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Episode26:運命の決戦 作:カズ
〜現在の状況〜
KUREHA→LP:200 手札:0 デッキ:30 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:2
TOWA→LP:1200 手札:1 デッキ:30 Mゾーン:0 M・Tゾーン:2 Pゾーン:0
今、私が『紅蓮魔竜 ビッグバーン・デモン』のビヨンド召喚に成功して、この攻撃が通れば勝ちっていう所まで来ている…けど、『銀河眼の光子原竜』を破壊されたのにあの余裕が気になるの。もしかしてトワちゃん…
「あなた…本気出してなかったの?」
おそるおそる私が質問してみると…聞きたくない答えが返ってきた。
「ええ、いつから気づいてましたか?」
「『銀河眼の光子原竜』を召喚する前に…かな。私がペンデュラム召喚を決めても慌てる様子はなかったし。それにあなた…楽しそうだもん。」
やっぱり…。だとしたら私…ヤバい。そう確信した私は、このターンで仕留めようとしたけど、トワちゃんが『攻撃の無力化』を発動したからバトルフェイズが終了…反撃のチャンスすら与えられなかったわ。
「わ…私はこれでターンエンドよ!」
結局、傷一つ付けることさえ出来なかったけど、トワちゃんのフィールドにはモンスターはいない。まだまだ可能性は残っているわ!
すると突然、紅葉と並走していたトワがDホイールのスピードを上げてきた。あまりにも突然の出来事だったため、紅葉はスピードを上げることが出来なかった。一体何が始まるのか…。
「私のターン!ドロー!」
TOWA→LP:1200 手札:2 デッキ:29 Mゾーン:0 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
トワのターンが始まった。すると不思議なことが起こった。前のターンには存在しなかったはずの『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』が彼女のフィールドに降臨したのだ。
「これこそが『銀河眼の光子原竜』の隠された力!破壊された次の自分スタンバイフェイズ開始時、エクストラデッキから別の『ギャラクシーアイズ』エクシーズモンスター1体を特殊召喚出来ますの!」
ただでは死なない…という訳ね。でもあのモンスターはオーバーレイユニットがなければ唯の攻撃力4000のモンスター…私にはミラーフォースが伏せられているから問題ないわ!
だがトワには、ミラーフォースの発動も許してはもらえなかった。
「その伏せカード…消えていただきます!魔法カード『ギャラクシー・サイクロン』を発動!」
これで紅葉のミラーフォースは破壊されてしまい、残っていた手段が無くなってしまった。手札も伏せカードも0。そんな状況で唯一残された道は…攻撃を受けることだけだった。
結局、紅葉は『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』の攻撃を受け、そのまま敗北が決まった。
○銀河眼の光子原竜(ランク8 光属性)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻4000/守2500
レベル8モンスター×2
「銀河眼の光子原竜」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。フィールドのこのカード以外の発動と効果を全て無効にする。この効果を使用した場合、このカードは相手フィールドの攻撃力が最も高いモンスターにしか攻撃できない。②:X召喚したこのカードがフィールドから離れた場合、次の自分スタンバイフェイズ開始時に発動する。エクストラデッキから「銀河眼の光子原竜」以外の「ギャラクシーアイズ」Xモンスター1体を特殊召喚する。③:このカードが「銀河眼の光子竜」をX素材とした場合、以下の効果を適用する。●ターン終了時まで、このカードの攻撃力は、このカードの①の効果で無効にしたカードの数×400アップする。
紅葉の顔には笑顔がなかった…。遊弥は何と声をかけたら良いのか分からず、黙って見守ることしか出来なかった。だけどまだまだ2勝2敗。精一さんならきっと何とかしてくれる!
だけど命慈さん…怖い顔してるな。対戦相手の高橋さんってそんなに強いのかな?
「あの…命慈さん、高橋 彩さんって、そんなに強いんですか?」
遊弥が聞いてみると、驚きの答えが返ってきた。
「…ああ。兄さんが過去に3回戦ったんだけど…3戦とも負けたんだ…。」
…精一さんが3戦全敗?!これを聞いて驚愕せずにはいられなかった。
そんな俺を察してくれたのか、命慈さんが補足をした。
「あ、別に大差で負けたわけじゃないよ?そうだな…最後にデュエルしたのは半年前だけど、その時は200vs0の僅差で敗北だったから…今回こそは勝てるはずだよ…多分。」
一体どんなデュエルをするんだろう…ビヨンド、エクシーズ、シンクロ、エクシーズと続いてるから…融合?いや、ペンデュラムかもしれない。とにかくこのデュエルをしっかり見ておかなきゃ。あ…いけね、紅葉のこと忘れてた。
遊弥は急いで落ち込んでいる紅葉の所に向かい、精一のデュエルを応援するように言った。だが彼女は動こうとしなかった。よほどショックだったのだろう。
「ごめんね、遊弥…勝てなくて。また置いてけぼりにされちゃうや…。」
彼女いわく、遊弥がどんどん強くなっていくのに対し、自分は全然強くならず、そのうえ今回のデュエルでも負けたから差が開いていることを思い知らされた、とのことだ。
「遊弥…私を1人にしないで。ずっと隣にいて。」
耐えきれずに、紅葉は泣き出してしまった。それを見た遊弥は
「…ま〜た始まったか、お前のネガティヴ思考。過ぎたことを今更悔やんでも仕方ないだろ。次勝てばいいんだからさ、元気出せって。」
と、不器用ながらも励ましの言葉をかけた。その優しさが今の彼女には嬉しかったのか、遊弥の胸にダイブした。
「じゃあ…ずっと隣にいてくれる?」
泣きながら質問した紅葉に、
「…分かった、約束する。ずっと隣にいてやるから……とりあえず離れてくれないか?目線が凄いんだけどさ…。」
「…ふぇ?」
私は周りを見渡すと…トワちゃんやエレンちゃん、宮崎くんに凛ちゃんのお兄さん、それから命慈さんと凛ちゃんが…要するに皆がこっちを見てたの。それが急に恥ずかしくなって、つい私は遊弥に回し蹴りをやっちゃって…多分15分は目を覚まさないかも。家に帰ったらメール送っておこうっと。こんな感じでいいかな…?
