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44話 襷 作:コングの施し


ちく、たく。
午後の西日が差し込む教室の窓際。
教鞭を握っているのが優しい声で授業を進める科学の先生だからなのか、生徒たちの中にはうとうとと頭を揺らすものも少なくない。

ちく、たく。
「じゃあ…樋本くん、ここ答えてくれるかしら?」と静かな教室で優しげな声が響く。その文句が対象を取り、効果を発動するよりも前、いわば「じゃあ…」と、先生の文句というモンスターの召喚に《神の宣告》を撃てるタイミングで、勘の良い睡眠学習中の生徒たちは飛び起きる。

ちく、たく。
しかし、あっさりとその対象となった遊大の意識はここにはなかったようで、その目はパッチリと開いているにも関わらず、まっすぐに時計の針を捉えている。

ちく、たく。
「…樋本くん?目開けて寝てるの…?」と、優しげな科学の先生はリアクションのない遊大に驚きを隠せていない。見かねた後ろの席に座っている生徒が遊大の肩をとんとん、と叩いたとき、初めてその意識が教室に戻った。

遊大「うぉあ!!!!」

静かな教室、困惑した様子でこちらを見つめる先生。その状況を飲み込むのに時間はかからなかった。チェーン2のカウンターを持ち合わせているわけでもなく…

遊大「すいません…ボーっとしてました。」

ちく、たく。
「もう、気をつけなさい。ここ来週の小テスト出ますからね。」と、ため息を漏らす先生を置いて時計は鳴る。その短針が3を指し、丁度90度前の場所、12に長針が到着する。

きーん、こーん、かーん、こーん
授業の終了を終える合図。先生が「今日はここまで、来週は小テストありますからね。」と言って、教室のドアに手をかける。

その反対側、教室の後ろ側となるドアが勢いよく開かれ、遊大が弾丸のように飛び出した。

「…トイレ、我慢してたのかしら?」

『廊下走るな』と訴えるポスターが、颯爽と遊大が駆ける風で音を立ててなびく。放課前の清掃準備にかかる生徒たちの間を縫い、まっすぐに向かうは部室棟。

ドアと押し開け、バッグのデュエルディスクと部室に隠しておいたスマートフォンを端子で繋ぐ。

アクセスする先は、全国決闘連盟会が提供している『全国決闘王杯 県予選2日目』のページ。
部室の日に焼けたカレンダー、大きく赤い丸がつけられた7月1日と2日の欄。

そう、今日この日、遊大を除いた東雲中の仲間たちが県の舞台で鎬を削っている。

リアルタイムで更新されるページには『決勝』の文字が記されている。そのマッチアップは…





アオメ市代表・大石 龍平 VS 参浜市代表・天井 碧衣



碧衣「…驚いた。よくそんな重量級なデッキを回せるな。」

決勝の舞台。《空牙団》デッキを率いる参浜エリア代表の天井 碧衣と龍平が対峙する。

龍平のフィールドで碧衣を待ち受ける《聖刻神龍ーエネアード》と《聖刻天龍ーエネアード》。ランク8のエクシーズモンスター故に、その素材は超重量級なモンスターに限られる。

その重戦車のようなデッキを手足のように操り、決勝の舞台に駆け上がった龍平の姿に碧衣は驚きを隠せない。

龍平「…回せないデッキは使わないでしょう。」

碧衣「そういうものか?
事故を起こさずにここまで来れたこと自体が幸運だとは思わないか?」

期待していた答えと違ったからなのか、調子が狂ったように笑う。

龍平は静かに口を開く。ぽつぽつと積み重なる言葉が、会場の空気をじわじわと重くしていく。

龍平「デッキは…武器です。
もし武器を使って相手を倒すとなれば、扱えない武器はまず携行しない。」

碧衣「知ったような口だな。
だがそれでも話は変わらない。デッキが武器だとして、それは振り下ろすには重たすぎる武器だと言ってるんだ。」

龍平「それはあんたの話だ。
俺は違います。それに、デッキに対しての口出しなんて勝ってからじゃないと格好つかないですよ…!」

《聖刻神龍ーエネアード》の翼が太陽のように輝き、照りつける光は熱波を巻き起こす。観客席にすら届く赫い波が、フィールドを包み込んだ。

碧衣「ふっ、それもそうだな…!
では続けようか。来い!大石 龍平!」

龍平「《聖刻神龍ーエネアード》の効果を発動!!
手札から、《ブラック・ホール・ドラゴン》、そして《妖醒竜ラルバウール》をリリースし、《空牙団の英雄ラファール》と《空牙団の大義 フォルゴ》を破壊!」

