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HOME > 遊戯王SS一覧 > Episode30:天使と悪魔

Episode30:天使と悪魔 作:カズ

〜現在の状況〜
KUREHA→LP:700 手札:2 デッキ:34 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0

AOI→LP:1575 手札:2 デッキ:31 Mゾーン:1 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0


さて…と、まずはあのクリスティアをどうにかしなきゃね。とりあえず次のターン、あのモンスターは攻撃できない。だから準備するなら今しかないわね。
「私のターン!私は手札から『魔王 デモンズ・レイ』をペンデュラムゾーンに置き、このカードを自らの効果で破壊。そして速攻魔法『デモンズ・アーク』を発動!ペンデュラムゾーンのカードが破壊された時、デッキからペンデュラムモンスターの『デモンズ・ナビゲーター』と『デモンズ・サイクロプス』を手札に加える!でもこのターン、私はペンデュラム召喚はできない!」
「まあ、クリスティアがいる限り不可能ですけどね!それで、もう終わりかしら?」
いくら自分がクリスティアを召喚したからって何よあの態度は…。同じ中学生として目に余るわね。
「私はモンスターを裏側守備表示でセットして…ターンエンド。」
特殊召喚を封じられている以上、今は耐え抜くしかないわね。
私はアクションマジックを探すために走った。それにしても結構疲れるわ…。

*デモンズ・アーク(速攻魔法)
「デモンズ・アーク」を発動したターン、自分はP召喚できない。①:自分のPゾーンの「デモンズ」カードが破壊された場合に発動できる。デッキからカード名が異なる「デモンズ」Pモンスター2体を手札に加える。


赤城紅葉…クリスティアを召喚されて尚、諦めないその姿勢は認めてあげる。でも、私の勝ちは揺るがないわ。
「私のターン!私は『閃光の結界像』を召喚!」

*閃光の結界像(Lv4 光)
天使族/効果
攻1000/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いに光属性以外のモンスターを特殊召喚できない。


このカードによって紅葉は光属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなってしまった。だがそれでも紅葉は諦めた顔をしないどころか、逆に笑っている。どんなに不利な状況であっても笑顔を忘れてはいけないことを遊弥のデュエルを見て学んだのだ。だから彼女は決して屈しない。
だがそれを見て葵が不快にならないはずがない。結界像で裏守備のモンスターに攻撃を仕掛けてきた。ここはアクションマジックで凌ぐだろうと誰もがそう思ったのだが、紅葉は一切その素振りを見せなかった。なぜなら…。
「甘いわね!私が伏せたモンスターはリバース効果を持ったペンデュラムのチューナーモンスター『デモンズ・レオパルド』!」
「なっ…?!ペンデュラムのリバースで…チューナーですって?!そんなの聞いたことないわよ!」
「その効果で攻撃してきたモンスターを破壊し、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与えるわ!」

*デモンズ・レオパルド(Lv3 闇)
悪魔族/ペンデュラム/チューナー/リバース/効果
攻700/守1100
青:5 赤:5
[P効果]
無し。
[M効果]
このカードがリバースした場合、このカードと戦闘を行ったモンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。


結界像の攻撃力は1000。それに対しレオパルドの守備力はなんと1100。守備力が500未満なのが多いデモンズモンスターの中では貴重なモンスターだ。これで戦闘ダメージ100に加え、効果ダメージによって500、計600のダメージが入り葵の残りライフは975になった。
「おのれっ…私はカードを1枚伏せてターンエンド!」
今、葵が伏せたカードは『奈落の落とし穴』。もし紅葉がペンデュラム召喚を決めてきたら返り討ちにしてやろうという魂胆だ。それには攻撃力が元に戻ったクリスティアをどうにかしなければならないのだが、紅葉にはすでにそのプランは立っていた。あとは次のドロー次第。
ここで決めなきゃ女が廃る!絶対に勝つわよ。
「私のターン!ドロー!」
KUREHA→LP:700 手札:3 デッキ:30 Mゾーン:1 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0

