | - | |
138 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1045 | 0 | 2018-08-23 | - | |
90 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 856 | 0 | 2018-09-07 | - | |
80 | 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 | 927 | 0 | 2018-09-15 | - | |
116 | 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー | 936 | 0 | 2018-09-29 | - | |
87 | 第四十三話「侵攻するワーム」 | 999 | 0 | 2018-10-06 | - | |
132 | 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 | 955 | 2 | 2018-10-14 | - | |
213 | 第四十五話「血の刻印」 | 1145 | 2 | 2018-10-27 | - | |
71 | 第四十六話「二つの竜」 | 837 | 2 | 2018-11-08 | - | |
170 | 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 | 1019 | 2 | 2018-11-19 | - | |
137 | 第四十八話「思わぬ敵」 | 970 | 2 | 2018-12-02 | - | |
101 | 第四十九話「救いと絶望」 | 946 | 0 | 2018-12-09 | - | |
149 | 第五十話「ロベルトを救う者」 | 988 | 0 | 2018-12-17 | - | |
134 | 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 | 995 | 0 | 2019-01-17 | - | |
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83 | 第五十二話「突き抜ける意志」 | 781 | 0 | 2019-02-05 | - | |
99 | 第五十三話「神帝現る」 | 948 | 0 | 2019-02-12 | - | |
95 | 第五十四話「帝国の終焉」 | 852 | 0 | 2019-02-22 | - | |
115 | 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 | 1024 | 0 | 2019-03-07 | - | |
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76 | 作者よりお知らせ2 | 733 | 0 | 2019-08-11 | - | |
93 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 726 | 0 | 2019-09-11 | - | |
69 | お詫びとお知らせ | 493 | 0 | 2020-02-19 | - | |
147 | 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 | 778 | 0 | 2020-02-19 | - | |
83 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 844 | 0 | 2020-02-22 | - | |
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70 | 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 | 672 | 0 | 2020-04-18 | - | |
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76 | 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 | 637 | 0 | 2020-07-13 | - | |
78 | 遊戯王EXS キャラ紹介その2 | 751 | 0 | 2020-07-13 | - | |
73 | 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 | 606 | 0 | 2020-07-26 | - | |
88 | 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 | 682 | 0 | 2020-08-06 | - | |
63 | 第七十六話「不死と再生、イモータル」 | 667 | 0 | 2020-08-15 | - | |
63 | 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 | 600 | 0 | 2020-08-30 | - | |
74 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 683 | 0 | 2020-09-13 | - | |
72 | 第七十九話「燃えろ遊太!」 | 642 | 0 | 2020-09-27 | - | |
119 | 作者よりお知らせ3 | 625 | 0 | 2020-10-02 | - | |
68 | 第八十話「燃えるデュエル!」 | 623 | 0 | 2020-10-18 | - | |
73 | 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 | 705 | 0 | 2020-11-05 | - | |
67 | 第八十一話「高き壁」 | 664 | 0 | 2020-11-22 | - | |
76 | 第八十二話「強き者」 | 746 | 0 | 2020-12-05 | - | |
58 | 第八十三話「エキシビションマッチ」 | 679 | 0 | 2021-01-01 | - | |
77 | 第八十四話「二次予選開始!」 | 736 | 0 | 2021-01-11 | - | |
58 | 第八十五話「タッグメイクデュエル」 | 521 | 0 | 2021-02-20 | - | |
65 | 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 | 480 | 0 | 2021-04-04 | - | |
69 | 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 | 434 | 0 | 2021-04-25 | - | |
70 | 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 | 588 | 0 | 2021-05-04 | - | |
53 | 第八十九話「チーム結成!」 | 502 | 0 | 2021-05-08 | - | |
61 | 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 | 452 | 0 | 2021-06-02 | - | |
60 | 第九十一話「超弩級のパワー」 | 583 | 0 | 2021-06-12 | - | |
77 | 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 | 455 | 0 | 2021-07-08 | - | |
68 | 第九十三話「雷と未来」 | 426 | 0 | 2021-07-18 | - | |
65 | 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 | 644 | 0 | 2021-09-04 | - | |
58 | 作者からお知らせ4 | 461 | 0 | 2021-09-17 | - | |
74 | 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 | 552 | 2 | 2021-10-17 | - | |
59 | 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 | 486 | 0 | 2021-12-18 | - | |
64 | 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 | 466 | 0 | 2022-01-04 | - | |
69 | 第九十七話『最終予選3 約束のために』 | 564 | 0 | 2022-01-10 | - | |
61 | 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 | 669 | 0 | 2022-02-01 | - | |
53 | 第九十九話「異変」 | 515 | 0 | 2022-02-27 | - | |
72 | 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 | 413 | 0 | 2022-04-09 | - | |
74 | 第百一話「プロの実力」 | 424 | 0 | 2022-05-07 | - | |
62 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 514 | 0 | 2022-06-04 | - | |
45 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 374 | 0 | 2022-07-10 | - | |
41 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 462 | 0 | 2022-08-28 | - | |
39 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 338 | 0 | 2022-10-16 | - | |
48 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 554 | 0 | 2022-11-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
- 12/24 00:02 コンプリート評価 asdさん ⭐LEGACY OF DESTRUCTION⭐
- 12/23 23:27 ボケ 炎斬機マグマの新規ボケ。ガンダムのおっちゃん「大阪万博に展示される…
- 12/23 23:10 デッキ 坂巻馨容疑者の企み?襲撃のクローラー!
- 12/23 23:01 ボケ No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンドの新規ボケ。マリオ64の「あっ…
- 12/23 16:00 評価 5点 《百鬼羅刹大重畳》「自分の場にXモンスターがいること前提の罠。 …
- 12/23 15:41 評価 8点 《蛇眼の大炎魔》「主に《蛇眼神殿スネークアイ》で永続魔法扱いで…
- 12/23 14:52 SS 第二十三話・1
- 12/23 12:18 デッキ マハ速の復活?マハー・ヴァイロのパワー!
- 12/23 10:36 評価 10点 《早すぎた埋葬》「無条件で蘇生可能な装備魔法 《聖騎士の追…
- 12/23 09:15 デッキ 炎の剣士
- 12/23 08:49 SS 第40話:詰み
- 12/23 00:41 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:19 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/23 00:07 評価 9点 《鎖付き真紅眼牙》「 《天球の聖刻印》とは相性がよく、出した攻…
- 12/23 00:03 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 22:00 評価 10点 《深淵に潜む者》「バグースカの身代わりで禁止。墓地封殺がフリ…
- 12/22 21:54 デッキ 俺の真の最強のライゼオル
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:19 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 12/22 21:18 一言 深淵が禁止は個人的に悲し過ぎますわ…。デスサイズが制限止まりで果た…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
ワームは地味ながらも厄介でしたね。闇の王がなんとなく小物臭するのは何でだろう。 (2018-10-14 18:28)
サフィラとカリンちゃんの力によって、呼び出されたグレイマター。まあ、アレのからくりはのちにわかるのでしばしお待ちを。
実際パターンに入ると何も出来なくなることがあるので、ワームは手ごわかったです。
そして、闇の王が小物臭いのは、きっとノルマとか言っているからでしょう。 (2018-10-14 19:02)