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遊戯王WW(ワンダーワールド)/SideAmuse:静夜を照らす星 作:名無しのゴーレム






娯楽都市で知られる街、アミューズ。その中心部に位置する病院の一室に私は訪れていた。その目的は……



「……俺が調べられたのはこんなところだな。特に怪しい動きはないが、相手が相手だ。用心するに越したことはないだろうぜ」
「分かりました。スプリント、あなたはミネルバで治療を受けてください。移動用の馬車も用意してありますから」
「準備がいいな。ありがたく使わせてもらうとするか」



足を負傷したスプリントを支え、外に待たせていた馬車まで連れていく。



「……ミネルバは大丈夫か?」
「ええ、今のところは。各地に派遣した人員からも目立った報告はありませんし」
「インダストはどうなんだ? 確かドリーの奴が向かったはずだろ」
「彼女からの連絡はまだ来ていません。あそこには連絡員の派遣もままならないので、私たちに出来ることと言えば……彼女の無事を祈るくらいでしょうね」
「あいつなら大丈夫だろ。兵器の群れに襲われようがピンピンしてそうだぜ」
「……ふふ、それもそうですね。さあ、これに乗って」
「おう。あとは任せたぜ、ナターレ」
「ええ、あなたも治療に専念してください」



しばらく前から調査のために来ていたスプリントだったが、数日前に起きた襲撃事件で重傷を負ってしまった。私に与えられた任務は2つ。1つは彼をミネルバの医療施設まで移送すること。そしてもう1つは……彼の代理として、アミューズのとある団体を調査すること。前者はこうして達成したから、残る仕事は1つのみ。



「……さて、行きましょうか」





















スプリントが手に入れた情報を元に街を散策する。無計画な都市開発により、アミューズ内部は半ば迷宮と化してしまっている。娯楽都市らしく観光客も多いはずだが、迷うことはないのだろうか?



「ええと、次はこっちを……?」



ふと目をやると、1人の少女がこちらへと歩いてくる。それだけなら気にすることもないが、彼女の仕草……不安そうに周囲を見渡す様子は、明らかに……



「えっと、どうしよう……」
「あの。道に迷われているのですか?」
「え? ……はい、実は」



……やはりと言うべきか。目立つ行為は出来ないが、散策がてら道案内をしてもいいだろう。



「どこへ向かおうとしていたんですか? 地図もありますから、良ければ目的地まで案内しますが」
「いいんですか!? 是非お願いします! あ、私が探してるのはツィルクスっていうサーカスのテントなんですけど……」
「ツィルクス……?」



スプリントの話にあった、最重要調査対象の1つ。まさか、ここでその名前が出てくるなんて……偶然ではあるが都合がいい。このまま調査に移るとしよう。



「……ああ、この場所ですね。少し歩くようですが、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です!……あっ、私の名前は舞って言います。よろしくお願いします!」
「私はナターレと申します。さあ、行きましょうか」





















「ここですね。舞、着きましたよ」
「わあ……ありがとうございます!」



私たちの目の前に現れたのは、嫌でも目につく程の真っ赤なテント。少し前から見えてはいたけれど……これも、迷わず辿り着きやすいようにする工夫なのだろうか。



「ええと、今日ここで公演があるんですよね」
「はい! あ、そうだ……」
「?」



何か思い付いたような表情をした舞は、手に持っていた鞄の中を探りだした。



「あの、何を……」
「あ、ありました! ナターレさん、良ければこれを使ってください!」
「これは……チケットですか?」
「本当なら友達と一緒に来るつもりだったんですけど、急な予定が入っちゃったらしくて。余ってたものなんですけど……ここまで案内してくださったお礼に、どうぞ!」
「……ありがたく頂戴します」
「じゃあ、早速入場口に行きましょう!」
「ええ。……すごい行列ですね」
「友達が言うには、最近になって人気が出てきたらしいですよ」



そこら中に娯楽施設があるアミューズで、ここまで人気があるのか……日中堂々と営業している以上、見られて困るようなものはないはず。満足な調査が出来るかは怪しいが、他に手がかりがあるわけでもない……ひとまず入ってみるしかない。



「舞は、どこから来たんですか?」
「どこからって……私はずっとアミューズに住んでますよ?」
「……え? じゃあ、なんでさっき迷子に?」
「それは……私、方向音痴みたいで。いつもは友達についてきてもらうんですけど……」
「1人で来たから迷子になってしまった、ということですか?」
「いえ……実は、少し前に友達にここへ連れてきてもらってたんです。あとは開場を待っているだけのはずだったのに、気付いたら……」
「気付いたら、あの場所に居たと……?」