「ごめんなさい…喜多村さん、これでファイナルターンになりそうです。私は手札から速攻魔法『サイクロン』を発動!その伏せカードには消えてもらうわ!」
「しまったっ…!」
だんだん葵の表情に余裕が無くなっていく。このターンでクリスティアが破壊されるのではないのかという不安が彼女の頭をよぎったのだ。だが紅葉の手札は2枚。それにモンスターゾーンには守備力1100のモンスターが1体のみ。状況を今一度整理すればまだ慌てる段階ではなかった。しかし…紅葉が前のターンで手札に加えたペンデュラムカード、あれの存在を思い出した。
すかさず、紅葉がそのカードをペンデュラムゾーンにセットした。
「私はスケール3の『デモンズ・ナビゲーター』とスケール11の『デモンズ・サイクロプス』で、ペンデュラムスケールをセッティング!」
葵が知っている範囲のペンデュラムスケールは10までなので、紅葉がセットしたスケール11という数字は今まで聞いたことがなかったのだ。だが、いくら高スケールのペンデュラムカードを置こうとも、クリスティアがいる限り無用の長物…などという葵の甘い考えは通じなかった。
「私は『デモンズ・ナビゲーター』のペンデュラム効果発動!墓地からレベル4以下のモンスター1体を除外することで、相手フィールドのレベル6以上のモンスター1体を破壊できる!もちろん…クリスティアを破壊!」
「しまったっ…!」
これで葵のフィールドからクリスティアが消え、特殊召喚不可能という困難に打ち勝った。
「それではお待ちかねの…ペンデュラム召喚!と、いっても今回は1体だけ!『魔王 デモンズ・レイ』!!」
攻撃力3600の最上級モンスターが紅葉のフィールドに降臨した。その姿はまさに魔王。封印竜とはまた別の意味で威圧感が凄まじい。
「さあ、バトルよ!デモンズ・レイでダイレクトアタック!!」
この攻撃が通ってしまえば葵の負けは確定なので、彼女はどうにかしてアクションマジック『回避』を拾ったのだが…。
「私もアクションマジックを発動するわ!そのカードは…『ノーアクション』!あなたのアクションマジックの発動は無効よ!」
不幸にも、紅葉が発動したアクションマジックによって可能性は潰えた。結局、そのまま紅葉が第1戦の勝利を収めた。
(あとで遊弥に甘えちゃおうかな?そろそろ振り向いてくれないと…告白する機会が無くなっちゃうからね。次は何してもらおっかな〜。大胆にキスとか?キャー恥ずかしい!///)
デュエルが終わった後、ちゃっかりこんな事を考えていた紅葉であった。

「紅葉先輩、おめでとうございます!」
最初に遊弥に「おめでとう」を言って欲しかったのだが、凛によって狙ったかのようなタイミングで干渉を受けた。それに遊弥も何か考え事をしていたので、初めから言ってもらえなかったかもしれない。
次はいよいよ第2戦、霧野 精一vs池谷 竜馬(いけや りょうま)の試合……になるはずだったのだが、対戦相手である池谷が全く現れない。
ちなみに彼のデータだが、完成度の高い【ライトロード】デッキを使ってきて、最後に『裁きの龍』でトドメを刺すという戦法を多用する。こればっかりは精一でも叶わないのか…と思っていたが、4分経っても一向に現れない。何かあったのだろうか?
凛の対戦相手である1年生の神谷 希(かみや のぞみ)が何やら置手紙と思われるものを発見し、そのまま読み上げた。
「え〜っと何々…『すまん!面白そうなものを見つけたからこの決闘はお預けするぜよ』…?!さすがは池谷先輩っていうか、何というか…超フリーダムです…。」
手紙から分かるように、池谷は坂本龍馬で有名な高知県の出身なのだ。だから時折、土佐弁を織り交ぜながらしゃべることがある。
何はともあれ、2回戦はまさかの不戦勝。そのまま精一が流れで勝ってしまった。
(何だろう…この虚しさ。)
精一はしばらく放心状態になったとか。やはりデュエルが出来ずに終わってしまうとデュエリストはこうなるのだろうか。
と、いうわけで第3戦、藤堂 遊弥vs夏川 ほむら(なつかわ ほむら)の試合が始まろうとしていた。ほむらは見るからに熱血漢であり、遊弥がちょっと苦手意識を持つようなタイプである。だがデュエルとなっては話は別だ。
「よっし…行くか!」
2回ほど自分の頬を叩き、遊弥は気合いを入れた。そこへ…「ヤツ」が直接脳内に語りかけてきた。『エビル・シンクロン』である。
(今回のデュエル…お前は究極の力を目覚めさせる。そのためには俺様の力が必要になる。だから協力しようぜ…。)
ーーはいはい、分かった分かった。でもホントに出せるのかよ…何だっけ?えーと…『無限暗黒竜』とやら。
(なぁに、心配すんな。)
ーー不安要素しかないんだがな。


色々と脳内会話をしながらアクションフィールドへ足を踏み入れた。どうやら次は『未来都市ハートランド』に決まったようだ。街明かりがすごく眩しい。何だろう…これから出すであろう『無限暗黒竜』とやらにはスッゲー場違いな気がする。
そして紅葉の時のように例の「アレ」が流れた。
『戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が、モンスターと共に地を舞い、宙を舞い!』
『フィールド内を駆け巡る!見よ!これぞ、デュエルの最終進化系!』
『『アクショーーン……!』』
やはり指をパチーン!と鳴らす音も聞こえ、デュエルが始まった。
「「デュエル!!」」
YUMI→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0

HOMURA→LP:4000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0

先攻はほむらが取った。精一のデータによれば彼は【BK】を使用するようで、『BK 拘束蛮兵リードブロー』などエクシーズ召喚を駆使して戦う。
「行くで!ワイは『BK グラスジョー』を召喚し、更に手札から『BK スパー』を特殊召喚や!」
…ほむらさんって、熱血漢だけじゃなくて関西出身だったんだ。リアルで関西弁を聞いたの、俺、初めてかもしれない。
更にほむらは、この2体を素材として『BK 拘束蛮兵リードブロー』をエクシーズ召喚した。

*BK グラスジョー(Lv4 炎)
戦士族/効果
攻2000/守0
このカードが攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。このカードがカードの効果によって墓地へ送られた時、自分の墓地から「BK グラスジョー」以外の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

*BK スパー(Lv4 炎)
戦士族/効果
攻1200/守1400
自分フィールド上に「BK」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚した場合、このターン自分はバトルフェイズを行えない。

*BK 拘束蛮兵リードブロー(ランク4 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2200/守2000
「BK」と名のついたレベル4モンスター×2
自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊される場合、その破壊されるモンスター1体の代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。また、このカードのエクシーズ素材が取り除かれた時、このカードの攻撃力は800ポイントアップする。


1ターン目からこんなあっさりとエクシーズ召喚を決めてきた。あのモンスターの攻撃力はオーバーレイユニットが無くなる度に800アップするので、攻撃力が最大で3800にもなる攻撃型のモンスターだ。
「ワイはカードを1枚伏せてターン終了や!」

こりゃ参ったな…やっぱあれは出されるよな。だったら俺もやりますか。
「俺のターン!まずは『スターダスト・ハルモニア・トランペッター』を召喚!その効果で、デッキから『スターダスト・ヴァルキリー』を特殊召喚!」
更に遊弥はヴァルキリーの効果を使い、デッキから『スターダスト・ソルジャー』を手札に加え、そのカードをペンデュラムゾーンにセットした。
「攻撃力が足らんで?そないモンスターいくら並べても、ワイには通用せんで?」
「分かってます!手札から魔法カード『スターダスト・フュージョン』を発動!フィールドのハルモニア・トランペッターとヴァルキリーで融合召喚!レベル8『スターダスト・クレッシェンド・エンジェル』!」

*スターダスト・クレッシェンド・エンジェル(Lv8 風)
天使族/融合/効果
攻2000/守1200
「スターダスト・ハルモニア・トランペッター」+天使族「スターダスト」モンスター
このカードは上記カードを融合素材とした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。自分は「スターダスト・クレッシェンド・エンジェル」を1ターンに1枚しか特殊召喚できない。①:このカードが融合召喚に成功した場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを回復する。②:自分のLPが相手より多い場合、このカードの攻撃力はその差の数値分アップする。③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分にダメージを与える効果は、自分のLPを回復する効果になる。


遊弥の新たな『スターダスト』、しかも融合モンスターが降臨した。
「俺はクレッシェンド・エンジェルの効果発動!リードブローの攻撃力、2200のライフを回復!そしてクレッシェンド・エンジェルの攻撃力は、相手ライフとの差だけ攻撃力を上げる!」
「ちゅーことは…攻撃力4200やと?!」
そう、これでほむらが否が応でもリードブローの効果を使わなければならなくなる状況に持ってきた。
「バトルだ!クレッシェンド・エンジェルでリードブローに攻撃!」
「ここは通す訳にはいかん!リードブローの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使って、破壊を無効にしたるわ!」
「でもダメージは受けてもらいます!」
いくら破壊を免れたとはいえダメージは入る。4200-3000=1200のダメージを受け、ほむらの残りライフは2800になった。それによりクレッシェンド・エンジェルの攻撃力も更に1200アップし、5400になった。
すると、またしても『エビル・シンクロン』が脳内に話しかけてきた。
(ふん、気に入らねえ真似しやがって。)
ーーうっせーな。ちゃんとお前のお望み通りの展開だからいいじゃねーか。
(まあ、どう足掻こうがお前は『無限暗黒竜』を出すハメになっちまうがな。その時まで待つさ。)
ーーったく、素直じゃねーヤツだな。
(まあいい、早速呼び出したところ悪りぃが、次のターンでソイツは消えるぞ?)
ーーマジかよ。ってかお前にはこのデュエルの展開が分かるのかよ。
(あぁ。全部、な。早めにアクションマジックは取っといた方がいいんじゃねーか?)