あまりに強すぎるその熱波に、碧衣は顔を覆う。フィールドに走る赫い波は、《空牙団》を率いる2体のモンスターを飲み込み、碧衣のフィールドに残すモンスターを《空牙団の射手 ドンパ》のみにした。

碧衣「くっ…!派手にやってくれるな。
私は永続罠《空牙団の修練》を発動!破壊された《空牙団の英雄ラファール》よりレベルの低い《空牙団の叡智 ウィズ》を特殊召喚!」

龍平「フィールドのモンスターが、対象をとらない効果で破壊されたことで、《ブラック・ホール・ドラゴン》の効果を発動。墓地から自身を特殊召喚する。来い、《ブラック・ホール・ドラゴン》!」

灰燼と化したフィールドに舞い降りるのは、水をまとった獣の魔導士《空牙団の叡智ウィズ》。そして龍平が同時に呼び寄せるのは、黒い渦で龍を模った《ブラック・ホール・ドラゴン》。

決勝という舞台での均衡が今、崩れようとしていた。






遊大「龍平…!!!」

遊大は、文面だけでも決勝で戦っている彼を見て、何かキラキラしたものが込み上げてくるような気がした。全国決闘王杯は、他競技と違って県と全国の間の地方大会が存在しない。それはすなわち県大会から全国へと進むことのハードルの高さを示しており、県から全国へと進めるのはわずかに4人に限られている。

決勝に立っているというその事実は、全国という現時点での頂への道に立っていることに直結する。

自分のライバル、いや追いかける背中が、全国へのロードに立っている。
それで『自分が取り残されている』なんて思わないように、息を大きく吐く。遠くに行ってしまう前に、自分もまた喰らい付いていかなければいけない。

そんなことを思っていたら、聞き覚えのある声が部室に響いた。太鼓を鳴らしたように大きくて、鼓膜を揺らすような通りの良い声。

『樋本くんッ!!』

遊大「おぁっ!!!びっくりした!!!」

振り返るとそこには、久しく姿を見ることがなかった拳斗の姿があった。『双剛拳斗』。かつて存在した旧デュエル部を知るわずかな者の1人、そしてその部長だった人物。遊大にデュエル部の復活を託した張本人。

遊大「拳斗…さん。」

あいも変わらず風紀委員気質な拳斗は制服をかっちりと一番上のボタンまでしめて身につけており、血色のいい顔で遊大を見つめている。

拳斗「今は放課前の清掃の時間だろう!…と言いたいところだが、まずは龍平くんの全国出場おめでとう!
彼と面識はないが、元デュエル部長としてもオレも鼻が高いっ!」

そう言って、遊大と同じくスマートフォンに接続したデュエルディスクの画面をびっしと構えた。

遊大「ええ…あんたその性格で校則破ってるじゃん!」

拳斗「はははっ!
学友の、仲間の応援ができずしてなにがデュエリストか!なにが戦士かということだよっ!」

得意げに彼がそう答えたとき、遊大の中である話がフラッシュバックした。まだ部活が復活したばかりのとき、阿原から聞いたその話。

『拳斗はもう、デュエルの世界から降りている。』

去年の冬の新人リーグ大会で、まだ小学生だった『ある選手』に完膚なきまでに敗北している。ゆえに折れた彼の心は、以降彼をデュエルという舞台に立たせることは無くなった。

遊大はその話を思い出し、同時に一瞬自分の表情が曇ったのを自覚した。ハッとして拳斗を方へと顔を戻す。そこには、遊大と同じく笑顔になりきれない彼の姿があった。

拳斗「…ははっ。君は気遣いができるようだな!」

振り絞るように言葉を吐き出そうとする。
そこにある魂はすでに折れてしまっている。でも同時に彼は『なにがデュエリストか』と言った。その心があってしてなぜ戦いから降りたのか。いや、そんなことはどうでもいい。デュエリストと自覚できるなら、まだ戦う意思があるのなら…