Dear YUMI
今日の練習試合では蹴っちゃってごめんなさい。次からは「公での」ハグとかは自重します。
Sincerely KUREHA
そうこうしている間にも、彩と精一のデュエルはあと5秒で始まろうとしていた。
4…3…2…1…
「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」
SEIICHI→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
AYA→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
第1コーナーを先取し、先攻を取ったのは彩。一体どんなデッキなのだろうか…。
「私は、手札から『EMドクロバット・ジョーカー』を召喚!その効果で、デッキから『オッドアイズ・ドラゴン』を手札に加えます!続けて、手札からフィールド魔法『天空の虹彩』を発動!ペンデュラムゾーンに『星読みの魔術師』をセットし、そのカードを破壊することで、デッキから『オッドアイズ・フュージョン』を手札に加えます!」
……これって、一度回りだしたら最も厄介なデッキじゃないのか?でも幸か不幸か、この世界には何故か『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』が存在しない…彼女にとってこれ以上理不尽なことはないだろう。あのカードがあれば、あのデッキは完成形になるというのに…。
「私はこれでターンエンドです!」
AYA→LP:4000 手札:4 デッキ:33 Mゾーン:1 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
○EMドクロバット・ジョーカー(Lv4 闇属性)
魔法使い族/ペンデュラム/効果
青:8 赤:8
攻1800/守100
[P効果]
①:自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
[M効果]
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加える。
○オッドアイズ・ドラゴン(Lv7 闇属性)
ドラゴン族/効果
攻2500/守2000
①:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
○星読みの魔術師(Lv5 闇属性)
魔法使い族/ペンデュラム/効果
青:1 赤:1
攻1200/守2400
[P効果]
①:自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。②:もう片方のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
[M効果]
①:1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
○天空の虹彩(フィールド魔法)
「天空の虹彩」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分のPゾーンの、「魔術師」カード、「EM」カード、「オッドアイズ」カードは相手の効果の対象にならない。②:このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「オッドアイズ」カード1枚を手札に加える。
○オッドアイズ・フュージョン(通常魔法)
「オッドアイズ・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分のエクストラデッキの「オッドアイズ」モンスターも2体まで融合素材とすることができる。
高橋さん…今回はあの時とは別のデッキを作ったんだね。確かあの時はマスクチェンジを主軸とした【E・HERO】だったけど…まさかまたデッキの構築を変えてきたなんてね。本当に君はデュエルが好きなんだね…でも。
「高橋さん…1つのデッキをずっと使い続けてきた人と、複数のデッキを使ってきた人とでは…そのデッキに対して『思いの深さ』がどれだけ違うか教えてあげるよ!」
そう言うと精一は、最初からエンジンを全開にし、彩を一気に追い抜かした。
「僕の…ターン!」
SEIICHI→LP:4000 手札:6 デッキ:34 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
「僕は手札からチューナーモンスター、『エンシェント・バタフライ』を召喚!このモンスターの効果により、僕はもう1度エンシェントモンスターを通常召喚できる!そしてこの効果で召喚されたモンスターのレベルは1つ上がる。『エンシェント・マウス』を召喚!」
これで精一のフィールドには、レベル4と3のモンスターが1体ずつ、そのうち1体はチューナー。早速シンクロをやるつもりだ。
「僕はレベル4となった『エンシェント・マウス』にレベル3の『エンシェント・バタフライ』をチューニング!聖域の守護者よ、光の導きにより姿を現せ!シンクロ召喚!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』!」
さらに精一は、シンクロ素材となった『エンシェント・マウス』の効果を発動し、自らのライフを1000回復した。だが1つ疑問がある。
ここで彼は、自らのエースである『封印竜 エターナル・エンシェント』を使わずにあえてこのモンスターをシンクロ召喚したのだ。今の状況なら攻撃力が5000になるにもかかわらず、だ。「自分は封印竜を使わずともこのデュエルを戦い抜く」という彼の意志の表れなのだろうか、その答えは本人にしかわからない。
「続けて、僕は永続魔法『強固な絆』を発動!このカードがフィールドにある限り、攻撃力か守備力が3000以上のモンスターを戦闘破壊できない!」
○エンシェント・バタフライ(Lv3 光属性)
昆虫族/チューナー/効果
攻500/守500
「エンシェント・バタフライ」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「エンシェント」モンスター1体を召喚できる。②:このカードの①の効果で召喚したモンスターのレベルは1つ上がる。
○エンシェント・マウス(Lv3 光属性)
獣族/効果
攻800/守1200
①:このカードが光属性SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はLPを1000回復する。
○強固な絆(永続魔法)
「強固な絆」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドに存在する限り、自分フィールドの攻撃力か守備力が3000以上のモンスターは、戦闘では破壊されない。②:このカードが墓地に存在し、自分にダメージが発生する場合に発動できる。そのダメージを0にする。その後、その数値の半分のライフを回復する。この効果に対して、相手はモンスター効果を発動できない。
「今の『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力は3100…でも、この攻撃が当たればどうなるかは分かるよね…?バトルだ!ドクロバット・ジョーカーに攻撃!ホーリー・ライトニング・ブレス!」
銀の息吹がドクロバット・ジョーカーを貫き、爆発が起きた。同時に彩のDホイールも大きくバランスを崩したが、ギリギリ踏みとどまった。
だが、彼女のライフが精一のよりもさらに差が開いたことにより、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力は、その数値の差だけ上昇した。これで攻撃力は2100+2300=4600になる。
「僕はカードを2枚伏せてターンエンド。さて…どうするのかな?」
SEIICHI→LP:5000 手札:1 デッキ:34 Mゾーン:1 M・Tゾーン:3 Pゾーン:0
今のシチュエーションだけ見れば完全に精一が悪役だろうが、これは真剣勝負。そんなことを言っている場合ではない。おそらく次のターン、彩はとんでもないことをしでかすかもしれない。
「私のターン!ドロー!」
AYA→LP:2700 手札:5 デッキ:32 Mゾーン:0 M・Tゾーン:2 Pゾーン:0
彩は再びドクロバット・ジョーカーを召喚し、デッキから2枚目の『オッドアイズ・ドラゴン』を手札に加えた。今の彼女の手札には『オッドアイズ・フュージョン』がある。早速、彼女はそれを発動した。
「私は魔法カード『オッドアイズ・フュージョン』を発動!手札の『オッドアイズ・ドラゴン』とフィールドの『EMドクロバット・ジョーカー』を融合!二色の眼の竜よ、仮面の奇術師と1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!融合召喚!レベル7『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」
彼女は融合召喚されたボルテックス・ドラゴンの効果を使い、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』をエクストラデッキに戻した。だが、彼女はこれだけでは終わらなかった。
「私は魔法カード『ペンデュラム・コール』を発動!手札から『貴竜の魔術師』を墓地へ送り、デッキから『竜脈の魔術師』と『竜穴の魔術師』を手札に加え…この2体で、ペンデュラムスケールをセッティング!」
浮かび上がる「1」と「8」の数字。これでレベル2から7のモンスターを一気に召喚できるようになった。
「ペンデュラム召喚!世にも珍しい二色の眼、『オッドアイズ・ドラゴン』!」
天空より降臨した竜が気高き咆哮を放った。だが、これだけではない。
「さらに、墓地の『貴竜の魔術師』の効果発動!『オッドアイズ・ドラゴン』のレベルを3つ下げて墓地から特殊召喚!」
先ほど特殊召喚された『貴竜の魔術師』はペンデュラムモンスターでありチューナーでもある。今の状況ですることはただ1つ。シンクロ召喚だ。
「私はレベル4になった『オッドアイズ・ドラゴン』にレベル3の『貴竜の魔術師』をチューニング!二色の眼の竜よ、爆炎と共に降臨せよ!シンクロ召喚!レベル7『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』!」
融合に続きシンクロまで決めてきた。メテオバーストには、シンクロ召喚された時に自分のペンデュラムゾーンのカード1枚をフィールドに呼び出す効果を持っている。もちろんこの効果も使い、『竜穴の魔術師』をフィールドに特殊召喚した。そのモンスターのレベルも7。ということは…?
