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第82話:情報共有 作:チュウ
正義とのデュエルは何とか俺の勝利に終わった。負け惜しみを言いながら正義は広間から出て行ってしまったが、これでフィオラの身も取り敢えずは守られたって事だよな。そういえば、正義に散々の言われようだったがフィオラは大丈夫だろうか?
「フィオラ、大丈夫か?その……あまり気にするなよ?」
「……うん」
特に変わった様子はなさそうだな。口数が少ないのはいつもの事だし。
「ツカサ!よく勝ったのよ!」
元気よくクロリムが話しかけてきた。
「あの異世界人、闇の尖兵よりも強かったのよ。でも、それに勝っちゃうのは喜ばしい事なのよ。それに、アイツが負けてくれてちょっとだけスッキリしたのよ!」
スッキリするのは同感だな。
「デッキを調整したお陰だな。クロリムにも手伝ってもらったしその辺は本当に助かった。ありがとう」
「それ程でもあるのよ!で、どうだったのよ?罠主体にしたデッキは?」
「いい感じだ。継続戦闘能力が高いし、ディアボロスみたいな高い打点のモンスターも出せるしで初期デッキとは安定性が大違いだ」
前のデッキだったら確実に負けていただろうからな。本当に大違いだ。
「……ねぇ」
クロリムと話していると、後ろからフィオラが俺の服の裾を軽く引っ張りながら話しかけてきた。
「どうした?」
「……ありがとう。守ってくれて……」
ここだけ切り取れば滅茶苦茶可愛いんだがな。正直意識してしまう自分がいる。だが、実態をある程度知った後だとそれも冷めて冷静になってしまうな。それでもこうして感謝されるのは悪い気がしないな。
「助けるって約束しただろ?当然の事をしただけだ。それよりも、フィオラも今日は疲れただろ?一旦部屋に戻ろう」
正義に散々言われて精神的に疲れているだろうし、俺もアイツの相手をして疲れた……今日はもう休みたい。
俺は裾を掴まれていたフィオラの手を取って部屋に帰る事にした。
「……ねぇ?デュエルの練習をするんでしょ?私としない?」
部屋に帰ってきてフィオラが早々にデュエルの提案をしてきた。正義とデュエルをしたが、結局は一回だけだもんな。練習ならもっとした方がいいよな。だけど、フィオラってデュエルできるのか?
「フィオラもできるのか?」
正直、あんな状況を見た後だとデュエルができるのかと疑いたくなる。
「……できる。結構強いよ?」
自負するぐらい強いのか。なら、お願いしてみようかな。
「なら頼むよ。そこにテーブルがあるしそれでやろう」
デュエルディスクは使わずにテーブルに向かい合ってデュエルの練習をする事にした。が……
「強い……」
「……ふふん」
何回かデュエルをしたが、全敗してしまった……《蒼氷》というテーマも知らないが、リンク召喚?も初めて見る。何だこの展開の速さは……全然追いつけないぞ。フィオラも何だかドヤってるし。
「クロリム、何でこんなに強さに差があるんだ?」
デュエルモンスターズに触ってまだ数日、流石に俺の知識だけじゃ判断ができなため、クロリムに助けを求めた。
「そりゃデッキが全然完成されてないからなのよ」
まだ駄目なのか……
「何が足りないんだ?」
「そのデッキをちゃんと強化はできると思うけど、クロリムのデッキは別にあるから正直気が乗らないのよ」
別のデッキ?他にもデッキがあるのか。
「なら、何でそっちを出さないんだ?」
「今は敵地の中なのよ。おいそれと力を見せる事なんてしたくないし、逆に利用される方が不味いのよ。だから、使わないようにしているのよ」
ちゃんとした理由があるのか。普段がいい加減に見えるから意外だ。
「それにもう星骸の宝玉は取られちゃったし……」
「なんだそれ?」
宝玉って事は大事なお宝みたいだが。
「深界神殿アビスリウムっていう場所に安置されていたものなのよ。クロリムはそこを管理しているんだけど、モディファーが襲撃してきてそこで捕まっちゃった時に取られちゃったのよ」
モディファーが狙うって事はかなり重要な物なんだろうな。
「その宝玉は大切な物なのか?何で狙われたんだ?」
「モディファーに聞いた時は青の国の王様が必要だからって言われたのよ。でも、あの宝玉は霊墓に眠っている精霊達の怒れる魂を沈めるための物だから、何に使うかは分からないの」
という事はモディファー自身は必要ない物なんだな。あのイカれた王様、何に使う気だ?というか、怒れる魂?そもそも深界神殿アビスリウムって何だ?
