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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第109話:異世界ヒモ生活

第109話:異世界ヒモ生活 作:チュウ

 シャルルがお爺様と呼んでいる人物とのデュエルに勝った。
 デュエル前に真っ黒になった身体は徐々に元の状態に戻りつつある。

 「あぁ~!!儂のダークネスの力が、消えていく!!」

 ダークネスの力が弱まってきているようだ。その原因は定かではないが、この際なんでもいい。彼をこのまま放置するにはあまりにも危険と判断し、俺は封印カードを1枚取り出した。

 「アンタを封印させてもらう。クロリム、頼めるな?」
 「分かったのよ!」

 クロリムが俺からカードを受け取るとシャルルの爺さんに少し近づいた。
 これでこの国の問題も収束する。まぁ、青の国の勝利という形になってしまうから、この国の獣人達が救われた訳ではないが……

 だが、王女であるシャルルは助かったのだ。
 後は、青の国をなんとかできれば自体が好転するはずだ。

 俺はこれからの事を考えながら、クロリムが奴を封印するところを見ていた。

 「なっ!!?なんじゃお前達!離せ!!」

 後ろの方に居たシャルルがいきなり声を上げた。
 何事かと思い後ろを確認すると、何人かの男達がシャルルを捕まえている。

 「爺さん!約束通りこの女は貰って行くぜ!」
 「好きにせい……」

 約束?何なんだこいつらは?

 「おい!シャルルを離せ!」
 「うるせぇ!」

 悪態をついた男は何かを床に投げた。すると、投げた物が爆発して白い煙が大量に撒かれた。

 「煙幕か!くそ何も見えない」
 「まかせるの!【突風】!」

 クロリムが風を起こす魔法を唱えると、あっという間に煙幕が消え去った。だが、そこにはシャルルの姿がなかった。

 「連れて行かれたのか!おいシャルルの爺さん、奴らは何なんだ!」

 俺はあの男達の正体を問い質した。

 「奴らは色々と儂に協力をしてくれていた外部の協力者じゃ。青の国の出身とかは言って居ったがの。よくは知らぬ。その程度の希薄な関係じゃ」
 「なら、約束というのは何だ?」
 「儂の作戦が成功しようが失敗しようがシャルルを引き渡す約束だったのよ。奴隷として売れば、高値になるとかなんとかほざいておったわい」

 自分の身内を売ったのか?……どういう倫理観を持っているんだこいつは。

 「何とも思わないのか?」
 「何とも思わんよ?あんなバカな身内なぞ、興味もないわい」

 こいつ……

 「クロリム、封印を」
 「ほい!」

 最早かける言葉もなくなった。俺はクロリムに封印を合図し、クロリムもそれを直ぐに把握して封印をしてくれた。

 「……ツカサ、どうする?」

 フィオラが近づいて来ながら次の行動を聞いて来た。

 「シャルルを追うぞ」

 とにかくそれしかない。
 俺達は急いでこの王宮の外に出た。

 外に出た後、シャルルを攫った男達がいないか探していると馬車に乗り込む姿が見えた。

 「あそこなのよ!」

 だが、もう馬車は走り始めてしまった。
 これでは走っても追いつけない。

 「行っちゃったのよ!」
 「……どうしよう。馬車何てないよ?」

 追いつくための足がないのが致命的だ。どうする……

 「しょうがないのよ。これやると疲れるからやりたくなかったけど……ツカサ、《アビスファントム・ドラゴン》のカードを貸すのよ!」
 「何に使うつもりだ?」

 俺は質問をしながらカードをクロリムに渡した。

 「召喚するのよ!ほい!」

 クロリムのいつもの妙な掛け声と共に、《アビスファントム・ドラゴン》が実体化した。

 「さぁ!乗るのよ!」
 「マジかよ……」

 魔法というのはなんでもありなのかと思ってしまった。モンスターを足代わりに使えるとか聞いてないぞ。

 「フィオラ、手を」
 「……ありがとう」

 俺は《アビスファントム・ドラゴン》に乗る時に彼女の手を持ちながら一緒に背に乗った。

 「《アビスファントム・ドラゴン》!あの馬車を追いかけるのよ!」

 クロリムの指示で、《アビスファントム・ドラゴン》が勢いよく羽ばたき飛び始めた。

 「す、凄いな」

 まさかドラゴンに乗って空を飛ぶ事ができるなんて。まさにファンタジーだな。
 ちょっと怖いが……

 「……あんまり早くしないでね?怖いから……」

 フィオラも結構怖いらしく、俺の背にがっちりしがみついている。

 「大丈夫なのよ。ちゃんと速度は調整するから」

 今はクロリムの言葉を信じるしかない。
 少々恐怖を感じながらも空の旅を暫くの間続けた。どのくらい飛んでいたかは分からないが、馬車を見失わないようにかなりの時間飛んでいた。

