１周年記念企画･第１部･出会い編　作：ター坊

参加作品及びキャラクター紹介

『遊戯王　カオスジェネレーション』（作：ター坊）
ユイ、桜城美羽、徳川遊月

『遊戯王ＤＡ』（作：ドクダミ２号様）
遊亜翔、ナナリア、山崎瞬

『遊戯王ＡＵＲＡ』（作：ギガプラント様）
楠夏武斗、花田天音、夜見原仁、楯山英雄

『シークレット・マシーン―反逆者たちの最終兵器』（作：名無しのゴーレム様）
矢次強志、薙野凉花、矢次杏

『historical world 〜戦姫たちの想いの軌跡〜』（作：名無しのゴーレム様）
ユーノヴェルト･ハートライン

『ライトロード達の小規模な日常のお話』（作：ハカラメ様）
ライトロード・プリースト　ジェニス、ライトロード・スピリット　シャイア

『ご注文は蟲惑魔ですか？』（作：ハカラメ様）
にん人

『銀河竜を駆る少女』（作：光芒様）
星乃綾香、陽川千夏、月宮詩織

『遊戯王 Hedgehog Flowers』（作：白金　将様）
不如帰遊乃、紫蘭葵


では、ここから物語がスタートです。
みんなの出会いが語られます。お楽しみ下さい。


第1話:最初からメタ発言

ユイ「ふぅ。結構良いもんだな。久々の温泉街の豪華ホテル、楽しむか」
遊月「…はい」
ユイ「ん？どうした？」
美羽「ねぇユイ…。私たち確か最終決戦間近ってところだったような…。どうやってこんな所に…」
ユイ「…いいか？遊月、美羽」
遊月･美羽「？」
ユイ「そんなの、考えた奴の負けだ！！」


第2話:修羅場

ユイ「だってせっかく貰った豪華ホテルの招待券、無駄にする訳にはいかんだろ？」
美羽「そう…だけど」
ユイ「それに羽を伸ばせるチャンスだし、ゆっくりしような」
遊月「ユイ様がそう仰るなら…」
ユイ「うんうん。それにしても情緒溢れる温泉街って感じの街並みだなぁ」

ﾀｯﾀｯﾀ…ドン！

ユイ「！？」
千夏「きゃっ！」
綾香「千夏！はしゃいで走ったりするから！」
詩織「どうもすいません…あれ？」
ユイ「大丈夫か？…ん？あ！」
綾香「あなたは確か…遊希とタッグを組んでた…」
ユイ「そうそう！あの時の！」※『遊戯王　カオスジェネレーション』第56話の時
美羽「ねぇユイ？」ｺﾞｺﾞｺﾞ
ユイ「ん？」
遊月「その可愛らしい方達とはどういうご関係で？」ｺﾞｺﾞｺﾞ
ユイ「いや、そんな変な関係じゃ！」
この後、めちゃくちゃ説得した。


第3話:普通はそういう反応

ユイ「あれ？そう言えばアイツは？」
綾香「遊希は風邪気味でね。けど招待券勿体無いからあなた達だけで行ってきたらって」
ユイ「そうか」
千夏「そう言えばその子たちって誰なの？」
ユイ「ああ。俺の彼女の遊月と美羽だ」
綾香「ふーん」
綾香･千夏･詩織「！？」
綾香（えっ！？彼女二人ってどういうこと？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
千夏（二股なの！？）ｺﾞｺﾞｺﾞ
詩織（でも、何か訳があってのことかも知れないし…）ｵﾛｵﾛ


第4話:主人公補正と言う名の最強の力

千夏「そ、そんなの許せないわ！デュエルで勝負よ！」
ユイ「なんでそうなる？まぁ…いいけど」
ユイ・千夏「「デュエル！」」

数ターン経過

ユイ「ギアフェイト・Ｘ・ドラゴンの効果発動！デッキトップを５枚めくってその内３枚以上が救世者なら相手ターンをスキップする！」
千夏「そんなの当たるわけないじゃない！」
ユイ「それはどうかな？チェック。ジャスト３枚が救世者だ！」
千夏「うそ…」
ユイ「これが俺の（主人公補正と言う名の）実力だ！」


第5話:再会は突然に

千夏「…」ﾁｰﾝ
詩織「あの…千夏さん。あまり落ち込まないで」
杏「なかなか良い勝負だったじゃないか。次は私の相手をしてくれるかい？」
ユイ「え？あなたはだr…ん？後ろにいるの強志じゃないか！」
強志「ユイ！久しぶり」
美羽「あ！凉花も！」
凉花「美羽…。なんだかあの時より明るくなりましたね」※『シークレット・マシーン―反逆者たちの最終兵器』コラボ企画の時
杏「ん？強志、この子達と知り合いかい？」
強志「ああ。ユイって言って…」