何をどうしたらそんなことになるのかが全く分からない。もはや方向音痴のレベルを超えている気もするが……



「あ、そろそろ入れそうですよ」
「本当だ! 楽しみですね、ナターレさん♪」



当たり前だが、彼女は純粋にこの公演を楽しもうとしている。その一方で私は……騙すような真似をしていることに、僅かな罪悪感を抱いてしまう。


















『さあさあ皆様、本日は我々ツィルクスの公演へようこそ!!』






テント中に響き渡るアナウンスに、観客たちは歓喜の声をあげる。



「ナターレさん、始まりますよ!」
「そうですね。でも、彼は……」



会場を盛り上げるオープニングトークを繰り広げる、テント中央に立つ司会の男性。遠目なので確かなことは言えないが、もしかすればどこかで会ったことがあるかもしれない。






『……それでは早速、団員たちによる華麗なショーを始めていきましょう! 皆様、とくとお楽しみあれ!!』















ーーーージャグリングに綱渡り、空中ブランコ……素人目にも、ショーの内容から彼らの高い技量が窺える。とても一朝一夕で身に付く技ではないだろう……隣の舞も、すっかり夢中になっているようだ。



『……さて! いよいよ皆様お待ちかね、デュエルショーと参りましょう!!』






「「「うおぉぉぉぉ!!!」」」






……デュエルショー? 思わず首をかしげるが、一層盛り上がる会場の様子を見るにこの公演の目玉演目のようだ。






「舞、デュエルショーというのは?」
「えっと……ツィルクスの団員の方と観客がデュエルをする、みたいなものだったはずです」
「なるほど……」



さすがは娯楽都市、デュエルも立派な興業の1つになるということか。テントを埋め尽くすほどの観客、私や舞が選ばれることはまずないだろうが……彼らのデュエルが見られるなら好都合だ。



「……お手並み拝見と、いかせてもらいましょうか」






『今回のデュエルショー、そのキャストは……ツィルクスを照らすスター、アスタ!!』






スポットライトに照らされながら、1人の男性が会場に入ってくる。恐らく、彼も……



「あ、アスタさんだ!!」
「……舞の知り合いですか?」
「はいっ! アスタさんには以前親切にしてもらって……私がここへ来たのも、アスタさんが居るって聞いたからなんです」



彼が、舞の知り合い……









『そして、彼とデュエルする幸運な方は……!!』






ダラララ……






ドラムロールとともに、スポットライトが客席を移動していく。そういえば、どうやって対戦相手を決めているのだろうか……






ダララララ…デン!!






「…………え?」









『さあ、お客様! こちらへお越しください!』






「な、どうして……!?」
「わぁ、すごいですね! ナターレさんとアスタさんがデュエルするなんて!」



舞は無邪気に喜んでいるが……まさか、既にこちらの正体が見抜かれていたのか?



「ほら、ナターレさん! 早く行かないと!」
「ちょっ……はぁ、分かりました」



この大観衆の中では逃げることも出来ない。例え罠であろうと……意を決し、中央の舞台へと歩いていく。












「……こちらの誘いに応じたこと、感謝する」
「誘い、ですか……どうやら、思っていたよりも聡明な相手だったようですね」



私の対戦相手……アスタも、事情は理解しているのか。となれば、本当に……!!









『さあっ! いよいよショーもクライマックス、デュエルショーの開幕です!!』












「「デュエル!!」」









ナターレ LP8000 手札5
アスタ LP8000 手札5



「先攻は譲る。全力でかかってこい」



そう言われても、相手にこちらの手札を晒す訳にはいかない。まずは……



「私のターン。『絶鳴騎士団 従士ノエル』を召喚。ノエルの効果発動。デッキから絶鳴騎士団モンスター1体を手札に加え、手札を1枚捨てる。そして今墓地に送った『絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト』の効果発動。フィールドのノエルに自身を装備する。シュヴェルトを装備したモンスターの攻撃力は800アップする」


絶鳴騎士団 従士ノエル 攻撃力1300→2100


「モンスターを装備カードに……それがお前の戦術か」
「カードを1枚セットしてターンエンドです」



ナターレ LP8000 手札3 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 従士ノエル(シュヴェルト装備) 魔法・罠ゾーン 絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト、伏せカード1枚
アスタ LP8000 手札5



「俺のターン、ドロー」



私の正体を知った上でぶつけてきた相手だ。相応の実力はあるとみていいはず……油断はできない。



「手札から『七星宿の水士 斗宿』を召喚。斗宿の効果発動、手札を1枚捨てる。捨てられた『七星宿の妓女 牛宿』の効果発動。デッキから七星宿と名のつく罠カードを手札に加える。斗宿の効果発動。墓地の牛宿を特殊召喚し、2体のレベルをその合計にする」


七星宿の水士 斗宿 レベル2→4

七星宿の妓女 牛宿 レベル2→4


「レベル4のモンスターが、2体……!!」
「俺はレベル4の斗宿と牛宿でオーバーレイ。エクシーズ召喚、招来せよ『七星宿の北方神 玄武』。玄武の効果発動。自身のオーバーレイユニットを1つ取り除くことでデッキからレベル4以下の七星宿モンスターを墓地に送り、エクストラデッキからランク3の七星宿エクシーズモンスターを特殊召喚する。招来せよ『七星宿の巨人石 壁宿』。そして取り除いたオーバーレイユニットを壁宿の下に重ねる」



瞬く間に、エクシーズモンスターが2体……しかも両方ともシュヴェルトを装備したノエルの攻撃力を上回っている。凌ぎ、きれない……!!