「そういえば、クロリムの事を何も知らなかったな。いい機会だしクロリムの事を聞かせてくれないか?フィオラもいいか?」
「……うん。ツカサが聞きたいならいいよ」
フィオラからの了承は得た。あとは……
「仕方ないのよ。当事者になったのに、ツカサが何も事情を知らないというのも変な話しだしね」
俺はクロリムから色々な話しを聞いた。
クロリムの守る霊墓、深界神殿アビスリウムは嘗て亡くなった精霊達の魂を眠らせるために作られた事。その魂は人間に対して怒っている事。その経緯は過去に起きた世界創世から始まった戦争の歴史……そしてそれが現在まで尾を引いていると、かなりハードな内容だった。
「凄い昔話しだな。とにかく人間が勝手な事をたくさんやらかしたみたいな歴史だな。特にディモンドはかなりの戦犯だろう。魔人族……命を製造するって禁忌にも程があるだろう」
「奴は許されない事をしたのよ。まぁ、もう生きてはいないのだけど……他の人間も身勝手が過ぎるのよ!」
クロリムを含め、精霊が人間を嫌っているというのも頷けるな。魔人族の製造に精霊も使われていたり、カードに封印して勝手に力を行使できるようにしたり……やりたい放題だな。
「そんなこんなで、世界のバランスが人間族に傾き、他の種族が排斥され始めたので、女神様が女神の裁きを下したのよ」
「具体的にはどんな裁きをやったんだ?」
「世界中に神の雷を何日にもかけて降り注がせたというものなのよ。そのせいで人間以外の種も大変な目に会ってしまったけど……」
女神の裁きには人間以外の種族、精霊も例外なく被害を受けたみたいだし、見境ないといえばそうだが、そうまでしないといけない状況だったのかもしれないな。
「その女神の裁きのせいもあって、女神様は動けないのよ。本来は女神様が世界に介入するなんてあってはならない事なの。そのために、シャイニーとこのクロリムが世界の観測をしているのよ!……観測してるだけで、世界は結局悪い方向に進んでいるけど……」
みたいだな。モディファーなんてイレギュラーも出てきてますます混沌とした状況になっているみたいだし。
「だからこそ!クロリム達が何とかしないといけないのよ!そのためにも、契約したツカサには頑張ってもらいたいの!」
否応無しに契約してしまったが、この世界で生き抜くためにはクロリムの力は必要だ。途方もない責任を負ったが、結局クロリムを頼らないと駄目な時点で俺に選択肢はないよな……はぁ……
「できるかは分からないが、善処するよ。それに、遊輝も探したいしな」
「誰なのよ?」
そういえば言ってなかったか。
「友達だよ。俺と一緒にダークネスの手?のせいで巻き込まれてこの世界に来ている筈なんだ。どこにいるかは分からないが……」
あの黒い手……ダークネスの力が生み出した手に巻き込まれていた筈だから、俺と一緒にこの世界に転移したと思うんだが。どこにいるんだアイツ……
「一緒に来たのなら同じ場所に来てもおかしくない筈なのよ……なのに何でいないのよ?ん~~~~今考えたけど、たぶん外部的な力が加わるとかしないとそんな現象にならない様な気もするのよ……でも、そんな事をできる奴なんて限られる」
「つまりどういう事だ?」
「シャイニーが何かした可能性があるのよ。憶測でしかないけど……もし、シャイニーと一緒なら、身の安全は大丈夫な筈なのよ」
もしそうならいいが……ただ、憶測は憶測だ。とにかく今の状況から脱出して合流したいところだな。
「何だかやる事が山積みだな……流石に頭がパンクしそうだ。でも、やらないとな……」
「ツカサには迷惑を掛けるのよ……異世界人でこの世界の事情なんて関係ないって思うかもしれないけど、手伝ってほしいのよ!」
クロリムがいつにもなく真剣な表情で訴えてくる。それ程に、切羽詰まっているし大事な事なんだろう。
「手伝うさ。俺も遊輝を探すっていう目的もある。それに現状、クロリムがいないと俺は何もできないからな。頼りにしているぞ」
「ありがとうなのよ!フィオラも協力してくれると……って寝てるのよ……」
横を見るとフィオラがいつの間にかベッドの足元に横たわって寝ていた。話しが長かったか?