少年説明中…

杏「ふーん。弟が世話になったみたいだね。私は姉の杏って言うんだ。よろしくな」
ユイ「はい。…なぁ強志」
強志「ん？」
ユイ「すごい気の強そうな姉さんだな」ﾋｿﾋｿ
強志「うん…。実際そうだよ…」ﾋｿﾋｿ
杏「男二人が何の話してるんだい？」
ユイ「いえ、強志のお姉さんすごい綺麗だなーって…」


第6話:迷子？

ユイ「…じゃあ、強志達にも招待券が？」
強志「ああ」
杏「面白そうだし、行くかってなったんだよ」
遊月「そうだったんですね。でも、お知り合い同士が集まるなんて、偶然にしては…あら？」
ユイ「どうした？」
遊月「あちらにいるのは…迷子でしょうか？」

夏武斗「おーーい！天姉！仁！どこ行ったんだー！」
ユーノヴェルト「一体ここは…」


第7話:手慣れた仕事

ユイ「おい。君たち」
夏武斗「ん？あんた達誰なんだ？」
ユイ「俺はユイって言うんだ。君達こそ名前は？」
夏武斗「俺は楠夏武斗って言うんだ！こっちの姉ちゃんはえーっと…」
ユーノヴェルト「私はユーノヴェルト・ハートラインと申します。ヘクシエールと言う国で姫をしておりまして」
ユイ（このパターンか）「そうなんですか。ヘクシエールと比べてここはどうですか？」
ユーノヴェルト「そうですね…。街並みも変わっていてとても興味が…」

綾香「アイツ、何平然と話をすすめてるの？ヘクシエールって聞いたことない国名とか姫とかツッコミ所満載じゃない」ﾋｿﾋｿ
遊月「ええっと…ユイ様は慣れてるんですよ」ﾋｿﾋｿ
美羽「色んな世界の人と話してるもんね」ﾋｿﾋｿ


第8話:とりあいず解決

ユイ「なるほど…。夏武斗は仲間とはぐれて迷子になってる途中でユーノヴェルトさんに会って交番に送り届けようとしたらさらに迷子になったと」
夏武斗「へへっ。まぁな！」
ユイ「自信満々に言うな」
天音「あ！いました！夏武斗くーん！」
夏武斗「あ！天姉！」
仁「全く。お前は」
英雄「手間取らせるんじゃない！」
夏武斗「わりぃわりぃ」


第9話:宇宙人？いいえ、にん人です

天音「…それじゃあユイさん達も？」
ユイ「ああ。この招待券でこの温泉街に来たんだ」
仁「こうもデュエリストが集められるとは…。何か臭うな」
杏「硫黄の匂いじゃないか？温泉なだけに」
強志「姉さん…」
美羽「ねぇユイ…あれは…」
ユイ「ん？」

にん人「なんだここは。よく分からん場所に来たな」
全員「！？」


第10話:恐いものとか、あんまりない！

ユーノヴェルト「まぁ！動く人参なんて珍しいですね」
ユイ「いや、あれはカードの『にん人』だ。万丈目のおジャマイエローと同じ精霊か？」
詩織「え？精霊さん？そうか…」
綾香「お願い詩織。あなたまで変な方向で納得しようとしないで」
にん人「…あ。おーい、君たち」
天音「ち、近づいて来ましたよ！」
英雄「だ、大丈夫ですよ、（マイスィートアンドロメダ）天音さん！いざという時は僕が…」
仁「…」ｽｯ(無言の構え)
にん人「ここは一体どこなんだ？森を歩いてたとこまでは覚えてるんだけど…」
ユイ「ああ。ここは温泉街でな…」

綾香「普通に話し始めた！？」
天音「あはは…。すごいですね…」
美羽「まぁ…ユイならこのくらいは…」
遊月「他にも船が落ちてきても受け入れましたからね」
杏「なんだそりゃ？あとで話聞かせてくれよ」


第11話:同業者？

温泉街を歩きながら
ユイ「なるほど。お前も大変だったな」
にん人「ああ。助かったよ」
仁「なぜ受け入れた…」
夏武斗「良いじゃんかよ。面白そうだし」
ユーノヴェルト「あら？これってお風呂ですか？でもこんな道の真ん中で服を脱ぐのは…」
凉花「すごい…恥ずかしいですよね…」
ユイ「いやユーノヴェルトさん、凉花。これは足湯と言ってだな…」
詩織「？あの…綾香さん、あれって」
綾香「え…？もうこれ以上は…」

