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第36話:奴隷売買所へ 作:チュウ
ロッソの町に入ってから俺とエルミアは、フレアとメイさんとは離れて町中をまずは練り歩いた。ロッソの町並みは赤の国の首都ヴァーミリオンと比べたらかなり小さい方の町だと感じるが、それでも赤いレンガ作りの建物がそれなりに多く、綺麗で栄えている様な町だと思う。
パッと見た感じだと、特に目立った事件がある訳でもなく普通の町だ。まぁ、時々明らかに奴隷だと思われる人を連れて歩いている貴族なんかはかなり目立っていたが……連れていた人は恐らく獣人族だろう。犬の様な耳と尻尾が生えていたので間違いないと思う。異様だったのは、その獣人族の人の首に首輪を付けて鎖で繋いでいた事だ。例えるならば犬の散歩をする時にリード付きの首輪をする様な感じに俺には思えた。
「よくこんな酷い事を平然とできるよな……」
俺はそんな貴族を見る度にそう思い、小声でそう言った。
今は俺も貴族の役になりきらないといけないが、だからといってエルミアをそんな風に扱いたくはない。
「エルミア大丈夫か?」
俺はエルミアが不快に感じていないか心配だった。
奴隷と思われる人の中にはエルフ族もいたからだ。一瞬だけ通り過ぎる際に目が合ったが、直ぐに逸らされてしまった。向こうからしたら、同族を奴隷にしている悪徳貴族の様に見えたんだろうか……
「平気だよ。ありがとうユウキ」
「分かった。無理はしないでくれよ」
「……うん」
休憩を挟みつつ、俺達はロッソの町を粗方見て回った。残るのは北側の如何にもスラムっぽくなっている地区だ。フレアも言っていたが、この場所が一番怪しいと踏んでいる。この地区丸ごと不法投棄された様な酷い有様となっている北側地区……何かを隠すならこういった人の目の届きにくい場所はおあつらえ向きだろう。
「酷い場所ですね……人が当たり前の様に地面に横になっているなんて……」
「あぁ、建物もかなりボロボロだし、全く管理されてないんだろうな」
エルミアの言っている事は最もだ。ここまで放置しているってここの領主は何をやっているんだか……
「フレアの見立てだと、この場所でなら隠れて奴隷売買がされていても不思議じゃないって話しだったか」
普通の大通りですら奴隷らしき人を連れ歩いている貴族がちらほらいるんだ……それがこの町の常識だっていうなら、奴隷に纏わる何かがこの町の何処かあってもおかしくない。その最たる例が奴隷売買所だと俺達は睨んでいるが……
「…………見つからん」
ヤバい、本当に見つからない。
いや、地区を見回っただけじゃ見つからないのは当然か……きっと隠してあるんだもんな。
「見回っただけだと見つからないね」
丁度俺が思っていた事をエルミアが口にした。さて、ここからどうしたもんか……取り敢えずは聞き込みでもやってみるか?
お城の方に直接行って調べられれば一番何だが、まぁ入れてもらえる訳もないし、忍び込む様な事もできないし……
「お兄さん貴族でしょ?お金頂戴よ」
エルミアと俺は考え事に耽ってると、小さな男の子が話しかけてきた。身なりから恐らくはこのスラム街の子だろう……ボロの服に薄汚れた肌と間違いなく日々の生活に困っている様な格好をしている。
「……悪いけどお金は今持ってないんだ」
というか俺は貴族でも何でもないし金も必要分しか持ってない。これはフレアから預かったお金だし、無闇にあげる事は流石にできない。
「ケチ!奴隷を買う金はあるのに施す金はないのかよ!」
本当に平民からの貴族の印象って悪いんだな。だけど、ないものはないんだ。この子には可哀想だけど……
「辞めなさい!失礼でしょ!」
突然女性の声が聞こえてきた。
声のする方へ目を向けると、修道服を着たシスターがこちらへ駆け寄ってきていた。
「すみません!この子がご迷惑をお掛けしまして……どうか何卒ご容赦を!」
シスターさんは懇願する様にこちらに謝罪をしてきた。
「ご主人様?いかが致しますか?」
エルミアが俺を見てそう言った。
今は貴族として振る舞わないといけないのか……むずいな。
「あーーごほん!二度はないと思いなさい少年」
「貴族様ごめんなさい」
思いの外素直に収まったな。もっと悪態でも吐くかと思ったが……
「ありがとうございます貴族様!その懐の深さに感謝致します!」
リアクションがオーバーだな……いや、自分達を守るための処世術なんだろうな。
「ほら、これを持って帰りなさいな」
シスターさんが小袋を少年に渡した。中身が見えないから何を渡しているかは分からないが、お菓子でも入っているのかな?