「牛宿をオーバーレイユニットとした玄武は、オーバーレイユニットを取り除くことで相手の魔法・罠を無効にする効果を得る。そして壁宿の効果発動。オーバーレイユニットを取り除き、デッキからレベル4以下の七星宿モンスターを特殊召喚する。俺は『七星宿の治療士 軫宿』を特殊召喚。バトル、壁宿でノエルを攻撃」


ナターレ LP8000→7100


「っ、ノエルを破壊する代わりに、装備カードとなっているシュヴェルトを墓地に送る。墓地へ送られたシュヴェルトの効果発動! デッキから絶鳴騎士団モンスターを手札に加え、手札1枚を捨てる」
「墓地肥やしか……続けて玄武でノエルを攻撃」


ナターレ LP7100→6100


「……軫宿でダイレクトアタック」


ナターレ LP6100→4300


「くっ……」






『おおっとぉ! アスタの連続攻撃に、ライフは大幅に削られてしまったぁ!! さぁチャレンジャー、ここから巻き返せるか!?』






勝手なことを、言ってくれる……とはいえ、ライフに差がついてしまったのも事実。手を抜いて勝てる戦いではないようだ。



「……バトル終了。カードを1枚セットして、ターンエンド」
「この瞬間、リバースカードオープン。通常罠『もののけの巣くう祠』!効果で墓地からシュヴェルトを特殊召喚します」
「…………」



玄武でカウンターはしない、と。放置しても問題ないと思ったか、本命が他にあると考えたか……まあ、どちらでもいい。



「シュヴェルトが特殊召喚されたことで、墓地のノエルの効果発動。自身を特殊召喚します」



ナターレ LP4300 手札3 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 従士ノエル、絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト
アスタ LP8000 手札4 モンスターゾーン 七星宿の北方神 玄武、七星宿の巨人石 壁宿、七星宿の治療士 軫宿 魔法・罠ゾーン 伏せカード1枚



「私のターン、ドロー」



相手のフィールドにはモンスターが3体と伏せカードが1枚。さて、この手札でどう戦うか……



「……私はレベル4のシュヴェルトにレベル2の従士ノエルをチューニング。シンクロ召喚、『絶鳴騎士団 従士ホリィ』! ホリィの効果発動。自身の特殊召喚に成功したとき、デッキから絶鳴騎士団またはサイレントと名のつくカード1枚を手札に加えます。そして永続魔法『絶鳴騎士団の掟』を発動!」
「……玄武の効果発動。オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手が発動した魔法・罠カードの効果を無効にする」
「なら、『絶鳴騎士団 霧盾騎士シルト』を召喚。レベル4のシルトにレベル6のホリィをチューニング。朋の遺志をその身に纏い、断罪の裁きを下せ! シンクロ召喚、『絶鳴騎士団 姫騎士ノエル』!!」






『チャレンジャー、ここで連続シンクロ召喚を決めてきたぁ!! レベル10の大型シンクロモンスター、この劣勢を覆せるのか!?』






「……それが、お前の切り札か」
「さあ、どうでしょうね。姫騎士ノエルの効果発動。墓地の絶鳴騎士団モンスターを装備します。墓地からシュヴェルトを装備。装備されているシュヴェルトの効果発動、自身を特殊召喚します」



絶鳴騎士の墓地から装備カードとなる効果と装備状態から特殊召喚する効果は1ターンに1度、どちから1つしか使えない。しかし他のカード効果で墓地から装備カードとしてしまえば、実質的に蘇生することが可能となるわけだ。



「墓地の『絶鳴騎士団 魔弾騎士クーゲル』の効果発動。自身をシュヴェルトに装備。さらに墓地のホリィの効果発動、自身を姫騎士ノエルに装備。ホリィを装備したモンスターの攻撃力は1000アップする」


