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24話 焼け野原 その① 作:コングの施し
白石杯、3回戦での斬隠輝久との激闘を勝ち取った遊大は次なる対戦相手と相見えるため、足を再び一階のデュエルスペースへと運ぶ。対戦相手は既に腕を組んで壁に寄りかかっていた。会場のライトに照らされ、その黒髪が淡く赤茶色に輝く。3回戦、遊大と同じくその舞台を勝ち進んだのは、同じ東雲中の大石龍平だった。
龍平「勝ったんだな。」
遊大「おうよ、だってお前とデュエルするって言ったし、シンプルに負けたくなかったからさ。」
入学からお互いのことを見続けてきたにも関わらず、ここまで対決の機会がなかった2人、両者の間に独特の緊張感が漂いながらも、4回戦の幕が上がろうとしていた。
遊大は頬を両手で軽く叩き、生暖かい初夏の空気を吹き飛ばすようにフウッと息を吐いた。
遊大「よっしゃ、いくか。」
4回戦の戦いが始まろうとするとき、対する龍平は、遊大の3回戦の決闘を思い出していた。何度盤面を壊滅状態まで追い込まれようと、いくらLPを削り取ろうと、絶対に諦めることなく立ち上がり続け、勝利をもぎ取ったその姿を。
遊大のうちに秘めた輝くなにか、知らずのうちにそれを目にしたいという望みが彼の中で渦巻いていた。
「デュエル!」
ランダムコイントスにより、先攻後攻が決定する。龍平のディスクから「あなたのターンです。ドローフェイズです。」との電子音が鳴り響く。
TURN1
龍平 LP:8000
手札:5
モンスター:
魔法罠:
龍平「オレのターン。
オレはモンスター召喚権を使ってモンスターを1体セット。さらに魔法罠ゾーンにカードを1枚セット。
これでターンエンドだ。」
龍平 LP:8000
手札:3
モンスター:セット×1
魔法罠:セット×1
遊大にデッキの内容は多少透けているもののやはりその全貌は明らかではなく、情報アドバンテージから見ても、直前の3回戦を早々に終わらせ、遊大のデュエルに目を向けていた龍平の方に軍配が上がる。遊大は透けきっていない龍平のデッキとその堅実な動きに顔をしかめた。
遊大(あいつのデッキ、おそらくだがドラゴン族の大型を手早く展開して殴り切るデッキだよな。それまでの間を繋ぐ役割で罠が多く採用されている印象もある。だがっ!)
遊大「俺のターン!」
TURN2
遊大 LP:8000
手札:5→6
モンスター:
魔法罠:
遊大「お前のデッキ、なんだか動きが俺に似てんだよ!」
そう言うと、1枚のカードを力強く魔法罠ゾーンに打ち付ける。
遊大「永続魔法『金剛真力』発動!
相手フィールドにのみモンスターが存在するするとき、手札からデュアルモンスターを特殊召喚する!
来いっ!『クルセイダー・オブ・エンディミオン』!」
天に掲げたカードより、紺碧の鎧に身を包んだ魔道士が勢いよく飛び出す。
クルセイダー・オブ・エンディミオン
☆4 1900/1200
光・魔法使い族/デュアル/効果
遊大「さらに、デュアルモンスターのクルセイダーオブエンディミオンを、再度召喚!」
その鎧は、一層強く鮮やかに輝きだし、魔道士の周囲に金色の魔法陣が出現する。
龍平はその効果を知ってなのか、遊大のデュエルディスク、もといそのデッキに目を落とす。
龍平(クルセイダーオブエンディミオン、魔力カウンターを置くカード。やつのデッキがデュアルだとしたらその再度召喚後の効果にデッキとしてのシナジーはない、。とすれば、カード単位のシナジーが形成されるってっことか。)
遊大「さらに装備魔法『ガーディアンの力』をクルセイダーオブエンディミオンに装備!