「私はレベル7の『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』と『竜穴の魔術師』で、オーバーレイネットワークを構築!二色の眼の竜よ、絶対零度の力を纏いて降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク7『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』!」
○竜脈の魔術師(Lv4 地属性)
魔法使い族/ペンデュラム/
青:1 赤:1
攻1800/守900
[P効果]
①:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
[テキスト]
元気だけが取り得の駆け出しの少年魔術師。実は無意識のうちに大地に眠る竜の魂を知覚する能力を有しており、まだ半人前ながらその資質の高さには師匠の「竜穴の魔術師」も一目置いている。
○竜穴の魔術師(Lv7 水属性)
魔法使い族/ペンデュラム
青:8 赤:8
攻900/守2700
[P効果]
①:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
[テキスト]
若くして竜の魂を呼び覚ます神通力を体得した天才魔術師。その寡黙でストイックな魔術への姿勢から人付き合いは苦手だが、弟子の「竜脈の魔術師」にいつも振り回され、調子を狂わされている。
○貴竜の魔術師(Lv3 炎属性)
魔法使い族/ペンデュラム/チューナー/効果
青:5 赤:5
攻700/守1400
[P効果]
①:もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在しない場合にこのカードは破壊される。
[M効果]
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、他のS素材に「オッドアイズ」モンスター以外のモンスターを使用した場合、このカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル7以上の「オッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを3つ下げ、このカードを特殊召喚する。
○オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン(Lv7 風属性)
ドラゴン族/融合/効果
攻2500/守3000
「オッドアイズ」モンスター+Pモンスター
「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。②:このカード以外のモンスターの効果、魔法・罠カードが発動した時に発動できる。自分のエクストラデッキから表側表示のPモンスター1体をデッキに戻し、その発動を無効にし破壊する。
○オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン(レベル7 炎属性)
ドラゴン族/シンクロ/効果
攻2500 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン」の①の効果は、1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した時、自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。このターン、このカードは攻撃できない。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
○オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン(ランク7 水属性)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻2800/守2500
レベル7モンスター×2
「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃を無効にする。その後、自分の手札・墓地から「オッドアイズ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。②:X召喚されたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。エクストラデッキから「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」以外の「オッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
○ペンデュラム・コール(通常魔法)
「ペンデュラム・コール」は1ターンに1枚しか発動できず、「魔術師」PモンスターのP効果を発動したターンには発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。カード名が異なる「魔術師」Pモンスター2体をデッキから手札に加える。このカードの発動後、次の相手ターン終了時まで自分のPゾーンの「魔術師」カードは効果では破壊されない。
まさか1ターンで4つも召喚法を拝むことが出来るとは誰が予想しただろうか。おまけに精一のフィールドはガラ空き。このまま攻撃を受ければ敗北確定の大ピンチを迎えた。
「バトルです!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』でダイレクトアタック…と言いたいところですが、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』の効果発動!」
わざわざ自分のモンスターの攻撃を無効にした理由は、この後にある。オーバーレイユニットとして墓地へ行った『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』をそのまま墓地から復活させたのだ。このモンスターがいる限り、精一は『バトルフェーダー』や『速攻のかかし』など一切のモンスター効果を封じられる。おまけに精一が魔法か罠の効果を発動しようとすれば、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果を使われ、そのカードの発動を無効にしたうえで破壊される。要するに八方塞がりだ。
「さあ、メテオバースト・ドラゴンでダイレクトアタックです!」
「させるものか!罠カード『強制終了』を発動!」
「させません!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果発動!エクストラデッキの『星読みの魔術師』をデッキに戻すことで、発動と効果を無効にして破壊します!」
これで精一に2500のダメージが入ったが、ただでは転ばなかった。
「この瞬間、僕は罠カード『デイトバック・トゥ・エンシェント』を発動!自分のライフが2000以上変化した時、墓地から2体の『エンシェント』モンスターを復活させる!その後、自分フィールドの最も攻撃力が高いモンスターの攻撃力分のライフを回復し、バトルフェイズは終了する。」
このカードの効果で『エンシェント・バタフライ』と『エンシェント・マウス』が復活し、800のライフを回復することに成功した。
○デイトバック・トゥ・エンシェント(通常罠)
「デイトバック・トゥ・エンシェント」は1ターンに1枚しか発動できない。①:バトルフェイズ中に自分のLPが2000以上変化した場合、自分の墓地の「エンシェント」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。その後、自分フィールドの元々の攻撃力が最も高いモンスターの攻撃力分のライフを回復し、バトルフェイズを終了する。
だが彩のフィールドには3体のオッドアイズモンスターがいる。ライフだけ見れば優勢であろうが、状況を見ればやや劣勢だ。実際、遊弥たちがこんな状況を見るのは初めてかもしれない。だが皆は、精一の勝利を信じている。
「私はこれで、ターンエンド!」
AYA→LP:2700 手札:0 デッキ:30 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
…ふう。ああ言ったものの、やっぱり高橋さんは強いな。まさか伏せておいた罠を2枚とも使っちゃうとは思わなかったよ。
「僕のターン!」
SEIICHI→LP:3300 手札:2 デッキ:33 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
よし、いいカードを引き当てた。
「僕は手札から魔法カード『祖先との約束』を発動!手札から『強固な絆』を墓地へ送り、デッキから『エンシェント』モンスター2体を手札に加える。」
この効果で加えたのは2体ともレベル5以上のモンスターだったが、今の彼には最適だった。
「僕は自らのライフを1000支払い、2体のモンスターをリリースし、手札から『エンシェント・フェニックス』をアドバンス召喚!このモンスターが召喚に成功した場合、手札からレベル6の『エンシェント』モンスター1体をリリースなしで召喚できる!『エンシェント・キュア・エンジェル』を召喚!」
彩がボルテックス・ドラゴンの効果を使えなかったのには、先ほどの『エンシェント・フェニックス』の効果に対し、「相手はモンスター効果を発動できない」という追加効果があったからだ。そして『エンシェント・キュア・エンジェル』の効果を使い、精一はフェニックスのレベル×300=2400のライフを回復した。これで支払ったライフの埋めあわせは完了した。
○エンシェント・フェニックス(Lv8 光属性)
鳥獣族/効果
攻?/守2800
①:自分のLPを1000支払い、自分フィールドの「エンシェント」モンスター2体をリリースすることで、このカードはアドバンス召喚できる。②:このカードが召喚に成功したターンのメインフェイズに1度だけ発動できる。手札からレベル6の「エンシェント」モンスター1体をリリースなしで通常召喚する。この効果に対して、相手はモンスター効果を発動できない。③:このカードの攻撃力は、自分のLPから1000を引いた数値になる。
○エンシェント・キュア・エンジェル(Lv6 光属性)
天使族/効果
攻2100/守2500
「エンシェント・キュア・エンジェル」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの「エンシェント・キュア・エンジェル」以外の「エンシェント」モンスター1体を対象として発動できる。自分はそのモンスターのレベル×300のLPを回復する。②:このカードがフィールドを離れた時に発動する。自分は1000ダメージを受ける。
○祖先との約束(通常魔法)
「祖先との約束」は1ターンに1枚しか発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「エンシェント」モンスター2体を手札に加える。
ライフが4700となった今、エンシェント・フェニックスの攻撃力は3700。そのまま攻撃を仕掛けようとしたが、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』によって攻撃を無効にされ、墓地から『オッドアイズ・ドラゴン』が復活するのを警戒し、バトルフェイズを行わなかった。
「僕はこれでターンエンドだ。思いの外、厄介だね…君のオッドアイズ。」
SEIICHI→LP:4700 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
そう簡単にやらせてはもらえないわね…霧野くんもやっぱり強い。あの時以上ね。けど、今回も勝たせてもらいます!
「私のターン、ドロー!」
AYA→LP:2700 手札:1 デッキ:29 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
…さっき引いたカードはペンデュラムカードじゃなかったけど、これならイケるわ!
「バトル!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』で『エンシェント・キュア・エンジェル』に攻撃!」
この攻撃が通れば、戦闘ダメージ400に加えて、自らのモンスター効果で1000のダメージを受けてしまう。当然、精一はこの攻撃を受けるしかなく、残りライフが3300にまで減った。メテオバーストでエンシェント・フェニックスを破壊し、さらに1250ダメージを受け、残りライフはわずか2050。攻撃力2800のアブソリュート・ドラゴンの攻撃が通ればフィニッシュだが…?
