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Episode90:光臨者、天導レイン 作:カズ
「……この国も完全に荒廃してしまっているな」
レインが1人で飛んだ座標は、通天閣の真下だった。自転速度が急上昇した影響で天候は大荒れとなっており、少しでも気を抜くと簡単に吹き飛ばされてしまうほどの強風が全国を襲っていた。
よほどのことがない限り誰も外を出歩かない状況にも関わらず、レインの他に1人だけ、同じ場所にデュエルディスクを装着している少年がいた。その少年はレインの存在に気付くや否や、不敵な笑みと共に声をかけてきた。
「わざわざこんな所に、一体どういう了見なん?」
「君こそ、誰一人としていないこんな場所で誰かを待っていたように見えるのだが……まさか、君がオーバーハンドレッド・ナンバーズの所有者か?」
「流石ジュニアチャンピオン、物分かりよくて助かるわ。本命は藤堂遊弥へのリベンジだったんが、それ以上の大物が掛かってくれたで」
レインと相対したデュエリストは、かつて遊弥とも激しい戦いを繰り広げたことがある「夏川ほむら」だった。元々関西出身の彼がこの地にいることはおかしくないのだが、問題なのは彼がオーバーハンドレッド・ナンバーズの所有者だと自ら宣言したことだった。
大方、呪縛竜決戦前から日本中を飛び回った奏多もしくはルーナとのデュエルに敗北し、そのままエースの傀儡となったところだろう。そう推測したレインだったが、洗脳能力が呪縛竜ほど強力ではなかったためか、彼からは洗脳された様子は見受けられなかった。とはいえ誰が相手であっても負けられないことに変わりはない。
レインとほむらの決戦が今、始まった。
「「デュエル!!」」
RAIN→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
HOMURA→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN01
「先攻は貰うで!『BK ヘッドギア』を通常召喚し、効果発動!デッキから『BK カウンターブロー』を墓地へ送らせてもらうわ。続けて『BK スパー』を特殊召喚!このカードはワイのフィールドに『BK』がおったら特殊召喚できるんやが、特殊召喚したらバトルフェイズを行えへん」
「だが、今は先攻1ターン目……」
「せや。痛くも痒くもない。そしてこの2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!現れろ『No.79 BK 新星のカイザー』!!」
ほむらが先攻を取ったが、【BK】は相手との戦闘を通じて自らを高みへ昇っていくテーマだ。そのため基本的に彼は後攻を取ることが多いのだが、スパーのように「バトルフェイズを行えない」制約を回避するために先攻からの戦術も得意としている。
しかし先攻はドローも攻撃もできないため、如何に盤面を固めることができるのかが要となってくる。しかも今回は天導レインが相手であるため生半可な布陣ではあっという間に攻略されてしまうが、初動は控えめだった。
「カイザーの効果発動!手札の『BK ビッグバンテージ』を自らのオーバーレイ・ユニットとして追加する。カードを1枚セットしてターンエンドや。先攻やとできることは限られるが、これで充分や」
HOMURA→LP:8000 手札:1 デッキ:34 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN02
「俺のターン!!」
レインには封印竜や覚醒竜のように特別なカードは持っていない。今の自分では呪縛竜という最凶の力を手にしたかつてのライバル・古城奏多には決して勝てないこと、そして同じく自分と行動を共にしたトワもオーバーハンドレッド・ナンバーズの手に堕ちてしまい、ジュニアチャンピオンという称号などこの戦場では何の意味も持たないことを否が応でも分からされた。
今の自分にできることは遊弥が一刻も早く目覚めてくれることを願い、1人のデュエリストとして目の前の相手と全力で対峙することだけ。小さなことかもしれないが、それが第二次アストラル大戦を終わらせる唯一の道なのだ。
「魔法カード『光臨する使徒』を発動!このカードはメインフェイズ1開始時のみ発動でき、その効果でデッキから『光臨者 プリズムメイク・ウィザード』を特殊召喚する。俺のフィールドにモンスターが存在しなかった状態でこのカードを発動したことにより、手札から新たな『光臨者』を特殊召喚できる。舞い降りよ、『光臨者 レインフォール・トランペッター』!」
「【光臨者(ビジター)】……まさか、そのデッキと戦えるなんてな」
「知っているようで光栄だ。レインフォール・トランペッターの効果発動!このカードが特殊召喚に成功したことで、デッキから自身以外の『光臨者』1体を特殊召喚できる。現れろ、『光臨者 レインバード』!そしてレインバードはデュエル中に1度、デッキから『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』1体を手札に加えることができる。更に俺はプリズムメイク・ウィザードの効果で500ポイントのライフを払い、デッキから『光臨者 ディスク・レイヤー』を手札に加え、そのまま通常召喚!これで全ての準備が整った」
レインは多様なデッキを扱うが、その中でも光学現象をモチーフにした【光臨者】は彼が「最強のデッキ」として愛用しており、古城奏多からジュニアチャンピオンの座を勝ち取った時もこのデッキを使用していた。普段のデュエルでは【光臨者】でこそないものの強力なデッキを使用しているのだが、レインが再びこのデッキを使うというのは、彼の「絶対に負けない」という覚悟の表れなのだろう。
レインフォール・トランペッターとレインバードをリリースし、彼のデュエルの中核を担う切り札であり、彼のデュエルの象徴たる七色の竜を呼び出した。
「天穿つ七色の光よ、混沌に堕ちたこの世界を平和へと導け!降臨せよ、俺の分身!!『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』!!」
「レインボーオーブ……あんさんの本気っちゅーわけか」
「レインボーオーブ・ドラゴンが特殊召喚に成功したことで、デッキから自身と同名のモンスター2体を手札に加える。そして『光臨者 ディスク・レイヤー』の効果発動!俺のフィールドにレベル5以上の『光臨者』が特殊召喚されたことで、手札1枚を捨ててデッキから儀式モンスターと『リターン・オブ・レインボー』を手札に加える」
【光臨者】はレインボーオーブ・ドラゴンを中心に構築されているが、儀式・融合・シンクロ・エクシーズ召喚に必要なギミックも入っている。しかしそれら全てを効率よく運用するためにレインのデッキはほぼ全てのカードを1枚ずつ投入したハイランダー構築に近いものとなっているが、それでも安定した展開を行えるのは、彼の長い経験とデッキへの信頼感が成せる業だといえる。
「儀式魔法『リターン・オブ・レインボー』を発動!レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにモンスターをリリースし、手札から『光臨者』の名を持つ儀式モンスター1体を儀式召喚する。この時、俺のフィールドにレインボーオーブが存在することで、墓地のモンスターを除外することでもリリースの代わりにできる。フィールドのディスク・レイヤーをリリースし、墓地のレインフォール・トランペッターを除外。儀式召喚!!現れろ『向日の光臨者 ウェーゲナー』!!」
レインボーオーブ・ドラゴンは高い攻撃力を持っている反面、カード効果への耐性が殆どない。それを補うためにウェーゲナーを呼び出したのだが、ウェーゲナーは自身をリリースすることで効果を発動するため、レインのフィールドにはモンスターが2体だけとなってしまう。新星のカイザーは破壊されても『BK』を複数蘇生できる効果を持っているため、態々リリースしてまで効果を使う必要があるのだろうか。
「ウェーゲナーをリリースし、効果発動!これでこのターンの間だけ、レインボーオーブ・ドラゴンは相手の魔法・罠カードの効果を受けなくなった。そして魔法カード『オーバー・インターフィアー』を発動!レインボーオーブ・ドラゴンの攻撃力は2倍となる」
「攻撃力6000…!」
「バトルだ!レインボーオーブ・ドラゴンでBK 新星のカイザーを攻撃!そしてこの瞬間、墓地の『向日の光臨者 ウェーゲナー』の効果発動!レインボーオーブの攻撃宣言時に、墓地から除外することで、相手は墓地のカードの効果を使用できなくなる」
「それはアカンな……。カウンター罠『ジョルト・カウンター』発動!バトルフェイズ中に発動したモンスター効果を無効にしたる!」
ほむらがセットしていた『ジョルト・カウンター』はレインボーオーブ・ドラゴンにとって最高のメタカードだった。しかしその前に発動したウェーゲナーの効果を止めなければ墓地のカウンターブローの効果は勿論、新星のカイザーが破壊された後の蘇生効果も使えなくなり、次のターンでの展開にも支障が出る可能性があるため、このタイミングで止めざるを得ないと判断したのだろう。しかしこれでレインボーオーブ・ドラゴンを阻害するものがなくなり、レインにとっても最善の状況が作られた。
「攻撃続行だ。レインボーオーブ・ドラゴンでBK 新星のカイザーを攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「グッ…!せやけど破壊された新星のカイザーの効果で、墓地からスパー、ヘッドギア、ビッグバンテージの3体を守備表示で特殊召喚や。これで次のターンでのエクシーズ召喚は約束されたも同然!」
「まだ俺のバトルフェイズは終了していない。『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』の効果発動!このカードが戦闘を行った際、700ポイントのライフを支払い、手札にある同名モンスター1体を墓地へ送ることでもう一度攻撃が可能となる!」