シャイア「ああ…。来月にはここでケルビム様が腰をお掛けになって足湯を堪能されるのね…。ああ！ここにケルビム様のお尻の温もりと香りが付くなんて！！」ﾊｧﾊｧ,ｽﾘｽﾘ(息を荒くして座るところに頬擦り)
ジェニス「あの位置ならガロス様のくつろいでる姿を撮れる！」ﾊｧﾊｧ

千夏「何…あれ」
英雄「ライトロード…のモンスターだよな…」
ユイ「にん人。あれってお前と同じ…」
にん人「いや、断じてねぇ！あんな変態どもと一緒にすんな！」


第12話:とりあいず職質

ユイ「へぇ。ライトロードの慰安旅行？」
ジェニス「そっ。私たちはその下見に来たのよ」
シャイア「決してケルビム様をオカズにしてた訳じゃないのよ！」
夏武斗（オカズ？ご飯もあんのかな？）
詩織（ちょっと精霊のイメージと違う気が…）
ユイ（こうも世界が違う人間が集まり、モンスターまで現れる…。これもマスターDの影響か？）


第13話:ドンドン集まる

遊乃「葵ちゃん！あっちに人だかりが！何かのイベントかな？」
葵「おい引っ張るな」

山崎「お、なんだなんだ祭か？行ってみようぜ」
翔「がっつくな！ガキじゃあるまいし」
ナナリア「落ち着きのない奴だ」

ユイ「なんだろ。観光客かな」


第14話:遊戯王名物超展開

遊乃「えっー！人参のゆるキャラと思ったのに…近くで見たら気持ち悪い…」
にん人「開口一番失礼な奴だな！それに俺は人参じゃなくて『にん人』だ！」
強志（発音、そんなに変わらないじゃないか）
ユイ「なるほど。あなた達はアルストロメリアというところの従業員さん、と…」
葵「ああ。ウチのところに妙な招待券が来てな。その調査で来たんだ」
遊乃「それで、何も無かったらそのままお休みで良いよって言われてるんだよ！」
綾香「軽い！」

山崎「…つまり、あなた達は人間ではないと…」
ジェニス「まぁそうね」
シャイア「誇り高きライトロードよ」
山崎「なら、人間ではないなら人権もない！ならおさわりし放題d」
翔「やめろ見苦しい」ｹﾞｼ(飛び蹴り)
山崎「ぐへっ」
ナナリア「全く。恥さらしめ」

？？？「ふははは！貴様らの命運もここまでだ！」
全員「！？」


第15話:量産機と呼ばないで

ユイ「お前は…俺のデッキと戦術をコピーしたロボットの１体。本編じゃ４体しか出てないと思ったらここでぶちこむのか…」
美羽「すごい…説明口調」
ロボユイ５号「ふははは。飛んで火にいる夏の虫とはこのことだ！」
夏武斗「なぁ天姉。どういう意味なんだ？なんか聞いたことあるけど…」
天音「えーっとですね…」
英雄「こらー！楠夏武斗！また（マイスィートアンドロメダ）天音さんに…！」
ロボユイ５号「こらー！俺が量産機だからって舐めるな！」
翔「でも量産機なら瞬殺オチが普通だろ？」
ユーノヴェルト「舐めたら苦そうです…」
遊乃「でもユイさんとホント、そっくりですよね」
ロボユイ５号「くそー！どいつもこいつもコケにしやがって！来い！戦闘員達！」
戦闘員「ヒャッハー！！」ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ…（いっぱい出てくる）
詩織「ど、どうしましょう…」
仁「囲まれたか…」
凉花「これはまずいかも知れませんね…」
杏「なんだなんだ？相手になるぜ？」
ロボユイ５号「貴様らをおびき寄せ一網打尽！マスターD様の尖兵にしてくれる！」
ユイ「…お前は１つとんでもない間違いをしたな」

千夏「よく分からないけど、悪人は見逃せないわ！！」
綾香「そうね。デュエルアカデミア・ジャパンの実力、見せてあげるわ！」
強志「ユイも大変だな。…俺も戦おう！」
夏武斗「おっしゃあ！俺もやるぞー！」
ユーノヴェルト「無闇に争いたくはありませんが…」
翔「ぶっ潰してやるぜ」
遊乃「これが終わったらお休みだね！」
ユイ「この面子に勝てると思うな！」