「終わりです!『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』でダイレクトアタック!!」
「この瞬間、僕は墓地から『祖先との約束』を除外し、そのダメージを0にする。そして、受けるはずだった2800の半分、1400のライフを回復する!」
そう簡単に勝利を渡さない男が霧野精一。どうにかつながったが、今の彼の手札は0。これで次のターンをどう乗り切るのか。
「私はこれで、ターンエンド!」
一方、彩の手札も0だが、彼女のフィールドには3体のオッドアイズモンスターがいる。あっという間に優勢になった。
〜現在の状況〜
SEIICHI→LP:3450 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:0 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
AYA→LP:2700 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
次回予告(ver精一)
どうにか回復する効果で凌いだけど、あのオッドアイズ達をなんとかしない限り僕に勝機は無い。でも今は、今できる精一杯のことをするだけだ!そういえば、さっきからデュエルを見てる人がいるんだけど…あの人って…。
次回 Episode27:来訪者、天導レイン
KUREHA→LP:200 手札:0 デッキ:30 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:2
TOWA→LP:1200 手札:1 デッキ:30 Mゾーン:0 M・Tゾーン:2 Pゾーン:0
今、私が『紅蓮魔竜 ビッグバーン・デモン』のビヨンド召喚に成功して、この攻撃が通れば勝ちっていう所まで来ている…けど、『銀河眼の光子原竜』を破壊されたのにあの余裕が気になるの。もしかしてトワちゃん…
「あなた…本気出してなかったの?」
おそるおそる私が質問してみると…聞きたくない答えが返ってきた。
「ええ、いつから気づいてましたか?」
「『銀河眼の光子原竜』を召喚する前に…かな。私がペンデュラム召喚を決めても慌てる様子はなかったし。それにあなた…楽しそうだもん。」
やっぱり…。だとしたら私…ヤバい。そう確信した私は、このターンで仕留めようとしたけど、トワちゃんが『攻撃の無力化』を発動したからバトルフェイズが終了…反撃のチャンスすら与えられなかったわ。
「わ…私はこれでターンエンドよ!」
結局、傷一つ付けることさえ出来なかったけど、トワちゃんのフィールドにはモンスターはいない。まだまだ可能性は残っているわ!
すると突然、紅葉と並走していたトワがDホイールのスピードを上げてきた。あまりにも突然の出来事だったため、紅葉はスピードを上げることが出来なかった。一体何が始まるのか…。
「私のターン!ドロー!」
TOWA→LP:1200 手札:2 デッキ:29 Mゾーン:0 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
トワのターンが始まった。すると不思議なことが起こった。前のターンには存在しなかったはずの『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』が彼女のフィールドに降臨したのだ。
「これこそが『銀河眼の光子原竜』の隠された力!破壊された次の自分スタンバイフェイズ開始時、エクストラデッキから別の『ギャラクシーアイズ』エクシーズモンスター1体を特殊召喚出来ますの!」
ただでは死なない…という訳ね。でもあのモンスターはオーバーレイユニットがなければ唯の攻撃力4000のモンスター…私にはミラーフォースが伏せられているから問題ないわ!
だがトワには、ミラーフォースの発動も許してはもらえなかった。
「その伏せカード…消えていただきます!魔法カード『ギャラクシー・サイクロン』を発動!」
これで紅葉のミラーフォースは破壊されてしまい、残っていた手段が無くなってしまった。手札も伏せカードも0。そんな状況で唯一残された道は…攻撃を受けることだけだった。
結局、紅葉は『ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン』の攻撃を受け、そのまま敗北が決まった。
○銀河眼の光子原竜(ランク8 光属性)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻4000/守2500
レベル8モンスター×2
「銀河眼の光子原竜」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。フィールドのこのカード以外の発動と効果を全て無効にする。この効果を使用した場合、このカードは相手フィールドの攻撃力が最も高いモンスターにしか攻撃できない。②:X召喚したこのカードがフィールドから離れた場合、次の自分スタンバイフェイズ開始時に発動する。エクストラデッキから「銀河眼の光子原竜」以外の「ギャラクシーアイズ」Xモンスター1体を特殊召喚する。③:このカードが「銀河眼の光子竜」をX素材とした場合、以下の効果を適用する。●ターン終了時まで、このカードの攻撃力は、このカードの①の効果で無効にしたカードの数×400アップする。
紅葉の顔には笑顔がなかった…。遊弥は何と声をかけたら良いのか分からず、黙って見守ることしか出来なかった。だけどまだまだ2勝2敗。精一さんならきっと何とかしてくれる!
だけど命慈さん…怖い顔してるな。対戦相手の高橋さんってそんなに強いのかな?
「あの…命慈さん、高橋 彩さんって、そんなに強いんですか?」
遊弥が聞いてみると、驚きの答えが返ってきた。
「…ああ。兄さんが過去に3回戦ったんだけど…3戦とも負けたんだ…。」
…精一さんが3戦全敗?!これを聞いて驚愕せずにはいられなかった。
そんな俺を察してくれたのか、命慈さんが補足をした。
「あ、別に大差で負けたわけじゃないよ?そうだな…最後にデュエルしたのは半年前だけど、その時は200vs0の僅差で敗北だったから…今回こそは勝てるはずだよ…多分。」
一体どんなデュエルをするんだろう…ビヨンド、エクシーズ、シンクロ、エクシーズと続いてるから…融合?いや、ペンデュラムかもしれない。とにかくこのデュエルをしっかり見ておかなきゃ。あ…いけね、紅葉のこと忘れてた。
遊弥は急いで落ち込んでいる紅葉の所に向かい、精一のデュエルを応援するように言った。だが彼女は動こうとしなかった。よほどショックだったのだろう。
「ごめんね、遊弥…勝てなくて。また置いてけぼりにされちゃうや…。」
彼女いわく、遊弥がどんどん強くなっていくのに対し、自分は全然強くならず、そのうえ今回のデュエルでも負けたから差が開いていることを思い知らされた、とのことだ。
「遊弥…私を1人にしないで。ずっと隣にいて。」
耐えきれずに、紅葉は泣き出してしまった。それを見た遊弥は
「…ま〜た始まったか、お前のネガティヴ思考。過ぎたことを今更悔やんでも仕方ないだろ。次勝てばいいんだからさ、元気出せって。」
と、不器用ながらも励ましの言葉をかけた。その優しさが今の彼女には嬉しかったのか、遊弥の胸にダイブした。
「じゃあ…ずっと隣にいてくれる?」
泣きながら質問した紅葉に、
「…分かった、約束する。ずっと隣にいてやるから……とりあえず離れてくれないか?目線が凄いんだけどさ…。」
「…ふぇ?」
私は周りを見渡すと…トワちゃんやエレンちゃん、宮崎くんに凛ちゃんのお兄さん、それから命慈さんと凛ちゃんが…要するに皆がこっちを見てたの。それが急に恥ずかしくなって、つい私は遊弥に回し蹴りをやっちゃって…多分15分は目を覚まさないかも。家に帰ったらメール送っておこうっと。こんな感じでいいかな…?