「けど、その手の効果には大抵『1ターンに1度』っちゅー制約がついとるはず。そんな易々と連続攻撃ができるわけ…」
「残念だが、レインボーオーブ・ドラゴンは己の魂が尽きない限り、何度でも攻撃ができる!」
通常ならば1体のモンスターが戦闘を行えるのは1回、多くても2回が限度だろうが、虹玉の力を得た竜にはそのような常識は通じない。レインボーオーブ・ドラゴンはライフコストと同名カードを墓地へ送ることさえできれば安定して3回連続の攻撃が可能となり、バトル前に攻撃力を上げる手段も用いれば1ターンキルも狙えるのだ。
とはいえ、ほむらのフィールドには1度だけ戦闘破壊されないビッグバンテージが残っているため、レインボーオーブの攻撃でスパーとヘッドギアを破壊してもプリズムメイク・ウィザード1回の攻撃では決めきれなかった。
2400ダメージを与え、このターンでできることは全てやったが、次のターンでほむらが再びエクシーズ召喚をしてくることを考えるとまだ気が抜けない。
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
RAIN→LP:6100 手札:2 デッキ:27 Mゾーン:2 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN03
「ワイのターン、ドロー!!」
3ターン目、このドローからは並々ならぬ力が感じられた。もし擦り合わせた情報が正しければ、ほむらは間違いなく「あのカード」をドローしている。彼がドローしたカードを公開した瞬間、その予感は一瞬にして確信へと変わった。
「『RUM-七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)』を発動!このカードをドローしたターンのメインフェイズ1開始時、エクストラデッキから『No.105 BK 流星のセスタス』を特殊召喚し、たった今特殊召喚した流星のセスタスを素材としてエクシーズ召喚を行う!現れろ、BKの絶対王者!『CNo.105 BK 彗星のカエストス』!!」
○No.105 BK 流星のセスタス(ランク4 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2500/守1600
レベル4モンスター×3
①:自分の「BK」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップに、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。ターン終了時までその相手モンスターの効果は表側表示の間だけ無効化され、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。この効果は相手ターンでも発動できる。
○CNo.105 BK 彗星のカエストス(ランク5 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2800/守2000
レベル5モンスター×4
①:このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。②:このカードが「No.105 BK 流星のセスタス」をX素材としている場合、以下の効果を得る。●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
基本的に『RUM』はフィールドに存在するエクシーズモンスターを対象として発動され、そのモンスターよりも1つ以上高いランクのモンスターへと進化を促すのだが、『七皇の剣』はたとえフィールドにモンスターが1体もいなくても、エクストラデッキから直接モンスターを呼び出してそのままランクアップを行うという、今までの常識を根底から覆すカードだ。ただしドローしたら相手に公開しなければならず、効果もドローしたターンのメインフェイズ1開始時という限られたタイミングでしか適用できないとはいえ、どんなに悪い戦況でも一変できる可能性を秘めているのだ。
「これこそ究極のランクアップ!!これさえあれば、たとえジュニアチャンピオンであろうと恐るるに足らずや!!」
「確かにそのカードは君の言う通り強力だ。だが、デュエルはドローしたカード1枚だけで勝てるほど甘いものではない」
「……そないなこと、この効果を止めてから言うてみい!!彗星のカエストス、効果発動!カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使い、レインボーオーブ・ドラゴンを破壊し、その攻撃力分のダメージを相手に与える!」
「この瞬間、俺は罠カード『シグリットの像』を発動!自分フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、その発動を無効にし除外する!」
「除外やと!?」
レインのセットカードは『シグリットの像』。カウンター罠ではないものの、カードを破壊する効果を無効にすることができるだけでなく「レインボーオーブ」がフィールドにいれば再セットされ、次のターンでもう一度使用可能になる。
究極の力と称してまで呼び出したオーバーハンドレッド・ナンバーズが敢え無く除去されたが、ほむらにはまだ反撃の手段は残っている。手札の『BK スイッチヒッター』を通常召喚し、その効果で墓地の『BK スパー』を復活させ『BK 拘束蛮兵リードブロー』をエクシーズ召喚してみせた。
「まだバトルフェイズが残っとる!バトルや!!リードブローでプリズムメイク・ウィザードに攻撃!」
「墓地の『光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド』の効果発動!『光臨者』が攻撃された時、墓地からこのカードを除外することで、その攻撃を無効にする。そして墓地のレインボーオーブ・ドラゴンを手札に戻す」
いつの間にそのカードを、とほむらは驚愕していたが、すぐに前ターンでレインがディスク・レイヤーの効果で手札を捨てていたことを思い出した。これによって攻撃を無効にしただけでなく、次のターンでレインボーオーブ・ドラゴンが再び連続攻撃を行えるようになった。
「為す術なし」と認めざるを得ないほど圧倒的な実力差を見せつけられ、ほむらは下唇を噛みながらもターンエンドを宣言したのだった。
「ワイはこれでターンエンドや……」
HOMURA→LP:5600 手札:0 デッキ:33 Mゾーン:1 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN04
「俺のターン、ドロー!!」
オーバーハンドレッド・ナンバーズをものともせず、ほむらの攻撃も容易に受け流してみせた。そして、レインはこのターンでデュエルを終わらせるためにデッキを導いた。
「プリズムメイク・ウィザードの効果発動!500ポイントのライフを払い、デッキから『光臨者 クアンタム・マジシャン』を手札に加え、通常召喚。クアンタム・マジシャンの効果発動!俺のフィールドに特殊召喚されたモンスターが存在することで、墓地の魔法カードを除外し、デッキから『屈折融合(リフラクト・フュージョン)』を手札に加える」
「融合…!」
「魔法カード『屈折融合』を発動!自分のフィールド・墓地から融合素材となるモンスターを除外し、融合召喚を行う!俺は墓地のレインボーオーブ・ドラゴンとレインバードを除外し、融合召喚!!聖なる渦の中で目覚めよ、『光臨者 レインボーオーブ・F(フラッド)・ドラゴン』!!」
レインボーオーブ・ドラゴンが融合召喚の力を得て、虹の力がより荒々しくなったF・ドラゴン。その効果によって融合素材として除外したレインボーオーブ・ドラゴンを手札に加え、再び3回攻撃の構えに入った。
「永続魔法『レインボー・リンケージ』を発動!行くぞ!!レインボーオーブ・ドラゴンで『BK 拘束蛮兵リードブロー』に攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「クッ…ここはリードブローの効果でオーバーレイ・ユニットを使って、破壊を無効にしたる!これで攻撃力も3000に上がったさかい、これ以上の攻撃もできないやろ」
「それはどうかな?レインボーオーブ・ドラゴンの効果発動!ライフポイントを700払い、手札から同名カードを墓地へ送ることで2回目の攻撃を可能とする。そしてこの瞬間、永続魔法『レインボー・リンケージ』の効果発動!レインボーオーブが自身の効果を発動するために同名カードを墓地へ送ったことで、そのモンスターの攻撃力を2倍にする。よってレインボーオーブ・ドラゴンの攻撃力は、6000にアップ!!」
「何やと!?」
「もう一度バトルだ!レインボーオーブ・ドラゴンで、拘束蛮兵リードブローを攻撃!」
「ここでリードブローの効果を使ったとしても、ワイのライフは尽きる……」
「そう、今の君に与えられた選択肢は2つ。『この攻撃でリードブローを残して負ける』か『この攻撃でリードブローを破壊されて負ける』かだ」
「レインボーオーブ」の名を冠するモンスターには全て3回攻撃を可能とする効果が備わっている。たとえリードブローをこの攻撃で破壊されたとしても、レインボーオーブ・ドラゴンの3回目の攻撃とF・ドラゴンの連続攻撃でライフは尽きる。また、リードブローを残して攻撃力を3800にまで上げたとしても、残りライフ1800となったほむらが攻撃力6000のレインボーオーブで追撃されればライフは尽きる。
どちらにしても負ける運命だというのならばリードブローを残す。それが最後に選択した、ほむらのデュエリストとしてのプライドだった。
「レインボーオーブ・ドラゴン、3回目の攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「クッ…!ぐわぁぁーーーっ!!」
