交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
Episode97:先導者vs時空竜 作:カズ
「分かってはいたが、こんな形で戦うことになるとはな……」
「ジュニアチャンピオンだからといって甘くみない方がいいですわよ。何しろ今の私は……カナタよりも、強いのですから」
遊弥と奏多が激突した「赤の広場」。激しい戦いの跡が残されているこの場所で、2人のデュエリストが相対していた。1人はジュニアチャンピオン・天導レイン、そしてもう1人は古城奏多の愛弟子・光貞トワ。彼女は呪縛竜決戦が始まる前からオーバーハンドレッド・ナンバーズを手にしており、いずれ敵対すると分かっていたからこそ遊弥やレインの許から離れる道を選んだ。そんな残酷な運命から彼女を解放するため、レインは紅い大空に架った虹に誓って戦うと決めていた。
「ところで……『七色の先導者』と謳われた貴方が、こんな所で何をしているのです?」
「世界の危機を黙って見過ごせるような人間ではないのでな」
「そうではありません。カナタを超えるほどの実力がありながら、何故小さく収まっているのかと聞いているのです」
レインはジュニアチャンピオンとして名を馳せるようになった今から3年前、『雪原の舞姫』『爆炎の豪傑』の異名を持つ仲間と団体戦に出場し、その決勝戦で奏多のチームを相手に勝利し優勝した過去がある。今頃なら日本最年少プロとして活動していてもおかしくないほどの実力を持ちながら、ジュニアチャンピオンという位置に甘んじている。傍から見れば小さく収まっていると思われてもおかしくないのだが、レインがプロとして活動しないのには理由があった。
「俺は未熟だ。プロとして戦うための覚悟も実力も、今の俺にはない」
「随分と弱腰ですのね」
「だが、こんな俺を目標にしてくれている皆を導くのが今の俺にできることだと思っている。プロに転向するのは高校を卒業してからでも遅くはない」
今のジュニア界隈は天導レインを目標にするデュエリストが数多くいる。彼らはレインに勝てるくらい強くなるため研鑽し、そしてレインはそんな彼らに負けないために強さを磨くことでジュニア全体のレベルの底上げを願っている。そしてそれを実践するためには高校在学期間中、自分がジュニアチャンピオンを死守することが必須である。
レインが『七色の先導者』と謂われるのは様々なデッキを高い水準で扱えるからこそだが、そんな彼の心意気も所以の1つなのかもしれない。
「……長話もこれくらいにして、始めるか」
「そうですわね。尤も、このデュエルに勝利するのは私ですわ」
現最強のレインと、かつて最強だった奏多以上の実力を身につけたと豪語するトワ。もう1つの頂上決戦が今、始まった。
「「デュエル!!」」
RAIN→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
TOWA→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN01
「俺が先攻を貰う。『光臨者 レインフォール・トランペッター』を召喚!このカードが召喚に成功した場合、デッキから自身以外のレベル4以下の『光臨者』1体を特殊召喚する。現れろ、『光臨者 レインバード』!レインバードはデュエル中に1度、特殊召喚に成功した場合にデッキから『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』を手札に加える」
「レインフォールからレインバード、そしてレインボーオーブ。貴方の得意戦術ですが、先攻では得意の連続攻撃も活かせない……。どうするつもりですの?」
「勿論始めから全力で行かせてもらう。天穿つ七色の光よ、混沌に堕ちたこの世界を平和へと導け!降臨せよ、俺の分身!!『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』!!」
2体のモンスターをリリースし、レインの分身、レインボーオーブ・ドラゴンが降臨した。このモンスターは特殊召喚に成功した場合、デッキから自身と同名のカードを2枚サーチできる。そしてサーチした分身を手札から捨てることで1度のバトルフェイズ中で最大3回連続攻撃を可能としている。
しかしトワの言う通り先攻ではバトルフェイズを行えないため効果を発揮できず、次の彼のターンが来るまで棒立ち状態となってしまう。オーバーハンドレッド・ナンバーズを手にしたデュエリスト相手にそんな猶予はないと分かっているレインは、新たな手を打った。
「魔法カード『レインボー・フュージョン』を発動!手札・フィールドから融合素材となるモンスターを墓地へ送ることで融合召喚を行う。俺が素材とするのは、手札のレインボーオーブ2体!」
「……?」
「七色の光を宿す2体の竜よ、聖なる渦の中で1つとなりて新たな希望がここに目覚める!融合召喚!!現れろ、『光臨者 レインボーオーブ・F(フラッド)・ドラゴン』!!」
手札のレインボーオーブ・ドラゴンを融合素材に使ってしまえば、要となる連続攻撃には使えなくなってしまう。しかしそうまでしてレインボーオーブを2体並べたのも、考えなしに行ったわけではない。
「F・ドラゴンが『レインボーオーブ』2体を素材として融合召喚に成功した場合、手札に戻せる『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』の数が2体に増える。つまりこれで次の俺のターンで、連続攻撃が可能となる」
「流石、一切無駄がありませんわね。ですがレインボーオーブ・ドラゴンがいなくなってしまえば、その目論見も崩れてしまいますわよ?」
「…俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
RAIN→LP:8000 手札:4 デッキ:31 Mゾーン:2 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN02
「私のターン、ドロー!」
純粋な実力なら紅葉とも張り合えるトワ。そんな彼女にオーバーハンドレッド・ナンバーズまで与えられているのだから、いくらレインであっても苦戦は避けられないだろう。
「『フォトン・スラッシャー』を特殊召喚!このカードは私のフィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できますの。そして『フォトン・バニッシャー』は私のフィールドに『フォトン』または『ギャラクシー』と名の付くモンスターが存在することで、手札から特殊召喚できます!『フォトン・バニッシャー』が特殊召喚に成功した場合、デッキから『銀河眼の光子竜』を手札に加えますわ」
トワの分身であり、嘗ての奏多の分身でもある『銀河眼の光子竜』。このモンスターを特殊召喚するためには攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースする必要があるのだが、彼女のフィールドにはそのための条件が満たされている。しかし、今の彼女にはそれ以外にも特殊召喚する手段を持っていた。
「レベル4の『フォトン・スラッシャー』と『フォトン・バニッシャー』の2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!ランク4『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』!!」
〇フォトン・スラッシャー(Lv4 光)
戦士族/特殊召喚/効果
攻2100/守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。①:自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。
〇フォトン・バニッシャー(Lv4 光)
戦士族/特殊召喚/効果
攻2000/守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールドに「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。自分は「フォトン・バニッシャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「銀河眼の光子竜」1体を手札に加える。②:このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。③:フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。●このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
〇輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン(ランク4 光)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻1800/守2500