Dear YUMI
今日の練習試合では蹴っちゃってごめんなさい。次からは「公での」ハグとかは自重します。
Sincerely KUREHA
そうこうしている間にも、彩と精一のデュエルはあと5秒で始まろうとしていた。
4…3…2…1…
「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」」
SEIICHI→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
AYA→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
第1コーナーを先取し、先攻を取ったのは彩。一体どんなデッキなのだろうか…。
「私は、手札から『EMドクロバット・ジョーカー』を召喚!その効果で、デッキから『オッドアイズ・ドラゴン』を手札に加えます!続けて、手札からフィールド魔法『天空の虹彩』を発動!ペンデュラムゾーンに『星読みの魔術師』をセットし、そのカードを破壊することで、デッキから『オッドアイズ・フュージョン』を手札に加えます!」
……これって、一度回りだしたら最も厄介なデッキじゃないのか?でも幸か不幸か、この世界には何故か『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』が存在しない…彼女にとってこれ以上理不尽なことはないだろう。あのカードがあれば、あのデッキは完成形になるというのに…。
「私はこれでターンエンドです!」
AYA→LP:4000 手札:4 デッキ:33 Mゾーン:1 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
○EMドクロバット・ジョーカー(Lv4 闇属性)
魔法使い族/ペンデュラム/効果
青:8 赤:8
攻1800/守100
[P効果]
①:自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
[M効果]
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加える。
○オッドアイズ・ドラゴン(Lv7 闇属性)
ドラゴン族/効果
攻2500/守2000
①:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
○星読みの魔術師(Lv5 闇属性)
魔法使い族/ペンデュラム/効果
青:1 赤:1
攻1200/守2400
[P効果]
①:自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。②:もう片方のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
[M効果]
①:1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
○天空の虹彩(フィールド魔法)
「天空の虹彩」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分のPゾーンの、「魔術師」カード、「EM」カード、「オッドアイズ」カードは相手の効果の対象にならない。②:このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「オッドアイズ」カード1枚を手札に加える。
○オッドアイズ・フュージョン(通常魔法)
「オッドアイズ・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・フィールドから、ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分のエクストラデッキの「オッドアイズ」モンスターも2体まで融合素材とすることができる。
高橋さん…今回はあの時とは別のデッキを作ったんだね。確かあの時はマスクチェンジを主軸とした【E・HERO】だったけど…まさかまたデッキの構築を変えてきたなんてね。本当に君はデュエルが好きなんだね…でも。
「高橋さん…1つのデッキをずっと使い続けてきた人と、複数のデッキを使ってきた人とでは…そのデッキに対して『思いの深さ』がどれだけ違うか教えてあげるよ!」
そう言うと精一は、最初からエンジンを全開にし、彩を一気に追い抜かした。
「僕の…ターン!」
SEIICHI→LP:4000 手札:6 デッキ:34 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0
「僕は手札からチューナーモンスター、『エンシェント・バタフライ』を召喚!このモンスターの効果により、僕はもう1度エンシェントモンスターを通常召喚できる!そしてこの効果で召喚されたモンスターのレベルは1つ上がる。『エンシェント・マウス』を召喚!」
これで精一のフィールドには、レベル4と3のモンスターが1体ずつ、そのうち1体はチューナー。早速シンクロをやるつもりだ。
「僕はレベル4となった『エンシェント・マウス』にレベル3の『エンシェント・バタフライ』をチューニング!聖域の守護者よ、光の導きにより姿を現せ!シンクロ召喚!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』!」
さらに精一は、シンクロ素材となった『エンシェント・マウス』の効果を発動し、自らのライフを1000回復した。だが1つ疑問がある。
ここで彼は、自らのエースである『封印竜 エターナル・エンシェント』を使わずにあえてこのモンスターをシンクロ召喚したのだ。今の状況なら攻撃力が5000になるにもかかわらず、だ。「自分は封印竜を使わずともこのデュエルを戦い抜く」という彼の意志の表れなのだろうか、その答えは本人にしかわからない。
「続けて、僕は永続魔法『強固な絆』を発動!このカードがフィールドにある限り、攻撃力か守備力が3000以上のモンスターを戦闘破壊できない!」
○エンシェント・バタフライ(Lv3 光属性)
昆虫族/チューナー/効果
攻500/守500
「エンシェント・バタフライ」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「エンシェント」モンスター1体を召喚できる。②:このカードの①の効果で召喚したモンスターのレベルは1つ上がる。
○エンシェント・マウス(Lv3 光属性)
獣族/効果
攻800/守1200
①:このカードが光属性SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はLPを1000回復する。
○強固な絆(永続魔法)
「強固な絆」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがフィールドに存在する限り、自分フィールドの攻撃力か守備力が3000以上のモンスターは、戦闘では破壊されない。②:このカードが墓地に存在し、自分にダメージが発生する場合に発動できる。そのダメージを0にする。その後、その数値の半分のライフを回復する。この効果に対して、相手はモンスター効果を発動できない。
「今の『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力は3100…でも、この攻撃が当たればどうなるかは分かるよね…?バトルだ!ドクロバット・ジョーカーに攻撃!ホーリー・ライトニング・ブレス!」
銀の息吹がドクロバット・ジョーカーを貫き、爆発が起きた。同時に彩のDホイールも大きくバランスを崩したが、ギリギリ踏みとどまった。
だが、彼女のライフが精一のよりもさらに差が開いたことにより、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力は、その数値の差だけ上昇した。これで攻撃力は2100+2300=4600になる。
「僕はカードを2枚伏せてターンエンド。さて…どうするのかな?」
SEIICHI→LP:5000 手札:1 デッキ:34 Mゾーン:1 M・Tゾーン:3 Pゾーン:0
今のシチュエーションだけ見れば完全に精一が悪役だろうが、これは真剣勝負。そんなことを言っている場合ではない。おそらく次のターン、彩はとんでもないことをしでかすかもしれない。
「私のターン!ドロー!」
AYA→LP:2700 手札:5 デッキ:32 Mゾーン:0 M・Tゾーン:2 Pゾーン:0
彩は再びドクロバット・ジョーカーを召喚し、デッキから2枚目の『オッドアイズ・ドラゴン』を手札に加えた。今の彼女の手札には『オッドアイズ・フュージョン』がある。早速、彼女はそれを発動した。
「私は魔法カード『オッドアイズ・フュージョン』を発動!手札の『オッドアイズ・ドラゴン』とフィールドの『EMドクロバット・ジョーカー』を融合!二色の眼の竜よ、仮面の奇術師と1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!融合召喚!レベル7『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」
彼女は融合召喚されたボルテックス・ドラゴンの効果を使い、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』をエクストラデッキに戻した。だが、彼女はこれだけでは終わらなかった。
「私は魔法カード『ペンデュラム・コール』を発動!手札から『貴竜の魔術師』を墓地へ送り、デッキから『竜脈の魔術師』と『竜穴の魔術師』を手札に加え…この2体で、ペンデュラムスケールをセッティング!」
浮かび上がる「1」と「8」の数字。これでレベル2から7のモンスターを一気に召喚できるようになった。
「ペンデュラム召喚!世にも珍しい二色の眼、『オッドアイズ・ドラゴン』!」
天空より降臨した竜が気高き咆哮を放った。だが、これだけではない。
「さらに、墓地の『貴竜の魔術師』の効果発動!『オッドアイズ・ドラゴン』のレベルを3つ下げて墓地から特殊召喚!」
先ほど特殊召喚された『貴竜の魔術師』はペンデュラムモンスターでありチューナーでもある。今の状況ですることはただ1つ。シンクロ召喚だ。
「私はレベル4になった『オッドアイズ・ドラゴン』にレベル3の『貴竜の魔術師』をチューニング!二色の眼の竜よ、爆炎と共に降臨せよ!シンクロ召喚!レベル7『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』!」
融合に続きシンクロまで決めてきた。メテオバーストには、シンクロ召喚された時に自分のペンデュラムゾーンのカード1枚をフィールドに呼び出す効果を持っている。もちろんこの効果も使い、『竜穴の魔術師』をフィールドに特殊召喚した。そのモンスターのレベルも7。ということは…?