HOMURA→LP:0
虹玉竜の渾身の一撃となる気弾がリードブローを貫き、その弾は大空で弾け七色に輝く巨大な虹へと変わった。世界を架けるほど巨大な虹は、この大戦で志を同じくした仲間に届いただろうか。
遊弥の時と同様に一度も戦闘ダメージを受けることなくほむらを圧倒しただけでなく、彼をオーバーハンドレッド・ナンバーズから解放してみせた。
「家族皆で爺ちゃん家に帰っただけなのに、まさかこんな目に遭うなんて……。不運やなぁ……」
「君の家族は無事なのか?」
「幸か不幸か、皆『デュエルは観戦するものや』って言っとったさかいデュエルはやっとらん。せやから、誰も巻き込まれてへんはずや」
「……そうか。それを聞けてよかった」
呪縛竜決戦や第二次アストラル大戦の被害者となったデュエリストは数知れない。もし彼の家族まで巻き込まれていたらと心配していたが、無事だったと聞けて安堵した。それと同時に、彼の家族をはじめとする一般市民に被害が出る前に大戦を終結に導かなければならないとレインは決意した。
消えゆくほむらを見届けた後、レインは仲間として戦わなければならないデュエリスト───光貞トワの待つロシアへと飛んだのだった。
Episode90初登場オリカ(掲示板投稿済)
○光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン(Lv8 光)(テキスト修正版)
ドラゴン族/特殊召喚/効果
攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。自分フィールドのレベルが異なる「光臨者」モンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。デッキから「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」を2体まで手札に加える。②:このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、700LPを払い、手札の「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃する。
○光臨者 レインフォール・トランペッター(Lv3 光)
天使族/効果
攻1000/守0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「光臨者 レインフォール・トランペッター」以外のレベル4以下の「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。
○光臨者 レインバード(Lv1 光)
鳥獣族/効果
攻0/守200
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。①:このカードが「光臨者」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を手札に加える。
○光臨者 プリズムメイク・ウィザード(Lv5 光)
魔法使い族/効果
攻2200/守1500
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:1ターンに1度、500LPを払って発動できる。デッキからレベル4以下の「光臨者」モンスター1体を手札に加える。
○光臨者 ディスク・レイヤー(Lv4 光)
魔法使い族/効果
攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに「光臨者」モンスターが特殊召喚された場合、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「リターン・オブ・レインボー」1枚を手札に加える。特殊召喚されたモンスターがレベル5以上の場合、さらにデッキから儀式モンスター1体を手札に加えることができる。
○光臨者 クアンタム・マジシャン(Lv3 光)
魔法使い族/効果
攻1300/守1300
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、自分の墓地の魔法カード1枚を除外して発動できる。デッキから「屈折融合」1枚を手札に加える。その後、デッキから「光臨者」モンスター1体を墓地へ送ることができる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
○光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド(Lv1 光)(テキスト修正版)
ドラゴン族/効果
攻200/守300
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。自分の手札が1枚以下の場合、自分はデッキから1枚ドローしてよい。②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの「光臨者」モンスターが攻撃対象に選択された時、このカードを除外して発動できる。その攻撃を無効にする。その後、自分の墓地の「レインボーオーブ」モンスター1体を選んで手札に加える。
○向日の光臨者 ウェーゲナー(Lv6 光)
魔法使い族/儀式/効果
攻2200/守1700
「リターン・オブ・レインボー」により降臨。このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカード以外の自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象とし、5~7までの任意の数値を宣言して発動できる。対象のモンスターのレベルはターン終了時まで宣言した数値となる。②:このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはこのターン、相手の魔法・罠カードの効果を受けない。③:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターの攻撃宣言時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、相手は墓地のカードの効果を発動できない。
○光臨者 レインボーオーブ・F・ドラゴン(Lv8 光)
ドラゴン族/融合/効果
攻3000/守2500
「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」+「光臨者」モンスター
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが融合召喚に成功した場合、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。このカードが「レインボーオーブ」モンスター2体を素材として融合召喚されている場合、その対象を2体にできる。②:このカードが戦闘を行なったダメージステップ終了時、800LPを払い、EXデッキから「光臨者 レインボーオーブ・F・ドラゴン」1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃する。③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
○光臨する使徒(通常魔法)
①:自分メインフェイズ1開始時に発動できる。デッキからレベル5以下の「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。自分フィールドにモンスターが存在しない状態でこの効果を発動した場合、手札から、この効果で特殊召喚したモンスターとはレベルが異なる「光臨者」モンスター1体を特殊召喚できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はこの効果で特殊召喚したモンスターと同じレベルのモンスターを召喚・特殊召喚できない。
○リターン・オブ・レインボー(儀式魔法)
「光臨者」儀式モンスターの降臨に必要。①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「光臨者」儀式モンスター1体を儀式召喚する。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、自分の墓地のモンスターを除外することでもリリースの代わりにできる。②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地からこのカードとレベル6以下の「光臨者」モンスター1体を除外して発動できる。除外されている自分の「レインボーオーブ」モンスター1体を選び、召喚条件を無視して特殊召喚する。
○オーバー・インターフィアー(通常魔法)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。自分の墓地に「レインボーオーブ」モンスターが5体以上存在する場合、対象のモンスターの攻撃力はその数値を倍にした数値になる。このカードの発動後、ターン終了時までそのモンスターは直接攻撃できない。
○レインボー・リンケージ(永続魔法)
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドのレベル8以上の「光臨者」モンスターは相手の効果の対象にならない。②:自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ上げる、または下げる(最大12、最小1まで)。③:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
○屈折融合(速攻魔法)(テキスト修正版)