そしてクルセイダーオブエンディミオンの効果を発動!ガーディアンの力に魔力カウンターを1つ置くことで、攻撃力を600ポイントアップする!」
龍平はガーディアンのテキストを確認してハッとする。やはりデッキに組み込まれていたのはカード単位のシナジー。汎用的な装備カードであれば、その効果もデュアルのデッキで活かしやすい。
展開された魔法陣の上に、歴戦のガーディアンの装備が突き刺さる。さらに、翡翠色の魔力カウンターが煌々と輝く。
遊大「ガーディアンの力は、本来であれば装備モンスターが戦闘を行うときにのみ魔力カウンターを置き、攻撃力を500アップするカード。だが、クルセイダーオブエンディミオンの効果でさらにカウンターを置くことで、攻撃力を追加で500ポイントアップする!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン(ガーディアンの力)
1900→2500→3000/1200
龍平「ガーディアンの力…。電子世界で一世を風靡した装備魔法だよな。確か魔力カウンターを取り除くことで、対象モンスターに破壊耐性も与えるんだったな。」
龍平は一度目を閉じ、息を大きく吸い込むと、喝を入れるように目を真開いた。
龍平「来い。」
遊大「バトル!クルセイダー・オブ・エンディミオンで、セットモンスターに攻撃!」
魔道士は手を前方へ構えると、魔法陣の煌めきと共に雷玉を放った。放たれた雷玉が、龍平の場のセットカードを煌々と照らし出す。
遊大「ガーディアンの力の効果!魔力カウンターを1つ追加し、装備モンスターの攻撃力を500アップ!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン
3000→3500/1200
vs
輪廻竜–サンサーラ
0/0
雷玉の光に照らされ、そのセットモンスターが露わになる。小さな竜は、その膨れ上がった雷玉に跡形もなく粉砕された。
1ターンで攻撃力3500のモンスターを展開し、攻勢は大きく遊大に傾いたように見えた。バトルを終え、さらにカードを1枚、魔法罠ゾーンへとセットする。
遊大 LP:8000
手札:2
モンスター:『クルセイダー・オブ・エンディミオン』
魔法罠:『金剛真力』『ガーディアンの力』 セット×1
遊大「俺はこれでターンエンド。」
龍平はフィールドを見渡す。その表情は、破壊耐性を持った3500のモンスターを相手にしているとは思えないほど崩れない。先を見据えたその瞳を自らのデッキにむけ、1枚のカードをドローする。
龍平「オレのターン。」
TURN3
龍平 LP:8000
手札:3→4
モンスター:
魔法罠:セット×1
龍平「オレのターン
オレは墓地から光属性の『輪廻竜-サンサーラ』を除外し、手札から『暗黒竜コラプサーペント』を特殊召喚する。さらに、特殊召喚したコラプサーペントをリリースし、『チョウジュ・ゴッド』をアドバンス召喚。」
現れた黒色の竜は即座にリリースされ、それを礎に金色の天使が舞い降りる。その無数の腕を交わらせ、2枚のカードを創出した。
暗黒竜コラプサーペント
☆4 1800/1700
闇・ドラゴン族/特殊召喚/効果
チョウジュ・ゴッド
☆6 1400/1000
光・天使族/効果
龍平「チョウジュゴットの効果。召喚時にデッキから儀式魔法、そして儀式モンスターを1枚ずつ手札に加える。オレは『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』と『褒誉の息吹』を手札に加える。」
ドラゴンと罠カードを中心としたデッキから突然放たれた儀式魔法。遊大はそれに動揺を隠せない。何よりも彼が儀式モンスターを目にするのは初めてであった。初めて目にする喜びよりも未知の敵への恐怖と焦燥が彼の思考を乱す。
遊大「儀式モンスターだ!?」
龍平「墓地から闇属性のコラプサーペントを除外し、手札から『輝白竜ワイバースター』を特殊召喚。」
輝白竜ワイバースター
☆4 1700/1800
光・ドラゴン族/特殊召喚/効果
全ての準備を終えると、龍平は静かにその魔法カードを構えた。前方へ掲げたそれは蒼く輝きを放ち、たちまちフィールドを烈風が包み込む。
龍平「儀式魔法『褒誉の息吹』を発動。儀式召喚するモンスターのレベルと同じになるようにリリースし、風属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。オレはレベル4のワイバースターと手札のレベル5の『妖竜マハーマ』をリリース。儀式召喚!」
巻き上がった風は龍平の背後で天へと昇る巨大な柱となった。2匹のきらめく竜が巻き込まれるようにその風に身を投じたかと思えば、雷鳴のごとく勢いで風の柱が縦に大きく裂ける。
龍平「現れろ!『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』!」
風の柱の裂け目から、一体の竜が咆哮と共に姿を現した。巨大な翼で風を自在に操り、青竹色の鱗と真紅の瞳を輝かせるその竜は、真っ直ぐに紺碧の鎧を纏った魔道士を睨みつける。
颶風竜–ビュフォート・ノウェム
☆9 2800/2800