 「どこまで行くつもりなんだ?」
 「……このままだと黄の国からは出ていきそうだけど」
 「あそこ見るのよ!」

 シャルルを乗せた馬車が止まっている別の馬車の近くに止まった。
 上空から何をしているのかを見ていたが距離があって良く見えなかった。

 「シャルルをもう一つの馬車に乗せ換えているのよ」
 「よくこの距離で見えるな……」
 「目がいいのよ!」

 目がいいレベルじゃない気はするが……この際いいか。

 「……馬で長距離を移動するにも限界がある。きっと連続して移動できるように予め馬車を用意していたのかも」

 成程、つまりは馬車の交換をするくらい長距離を移動するという事か。いったいどこまで行くつもりなんだ?

 その後も追跡は続き、ようやく一つの町が見えて来た。

 「あれは?」
 「どこかの町なのよ」
 「……えっと、方角的に赤の国だと思うんだけど……」

 フィオラも赤の国の事は分からないみたいでどんな町かは答えられなかった。

 「あそこが目的地なのは変わらない。町から離れた場所に降りよう。このままだと目立つだろ」
 「そうね!ならあの岩陰に降りるのよ。《アビスファントム・ドラゴン》!あそこに降りるのよ!」

 無事に着陸し、俺達は徒歩で馬車が入って行った町に向かう事にした。
 正確な時刻は不明だが、外は真っ暗で町中は明かりが多く灯っている。

 疲れもピークだが、俺達は誘拐犯の行き先を追った。

 「流石に姿はもう確認できないな……ここからの捜索は難しいな」
 「大丈夫なのよ!クロリムの探索魔法でちゃんと補足しているのよ」

 こういう時は本当に便利過ぎるな。

 「クロリムは本当に魔法は優秀なのな」
 「引っかかる言い方なのよ!魔法も!優秀なのよ。ツカサはもっとクロリムを褒めるのよ!」
 「はいはい……」
 「分かってないのよ!クロリムはもう《アビスファントム・ドラゴン》を出したせいで魔力が尽きかけてるのよ!早く休まないとそのうち倒れちゃうのよ」

 あれの召喚は結構渋っていたみたいだし、やはり負担が大きいのだろう。

 「なら、手早く済ませよう」

 クロリムの案内で俺達は迷うことなく町中を進んだ。
 やがて、スラム街のような場所についた。

 「……治安悪そう」
 「それには同意だな」

 そこかしこに浮浪者がいるじゃないか……さっきまでの綺麗な町並みからは想像できない光景だな。

 「この辺りなのよ」
 「早く済ませよう。ここだと俺達の恰好は浮いている」

 こんな治安の悪い場所だといつ金品を狙われてもおかしくはない。ミイラ取りがミイラになる前にさっさと済ませたい。

 「あら、ツカサ様?こんなところで何をされているのですか?」

 突然女性に声をかけられそちらの方に俺は向いた。そして、俺はその声の主を知っていた。

 「サリエラさん!?何故ここに……」

 魔王城で別れたサリエラさんだった。確か魔人族の残党を追うために途中で別れたんだったか?

 「私はこの町で作戦行動中なのですよ。ツカサ様もそうなのでは?」
 「いや、こっちは別件です。それよりも作戦とは?」

 何やらこの町でも何かをするみたいだ。サリエラさんは青の国に協力中の元人間の魔人族だ。何を仕出かすか全く予想がつかない。この人が持っている情報はなるべく多く持っておきたい。

 「近日中にこのロッソの町に赤の国の重要人物が到着予定なのです。彼らを罠に嵌めるために今は準備をしている最中なのですよ」

 赤の国の重要人物……まさかユウキや一緒に居たフレア王女か?