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のフィールド・墓地から、「光臨者」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。②:このカードが墓地に存在し、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの内、「レインボーオーブ」モンスターが3体以上存在する場合に発動できる。墓地のこのカード及び除外されている自分の「光臨者」モンスター2体を選び、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
○シグリットの像(通常罠)(テキスト修正版)
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:「自分フィールドのカードを墓地へ送る、または破壊する」効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。②:セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。
※あとがき
当Episodeは本来でしたら土曜日に投稿予定だったのですが、遊戯王の生みの親・高橋和希先生の訃報が報道されたため、急遽投稿を早めました。
7月7日は5D’sの主人公・不動遊星の誕生日なのに、まさかこのような事態になるとは全く思っていませんでした。
高橋和希先生、ご冥福をお祈りいたします。
レインが1人で飛んだ座標は、通天閣の真下だった。自転速度が急上昇した影響で天候は大荒れとなっており、少しでも気を抜くと簡単に吹き飛ばされてしまうほどの強風が全国を襲っていた。
よほどのことがない限り誰も外を出歩かない状況にも関わらず、レインの他に1人だけ、同じ場所にデュエルディスクを装着している少年がいた。その少年はレインの存在に気付くや否や、不敵な笑みと共に声をかけてきた。
「わざわざこんな所に、一体どういう了見なん?」
「君こそ、誰一人としていないこんな場所で誰かを待っていたように見えるのだが……まさか、君がオーバーハンドレッド・ナンバーズの所有者か?」
「流石ジュニアチャンピオン、物分かりよくて助かるわ。本命は藤堂遊弥へのリベンジだったんが、それ以上の大物が掛かってくれたで」
レインと相対したデュエリストは、かつて遊弥とも激しい戦いを繰り広げたことがある「夏川ほむら」だった。元々関西出身の彼がこの地にいることはおかしくないのだが、問題なのは彼がオーバーハンドレッド・ナンバーズの所有者だと自ら宣言したことだった。
大方、呪縛竜決戦前から日本中を飛び回った奏多もしくはルーナとのデュエルに敗北し、そのままエースの傀儡となったところだろう。そう推測したレインだったが、洗脳能力が呪縛竜ほど強力ではなかったためか、彼からは洗脳された様子は見受けられなかった。とはいえ誰が相手であっても負けられないことに変わりはない。
レインとほむらの決戦が今、始まった。
「「デュエル!!」」
RAIN→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
V S
HOMURA→LP:8000 手札:5 デッキ:35 Mゾーン:0 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN01
「先攻は貰うで!『BK ヘッドギア』を通常召喚し、効果発動!デッキから『BK カウンターブロー』を墓地へ送らせてもらうわ。続けて『BK スパー』を特殊召喚!このカードはワイのフィールドに『BK』がおったら特殊召喚できるんやが、特殊召喚したらバトルフェイズを行えへん」
「だが、今は先攻1ターン目……」
「せや。痛くも痒くもない。そしてこの2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!現れろ『No.79 BK 新星のカイザー』!!」
ほむらが先攻を取ったが、【BK】は相手との戦闘を通じて自らを高みへ昇っていくテーマだ。そのため基本的に彼は後攻を取ることが多いのだが、スパーのように「バトルフェイズを行えない」制約を回避するために先攻からの戦術も得意としている。
しかし先攻はドローも攻撃もできないため、如何に盤面を固めることができるのかが要となってくる。しかも今回は天導レインが相手であるため生半可な布陣ではあっという間に攻略されてしまうが、初動は控えめだった。
「カイザーの効果発動!手札の『BK ビッグバンテージ』を自らのオーバーレイ・ユニットとして追加する。カードを1枚セットしてターンエンドや。先攻やとできることは限られるが、これで充分や」
HOMURA→LP:8000 手札:1 デッキ:34 Mゾーン:1 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN02
「俺のターン!!」
レインには封印竜や覚醒竜のように特別なカードは持っていない。今の自分では呪縛竜という最凶の力を手にしたかつてのライバル・古城奏多には決して勝てないこと、そして同じく自分と行動を共にしたトワもオーバーハンドレッド・ナンバーズの手に堕ちてしまい、ジュニアチャンピオンという称号などこの戦場では何の意味も持たないことを否が応でも分からされた。
今の自分にできることは遊弥が一刻も早く目覚めてくれることを願い、1人のデュエリストとして目の前の相手と全力で対峙することだけ。小さなことかもしれないが、それが第二次アストラル大戦を終わらせる唯一の道なのだ。
「魔法カード『光臨する使徒』を発動!このカードはメインフェイズ1開始時のみ発動でき、その効果でデッキから『光臨者 プリズムメイク・ウィザード』を特殊召喚する。俺のフィールドにモンスターが存在しなかった状態でこのカードを発動したことにより、手札から新たな『光臨者』を特殊召喚できる。舞い降りよ、『光臨者 レインフォール・トランペッター』!」
「【光臨者(ビジター)】……まさか、そのデッキと戦えるなんてな」
「知っているようで光栄だ。レインフォール・トランペッターの効果発動!このカードが特殊召喚に成功したことで、デッキから自身以外の『光臨者』1体を特殊召喚できる。現れろ、『光臨者 レインバード』!そしてレインバードはデュエル中に1度、デッキから『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』1体を手札に加えることができる。更に俺はプリズムメイク・ウィザードの効果で500ポイントのライフを払い、デッキから『光臨者 ディスク・レイヤー』を手札に加え、そのまま通常召喚!これで全ての準備が整った」
レインは多様なデッキを扱うが、その中でも光学現象をモチーフにした【光臨者】は彼が「最強のデッキ」として愛用しており、古城奏多からジュニアチャンピオンの座を勝ち取った時もこのデッキを使用していた。普段のデュエルでは【光臨者】でこそないものの強力なデッキを使用しているのだが、レインが再びこのデッキを使うというのは、彼の「絶対に負けない」という覚悟の表れなのだろう。
レインフォール・トランペッターとレインバードをリリースし、彼のデュエルの中核を担う切り札であり、彼のデュエルの象徴たる七色の竜を呼び出した。
「天穿つ七色の光よ、混沌に堕ちたこの世界を平和へと導け!降臨せよ、俺の分身!!『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』!!」
「レインボーオーブ……あんさんの本気っちゅーわけか」
「レインボーオーブ・ドラゴンが特殊召喚に成功したことで、デッキから自身と同名のモンスター2体を手札に加える。そして『光臨者 ディスク・レイヤー』の効果発動!俺のフィールドにレベル5以上の『光臨者』が特殊召喚されたことで、手札1枚を捨ててデッキから儀式モンスターと『リターン・オブ・レインボー』を手札に加える」
【光臨者】はレインボーオーブ・ドラゴンを中心に構築されているが、儀式・融合・シンクロ・エクシーズ召喚に必要なギミックも入っている。しかしそれら全てを効率よく運用するためにレインのデッキはほぼ全てのカードを1枚ずつ投入したハイランダー構築に近いものとなっているが、それでも安定した展開を行えるのは、彼の長い経験とデッキへの信頼感が成せる業だといえる。
「儀式魔法『リターン・オブ・レインボー』を発動!レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにモンスターをリリースし、手札から『光臨者』の名を持つ儀式モンスター1体を儀式召喚する。この時、俺のフィールドにレインボーオーブが存在することで、墓地のモンスターを除外することでもリリースの代わりにできる。フィールドのディスク・レイヤーをリリースし、墓地のレインフォール・トランペッターを除外。儀式召喚!!現れろ『向日の光臨者 ウェーゲナー』!!」
レインボーオーブ・ドラゴンは高い攻撃力を持っている反面、カード効果への耐性が殆どない。それを補うためにウェーゲナーを呼び出したのだが、ウェーゲナーは自身をリリースすることで効果を発動するため、レインのフィールドにはモンスターが2体だけとなってしまう。新星のカイザーは破壊されても『BK』を複数蘇生できる効果を持っているため、態々リリースしてまで効果を使う必要があるのだろうか。
「ウェーゲナーをリリースし、効果発動!これでこのターンの間だけ、レインボーオーブ・ドラゴンは相手の魔法・罠カードの効果を受けなくなった。そして魔法カード『オーバー・インターフィアー』を発動!レインボーオーブ・ドラゴンの攻撃力は2倍となる」
「攻撃力6000…!」
「バトルだ!レインボーオーブ・ドラゴンでBK 新星のカイザーを攻撃!そしてこの瞬間、墓地の『向日の光臨者 ウェーゲナー』の効果発動!レインボーオーブの攻撃宣言時に、墓地から除外することで、相手は墓地のカードの効果を使用できなくなる」