風・ドラゴン族/儀式/効果
初めて儀式召喚を目にした遊大。体にビリビリと緊張が走る。吹き荒ぶ烈風の中、湧き上がる焦燥を好機へと変換し、自然と笑みが溢れた。
遊大「これが儀式モンスター『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』!さア何をしてくる!」
同時にその笑みを見た龍平も、遊大の中で輝ける何かを掴みかけていた。追い詰められてもひたすらにぶつかり、そして勝利せんとする。ただただ強い者を倒そうとするその視線。まるで大斧を手にした狂戦士と対峙したような熱を肌で感じ取っていた。
しかし、その熱い思い、それを持っているのは遊大だけではない。ひたすらに強くあろうとしたのはここに立っている龍平自身が一番に理解していることなのだから。
龍平「ビュフォート・ノウェムの効果を発動。相手モンスター1体を対象とし、その対象モンスターとビュフォート・ノウェム自身を持ち主の手札に戻す。オレは、クルセイダー・オブ・エンディミオンを対象としてこれを発動!」
フィールドを包む風がさらに勢いを増す。遊大も立っていられないほどの風が2枚のカードを宙へと舞い上げた。天に舞い上がった2枚のカードはそれぞれの手中に収まる。カードを勢いよくキャッチした遊大は、依然変わらない表情で叫ぶ。
遊大「手札に戻す効果か!確かにこれじゃガーディアンの力の効果を使わせずに除去される!だが大型のモンスターが除去されるのは俺だけじゃねえだろっ!」
その言葉に龍平も顔色を少しも変えずに返した。
龍平「オレの展開はまだ終わってない。」
遊大「っ!」
龍平「オレは墓地のワイバースターを手札の『暗黒竜コラプサーペント』を再び守備表示で特殊召喚。さらに、手札からレベル8の『タイラント・ドラゴン』を墓地に送ることで、『ハードアームド・ドラゴン』を特殊召喚。」
暗黒竜コラプサーペント
☆4 1800/1700
闇・ドラゴン族/特殊召喚/効果
ハードアームド・ドラゴン
☆4 1500/800
地・ドラゴン族/効果
遊大「まだ2体のドラゴンを展開できんのか!!」
さらにとっさにその2体のレベルが4であることに気づき、遊大は強く身構えた。
龍平「オレは、レベル4のコラプサーペントとハードアームドドラゴンでオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚。来い。『竜魔人クィーンドラグーン』。」
2体の竜は咆哮と共に光の渦に飲まれ、膨張した光は一挙に破裂する。火炎に包まれた翼をはためかせ、その美しい竜人は姿を見せた。
竜魔人クィーンドラグーン
★4 2200/1200
闇・ドラゴン族/エクシーズ/効果
遊大「儀式召喚に加えてエクシーズ召喚まで!」
龍平「バトルだ。オレはクィーンドラグーンでダイレクトアタック。」
美麗な竜魔人が人差し指をパチンと鳴らすと、上空に巨大な火炎の塊が出現する。火炎弾は遊大目掛けて一気に押し寄せる。
遊大「ぐあああっ!!」
LP:8000→5800
龍平「チョウジュ・ゴッドでダイレクトアタック。」
続けてチョウジュゴットの無数の手が遊大へと押し寄せる。
遊大 LP:5800→4400
遊大「まだだ!俺が戦闘ダメージを受けたことで、罠カード『運命の発掘』を発動!デッキからカードを1枚ドローする!」
約LP半分のダメージを受けても遊大は依然表情を変えない。吠えるように龍平に叫んだ。
龍平「…オレはメインフェイズ2に移行。オーバーレイユニットを1つ取り除き、クィーンドラグーンの効果を発動。墓地からレベル5以上のドラゴン族モンスターを1体特殊召喚する。」
竜人は翼を広げ大地へと火球を打ち込む。その炎は一挙に勢いを増し、火山のごとく弾ける炎柱へと姿を変えた。
龍平「この時、特殊召喚のコストとしてチョウジュゴッドをリリース。墓地から『タイラント・ドラゴン』を特殊召喚。」
炎柱の内側に小さくヒビが入る。鎧のような鱗を纏った巨大な腕が、そのヒビから炎をこじ開け、その龍頭が顕になった。一気に空中へ飛び出し、まるで隕石かのように大地へ竜の巨体が降り注ぐ。
タイラント・ドラゴン
☆8 2900/2500
炎・ドラゴン族/効果
本来の龍平のエースモンスター。タイラントドラゴン。その竜が放つ異様なプレッシャーがフィールドを揺らす。遊大は表情を崩さないが、威圧感からか危機感がよぎり、無意識に汗が垂れた。
遊大「来たかよ。タイラントドラゴン!前にも見たけど、やっぱすげえプレッシャーだな!」
龍平「だが、この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。もうバトルフェイズも終了してるしな。オレはこれでターン終了。」
LP:8000
手札:1
モンスター:『竜魔人クィーンドラグーン』『タイラント・ドラゴン』
魔法罠:セット×1
遊大「俺のターン!」
TURN4
LP:4400
手札:4→5
モンスター:
魔法罠:『金剛真力』
遊大(タイラント・ドラゴンの攻撃力は2900!クィーンドラグーンは2200!だったらこっちは3000を越えればいい!俺のEXデッキなら、2体のレベル4さえ揃えば攻守3000のモンスターを呼び出せる!)
