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コラボ編・上波航海日誌 ~奇縁~ 作:ギガプラント
※本作はター坊様執筆の『遊戯王 カオスジェネレーション』とのコラボ回となっております。
(M.C.Cデュエルセンター・一室)
奏「…つまり。」
奏「アンタは異次元世界を廻って宝石を集める海賊で、訳あって多数の次元を又にかける謎の悪党に対峙する一味に手を貸すことになって、その一味の住居代わりにしている海賊船から落ちて、気が付いたら次元を跳躍してさっきのデュエルディスク保管庫に辿り着いたと…。」
メアリー「まぁ簡単に言うとそんな感じやな。話が早ぅて助かるわ。」
奏「……馬鹿にしてるの?」
メアリー「へ?」
奏「今時そんな設定幼稚園児でも信じないわよ!!なによ海賊って!馬鹿じゃないの!!」
メアリー「おおぅ!!いきなりデカい声出さんといてぇな!びっくりしたわ…。」
奏「出したくもなるわよ!!あぁもう…人が休憩時間削って相手してやってるってのに。」
メアリー「よっぽどの事がないかぎり他の次元に飛ばされるなんて事あらへんからなぁ。今すぐ信用せぇってのも無茶な話か…。」
奏「もういいわよその話は……あーもー随分頭のおかしい奴に関わっちゃったなぁ。」
メアリー「…聞こえるように言わんといてくれるか。」
奏「大体その顔……というかそのファッション全般…。」
奏「アンタ何年前からタイムスリップしてきたのよ…。」
メアリー「タイムスリップやのうて次元スリップなんやけどな…。」
奏「はぁ…まぁいいか。証拠もないし、ただの迷子って事にしたげるわ。」
メアリー「ホンマ!?おおきにな~。」
奏「それじゃ速やかに出ていきなさい。アンタ絶対目立つし、周りに見つかると面倒だから。」
コンコン
奏「ん?」
光輝「奏、お客さんかい?」
奏「あー光輝…えと、お客って言っていいものかしら…?」
メアリー「なんやケチ臭い事言わんと、お客様でええやん。」
光輝「?」
奏「ややこしくなるからアンタはとっとと行きなさい!!」
メアリー「ちぇー」
部屋からメアリーを追い出す。
光輝「なんだったんだい…?」
奏「気にしないで…説明するのも面倒くさい。」
光輝「う、うん。」
光輝「そうだ、奏に話があったんだ。」
奏「話…?」
光輝「あぁ、今度の休みって予定あるかな?良かったら…」
奏「え、えぇ!?…別に予定なんてないけど…//」
光輝「そっか。奏、これ興味あるかい?」
チラシを手渡す光輝。
そしてそこに目を通す奏。
奏「…デュエルの大会?」
光輝「ちょっと遠いけど、良かったら奏も参加しないか?」
奏「あ…そういうこと。」
奏(べ、別に何か期待してた訳じゃないけど…。)
奏「光輝も中々にデュエル馬鹿よねぇ…。」
光輝「アストベリー杯があんなことになっちゃったから、なんとなく不完全燃焼気味でね。」
奏「…どーせ私は完全燃焼よ。」
光輝「あっごめ…えーと…。」
奏「ふふ、分かった。私も行くわ。」
光輝「そ、そうか良かった。詳しい事は後でメールするよ。」
奏「うん。…にしても上波以外の大会情報なんてどっからもってきたのよ。」
光輝「あぁこのチラシ、さっき社長に貰ってね。」
奏「成程。社長なら知ってても不思議はないわね。」
光輝「常にライバル会社の事も頭に入れておかないと……ってよく言ってたから。」
奏「そこに身内のスタッフ送るってのもどうなのかしら…。」
光輝「はは、確かに。でも社長らしいといえばらしいかな。」
奏「分かるのかもね、デュエル馬鹿の気持ちが。元プロだっていうし。」
光輝「元プロデュエリストで今はセンターの社長か……本当に凄い人だよ。」
奏「(ムスッ)……そうね。それに綺麗だし。」
奏「光輝もやっぱり……ああいう人に憧れるものなの…?」
奏(って、何訊いてるんだ私。)
光輝「そうだね。若くしてプロになった実力がどれだけのものなのか興味があるし。一度闘ってみたいかな。」
奏「そ、そう。」
奏(こういう奴だったわ…。)
光輝「奏はもう休憩終わりかい?」
奏「うん。それじゃお先に。」
部屋を出る奏。
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.Cデュエルセンター・通路)
奏「大会か…。」
メアリー「アンタ…分っかりやすいやっちゃな~。」
奏「なっ!?ギャル子!アンタまだいたの?」
メアリー「誰がギャル子やねん!」
奏「とっとと行きなさいって言ったでしょ。捕まりたいわけ?」
メアリー「そんなんやない。ちょっと奏っちに訊きたい事があったんや。」
奏「何よ…財宝の在処なら私は知らないわよ?」
メアリー「それもええけど、ウチが訊きたいんは…」
奏「……えーっと、さっきも言ったような気がするけど」
奏「……馬鹿にしてるの?」
メアリー「馬鹿になんてしてへん。ウチは大真面目や。」
奏「ここら辺でタダで泊まれる宿がないかって、そんなもんある訳ないでしょうが!」
メアリー「やっぱ難しいか……せやけどウチここの金なんて持ってへんしなぁ…。」
奏「はぁ…家出ならとっとと帰りなさい。私は行くわよ。」
メアリー「せや!奏っち!アンタん家泊めてぇな!!」
奏「馬鹿も休み休み言いなさい!私は夜まで忙しいの!アンタに付き合ってる時間なんてないの!ったく。」
メアリー「そないなこと言わんと………っ?」
二人の横を通り過ぎるスタッフに目を向ける。
奏「アンタもいい加減に……って」