第16話:戦え歴戦の決闘者たち！エース大集合！！

遊乃「時空を超えし黄金の龍よ、今ここに現れ、永遠を統べる力を表せ！　お願いします、『CNo.107 超銀河眼の時空龍』！」
葵「常世を支配する帝王よ、今ここに降臨し、弱者を死の国へ引きずり落とさん！　アドバンス召喚！　レベル８、『冥帝エレボス』！」
戦闘員A･B･C「ぐあぁ…」
戦闘員D「無念…」

英雄「行け！我が愛の化身！『天空勇士ネオパーシアス』」
天音「現れよ！天光の海を翔る優しき翼！『晴天竜 クリアースカイ・ドラゴン』！」
仁「現れよ！深淵を駆ける瞬速の槍！ランク５！『冥獄の猛将 ナイトメア・エッジ』！」
夏武斗「笑う門には………ヴィクトリイイイィィィ！！！よーしいくぜ！シンクロ召喚！密林の王者よ！燃えたぎる闘志をその身に宿し、猛き一撃で勝利を掴め！出でよ！『ヴィクトリー・ビートル』！！」
戦闘員E･F「のわぁ！」
戦闘員G「くっ！強い！」
戦闘員H「なんだコイツら…」

ユーノヴェルト「万物を識る賢者よ、その身を龍と変え悪しき力を打ち砕け！ ペンデュラム召喚！ 幻より現出せよ、『魔賢龍王ソロモン』！」
にん人･ジェニス･シャイア「戦えないけどがんばれ~！」
ユーノヴェルト「ありがとうございます」
戦闘員I「あべしっ！」

山崎「来い！『ＴＧハイパーライブラリアン』、『ジャンク・ウォーリアー』！」
ナナリア「『椿竜サンライトドラゴン』を特殊召喚！」
翔「数多の想いが一つになる時、その神竜は新たな力を得て姿を現わす！光差す道となれ！シンクロリミットブレイク！これぞ新たな力の兆し！『現代神竜メタルフェルグラント』！！」
戦闘員J･K「オワタ」
戦闘員L「えーい！化け物か！」

千夏「闇に潜みし英雄、水の力を携えし英雄と一つとなり、新たな力を得て再誕せよ！ 融合召喚！ 現れなさい、氷の英雄！『E・HERO アブソルートZero』！！」
詩織「天より舞い降りし竜姫、救いを求めるものに慈悲を、抗うものに神罰を下さん。儀式召喚！ 聖歌を奏で降臨せよ『竜姫神サフィラ』！！ 」
綾香「天空に輝く星々の光、今その力を集わせ高貴なる光の竜を呼び覚ませ！ シンクロ召喚！！ 降臨せよ、レベル8！『輝竜星-ショウフク』！！」
戦闘員M･N「たわらばっ！」
戦闘員O「つ、強すぎる！」

杏「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚！ ランク10、全部ぶち壊せ！『超弩級砲塔列車グスタフ・マックス』！」
凉花「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚！ 全てを照らす光の化身！『 No.62 銀河眼の光子竜皇』！！」
強志「『RUM-シークレット・フォース』を発動！ デストロイをランクアップ！ ランクアップ・エクシーズ・チェンジ！ 現れろ、暴虐に抗う反逆者の牙よ！ ランク5！『 機密兵器Ω カタストロフ』！ 」
戦闘員P･Q･R「ブヒャァァ！！」
戦闘員S「もう…無理だ…」

遊月「命の始祖(みなもと)たる水の守り神よ。私の祈りに応え、力をお貸しください。秦苦露(シンクロ)召喚！『水鏡の神龍アデラノナナタキ』！」
美羽「華麗なる幻想麗団を創り、束ねる漆黒の翼の天使よ！今舞台に降り立ち奇跡を魅せて！シンクロ召喚！レベル8！『幻想麗団-ミラクルマスター･ルシア』！！」
ユイ「これでThe ENDだ！ペンデュラム召喚！虹の翼を翻す女神よ！七煌の輝きを以て希望と夢が溢れる未来を描け！『未来の救世者 スキュルートＥＰ』！」
戦闘員T･U「ギャアアァァ！」
戦闘員V「勝てない…だと…！」
ロボユイ５号「ば、馬鹿なぁぁ！！」

チュドーン(爆炎に散る)





第17話:このままかっこよく終わると思っていたのか？

ユイ「勝ったな。みんな、ありがとう」
杏「なーに。良いってことよ！」
ユーノヴェルト「はい。人は助け合わなければなりませんわ」

ゴン

にん人「ぐはっ！」
ジェニス･シャイア「きゃーっ！」
ユイ「なんだ…うぉっ！」
凉花「胴体が…粉々に」
強志「さっきの爆発の時、大きい破片がぶつかったんだ」
ユイ「さすがにこれは助けようが…待てよ。コイツはモンスター…、何か蘇生系のカードがあればその効果で蘇るかも！」
綾香「なら私が！」

ｷｭﾋﾟｰﾝ

にん人「ん？」ﾑｸﾘ
美羽「あ、起きた」
にん人「む？」にょきにょき
遊乃「ふぇぇ！？もっと気持ち悪い！」
葵「見るな！」
山崎「なんか股間からドラゴンの頭が！」
千夏「綾香！何を発動したの！？」
綾香「えっと…。『竜魂の幻泉』…」
ユイ「ああ…確か幻竜族になるんだっけか」
翔「とりあいず気持ち悪いから１回倒すぞ！行けメタルフェルグラント」
にん人「ぎゃあー！！」ﾁｰﾝ
ユイ「今度は普通に『死者蘇生』とかを」
詩織「待ってください。確か『にん人』の効果は」
にん人「懐のバルブでリザレクション！」
全員「ぎゃあー！勝手に蘇った！」


第18話:宴はまだまだ終わらない

にん人「このやろ、このやろ！いてぇじゃねぇかよ！」
翔「うるせぇ！植物のくせに人間様に逆らうんじゃねぇ！」
ナナリア「はぁ…」（変な人参と喧嘩する彼氏…情けない）
遊月「喧嘩するほど仲が良い、というものですよ。ですからご心配なさらず」
ナナリア「あ、ああ…」
にん人･翔「仲良しじゃねぇ！」
ユイ「さて、全部の面倒ごとも終えたし、豪華ホテルに行くか」

~ホテル内~

ユイ「え？全部貸し切り？」
受付「はい。ユイ御一行様、二泊三日貸し切りでのご予約ですが…」
美羽「もしかしてさっきの作戦のために？」
遊月「まあ」
受付「お間違いないですよね？」
ユイ「あーはい、そうです」（よし、マスターD。ここだけは誉めてやる）

ユーノヴェルト「困りましたわ…」
千夏「どうしたんですか？」
ユーノヴェルト「皆さんが持っている招待状を持っていません…。これじゃあ、皆様方とお泊まりできません…」ｼｮﾎﾞﾝ
千夏「…そうだ！ユーノヴェルトさん。これあげる」
ユーノヴェルト「あれ？これは招待状？どうして？」
綾香「実は私達の友達で風邪をひいて来れない子がいまして」
詩織「余った招待券があるんですよ」
千夏「だからあげる！その代わり、後でデュエルしましょ！」
ユーノヴェルト「はい！」

遊乃「…」ｼﾞｰ(千夏とユーノヴェルトのやり取りを見て)
葵「ん？どうした遊乃」
遊乃「葵ちゃん。私たちも」
葵「そうだな」
遊乃「ジェニスさん、シャイアさん」
ジェニス「はい？」
遊乃「これ良かったら、どうぞ」
シャイア「これは…このホテルの招待券？」
葵「実は仕事仲間が急に来れなくなりまして、それで２枚余ってるんです」
ジェニス（え、どうしよう。宿泊費や交通費はもう職場から貰ってるし…）
シャイア「え、ええ。ありがたく頂くわ」（この子達の善意を踏みにじる訳にもいかないわね！仕方ない！）

にん人「俺は人外だからなぁ…」
仁「…」ｼｭﾋﾞ(何か投げる)
にん人「うおっ！…って招待券」
仁「余りだ。くれてやる」
にん人「お、おう。ありがとう…」（実は結構良い奴？）

ユイ「さて、このバカンス、面白くなりそうだ」



第１部　完



次回予告

ユイ「まさか敵の経費でバカンスを楽しめるとはな」
夏武斗「うひょぉぉ！すっげぇ広いな！！」
天音「夏武斗君！あんまり離れると迷子になりますよー！」
杏「ほう。卓球場とかもあるのか。おい強志、付き合え！」
強志「ちょ、姉さん…」
千夏「豪華な食事！バイキング！！」
綾香「千夏！…もう、そういう辺りは子供なんだから」
シャイア「ああ~！ブルブルで！マッサージチェアーのブルブルでイッちゃうのぉぉ！」
山崎「スパリゾート、温泉…。やることは１つだな！」


ユイ･美羽･遊月「次回の第２部もお楽しみに~」