「俺は永続魔法『金剛真力』の効果を発動!相手フィールドにのみモンスターが存在する時、手札からレベル4以下のデュアルモンスターを特殊召喚する!もう一回来てくれ!『クルセイダー・オブ・エンディミオン』!」
再び魔法陣が出現し、紺碧の鎧に身を包んだ魔道士が出現する。
遊大「さらに俺は、『エヴォルテクター シュバリエ』を通常召喚!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン
☆4 1900/1200
光・魔法使い族/デュアル/効果
エヴォルテクター シュバリエ
☆4・1900/900
炎・戦士族/デュアル/効果
龍平「レベル4モンスターが2体。エクシーズ召喚するのは前の試合で使ってた『No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング』か。悪いがその展開は止めさせてもらう。
俺はシュバリエの召喚時に罠カード『無力の証明』を発動。」
龍平がその発動を宣言すると、1枚のカードがフィールドに表向きになる。同時にタイラントドラゴンが2体のモンスター目掛けて火炎を吐き散らした。焦げ付くような、皮膚で感じ取れるほどの熱風がフィールドを駆け巡る。たちまち遊大が展開したモンスターたちはその火炎に取り付かれ、苦悶と叫びを上げてその姿を消した。
遊大「なっ…!?」
ここまで攻めの姿勢を崩していなかった遊大の顔が一挙に驚きと絶望で染め上げられる。絵に描いたように青ざめ、デュエルディスクとカードを握る両手がピタリと止まる。築いたプランが崩れたことで、思考が停止する。次に何をすべきか考え出すと、それまで抑圧されていた焦燥感が思考と感情を乱す。このターンの動きがない。後がない。前に跳ね除けたはずの黒い霧が視界の端から滲み出る。
遊大「…俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド。」
まるで自分が焼け野原に立っているかのような感覚。フィールドに残ったのは自分の身ひとつのみ。焼け焦げ、震える手で最後の望みをその2枚に託し、ターンの終了を宣言した。
続く
龍平「勝ったんだな。」
遊大「おうよ、だってお前とデュエルするって言ったし、シンプルに負けたくなかったからさ。」
入学からお互いのことを見続けてきたにも関わらず、ここまで対決の機会がなかった2人、両者の間に独特の緊張感が漂いながらも、4回戦の幕が上がろうとしていた。
遊大は頬を両手で軽く叩き、生暖かい初夏の空気を吹き飛ばすようにフウッと息を吐いた。
遊大「よっしゃ、いくか。」
4回戦の戦いが始まろうとするとき、対する龍平は、遊大の3回戦の決闘を思い出していた。何度盤面を壊滅状態まで追い込まれようと、いくらLPを削り取ろうと、絶対に諦めることなく立ち上がり続け、勝利をもぎ取ったその姿を。
遊大のうちに秘めた輝くなにか、知らずのうちにそれを目にしたいという望みが彼の中で渦巻いていた。
「デュエル!」
ランダムコイントスにより、先攻後攻が決定する。龍平のディスクから「あなたのターンです。ドローフェイズです。」との電子音が鳴り響く。
TURN1
龍平 LP:8000
手札:5
モンスター:
魔法罠:
龍平「オレのターン。
オレはモンスター召喚権を使ってモンスターを1体セット。さらに魔法罠ゾーンにカードを1枚セット。
これでターンエンドだ。」
龍平 LP:8000
手札:3
モンスター:セット×1
魔法罠:セット×1
遊大にデッキの内容は多少透けているもののやはりその全貌は明らかではなく、情報アドバンテージから見ても、直前の3回戦を早々に終わらせ、遊大のデュエルに目を向けていた龍平の方に軍配が上がる。遊大は透けきっていない龍平のデッキとその堅実な動きに顔をしかめた。
遊大(あいつのデッキ、おそらくだがドラゴン族の大型を手早く展開して殴り切るデッキだよな。それまでの間を繋ぐ役割で罠が多く採用されている印象もある。だがっ!)
遊大「俺のターン!」
TURN2
遊大 LP:8000
手札:5→6
モンスター:
魔法罠:
遊大「お前のデッキ、なんだか動きが俺に似てんだよ!」
そう言うと、1枚のカードを力強く魔法罠ゾーンに打ち付ける。
遊大「永続魔法『金剛真力』発動!
相手フィールドにのみモンスターが存在するするとき、手札からデュアルモンスターを特殊召喚する!
来いっ!『クルセイダー・オブ・エンディミオン』!」
天に掲げたカードより、紺碧の鎧に身を包んだ魔道士が勢いよく飛び出す。
クルセイダー・オブ・エンディミオン
☆4 1900/1200
光・魔法使い族/デュアル/効果
遊大「さらに、デュアルモンスターのクルセイダーオブエンディミオンを、再度召喚!」
その鎧は、一層強く鮮やかに輝きだし、魔道士の周囲に金色の魔法陣が出現する。
龍平はその効果を知ってなのか、遊大のデュエルディスク、もといそのデッキに目を落とす。
龍平(クルセイダーオブエンディミオン、魔力カウンターを置くカード。やつのデッキがデュアルだとしたらその再度召喚後の効果にデッキとしてのシナジーはない、。とすれば、カード単位のシナジーが形成されるってっことか。)
遊大「さらに装備魔法『ガーディアンの力』をクルセイダーオブエンディミオンに装備!