「私はレベル7の『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』と『竜穴の魔術師』で、オーバーレイネットワークを構築!二色の眼の竜よ、絶対零度の力を纏いて降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク7『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』!」
○竜脈の魔術師(Lv4 地属性)
魔法使い族/ペンデュラム/
青:1 赤:1
攻1800/守900
[P効果]
①:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
[テキスト]
元気だけが取り得の駆け出しの少年魔術師。実は無意識のうちに大地に眠る竜の魂を知覚する能力を有しており、まだ半人前ながらその資質の高さには師匠の「竜穴の魔術師」も一目置いている。
○竜穴の魔術師(Lv7 水属性)
魔法使い族/ペンデュラム
青:8 赤:8
攻900/守2700
[P効果]
①:1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、手札のPモンスター1体を捨て、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
[テキスト]
若くして竜の魂を呼び覚ます神通力を体得した天才魔術師。その寡黙でストイックな魔術への姿勢から人付き合いは苦手だが、弟子の「竜脈の魔術師」にいつも振り回され、調子を狂わされている。
○貴竜の魔術師(Lv3 炎属性)
魔法使い族/ペンデュラム/チューナー/効果
青:5 赤:5
攻700/守1400
[P効果]
①:もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在しない場合にこのカードは破壊される。
[M効果]
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、他のS素材に「オッドアイズ」モンスター以外のモンスターを使用した場合、このカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル7以上の「オッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを3つ下げ、このカードを特殊召喚する。
○オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン(Lv7 風属性)
ドラゴン族/融合/効果
攻2500/守3000
「オッドアイズ」モンスター+Pモンスター
「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。②:このカード以外のモンスターの効果、魔法・罠カードが発動した時に発動できる。自分のエクストラデッキから表側表示のPモンスター1体をデッキに戻し、その発動を無効にし破壊する。
○オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン(レベル7 炎属性)
ドラゴン族/シンクロ/効果
攻2500 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン」の①の効果は、1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した時、自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。このターン、このカードは攻撃できない。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
○オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン(ランク7 水属性)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻2800/守2500
レベル7モンスター×2
「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃を無効にする。その後、自分の手札・墓地から「オッドアイズ」モンスター1体を選んで特殊召喚する。②:X召喚されたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。エクストラデッキから「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」以外の「オッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
○ペンデュラム・コール(通常魔法)
「ペンデュラム・コール」は1ターンに1枚しか発動できず、「魔術師」PモンスターのP効果を発動したターンには発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。カード名が異なる「魔術師」Pモンスター2体をデッキから手札に加える。このカードの発動後、次の相手ターン終了時まで自分のPゾーンの「魔術師」カードは効果では破壊されない。
まさか1ターンで4つも召喚法を拝むことが出来るとは誰が予想しただろうか。おまけに精一のフィールドはガラ空き。このまま攻撃を受ければ敗北確定の大ピンチを迎えた。
「バトルです!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』でダイレクトアタック…と言いたいところですが、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』の効果発動!」
わざわざ自分のモンスターの攻撃を無効にした理由は、この後にある。オーバーレイユニットとして墓地へ行った『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』をそのまま墓地から復活させたのだ。このモンスターがいる限り、精一は『バトルフェーダー』や『速攻のかかし』など一切のモンスター効果を封じられる。おまけに精一が魔法か罠の効果を発動しようとすれば、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果を使われ、そのカードの発動を無効にしたうえで破壊される。要するに八方塞がりだ。
「さあ、メテオバースト・ドラゴンでダイレクトアタックです!」
「させるものか!罠カード『強制終了』を発動!」
「させません!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果発動!エクストラデッキの『星読みの魔術師』をデッキに戻すことで、発動と効果を無効にして破壊します!」
これで精一に2500のダメージが入ったが、ただでは転ばなかった。
「この瞬間、僕は罠カード『デイトバック・トゥ・エンシェント』を発動!自分のライフが2000以上変化した時、墓地から2体の『エンシェント』モンスターを復活させる!その後、自分フィールドの最も攻撃力が高いモンスターの攻撃力分のライフを回復し、バトルフェイズは終了する。」
このカードの効果で『エンシェント・バタフライ』と『エンシェント・マウス』が復活し、800のライフを回復することに成功した。
○デイトバック・トゥ・エンシェント(通常罠)
「デイトバック・トゥ・エンシェント」は1ターンに1枚しか発動できない。①:バトルフェイズ中に自分のLPが2000以上変化した場合、自分の墓地の「エンシェント」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。その後、自分フィールドの元々の攻撃力が最も高いモンスターの攻撃力分のライフを回復し、バトルフェイズを終了する。
だが彩のフィールドには3体のオッドアイズモンスターがいる。ライフだけ見れば優勢であろうが、状況を見ればやや劣勢だ。実際、遊弥たちがこんな状況を見るのは初めてかもしれない。だが皆は、精一の勝利を信じている。
「私はこれで、ターンエンド!」
AYA→LP:2700 手札:0 デッキ:30 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
…ふう。ああ言ったものの、やっぱり高橋さんは強いな。まさか伏せておいた罠を2枚とも使っちゃうとは思わなかったよ。
「僕のターン!」
SEIICHI→LP:3300 手札:2 デッキ:33 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
よし、いいカードを引き当てた。
「僕は手札から魔法カード『祖先との約束』を発動!手札から『強固な絆』を墓地へ送り、デッキから『エンシェント』モンスター2体を手札に加える。」
この効果で加えたのは2体ともレベル5以上のモンスターだったが、今の彼には最適だった。
「僕は自らのライフを1000支払い、2体のモンスターをリリースし、手札から『エンシェント・フェニックス』をアドバンス召喚!このモンスターが召喚に成功した場合、手札からレベル6の『エンシェント』モンスター1体をリリースなしで召喚できる!『エンシェント・キュア・エンジェル』を召喚!」
彩がボルテックス・ドラゴンの効果を使えなかったのには、先ほどの『エンシェント・フェニックス』の効果に対し、「相手はモンスター効果を発動できない」という追加効果があったからだ。そして『エンシェント・キュア・エンジェル』の効果を使い、精一はフェニックスのレベル×300=2400のライフを回復した。これで支払ったライフの埋めあわせは完了した。
○エンシェント・フェニックス(Lv8 光属性)
鳥獣族/効果
攻?/守2800
①:自分のLPを1000支払い、自分フィールドの「エンシェント」モンスター2体をリリースすることで、このカードはアドバンス召喚できる。②:このカードが召喚に成功したターンのメインフェイズに1度だけ発動できる。手札からレベル6の「エンシェント」モンスター1体をリリースなしで通常召喚する。この効果に対して、相手はモンスター効果を発動できない。③:このカードの攻撃力は、自分のLPから1000を引いた数値になる。
○エンシェント・キュア・エンジェル(Lv6 光属性)
天使族/効果
攻2100/守2500
「エンシェント・キュア・エンジェル」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドの「エンシェント・キュア・エンジェル」以外の「エンシェント」モンスター1体を対象として発動できる。自分はそのモンスターのレベル×300のLPを回復する。②:このカードがフィールドを離れた時に発動する。自分は1000ダメージを受ける。
○祖先との約束(通常魔法)
「祖先との約束」は1ターンに1枚しか発動できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「エンシェント」モンスター2体を手札に加える。
ライフが4700となった今、エンシェント・フェニックスの攻撃力は3700。そのまま攻撃を仕掛けようとしたが、『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』によって攻撃を無効にされ、墓地から『オッドアイズ・ドラゴン』が復活するのを警戒し、バトルフェイズを行わなかった。
「僕はこれでターンエンドだ。思いの外、厄介だね…君のオッドアイズ。」
SEIICHI→LP:4700 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:2 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
そう簡単にやらせてはもらえないわね…霧野くんもやっぱり強い。あの時以上ね。けど、今回も勝たせてもらいます!
「私のターン、ドロー!」
AYA→LP:2700 手札:1 デッキ:29 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
…さっき引いたカードはペンデュラムカードじゃなかったけど、これならイケるわ!
「バトル!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』で『エンシェント・キュア・エンジェル』に攻撃!」
この攻撃が通れば、戦闘ダメージ400に加えて、自らのモンスター効果で1000のダメージを受けてしまう。当然、精一はこの攻撃を受けるしかなく、残りライフが3300にまで減った。メテオバーストでエンシェント・フェニックスを破壊し、さらに1250ダメージを受け、残りライフはわずか2050。攻撃力2800のアブソリュート・ドラゴンの攻撃が通ればフィニッシュだが…?