奏「いないし…。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(新横浜地区)
遊月「これなんてどうでしょう?」
無人の露店に置かれた簪を取って見せる。
お春「はい。姫様によくお似合いかと。」
遊月「もう…私ではなくお春さんの使うものですよ?」
お春「姫様…やはりわたしのような者に被け物など…。」
遊月「お春さん、被け物などと思わないでください。」
遊月「私はただいつも傍に居てくれるお春さんに感謝の意を示したいだけなのです。」
お春「ですが…」
遊月「それにこれは『徳川の娘』ではなく、『遊月』としてあなたに受け取って欲しいの。」
お春「姫様……。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.Cデュエルセンター)
奏「ふぅ…これで今日は上りね。」
奏(結局あのギャル子のせいで碌に休憩できなかったし…。)
奏「なんて愚痴っても仕方ないか。もう済んだこと済んだこと。」
奏「あー疲れた。早く帰ってシャワーでも浴びよ。」
「おい聞いたか!?外でなんかドンパチしてるってよ!」
「変な女がスタッフに絡んだらしいぜ。」
「私さっきチラッと見た。裏口の前でなんかデュエルしてたみたい。」
奏「………まさかね。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.Cデュエルセンター・裏口前)
メアリー「これで最後や!歯ぁ食いしばりぃ!!」
メアリー「ゴールド・グレイスでダイレクトアタックや!!」
スタッフ「そんな……ぐわっはあああぁぁぁ!!!」LP500→0
WIN・メアリー
メアリー「なんや大口叩いて来た割には大したことあらへんなぁ。」
スタッフ「くそっ…!」
奏「………はぁ。」
メアリー「おっ!奏っちやん!丁度良かったわ!」
奏「何が丁度良いよ!馬鹿じゃないの!?うちのスタッフの邪魔して、営業妨害のつもり!!?」
奏「今度という今度はもう許さないわよ…!こんなったらセキュリティにでも……」
メアリー「なぁ?コイツほんまにアンタ等の同業者かいな?」
奏「はぁ?そんなの服を見れば一目で分かるでしょ!」
メアリー「ふぅん……ほんなら荷物の運び方くらいしっかり教育しておくんやな。」
男が押していたカートに歩み寄る。
中身を覆い隠していた大きな布を剥ぎ取ると、中には大量のデュエルディスクが乱雑に詰め込まれていた。
奏「デュエルディスク…?今日は運送の予定なんて…はっ!」
スタッフの男の前に詰め寄る。
奏「まさかあなた…!!」
スタッフ「くっ…!」
メアリー「せや。なぁんか怪しい思て後つけてたらビンゴや。」
メアリー「声かけてもなんか挙動不審やし、思い切ってカートに手ぇかけたらあっさり本性表しよった。」
奏「最近現れたデュエルディスク泥棒…まさかスタッフに紛れてたなんて。」
奏「これだけ証拠があればもう言い逃れできないわよ!今すぐセキュリティに…!!」
スタッフ「くそぉ!!!」
奏「!?」
瞬時に立ち上がり奏に襲い掛かるスタッフ
メアリー「奏っち!!」
シュピン!
スタッフ「うわぁ!」
どこからか飛んできたカードが目の前を横切る。
一瞬の事に何が起きたか理解できず硬直するスタッフ。
大駕「大の男が女子(おなご)相手に不意打ちか。情けない。」
奏「大駕…。」
大駕「儂は暴力は嫌いじゃが、センターの治安を守るためなら……少しくらい腕を振るってもかまわんかのぉ。」
指をぴきぴきと鳴らす。
スタッフ「ひぃ!」
大男の登場に再び腰を抜かすスタッフ。
大駕「さぁどうする……大人しくするなら平和的な処置を取らせてもらうがのぅ?」
スタッフ「お、おお、おどなじぐじまづううう!!!」
奏「治安を守るために暴力って…本末転倒じゃないの。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
複数の男性スタッフに連行される泥棒スタッフ
奏「ありがと大駕。助かったわ。」
大駕「なに、儂は偶然通りかかっただけよ。それより例の泥棒を捕まえるとはお手柄じゃのう奏嬢。」
奏「えっ?あぁそれは……」
メアリー「ホント見事やったわ~奏っちは名探偵やな!」
奏「あ、アンタ何を…!!」
「対嶋さんが犯人捕まえたのか?」
「すっげぇ…強いのはデュエルじゃないってか。」
「はぁ…憧れるわぁ」
「流石です!対嶋さん!」
奏「ちょ、ちょっと……」
大駕「がはは!今日は疲れておろう。後は儂等に任せて帰るがよい。詳しい話はまた明日で良かろう。」
奏「あ、うん。ありがと……」
大駕「ではの!光輝にもその武勇伝えておくぞ!」
奏「よ、余計な事しなくていいから!!!」
大駕「がっはっは!!気を付けて帰るのじゃぞ!」
メアリー「奏っち~♪」
奏「あんたねぇ…。」
メアリー「一躍ヒーローや。悪い気はせんやろ?」
奏「ヒーローって…私なにもしてないし。」
メアリー「まぁまぁそういうことになっとるんやしええやん。胸張っとき。」
奏「むぅ……。」
メアリー「ところで奏っち?」ニヤリ
奏「うっ……。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.C社員寮)
奏「言っとくけど今日だけよ!!今日一日だけだからね!!」
メアリー「分かっとるって♪おおきにな~。」
奏「ったく、あーもー今日はとことん疲れる日だわホント。」
メアリー「おぉちゃんと風呂もついとるやん!後で借りるでぇ!」
奏(ほんのちょっと恩があるとはいえ…やっぱり連れてきたのは間違いだったかしら…?)