「それはアカンな……。カウンター罠『ジョルト・カウンター』発動!バトルフェイズ中に発動したモンスター効果を無効にしたる!」
ほむらがセットしていた『ジョルト・カウンター』はレインボーオーブ・ドラゴンにとって最高のメタカードだった。しかしその前に発動したウェーゲナーの効果を止めなければ墓地のカウンターブローの効果は勿論、新星のカイザーが破壊された後の蘇生効果も使えなくなり、次のターンでの展開にも支障が出る可能性があるため、このタイミングで止めざるを得ないと判断したのだろう。しかしこれでレインボーオーブ・ドラゴンを阻害するものがなくなり、レインにとっても最善の状況が作られた。
「攻撃続行だ。レインボーオーブ・ドラゴンでBK 新星のカイザーを攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「グッ…!せやけど破壊された新星のカイザーの効果で、墓地からスパー、ヘッドギア、ビッグバンテージの3体を守備表示で特殊召喚や。これで次のターンでのエクシーズ召喚は約束されたも同然!」
「まだ俺のバトルフェイズは終了していない。『光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン』の効果発動!このカードが戦闘を行った際、700ポイントのライフを支払い、手札にある同名モンスター1体を墓地へ送ることでもう一度攻撃が可能となる!」
「けど、その手の効果には大抵『1ターンに1度』っちゅー制約がついとるはず。そんな易々と連続攻撃ができるわけ…」
「残念だが、レインボーオーブ・ドラゴンは己の魂が尽きない限り、何度でも攻撃ができる!」
通常ならば1体のモンスターが戦闘を行えるのは1回、多くても2回が限度だろうが、虹玉の力を得た竜にはそのような常識は通じない。レインボーオーブ・ドラゴンはライフコストと同名カードを墓地へ送ることさえできれば安定して3回連続の攻撃が可能となり、バトル前に攻撃力を上げる手段も用いれば1ターンキルも狙えるのだ。
とはいえ、ほむらのフィールドには1度だけ戦闘破壊されないビッグバンテージが残っているため、レインボーオーブの攻撃でスパーとヘッドギアを破壊してもプリズムメイク・ウィザード1回の攻撃では決めきれなかった。
2400ダメージを与え、このターンでできることは全てやったが、次のターンでほむらが再びエクシーズ召喚をしてくることを考えるとまだ気が抜けない。
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
RAIN→LP:6100 手札:2 デッキ:27 Mゾーン:2 M&Tゾーン:1 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN03
「ワイのターン、ドロー!!」
3ターン目、このドローからは並々ならぬ力が感じられた。もし擦り合わせた情報が正しければ、ほむらは間違いなく「あのカード」をドローしている。彼がドローしたカードを公開した瞬間、その予感は一瞬にして確信へと変わった。
「『RUM-七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)』を発動!このカードをドローしたターンのメインフェイズ1開始時、エクストラデッキから『No.105 BK 流星のセスタス』を特殊召喚し、たった今特殊召喚した流星のセスタスを素材としてエクシーズ召喚を行う!現れろ、BKの絶対王者!『CNo.105 BK 彗星のカエストス』!!」
○No.105 BK 流星のセスタス(ランク4 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2500/守1600
レベル4モンスター×3
①:自分の「BK」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップに、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。ターン終了時までその相手モンスターの効果は表側表示の間だけ無効化され、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。この効果は相手ターンでも発動できる。
○CNo.105 BK 彗星のカエストス(ランク5 炎)
戦士族/エクシーズ/効果
攻2800/守2000
レベル5モンスター×4
①:このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。②:このカードが「No.105 BK 流星のセスタス」をX素材としている場合、以下の効果を得る。●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
基本的に『RUM』はフィールドに存在するエクシーズモンスターを対象として発動され、そのモンスターよりも1つ以上高いランクのモンスターへと進化を促すのだが、『七皇の剣』はたとえフィールドにモンスターが1体もいなくても、エクストラデッキから直接モンスターを呼び出してそのままランクアップを行うという、今までの常識を根底から覆すカードだ。ただしドローしたら相手に公開しなければならず、効果もドローしたターンのメインフェイズ1開始時という限られたタイミングでしか適用できないとはいえ、どんなに悪い戦況でも一変できる可能性を秘めているのだ。
「これこそ究極のランクアップ!!これさえあれば、たとえジュニアチャンピオンであろうと恐るるに足らずや!!」
「確かにそのカードは君の言う通り強力だ。だが、デュエルはドローしたカード1枚だけで勝てるほど甘いものではない」
「……そないなこと、この効果を止めてから言うてみい!!彗星のカエストス、効果発動!カオス・オーバーレイ・ユニットを1つ使い、レインボーオーブ・ドラゴンを破壊し、その攻撃力分のダメージを相手に与える!」
「この瞬間、俺は罠カード『シグリットの像』を発動!自分フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、その発動を無効にし除外する!」
「除外やと!?」
レインのセットカードは『シグリットの像』。カウンター罠ではないものの、カードを破壊する効果を無効にすることができるだけでなく「レインボーオーブ」がフィールドにいれば再セットされ、次のターンでもう一度使用可能になる。
究極の力と称してまで呼び出したオーバーハンドレッド・ナンバーズが敢え無く除去されたが、ほむらにはまだ反撃の手段は残っている。手札の『BK スイッチヒッター』を通常召喚し、その効果で墓地の『BK スパー』を復活させ『BK 拘束蛮兵リードブロー』をエクシーズ召喚してみせた。
「まだバトルフェイズが残っとる!バトルや!!リードブローでプリズムメイク・ウィザードに攻撃!」
「墓地の『光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド』の効果発動!『光臨者』が攻撃された時、墓地からこのカードを除外することで、その攻撃を無効にする。そして墓地のレインボーオーブ・ドラゴンを手札に戻す」
いつの間にそのカードを、とほむらは驚愕していたが、すぐに前ターンでレインがディスク・レイヤーの効果で手札を捨てていたことを思い出した。これによって攻撃を無効にしただけでなく、次のターンでレインボーオーブ・ドラゴンが再び連続攻撃を行えるようになった。
「為す術なし」と認めざるを得ないほど圧倒的な実力差を見せつけられ、ほむらは下唇を噛みながらもターンエンドを宣言したのだった。
「ワイはこれでターンエンドや……」
HOMURA→LP:5600 手札:0 デッキ:33 Mゾーン:1 M&Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN04
「俺のターン、ドロー!!」
オーバーハンドレッド・ナンバーズをものともせず、ほむらの攻撃も容易に受け流してみせた。そして、レインはこのターンでデュエルを終わらせるためにデッキを導いた。
「プリズムメイク・ウィザードの効果発動!500ポイントのライフを払い、デッキから『光臨者 クアンタム・マジシャン』を手札に加え、通常召喚。クアンタム・マジシャンの効果発動!俺のフィールドに特殊召喚されたモンスターが存在することで、墓地の魔法カードを除外し、デッキから『屈折融合(リフラクト・フュージョン)』を手札に加える」
「融合…!」
「魔法カード『屈折融合』を発動!自分のフィールド・墓地から融合素材となるモンスターを除外し、融合召喚を行う!俺は墓地のレインボーオーブ・ドラゴンとレインバードを除外し、融合召喚!!聖なる渦の中で目覚めよ、『光臨者 レインボーオーブ・F(フラッド)・ドラゴン』!!」
レインボーオーブ・ドラゴンが融合召喚の力を得て、虹の力がより荒々しくなったF・ドラゴン。その効果によって融合素材として除外したレインボーオーブ・ドラゴンを手札に加え、再び3回攻撃の構えに入った。
「永続魔法『レインボー・リンケージ』を発動!行くぞ!!レインボーオーブ・ドラゴンで『BK 拘束蛮兵リードブロー』に攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「クッ…ここはリードブローの効果でオーバーレイ・ユニットを使って、破壊を無効にしたる!これで攻撃力も3000に上がったさかい、これ以上の攻撃もできないやろ」
「それはどうかな?レインボーオーブ・ドラゴンの効果発動!ライフポイントを700払い、手札から同名カードを墓地へ送ることで2回目の攻撃を可能とする。そしてこの瞬間、永続魔法『レインボー・リンケージ』の効果発動!レインボーオーブが自身の効果を発動するために同名カードを墓地へ送ったことで、そのモンスターの攻撃力を2倍にする。よってレインボーオーブ・ドラゴンの攻撃力は、6000にアップ!!」