 「その重要人物とは?」
 「流石にそこまではお教えできませんよ。ツカサ様はこの作戦に参加していないようですしね。作戦の概要を大まかにでも教えたのは知らない中ではないからです。そうですね……もし色々知りたければこの町の北にある宿屋に行ってみるといいですよ。そこにソウジロウ様とチドリ様もいらっしゃるので」

 あの二人もいるのか……

 「分かった。詳しい話を聞く時はそっちを当てにします」
 「理解して頂いて助かります。で、ツカサ様はこんなところで何をしているのかは教えて下さらないので?このような場所ですと、奴隷でも購入するおつもりで?」

 あながち間違いではないからな……シャルルを連れ去った理由が奴隷として売るためだからな。

 「まぁ、似たようなところです。因みに奴隷が売られている場所とかは知らないですか?」
 「知っていますよ?丁度あのあたりに地下に続く階段があってその先に扉があります。そこが奴隷売買所です。ただ、入るならある程度の身分がいるか、お金でも積まないと入れないでしょうね」

 不味いな……身分なんて証明できないし、証明できてもここは赤の国だ。青の国の人物だと分ったら良くない事になる可能性もある。そうなるとお金だが、持ち合わせがない。

 「お金か……」
 「……お金ならあるよ?」

 フィオラが身に着けているブレスレットを取り外した。

 「……これ結構お金になるから使って?」
 「いや、いいのか?かなり高そうだが」
 「……うん。別に大切にしてる物じゃないし。ツカサが使ってくれるならいいよ」

 俺はフィオラからブレスレットを受け取った。
 綺麗な青い宝石が幾つか付いており、素人目に見てもやはり高そうに見える。

 「ありがとうフィオラ」
 「……うん。お金が足りなくなったらまた言ってね?」
 「あ、あぁ」

 なんだろう……ギャンブルに行くから奥さんに金をせびっているような感覚を覚えてしまった。

 「で、どうするのよ?これから突入するのよ?」
 「いや、よくよく考えたら奴隷を買うのにどのくらいお金がいるんだ?」
 「購入する奴隷にもよりますが、他の方と競り合うのでそれなりの量がいるかと。あと、身なりも整えないと」

 また問題が出てきてしまった。お金を使う機会がなかったから失念していた。

 「またお金か……」
 「……足りないなら城から持ってくればいいんじゃないかな?クロリムの召喚魔法で私を一度城に戻してお金取りに行ってくるからツカサは待ってて」
 「また召喚を使わせる気なのよ!?」

 現状だとそれが一番無難か……

 「ここはフィオラに頼ろう。取り敢えず合流しやすいように宿を決めよう」

 時間は少々かかるが背に腹は代えられない。シャルルにはもう暫く待っていてもらおう。

 「行動指針が決まったようでなによりです。でしたら北側でよさそうな宿を案内します。ツカサ様は恐らくソウジロウ様とご一緒は避けたいのでしょう?」

 なんで分ったんだ?この人は人の心でも読めるのか?とも思ってしまう。

 「あぁ、できればそうしたいですね。案内を頼めますか?」
 「承知しました。では行きましょう」

 サリエラさんの案内で俺達は今日の宿に向かった。
 場所はどうやら宗次郎さん達がいる場所とは少し離れているようで非常に助かる。今は余生な事に構っている暇はないからな。

 案内の後、サリエラさんは作戦の準備をするためなのか早々に去ってしまった。
 それを見送った後、俺達は案内された宿に入った。

 「前払いだけどいいかい?」

 受付の人にそう言われてしまった。

 「またお金……」

 ここにきて一気にお金が重要になるとは……

 「……これでいい?」

 フィオラが受付の人に指輪を差し出した。

 「どどどどどうぞ!こちらに!」

 どうやら高価な指輪と見抜いたんだろう。明らかに動揺している。

 「すまないフィオラ。アクセサリーをこんなに使わせてしまって」
 「……なんで?私のお金はツカサのものだから引け目を感じる必要はないよ?」

 その理屈はおかしいが、お金に関してはフィオラに頼らざるを得ないからな。

 「まぁ、俺のお金かはともかくとして頼りにさせてもらうぞ」
 「……うん。頼りにしてね」

 頼もしい限りだ。だが、異世界で女の子にお金を借り続けるのも流石にどうかと思うし……今度何かお返しでもしないとな。

 「クロリム、どのくらい休憩すれば召喚魔法が使えるようになる?」
 「三時間はせめて休ませて欲しいのよ……そしたら頑張るから」
 「無理をさせてすまない」
 「シャルルを助けるためなんだから仕方ないのよ」

 俺達は割り振られた部屋で休む事にした。
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