遊大「…また、戦ってくれませんか。」

拳斗は黙り込む。校内は清掃の時間で、授業後の生徒がガヤガヤと動いているというのに、そこだけ時間が止まったかのような沈黙が流れている。

拳斗「オレは…応援団長だよ。
戦える君たちのために、なんだってする応援団長でありたいんだ。」

遊大「でも、だったらなんで、自分のことを『デュエリスト』なんて言ったんですか!」

拳斗「…戦えなかったらデュエリストじゃないのかい?」

そのずんと沈み込むような言葉に、返す言葉がなくなった。同時に、重くて動かすことすら叶わない彼の魂が、そこに横たわっているのを感じた。

彼はきっと、自分の『全てを賭けて』まで、デュエルに打ち込んできたのだろう。だから、まだ中学生にもなっていない、自分と同じステージにすら立っていない異端者に負けたことを恥じ、悔やんでいるのだろう。しかしそれにとやかく言うことができるのは、『賭けた物の重さ』を理解している者だけ。音もなく湧いてきたその思いが、否応なく遊大を黙らせた。

拳斗「…ありがとう。
でもその上で、オレは『デュエリスト』でありたい。キミたちを応援することしかできなくても、ここにある魂は『デュエリスト』でありたいんだ…!」

制服にシワがついてしまうほどに、拳斗は自分の胸をがっしりと掴んで言った。握った拳の強さが、彼の思いの強さを表しているのがはっきりと伝わってきた。

だからこそ強引にでも動かそうとした自分が情けなくて、申し訳ない気がした。戦うことはできない。しかしその上で『デュエリスト』の魂を持った彼が、応援団長として自分たちを支えてくれると言っている。それがいかにありがたいことか、やっとこの瞬間に分かった気がした。

遊大「…ごめんなさい。軽率なことを言って。
ありがとうございます!応援…しててくださいよ!来年はおれも、絶対に全国行きますからっ!!」

拳斗「言うではないかっ!来年は卒業しているが、オレも期待しているぞっ!」

拳斗の顔には、強く優しい笑顔が戻っていた。自分の力量をデュエルでも精神面でも理解して、その上でまだ応援をし続けることは、きっと凄く強いことだ、と遊大は思った。

そんなことを考える遊大の手を取り、拳斗は1枚のカードをがっちりと握らせた。

拳斗「キミへの餞別は、《超合魔獣ラプテノス》で済んでいたと思っていたんだがね!
《ラプテノスの超魔剣》、出血大サービスだ!!使うも使わないも自由だが、受け取ってくれたまえ!」

遊大「拳斗さん…ありがとう、ございます!」

拳斗「文字通り、おれの襷だ!リレーのなっ!」

拳斗は彼に背をむけ、部室を去っていく。
「襷」。遊大はその言葉が頭に残って、拳斗の手が離れても、まだしっかりとそのカードを握っていた。



これは襷だ。



まだ自分が立っている場所は、長く続く戦いのロードの始まりの場所に過ぎない。それは理解していた。しかしきっと、自分の手に残るそれはこれからもっと多くなる。

戦士への尊敬と、感謝と、そして一抹の寂しさが染みついた1本の襷が、手の中に握られている。これからも、戦い続けるのであれば幾度となく目にするであろうその光景を、その決闘者の思いを、初めて遊大は目にした。

そんなことを思っていると、歩き出した拳斗の背中が、言い忘れたことがあったようにドタドタと戻ってくるのが見えた。

拳斗「そうだった、伝え忘れていたよっ!
きっと戦い続けていれば、オレを倒した決闘者とも戦うことにもなるかもしれない!でもあえて名前は伝えないっ!
そんなこと伝えなくても、キミならきっと勝てるからなっ!!」





『優勝者は、アオメ市代表、東雲中一年、大石龍平くんです!!』

龍平の《聖刻天龍ーエネアード》の直接攻撃。『聖天震撃』が、残された碧衣のLPを貫いた。県大会という舞台を、不敗の龍こと龍平がその1撃で締め括った瞬間である。

龍平「ありがとうございます。楽しいデュエルでした。」

碧衣「…まったくだ。1年だというのにここまで詰ませにくるとは、可愛くないな。」

歓声の中、2人のデュエリストが互いに手を取り合う。会場にいるすべてが、彼らに拍手、尊敬を送っている。それは残された東雲中のメンバーも例外ではない。


律歌「…本当に勝っちゃった。」

嬢「うう…私も全国行きたかった。」

阿原(…嬢も大概だな。初の県大会でベスト16は十分バケモンだっての。)