そしてクルセイダーオブエンディミオンの効果を発動!ガーディアンの力に魔力カウンターを1つ置くことで、攻撃力を600ポイントアップする!」
龍平はガーディアンのテキストを確認してハッとする。やはりデッキに組み込まれていたのはカード単位のシナジー。汎用的な装備カードであれば、その効果もデュアルのデッキで活かしやすい。
展開された魔法陣の上に、歴戦のガーディアンの装備が突き刺さる。さらに、翡翠色の魔力カウンターが煌々と輝く。
遊大「ガーディアンの力は、本来であれば装備モンスターが戦闘を行うときにのみ魔力カウンターを置き、攻撃力を500アップするカード。だが、クルセイダーオブエンディミオンの効果でさらにカウンターを置くことで、攻撃力を追加で500ポイントアップする!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン(ガーディアンの力)
1900→2500→3000/1200
龍平「ガーディアンの力…。電子世界で一世を風靡した装備魔法だよな。確か魔力カウンターを取り除くことで、対象モンスターに破壊耐性も与えるんだったな。」
龍平は一度目を閉じ、息を大きく吸い込むと、喝を入れるように目を真開いた。
龍平「来い。」
遊大「バトル!クルセイダー・オブ・エンディミオンで、セットモンスターに攻撃!」
魔道士は手を前方へ構えると、魔法陣の煌めきと共に雷玉を放った。放たれた雷玉が、龍平の場のセットカードを煌々と照らし出す。
遊大「ガーディアンの力の効果!魔力カウンターを1つ追加し、装備モンスターの攻撃力を500アップ!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン
3000→3500/1200
vs
輪廻竜–サンサーラ
0/0
雷玉の光に照らされ、そのセットモンスターが露わになる。小さな竜は、その膨れ上がった雷玉に跡形もなく粉砕された。
1ターンで攻撃力3500のモンスターを展開し、攻勢は大きく遊大に傾いたように見えた。バトルを終え、さらにカードを1枚、魔法罠ゾーンへとセットする。
遊大 LP:8000
手札:2
モンスター:『クルセイダー・オブ・エンディミオン』
魔法罠:『金剛真力』『ガーディアンの力』 セット×1
遊大「俺はこれでターンエンド。」
龍平はフィールドを見渡す。その表情は、破壊耐性を持った3500のモンスターを相手にしているとは思えないほど崩れない。先を見据えたその瞳を自らのデッキにむけ、1枚のカードをドローする。
龍平「オレのターン。」
TURN3
龍平 LP:8000
手札:3→4
モンスター:
魔法罠:セット×1
龍平「オレのターン
オレは墓地から光属性の『輪廻竜-サンサーラ』を除外し、手札から『暗黒竜コラプサーペント』を特殊召喚する。さらに、特殊召喚したコラプサーペントをリリースし、『チョウジュ・ゴッド』をアドバンス召喚。」
現れた黒色の竜は即座にリリースされ、それを礎に金色の天使が舞い降りる。その無数の腕を交わらせ、2枚のカードを創出した。
暗黒竜コラプサーペント
☆4 1800/1700
闇・ドラゴン族/特殊召喚/効果
チョウジュ・ゴッド
☆6 1400/1000
光・天使族/効果
龍平「チョウジュゴットの効果。召喚時にデッキから儀式魔法、そして儀式モンスターを1枚ずつ手札に加える。オレは『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』と『褒誉の息吹』を手札に加える。」
ドラゴンと罠カードを中心としたデッキから突然放たれた儀式魔法。遊大はそれに動揺を隠せない。何よりも彼が儀式モンスターを目にするのは初めてであった。初めて目にする喜びよりも未知の敵への恐怖と焦燥が彼の思考を乱す。
遊大「儀式モンスターだ!?」
龍平「墓地から闇属性のコラプサーペントを除外し、手札から『輝白竜ワイバースター』を特殊召喚。」
輝白竜ワイバースター
☆4 1700/1800
光・ドラゴン族/特殊召喚/効果
全ての準備を終えると、龍平は静かにその魔法カードを構えた。前方へ掲げたそれは蒼く輝きを放ち、たちまちフィールドを烈風が包み込む。
龍平「儀式魔法『褒誉の息吹』を発動。儀式召喚するモンスターのレベルと同じになるようにリリースし、風属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。オレはレベル4のワイバースターと手札のレベル5の『妖竜マハーマ』をリリース。儀式召喚!」
巻き上がった風は龍平の背後で天へと昇る巨大な柱となった。2匹のきらめく竜が巻き込まれるようにその風に身を投じたかと思えば、雷鳴のごとく勢いで風の柱が縦に大きく裂ける。
龍平「現れろ!『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』!」
風の柱の裂け目から、一体の竜が咆哮と共に姿を現した。巨大な翼で風を自在に操り、青竹色の鱗と真紅の瞳を輝かせるその竜は、真っ直ぐに紺碧の鎧を纏った魔道士を睨みつける。
颶風竜–ビュフォート・ノウェム
☆9 2800/2800
風・ドラゴン族/儀式/効果
初めて儀式召喚を目にした遊大。体にビリビリと緊張が走る。吹き荒ぶ烈風の中、湧き上がる焦燥を好機へと変換し、自然と笑みが溢れた。
遊大「これが儀式モンスター『颶風竜–ビュフォート・ノウェム』!さア何をしてくる!」
同時にその笑みを見た龍平も、遊大の中で輝ける何かを掴みかけていた。追い詰められてもひたすらにぶつかり、そして勝利せんとする。ただただ強い者を倒そうとするその視線。まるで大斧を手にした狂戦士と対峙したような熱を肌で感じ取っていた。
しかし、その熱い思い、それを持っているのは遊大だけではない。ひたすらに強くあろうとしたのはここに立っている龍平自身が一番に理解していることなのだから。
龍平「ビュフォート・ノウェムの効果を発動。相手モンスター1体を対象とし、その対象モンスターとビュフォート・ノウェム自身を持ち主の手札に戻す。オレは、クルセイダー・オブ・エンディミオンを対象としてこれを発動!」
フィールドを包む風がさらに勢いを増す。遊大も立っていられないほどの風が2枚のカードを宙へと舞い上げた。天に舞い上がった2枚のカードはそれぞれの手中に収まる。カードを勢いよくキャッチした遊大は、依然変わらない表情で叫ぶ。
遊大「手札に戻す効果か!確かにこれじゃガーディアンの力の効果を使わせずに除去される!だが大型のモンスターが除去されるのは俺だけじゃねえだろっ!」
その言葉に龍平も顔色を少しも変えずに返した。
龍平「オレの展開はまだ終わってない。」
遊大「っ!」
龍平「オレは墓地のワイバースターを手札の『暗黒竜コラプサーペント』を再び守備表示で特殊召喚。さらに、手札からレベル8の『タイラント・ドラゴン』を墓地に送ることで、『ハードアームド・ドラゴン』を特殊召喚。」
暗黒竜コラプサーペント
☆4 1800/1700
闇・ドラゴン族/特殊召喚/効果
ハードアームド・ドラゴン
☆4 1500/800
地・ドラゴン族/効果
遊大「まだ2体のドラゴンを展開できんのか!!」
さらにとっさにその2体のレベルが4であることに気づき、遊大は強く身構えた。
龍平「オレは、レベル4のコラプサーペントとハードアームドドラゴンでオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚。来い。『竜魔人クィーンドラグーン』。」
2体の竜は咆哮と共に光の渦に飲まれ、膨張した光は一挙に破裂する。火炎に包まれた翼をはためかせ、その美しい竜人は姿を見せた。
竜魔人クィーンドラグーン
★4 2200/1200
闇・ドラゴン族/エクシーズ/効果
遊大「儀式召喚に加えてエクシーズ召喚まで!」
龍平「バトルだ。オレはクィーンドラグーンでダイレクトアタック。」
美麗な竜魔人が人差し指をパチンと鳴らすと、上空に巨大な火炎の塊が出現する。火炎弾は遊大目掛けて一気に押し寄せる。
遊大「ぐあああっ!!」
LP:8000→5800
龍平「チョウジュ・ゴッドでダイレクトアタック。」
続けてチョウジュゴットの無数の手が遊大へと押し寄せる。
遊大 LP:5800→4400
遊大「まだだ!俺が戦闘ダメージを受けたことで、罠カード『運命の発掘』を発動!デッキからカードを1枚ドローする!」
約LP半分のダメージを受けても遊大は依然表情を変えない。吠えるように龍平に叫んだ。
龍平「…オレはメインフェイズ2に移行。オーバーレイユニットを1つ取り除き、クィーンドラグーンの効果を発動。墓地からレベル5以上のドラゴン族モンスターを1体特殊召喚する。」
竜人は翼を広げ大地へと火球を打ち込む。その炎は一挙に勢いを増し、火山のごとく弾ける炎柱へと姿を変えた。
龍平「この時、特殊召喚のコストとしてチョウジュゴッドをリリース。墓地から『タイラント・ドラゴン』を特殊召喚。」
炎柱の内側に小さくヒビが入る。鎧のような鱗を纏った巨大な腕が、そのヒビから炎をこじ開け、その龍頭が顕になった。一気に空中へ飛び出し、まるで隕石かのように大地へ竜の巨体が降り注ぐ。
タイラント・ドラゴン
☆8 2900/2500
炎・ドラゴン族/効果
本来の龍平のエースモンスター。タイラントドラゴン。その竜が放つ異様なプレッシャーがフィールドを揺らす。遊大は表情を崩さないが、威圧感からか危機感がよぎり、無意識に汗が垂れた。
遊大「来たかよ。タイラントドラゴン!前にも見たけど、やっぱすげえプレッシャーだな!」
龍平「だが、この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。もうバトルフェイズも終了してるしな。オレはこれでターン終了。」
LP:8000
手札:1
モンスター:『竜魔人クィーンドラグーン』『タイラント・ドラゴン』
魔法罠:セット×1
遊大「俺のターン!」
TURN4
LP:4400
手札:4→5
モンスター:
魔法罠:『金剛真力』
遊大(タイラント・ドラゴンの攻撃力は2900!クィーンドラグーンは2200!だったらこっちは3000を越えればいい!俺のEXデッキなら、2体のレベル4さえ揃えば攻守3000のモンスターを呼び出せる!)