絶鳴騎士団 姫騎士ノエル 攻撃力2600→3600


「壁宿の攻撃力を、超えてきたか……」
「バトル。シュヴェルトで壁宿を攻撃!」
「何……?」






『おおっとぉ!? まさかの攻撃力が劣るシュヴェルトでの攻撃! 一体どういうつもりだぁ!?』






「この瞬間、クーゲルの効果発動。ダメージステップ開始時にこのカードを墓地に送ることで、戦闘を行う相手モンスターをダメージ計算を行わず破壊する!」
「……なら、リバースカードオープン。壁宿を対象として永続罠『七星宿 牛宿の巨大煙管』発動。対象としたモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する」
「身代わりですか……続いて姫騎士ノエルで壁宿を攻撃!」


アスタ LP8000→7400


「…………」



壁宿は破壊したものの玄武を残してしまった。攻撃の手が尽きた以上、返しのターンが……



「……バトル終了。そのままターンエンドです」



ナターレ LP4300 手札3 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 従士ノエル(ホリィ装備)、絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト 魔法・罠ゾーン 絶鳴騎士団 従士ホリィ
アスタ LP7400 手札4 モンスターゾーン 七星宿の北方神 玄武、七星宿の治療士 軫宿



「俺のターン、ドロー。フィールドの玄武を対象に速攻魔法『七星宿 玄武の神座宝』。デッキから『七星宿の弓術士 虚宿』とこのカードを玄武のオーバーレイユニットにし、デッキから同名カードを手札に加える」



オーバーレイユニットを補充した……まさか、また新たなエクシーズモンスターが?



「虚宿をオーバーレイユニットとした玄武の効果発動。オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を除外する。俺は姫騎士ノエルを除外」
「くっ……!?」



破壊であればホリィを身代わりにできたのに……エクシーズモンスターに効果を付与するのが、彼の主戦術のようだ。



「バトル。玄武でシュヴェルトを攻撃」


ナターレ LP4300→3800


「破壊されたシュヴェルトの効果発動! デッキから絶鳴騎士団モンスターを手札に加え、手札1枚を捨てる」
「これで邪魔はなくなった。軫宿でダイレクトアタック」
「それは通しません。墓地の『もののけの巣くう祠』の効果発動。このカードを除外し、墓地のシルトを守備表示で特殊召喚!」
「っ、攻撃中止。バトルフェイズを終了する。カードを2枚セットして、ターンエンド」



ナターレ LP3800 手札3 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 霧盾騎士シルト(表側守備表示)
アスタ LP7400 手札3 モンスターゾーン 七星宿の北方神 玄武、七星宿の治療士 軫宿 魔法・罠ゾーン 伏せカード2枚



「私のターン、ドロー」
「この瞬間、墓地の『七星宿 玄武の神座宝』の効果発動。墓地のこのカードと牛宿を玄武のオーバーレイユニットにする」



牛宿がオーバーレイユニットになったことで、また魔法・罠カードへのカウンター効果が……虚宿の除去効果もある以上、玄武をフィールドに残しておくわけにはいかない。



「『絶鳴騎士団 緋槍騎士ランツェ』を召喚。私はレベル4のシルトとランツェでオーバーレイ。エクシーズ召喚、『絶鳴騎士団 騎士団長オルド』!」






『ここでチャレンジャーもエクシーズ召喚っ!! お互いのフィールドに立つエクシーズモンスター、果たしてどちらが上を行く!?』






「墓地のランツェの効果発動、自身をオルドに装備。オルドの効果発動。オーバーレイユニットを1つ取り除き、装備カードと相手フィールドのモンスターを除外する。ランツェと玄武を除外!」
「リバースカードオープン。カウンター罠『エクシーズ・ブロック』。玄武のオーバーレイユニットを1つ取り除き、効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する」
「オルドの代わりにランツェを破壊します。墓地のシュヴェルトの効果発動。自身をオルドに装備。シュヴェルトを装備したオルドの攻撃力は800アップする」


絶鳴騎士団 騎士団長オルド 攻撃力2400→3200


「バトル、オルドで玄武を攻撃!」


アスタ LP7400→6300


やっと玄武を倒した……これで、相手の戦術を崩せた。ここから、さらに追い討ちをかける……!!



「バトル終了。永続魔法『絶鳴騎士の静夜結界』発動! このカードが存在する限り、相手モンスターの召喚・特殊召喚成功時に発動する効果は無効になります」



七星宿モンスターは召喚時に手札を捨て、そこから展開を行う。その起点を潰せば、エクシーズ召喚を大きく遅らせることも可能のはず……



「私はこれでターンエンドです」
「この瞬間、リバースカードオープン。速攻魔法『ツインツイスター』。手札を1枚捨てて、魔法・罠カード2枚を破壊する。俺はシュヴェルトと静夜結界を破壊」
「!?」


絶鳴騎士団 騎士団長オルド 攻撃力3200→2400



ナターレ LP3800 手札2 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 騎士団長オルド
アスタ LP6300 手札2 モンスターゾーン 七星宿の治療士 軫宿