「終わりです!『オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン』でダイレクトアタック!!」
「この瞬間、僕は墓地から『祖先との約束』を除外し、そのダメージを0にする。そして、受けるはずだった2800の半分、1400のライフを回復する!」
そう簡単に勝利を渡さない男が霧野精一。どうにかつながったが、今の彼の手札は0。これで次のターンをどう乗り切るのか。
「私はこれで、ターンエンド!」
一方、彩の手札も0だが、彼女のフィールドには3体のオッドアイズモンスターがいる。あっという間に優勢になった。
〜現在の状況〜
SEIICHI→LP:3450 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:0 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0
AYA→LP:2700 手札:0 デッキ:29 Mゾーン:3 M・Tゾーン:1 Pゾーン:1
次回予告(ver精一)
どうにか回復する効果で凌いだけど、あのオッドアイズ達をなんとかしない限り僕に勝機は無い。でも今は、今できる精一杯のことをするだけだ!そういえば、さっきからデュエルを見てる人がいるんだけど…あの人って…。
次回 Episode27:来訪者、天導レイン
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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121 | Episode01:危ないスタート | 2429 | 1 | 2015-06-21 | - | |
124 | Episode02:悪魔のドラゴン | 1973 | 2 | 2015-06-22 | - | |
92 | Episode03:切り札 | 1496 | 2 | 2015-06-23 | - | |
106 | Episode04:紅蓮の悪魔 | 1555 | 2 | 2015-06-23 | - | |
94 | Episode05:終止符 | 1457 | 2 | 2015-06-25 | - | |
80 | Episode06の前に(更新済) | 1283 | 2 | 2015-06-25 | - | |
102 | Episode06:黒羽 凛 | 1434 | 1 | 2015-06-27 | - | |
89 | Episode07:同調 | 1346 | 1 | 2015-06-30 | - | |
77 | Episode08:変則試合 | 1331 | 2 | 2015-07-04 | - | |
151 | Episode09:2人の絆 | 1464 | 2 | 2015-07-05 | - | |
74 | Episode10:覚醒 | 1329 | 1 | 2015-07-09 | - | |
94 | Episode11:解放 | 1346 | 2 | 2015-07-13 | - | |
154 | Episode12:最後の封印竜 | 1336 | 0 | 2015-07-14 | - | |
80 | Episode13:ダイヤの煌めき | 1135 | 0 | 2015-07-25 | - | |
102 | Episode14:友のために | 1206 | 0 | 2015-08-12 | - | |
90 | ビヨンドモンスター・ビヨンド召喚について | 1730 | 2 | 2015-08-13 | - | |
136 | 番外編01:遊弥と紅葉の… | 1184 | 2 | 2015-08-19 | - | |
126 | Episode15:紅蓮魔竜解放 | 1416 | 2 | 2015-08-22 | - | |
95 | Episode16:ライセンス | 1296 | 2 | 2015-08-24 | - | |
176 | 少し遅めのキャラ設定(随時更新) | 2186 | 5 | 2015-08-29 | - | |
100 | Episode17:地獄の猛特訓 | 1281 | 1 | 2015-09-06 | - | |
146 | Episode18:関門 | 1435 | 1 | 2015-09-13 | - | |
92 | Episode19:スピードの中で | 1276 | 2 | 2015-09-18 | - | |
124 | Episode20:初の対外試合 | 1294 | 2 | 2015-09-20 | - | |
93 | Episode21:シンクロ封印 | 1235 | 1 | 2015-09-22 | - | |
81 | Episode22:1つの答え | 1234 | 2 | 2015-09-24 | - | |
80 | Episode23:黒羽の誇り | 1274 | 2 | 2015-10-01 | - | |
103 | Episode24:ハイスピードバトル | 1332 | 3 | 2015-10-06 | - | |
73 | Episode25:超越する力 | 1217 | 2 | 2015-10-11 | - | |
85 | Episode26:運命の決戦 | 1204 | 3 | 2015-10-20 | - | |
97 | Episode27:来訪者、天導レイン | 1308 | 2 | 2015-11-03 | - | |
95 | Episode28:遊弥vsレイン | 1400 | 2 | 2015-11-09 | - | |
87 | Episode29:舞い降りた天使 | 1303 | 2 | 2015-12-05 | - | |
80 | Episode30:天使と悪魔 | 1406 | 3 | 2015-12-09 | - | |
105 | Episode31:禁断の無限暗黒竜 | 1468 | 2 | 2015-12-12 | - | |
80 | 番外編02:凛と紅葉が… | 1264 | 0 | 2016-01-05 | - | |
89 | Episode32:パワー・ツール | 1240 | 3 | 2016-01-29 | - | |
85 | Episode33:死した希望の使者 | 1183 | 2 | 2016-01-31 | - | |
114 | Episode34:高貴の翼 | 1454 | 3 | 2016-02-04 | - | |
91 | Epi35:戦慄のリバースビヨンド | 1299 | 1 | 2016-02-13 | - | |
84 | Epi36:加速するカウントダウン | 1254 | 2 | 2016-02-20 | - | |
84 | Epi37:希望のカード『V☆S』 | 1228 | 3 | 2016-03-25 | - | |
75 | Episode38:朱色の夜 | 1236 | 0 | 2016-04-11 | - | |
152 | Episode39:並び立つ盟友 | 1438 | 2 | 2016-04-22 | - | |
85 | Episode40:精一と彩 | 1315 | 2 | 2016-05-30 | - | |
84 | Episode41:漆黒の鎮魂歌 | 1305 | 4 | 2016-06-22 | - | |
129 | Episode42:涅槃の境地へ | 1329 | 4 | 2016-07-02 | - | |
80 | Episode43:トワノキズナ | 1260 | 3 | 2016-07-23 | - | |
144 | Episode44:銀河と宇宙 | 1455 | 3 | 2016-08-09 | - | |
127 | Episode45:銀河眼vs宇宙眼 | 1542 | 0 | 2016-08-20 | - | |
65 | Episode46:絶望の凱旋 | 1138 | 0 | 2016-08-24 | - | |
90 | Episode47:刻まれた記憶の欠片 | 1162 | 1 | 2016-09-06 | - | |
123 | Episode48:希望の行方 | 1520 | 0 | 2016-09-13 | - | |
89 | Episode49:悪夢の決戦前夜 | 1107 | 0 | 2016-10-03 | - | |
76 | Episode50:創世の星屑竜 | 1068 | 0 | 2016-10-25 | - | |
132 | Episode51:託された未来 | 1204 | 0 | 2016-10-30 | - | |
132 | 番外編03:遊弥と花奈の... | 1270 | 2 | 2016-11-02 | - | |
107 | 未投稿オリカ紹介①(使用者:藤堂遊弥) | 1256 | 0 | 2016-11-09 | - | |
119 | 未投稿オリカ紹介②(使用者:赤城紅葉) | 1243 | 0 | 2016-11-26 | - | |
105 | 未投稿オリカ紹介③(使用者:茨木花奈) | 1245 | 0 | 2016-12-08 | - | |
60 | 未投稿オリカ紹介④(使用者:霧野命慈) | 1044 | 0 | 2016-12-20 | - | |
66 | 未投稿オリカ紹介⑤(使用者:霧野精一) | 1139 | 0 | 2016-12-30 | - | |
109 | Episode52:極寒の夏 | 1213 | 2 | 2017-01-01 | - | |
153 | Episode53:闇の邂逅 | 1372 | 2 | 2017-01-07 | - | |
87 | Episode54:呪縛竜復活 | 1124 | 0 | 2017-01-11 | - | |
127 | Episode55:届かぬ声で... | 1044 | 2 | 2017-01-15 | - | |
141 | Episode56:禁忌の目覚め | 1128 | 5 | 2017-01-19 | - | |
124 | Episode57:共鳴する四龍 | 1173 | 4 | 2017-01-25 | - | |
78 | Episode58:本当の気持ち | 1273 | 3 | 2017-01-30 | - | |
82 | Episode59:真実への鍵 | 1158 | 2 | 2017-02-08 | - | |
82 | IF01:バレンタインデー | 1353 | 6 | 2017-02-11 | - | |
74 | Episode60:エレンとアレックス | 1158 | 3 | 2017-02-16 | - | |