「ありがとうお姉さん!」
受け取った少年は何処かへと駆け出して行ってしまった。
「折角ですご主人様!アレについて聞いてみては如何でしょうか?」
アレ……そうか、ダメ元で聞いてみるか。ていうか、エルミア結構演技派だな……常に俺を立てようと会話をしているし。
「ごほん!君、この辺に奴隷を売り買いしている場所はないか知らないかな?」
「成程、奴隷オークション会場をお探しの貴族様でしたか……それでしたらご案内できます」
マジ!?聞いてみるもんだな。
「まさか知っている人に会えるとは思わなかったよ」
「この辺りに住んでいる人や出入りする人なら大方知っている事です。出入りもそんなに隠れてやっている訳ではありませんから……」
そうなのか?見つからなかったんだがな……
「ただ、外からやって来られた方には分かり辛いかとは思いますので、先程の無礼のお詫びとして私が案内致します」
「なら案内をしてもらおうか……あー名前は何と言うのかな?」
「私はサラと申します。宜しければ貴族様の名前もお聞きしたいと思うのですが……」
名前……今の状況だと本名は不味いか?俺の名前はこっちだと違和感あるしな……
「いい名前があるでしょ!」
小さな声で俺に語りかけてくるのはシャイニーだった。今はデッキの中に隠れているが、普通に話せるんだな……て、いい名前?……あぁ〜。
「ユウキ・フォン・スターブライトだ」
これでどうだ?結構それっぽいぞ。
「では、呼び方は何とすれば宜しいでしょうか?階級でしょうか?それとも……」
階級!?いやそんなもんないぞ!口から出まかせでそういう設定なんだから。これ以上嘘をつくと何処かでバレそうだな……
「ご主人様?今はお忍び中ですし、名前の方が宜しいかと」
た、確かに……その方が嘘をつく事もないしな。エルミア助言ナイス!
「そうだな。では、名前で頼む」
「分かりました。では、ユウキ様どうぞこちらへ」
サラさんに案内されてスラム街の裏路地の方へ来たがかなり入り組んでいるな……案内なしじゃ絶対に来たくないな。
「ここです。この地下に続く階段を進むと扉がありますのでそこから中に入れます」
裏路地の建物が目の前にあり、そこには地下へ続く階段があった。この裏路地自体もそうだが、かなりボロくて汚れが目立つ……あまり長くはいたくない場所だ。
「ではユウキ様、私はこれで失礼致します。お気に召された奴隷がご購入できる事を祈っていますわ」
そんな事仮にもシスターが祈るなよ……罰当たりだな。まぁ敢えてここは突っ込まない様にしよう。貴族っぽくなくなるからな。
「ここまでご苦労だった、感謝する」
「随分とお優しいのですね?奴隷のエルフの方も随分と綺麗になさっているし……」
あれ怪しまれてる?不味いな……
「……これ程綺麗なのだ、身綺麗にして傍に置いておくのが普通であろう?目の保養として十分役目を果たしてくれる」
ごめんエルミア!変な事言って……
「成程、良いご趣味をお持ちの様ですね?では、私はこれで……」
一礼するとサラさんは何処かへ行ってしまった。
「……エルミア、さっきはごめんな」
「ん?何の事?」
あれ?特には気にしてない様子か。まぁ、エルミアも仕方がない場面だったと思ってくれているって事でいいのか?気にしてないならあまり掘り下げないでおこう……
「いや何でもない……さて、行くか」
俺とエルミアは階段を降りて行った。すると直ぐに扉が見えたが、その前に厳つい男が一人立っていた。
「……失礼!ここは会員証を持っている方かそれなりのお貴族様でないと入れない場所なんですがご存じで?」
いや知らんよ……まぁ、この展開はフレアが事前に予想していた事のひとつだったし対応策は考えている。
「もちろん知っているさ。だから通してくれないか?」
俺はフレアから貰っていたこの世界のお金をその男に手渡した……要するに賄賂だ。渡したのは金貨3枚……これがどの程度の価値なのかは俺には分からない。だが、間違いなく俺の金銭感覚だと大金の筈だ。
「へへっ……どうぞ名のあるお貴族様!」
快く通してくれるみたいだ。
しかし、フレアもあくどいやり方を思いつくな……あんな可愛い顔して賄賂って言葉聞いた時は耳を疑ったよ。
さぁ、ここからが本番だ。
パッと見た感じだと、特に目立った事件がある訳でもなく普通の町だ。まぁ、時々明らかに奴隷だと思われる人を連れて歩いている貴族なんかはかなり目立っていたが……連れていた人は恐らく獣人族だろう。犬の様な耳と尻尾が生えていたので間違いないと思う。異様だったのは、その獣人族の人の首に首輪を付けて鎖で繋いでいた事だ。例えるならば犬の散歩をする時にリード付きの首輪をする様な感じに俺には思えた。
「よくこんな酷い事を平然とできるよな……」
俺はそんな貴族を見る度にそう思い、小声でそう言った。
今は俺も貴族の役になりきらないといけないが、だからといってエルミアをそんな風に扱いたくはない。
「エルミア大丈夫か?」
俺はエルミアが不快に感じていないか心配だった。
奴隷と思われる人の中にはエルフ族もいたからだ。一瞬だけ通り過ぎる際に目が合ったが、直ぐに逸らされてしまった。向こうからしたら、同族を奴隷にしている悪徳貴族の様に見えたんだろうか……
「平気だよ。ありがとうユウキ」
「分かった。無理はしないでくれよ」
「……うん」
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「酷い場所ですね……人が当たり前の様に地面に横になっているなんて……」
「あぁ、建物もかなりボロボロだし、全く管理されてないんだろうな」
エルミアの言っている事は最もだ。ここまで放置しているってここの領主は何をやっているんだか……
「フレアの見立てだと、この場所でなら隠れて奴隷売買がされていても不思議じゃないって話しだったか」
普通の大通りですら奴隷らしき人を連れ歩いている貴族がちらほらいるんだ……それがこの町の常識だっていうなら、奴隷に纏わる何かがこの町の何処かあってもおかしくない。その最たる例が奴隷売買所だと俺達は睨んでいるが……
「…………見つからん」
ヤバい、本当に見つからない。
いや、地区を見回っただけじゃ見つからないのは当然か……きっと隠してあるんだもんな。
「見回っただけだと見つからないね」
丁度俺が思っていた事をエルミアが口にした。さて、ここからどうしたもんか……取り敢えずは聞き込みでもやってみるか?
お城の方に直接行って調べられれば一番何だが、まぁ入れてもらえる訳もないし、忍び込む様な事もできないし……
「お兄さん貴族でしょ?お金頂戴よ」
エルミアと俺は考え事に耽ってると、小さな男の子が話しかけてきた。身なりから恐らくはこのスラム街の子だろう……ボロの服に薄汚れた肌と間違いなく日々の生活に困っている様な格好をしている。
「……悪いけどお金は今持ってないんだ」
というか俺は貴族でも何でもないし金も必要分しか持ってない。これはフレアから預かったお金だし、無闇にあげる事は流石にできない。
「ケチ!奴隷を買う金はあるのに施す金はないのかよ!」
本当に平民からの貴族の印象って悪いんだな。だけど、ないものはないんだ。この子には可哀想だけど……
「辞めなさい!失礼でしょ!」
突然女性の声が聞こえてきた。
声のする方へ目を向けると、修道服を着たシスターがこちらへ駆け寄ってきていた。
「すみません!この子がご迷惑をお掛けしまして……どうか何卒ご容赦を!」
シスターさんは懇願する様にこちらに謝罪をしてきた。
「ご主人様?いかが致しますか?」
エルミアが俺を見てそう言った。
今は貴族として振る舞わないといけないのか……むずいな。
「あーーごほん!二度はないと思いなさい少年」
「貴族様ごめんなさい」
思いの外素直に収まったな。もっと悪態でも吐くかと思ったが……
「ありがとうございます貴族様!その懐の深さに感謝致します!」
リアクションがオーバーだな……いや、自分達を守るための処世術なんだろうな。
「ほら、これを持って帰りなさいな」
シスターさんが小袋を少年に渡した。中身が見えないから何を渡しているかは分からないが、お菓子でも入っているのかな?