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。手札から「フォトン」モンスター1体を特殊召喚する。②:X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。③:相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「銀河眼の光子竜」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「フォトン・ブラスト・ドラゴンがエクシーズ召喚に成功した場合、手札の『フォトン』モンスターを特殊召喚できます。光の化身よ、世界の彼方を照らす道標となれ!降臨せよ、『銀河眼の光子竜』!!」
「光貞の分身……早速お出ましか」
「『銀河眼の光子竜』こそ、私とカナタを繋ぐ大切なカード。つまりこのデュエル、私とカナタを同時に相手しているのと同じなのですわ」
「だとしたら、尚更負ける訳にはいかないな」
トワは続けざまに『銀河遠征』を発動し、デッキから『銀河騎士』を特殊召喚した。これによってレベル8のモンスターが2体揃い、トワ自身が手にした力『銀河眼の光波竜』をエクシーズ召喚した。このカードの効果でコントロールを奪うことも考えたのだが、それではレインに与えられるダメージ量が減ってしまうと分かっていた。故にシンプルな除去を用いる方向に切り替え、『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』を光波竜の上に重ねてエクシーズ召喚した。
「FA・フォトンの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、相手フィールドの表側表示カード1枚を破壊します。レインボーオーブ・ドラゴンには消えてもらいますわ!」
「そうはいかない!俺は手札から罠カード『レインボー・トランスミッション』を発動!レインボーオーブ・ドラゴンを自分バトルフェイズ開始時まで除外することで、自分フィールドのモンスターの攻撃力をターンの終わりまで、除外したモンスターの攻撃力の半分アップさせる!」
「手札から発動できる罠カードですか……」
レインのデュエルはレインボーオーブ・ドラゴンが軸となっている。それを除去しようとしたトワはFA・フォトンの効果を発動したのだが、レインも自らの分身を守るための一手を打った。結果レインボーオーブ・ドラゴンは光となって消滅したが、光は世界を照らすためにもう一度戻ってくる。今度はより大きな光となって。
「手札の『フォトン・オービタル』の効果発動!このカードをFA・フォトンに装備させます。そして再び『フォトン・オービタル』の効果発動!装備状態のこのカードを墓地へ送り、デッキから2枚目の『銀河騎士』を手札に加えますわ。そしてそのままリリース無しで召喚し、効果発動!召喚に成功した時、自身の攻撃力を1000ポイント下げることで墓地の『銀河眼の光子竜』を守備表示で特殊召喚します」
「これでまた、レベル8のモンスターが2体……。来るか」
「そう。そしてこれこそ、貴方を超える力!私はレベル8の『銀河騎士』と『銀河眼の光子竜』でオーバーレイ・ネットワークを構築!宇宙を貫く雄叫びよ。遥かなる時を遡り、銀河の源より甦れ!エクシーズ召喚!!顕現せよ、『No.107 銀河眼の時空竜』!!」
〇フォトン・オービタル(Lv4 光)
機械族/効果
攻500/守2000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは攻撃力が500アップし、戦闘では破壊されない。②:装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキから「フォトン・オービタル」以外の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。
〇No.107 銀河眼の時空竜(ランク8 光)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
①:自分バトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、その攻撃力・守備力は元々の数値になる。この効果を発動したターンのバトルフェイズ中に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000アップし、このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
『銀河眼の光子竜』の魂を使って呼び出された、レインでさえも初めて対峙する「ギャラクシーアイズ」。光よりも速いとされる仮想粒子「タキオン」の名を冠するその竜は『真紅眼の黒竜』ともどことなく似ている。実際にレインも【真紅眼の黒竜】を使っているからこそ、そう思うのは必然だった。
しかし時空竜は、この場に存在するどのモンスターよりも制圧に優れており、未来へ向かい築き上げたレインの戦術さえも文字通り「過去のもの」にしてしまう。
「バトルフェイズ開始時、時空竜の効果発動!このカードのオーバーレイ・ユニットを1つ使い、時空竜以外の全てのモンスターの効果を無効にし、攻撃力と守備力を元々の数値に戻します。これがタキオン・トランスミグレイションですわ!」
「レインボーオーブ・ドラゴンから託された力も、時空竜の前では無力だというのか……!」
「バトル再開ですわ。FA・フォトンでレインボーオーブ・F・ドラゴンを攻撃!壊滅のフォトン・ストリーム!」
「ッ…!」
「さあ、懺悔の用意はよろしくて?銀河眼の時空竜でダイレクトアタック!殲滅のタキオン・スパイラル!!」
「なら俺は、墓地のF・ドラゴンの効果発動!このカードを除外し、墓地の光属性モンスター1体を特殊召喚する。蘇れ、レインフォール・トランペッター!そしてレインフォールが特殊召喚に成功した場合、デッキから『光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド』を特殊召喚する」
「壁を作りましたか……。ですが今、フィールドは時空竜が支配しています。タキオン・トランスミグレイションの影響下で相手がカードの効果を発動する度に、時空竜の攻撃力は1000アップし、2回攻撃が可能となりますわ!」
『No.107 銀河眼の時空竜』はその名の通り時間に干渉する効果を持つ。地球上に存在するあらゆる物質は時間という概念があってはじめて移ろい流れゆくものであり、秒速30万kmもの速度で移動する光でさえも時間が止まってしまえばただの点となる。レインのフィールドもこの時間停止の影響を受け、デュエルの流れをトワに掌握されてしまっているのだ。
「バトル再開ですわ。銀河眼の時空竜でレインフォール・トランペッターとプロテクトオーブ・ドラコキッドを攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!!」
「ぐっ…あぁぁぁぁっっ!!」
RAIN→LP:7000
このターンでレインが受けたダメージはFA・フォトンの攻撃による1000ダメージのみだが、その差がこの先の展開を大きく左右することを過去の経験から学んできた。しかしオーバーハンドレッド・ナンバーズ相手では過去の常識は通用しない。タキオン・トランスミグレイションによってその事実を改めて実感し、トワと向き合った。
「カードを1枚伏せて、ターンエンドですわ」
TOWA→LP:8000 手札:1 デッキ:31 Mゾーン:3 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN03
(このデュエルで俺が負けてしまえば、皆の士気が大きく下がってしまう。何としてでも……)
「俺のターン、ドロー!」
この戦いに身を投じてくれた仲間は自分以外全員が中学生以下。高校生の自分がこの戦いで皆を導く先導者として在り続けるために、レインは絶対に負けられない。その想いにデッキが応え、最高のタイミングでキーカードを引き当てた。
「メインフェイズ1開始時、魔法カード『光臨する使徒』を発動!デッキからレベル5以下の『光臨者』1体を特殊召喚する。このカードの発動時に俺のフィールドにモンスターが存在しなかった場合、手札から新たな『光臨者』を特殊召喚できる。俺はデッキから『光臨者 スペクトラム・シューター』を、手札から『光臨者 プラズマ・ブレード』を特殊召喚!!」
レインのフィールドには元々レインボーオーブ・ドラゴンがいたが、『レインボー・トランスミッション』の効果でこのターンのバトルフェイズ開始時までは戻ってこない。時空竜によってモンスターを全て破壊されてしまったが、結果的にそれが功を奏し『光臨する使徒』の効果を最大限発揮できる状況が出来上がったのだ。
「スペクトラム・シューターの効果発動!手札のレインボーオーブを公開することで、その数まで相手の魔法・罠カードを破壊する」
「なら罠カード『タキオン・ギャラクシー・スパイラル』を発動しますわ!これによりFA・フォトンはこのターン戦闘で破壊されず、自身以外のカード効果を受けなくなりました」