どうやら彼(?)にはデュエルの展開が全て見えているらしい。お前は何処のNo.96かよと言ってやりたい所だったが、そこは堪えた。
「俺は『スターダスト・ソルジャー』のペンデュラム効果発動!このカードを破壊し、デッキから『スターダスト・アッパーウィング・ペガサス』を手札に加え…カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
さて…6200もライフがあるとはいえ、クレッシェンド・エンジェルはどの道破壊される。『ミラー・バリア』あたりがあればどうにかなるが…どれか分からない。
そうこうしている内に、ほむらのターンに移行した。
「ワイのターン、ドロー!」
HOMURA→LP:2800 手札:3 デッキ:34 Mゾーン:1 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0

よっしゃ…手札に問題はないわ。だったら最初はコイツや!
「リードブローのオーバーレイユニットを1つ取り除いて、手札から『BK シャドー』を特殊召喚!」
それと同時に墓地へ送られたグラスジョーの効果も発動し、墓地から『BK スパー』を回収した。だがこれで終わらなかった。
「更に罠カード『激流葬』を発動や!これで互いのモンスターは全滅!」
しかしそんなことをすれば折角攻撃力3800のリードブローまで巻き添えを喰らってしまう。それを回避すべく、ほむらはアクションマジックの所へ全力疾走した。果たしてそのカードとは…。
「よっしゃ!『ミラー・バリア』ゲット!リードブローの破壊を無効にする!今日はいつもよりツイとるわ〜。」
結果としてシャドーは破壊されたものの、遊弥のモンスターを破壊することに成功した。しかもほむらはまだ召喚権を使っていない。
「まだまだ!『BK スイッチヒッター』を通常召喚し、その効果で墓地からグラスジョーを復活や!更にさらに、ワイはレベル4のスイッチヒッターとグラスジョーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4『No.79 BK 新星のカイザー』!!」

*BK シャドー(Lv4 炎)
戦士族/効果
攻1800/守1400
自分のメインフェイズ時に発動できる。自分フィールド上の「BK」と名のついたエクシーズモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、このカードを手札から特殊召喚する。「BK シャドー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

*BK スイッチヒッター(Lv4 炎)
戦士族/効果
攻1500/守1400
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。この効果を発動するターン、自分は「BK」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。

*No.79 BK 新星のカイザー(ランク4 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2300/守1600
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。自分の手札・墓地から「BK」と名のついたモンスター1体を選んで、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、自分の墓地からレベル4以下の「BK」と名のついたモンスターを選択して特殊召喚できる。


攻撃力3800と2500の強力なエクシーズモンスターが遊弥の前に立ちはだかる。それに今の彼のフィールドには伏せカードが1枚のみ。
「よっしゃバトルや!リードブローでダイレクトアタック!」
「ここで俺は罠カード『くず鉄のかかし』を発動し、リードブローの攻撃を無効にする!」
「だったらこっちはどや!新星のカイザーでダイレクトアタック!」
「くっ…!」
さすがにこの攻撃はアクションマジックを使って回避するしかないと思ったが何故か『ミラー・バリア』を引き当ててしまい、そのまま2500のダメージを受けてしまった。
「うぐっ!…いって〜、クレッシェンド・エンジェルを1ターン目に召喚しといて良かったぜ…。」
とはいえ、フィールドのモンスターは全滅か。やっぱ皆強いな。
「ワイはこれでターンエンド!どや!ワイの炎の拳は!舐めてかかると火傷するさかい、気をつけなあかんで!」

〜現在の状況〜
YUMI→LP:3700 手札:4 デッキ:31 Mゾーン:0 M・Tゾーン:1 Pゾーン:0

HOMURA→LP:2800 手札:2 デッキ:34 Mゾーン:2 M・Tゾーン:0 Pゾーン:0


次回予告(ver.遊弥)
くっ…!やっぱりほむらさんは強い。まさか自滅覚悟で激流葬を使ってくるなんて…でも、だからって負けるつもりはこれっぽっちもない!俺はレベル9の『スターダスト・ダークマター・ドラゴン』にレベル1の『エビル・シンクロン』をチューニング!…永遠の闇を彷徨いし竜よ、その漆黒の翼はためかせ、刃向かう敵を全て消し去れ!