「俺のターン、ドロー。フィールド魔法『七星宿 黄龍の神座宝』発動、そのまま効果発動。手札の神座宝を捨てることで、異なる神座宝をデッキから手札に加える。通常魔法『七星宿 南方朱雀の神座宝』発動。墓地の『七星宿の女装士 柳宿』と斗宿を除外し、その2体を素材として融合召喚を行う」
「融合、召喚……!?」
「融合召喚。招来せよ、『七星宿の闘気士 鬼宿』」






『ここでアスタも融合召喚だぁ!! 複数の召喚法が入り乱れる熱戦、いよいよデュエルも佳境に入ったかぁ!?』






「鬼宿の効果発動。相手のデッキの上から3枚を除外する。そして鬼宿が存在する限り、相手モンスターの攻撃力は除外されているカードの枚数×200ダウンする。現在除外されているカードは全部で7枚、よって1400ダウンだ」


絶鳴騎士団 騎士団長オルド 攻撃力2400→1000


「バトル。鬼宿でオルドを攻撃」


ナターレ LP3800→2300


「鬼宿が戦闘で破壊したモンスターは除外される」
「そんなっ……!?」



オルドは墓地へ送られたとき除外されている絶鳴騎士を特殊召喚する効果を持つ。万が一オルドを倒されても姫騎士ノエルをフィールドに戻せば守りを固められた……それすらも、読まれていたとでも言うのか?



「続けて軫宿でダイレクトアタック」


ナターレ LP2300→500


「ううっ……!!」






『ダイレクトアタックが決まったぁ!! チャレンジャーのライフは風前の灯火、もはや決着はついたかぁ!?』






「……バトル終了、そのままターンエンドだ」



ナターレ LP500 手札2
アスタ LP6300 手札1 モンスターゾーン 七星宿の闘気士七鬼宿、星宿の治療士 軫宿 フィールド魔法ゾーン 七星宿 黄龍の神座宝



「私のターン、ドロー……」



こちらの戦術を次々と突破し、隙を見つけてはダメージを与えてくる。侮っていたわけではないが、彼の実力は思っていたよりも遥かに高いらしい。この手札なら……出し惜しみは出来ないか。



「装備魔法『D・D・R』発動! 手札を1枚捨てて、除外されている姫騎士ノエルを特殊召喚し、このカードを装備します」
「……鬼宿の効果で、お前のモンスターの攻撃力は1400ダウンだ」


絶鳴騎士団 姫騎士ノエル 攻撃力2600→1200


「姫騎士ノエルの効果発動、墓地のホリィを自身に装備。ホリィの効果で自身を特殊召喚! ホリィの効果発動、デッキから絶鳴騎士団またはサイレントと名のつくカード1枚を手札に加えます。墓地のクーゲルの効果発動、自身をホリィに装備。墓地のシュヴェルトの効果発動、姫騎士ノエルに装備します」


絶鳴騎士団 姫騎士ノエル 攻撃力1200→2000


「クーゲル……そうか」
「もう分かっているとは思いますが……バトル! ホリィで鬼宿を攻撃! クーゲルの効果発動、クーゲルを破壊することでダメージ計算を行わず鬼宿を破壊!」
「っ……」
「鬼宿が破壊されたことで、私のモンスターの攻撃力も元に戻ります」


絶鳴騎士団 姫騎士ノエル 攻撃力2000→3400

絶鳴騎士団 従士ホリィ 攻撃力600→2000


「続けて姫騎士ノエルで軫宿を攻撃!」


アスタ LP6300→4700


「バトル終了。カードを1枚セットして、ターンエンドです」



ナターレ LP500 手札1 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 姫騎士ノエル(シュヴェルト装備)、絶鳴騎士団 従士ホリィ 魔法・罠ゾーン 絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト、伏せカード1枚
アスタ LP4700 手札1 フィールド魔法ゾーン 七星宿 黄龍の神座宝






『一気に形勢逆転!! ライフこそ差はあるが、フィールドは圧倒的にチャレンジャーが優勢だぁ!! いよいよデュエルもクライマックス、勝利の女神はどちらに微笑むのかっ!?』







司会者の煽りに、観客の盛り上がりもピークに達しようとしている。彼の言う通り、このデュエルも終盤……勝敗がどうあろうと、数ターンで決着がつくだろう。



「俺のターン、ドロー」



それは相手も分かっているはず……なのに、その表情からはいかなる感情も読み取れない。いや、そもそも最初からずっとこの調子だ。一体、何を考えている……?