「攻撃力4000のモンスターに居座られるのか。効果を無効にされているとはいえ、厄介だな」
「時空竜が存在するこの状況なら貴方と同じく手札からでも発動できたのですが、少し見せ場を作って差し上げましたわ」
〇タキオン・ギャラクシー・スパイラル(通常罠)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分フィールドに「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。①:自分フィールドのドラゴン族の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、戦闘では破壊されず、自身以外のカードの効果を受けない。
「殊勝な心掛けだ。だが俺のデュエルはこの程度で終わりはしない!レベル4のスペクトラム・シューターに、レベル2のプラズマ・ブレードをチューニング!!」
「……シンクロ召喚」
「そうだ。ただしプラズマ・ブレードを使ってシンクロ召喚を行う場合、素材としたモンスターは全て除外される。現れろ、レベル6!『光明の光臨者 ケーラー』!!」
ケーラーの魔力は右手に携えた「鏡の盾」に宿っており、そしてそれはレインボーオーブの放つ七色の輝きがあって初めて解放される。
その輝きより強力なものにするためにレインはセットされていた永続罠『レインボー・ブレス』を発動した。そしていよいよバトルフェイズに移行し、レインのフィールドが光に包まれた。
「バトルフェイズ開始時、『レインボー・トランスミッション』の効果で除外したレインボーオーブ・ドラゴンが俺のフィールドに戻る。行くぞ!レインボーオーブ・ドラゴンで、銀河眼の時空竜を攻撃!!レインボー・オーバーソウル!!」
「相討ち狙いですか。それとも、何か企んでいます?」
「この瞬間、『光明の光臨者 ケーラー』の効果発動!レインボーオーブ・ドラゴンはこのターン、戦闘及び効果では破壊されない!」
「っ…始めから時空竜を倒す腹積もりだったのですか。やはり油断も隙もありませんわね」
レインボーオーブ・ドラゴンと銀河眼の時空竜、その攻撃力は互いに3000。FA・フォトンが戦闘及び効果破壊の耐性を身につけている以上、こちらもそれと同等の策を取らなければ一方的にやられてしまう。そのためレインボーオーブ・ドラゴンをサポートするシンクロモンスターを呼び出し、僅かだがトワよりも優勢に立つことができた。
「そしてレインボーオーブ・ドラゴンが生き残ったことで、効果を発動できる!ライフを700払い、手札から同名カード1枚を捨てることでもう一度攻撃できる」
「ですがFA・フォトンの攻撃力は4000。その程度の攻撃力では……」
「永続罠『レインボー・ブレス』の効果発動!『レインボーオーブ』が自身の効果を発動するために同名カードを墓地へ送った場合、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力を1500ポイントアップさせる。そして『光明の光臨者 ケーラー』の効果発動!このカードを除外し、墓地の『レインボーオーブ』の数まで、相手フィールドのカードを破壊する!」
「くっ…!フォトン・ブラスト・ドラゴンまで……」
お互いバトルフェイズ中に繰り広げられるカード効果の応酬。このターンはレインがシンクロ召喚による防御固めとレインボーオーブ・ドラゴンの3連続攻撃で五分の状態まで戻した。しかしFA・フォトンは『タキオン・ギャラクシー・スパイラル』に守られていたため、攻撃力を上回ることはできても戦闘破壊することは叶わなかった。
同じ「ギャラクシーアイズ」であったことが味方し、トワはオーバーハンドレッド・ナンバーズの力を誰よりも使いこなしている。そのうえ『RUM-七皇の剣』による進化まで温存しながらこれだけの立ち回りを披露したのだから、このデュエル、どちらに軍配が上がってもおかしくはない。しかしレインも、そう易々と自らの首を取られるような真似をしない男だ。
(このターンで与えたダメージは光貞と同じく1000……。手札は尽きたが、布石は打てた)
「俺はこれで、ターンエンドだ!」
RAIN→LP:5600 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
~現在の状況~
RAIN→LP:5600 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
TOWA→LP:7000 手札:1 デッキ:31 Mゾーン:1 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
Episode97初登場オリカ紹介
※修正箇所:S素材として使用できるモンスターが「墓地だけ」だったのを「フィールド・墓地」に変更
〇光臨者 プラズマ・ブレード(Lv2 光)(テキスト修正版)
戦士族/チューナー/効果
攻500/守0
このカードをS素材とする場合、他のS素材は自分のフィールド・墓地の「光臨者」モンスター1体でなければならず、S素材としたモンスターは全て除外される。
〇光臨者 スペクトラム・シューター(Lv4 光)
戦士族/効果
攻1700/守1400
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札の「レインボーオーブ」モンスターを任意の数だけ公開して発動できる。公開したカードの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「レインボーオーブ」モンスターしか手札から特殊召喚できない。
※修正箇所:この「効果」の発動後→この「カード」の発動後
〇レインボー・フュージョン(通常魔法)(テキスト修正版)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、「光臨者」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。相手フィールドにEXデッキから特殊召喚されたモンスターが2体以上存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材にできる。その際、「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」を含めなければならない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
〇レインボー・トランスミッション(通常罠)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。①:自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次の自分バトルフェイズ開始時まで除外する。その後、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果で除外したモンスターの攻撃力の半分アップする。
〇レインボー・ブレス(永続罠)
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500アップする。②:自分の墓地に「レインボーオーブ」モンスターが4体以上存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
※修正箇所:「効果で墓地へ送られた場合」→「効果を発動するために墓地へ送った場合」
〇光明の光臨者 ケーラー(Lv6 光)(テキスト修正版)
魔法使い族/シンクロ/効果
攻2200/守1700
「光臨者 プラズマ・ブレード」+チューナー以外の「光臨者」モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのレベルまたはランク8以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはこのターン、戦闘・効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードがフィールド・墓地に存在する状態で、自分フィールドのモンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、このカードを除外して発動できる。自分の墓地の「レインボーオーブ」モンスターの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。
「ジュニアチャンピオンだからといって甘くみない方がいいですわよ。何しろ今の私は……カナタよりも、強いのですから」
遊弥と奏多が激突した「赤の広場」。激しい戦いの跡が残されているこの場所で、2人のデュエリストが相対していた。1人はジュニアチャンピオン・天導レイン、そしてもう1人は古城奏多の愛弟子・光貞トワ。彼女は呪縛竜決戦が始まる前からオーバーハンドレッド・ナンバーズを手にしており、いずれ敵対すると分かっていたからこそ遊弥やレインの許から離れる道を選んだ。そんな残酷な運命から彼女を解放するため、レインは紅い大空に架った虹に誓って戦うと決めていた。
「ところで……『七色の先導者』と謳われた貴方が、こんな所で何をしているのです?」
「世界の危機を黙って見過ごせるような人間ではないのでな」
「そうではありません。カナタを超えるほどの実力がありながら、何故小さく収まっているのかと聞いているのです」
レインはジュニアチャンピオンとして名を馳せるようになった今から3年前、『雪原の舞姫』『爆炎の豪傑』の異名を持つ仲間と団体戦に出場し、その決勝戦で奏多のチームを相手に勝利し優勝した過去がある。今頃なら日本最年少プロとして活動していてもおかしくないほどの実力を持ちながら、ジュニアチャンピオンという位置に甘んじている。傍から見れば小さく収まっていると思われてもおかしくないのだが、レインがプロとして活動しないのには理由があった。
「俺は未熟だ。プロとして戦うための覚悟も実力も、今の俺にはない」
「随分と弱腰ですのね」
「だが、こんな俺を目標にしてくれている皆を導くのが今の俺にできることだと思っている。プロに転向するのは高校を卒業してからでも遅くはない」
今のジュニア界隈は天導レインを目標にするデュエリストが数多くいる。彼らはレインに勝てるくらい強くなるため研鑽し、そしてレインはそんな彼らに負けないために強さを磨くことでジュニア全体のレベルの底上げを願っている。そしてそれを実践するためには高校在学期間中、自分がジュニアチャンピオンを死守することが必須である。
レインが『七色の先導者』と謂われるのは様々なデッキを高い水準で扱えるからこそだが、そんな彼の心意気も所以の1つなのかもしれない。
「……長話もこれくらいにして、始めるか」
「そうですわね。尤も、このデュエルに勝利するのは私ですわ」
現最強のレインと、かつて最強だった奏多以上の実力を身につけたと豪語するトワ。もう1つの頂上決戦が今、始まった。
「「デュエル!!」」
RAIN→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
TOWA→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN01
「俺が先攻を貰う。『光臨者 レインフォール・トランペッター』を召喚!このカードが召喚に成功した場合、デッキから自身以外のレベル4以下の『光臨者』1体を特殊召喚する。現れろ、『光臨者 レインバード』!レインバードはデュエル中に1度、特殊召喚に成功した場合にデッキから『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』を手札に加える」
「レインフォールからレインバード、そしてレインボーオーブ。貴方の得意戦術ですが、先攻では得意の連続攻撃も活かせない……。どうするつもりですの?」
「勿論始めから全力で行かせてもらう。天穿つ七色の光よ、混沌に堕ちたこの世界を平和へと導け!降臨せよ、俺の分身!!『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』!!」
2体のモンスターをリリースし、レインの分身、レインボーオーブ・ドラゴンが降臨した。このモンスターは特殊召喚に成功した場合、デッキから自身と同名のカードを2枚サーチできる。そしてサーチした分身を手札から捨てることで1度のバトルフェイズ中で最大3回連続攻撃を可能としている。
しかしトワの言う通り先攻ではバトルフェイズを行えないため効果を発揮できず、次の彼のターンが来るまで棒立ち状態となってしまう。オーバーハンドレッド・ナンバーズを手にしたデュエリスト相手にそんな猶予はないと分かっているレインは、新たな手を打った。
「魔法カード『レインボー・フュージョン』を発動!手札・フィールドから融合素材となるモンスターを墓地へ送ることで融合召喚を行う。俺が素材とするのは、手札のレインボーオーブ2体!」
「……?」
「七色の光を宿す2体の竜よ、聖なる渦の中で1つとなりて新たな希望がここに目覚める!融合召喚!!現れろ、『光臨者 レインボーオーブ・F(フラッド)・ドラゴン』!!」
手札のレインボーオーブ・ドラゴンを融合素材に使ってしまえば、要となる連続攻撃には使えなくなってしまう。しかしそうまでしてレインボーオーブを2体並べたのも、考えなしに行ったわけではない。
「F・ドラゴンが『レインボーオーブ』2体を素材として融合召喚に成功した場合、手札に戻せる『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』の数が2体に増える。つまりこれで次の俺のターンで、連続攻撃が可能となる」
「流石、一切無駄がありませんわね。ですがレインボーオーブ・ドラゴンがいなくなってしまえば、その目論見も崩れてしまいますわよ?」
「…俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
RAIN→LP:8000 手札:4 デッキ:31 Mゾーン:2 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN02
「私のターン、ドロー!」
純粋な実力なら紅葉とも張り合えるトワ。そんな彼女にオーバーハンドレッド・ナンバーズまで与えられているのだから、いくらレインであっても苦戦は避けられないだろう。
「『フォトン・スラッシャー』を特殊召喚!このカードは私のフィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できますの。そして『フォトン・バニッシャー』は私のフィールドに『フォトン』または『ギャラクシー』と名の付くモンスターが存在することで、手札から特殊召喚できます!『フォトン・バニッシャー』が特殊召喚に成功した場合、デッキから『銀河眼の光子竜』を手札に加えますわ」
トワの分身であり、嘗ての奏多の分身でもある『銀河眼の光子竜』。このモンスターを特殊召喚するためには攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースする必要があるのだが、彼女のフィールドにはそのための条件が満たされている。しかし、今の彼女にはそれ以外にも特殊召喚する手段を持っていた。
「レベル4の『フォトン・スラッシャー』と『フォトン・バニッシャー』の2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!ランク4『輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン』!!」
〇フォトン・スラッシャー(Lv4 光)
戦士族/特殊召喚/効果
攻2100/守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。①:自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。
〇フォトン・バニッシャー(Lv4 光)
戦士族/特殊召喚/効果
攻2000/守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールドに「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。自分は「フォトン・バニッシャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「銀河眼の光子竜」1体を手札に加える。②:このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。③:フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。●このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
〇輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン(ランク4 光)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻1800/守2500
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。手札から「フォトン」モンスター1体を特殊召喚する。②:X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。③:相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「銀河眼の光子竜」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「フォトン・ブラスト・ドラゴンがエクシーズ召喚に成功した場合、手札の『フォトン』モンスターを特殊召喚できます。光の化身よ、世界の彼方を照らす道標となれ!降臨せよ、『銀河眼の光子竜』!!」
「光貞の分身……早速お出ましか」
「『銀河眼の光子竜』こそ、私とカナタを繋ぐ大切なカード。つまりこのデュエル、私とカナタを同時に相手しているのと同じなのですわ」
「だとしたら、尚更負ける訳にはいかないな」
トワは続けざまに『銀河遠征』を発動し、デッキから『銀河騎士』を特殊召喚した。これによってレベル8のモンスターが2体揃い、トワ自身が手にした力『銀河眼の光波竜』をエクシーズ召喚した。このカードの効果でコントロールを奪うことも考えたのだが、それではレインに与えられるダメージ量が減ってしまうと分かっていた。故にシンプルな除去を用いる方向に切り替え、『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』を光波竜の上に重ねてエクシーズ召喚した。
「FA・フォトンの効果発動!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、相手フィールドの表側表示カード1枚を破壊します。レインボーオーブ・ドラゴンには消えてもらいますわ!」
「そうはいかない!俺は手札から罠カード『レインボー・トランスミッション』を発動!レインボーオーブ・ドラゴンを自分バトルフェイズ開始時まで除外することで、自分フィールドのモンスターの攻撃力をターンの終わりまで、除外したモンスターの攻撃力の半分アップさせる!」
「手札から発動できる罠カードですか……」
レインのデュエルはレインボーオーブ・ドラゴンが軸となっている。それを除去しようとしたトワはFA・フォトンの効果を発動したのだが、レインも自らの分身を守るための一手を打った。結果レインボーオーブ・ドラゴンは光となって消滅したが、光は世界を照らすためにもう一度戻ってくる。今度はより大きな光となって。
「手札の『フォトン・オービタル』の効果発動!このカードをFA・フォトンに装備させます。そして再び『フォトン・オービタル』の効果発動!装備状態のこのカードを墓地へ送り、デッキから2枚目の『銀河騎士』を手札に加えますわ。そしてそのままリリース無しで召喚し、効果発動!召喚に成功した時、自身の攻撃力を1000ポイント下げることで墓地の『銀河眼の光子竜』を守備表示で特殊召喚します」
「これでまた、レベル8のモンスターが2体……。来るか」
「そう。そしてこれこそ、貴方を超える力!私はレベル8の『銀河騎士』と『銀河眼の光子竜』でオーバーレイ・ネットワークを構築!宇宙を貫く雄叫びよ。遥かなる時を遡り、銀河の源より甦れ!エクシーズ召喚!!顕現せよ、『No.107 銀河眼の時空竜』!!」
〇フォトン・オービタル(Lv4 光)
機械族/効果
攻500/守2000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは攻撃力が500アップし、戦闘では破壊されない。②:装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキから「フォトン・オービタル」以外の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。
〇No.107 銀河眼の時空竜(ランク8 光)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
①:自分バトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、その攻撃力・守備力は元々の数値になる。この効果を発動したターンのバトルフェイズ中に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000アップし、このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
『銀河眼の光子竜』の魂を使って呼び出された、レインでさえも初めて対峙する「ギャラクシーアイズ」。光よりも速いとされる仮想粒子「タキオン」の名を冠するその竜は『真紅眼の黒竜』ともどことなく似ている。実際にレインも【真紅眼の黒竜】を使っているからこそ、そう思うのは必然だった。
しかし時空竜は、この場に存在するどのモンスターよりも制圧に優れており、未来へ向かい築き上げたレインの戦術さえも文字通り「過去のもの」にしてしまう。
「バトルフェイズ開始時、時空竜の効果発動!このカードのオーバーレイ・ユニットを1つ使い、時空竜以外の全てのモンスターの効果を無効にし、攻撃力と守備力を元々の数値に戻します。これがタキオン・トランスミグレイションですわ!」
「レインボーオーブ・ドラゴンから託された力も、時空竜の前では無力だというのか……!」
「バトル再開ですわ。FA・フォトンでレインボーオーブ・F・ドラゴンを攻撃!壊滅のフォトン・ストリーム!」
「ッ…!」
「さあ、懺悔の用意はよろしくて?銀河眼の時空竜でダイレクトアタック!殲滅のタキオン・スパイラル!!」
「なら俺は、墓地のF・ドラゴンの効果発動!このカードを除外し、墓地の光属性モンスター1体を特殊召喚する。蘇れ、レインフォール・トランペッター!そしてレインフォールが特殊召喚に成功した場合、デッキから『光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド』を特殊召喚する」
「壁を作りましたか……。ですが今、フィールドは時空竜が支配しています。タキオン・トランスミグレイションの影響下で相手がカードの効果を発動する度に、時空竜の攻撃力は1000アップし、2回攻撃が可能となりますわ!」
『No.107 銀河眼の時空竜』はその名の通り時間に干渉する効果を持つ。地球上に存在するあらゆる物質は時間という概念があってはじめて移ろい流れゆくものであり、秒速30万kmもの速度で移動する光でさえも時間が止まってしまえばただの点となる。レインのフィールドもこの時間停止の影響を受け、デュエルの流れをトワに掌握されてしまっているのだ。
「バトル再開ですわ。銀河眼の時空竜でレインフォール・トランペッターとプロテクトオーブ・ドラコキッドを攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!!」
「ぐっ…あぁぁぁぁっっ!!」
RAIN→LP:7000
このターンでレインが受けたダメージはFA・フォトンの攻撃による1000ダメージのみだが、その差がこの先の展開を大きく左右することを過去の経験から学んできた。しかしオーバーハンドレッド・ナンバーズ相手では過去の常識は通用しない。タキオン・トランスミグレイションによってその事実を改めて実感し、トワと向き合った。
「カードを1枚伏せて、ターンエンドですわ」
TOWA→LP:8000 手札:1 デッキ:31 Mゾーン:3 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN03
(このデュエルで俺が負けてしまえば、皆の士気が大きく下がってしまう。何としてでも……)
「俺のターン、ドロー!」
この戦いに身を投じてくれた仲間は自分以外全員が中学生以下。高校生の自分がこの戦いで皆を導く先導者として在り続けるために、レインは絶対に負けられない。その想いにデッキが応え、最高のタイミングでキーカードを引き当てた。
「メインフェイズ1開始時、魔法カード『光臨する使徒』を発動!デッキからレベル5以下の『光臨者』1体を特殊召喚する。このカードの発動時に俺のフィールドにモンスターが存在しなかった場合、手札から新たな『光臨者』を特殊召喚できる。俺はデッキから『光臨者 スペクトラム・シューター』を、手札から『光臨者 プラズマ・ブレード』を特殊召喚!!」
レインのフィールドには元々レインボーオーブ・ドラゴンがいたが、『レインボー・トランスミッション』の効果でこのターンのバトルフェイズ開始時までは戻ってこない。時空竜によってモンスターを全て破壊されてしまったが、結果的にそれが功を奏し『光臨する使徒』の効果を最大限発揮できる状況が出来上がったのだ。
「スペクトラム・シューターの効果発動!手札のレインボーオーブを公開することで、その数まで相手の魔法・罠カードを破壊する」
「なら罠カード『タキオン・ギャラクシー・スパイラル』を発動しますわ!これによりFA・フォトンはこのターン戦闘で破壊されず、自身以外のカード効果を受けなくなりました」
「攻撃力4000のモンスターに居座られるのか。効果を無効にされているとはいえ、厄介だな」
「時空竜が存在するこの状況なら貴方と同じく手札からでも発動できたのですが、少し見せ場を作って差し上げましたわ」
〇タキオン・ギャラクシー・スパイラル(通常罠)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分フィールドに「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。①:自分フィールドのドラゴン族の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、戦闘では破壊されず、自身以外のカードの効果を受けない。