奏「ホント碌な事がないわね…。」
メアリー「そうでもないやん。ヒーローになったんやし、それにあの兄ちゃんとデートやろ?」
奏「なっ!アンタあの会話全部聞いてたの!?趣味悪すぎ!」
メアリー「不可抗力や不可抗力。」
奏「何が不可抗力よ…それにデートなんてもんじゃない。ただ大会を紹介されただけなんだから。」
メアリー「けど一緒に行くんやろ?ほんならもうデートみたいなもんやん。」
奏「普通に考えたらそうかもしれないけどあの光輝の事だしそんなこと……ってなんであんたにそんなこと話さなきゃいけないのよ!」
奏「それに光輝と一緒だからって別に嬉しくなんて…!!」
メアリー「……びっくりするくらい分かりやすいやっちゃなぁ。」
奏「何よその顔は!ホントよホント!」
メアリー「そないに真っ赤な顔で言われてもなぁ。せやそういえば…」
メアリー「ウチとデュエルした時、ちょろっとニコニコしとったやろ?あれなんか理由でもあるんか?」
奏「はぁ?ニコニコっていつそんな…」
メアリー「アンタの最後のターンの……ほら、なんとかっちゅう魔法カード使った時や。」
奏「最後のターン……ってことは『愛奏-Melodie damour-(メロディダムール)』…。」
奏「べ、別に深い理由なんてこれっぽっちも…!!」
メアリー「……顔が正直過ぎんでアンタ。」
奏「うっさい!これは……前にちょっと…」
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
女性「この状況は流石に覆せないわよね。」
奏「それはどうかしら?私のターン!」
奏「魔法カード『愛奏-Melodie damour-(メロディダムール)』発動!」
女性「何?この音楽は…。」
奏「私を勝利へ導いてくれる愛のメロディよ。」
奏「墓地より『騎楽士 クレシェンド』を特殊召喚!」
光輝「……!」
女性「そんな!一気にモンスターが!」
奏「これでフィナーレよ!ダイレクトアタック!!」
奏「まぁ、こんなものね。」
パチパチ
奏「ん?」
光輝「おめでとう対嶋さん。凄いデュエルだった。」
奏「あんたは…確か上原。別に凄くなんてないわよ。アストベリー杯を目指すならこれくらいは当然。」
光輝「それはそうかもしれなけど、単純なデュエルの腕や戦術じゃなくて…」
奏「…?」
光輝「魅せるって言うのかな……デュエルしている君そのものが目を引くというか…」
光輝「凄く……綺麗だったよ。」
奏「っ!!///」
奏「は、はぁ!!?な、何言ってんのよあんた、バッカみたい!!」
光輝「あはは…馬鹿は酷いなぁ。」
奏「もう…私もう行くから!」
奏「その………ありがと!!」
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
奏「前にちょっとだけある人に褒められて、その時の事をちょっと思い出しただけ!!ホントにそれだけよ!!?」
メアリー(誰に褒められたか明白なあたり奏っちやなぁ…。)
メアリー「そんで、あの兄ちゃんとは今どうなっとるん?ウチちょっと興味出てきたわ!」
奏「はああ!?別にどうもなってないわよ!!何言ってんのアンタ!?」
メアリー「なんや進展無しかいな、見た目より奥手やなぁ。見えないとこで好きな相手には猛アタックするようなタイプかと思ってたんやけど。」
奏「一人で勝手に盛り上がらないで!す、すす、好きとかそんなんじゃないし!」
メアリー「アンタなぁ……それで隠せてるつもりかいな。」
奏「あぁもう//腹立つわね!」
奏「仮にその……す、好きだとしても!私はそんな一気に猛アタックとか…そんなことしないわよ!」
奏「仕事でほぼ毎日顔合わせるんだし、そ、そんな変に急ぐ必要ないじゃない!」
奏「遠くにいるわけでもあるまいし…会おうと思えばいつでも会えるんだから。」
メアリー「それは違うで。」
途端に顔つきが真面目になるメアリー。
奏「はぁ?」
メアリー「確かに今は会おうと思えば会えるかも知れへん。せやけど、それが長く続くとは限らんのや。」
メアリー「普通に考えたらホンマに後の話やけど、ホントになんの前触れもなく唐突に現れたりするもんなんよ。」
メアリー「『別れ』っちゅうんはな。」
奏「な、何分かったようなこと言ってんのよ…!」
メアリー「ウチにもあるんよ。そんな風に…この先もずっとこんな日々が続くんやろなぁ思ってた時期が。」
メアリー「ホント唐突やった…気づいたら独りぼっち。周りには誰もおらんかった。」
メアリー「そこで初めて思うんや。こんなことになるんやったらもっとああしとけば、こうしとけば良かったってな。」
メアリー「後悔先に立たず…なんてよく言ったもんや。アンタも…」
奏「何よ!」
メアリー「!!?」
奏「見透かした様な事言わないで!!急に上から偉そうに!!」
奏「今日会ったばかりのアンタに私の何が分かるってのよ!!」
メアリー「アンタの事は分からん…けどウチは」