「俺一応男なんだがな……無防備に寝て何とも思わないのかフィオラの奴は?……」
「信頼しているんじゃないの?」
信頼って便利な言葉だな。まぁ、いいか。
「そういう事にしておくか……」
先が思いやられるが、何とかやっていくしかないな。
そういえば、フィオラの事もまだよく分かっていないよな。おいおい聞いていくか。少しでも人となりが分かれば、フィオラの気持ちも理解できるだろう。今はちょっと……いや、だいぶきつい。フィオラは言葉数が極端に少ない時が多いし、表情も変わらないからどんな感情なのかよく分かり辛いんだよな……ま、今は寝かしておくか。
「フィオラ、大丈夫か?その……あまり気にするなよ?」
「……うん」
特に変わった様子はなさそうだな。口数が少ないのはいつもの事だし。
「ツカサ!よく勝ったのよ!」
元気よくクロリムが話しかけてきた。
「あの異世界人、闇の尖兵よりも強かったのよ。でも、それに勝っちゃうのは喜ばしい事なのよ。それに、アイツが負けてくれてちょっとだけスッキリしたのよ!」
スッキリするのは同感だな。
「デッキを調整したお陰だな。クロリムにも手伝ってもらったしその辺は本当に助かった。ありがとう」
「それ程でもあるのよ!で、どうだったのよ?罠主体にしたデッキは?」
「いい感じだ。継続戦闘能力が高いし、ディアボロスみたいな高い打点のモンスターも出せるしで初期デッキとは安定性が大違いだ」
前のデッキだったら確実に負けていただろうからな。本当に大違いだ。
「……ねぇ」
クロリムと話していると、後ろからフィオラが俺の服の裾を軽く引っ張りながら話しかけてきた。
「どうした?」
「……ありがとう。守ってくれて……」
ここだけ切り取れば滅茶苦茶可愛いんだがな。正直意識してしまう自分がいる。だが、実態をある程度知った後だとそれも冷めて冷静になってしまうな。それでもこうして感謝されるのは悪い気がしないな。
「助けるって約束しただろ?当然の事をしただけだ。それよりも、フィオラも今日は疲れただろ?一旦部屋に戻ろう」
正義に散々言われて精神的に疲れているだろうし、俺もアイツの相手をして疲れた……今日はもう休みたい。
俺は裾を掴まれていたフィオラの手を取って部屋に帰る事にした。
「……ねぇ?デュエルの練習をするんでしょ?私としない?」
部屋に帰ってきてフィオラが早々にデュエルの提案をしてきた。正義とデュエルをしたが、結局は一回だけだもんな。練習ならもっとした方がいいよな。だけど、フィオラってデュエルできるのか?
「フィオラもできるのか?」
正直、あんな状況を見た後だとデュエルができるのかと疑いたくなる。
「……できる。結構強いよ?」
自負するぐらい強いのか。なら、お願いしてみようかな。
「なら頼むよ。そこにテーブルがあるしそれでやろう」
デュエルディスクは使わずにテーブルに向かい合ってデュエルの練習をする事にした。が……
「強い……」
「……ふふん」
何回かデュエルをしたが、全敗してしまった……《蒼氷》というテーマも知らないが、リンク召喚?も初めて見る。何だこの展開の速さは……全然追いつけないぞ。フィオラも何だかドヤってるし。
「クロリム、何でこんなに強さに差があるんだ?」
デュエルモンスターズに触ってまだ数日、流石に俺の知識だけじゃ判断ができなため、クロリムに助けを求めた。
「そりゃデッキが全然完成されてないからなのよ」
まだ駄目なのか……
「何が足りないんだ?」
「そのデッキをちゃんと強化はできると思うけど、クロリムのデッキは別にあるから正直気が乗らないのよ」
別のデッキ?他にもデッキがあるのか。
「なら、何でそっちを出さないんだ?」
「今は敵地の中なのよ。おいそれと力を見せる事なんてしたくないし、逆に利用される方が不味いのよ。だから、使わないようにしているのよ」
ちゃんとした理由があるのか。普段がいい加減に見えるから意外だ。
「それにもう星骸の宝玉は取られちゃったし……」
「なんだそれ?」
宝玉って事は大事なお宝みたいだが。
「深界神殿アビスリウムっていう場所に安置されていたものなのよ。クロリムはそこを管理しているんだけど、モディファーが襲撃してきてそこで捕まっちゃった時に取られちゃったのよ」
モディファーが狙うって事はかなり重要な物なんだろうな。
「その宝玉は大切な物なのか?何で狙われたんだ?」
「モディファーに聞いた時は青の国の王様が必要だからって言われたのよ。でも、あの宝玉は霊墓に眠っている精霊達の怒れる魂を沈めるための物だから、何に使うかは分からないの」
という事はモディファー自身は必要ない物なんだな。あのイカれた王様、何に使う気だ?というか、怒れる魂?そもそも深界神殿アビスリウムって何だ?