「殊勝な心掛けだ。だが俺のデュエルはこの程度で終わりはしない!レベル4のスペクトラム・シューターに、レベル2のプラズマ・ブレードをチューニング!!」
「……シンクロ召喚」
「そうだ。ただしプラズマ・ブレードを使ってシンクロ召喚を行う場合、素材としたモンスターは全て除外される。現れろ、レベル6!『光明の光臨者 ケーラー』!!」
ケーラーの魔力は右手に携えた「鏡の盾」に宿っており、そしてそれはレインボーオーブの放つ七色の輝きがあって初めて解放される。
その輝きより強力なものにするためにレインはセットされていた永続罠『レインボー・ブレス』を発動した。そしていよいよバトルフェイズに移行し、レインのフィールドが光に包まれた。
「バトルフェイズ開始時、『レインボー・トランスミッション』の効果で除外したレインボーオーブ・ドラゴンが俺のフィールドに戻る。行くぞ!レインボーオーブ・ドラゴンで、銀河眼の時空竜を攻撃!!レインボー・オーバーソウル!!」
「相討ち狙いですか。それとも、何か企んでいます?」
「この瞬間、『光明の光臨者 ケーラー』の効果発動!レインボーオーブ・ドラゴンはこのターン、戦闘及び効果では破壊されない!」
「っ…始めから時空竜を倒す腹積もりだったのですか。やはり油断も隙もありませんわね」
レインボーオーブ・ドラゴンと銀河眼の時空竜、その攻撃力は互いに3000。FA・フォトンが戦闘及び効果破壊の耐性を身につけている以上、こちらもそれと同等の策を取らなければ一方的にやられてしまう。そのためレインボーオーブ・ドラゴンをサポートするシンクロモンスターを呼び出し、僅かだがトワよりも優勢に立つことができた。
「そしてレインボーオーブ・ドラゴンが生き残ったことで、効果を発動できる!ライフを700払い、手札から同名カード1枚を捨てることでもう一度攻撃できる」
「ですがFA・フォトンの攻撃力は4000。その程度の攻撃力では……」
「永続罠『レインボー・ブレス』の効果発動!『レインボーオーブ』が自身の効果を発動するために同名カードを墓地へ送った場合、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力を1500ポイントアップさせる。そして『光明の光臨者 ケーラー』の効果発動!このカードを除外し、墓地の『レインボーオーブ』の数まで、相手フィールドのカードを破壊する!」
「くっ…!フォトン・ブラスト・ドラゴンまで……」
お互いバトルフェイズ中に繰り広げられるカード効果の応酬。このターンはレインがシンクロ召喚による防御固めとレインボーオーブ・ドラゴンの3連続攻撃で五分の状態まで戻した。しかしFA・フォトンは『タキオン・ギャラクシー・スパイラル』に守られていたため、攻撃力を上回ることはできても戦闘破壊することは叶わなかった。
同じ「ギャラクシーアイズ」であったことが味方し、トワはオーバーハンドレッド・ナンバーズの力を誰よりも使いこなしている。そのうえ『RUM-七皇の剣』による進化まで温存しながらこれだけの立ち回りを披露したのだから、このデュエル、どちらに軍配が上がってもおかしくはない。しかしレインも、そう易々と自らの首を取られるような真似をしない男だ。
(このターンで与えたダメージは光貞と同じく1000……。手札は尽きたが、布石は打てた)
「俺はこれで、ターンエンドだ!」
RAIN→LP:5600 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
~現在の状況~
RAIN→LP:5600 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
TOWA→LP:7000 手札:1 デッキ:31 Mゾーン:1 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
Episode97初登場オリカ紹介
※修正箇所:S素材として使用できるモンスターが「墓地だけ」だったのを「フィールド・墓地」に変更
〇光臨者 プラズマ・ブレード(Lv2 光)(テキスト修正版)
戦士族/チューナー/効果
攻500/守0
このカードをS素材とする場合、他のS素材は自分のフィールド・墓地の「光臨者」モンスター1体でなければならず、S素材としたモンスターは全て除外される。
〇光臨者 スペクトラム・シューター(Lv4 光)
戦士族/効果
攻1700/守1400
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札の「レインボーオーブ」モンスターを任意の数だけ公開して発動できる。公開したカードの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「レインボーオーブ」モンスターしか手札から特殊召喚できない。
※修正箇所:この「効果」の発動後→この「カード」の発動後
〇レインボー・フュージョン(通常魔法)(テキスト修正版)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、「光臨者」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。相手フィールドにEXデッキから特殊召喚されたモンスターが2体以上存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材にできる。その際、「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」を含めなければならない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
〇レインボー・トランスミッション(通常罠)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。①:自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次の自分バトルフェイズ開始時まで除外する。その後、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果で除外したモンスターの攻撃力の半分アップする。
〇レインボー・ブレス(永続罠)
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500アップする。②:自分の墓地に「レインボーオーブ」モンスターが4体以上存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
※修正箇所:「効果で墓地へ送られた場合」→「効果を発動するために墓地へ送った場合」
〇光明の光臨者 ケーラー(Lv6 光)(テキスト修正版)
魔法使い族/シンクロ/効果
攻2200/守1700
「光臨者 プラズマ・ブレード」+チューナー以外の「光臨者」モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドのレベルまたはランク8以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはこのターン、戦闘・効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードがフィールド・墓地に存在する状態で、自分フィールドのモンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、このカードを除外して発動できる。自分の墓地の「レインボーオーブ」モンスターの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。
現在のイイネ数 | 76 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
121 | Episode01:危ないスタート | 2429 | 1 | 2015-06-21 | - | |
124 | Episode02:悪魔のドラゴン | 1974 | 2 | 2015-06-22 | - | |
92 | Episode03:切り札 | 1497 | 2 | 2015-06-23 | - | |
106 | Episode04:紅蓮の悪魔 | 1556 | 2 | 2015-06-23 | - | |
94 | Episode05:終止符 | 1457 | 2 | 2015-06-25 | - | |
80 | Episode06の前に(更新済) | 1284 | 2 | 2015-06-25 | - | |
102 | Episode06:黒羽 凛 | 1435 | 1 | 2015-06-27 | - | |
89 | Episode07:同調 | 1347 | 1 | 2015-06-30 | - | |
77 | Episode08:変則試合 | 1332 | 2 | 2015-07-04 | - | |