「……墓地の『七星宿 南方朱雀の神座宝』の効果発動。除外されている柳宿をデッキに戻し、このカードを手札に加える。そのまま通常魔法『七星宿 南方朱雀の神座宝』発動」
「融合召喚……ですか」



ホリィの攻撃力は2000。攻撃力2500以上のモンスターを融合召喚されたら、私のライフは削りきられる。だが……



「通しませんよ。リバースカードオープン。カウンター罠『絶鳴の聖印』発動! 装備されているシュヴェルトを墓地に送り、相手のモンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にします!」
「……そう、か。モンスターを1体セット、そしてターンエンドだ」
「このタイミングで、姫騎士ノエルの効果発動! 墓地のシュヴェルトを自身に装備します」



ナターレ LP500 手札1 モンスターゾーン 絶鳴騎士団 姫騎士ノエル(シュヴェルト装備)、絶鳴騎士団 従士ホリィ 魔法・罠ゾーン 絶鳴騎士団 怪剣騎士シュヴェルト
アスタ LP4700 手札1 モンスターゾーン 伏せモンスター フィールド魔法ゾーン 七星宿 黄龍の神座宝



「私のターン、ドロー」



何とか凌いだ……けれど、私のライフが残り僅かであることに変わりはない。ここで、攻めきる……!!



「シュヴェルトの効果発動、自身を特殊召喚! 墓地のランツェの効果発動、自身を姫騎士ノエルに装備します。ランツェを装備した姫騎士ノエルの攻撃力は400アップし、貫通効果を得る!」


絶鳴騎士団 姫騎士ノエル 攻撃力2600→3000


「バトル! 姫騎士ノエルで裏側守備表示のモンスターを攻撃!」
「……攻撃されたのは守備力1000の『七星宿の聖歌 危宿』だ」


アスタ LP4700→2700


……これで、相手のフィールドにモンスターはいない。



「ホリィでダイレクトアタック!」


アスタ LP2700→700


「……シュヴェルトの攻撃力は1800、ダイレクトアタックであなたのライフは尽きます」
「…………ああ、そうだな。俺の負けだ」









『……決着ぅぅ!! 勝者はチャレンジャー! 二転三転する激戦の末、一手先を行って見せたぁぁ!!』









「……これも、あなたたちの予定通りというわけですか?」
「さあな。ともかく、これで俺の仕事は終わりだ」






『それでは、激戦を繰り広げた両者に盛大な拍手をお願いいたします!!』






司会者の言葉に合わせ、テントがわれんばかりの拍手に包まれた。思えば、ここまで大勢に見られてデュエルをするのは初めてだったかもしれない。



「しかし、娯楽としてのデュエルですか……少々悪趣味にも思えますが、これも時代の変化と言えるのでしょうね」
「デュエルはデュエルだ。見せ物だろうと命の取り合いだろうと、それに変わりはない」
「……それもそうですね」






『これにて本日の公演は終了です! 皆様、次回の公演をお楽しみに!!』






アスタは会場から出ていく……終わりというのなら、私もここに居座る理由もない。






「……はぁ。想定していたよりも、遥かに厄介な任務になりそうですね」












キャラクター紹介



ナターレ
モチーフ:【絶鳴騎士団】 作者様:黒壱様
ミネルバからアミューズの調査に派遣された女性。
近寄りがたい印象を与えるが、困っている人間には迷わず手を差し伸べる慈悲深さを持つ。逆に信頼のおける人物には素っ気ない態度を見せることも多い。
今回は素性を隠すため身に付けていないが、普段は修道服を着て活動している。



舞(まい)
モチーフ:【歌舞姫】 作者様:風鼠様
アミューズの劇団に所属する新米女優の少女。
天真爛漫で人懐っこい。良く言えば無邪気、悪く言えば非常に騙されやすい。
致命的なレベルの方向音痴で、1人では目の前の目的地に行くことすら危うい。



アスタ
モチーフ:【七星宿】 作者様:けやぐ様
アミューズのサーカス『ツィルクス』に所属する男性。
寡黙で冷静沈着、他人には心の機微が読めない。
与えられた仕事を淡々とこなすため、ツィルクスの団長からも高く買われている。



【絶鳴騎士団】、【歌舞姫】、【七星宿】の使用許可をくださった黒壱様、風鼠様、けやぐ様、本当にありがとうございました!






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けやぐ
いえいえ、こちらこそ使用して頂きありがとうございます!( ≧∀≦)ノ
一つだけツッコミを言わさせて貰います。
柳宿どっから沸いて来た?w

負けてしまったのは残念ですが、面白く見させて貰いました!
玄武と鬼宿しかEXモンスターが出ていない所を見ると、まだまだ強くなる伏線みたいな物を感じました!
ありがとうございました!m(_ _)m

(2021-03-12 13:30)
名無しのゴーレム
けやぐさん、コメントありがとうございます。

柳宿は最初の方にX玄武の効果でデッキから墓地に送っていました。墓地融合の素材確保が目的ですね。
今回のデュエルでXと融合のみしか使わなかった理由はデュエル構成上の都合とストーリーの都合が半々くらいだったり。次回その辺りについて触れる…予定です。 (2021-03-13 11:35)
けやぐ
あれ、そんな効果だったっけ?
そんな効果だった!!
朱南の指輪や、桜叶の首飾りを出さなかった辺りと、黄龍罠カードを出さなかった辺り、負けを前提のデュエルと言った所でしょうか?
セットカード2枚がもしかしたらそうかも知れませんけど(^_^;)
桜叶の首飾り・・・・あっ( ̄▽ ̄;)
除外ゾーンのミス表記!!
(2021-03-13 13:29)
名無しのゴーレム
ぶっちゃけ全カードの効果を把握して書いたとは言えないので、「こうすれば勝てた」はいくらでもありそうな気はしてます。デュエル中でもサーチ効果使ってますからね。
まあカテゴリ内だけでデッキ枚数ぶっちぎってますし、そもそもデッキに入ってなかったってことで何とか…
(2021-03-13 22:38)
風鼠
歌舞姫のデッキがどうなるか気になる(
カテゴリのカードだけでも200枚以上あるので、作者の私でも把握できてないw (2021-03-19 09:45)
名無しのゴーレム
風鼠さん、コメントありがとうございます。

舞のデッキ構築は…まだあんまり考えてません(おい)
確かなのは全種類はデッキに入らないってことでしょうか… (2021-03-20 01:40)

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78 12話 試される意志 943 4 2015-12-14 -
133 13話 水面を侵す邪神 1056 10 2016-05-01 -
29 オリカまとめ4 739 0 2016-05-03 -
43 オリカまとめ5 965 0 2016-05-03 -
24 14話 仲違い 735 4 2016-05-06 -
73 七夕記念企画のお知らせ! 1208 14 2016-05-07 -
48 七夕記念企画:メンバー集め編、彦星組① 858 6 2016-06-11 -
45 七夕記念企画:メンバー集め編、織姫組① 770 8 2016-06-17 -
85 七夕記念企画:メンバー集め編、彦星組② 824 10 2016-06-20 -
76 七夕記念企画:メンバー集め編、織姫組② 820 6 2016-06-21 -
69 七夕記念企画:前夜祭 807 14 2016-06-30 -
34 第1戦:爆風を駆ける獣 1059 16 2016-07-01 -
40 第2戦:真の強さとは 921 14 2016-07-02 -
32 第3戦:舞い踊る武具 788 10 2016-07-03 -
34 第4戦:不滅の決闘 818 15 2016-07-04 -
35 第5戦:信念のデュエル 892 14 2016-07-05 -
44 第6戦:開演、スペースエンタメデュエル 888 13 2016-07-06 -
25 最終戦:その想い、天の川を越えて 892 14 2016-07-07 -
44 七夕記念企画:お疲れ様会、彦星組編 685 7 2016-07-13 -
99 七夕記念企画:お疲れ様会、織姫組編 855 10 2016-07-17 -
41 七夕記念企画:フィナーレ 694 8 2016-07-29 -
47 七夕記念企画:感想、その他 925 0 2016-07-31 -
108 15話 娯楽都市アミューズ 1025 8 2016-12-31 -
29 16話 鮮やかなるトリックスター 556 8 2019-03-12 -
75 17話 最速の男 453 2 2019-03-17 -
53 18話 大罪の邪神龍 466 2 2019-03-22 -
29 19話 たった一つの敗因 406 2 2019-03-27 -
50 【エイプリルフール】新企画始動のお知らせ 444 2 2019-04-01 -
40 20話 天翔る龍使い 424 4 2019-04-02 -
56 21話 研ぎ澄まされし刃 484 2 2019-04-14 -
48 22話 忍び寄る漆黒 419 2 2019-04-22 -
53 23話 戦乱を望む者 485 2 2019-05-03 -
23 オリカまとめ6 402 2 2019-05-13 -
50 オリカまとめ7 484 2 2019-05-13 -
37 オリカまとめ8 366 0 2019-05-18 -
57 オリカまとめ9 483 2 2019-05-18 -
55 24話 凍てつく世界 472 2 2019-06-19 -
61 25話 時空の賢者 473 4 2019-06-26 -
30 26話 救世を拒む復讐の剣 508 4 2019-06-29 -
59 27話 燃え尽きぬ憎悪の炎 527 4 2019-07-03 -
44 28話 運命の選択肢 421 4 2019-07-07 -
68 29話 雪下の約束 412 4 2019-07-11 -
36 30話 再出発 318 2 2019-07-15 -
47 オリカまとめ10 554 4 2019-07-19 -
41 オリカまとめ11 399 4 2019-07-19 -
44 31話 新たな刺客? 369 4 2019-07-21 -
48 32話 忍びの流儀 510 4 2019-07-24 -
28 33話 雪の国の守護者 312 2 2019-07-28 -
38 34話 鉄壁の守護騎士 370 2 2019-08-01 -
25 35話 妖精の導き 355 2 2019-08-05 -
33 オリカまとめ12 422 4 2019-08-08 -
26 オリカまとめ13 387 2 2019-08-08 -
36 36話 温泉街フィアンマ 377 4 2019-08-11 -
33 37話 傭兵と行商人 332 2 2019-08-15 -
34 38話 時空を越えし英雄 401 2 2019-08-19 -
40 39話 燻る炎 383 2 2019-08-26 -
72 40話 張り巡らされた罠 368 2 2019-09-20 -
50 41話 一瞬の勝機 353 4 2019-09-29 -
27 42話 万物焼き尽くす業火 373 4 2019-10-05 -
26 43話 強者の孤独 380 2 2019-10-23 -
18 オリカまとめ14 270 0 2019-11-13 -
37 オリカまとめ15 339 0 2019-11-13 -
25 44話 幻獣の巫女 342 4 2020-01-09 -
24 45話 王を目指す者 247 2 2020-02-17 -
21 46話 君臨者と反逆者 309 4 2020-03-12 -
9 47話 ヒトガタの幻獣 259 4 2020-04-29 -
13 48話 架け橋 210 2 2020-05-11 -
7 オリカまとめ16 269 0 2020-05-19 -
12 幕間 『仲間』 225 4 2020-07-13 -
15 49話 機械の国インダスト 208 2 2020-07-20 -
10 50話 無双の姫君と反逆の機械 229 4 2020-08-05 -
7 51話 作戦会議 166 2 2020-08-30 -
7 52話 強襲 179 2 2020-09-10 -
6 53話 夢見る怪物 168 2 2020-09-17 -
11 54話 底知れぬ闇 204 4 2020-09-24 -
12 オリカまとめ17&告知 206 0 2020-09-30 -
27 SideFortune:何でも屋ハンディ 299 7 2020-10-03 -
15 Side Fortune:怪人ヴィラン 267 6 2020-10-08 -
16 Side Fortune:ゼロに還す者 251 6 2020-10-15 -
11 オリカまとめ18 161 0 2020-10-17 -
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12 オリカまとめ20&あとがき 213 2 2020-10-17 -
7 55話 最強の兵器 150 2 2020-10-22 -
12 56話 造られた理由 169 2 2020-10-28 -
8 57話 君臨する女帝 153 2 2020-11-03 -
1 オリカまとめ21 111 0 2020-11-09 -
15 オリカまとめ22&おまけ 172 0 2020-11-09 -
14 58話 孤独の女王 167 2 2020-11-10 -
9 59話 王女と女王、そして 179 4 2020-11-16 -
21 60話 時を紡ぐ剣 176 2 2020-11-21 -
16 61話 黒き意志 196 2 2020-11-26 -
21 62話 王の進む道 220 4 2020-12-01 -
7 63話 傷の深さ 138 0 2020-12-07 -
18 オリカまとめ23 131 0 2020-12-14 -
2 オリカまとめ24 117 0 2020-12-14 -
8 オリカまとめ25 226 0 2020-12-14 -
8 64話 癒えない傷痕 148 2 2020-12-16 -
13 65話 忍の里 146 0 2020-12-21 -
5 66話 契約 135 2 2020-12-27 -
5 67話 生きる覚悟 127 2 2021-01-02 -
10 68話 影に潜む者たち 129 0 2021-01-08 -
6 69話 正反対の2人 148 2 2021-01-15 -
1 幕間 交わる過去と現在 94 0 2021-01-21 -
5 70話 力と覚悟 121 0 2021-01-28 -
3 71話 魂を喰らう外道 122 0 2021-02-04 -
3 SideFortune:警備隊セキュリィ 167 2 2021-02-21 -
10 オリカまとめ26&今後の予定 208 0 2021-02-26 -
6 SideAmuse:静夜を照らす星 177 6 2021-03-12 -
7 SideAmuse:火花舞う戦場 131 0 2021-03-23 -
10 SideAmuse:守るべきもの 165 4 2021-03-31 -
5 SideAmuse:がらんどうの2人 93 2 2021-04-13 -
8 オリカまとめ27 112 2 2021-04-20 -
2 オリカまとめ28 75 0 2021-04-20 -
10 オリカまとめ29&あとがき 161 2 2021-04-20 -
3 72話 折り重ねる力 56 0 2021-08-11 -
6 73話 鋼の牙 120 0 2021-08-18 -
4 74話 生の価値、死の意味 72 0 2021-08-30 -

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