「そういえば、クロリムの事を何も知らなかったな。いい機会だしクロリムの事を聞かせてくれないか?フィオラもいいか?」
「……うん。ツカサが聞きたいならいいよ」
フィオラからの了承は得た。あとは……
「仕方ないのよ。当事者になったのに、ツカサが何も事情を知らないというのも変な話しだしね」
俺はクロリムから色々な話しを聞いた。
クロリムの守る霊墓、深界神殿アビスリウムは嘗て亡くなった精霊達の魂を眠らせるために作られた事。その魂は人間に対して怒っている事。その経緯は過去に起きた世界創世から始まった戦争の歴史……そしてそれが現在まで尾を引いていると、かなりハードな内容だった。
「凄い昔話しだな。とにかく人間が勝手な事をたくさんやらかしたみたいな歴史だな。特にディモンドはかなりの戦犯だろう。魔人族……命を製造するって禁忌にも程があるだろう」
「奴は許されない事をしたのよ。まぁ、もう生きてはいないのだけど……他の人間も身勝手が過ぎるのよ!」
クロリムを含め、精霊が人間を嫌っているというのも頷けるな。魔人族の製造に精霊も使われていたり、カードに封印して勝手に力を行使できるようにしたり……やりたい放題だな。
「そんなこんなで、世界のバランスが人間族に傾き、他の種族が排斥され始めたので、女神様が女神の裁きを下したのよ」
「具体的にはどんな裁きをやったんだ?」
「世界中に神の雷を何日にもかけて降り注がせたというものなのよ。そのせいで人間以外の種も大変な目に会ってしまったけど……」
女神の裁きには人間以外の種族、精霊も例外なく被害を受けたみたいだし、見境ないといえばそうだが、そうまでしないといけない状況だったのかもしれないな。
「その女神の裁きのせいもあって、女神様は動けないのよ。本来は女神様が世界に介入するなんてあってはならない事なの。そのために、シャイニーとこのクロリムが世界の観測をしているのよ!……観測してるだけで、世界は結局悪い方向に進んでいるけど……」
みたいだな。モディファーなんてイレギュラーも出てきてますます混沌とした状況になっているみたいだし。
「だからこそ!クロリム達が何とかしないといけないのよ!そのためにも、契約したツカサには頑張ってもらいたいの!」
否応無しに契約してしまったが、この世界で生き抜くためにはクロリムの力は必要だ。途方もない責任を負ったが、結局クロリムを頼らないと駄目な時点で俺に選択肢はないよな……はぁ……
「できるかは分からないが、善処するよ。それに、遊輝も探したいしな」
「誰なのよ?」
そういえば言ってなかったか。
「友達だよ。俺と一緒にダークネスの手?のせいで巻き込まれてこの世界に来ている筈なんだ。どこにいるかは分からないが……」
あの黒い手……ダークネスの力が生み出した手に巻き込まれていた筈だから、俺と一緒にこの世界に転移したと思うんだが。どこにいるんだアイツ……
「一緒に来たのなら同じ場所に来てもおかしくない筈なのよ……なのに何でいないのよ?ん~~~~今考えたけど、たぶん外部的な力が加わるとかしないとそんな現象にならない様な気もするのよ……でも、そんな事をできる奴なんて限られる」
「つまりどういう事だ?」
「シャイニーが何かした可能性があるのよ。憶測でしかないけど……もし、シャイニーと一緒なら、身の安全は大丈夫な筈なのよ」
もしそうならいいが……ただ、憶測は憶測だ。とにかく今の状況から脱出して合流したいところだな。
「何だかやる事が山積みだな……流石に頭がパンクしそうだ。でも、やらないとな……」
「ツカサには迷惑を掛けるのよ……異世界人でこの世界の事情なんて関係ないって思うかもしれないけど、手伝ってほしいのよ!」
クロリムがいつにもなく真剣な表情で訴えてくる。それ程に、切羽詰まっているし大事な事なんだろう。
「手伝うさ。俺も遊輝を探すっていう目的もある。それに現状、クロリムがいないと俺は何もできないからな。頼りにしているぞ」
「ありがとうなのよ!フィオラも協力してくれると……って寝てるのよ……」
横を見るとフィオラがいつの間にかベッドの足元に横たわって寝ていた。話しが長かったか?