151 | Episode09:2人の絆 | 1465 | 2 | 2015-07-05 | - | |
74 | Episode10:覚醒 | 1330 | 1 | 2015-07-09 | - | |
94 | Episode11:解放 | 1347 | 2 | 2015-07-13 | - | |
154 | Episode12:最後の封印竜 | 1337 | 0 | 2015-07-14 | - | |
80 | Episode13:ダイヤの煌めき | 1136 | 0 | 2015-07-25 | - | |
102 | Episode14:友のために | 1207 | 0 | 2015-08-12 | - | |
90 | ビヨンドモンスター・ビヨンド召喚について | 1730 | 2 | 2015-08-13 | - | |
136 | 番外編01:遊弥と紅葉の… | 1185 | 2 | 2015-08-19 | - | |
126 | Episode15:紅蓮魔竜解放 | 1417 | 2 | 2015-08-22 | - | |
95 | Episode16:ライセンス | 1296 | 2 | 2015-08-24 | - | |
176 | 少し遅めのキャラ設定(随時更新) | 2187 | 5 | 2015-08-29 | - | |
100 | Episode17:地獄の猛特訓 | 1281 | 1 | 2015-09-06 | - | |
146 | Episode18:関門 | 1435 | 1 | 2015-09-13 | - | |
92 | Episode19:スピードの中で | 1277 | 2 | 2015-09-18 | - | |
124 | Episode20:初の対外試合 | 1295 | 2 | 2015-09-20 | - | |
93 | Episode21:シンクロ封印 | 1236 | 1 | 2015-09-22 | - | |
81 | Episode22:1つの答え | 1235 | 2 | 2015-09-24 | - | |
80 | Episode23:黒羽の誇り | 1275 | 2 | 2015-10-01 | - | |
103 | Episode24:ハイスピードバトル | 1333 | 3 | 2015-10-06 | - | |
73 | Episode25:超越する力 | 1217 | 2 | 2015-10-11 | - | |
85 | Episode26:運命の決戦 | 1205 | 3 | 2015-10-20 | - | |
97 | Episode27:来訪者、天導レイン | 1309 | 2 | 2015-11-03 | - | |
95 | Episode28:遊弥vsレイン | 1401 | 2 | 2015-11-09 | - | |
87 | Episode29:舞い降りた天使 | 1304 | 2 | 2015-12-05 | - | |
80 | Episode30:天使と悪魔 | 1406 | 3 | 2015-12-09 | - | |
105 | Episode31:禁断の無限暗黒竜 | 1469 | 2 | 2015-12-12 | - | |
80 | 番外編02:凛と紅葉が… | 1265 | 0 | 2016-01-05 | - | |
89 | Episode32:パワー・ツール | 1241 | 3 | 2016-01-29 | - | |
85 | Episode33:死した希望の使者 | 1184 | 2 | 2016-01-31 | - | |
114 | Episode34:高貴の翼 | 1455 | 3 | 2016-02-04 | - | |
91 | Epi35:戦慄のリバースビヨンド | 1300 | 1 | 2016-02-13 | - | |
84 | Epi36:加速するカウントダウン | 1254 | 2 | 2016-02-20 | - | |
84 | Epi37:希望のカード『V☆S』 | 1229 | 3 | 2016-03-25 | - | |
75 | Episode38:朱色の夜 | 1236 | 0 | 2016-04-11 | - | |
152 | Episode39:並び立つ盟友 | 1439 | 2 | 2016-04-22 | - | |
85 | Episode40:精一と彩 | 1315 | 2 | 2016-05-30 | - | |
84 | Episode41:漆黒の鎮魂歌 | 1305 | 4 | 2016-06-22 | - | |
129 | Episode42:涅槃の境地へ | 1329 | 4 | 2016-07-02 | - | |
80 | Episode43:トワノキズナ | 1261 | 3 | 2016-07-23 | - | |
144 | Episode44:銀河と宇宙 | 1456 | 3 | 2016-08-09 | - | |
127 | Episode45:銀河眼vs宇宙眼 | 1543 | 0 | 2016-08-20 | - | |
65 | Episode46:絶望の凱旋 | 1138 | 0 | 2016-08-24 | - | |
90 | Episode47:刻まれた記憶の欠片 | 1163 | 1 | 2016-09-06 | - | |
123 | Episode48:希望の行方 | 1520 | 0 | 2016-09-13 | - | |
89 | Episode49:悪夢の決戦前夜 | 1108 | 0 | 2016-10-03 | - | |
76 | Episode50:創世の星屑竜 | 1069 | 0 | 2016-10-25 | - | |
132 | Episode51:託された未来 | 1204 | 0 | 2016-10-30 | - | |
132 | 番外編03:遊弥と花奈の... | 1270 | 2 | 2016-11-02 | - | |
107 | 未投稿オリカ紹介①(使用者:藤堂遊弥) | 1257 | 0 | 2016-11-09 | - | |
119 | 未投稿オリカ紹介②(使用者:赤城紅葉) | 1244 | 0 | 2016-11-26 | - | |
105 | 未投稿オリカ紹介③(使用者:茨木花奈) | 1246 | 0 | 2016-12-08 | - | |
60 | 未投稿オリカ紹介④(使用者:霧野命慈) | 1044 | 0 | 2016-12-20 | - | |
66 | 未投稿オリカ紹介⑤(使用者:霧野精一) | 1139 | 0 | 2016-12-30 | - | |
109 | Episode52:極寒の夏 | 1213 | 2 | 2017-01-01 | - | |
153 | Episode53:闇の邂逅 | 1373 | 2 | 2017-01-07 | - | |
87 | Episode54:呪縛竜復活 | 1124 | 0 | 2017-01-11 | - | |
127 | Episode55:届かぬ声で... | 1044 | 2 | 2017-01-15 | - | |
141 | Episode56:禁忌の目覚め | 1128 | 5 | 2017-01-19 | - | |
124 | Episode57:共鳴する四龍 | 1174 | 4 | 2017-01-25 | - | |
78 | Episode58:本当の気持ち | 1274 | 3 | 2017-01-30 | - | |
82 | Episode59:真実への鍵 | 1158 | 2 | 2017-02-08 | - | |
82 | IF01:バレンタインデー | 1353 | 6 | 2017-02-11 | - | |
74 | Episode60:エレンとアレックス | 1159 | 3 | 2017-02-16 | - | |
179 | ルール改訂と今後の進行について | 1394 | 2 | 2017-02-18 | - | |
67 | Episode61:想いの証 | 1052 | 5 | 2017-02-21 | - | |
91 | Episode62:茨の道標 | 1243 | 5 | 2017-02-27 | - | |
136 | Episode63:光と闇の花 | 1099 | 3 | 2017-03-20 | - | |
89 | Episode64:渇望と葛藤 | 1139 | 2 | 2017-03-23 | - | |
85 | Episode65:麗しき孤月 | 1083 | 2 | 2017-03-29 | - | |
149 | Episode66:月夜のイリュージョン | 1417 | 2 | 2017-04-21 | - | |
164 | Episode67:常闇に消える月華 | 1417 | 1 | 2017-05-05 | - | |
109 | Episode68:模索者たち | 1146 | 4 | 2017-07-22 | - | |