「何やと!?」
「もう一度バトルだ!レインボーオーブ・ドラゴンで、拘束蛮兵リードブローを攻撃!」
「ここでリードブローの効果を使ったとしても、ワイのライフは尽きる……」
「そう、今の君に与えられた選択肢は2つ。『この攻撃でリードブローを残して負ける』か『この攻撃でリードブローを破壊されて負ける』かだ」
「レインボーオーブ」の名を冠するモンスターには全て3回攻撃を可能とする効果が備わっている。たとえリードブローをこの攻撃で破壊されたとしても、レインボーオーブ・ドラゴンの3回目の攻撃とF・ドラゴンの連続攻撃でライフは尽きる。また、リードブローを残して攻撃力を3800にまで上げたとしても、残りライフ1800となったほむらが攻撃力6000のレインボーオーブで追撃されればライフは尽きる。
どちらにしても負ける運命だというのならばリードブローを残す。それが最後に選択した、ほむらのデュエリストとしてのプライドだった。
「レインボーオーブ・ドラゴン、3回目の攻撃!レインボー・オーバーソウル!!」
「クッ…!ぐわぁぁーーーっ!!」
HOMURA→LP:0
虹玉竜の渾身の一撃となる気弾がリードブローを貫き、その弾は大空で弾け七色に輝く巨大な虹へと変わった。世界を架けるほど巨大な虹は、この大戦で志を同じくした仲間に届いただろうか。
遊弥の時と同様に一度も戦闘ダメージを受けることなくほむらを圧倒しただけでなく、彼をオーバーハンドレッド・ナンバーズから解放してみせた。
「家族皆で爺ちゃん家に帰っただけなのに、まさかこんな目に遭うなんて……。不運やなぁ……」
「君の家族は無事なのか?」
「幸か不幸か、皆『デュエルは観戦するものや』って言っとったさかいデュエルはやっとらん。せやから、誰も巻き込まれてへんはずや」
「……そうか。それを聞けてよかった」
呪縛竜決戦や第二次アストラル大戦の被害者となったデュエリストは数知れない。もし彼の家族まで巻き込まれていたらと心配していたが、無事だったと聞けて安堵した。それと同時に、彼の家族をはじめとする一般市民に被害が出る前に大戦を終結に導かなければならないとレインは決意した。
消えゆくほむらを見届けた後、レインは仲間として戦わなければならないデュエリスト───光貞トワの待つロシアへと飛んだのだった。
Episode90初登場オリカ(掲示板投稿済)
○光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン(Lv8 光)(テキスト修正版)
ドラゴン族/特殊召喚/効果
攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。自分フィールドのレベルが異なる「光臨者」モンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。デッキから「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」を2体まで手札に加える。②:このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、700LPを払い、手札の「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃する。
○光臨者 レインフォール・トランペッター(Lv3 光)
天使族/効果
攻1000/守0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「光臨者 レインフォール・トランペッター」以外のレベル4以下の「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。
○光臨者 レインバード(Lv1 光)
鳥獣族/効果
攻0/守200
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。①:このカードが「光臨者」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を手札に加える。
○光臨者 プリズムメイク・ウィザード(Lv5 光)
魔法使い族/効果
攻2200/守1500
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:1ターンに1度、500LPを払って発動できる。デッキからレベル4以下の「光臨者」モンスター1体を手札に加える。
○光臨者 ディスク・レイヤー(Lv4 光)
魔法使い族/効果
攻1500/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに「光臨者」モンスターが特殊召喚された場合、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「リターン・オブ・レインボー」1枚を手札に加える。特殊召喚されたモンスターがレベル5以上の場合、さらにデッキから儀式モンスター1体を手札に加えることができる。
○光臨者 クアンタム・マジシャン(Lv3 光)
魔法使い族/効果
攻1300/守1300
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、自分の墓地の魔法カード1枚を除外して発動できる。デッキから「屈折融合」1枚を手札に加える。その後、デッキから「光臨者」モンスター1体を墓地へ送ることができる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
○光臨者 プロテクトオーブ・ドラコキッド(Lv1 光)(テキスト修正版)
ドラゴン族/効果
攻200/守300
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。自分の手札が1枚以下の場合、自分はデッキから1枚ドローしてよい。②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの「光臨者」モンスターが攻撃対象に選択された時、このカードを除外して発動できる。その攻撃を無効にする。その後、自分の墓地の「レインボーオーブ」モンスター1体を選んで手札に加える。
○向日の光臨者 ウェーゲナー(Lv6 光)
魔法使い族/儀式/効果
攻2200/守1700
「リターン・オブ・レインボー」により降臨。このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカード以外の自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象とし、5~7までの任意の数値を宣言して発動できる。対象のモンスターのレベルはターン終了時まで宣言した数値となる。②:このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはこのターン、相手の魔法・罠カードの効果を受けない。③:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターの攻撃宣言時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、相手は墓地のカードの効果を発動できない。
○光臨者 レインボーオーブ・F・ドラゴン(Lv8 光)
ドラゴン族/融合/効果
攻3000/守2500
「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」+「光臨者」モンスター
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが融合召喚に成功した場合、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「光臨者 レインボーオーブ・ドラゴン」1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。このカードが「レインボーオーブ」モンスター2体を素材として融合召喚されている場合、その対象を2体にできる。②:このカードが戦闘を行なったダメージステップ終了時、800LPを払い、EXデッキから「光臨者 レインボーオーブ・F・ドラゴン」1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃する。③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
○光臨する使徒(通常魔法)
①:自分メインフェイズ1開始時に発動できる。デッキからレベル5以下の「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。自分フィールドにモンスターが存在しない状態でこの効果を発動した場合、手札から、この効果で特殊召喚したモンスターとはレベルが異なる「光臨者」モンスター1体を特殊召喚できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はこの効果で特殊召喚したモンスターと同じレベルのモンスターを召喚・特殊召喚できない。
○リターン・オブ・レインボー(儀式魔法)
「光臨者」儀式モンスターの降臨に必要。①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「光臨者」儀式モンスター1体を儀式召喚する。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、自分の墓地のモンスターを除外することでもリリースの代わりにできる。②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地からこのカードとレベル6以下の「光臨者」モンスター1体を除外して発動できる。除外されている自分の「レインボーオーブ」モンスター1体を選び、召喚条件を無視して特殊召喚する。