「ありがとうお姉さん!」
受け取った少年は何処かへと駆け出して行ってしまった。
「折角ですご主人様!アレについて聞いてみては如何でしょうか?」
アレ……そうか、ダメ元で聞いてみるか。ていうか、エルミア結構演技派だな……常に俺を立てようと会話をしているし。
「ごほん!君、この辺に奴隷を売り買いしている場所はないか知らないかな?」
「成程、奴隷オークション会場をお探しの貴族様でしたか……それでしたらご案内できます」
マジ!?聞いてみるもんだな。
「まさか知っている人に会えるとは思わなかったよ」
「この辺りに住んでいる人や出入りする人なら大方知っている事です。出入りもそんなに隠れてやっている訳ではありませんから……」
そうなのか?見つからなかったんだがな……
「ただ、外からやって来られた方には分かり辛いかとは思いますので、先程の無礼のお詫びとして私が案内致します」
「なら案内をしてもらおうか……あー名前は何と言うのかな?」
「私はサラと申します。宜しければ貴族様の名前もお聞きしたいと思うのですが……」
名前……今の状況だと本名は不味いか?俺の名前はこっちだと違和感あるしな……
「いい名前があるでしょ!」
小さな声で俺に語りかけてくるのはシャイニーだった。今はデッキの中に隠れているが、普通に話せるんだな……て、いい名前?……あぁ〜。
「ユウキ・フォン・スターブライトだ」
これでどうだ?結構それっぽいぞ。
「では、呼び方は何とすれば宜しいでしょうか?階級でしょうか?それとも……」
階級!?いやそんなもんないぞ!口から出まかせでそういう設定なんだから。これ以上嘘をつくと何処かでバレそうだな……
「ご主人様?今はお忍び中ですし、名前の方が宜しいかと」
た、確かに……その方が嘘をつく事もないしな。エルミア助言ナイス!
「そうだな。では、名前で頼む」
「分かりました。では、ユウキ様どうぞこちらへ」
サラさんに案内されてスラム街の裏路地の方へ来たがかなり入り組んでいるな……案内なしじゃ絶対に来たくないな。
「ここです。この地下に続く階段を進むと扉がありますのでそこから中に入れます」
裏路地の建物が目の前にあり、そこには地下へ続く階段があった。この裏路地自体もそうだが、かなりボロくて汚れが目立つ……あまり長くはいたくない場所だ。
「ではユウキ様、私はこれで失礼致します。お気に召された奴隷がご購入できる事を祈っていますわ」
そんな事仮にもシスターが祈るなよ……罰当たりだな。まぁ敢えてここは突っ込まない様にしよう。貴族っぽくなくなるからな。
「ここまでご苦労だった、感謝する」
「随分とお優しいのですね?奴隷のエルフの方も随分と綺麗になさっているし……」
あれ怪しまれてる?不味いな……
「……これ程綺麗なのだ、身綺麗にして傍に置いておくのが普通であろう?目の保養として十分役目を果たしてくれる」
ごめんエルミア!変な事言って……
「成程、良いご趣味をお持ちの様ですね?では、私はこれで……」
一礼するとサラさんは何処かへ行ってしまった。
「……エルミア、さっきはごめんな」
「ん?何の事?」
あれ?特には気にしてない様子か。まぁ、エルミアも仕方がない場面だったと思ってくれているって事でいいのか?気にしてないならあまり掘り下げないでおこう……
「いや何でもない……さて、行くか」
俺とエルミアは階段を降りて行った。すると直ぐに扉が見えたが、その前に厳つい男が一人立っていた。
「……失礼!ここは会員証を持っている方かそれなりのお貴族様でないと入れない場所なんですがご存じで?」
いや知らんよ……まぁ、この展開はフレアが事前に予想していた事のひとつだったし対応策は考えている。
「もちろん知っているさ。だから通してくれないか?」
俺はフレアから貰っていたこの世界のお金をその男に手渡した……要するに賄賂だ。渡したのは金貨3枚……これがどの程度の価値なのかは俺には分からない。だが、間違いなく俺の金銭感覚だと大金の筈だ。
「へへっ……どうぞ名のあるお貴族様!」
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