122 | Episode69:純黒の反逆者 | 1250 | 0 | 2017-07-27 | - | |
138 | Episode70:紅と黒の禁呪 | 1156 | 2 | 2017-08-07 | - | |
101 | Episode71:希望は往く | 1290 | 3 | 2017-08-17 | - | |
152 | Episode72:リリーの過去 | 1291 | 2 | 2017-08-24 | - | |
84 | Episode73:異次元の亡霊 | 1221 | 2 | 2017-09-13 | - | |
121 | Episode74:覚醒の鼓動 | 1388 | 3 | 2017-09-22 | - | |
138 | Episode75:挑戦者の儀 | 1140 | 0 | 2017-10-05 | - | |
143 | Episode76:神速の決闘 | 1230 | 2 | 2017-11-14 | - | |
66 | Episode77:動き出す陰謀 | 938 | 2 | 2018-01-23 | - | |
85 | Episode78:最期の兄弟喧嘩 | 929 | 2 | 2018-03-03 | - | |
151 | Episode79:黄龍の手向け | 987 | 2 | 2018-03-28 | - | |
116 | Episode80:堕天使の罠 | 960 | 0 | 2018-04-14 | - | |
113 | Episode81:断罪する魔神 | 961 | 0 | 2018-04-19 | - | |
127 | Episode82:姫君のバイブル | 1064 | 1 | 2018-05-07 | - | |
129 | Episode83:開かれたページ | 1094 | 0 | 2018-05-11 | - | |
171 | Episode84:望まぬ決戦 | 1129 | 2 | 2018-05-29 | - | |
84 | 未投稿オリカ紹介⑥(使用者:古城奏多) | 1014 | 0 | 2018-05-31 | - | |
147 | 未投稿オリカ紹介⑦(使用者:清水ルーナ) | 1202 | 0 | 2018-06-02 | - | |
149 | 未投稿オリカ紹介⑧(使用者:アレックス) | 1072 | 0 | 2018-06-04 | - | |
69 | 未投稿オリカ紹介⑨(使用者:リリー) | 902 | 0 | 2018-06-06 | - | |
202 | 未投稿オリカ紹介⑩(使用者:ソフィア) | 1297 | 0 | 2018-06-06 | - | |
129 | 呪縛竜のおさらい | 907 | 0 | 2018-06-06 | - | |
117 | IF02:星 遊未 | 896 | 0 | 2018-06-09 | - | |
88 | Episode85:新たなる激闘へ | 1086 | 0 | 2018-07-10 | - | |
118 | Episode86:愛するもの | 983 | 0 | 2018-07-27 | - | |
83 | Episode87:涅槃を超えた先 | 947 | 0 | 2018-08-10 | - | |
134 | Episode88:終焉の弧光 | 1364 | 0 | 2018-09-12 | - | |
73 | 【重要】投稿再開のお知らせ | 837 | 3 | 2022-06-04 | - | |
54 | Episode89:四竜が紡いだ奇跡 | 528 | 3 | 2022-06-25 | - | |
59 | Episode90:光臨者、天導レイン | 522 | 2 | 2022-07-07 | - | |
58 | Episode91:舞い堕ちた天使 | 503 | 2 | 2022-09-03 | - | |
60 | Episode92:紅の決意 | 549 | 0 | 2022-09-19 | - | |
54 | Episode93:凛々しい黒羽 | 592 | 0 | 2022-10-04 | - | |
66 | Episode94:最強の双子 | 553 | 0 | 2022-10-24 | - | |
47 | Episode95:最凶の龍 | 557 | 0 | 2022-12-29 | - | |
53 | Episode96:神の恵 | 535 | 0 | 2023-01-18 | - | |
76 | Episode97:先導者vs時空竜 | 637 | 0 | 2023-01-22 | - | |
44 | Episode98:トワノチカイ | 520 | 0 | 2023-02-14 | - | |
53 | Episode99:遊弥、復活 | 550 | 0 | 2023-03-12 | - | |
50 | Episode100:目覚めし星の光 | 579 | 0 | 2023-03-26 | - | |
64 | Episode101:決戦・冀望郷 | 487 | 0 | 2023-05-03 | - | |
39 | Episode102:最弱の意地 | 465 | 0 | 2023-06-28 | - | |
37 | Episode103:永遠の友達 | 322 | 0 | 2023-11-26 | - | |
48 | Episode104:うららの運命 | 225 | 0 | 2024-04-29 | - | |
30 | Episode105:胡桃の最終演目 | 224 | 0 | 2024-05-06 | - | |
28 | Episode106:希望の少女たち | 241 | 1 | 2024-05-16 | - | |
43 | Episode107:輝く希望 | 333 | 0 | 2024-08-11 | - | |
28 | 第4章完結記念外伝&重大発表 | 337 | 0 | 2024-08-13 | - | |
36 | 第4章初登場オリカまとめ | 292 | 0 | 2024-08-17 | - | |
21 | IF03:愛の形 | 133 | 0 | 2024-10-24 | - | |
18 | Episode108:最期の戦い | 123 | 0 | 2024-11-16 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
- 01/15 16:00 評価 3点 《竜の影光》「ぶっちゃけ弱いです。 3つ効果が全てのパワーが…
- 01/15 15:53 評価 5点 《鎧騎士竜-ナイト・アームド・ドラゴン-》「漫画版万丈目のリメ…
- 01/15 15:48 評価 8点 《光と昇華の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《闇と消滅の…
- 01/15 15:46 評価 9点 《闇と消滅の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《光と昇華の…
- 01/15 15:42 評価 9点 《光と闇の竜王》「融合版《光と闇の竜》の割と評価が難しいカード…
- 01/15 15:06 評価 3点 《ヴェノム・サーペント》「《ヴェノム》の下級モンスターの一体。…
- 01/15 15:00 評価 2点 《ヴェノム・スネーク》「今見ると《捕食植物》の元になったと思わ…
- 01/15 13:10 デッキ テラナイト
- 01/15 12:39 デッキ ファンカスノーレ
- 01/15 10:59 SS 26話 共同戦線Ⅰ
- 01/15 10:51 評価 1点 《シールドスピア》「何となく強そうな名前とイラストにやる気の無…
- 01/15 10:50 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 01/15 09:50 評価 3点 《ヴェノム・コブラ》「メインデッキに入る《ヴェノム》では唯一の…
- 01/15 09:22 評価 5点 《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》「《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》に続く新…
- 01/15 09:07 評価 4点 《蛇神の勅命》「《ヴェノム》モンスターを手札から見せるだけで魔…
- 01/15 01:39 評価 3点 《幻獣機コンコルーダ》「トークンを護る立場と思わせて、今際の際…
- 01/14 23:38 SS 第29話 旅館の女将はネギ農家
- 01/14 22:49 デッキ 【1月新規代用カード入】FW@イグニスター2
- 01/14 19:51 SS 第52話:堕ちた力
- 01/14 16:42 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。