ましろ「まったく本当に全国行くとはな。…ついにアカデミア合宿か。」

パチパチと拍手を送る中、一斉にその言葉に視線が集まる。周りは騒がしいにも関わらず、その一瞬だけ静寂に包まれたのかと思えるほどに刺さるその視線に、ましろはばつが悪そうな顔をしている。

ましろ「やば…伝えてなかったっけ?」

律歌はぷくっと頬を膨らませた。阿原もため息をついている。

律歌「…聞いてませんけど。」

阿原「はぁ、オレらに報連相を指摘できねえなこりゃ…」

ましろ「えーっと…」

目を逸らしながらバッグを漁り、シワがついた資料を引っ張り出した。嬢がましろの後ろの回り込み、横から資料に食らいつく。

嬢「決闘連盟主催・全国決闘者発掘育成キャンプ『アカデミア合宿』ですか…。
えーーっと参加条件は…」

律歌「全国決闘王杯・都道府県予選ベスト4以上の選手、または同選手と同じ学校の生徒(上限1校から5名)…え?」

その参加要件を読み上げた律歌。それを聞いた部員は一斉に会場の中心の龍平の方を見つめる。

阿原「ベスト4以上と…同じ学校の生徒?」

嬢「上限5名?」

嬢は小声で部員の名前を連ね、一生懸命に指を折る。遊大も足してちょうど5人。奇跡的に全員が参加できることを確認すると、輝く目でましろを見つめた。

嬢「私たち全員で行っていいってことですか!!?」

ましろは大きくため息を吐く。だがその顔には呆れながらも笑顔が点っている。

ましろ「龍平に感謝だな。」

律歌と嬢は互いに手をとってぴょこぴょことはしゃぎ回っている。
わいわいと騒ぐ彼女らを横目に、阿原は訝しげに今一度資料に目を向けた。

阿原「47×4×5だろ…?
ざっと900人強だよな…大丈夫かこの合宿?参加者が多すぎやしないか?」

その言葉を待っていたように、ましろは口を開いた。さっきまでの呆れたような笑顔から、黒い笑顔にその表情を変えて。



ましろ「ああ。それなら大丈夫。どうせ減るから。」



続く
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ランペル
授業が終わると同時に大会の詳細を確認する遊大。全国大会に参加した部のみんながそうなったかを確認すると、そこには決勝まで進出した龍平の名前が!
そこへ、元デュエル部の部長拳斗が姿を現わし、清掃時間だというのに部室へ飛び込んだ遊大へ叱責…と見せかけて便乗して大会に参加する部員を応援する姿を見せます。デュエルから退いた彼の役目は応援団長。一歩引いた場所からデュエルに挑む遊大たちを応援する。デュエルはせずとも、その魂はれっきとしたデュエリストに他ありません。
そんな彼から新たに託された、たすき《ラプテノスの超魔剣》。言うなら受け継がれる意志を引き継いだ遊大。彼の今後のデュエルも後継へとたすきを繋げるような、そんなデュエルをしていけるかもしれませんね。

決勝戦の対戦カードは空牙団使いの天井 碧衣。《ブラック・ホール・ドラゴン》と《空牙団の叡智ウィズ》とが対峙する激闘を繰り広げ、勝利を掴み取ったのは龍平!エネアードでフィニッシュを決め、ついに全国大会に優勝まで果たしましたね!おめでとう!
彼のこの実績は、より一層遊大を含めたみんなを焚きつけることになりそうですな。
他の部員たちもいい所まで行ってたみたいですが、おしくもと言った所でしょう。
そして、何気なく呟かれたましろからのアカデミア合宿。全く話を通していなかったましろさんに冷たい視線が集まってしまう…。せ、先生も部員の大会進出で頭いっぱいだったから…。
合宿の参加上は5人と、現デュエル部の全員が参加できるというものですが、ましろのどうせ減るという発言…。何やら合宿へと参加する為にも一波乱がありそうな気配が致しますねぇ…。ここから大会が終わり、合宿編に突入する感じでしょうかね?

果たして合宿に5人全員で参加が出来るのか?今後も楽しみにしております! (2023-11-16 03:37)

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