179 | ルール改訂と今後の進行について | 1393 | 2 | 2017-02-18 | - | |
67 | Episode61:想いの証 | 1051 | 5 | 2017-02-21 | - | |
91 | Episode62:茨の道標 | 1242 | 5 | 2017-02-27 | - | |
136 | Episode63:光と闇の花 | 1099 | 3 | 2017-03-20 | - | |
89 | Episode64:渇望と葛藤 | 1139 | 2 | 2017-03-23 | - | |
85 | Episode65:麗しき孤月 | 1082 | 2 | 2017-03-29 | - | |
149 | Episode66:月夜のイリュージョン | 1417 | 2 | 2017-04-21 | - | |
164 | Episode67:常闇に消える月華 | 1416 | 1 | 2017-05-05 | - | |
109 | Episode68:模索者たち | 1146 | 4 | 2017-07-22 | - | |
122 | Episode69:純黒の反逆者 | 1249 | 0 | 2017-07-27 | - | |
138 | Episode70:紅と黒の禁呪 | 1155 | 2 | 2017-08-07 | - | |
101 | Episode71:希望は往く | 1290 | 3 | 2017-08-17 | - | |
152 | Episode72:リリーの過去 | 1290 | 2 | 2017-08-24 | - | |
84 | Episode73:異次元の亡霊 | 1221 | 2 | 2017-09-13 | - | |
121 | Episode74:覚醒の鼓動 | 1388 | 3 | 2017-09-22 | - | |
138 | Episode75:挑戦者の儀 | 1140 | 0 | 2017-10-05 | - | |
143 | Episode76:神速の決闘 | 1229 | 2 | 2017-11-14 | - | |
66 | Episode77:動き出す陰謀 | 937 | 2 | 2018-01-23 | - | |
85 | Episode78:最期の兄弟喧嘩 | 928 | 2 | 2018-03-03 | - | |
151 | Episode79:黄龍の手向け | 986 | 2 | 2018-03-28 | - | |
116 | Episode80:堕天使の罠 | 960 | 0 | 2018-04-14 | - | |
113 | Episode81:断罪する魔神 | 961 | 0 | 2018-04-19 | - | |
127 | Episode82:姫君のバイブル | 1063 | 1 | 2018-05-07 | - | |
129 | Episode83:開かれたページ | 1093 | 0 | 2018-05-11 | - | |
171 | Episode84:望まぬ決戦 | 1128 | 2 | 2018-05-29 | - | |
84 | 未投稿オリカ紹介⑥(使用者:古城奏多) | 1013 | 0 | 2018-05-31 | - | |
147 | 未投稿オリカ紹介⑦(使用者:清水ルーナ) | 1201 | 0 | 2018-06-02 | - | |
149 | 未投稿オリカ紹介⑧(使用者:アレックス) | 1071 | 0 | 2018-06-04 | - | |
69 | 未投稿オリカ紹介⑨(使用者:リリー) | 901 | 0 | 2018-06-06 | - | |
202 | 未投稿オリカ紹介⑩(使用者:ソフィア) | 1297 | 0 | 2018-06-06 | - | |
129 | 呪縛竜のおさらい | 906 | 0 | 2018-06-06 | - | |
117 | IF02:星 遊未 | 895 | 0 | 2018-06-09 | - | |
88 | Episode85:新たなる激闘へ | 1085 | 0 | 2018-07-10 | - | |
118 | Episode86:愛するもの | 983 | 0 | 2018-07-27 | - | |
83 | Episode87:涅槃を超えた先 | 947 | 0 | 2018-08-10 | - | |
134 | Episode88:終焉の弧光 | 1363 | 0 | 2018-09-12 | - | |
73 | 【重要】投稿再開のお知らせ | 836 | 3 | 2022-06-04 | - | |
54 | Episode89:四竜が紡いだ奇跡 | 528 | 3 | 2022-06-25 | - | |
59 | Episode90:光臨者、天導レイン | 521 | 2 | 2022-07-07 | - | |
58 | Episode91:舞い堕ちた天使 | 502 | 2 | 2022-09-03 | - | |
60 | Episode92:紅の決意 | 548 | 0 | 2022-09-19 | - | |
54 | Episode93:凛々しい黒羽 | 592 | 0 | 2022-10-04 | - | |
66 | Episode94:最強の双子 | 553 | 0 | 2022-10-24 | - | |
47 | Episode95:最凶の龍 | 556 | 0 | 2022-12-29 | - | |
53 | Episode96:神の恵 | 534 | 0 | 2023-01-18 | - | |
76 | Episode97:先導者vs時空竜 | 637 | 0 | 2023-01-22 | - | |
44 | Episode98:トワノチカイ | 519 | 0 | 2023-02-14 | - | |
53 | Episode99:遊弥、復活 | 549 | 0 | 2023-03-12 | - | |
50 | Episode100:目覚めし星の光 | 578 | 0 | 2023-03-26 | - | |
64 | Episode101:決戦・冀望郷 | 486 | 0 | 2023-05-03 | - | |
39 | Episode102:最弱の意地 | 464 | 0 | 2023-06-28 | - | |
37 | Episode103:永遠の友達 | 321 | 0 | 2023-11-26 | - | |
48 | Episode104:うららの運命 | 224 | 0 | 2024-04-29 | - | |
30 | Episode105:胡桃の最終演目 | 223 | 0 | 2024-05-06 | - | |
28 | Episode106:希望の少女たち | 241 | 1 | 2024-05-16 | - | |
43 | Episode107:輝く希望 | 332 | 0 | 2024-08-11 | - | |
28 | 第4章完結記念外伝&重大発表 | 336 | 0 | 2024-08-13 | - | |
36 | 第4章初登場オリカまとめ | 291 | 0 | 2024-08-17 | - | |
21 | IF03:愛の形 | 133 | 0 | 2024-10-24 | - | |
18 | Episode108:最期の戦い | 123 | 0 | 2024-11-16 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
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- 01/15 15:53 評価 5点 《鎧騎士竜-ナイト・アームド・ドラゴン-》「漫画版万丈目のリメ…
- 01/15 15:48 評価 8点 《光と昇華の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《闇と消滅の…
- 01/15 15:46 評価 9点 《闇と消滅の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《光と昇華の…
- 01/15 15:42 評価 9点 《光と闇の竜王》「融合版《光と闇の竜》の割と評価が難しいカード…
- 01/15 15:06 評価 3点 《ヴェノム・サーペント》「《ヴェノム》の下級モンスターの一体。…
- 01/15 15:00 評価 2点 《ヴェノム・スネーク》「今見ると《捕食植物》の元になったと思わ…
- 01/15 13:10 デッキ テラナイト
- 01/15 12:39 デッキ ファンカスノーレ
- 01/15 10:59 SS 26話 共同戦線Ⅰ
- 01/15 10:51 評価 1点 《シールドスピア》「何となく強そうな名前とイラストにやる気の無…
- 01/15 10:50 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 01/15 09:50 評価 3点 《ヴェノム・コブラ》「メインデッキに入る《ヴェノム》では唯一の…
- 01/15 09:22 評価 5点 《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》「《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》に続く新…
- 01/15 09:07 評価 4点 《蛇神の勅命》「《ヴェノム》モンスターを手札から見せるだけで魔…
- 01/15 01:39 評価 3点 《幻獣機コンコルーダ》「トークンを護る立場と思わせて、今際の際…
- 01/14 23:38 SS 第29話 旅館の女将はネギ農家
- 01/14 22:49 デッキ 【1月新規代用カード入】FW@イグニスター2
- 01/14 19:51 SS 第52話:堕ちた力
- 01/14 16:42 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
そしてみんなのお兄ちゃん精一。回復で持つとはしぶとい。って言うかオッPくらいいて良いじゃない。 (2015-10-20 20:32)
コメントありがとうございます。まさか紅葉にデュエルの内容をぶっ飛ばせる力があったとは…(苦笑)。まあ、今更ですが紅葉はメッチャ可愛いヒロインです。(でも貧ny…ペッタンコ)
精一が使う【エンシェント】には通常召喚の回数を増やすだけでなく、ライフを回復することも出来るので結構しぶとく生き残ります。
オッPがないのは…諸事情です。 (2015-10-21 22:48)