○オーバー・インターフィアー(通常魔法)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。自分の墓地に「レインボーオーブ」モンスターが5体以上存在する場合、対象のモンスターの攻撃力はその数値を倍にした数値になる。このカードの発動後、ターン終了時までそのモンスターは直接攻撃できない。
○レインボー・リンケージ(永続魔法)
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドのレベル8以上の「光臨者」モンスターは相手の効果の対象にならない。②:自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ上げる、または下げる(最大12、最小1まで)。③:自分フィールドの「レインボーオーブ」モンスターが自身の効果を発動するためにその同名モンスターを手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送った場合、自分フィールドの「光臨者」モンスター1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
○屈折融合(速攻魔法)(テキスト修正版)
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のフィールド・墓地から、「光臨者」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。②:このカードが墓地に存在し、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの内、「レインボーオーブ」モンスターが3体以上存在する場合に発動できる。墓地のこのカード及び除外されている自分の「光臨者」モンスター2体を選び、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
○シグリットの像(通常罠)(テキスト修正版)
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:「自分フィールドのカードを墓地へ送る、または破壊する」効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。自分フィールドに「レインボーオーブ」モンスターが存在する場合、発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。②:セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「光臨者」モンスター1体を特殊召喚する。
※あとがき
当Episodeは本来でしたら土曜日に投稿予定だったのですが、遊戯王の生みの親・高橋和希先生の訃報が報道されたため、急遽投稿を早めました。
7月7日は5D’sの主人公・不動遊星の誕生日なのに、まさかこのような事態になるとは全く思っていませんでした。
高橋和希先生、ご冥福をお祈りいたします。
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同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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122 | Episode01:危ないスタート | 2432 | 1 | 2015-06-21 | - | |
125 | Episode02:悪魔のドラゴン | 1976 | 2 | 2015-06-22 | - | |
93 | Episode03:切り札 | 1499 | 2 | 2015-06-23 | - | |
106 | Episode04:紅蓮の悪魔 | 1556 | 2 | 2015-06-23 | - | |
95 | Episode05:終止符 | 1460 | 2 | 2015-06-25 | - | |
81 | Episode06の前に(更新済) | 1286 | 2 | 2015-06-25 | - | |
103 | Episode06:黒羽 凛 | 1437 | 1 | 2015-06-27 | - | |
90 | Episode07:同調 | 1349 | 1 | 2015-06-30 | - | |
78 | Episode08:変則試合 | 1334 | 2 | 2015-07-04 | - | |
152 | Episode09:2人の絆 | 1467 | 2 | 2015-07-05 | - | |
75 | Episode10:覚醒 | 1332 | 1 | 2015-07-09 | - | |
95 | Episode11:解放 | 1349 | 2 | 2015-07-13 | - | |
155 | Episode12:最後の封印竜 | 1339 | 0 | 2015-07-14 | - | |
80 | Episode13:ダイヤの煌めき | 1136 | 0 | 2015-07-25 | - | |
103 | Episode14:友のために | 1209 | 0 | 2015-08-12 | - | |
91 | ビヨンドモンスター・ビヨンド召喚について | 1732 | 2 | 2015-08-13 | - | |
137 | 番外編01:遊弥と紅葉の… | 1187 | 2 | 2015-08-19 | - | |
127 | Episode15:紅蓮魔竜解放 | 1419 | 2 | 2015-08-22 | - | |
96 | Episode16:ライセンス | 1299 | 2 | 2015-08-24 | - | |
177 | 少し遅めのキャラ設定(随時更新) | 2189 | 5 | 2015-08-29 | - | |
101 | Episode17:地獄の猛特訓 | 1283 | 1 | 2015-09-06 | - | |
146 | Episode18:関門 | 1435 | 1 | 2015-09-13 | - | |
93 | Episode19:スピードの中で | 1279 | 2 | 2015-09-18 | - | |
125 | Episode20:初の対外試合 | 1297 | 2 | 2015-09-20 | - | |
94 | Episode21:シンクロ封印 | 1238 | 1 | 2015-09-22 | - | |
81 | Episode22:1つの答え | 1235 | 2 | 2015-09-24 | - | |
80 | Episode23:黒羽の誇り | 1275 | 2 | 2015-10-01 | - | |
103 | Episode24:ハイスピードバトル | 1333 | 3 | 2015-10-06 | - | |
74 | Episode25:超越する力 | 1219 | 2 | 2015-10-11 | - | |
85 | Episode26:運命の決戦 | 1205 | 3 | 2015-10-20 | - | |
98 | Episode27:来訪者、天導レイン | 1311 | 2 | 2015-11-03 | - | |
96 | Episode28:遊弥vsレイン | 1403 | 2 | 2015-11-09 | - | |
88 | Episode29:舞い降りた天使 | 1306 | 2 | 2015-12-05 | - | |
81 | Episode30:天使と悪魔 | 1409 | 3 | 2015-12-09 | - | |
105 | Episode31:禁断の無限暗黒竜 | 1469 | 2 | 2015-12-12 | - | |
80 | 番外編02:凛と紅葉が… | 1265 | 0 | 2016-01-05 | - | |
90 | Episode32:パワー・ツール | 1243 | 3 | 2016-01-29 | - | |
85 | Episode33:死した希望の使者 | 1184 | 2 | 2016-01-31 | - | |
115 | Episode34:高貴の翼 | 1457 | 3 | 2016-02-04 | - | |
92 | Epi35:戦慄のリバースビヨンド | 1302 | 1 | 2016-02-13 | - | |
84 | Epi36:加速するカウントダウン | 1255 | 2 | 2016-02-20 | - | |
85 | Epi37:希望のカード『V☆S』 | 1231 | 3 | 2016-03-25 | - | |
76 | Episode38:朱色の夜 | 1238 | 0 | 2016-04-11 | - | |
153 | Episode39:並び立つ盟友 | 1441 | 2 | 2016-04-22 | - | |
85 | Episode40:精一と彩 | 1316 | 2 | 2016-05-30 | - | |
85 | Episode41:漆黒の鎮魂歌 | 1307 | 4 | 2016-06-22 | - | |
129 | Episode42:涅槃の境地へ | 1330 | 4 | 2016-07-02 | - | |
81 | Episode43:トワノキズナ | 1263 | 3 | 2016-07-23 | - | |
145 | Episode44:銀河と宇宙 | 1458 | 3 | 2016-08-09 | - | |
