57話 京子ギャラクシー　作：紅瑠璃

黄蜂と鈴菜は亜人もどきに囲まれていた。逃げ道がない。そのときだ、突如壁が壊れる音が聞こえた。
京子「バイク…壊れた。」
鈴菜「京子さん！」
しかし研究員に麻酔弾を打たれて倒れてしまった。
No.24「ふん。証拠さえ無くせば良いのさ。さぁ～どぉする？」
研究員「んぐぅ！」
突如研究員の一人が吹き飛ぶ。
No.24「ど、どうした！…っ！何故動ける…何故だ！」
京子「…気合。一発は…一発。」
黄蜂「そいつらに慈悲はいらない！やっちゃって！」
京子はメリケンサックを装備し、回りの研究員を殴っていく。もちろん研究員達は生き返り、起き上がる。しかし京子の拳を受ける。一気に数十人を凪ぎ払う。
No.24「ど、どぉすれば…」
京子「お前も…殴る」
No.24「不死の力をなめんなぁ！」
研究員達が京子に銃弾を撃ちまくる。こんな状況で生きているはずがない。相手はそんな風に思っていたのだろう。
京子「…崩れろ…狂目の柱…」
京子はポケットからナイフ程の大きさの刀を取りだし、その姿を変化させた。小さな刀は京子の身長の倍はあるナックルユニットに変化した。しかもその数10本。それらで身を守った。次に研究員達の首をつかみ潰し、一ヶ所にまとめた。
京子「これでお前を潰せる」
No.24「ふ、ふざけぇるなぁ！」
奥の部屋に逃げていく。その部屋には本来の目的である亜人の子がいる部屋だ。部屋から出てきたNo.24はその亜人の中にいた。
長峯(No.24)「これだ！これぞ本当の不死の体！長峯の体は私の物だ！」
スタンドを出して攻撃するがすぐに京子にラリアットされてしまいNo.24にもラリアットのダメージが入る。苦しむNo.24。
長峯(No.24)「デュ、デュエルをしようじゃないか…」
京子「長田さんに会う前にちょっと肩慣らし程度に…」
長峯(No.24)「私を肩慣らし程度と…貴様！私を侮辱するかぁ！」
No.24は自身のカードを、京子はNo.62を使いデュエルディスクを作り出す
京子「うるさい…早く進めろ」
長峯(No.24)「くっ…私のターン…カードを一枚セット…リバースカードを２枚伏せ、エンドだ」
京子「ドロー。竜の渓谷発動。手札のフェルグラントを墓地に…アークブレイブを墓地に…エンド。」
No.24「ドローそして、フェルグラントを蘇生して、私の伏せモンスターを除外するのだろ？発動！リバース・ガード。このターン…裏側表示のモンスターは効果の対象にされないが、リバースすることはできない。だからモンスターを裏側で伏せ、エンドだ。」
京子「…ドロー。これは…手札から銀河の魔導師召喚。レベルを8にする。銀河遠征発動。銀河眼の光子竜。特殊召喚。銀河の魔導師と光子竜でエクシーズ。No.107…銀河眼の時空竜！更にNo.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン！さぁ私はギャラクシー・ドラグロー、アークブレイブ、フェルグラントを墓地に…」
長峯(No.24)「くっ…」
京子「ダークマターの効果、モンスターに２回攻撃。攻撃。」
長峯(No.24)「リバースしたドラキュラン・キッドの効果！相手のモンスター１体を守備にする。ダークマターをなぁ！」
京子「フェルグラント…やれ。」
長峯(No.24)「リバースカード！ドラキュランの檻。貴様のフェルグラントは攻撃できない…永遠になぁ！」
京子「…一枚伏せてエンド。お前のターン…私は銀河眼の光子竜を特殊召喚。」
長峯(No.24)「ダークマターの素材になってたやつか…モンスターリバース。ドラキュラン・メイド。効果で手札からドラキュラン・コックを特殊召喚。エクシーズ！私よ！出てこい！No.24竜血鬼 ドラギュラス！ダークマターに攻撃！」
京子「ギャラクシー・コネクト。発動。攻撃対象を別のギャラクシーに移す。光子竜に効果は…使わないかな。」
長峯(No.24)「しかし、裏側でフィールドに残す！エンドだ…」
京子「ドロー…私が引いたカードは…ザ・セブンス・ワン…CNo.107…超銀河眼の時空竜！ダークマターを攻撃表示…フェルグラントと、光子竜でエクシーズ…No.62銀河眼の光子竜皇！手札から銀河魔導師を召喚。レベル8にする。さらにギャラクシーモンスターが２体以上いるときこのモンスターを特殊召喚する。ギャラクシー・プラネット・ドラゴン。このモンスターの効果発動！銀河の魔導師を対象。その後銀河の魔導師の種族をドラゴンに変え、プラネット・ドラゴンのレベルを魔導師と同じにする…つまりレベル8が２体。エクシーズ！銀河眼の新星竜！そして、銀河眼の新星竜の効果。ギャラクシーモンスター１体に貫通効果を与える。プライムに貫通効果を持たせる！さぁ…プライムの攻撃！効果発動！」
長峯(No.24)「ぐっ！？ぐぁぁ！」
長峯の体とNo.24が離れるのと同時に研究員達が砂のように溶けていく。
長峯「くっ…俺は…っ！き、黄蜂…黄蜂なのか？」
黄蜂「良かった…助け出せて…」
安心したのか普段見せない涙を流した。
鈴菜「ところで京子さんは…何故ここに？」
京子「長田さんに会いに…お茶するんだ。」
鈴菜「どんな人？」
京子「…レッドデーモンを使う人。あぁ…バイク壊れた…。」
鈴菜「知らないっすよいくつだしてたんですか？」
京子「このバイク改造もんだしな300…」
鈴菜「は？」

～夢月サイド～
夢月達はいきなり誘拐されて知らないとこにいた。
梓「夢月さん！夢月さん！」
夢月「ん…ここは？」
千聖「どこかの洞窟のようね…」
夢月「うむ。どう見ても洞窟だ。…すまぬ私が弱いばかりに…」
梓「そんなことないよ！」
と言っていると何かの足音が聞こえた。近づいてくる梓が集中して見てみると怪異が襲ってくるのが見えた。反対側も同じように襲ってくる。刀は幸いにも所持していた。これで身を守るため、千聖と梓を守るために構える。