「俺一応男なんだがな……無防備に寝て何とも思わないのかフィオラの奴は?……」
「信頼しているんじゃないの?」
信頼って便利な言葉だな。まぁ、いいか。
「そういう事にしておくか……」
先が思いやられるが、何とかやっていくしかないな。
そういえば、フィオラの事もまだよく分かっていないよな。おいおい聞いていくか。少しでも人となりが分かれば、フィオラの気持ちも理解できるだろう。今はちょっと……いや、だいぶきつい。フィオラは言葉数が極端に少ない時が多いし、表情も変わらないからどんな感情なのかよく分かり辛いんだよな……ま、今は寝かしておくか。
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26 | 第79話:壊れかけの人形 | 154 | 2 | 2025-03-06 | - | |
10 | 第80話:クズと人形に振り回される者 | 90 | 0 | 2025-03-08 | - | |
12 | 第81話:子供の負け惜しみ | 90 | 2 | 2025-03-11 | - | |
2 | 第82話:情報共有 | 35 | 0 | 2025-03-16 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/02/22 新商品 QUARTER CENTURY ART COLLECTION カードリスト追加。
- 03/17 02:12 SS turn18:蠢く白
- 03/17 01:35 評価 9点 《魔を刻むデモンスミス》「(1)のサーチ先はほぼ《刻まれし魔の詠…
- 03/17 01:02 評価 10点 《刻まれし魔の大聖棺》「ほぼ無料のリンク2。 リンク2のこのカ…
- 03/17 00:07 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 03/17 00:02 評価 1点 《ワイバーン》「 《砦を守る翼竜》の色違い…のはずが、まさかの…
- 03/17 00:00 コンプリート評価 asdさん ⭐RARITY COLLECTION -PREMIUM GOLD EDITION-⭐
- 03/16 23:52 評価 1点 《突風の扇》「 この時期特有の貧弱装備魔法の風属性版であり、言…
- 03/16 23:51 評価 5点 《悪夢再び》「昔は強かった《サルベージ》シリーズ。 1枚が2枚…
- 03/16 22:31 評価 1点 《天使の生き血》「 《方界帝》のバーンダメージ1発分を回復でき…
- 03/16 22:21 評価 2点 《吸血ノミ》「 巨大なノミとの事で、見ての通り非常に気持ち悪い…
- 03/16 21:42 評価 5点 《切り盛り隊長》「総合評価:フルモンで展開に使うか、単純な手札…
- 03/16 21:38 評価 7点 《真魔獣 ガーゼット》「総合評価:コンボに使う要員にしても良いし…
- 03/16 21:21 評価 7点 《刻まれし魔の楽園》「一見強そうだがそうでもないカード。 《刻…
- 03/16 20:19 評価 2点 《アイアンコール》「下級の機械族を蘇生する効果。 それにゴチャ…
- 03/16 20:15 評価 9点 《魔弾-デッドマンズ・バースト》「手札から発動できる魔法・罠無…
- 03/16 20:05 評価 5点 《魔弾の悪魔 ザミエル》「さすがに弱すぎる&遅すぎる。 《魔弾…
- 03/16 20:05 評価 9点 《亡龍の戦慄-デストルドー》「あらゆる領域からの墓地送りに向い…
- 03/16 19:49 評価 10点 《白き森のルシア》「縁の下の力持ちポジションの子。 白き森が…
- 03/16 19:46 評価 1点 《闇をかき消す光》「 たいそうな名前をしている通常魔法だが、や…
- 03/16 18:30 評価 6点 《刻まれし魔の讃聖》「《閉ザサレシ天ノ月》《紅涙の魔ラクリモー…
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