「俺は永続魔法『金剛真力』の効果を発動!相手フィールドにのみモンスターが存在する時、手札からレベル4以下のデュアルモンスターを特殊召喚する!もう一回来てくれ!『クルセイダー・オブ・エンディミオン』!」
再び魔法陣が出現し、紺碧の鎧に身を包んだ魔道士が出現する。
遊大「さらに俺は、『エヴォルテクター シュバリエ』を通常召喚!」
クルセイダー・オブ・エンディミオン
☆4 1900/1200
光・魔法使い族/デュアル/効果
エヴォルテクター シュバリエ
☆4・1900/900
炎・戦士族/デュアル/効果
龍平「レベル4モンスターが2体。エクシーズ召喚するのは前の試合で使ってた『No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング』か。悪いがその展開は止めさせてもらう。
俺はシュバリエの召喚時に罠カード『無力の証明』を発動。」
龍平がその発動を宣言すると、1枚のカードがフィールドに表向きになる。同時にタイラントドラゴンが2体のモンスター目掛けて火炎を吐き散らした。焦げ付くような、皮膚で感じ取れるほどの熱風がフィールドを駆け巡る。たちまち遊大が展開したモンスターたちはその火炎に取り付かれ、苦悶と叫びを上げてその姿を消した。
遊大「なっ…!?」
ここまで攻めの姿勢を崩していなかった遊大の顔が一挙に驚きと絶望で染め上げられる。絵に描いたように青ざめ、デュエルディスクとカードを握る両手がピタリと止まる。築いたプランが崩れたことで、思考が停止する。次に何をすべきか考え出すと、それまで抑圧されていた焦燥感が思考と感情を乱す。このターンの動きがない。後がない。前に跳ね除けたはずの黒い霧が視界の端から滲み出る。
遊大「…俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド。」
まるで自分が焼け野原に立っているかのような感覚。フィールドに残ったのは自分の身ひとつのみ。焼け焦げ、震える手で最後の望みをその2枚に託し、ターンの終了を宣言した。
続く
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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57 | 0話 プロローグ | 901 | 1 | 2020-10-25 | - | |
48 | 1話 転入生 | 692 | 0 | 2020-10-25 | - | |
64 | 2話 巨竜の使い手 | 747 | 0 | 2020-10-31 | - | |
60 | 登場人物紹介 〜東雲中編〜 | 777 | 0 | 2020-11-04 | - | |
98 | 3話 黒き刺客たち | 862 | 3 | 2020-11-14 | - | |
75 | 4話 暗く冷たく | 653 | 0 | 2020-11-23 | - | |
64 | 5話 己の意思で | 657 | 0 | 2020-12-24 | - | |
65 | 6話 廃材の竜/炎の戦士たち | 644 | 0 | 2020-12-30 | - | |
51 | 7話 スタート地点 | 569 | 0 | 2021-01-15 | - | |
63 | 8話 タッグデュエル-その0- | 613 | 0 | 2021-01-21 | - | |
59 | タッグデュエル・チームデュエルについて | 563 | 0 | 2021-02-07 | - | |
57 | 9話 タッグデュエルー①ー 竜呼相打つ | 533 | 0 | 2021-02-09 | - | |
58 | 10話 タッグデュエル-②- 重撃 | 572 | 0 | 2021-02-09 | - | |
45 | 11話 託す者 | 542 | 0 | 2021-03-15 | - | |
60 | 12話 紫色の猛者 | 643 | 2 | 2021-04-10 | - | |
56 | 13話 死の領域を突破せよ! | 581 | 0 | 2021-04-13 | - | |
62 | 14話 協奏のデュエル | 604 | 0 | 2021-05-01 | - | |
71 | 15話 刹那の決闘 | 579 | 0 | 2021-05-29 | - | |
88 | 16話 リベリオス・ソウル | 583 | 0 | 2021-06-08 | - | |
62 | 17話 リトル・ファイター | 503 | 0 | 2021-07-22 | - | |
62 | 18話 強者への道、煌めいて | 471 | 0 | 2021-10-30 | - | |
57 | 19話 黒い霧 | 664 | 0 | 2022-01-02 | - | |
48 | 20話 大丈夫! | 429 | 0 | 2022-03-08 | - | |
75 | 21話 魂を繋ぐ龍 | 574 | 0 | 2022-04-03 | - | |
65 | 22話 原初の雄叫び その① | 536 | 2 | 2022-05-02 | - | |
48 | 23話 原初の雄叫び その② | 530 | 2 | 2022-05-04 | - | |
37 | 24話 焼け野原 その① | 383 | 2 | 2022-11-10 | - | |
35 | 25話 焼け野原 その② | 418 | 0 | 2022-11-11 | - | |
29 | 26話 蒼の衝突 その① | 358 | 0 | 2023-02-28 | - | |
31 | 27話 蒼の衝突 その② | 336 | 0 | 2023-03-24 | - | |
36 | 28話 憧れゆえの | 473 | 2 | 2023-04-15 | - | |
27 | 29話 黒い暴虐 | 228 | 0 | 2023-07-20 | - | |
42 | 30話 決闘の導火線 | 397 | 2 | 2023-07-30 | - | |
26 | 登場人物紹介 〜光妖中編〜 | 305 | 0 | 2023-08-03 | - | |
20 | 31話 開幕!決闘王杯! | 209 | 0 | 2023-08-12 | - | |
22 | 32話 ガムシャラ | 308 | 2 | 2023-08-25 | - | |
17 | 33話 目覚める龍血 その① | 235 | 2 | 2023-09-02 | - | |
24 | 34話 目覚める龍血 その② | 263 | 2 | 2023-09-06 | - | |
41 | 35話 雨中の戎 その① | 358 | 4 | 2023-09-19 | - | |
15 | 36話 雨中の戎 その② | 209 | 2 | 2023-09-23 | - | |
14 | 37話 チャレンジャー | 320 | 2 | 2023-09-30 | - | |
36 | 38話 心に傘を | 300 | 2 | 2023-10-07 | - | |
15 | 39話 龍の瞳に映るのは その① | 285 | 3 | 2023-10-22 | - | |
18 | 40話 龍の瞳に映るのは その② | 241 | 2 | 2023-10-26 | - | |
29 | 41話 花と薄暮 | 285 | 2 | 2023-10-30 | - | |
21 | 42話 燃ゆる轍 その① | 249 | 2 | 2023-11-07 | - | |
17 | 43話 燃ゆる轍 その② | 208 | 1 | 2023-11-09 | - | |
16 | 44話 襷 | 205 | 1 | 2023-11-14 | - | |
15 | 45話 星を賭けた戦い | 287 | 3 | 2023-11-17 | - | |
16 | 46話 可能性、繋いで その① | 251 | 2 | 2023-11-28 | - | |
27 | 47話 可能性、繋いで その② | 235 | 2 | 2023-12-07 | - | |
17 | 48話 揺れろ。魂の… | 185 | 2 | 2023-12-28 | - | |
18 | 49話 エンタメデュエル | 186 | 2 | 2024-01-07 | - | |
25 | 50話 乗り越えろ! | 240 | 3 | 2024-01-26 | - | |
38 | 51話 Show Me!! | 210 | 0 | 2024-02-01 | - | |
21 | 52話 モノクロの虹彩 | 276 | 1 | 2024-02-08 | - | |
21 | 53話 激昂 | 156 | 2 | 2024-02-22 | - | |
16 | 54話 火の暮れる場所 その① | 131 | 0 | 2024-03-02 | - | |
20 | 55話 火の暮れる場所 その② | 154 | 2 | 2024-03-07 | - | |
17 | 56話 赫灼の剣皇 | 193 | 2 | 2024-03-11 | - | |
23 | 57話 金の卵たち | 163 | 2 | 2024-03-18 | - | |
19 | 合宿参加者リスト 〜生徒編〜 | 140 | 0 | 2024-03-20 | - | |
16 | 58話 一生向き合うカード | 152 | 2 | 2024-03-24 | - | |
17 | 合宿参加者リスト〜特別講師編〜 | 110 | 0 | 2024-03-31 | - | |
21 | 59話 強くならなきゃ | 135 | 2 | 2024-04-03 | - | |
15 | 60話 竜を駆るもの | 71 | 0 | 2024-04-20 | - | |
13 | 61話 竜を狩るもの | 94 | 2 | 2024-04-22 | - | |
5 | 62話 反逆の剣 | 30 | 0 | 2024-04-26 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/04/27 新商品 INFINITE FORBIDDEN カードリスト追加。
- 04/27 16:19 評価 7点 《アクセル・ライト》「総合評価:《銀河の召喚師》を出せれば有用…
- 04/27 16:11 評価 8点 《銀河遠征》「総合評価:サーチ可能な展開カードとして使える。 …
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- 04/27 12:42 評価 7点 《トラップ・ギャザー》「《名推理》→《トラップトリック》や《ア…
- 04/27 12:28 デッキ 純ウィッチクラフト(アドバイス求む)
- 04/27 12:05 評価 8点 《天極輝士-熊斗竜巧α》「総合評価:特殊召喚しサーチを行えるカー…
- 04/27 12:00 評価 3点 《五月豹》「自己展開はあるがライフロスのデメリットが大きい。ノ…
- 04/27 11:47 評価 5点 《流星極輝巧群》「総合評価:回収にはリリースコストが必要だった…
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- 04/27 09:59 評価 5点 《面子蝙蝠》「月の書を0〜4枚内蔵してる星1鳥獣族 まあ使わない…
- 04/27 09:51 評価 4点 《千年の盾》「遊戯王はありとあらゆる除去が飛んでくるのが日常と…
- 04/27 09:47 評価 7点 《白き森のルシア》「「白き森」の《マジシャンズ・ソウルズ》的な…
- 04/27 09:31 評価 4点 《贖いのエンブレーマ》「メインとなる効果はフリチェ1枚除外。 …
- 04/27 09:29 評価 10点 《ギミック・パペット-リトル・ソルジャーズ》「初動要員で有る…
- 04/27 09:29 評価 6点 《面子蝙蝠》「結構強いことが書かれており、LLでサーチ可能なレベ…
- 04/27 09:24 SS 第十話・3
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
「コラプワイパー」のギミックを使ってリリース素材を確保できるので、チョウジュゴッドもアドバンス召喚しやすいですね。しかしビュフォート・ノウェムとガーディアンの力……既存カードを使ったデュエルの駆け引きの面白さは、オリカデュエルには表せない楽しさがあって良いですね!
続きを楽しみにしています!
(2022-11-10 19:42)
読んでいただけるというのはモチベになります;;
(2022-11-10 23:10)