第24話　悪夢のオモチャたち　作：ター坊

先攻:ユイ

「俺のターン。『魔界発現世行きデスガイド』を召喚し、デッキからもう１体のデスガイドを特殊召喚。さらに手札の『A･ジェネクス･バードマン』の効果で特殊召喚した方のデスガイドを手札に戻し特殊召喚。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚『機装天使 エンジネル』！カードを1枚伏せ、ターンエンド」
「僕のターン、ドロー！僕は『エッジインプ･トマホークを召喚し効果でデッキから『エッジインプ･シザー』を墓地に送って同名モンスターとして扱う。さらに『融合』を発動！場のシザー扱いのトマホークと手札の『ファーニマル･キャット』を融合！悪魔の爪よ！鋭い牙よ！神秘の渦で1つとなりて、新たな力と姿を見せよ！融合召喚！現れ出ちゃえ！すべてを切り裂く密林の魔獣！『デストーイ･シザー･タイガー』！」
「いきなりエースクラスか…」
「シザー･タイガーの効果発動！使用した融合素材の数だけフィールド上のカードを破壊する！」
「させるか！『エフェクト･ヴェーラー』で無効にする！」
「ちっ！けどまだまだ行くよ？融合素材に使用した『ファーニマル･キャット』の効果で『融合』を加えて再び発動！今度は手札の『エッジインプ･チェーン』と『ファーニマル･ラビット』で融合！すべてを封じる鎖のケダモノ！現れ出ちゃえ！『デストーイ･チェーン･シープ』！」
「俺はエンジネルの効果でオーバーレイユニットを１つ取り除くことで、エンジネルを守備表示にし、戦闘･効果破壊に耐性を付ける！」
「ちぇ。このターンはお預けかな？僕は『エッジインプ･チェーン』の効果でデッキから『魔玩具融合』を、『ファーニマル･ラビット』の効果で墓地から『ファーニマル･キャット』を手札に加え、ターンエンド」
「俺のターン、ドロー！『創造の代行者 ヴィーナス』を召喚し、効果で500ライフを支払いデッキから『神聖なる球体』を特殊召喚、さらにもう2回特殊召喚！俺は『神聖なる球体』3体でオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚『No.96 ブラック･ミスト』！バトルだ！ブラック･ミストの効果でオーバーレイユニットを１つ取り除き、シザータイガーの攻撃力の半分を吸収する！」

No.96 ブラック･ミスト ATK 1350 VS デストーイ･シザー･タイガー ATK 1250

「ふん。軽い軽い」
「俺はエンジネルを攻撃表示にしてターンエンド」

ユイ:LP 6500
素良:LP 7900

「僕のターン、ドロー！僕は『魔玩具融合』を発動！これにより墓地の『エッジインプ･シザー』･『ファーニマル･ラビット』を融合！またまた現れ出ちゃえ！『デストーイ･シザー･タイガー』！効果でエンジネルとセットカードを破壊！」
「エンジネルの効果で自身を守る！」
「セットカードは…なんだ『サイクロン』か…。つまんないね。バトル」

デストーイ･シザー･タイガー ATK 2500 VS 創造の代行者 ヴィーナス ATK 1600
デストーイ･チェーン･シープ ATK 2600 VS No.96 ブラック･ミスト ATK 1350

「な、なんだ！？ソリッドビジョンのはずなのに、実際に壁や床に傷が！？」
「ぐわ！」
「ぬわぁあ！」
「万丈目！ゴーシュ！大丈夫か！？」
「あぁ…。何とかな」（なんだ？実際に痛みが…！）
「へっ！なんともねぇな！」（とは言ってもちょいと足をやられたか？）
「君さ~。余所見してる余裕なんてあるのかな？さっさと狩られてよね？僕はこれでターンエンド」

ユイ:LP 4350
素良:LP 7900

「俺のターン、ドロー！俺はデスガイドを召喚し、もう１体のデスガイドを特殊召喚。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚『No.17 リバイス･･ドラゴン』！リバイス･ドラゴンの効果でオーバーレイユニットを１つ取り除き攻撃力を500アップする」
「そんなので一体何をする気だい？」
「さらに俺は墓地の『エフェクト･ヴェーラー』と『No.96 ブラック･ミスト』を除外し、『カオス･ソルジャー -開闢の使者-』を特殊召喚！墓地に天使族が4体いるため『大天使 クリスティア』も特殊召喚し、墓地の『神聖なる球体』を１体手札に加える」
「え？」
「エンジネルを攻撃表示に直し、バトル！」

大天使 クリスティア ATK 2800 VS デストーイ･シザー･タイガー ATK 2500
カオス･ソルジャー -開闢の使者- ATK 3000 VS デストーイ･チェーン･シープ ATK 2000

「ま、まだだ。チェーン･シープは破壊されても…！」
「残念ながらクリスティアがいる限りモンスターの特殊召喚はできない。…The END」

カオス･ソルジャー -開闢の使者- ATK 3000 +機装天使 エンジネル ATK 1800 + No.17 リバイス･ドラゴン ATK 2500　直接攻撃

「う、嘘だ…。嘘だ！こんなの！優れた僕がお前なんかに負けるはずなんてないんだ！」