奏「もういい!それ以上喋らないで!!」
メアリー「奏っち……」
奏「…てって」
奏「出てってよ!!!」
メアリー「…確かにちょっと一方的やったな。そこは謝る。ごめんな。」
メアリー「けど…それでもウチは、アンタに後悔なんてして欲しくないんよ。」
部屋を後にするメアリー。
奏「何よ……子供のくせに…」
奏「なんだってのよ……!」
ペタンと座り込む。
終
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(次回予告)
遊月「メアリー様のあのお化粧…あれも別世界の文化というものでしょうか?」
お春「そうかもしれませんね。少々奇抜な風貌ですが。」
遊月「魅河が復興した暁にはああいった化粧が流行るのやもしれません。私も勉強しなくては…!」
お春「勉強…ですか?」
遊月「まずはあの土色の肌…あれは鉄漿(おはぐろ)を塗ればよいのでしょうか…」
お春「ひ、姫様?」
遊月「そしてあの稲穂のような金色の髪…やはりあれは金箔を…!しかしどの程度の量が必要なのでしょう…いえ、物は試しです!」
遊月「次回!上波航海日誌第4話!『~葛藤~』!」」
お春「姫様!お止めください!姫様ぁ!!」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
・前回の話にて次回予告のサブタイトルを間違えてました……ひっそりと修正しております。
(M.C.Cデュエルセンター・一室)
奏「…つまり。」
奏「アンタは異次元世界を廻って宝石を集める海賊で、訳あって多数の次元を又にかける謎の悪党に対峙する一味に手を貸すことになって、その一味の住居代わりにしている海賊船から落ちて、気が付いたら次元を跳躍してさっきのデュエルディスク保管庫に辿り着いたと…。」
メアリー「まぁ簡単に言うとそんな感じやな。話が早ぅて助かるわ。」
奏「……馬鹿にしてるの?」
メアリー「へ?」
奏「今時そんな設定幼稚園児でも信じないわよ!!なによ海賊って!馬鹿じゃないの!!」
メアリー「おおぅ!!いきなりデカい声出さんといてぇな!びっくりしたわ…。」
奏「出したくもなるわよ!!あぁもう…人が休憩時間削って相手してやってるってのに。」
メアリー「よっぽどの事がないかぎり他の次元に飛ばされるなんて事あらへんからなぁ。今すぐ信用せぇってのも無茶な話か…。」
奏「もういいわよその話は……あーもー随分頭のおかしい奴に関わっちゃったなぁ。」
メアリー「…聞こえるように言わんといてくれるか。」
奏「大体その顔……というかそのファッション全般…。」
奏「アンタ何年前からタイムスリップしてきたのよ…。」
メアリー「タイムスリップやのうて次元スリップなんやけどな…。」
奏「はぁ…まぁいいか。証拠もないし、ただの迷子って事にしたげるわ。」
メアリー「ホンマ!?おおきにな~。」
奏「それじゃ速やかに出ていきなさい。アンタ絶対目立つし、周りに見つかると面倒だから。」
コンコン
奏「ん?」
光輝「奏、お客さんかい?」
奏「あー光輝…えと、お客って言っていいものかしら…?」
メアリー「なんやケチ臭い事言わんと、お客様でええやん。」
光輝「?」
奏「ややこしくなるからアンタはとっとと行きなさい!!」
メアリー「ちぇー」
部屋からメアリーを追い出す。
光輝「なんだったんだい…?」
奏「気にしないで…説明するのも面倒くさい。」
光輝「う、うん。」
光輝「そうだ、奏に話があったんだ。」
奏「話…?」
光輝「あぁ、今度の休みって予定あるかな?良かったら…」
奏「え、えぇ!?…別に予定なんてないけど…//」
光輝「そっか。奏、これ興味あるかい?」
チラシを手渡す光輝。
そしてそこに目を通す奏。
奏「…デュエルの大会?」
光輝「ちょっと遠いけど、良かったら奏も参加しないか?」
奏「あ…そういうこと。」
奏(べ、別に何か期待してた訳じゃないけど…。)
奏「光輝も中々にデュエル馬鹿よねぇ…。」
光輝「アストベリー杯があんなことになっちゃったから、なんとなく不完全燃焼気味でね。」
奏「…どーせ私は完全燃焼よ。」
光輝「あっごめ…えーと…。」
奏「ふふ、分かった。私も行くわ。」
光輝「そ、そうか良かった。詳しい事は後でメールするよ。」
奏「うん。…にしても上波以外の大会情報なんてどっからもってきたのよ。」
光輝「あぁこのチラシ、さっき社長に貰ってね。」
奏「成程。社長なら知ってても不思議はないわね。」
光輝「常にライバル会社の事も頭に入れておかないと……ってよく言ってたから。」
奏「そこに身内のスタッフ送るってのもどうなのかしら…。」
光輝「はは、確かに。でも社長らしいといえばらしいかな。」
奏「分かるのかもね、デュエル馬鹿の気持ちが。元プロだっていうし。」
光輝「元プロデュエリストで今はセンターの社長か……本当に凄い人だよ。」
奏「(ムスッ)……そうね。それに綺麗だし。」