次回 Episode31:禁断の無限暗黒竜
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ター坊
完全に紅葉ちゃん恋する乙女じゃないですか。はよ式挙げよう。
一方、アホっぽいバリアン七皇の一人と同じBK使いのほむらさんとのデュエル。遊弥は今度こそちゃんと闇を操れるのか? (2015-12-09 21:25)
カズ
ター坊さん
コメントありがとうございます。いい加減紅葉と遊弥をくっ付けたいんですが…今はまだその時ではないです。
さて…次回は遊弥が禁断の力を手に入れますが、arc-vで遊矢が最初に覇王黒竜をエクシーズ召喚した時みたいに暴走するのか、それとも使いこなせるのか…お楽しみはこれからだ! (2015-12-09 22:23)
カズ
キャラ設定に「池谷 竜馬」と「夏川 ほむら」を追加しました。 (2015-12-09 22:24)

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137 Episode72:リリーの過去 1160 2 2017-08-24 -
68 Episode73:異次元の亡霊 1099 2 2017-09-13 -
109 Episode74:覚醒の鼓動 1290 3 2017-09-22 -
119 Episode75:挑戦者の儀 1061 0 2017-10-05 -
124 Episode76:神速の決闘 1148 2 2017-11-14 -
52 Episode77:動き出す陰謀 837 2 2018-01-23 -
67 Episode78:最期の兄弟喧嘩 847 2 2018-03-03 -
138 Episode79:黄龍の手向け 923 2 2018-03-28 -
106 Episode80:堕天使の罠 897 0 2018-04-14 -
97 Episode81:断罪する魔神 882 0 2018-04-19 -
109 Episode82:姫君のバイブル 979 1 2018-05-07 -
116 Episode83:開かれたページ 1014 0 2018-05-11 -
153 Episode84:望まぬ決戦 1015 2 2018-05-29 -
68 未投稿オリカ紹介⑥(使用者:古城奏多) 876 0 2018-05-31 -
121 未投稿オリカ紹介⑦(使用者:清水ルーナ) 1108 0 2018-06-02 -
133 未投稿オリカ紹介⑧(使用者:アレックス) 996 0 2018-06-04 -
51 未投稿オリカ紹介⑨(使用者:リリー) 816 0 2018-06-06 -
185 未投稿オリカ紹介⑩(使用者:ソフィア) 1200 0 2018-06-06 -
110 呪縛竜のおさらい 830 0 2018-06-06 -
103 IF02:星 遊未 804 0 2018-06-09 -
70 Episode85:新たなる激闘へ 984 0 2018-07-10 -
103 Episode86:愛するもの 866 0 2018-07-27 -
69 Episode87:涅槃を超えた先 864 0 2018-08-10 -
114 Episode88:終焉の弧光 1246 0 2018-09-12 -
59 【重要】投稿再開のお知らせ 685 3 2022-06-04 -
40 Episode89:四竜が紡いだ奇跡 435 3 2022-06-25 -
44 Episode90:光臨者、天導レイン 436 2 2022-07-07 -
46 Episode91:舞い堕ちた天使 389 2 2022-09-03 -
47 Episode92:紅の決意 456 0 2022-09-19 -
36 Episode93:凛々しい黒羽 432 0 2022-10-04 -
51 Episode94:最強の双子 439 0 2022-10-24 -
32 Episode95:最凶の龍 451 0 2022-12-29 -
39 Episode96:神の恵 432 0 2023-01-18 -
51 Episode97:先導者vs時空竜 493 0 2023-01-22 -
30 Episode98:トワノチカイ 418 0 2023-02-14 -
37 Episode99:遊弥、復活 393 0 2023-03-12 -
33 Episode100:目覚めし星の光 396 0 2023-03-26 -
36 Episode101:決戦・冀望郷 349 0 2023-05-03 -
22 Episode102:最弱の意地 303 0 2023-06-28 -
15 Episode103:永遠の友達 195 0 2023-11-26 -

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