56話 亜人の研究　作：紅瑠璃

黄蜂「朱音にメールするの終わったんだ」
鈴菜「まぁねさて、今日も野外で寝泊まりか…」
黄蜂「明日には終わる…本当は今すぐに行きたいけど…」
鈴菜「そういえばその亜人の子、イニシャルは？」
黄蜂「P…ポイズン。つまり毒」
亜人。それは何度でも生き返る人種のこと。彼らにはそれぞえ英語表記を与えられそれにまつわる能力を持っている。黄蜂も亜人の一人。
鈴菜「ならその毒で倒せば…」
黄蜂「倒せないから困ってるのよ…とにかく寝ましょ。私が捕まりそうになったら鈴菜。あなたが私を生き返らせて」
鈴菜「…」
黄蜂「親戚である私を一度殺すのは無理？」
鈴菜「そんなとこね。まぁやるけど」
このような話をして、睡眠をとった

～次の日。学校の帰り道～
夢月「狐山殿も猫山殿を探しに行ったのか」
千聖「そうね…」
梓「蜜柑ちゃん…」
すると裏路地から悪そうな人達が現れる。
夢月「っ…なにようか？」
ボス「おい…夢月暦という奴はお前か？」
夢月「いかにも私が夢月 暦と言う者だ…お主らはまさかあいつらの仲間だな」
千聖「え？何したの？」
夢月「前にこやつらにリンチにあっている者が居たもので…うむ。幸いに教師がいなくて良かった」
ボス「やれ。」
ボスの一言で回りにいた人達が夢月に襲いかかった。夢月は驚きながらも竹刀を取りだし戦った。数分戦った。
手下「良いのか？」
その声の方向を向くと梓と千聖が彼らに捕まっていた。首筋にはナイフ。どうやら下手なことすると切るつもりだ
夢月「くそっ…姑息な手を…んがっ！？…」
いきなり後ろからスタンガンを当てられ気絶する夢月。抵抗する事なく捕まった千聖と梓。３人はある車の中に連れてかれ、そのまま誘拐された。運転席には２枚のカード。番号は35と84…。

～鈴菜と黄蜂サイド～
鈴菜「ついたここね。ミサ、中は？」
黄蜂「…人がいない…」
鈴菜「んじゃ、行く？」
亜人の特性スタンドを出せること。スタンドにも能力がついているが、スタンドのダメージは持ち主のダメージ。スタンドがしぬとき、亜人の本当のしとなる。また精神が安定していれば透明になることもでき、少しの隙間さえまれば通り抜けれるのも１つ。それを使い、中から開けてもらい侵入した。
鈴菜「本当に…何もない？」
黄蜂「…ここだ。この扉の奥。」
黄蜂の合図と共に中に入り黄蜂は銃を手に中の研究員をヘッドショットしていく。しかしその研究員達が立ち上がった。これには動揺を隠せない
黄蜂「何で…何で生き返るの！亜人でもない癖に…っ」
研究員達は銃を取りだし黄蜂に麻酔薬を飛ばし、当たってしまう。
鈴菜「くそっ…」
壁に隠れ、ナイフを投げ、黄蜂を生き返らせる。そのまま二人は逃げる。
黄蜂「おかしい…こんなのあり得ない…」
鈴菜「何？あいつらは」
黄蜂「わからないただ、亜人を解剖し、細胞を変化させ、自分達に移植したかもしれない。あるいは誰かの能力で亜人と同じ特性を身に付けたかもしれない…１つ確かなのはあいつらは人間じゃない。怪異だ！」
鈴菜「勝ち目は？」
黄蜂「嫌な話、無いかも。亜人を本当に殺すならスタンドをやること。だけどあいつらはスタンドを出してない。」
鈴菜「なるほど。亜人は1度やられるとスタンドが意思とは関係なく出てくる。それなのにあいつらは出てない。」
黄蜂「けどこれも確か。いくら亜人とは言え、突破口がある。」
No.24「はい。ありますよ？」
黄蜂「…な…なんだ…こいつ…」
鈴菜「左胸に番号…リアルナンバーズ…」
No.24「おやおや。私の事を？でも良いのですか？私だけに集中して」
黄蜂「っち…あの研究員が来やがった。」
鈴菜「囲まれたぞ！」
黄蜂は銃を取りだし、鈴菜はナイフを構える。