奏「光輝もやっぱり……ああいう人に憧れるものなの…?」
奏(って、何訊いてるんだ私。)
光輝「そうだね。若くしてプロになった実力がどれだけのものなのか興味があるし。一度闘ってみたいかな。」
奏「そ、そう。」
奏(こういう奴だったわ…。)
光輝「奏はもう休憩終わりかい?」
奏「うん。それじゃお先に。」
部屋を出る奏。
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(M.C.Cデュエルセンター・通路)
奏「大会か…。」
メアリー「アンタ…分っかりやすいやっちゃな~。」
奏「なっ!?ギャル子!アンタまだいたの?」
メアリー「誰がギャル子やねん!」
奏「とっとと行きなさいって言ったでしょ。捕まりたいわけ?」
メアリー「そんなんやない。ちょっと奏っちに訊きたい事があったんや。」
奏「何よ…財宝の在処なら私は知らないわよ?」
メアリー「それもええけど、ウチが訊きたいんは…」
奏「……えーっと、さっきも言ったような気がするけど」
奏「……馬鹿にしてるの?」
メアリー「馬鹿になんてしてへん。ウチは大真面目や。」
奏「ここら辺でタダで泊まれる宿がないかって、そんなもんある訳ないでしょうが!」
メアリー「やっぱ難しいか……せやけどウチここの金なんて持ってへんしなぁ…。」
奏「はぁ…家出ならとっとと帰りなさい。私は行くわよ。」
メアリー「せや!奏っち!アンタん家泊めてぇな!!」
奏「馬鹿も休み休み言いなさい!私は夜まで忙しいの!アンタに付き合ってる時間なんてないの!ったく。」
メアリー「そないなこと言わんと………っ?」
二人の横を通り過ぎるスタッフに目を向ける。
奏「アンタもいい加減に……って」
奏「いないし…。」
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(新横浜地区)
遊月「これなんてどうでしょう?」
無人の露店に置かれた簪を取って見せる。
お春「はい。姫様によくお似合いかと。」
遊月「もう…私ではなくお春さんの使うものですよ?」
お春「姫様…やはりわたしのような者に被け物など…。」
遊月「お春さん、被け物などと思わないでください。」
遊月「私はただいつも傍に居てくれるお春さんに感謝の意を示したいだけなのです。」
お春「ですが…」
遊月「それにこれは『徳川の娘』ではなく、『遊月』としてあなたに受け取って欲しいの。」
お春「姫様……。」
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(M.C.Cデュエルセンター)
奏「ふぅ…これで今日は上りね。」
奏(結局あのギャル子のせいで碌に休憩できなかったし…。)
奏「なんて愚痴っても仕方ないか。もう済んだこと済んだこと。」
奏「あー疲れた。早く帰ってシャワーでも浴びよ。」
「おい聞いたか!?外でなんかドンパチしてるってよ!」
「変な女がスタッフに絡んだらしいぜ。」
「私さっきチラッと見た。裏口の前でなんかデュエルしてたみたい。」
奏「………まさかね。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.Cデュエルセンター・裏口前)
メアリー「これで最後や!歯ぁ食いしばりぃ!!」
メアリー「ゴールド・グレイスでダイレクトアタックや!!」
スタッフ「そんな……ぐわっはあああぁぁぁ!!!」LP500→0
WIN・メアリー
メアリー「なんや大口叩いて来た割には大したことあらへんなぁ。」
スタッフ「くそっ…!」
奏「………はぁ。」
メアリー「おっ!奏っちやん!丁度良かったわ!」
奏「何が丁度良いよ!馬鹿じゃないの!?うちのスタッフの邪魔して、営業妨害のつもり!!?」
奏「今度という今度はもう許さないわよ…!こんなったらセキュリティにでも……」
メアリー「なぁ?コイツほんまにアンタ等の同業者かいな?」
奏「はぁ?そんなの服を見れば一目で分かるでしょ!」
メアリー「ふぅん……ほんなら荷物の運び方くらいしっかり教育しておくんやな。」
男が押していたカートに歩み寄る。
中身を覆い隠していた大きな布を剥ぎ取ると、中には大量のデュエルディスクが乱雑に詰め込まれていた。
奏「デュエルディスク…?今日は運送の予定なんて…はっ!」
スタッフの男の前に詰め寄る。
奏「まさかあなた…!!」
スタッフ「くっ…!」
メアリー「せや。なぁんか怪しい思て後つけてたらビンゴや。」
メアリー「声かけてもなんか挙動不審やし、思い切ってカートに手ぇかけたらあっさり本性表しよった。」
奏「最近現れたデュエルディスク泥棒…まさかスタッフに紛れてたなんて。」
奏「これだけ証拠があればもう言い逃れできないわよ!今すぐセキュリティに…!!」
スタッフ「くそぉ!!!」
奏「!?」
瞬時に立ち上がり奏に襲い掛かるスタッフ
メアリー「奏っち!!」
シュピン!
スタッフ「うわぁ!」
どこからか飛んできたカードが目の前を横切る。
一瞬の事に何が起きたか理解できず硬直するスタッフ。
大駕「大の男が女子(おなご)相手に不意打ちか。情けない。」
奏「大駕…。」
大駕「儂は暴力は嫌いじゃが、センターの治安を守るためなら……少しくらい腕を振るってもかまわんかのぉ。」
指をぴきぴきと鳴らす。
スタッフ「ひぃ!」
大男の登場に再び腰を抜かすスタッフ。
大駕「さぁどうする……大人しくするなら平和的な処置を取らせてもらうがのぅ?」
スタッフ「お、おお、おどなじぐじまづううう!!!」
奏「治安を守るために暴力って…本末転倒じゃないの。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
複数の男性スタッフに連行される泥棒スタッフ
奏「ありがと大駕。助かったわ。」
大駕「なに、儂は偶然通りかかっただけよ。それより例の泥棒を捕まえるとはお手柄じゃのう奏嬢。」
奏「えっ?あぁそれは……」
メアリー「ホント見事やったわ~奏っちは名探偵やな!」
奏「あ、アンタ何を…!!」
「対嶋さんが犯人捕まえたのか?」
「すっげぇ…強いのはデュエルじゃないってか。」
「はぁ…憧れるわぁ」
「流石です!対嶋さん!」
奏「ちょ、ちょっと……」
大駕「がはは!今日は疲れておろう。後は儂等に任せて帰るがよい。詳しい話はまた明日で良かろう。」
奏「あ、うん。ありがと……」
大駕「ではの!光輝にもその武勇伝えておくぞ!」
奏「よ、余計な事しなくていいから!!!」
大駕「がっはっは!!気を付けて帰るのじゃぞ!」
メアリー「奏っち~♪」
奏「あんたねぇ…。」
メアリー「一躍ヒーローや。悪い気はせんやろ?」
奏「ヒーローって…私なにもしてないし。」
メアリー「まぁまぁそういうことになっとるんやしええやん。胸張っとき。」
奏「むぅ……。」
メアリー「ところで奏っち?」ニヤリ
奏「うっ……。」
--- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
(M.C.C社員寮)
奏「言っとくけど今日だけよ!!今日一日だけだからね!!」
メアリー「分かっとるって♪おおきにな~。」
奏「ったく、あーもー今日はとことん疲れる日だわホント。」
メアリー「おぉちゃんと風呂もついとるやん!後で借りるでぇ!」
奏(ほんのちょっと恩があるとはいえ…やっぱり連れてきたのは間違いだったかしら…?)
奏「ホント碌な事がないわね…。」
メアリー「そうでもないやん。ヒーローになったんやし、それにあの兄ちゃんとデートやろ?」
奏「なっ!アンタあの会話全部聞いてたの!?趣味悪すぎ!」
メアリー「不可抗力や不可抗力。」
奏「何が不可抗力よ…それにデートなんてもんじゃない。ただ大会を紹介されただけなんだから。」
メアリー「けど一緒に行くんやろ?ほんならもうデートみたいなもんやん。」
奏「普通に考えたらそうかもしれないけどあの光輝の事だしそんなこと……ってなんであんたにそんなこと話さなきゃいけないのよ!」
奏「それに光輝と一緒だからって別に嬉しくなんて…!!」
メアリー「……びっくりするくらい分かりやすいやっちゃなぁ。」
奏「何よその顔は!ホントよホント!」
メアリー「そないに真っ赤な顔で言われてもなぁ。せやそういえば…」
メアリー「ウチとデュエルした時、ちょろっとニコニコしとったやろ?あれなんか理由でもあるんか?」
奏「はぁ?ニコニコっていつそんな…」
メアリー「アンタの最後のターンの……ほら、なんとかっちゅう魔法カード使った時や。」
奏「最後のターン……ってことは『愛奏-Melodie damour-(メロディダムール)』…。」
奏「べ、別に深い理由なんてこれっぽっちも…!!」
メアリー「……顔が正直過ぎんでアンタ。」
奏「うっさい!これは……前にちょっと…」
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
女性「この状況は流石に覆せないわよね。」
奏「それはどうかしら?私のターン!」
奏「魔法カード『愛奏-Melodie damour-(メロディダムール)』発動!」
女性「何?この音楽は…。」
奏「私を勝利へ導いてくれる愛のメロディよ。」
奏「墓地より『騎楽士 クレシェンド』を特殊召喚!」
光輝「……!」
女性「そんな!一気にモンスターが!」
奏「これでフィナーレよ!ダイレクトアタック!!」
奏「まぁ、こんなものね。」
パチパチ
奏「ん?」
光輝「おめでとう対嶋さん。凄いデュエルだった。」
奏「あんたは…確か上原。別に凄くなんてないわよ。アストベリー杯を目指すならこれくらいは当然。」
光輝「それはそうかもしれなけど、単純なデュエルの腕や戦術じゃなくて…」
奏「…?」
光輝「魅せるって言うのかな……デュエルしている君そのものが目を引くというか…」
光輝「凄く……綺麗だったよ。」
奏「っ!!///」
奏「は、はぁ!!?な、何言ってんのよあんた、バッカみたい!!」
光輝「あはは…馬鹿は酷いなぁ。」
奏「もう…私もう行くから!」
奏「その………ありがと!!」
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
奏「前にちょっとだけある人に褒められて、その時の事をちょっと思い出しただけ!!ホントにそれだけよ!!?」
メアリー(誰に褒められたか明白なあたり奏っちやなぁ…。)
メアリー「そんで、あの兄ちゃんとは今どうなっとるん?ウチちょっと興味出てきたわ!」
奏「はああ!?別にどうもなってないわよ!!何言ってんのアンタ!?」
メアリー「なんや進展無しかいな、見た目より奥手やなぁ。見えないとこで好きな相手には猛アタックするようなタイプかと思ってたんやけど。」
奏「一人で勝手に盛り上がらないで!す、すす、好きとかそんなんじゃないし!」
メアリー「アンタなぁ……それで隠せてるつもりかいな。」
奏「あぁもう//腹立つわね!」
奏「仮にその……す、好きだとしても!私はそんな一気に猛アタックとか…そんなことしないわよ!」
奏「仕事でほぼ毎日顔合わせるんだし、そ、そんな変に急ぐ必要ないじゃない!」
奏「遠くにいるわけでもあるまいし…会おうと思えばいつでも会えるんだから。」
メアリー「それは違うで。」
途端に顔つきが真面目になるメアリー。
奏「はぁ?」
メアリー「確かに今は会おうと思えば会えるかも知れへん。せやけど、それが長く続くとは限らんのや。」
メアリー「普通に考えたらホンマに後の話やけど、ホントになんの前触れもなく唐突に現れたりするもんなんよ。」
メアリー「『別れ』っちゅうんはな。」
奏「な、何分かったようなこと言ってんのよ…!」
メアリー「ウチにもあるんよ。そんな風に…この先もずっとこんな日々が続くんやろなぁ思ってた時期が。」
メアリー「ホント唐突やった…気づいたら独りぼっち。周りには誰もおらんかった。」
メアリー「そこで初めて思うんや。こんなことになるんやったらもっとああしとけば、こうしとけば良かったってな。」
メアリー「後悔先に立たず…なんてよく言ったもんや。アンタも…」
奏「何よ!」
メアリー「!!?」
奏「見透かした様な事言わないで!!急に上から偉そうに!!」
奏「今日会ったばかりのアンタに私の何が分かるってのよ!!」
メアリー「アンタの事は分からん…けどウチは」
奏「もういい!それ以上喋らないで!!」
メアリー「奏っち……」
奏「…てって」
奏「出てってよ!!!」
メアリー「…確かにちょっと一方的やったな。そこは謝る。ごめんな。」
メアリー「けど…それでもウチは、アンタに後悔なんてして欲しくないんよ。」
部屋を後にするメアリー。
奏「何よ……子供のくせに…」
奏「なんだってのよ……!」
ペタンと座り込む。
終
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(次回予告)
遊月「メアリー様のあのお化粧…あれも別世界の文化というものでしょうか?」
お春「そうかもしれませんね。少々奇抜な風貌ですが。」
遊月「魅河が復興した暁にはああいった化粧が流行るのやもしれません。私も勉強しなくては…!」
お春「勉強…ですか?」
遊月「まずはあの土色の肌…あれは鉄漿(おはぐろ)を塗ればよいのでしょうか…」
お春「ひ、姫様?」
遊月「そしてあの稲穂のような金色の髪…やはりあれは金箔を…!しかしどの程度の量が必要なのでしょう…いえ、物は試しです!」
遊月「次回!上波航海日誌第4話!『~葛藤~』!」」
お春「姫様!お止めください!姫様ぁ!!」
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・前回の話にて次回予告のサブタイトルを間違えてました……ひっそりと修正しております。
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101 | 29 機械トラブル?封じられたエクストラ | 1290 | 2 | 2015-11-16 | - | |
112 | 30 ウサギ大捜索 | 1161 | 2 | 2015-12-04 | - | |
77 | 31 氷結のグレイシア | 1446 | 3 | 2015-12-09 | - | |
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113 | 33 勝利を照らせ!逆転の天召術 | 1328 | 4 | 2015-12-31 | - | |
156 | 34 ライフ・イズ・ラヴ!愛の特攻隊! | 1329 | 4 | 2016-01-17 | - | |
149 | 35 最強の天使 | 1365 | 2 | 2016-02-01 | - | |
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97 | 37 ジェネシック強襲 | 1270 | 2 | 2016-02-21 | - | |
160 | 38 謎の窃盗集団 | 1321 | 3 | 2016-03-03 | - | |
74 | 39 交わる刃 | 1398 | 6 | 2016-03-17 | - | |
88 | 40 重なる疑問 | 1192 | 4 | 2016-03-27 | - | |
123 | 41 本戦開始!白熱のエキシビジョン | 1253 | 4 | 2016-03-28 | - | |
172 | 42 十年前の栄光、雷のプロデュエリスト | 1431 | 4 | 2016-04-03 | - | |
134 | 43 大ファンの意地!放て!弾丸融合! | 1422 | 6 | 2016-04-08 | - | |
73 | 44 その名はマイティ!脅威の罠コンボ! | 1222 | 4 | 2016-04-17 | - | |
135 | 45 無敵のサプライズ | 1287 | 4 | 2016-04-20 | - | |
87 | 46 全力全開!不屈の百鬼夜行! | 1467 | 4 | 2016-04-27 | - | |
125 | 47 戦う理由 | 1305 | 2 | 2016-05-03 | - | |
150 | 48 響き合う力!天音VS奏 | 1425 | 2 | 2016-05-05 | - | |
94 | 49 戦律!騎楽極士フォルティッシモ! | 1291 | 2 | 2016-05-15 | - | |
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132 | 51 宿命の再戦!夏武斗VS光輝 | 1349 | 4 | 2016-05-25 | - | |
101 | 52 グロウアップ・コクーン!熱き力比べ | 1449 | 3 | 2016-06-04 | - | |
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102 | 54 グレイシア再び | 1213 | 6 | 2016-06-21 | - | |
163 | 55 大会中止!?吹き荒ぶ陰謀の風! | 1246 | 3 | 2016-07-02 | - | |
130 | 特別編・使用カード一覧(楠夏武斗) | 1323 | 0 | 2016-07-07 | - | |
142 | 特別編・使用カード一覧(花田天音) | 1479 | 0 | 2016-07-08 | - | |
100 | 特別編・使用カード一覧(夜見原仁) | 1258 | 0 | 2016-07-10 | - | |
81 | 特別編・裏話と共に振り返ってみよう | 1281 | 7 | 2016-07-18 | - | |
145 | 56 オペレーション・アブソーブ | 1213 | 4 | 2016-07-27 | - | |
158 | 57 ジェネシックのエージェント | 1294 | 6 | 2016-08-03 | - | |
142 | コラボ編・上波航海日誌 ~想起~ | 1126 | 4 | 2016-08-21 | - | |
141 | コラボ編・上波航海日誌 ~出合~ | 1295 | 4 | 2016-08-28 | - | |
125 | コラボ編・上波航海日誌 ~奇縁~ | 1120 | 2 | 2016-09-15 | - | |
129 | コラボ編・上波航海日誌 ~葛藤~ | 1210 | 4 | 2016-09-22 | - | |
139 | コラボ編・上波航海日誌 ~勇気~ | 1232 | 4 | 2016-10-10 | - | |
137 | コラボ編・上波航海日誌 ~棄却~ | 1263 | 2 | 2016-10-20 | - | |
106 | コラボ編・上波航海日誌 ~再会~ | 1025 | 2 | 2016-10-24 | - | |
164 | 58 楯山の苦悩、自分自身のデュエル | 1228 | 4 | 2016-11-02 | - | |
126 | 59 動き出した影 | 1344 | 6 | 2016-11-20 | - | |
134 | 60 狙われた夏武斗 | 1364 | 6 | 2016-12-05 | - | |
139 | 61 奪われたヴィクトリー・ビートル | 1203 | 6 | 2017-01-03 | - | |
79 | 62 4倍ハンデ!?超弩級のシェンロン! | 1093 | 6 | 2017-01-22 | - | |
140 | 63 神龍演舞 | 1158 | 8 | 2017-02-13 | - | |
111 | 64 引かれ合う力 | 1080 | 0 | 2017-03-09 | - | |
113 | 65 Dオーラ | 1039 | 2 | 2017-03-31 | - | |
176 | 66 動物園の罠!?変則バトルロワイアル | 1263 | 4 | 2017-04-20 | - | |
148 | 67 ランクアップ 新たなる力 | 1253 | 4 | 2017-05-19 | - | |
162 | 68 アインヘリアルの陰謀 | 1111 | 6 | 2017-05-29 | - | |
144 | 69 罪と罰 | 1030 | 4 | 2017-06-24 | - | |
137 | 70 悪夢を払え!覚醒のシンクロ召喚! | 1141 | 4 | 2017-07-28 | - | |
168 | 71 ロバート再来 | 1217 | 3 | 2017-08-09 | - | |
146 | 72 ハイウェイの戦い!激闘ツーリング | 985 | 2 | 2017-09-04 | - | |
158 | 73 俺達の誇り | 1142 | 4 | 2017-09-10 | - | |
152 | 74 ライジンの選んだ道 | 996 | 4 | 2017-10-15 | - | |
180 | 75 爆誕!智界精ミズガリア・ワイズ! | 1269 | 4 | 2017-11-13 | - | |
76 | 76 夏武斗の為に…。天音VS仁! | 1006 | 4 | 2017-12-15 | - | |
137 | 77 立ち上がれ!俺の信じるデュエル! | 1122 | 6 | 2018-01-29 | - | |
56 | 78 馬鹿執事と迷子のお嬢様 | 794 | 4 | 2018-02-24 | - | |
135 | 79 アブソーバーの脅威 | 972 | 4 | 2018-03-31 | - | |
116 | 80 空っぽの場所 | 879 | 2 | 2018-04-19 | - | |
111 | 81 クリスティアホールの夜 | 887 | 2 | 2018-05-12 | - | |
101 | 82 不思議の国のタッグデュエル | 821 | 2 | 2018-05-27 | - | |
121 | 83 幸せの記憶 | 882 | 2 | 2018-06-23 | - | |
104 | 84 愛されなかった者 | 993 | 2 | 2018-07-11 | - | |
140 | 85 一睡の悲劇 | 883 | 2 | 2018-07-29 | - | |
82 | 86 裁かれなかった者 | 876 | 2 | 2018-08-26 | - | |
115 | 87 一人じゃないから | 925 | 6 | 2018-09-23 | - | |
62 | 88 尽きぬ欲望、暗躍のカードコレクター | 988 | 6 | 2018-11-02 | - | |
122 | 89 開演!トレジャー歌劇団 | 809 | 3 | 2018-11-06 | - | |
85 | 90 大女優の本性 | 856 | 4 | 2018-11-16 | - | |
123 | 91 天音VS平留!浮上せし氷山の一角獣 | 1048 | 4 | 2018-12-08 | - | |
70 | 92 平留香織の凍てつく日々 | 838 | 2 | 2019-01-01 | - | |
105 | 93 絶望クリスマス | 827 | 4 | 2019-01-18 | - | |
97 | 94 天音の選択 | 743 | 4 | 2019-02-12 | - | |
95 | 95 追跡!アインヘリアル! | 752 | 4 | 2019-03-10 | - | |
80 | 96 ライバルタッグ!蘇りし欲望 | 750 | 4 | 2019-03-29 | - | |
99 | 97 邪商魔神爆誕!絶望のトークン地獄! | 749 | 6 | 2019-04-16 | - | |
71 | 98 最後の攻撃 | 687 | 2 | 2019-05-02 | - | |
96 | 99 託した1ターン | 682 | 4 | 2019-05-21 | - | |
89 | 100 覚醒の不死蝶 | 1020 | 4 | 2019-05-28 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/11/23 新商品 TERMINAL WORLD 2 カードリスト追加。
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うーむ、メアリーの外見がもっと年齢相応だったなら奏のも彼女の思いがもっと伝わったんじゃないかとも思ってしまいますね。経験者として語るには、メアリー(の見た目)はいろいろと問題がありすぎた…… (2016-09-17 00:02)
見た目ギャルで人妻で海賊で異次元人で窃盗容疑…素直に信じるには時間が必要そうですw (2016-09-17 00:14)