127 | Episode45:銀河眼vs宇宙眼 | 1543 | 0 | 2016-08-20 | - | |
66 | Episode46:絶望の凱旋 | 1141 | 0 | 2016-08-24 | - | |
91 | Episode47:刻まれた記憶の欠片 | 1165 | 1 | 2016-09-06 | - | |
123 | Episode48:希望の行方 | 1520 | 0 | 2016-09-13 | - | |
90 | Episode49:悪夢の決戦前夜 | 1110 | 0 | 2016-10-03 | - | |
77 | Episode50:創世の星屑竜 | 1071 | 0 | 2016-10-25 | - | |
133 | Episode51:託された未来 | 1207 | 0 | 2016-10-30 | - | |
133 | 番外編03:遊弥と花奈の... | 1273 | 2 | 2016-11-02 | - | |
108 | 未投稿オリカ紹介①(使用者:藤堂遊弥) | 1259 | 0 | 2016-11-09 | - | |
120 | 未投稿オリカ紹介②(使用者:赤城紅葉) | 1246 | 0 | 2016-11-26 | - | |
106 | 未投稿オリカ紹介③(使用者:茨木花奈) | 1248 | 0 | 2016-12-08 | - | |
60 | 未投稿オリカ紹介④(使用者:霧野命慈) | 1044 | 0 | 2016-12-20 | - | |
67 | 未投稿オリカ紹介⑤(使用者:霧野精一) | 1141 | 0 | 2016-12-30 | - | |
109 | Episode52:極寒の夏 | 1213 | 2 | 2017-01-01 | - | |
153 | Episode53:闇の邂逅 | 1373 | 2 | 2017-01-07 | - | |
88 | Episode54:呪縛竜復活 | 1126 | 0 | 2017-01-11 | - | |
127 | Episode55:届かぬ声で... | 1044 | 2 | 2017-01-15 | - | |
142 | Episode56:禁忌の目覚め | 1131 | 5 | 2017-01-19 | - | |
125 | Episode57:共鳴する四龍 | 1176 | 4 | 2017-01-25 | - | |
78 | Episode58:本当の気持ち | 1274 | 3 | 2017-01-30 | - | |
83 | Episode59:真実への鍵 | 1161 | 2 | 2017-02-08 | - | |
83 | IF01:バレンタインデー | 1356 | 6 | 2017-02-11 | - | |
75 | Episode60:エレンとアレックス | 1161 | 3 | 2017-02-16 | - | |
180 | ルール改訂と今後の進行について | 1396 | 2 | 2017-02-18 | - | |
68 | Episode61:想いの証 | 1054 | 5 | 2017-02-21 | - | |
91 | Episode62:茨の道標 | 1244 | 5 | 2017-02-27 | - | |
137 | Episode63:光と闇の花 | 1102 | 3 | 2017-03-20 | - | |
90 | Episode64:渇望と葛藤 | 1141 | 2 | 2017-03-23 | - | |
86 | Episode65:麗しき孤月 | 1085 | 2 | 2017-03-29 | - | |
149 | Episode66:月夜のイリュージョン | 1418 | 2 | 2017-04-21 | - | |
165 | Episode67:常闇に消える月華 | 1419 | 1 | 2017-05-05 | - | |
109 | Episode68:模索者たち | 1146 | 4 | 2017-07-22 | - | |
123 | Episode69:純黒の反逆者 | 1252 | 0 | 2017-07-27 | - | |
139 | Episode70:紅と黒の禁呪 | 1158 | 2 | 2017-08-07 | - | |
102 | Episode71:希望は往く | 1293 | 3 | 2017-08-17 | - | |
153 | Episode72:リリーの過去 | 1293 | 2 | 2017-08-24 | - | |
85 | Episode73:異次元の亡霊 | 1223 | 2 | 2017-09-13 | - | |
122 | Episode74:覚醒の鼓動 | 1390 | 3 | 2017-09-22 | - | |
139 | Episode75:挑戦者の儀 | 1142 | 0 | 2017-10-05 | - | |
143 | Episode76:神速の決闘 | 1230 | 2 | 2017-11-14 | - | |
67 | Episode77:動き出す陰謀 | 940 | 2 | 2018-01-23 | - | |
86 | Episode78:最期の兄弟喧嘩 | 931 | 2 | 2018-03-03 | - | |
152 | Episode79:黄龍の手向け | 989 | 2 | 2018-03-28 | - | |
117 | Episode80:堕天使の罠 | 962 | 0 | 2018-04-14 | - | |
113 | Episode81:断罪する魔神 | 961 | 0 | 2018-04-19 | - | |
128 | Episode82:姫君のバイブル | 1066 | 1 | 2018-05-07 | - | |
130 | Episode83:開かれたページ | 1096 | 0 | 2018-05-11 | - | |
171 | Episode84:望まぬ決戦 | 1129 | 2 | 2018-05-29 | - | |
85 | 未投稿オリカ紹介⑥(使用者:古城奏多) | 1016 | 0 | 2018-05-31 | - | |
148 | 未投稿オリカ紹介⑦(使用者:清水ルーナ) | 1204 | 0 | 2018-06-02 | - | |
150 | 未投稿オリカ紹介⑧(使用者:アレックス) | 1074 | 0 | 2018-06-04 | - | |
70 | 未投稿オリカ紹介⑨(使用者:リリー) | 904 | 0 | 2018-06-06 | - | |
202 | 未投稿オリカ紹介⑩(使用者:ソフィア) | 1297 | 0 | 2018-06-06 | - | |
130 | 呪縛竜のおさらい | 909 | 0 | 2018-06-06 | - | |
118 | IF02:星 遊未 | 898 | 0 | 2018-06-09 | - | |
88 | Episode85:新たなる激闘へ | 1086 | 0 | 2018-07-10 | - | |
119 | Episode86:愛するもの | 985 | 0 | 2018-07-27 | - | |
83 | Episode87:涅槃を超えた先 | 947 | 0 | 2018-08-10 | - | |
135 | Episode88:終焉の弧光 | 1366 | 0 | 2018-09-12 | - | |
74 | 【重要】投稿再開のお知らせ | 839 | 3 | 2022-06-04 | - | |
55 | Episode89:四竜が紡いだ奇跡 | 530 | 3 | 2022-06-25 | - | |
60 | Episode90:光臨者、天導レイン | 523 | 2 | 2022-07-07 | - | |
59 | Episode91:舞い堕ちた天使 | 505 | 2 | 2022-09-03 | - | |
61 | Episode92:紅の決意 | 551 | 0 | 2022-09-19 | - | |
55 | Episode93:凛々しい黒羽 | 595 | 0 | 2022-10-04 | - | |
67 | Episode94:最強の双子 | 555 | 0 | 2022-10-24 | - | |
48 | Episode95:最凶の龍 | 559 | 0 | 2022-12-29 | - | |
54 | Episode96:神の恵 | 537 | 0 | 2023-01-18 | - | |
77 | Episode97:先導者vs時空竜 | 640 | 0 | 2023-01-22 | - | |
44 | Episode98:トワノチカイ | 520 | 0 | 2023-02-14 | - | |
54 | Episode99:遊弥、復活 | 552 | 0 | 2023-03-12 | - | |
51 | Episode100:目覚めし星の光 | 582 | 0 | 2023-03-26 | - | |
65 | Episode101:決戦・冀望郷 | 489 | 0 | 2023-05-03 | - | |
40 | Episode102:最弱の意地 | 467 | 0 | 2023-06-28 | - | |
38 | Episode103:永遠の友達 | 324 | 0 | 2023-11-26 | - | |
48 | Episode104:うららの運命 | 225 | 0 | 2024-04-29 | - | |
30 | Episode105:胡桃の最終演目 | 224 | 0 | 2024-05-06 | - | |
28 | Episode106:希望の少女たち | 241 | 1 | 2024-05-16 | - | |
44 | