8話 電子の心　作：紅瑠璃

真保「……少しずつわかってきたよ～な」(カードを浮かばせる練習)
蜜柑「よく受け止められるね」
真保「ここは何が起きても不思議じゃない渚町だし、遺伝子が関係してるなら普通じゃない？」
蜜柑「ふーん。ん？はーい」(チャイムがなったので出る)
ネア「頼み…聞いてくれるか？」
蜜柑「にゃにゃ！？いきにゃりにゃんだよ。どーしたの？」
ネア「私はチサに嫌われたのか？」
真保「あ、ネアさん！入って入って。」
ネア「ありがとう。私はいつもどうりチサが喜ぶだろうとガンプラを買って来た。しかしチサはいつもと違い、無言で受け取った。」
真保「ふんふん。ちょっと蜜柑さん寝ないの。」
蜜柑(猫)「ふにゃぁ～……」
ネア「その次の日に外で見かけたから声をかけようとしたら走って逃げてしまうんだ。私は嫌われたのか？」
蜜柑「機械もそんにゃこと言うんだ。」
ネア「私は機械だ、しかし頭には前世の私、葵の脳は入っていてまだ活動している。それにチサは私の初めての友達だ。大切にしたい。」
蜜柑「にゃら手伝おうか」
真保「それを解決したら少し施設を貸してくれる？」
ネア「もちろん。」

蜜柑「とは言うものの、家にもいにゃいしどうしよ・・・。」
真保「千聖さんって普段ガンプラ買うしかしないもんねどこだろ」
ネア「いや、何個かある歴史好きだし、意外にもグルメだ」
蜜柑「初めて知った。この町で歴史ったら」
真保「南の星掴みの丘と東にある風間城、西の紅葉鳥居、北の征竜滝だね」
蜜柑「４つもあるよぉ～……」
真保「いや、風間城にいる！」
蜜柑「にゃんで？」
真保「戦国時代について熱く語られた」
ネア「いこう。フライトユニット転送。捕まって、テイクオフ！」(二人を抱え風間城まで飛んでく)

蜜柑「とうっ！ちゃく。」(見事着地)
真保「いったぁあ！……い、いた。」(着地失敗)
千聖「ふ、ふたりとも。どうした？」(少し後ずさり)
ネア「チサ！なんで逃げる？理由をおしえてくれ私は何かしてしまったのか？」
千聖「ち、ちがうよ……」
蜜柑「はにゃれて！にゃにか感じる。動物の勘とホープが言っている。」
真保「え？」
千聖「そうよ。何かに取り付かれてるような気がして、でもネアには気を使わせたくないし、皆の力じゃ払えないし……」
ネア「余計に気を使った。隠さないで欲しい。」
蜜柑「……(ミカの式神にゃら払えるけど……)私が払ってあげる。でてきにゃさい」
千聖「頼むね……」
千聖(No.34)「やっと動ける。……」
真保「あのカード。テラバイトか。なら心配しなくていいよ！」
千聖(No.34)「なめられたもんだ。俺の……いや、俺たちの力。なめちゃ困るぜ。」(デュエルスタンバイ)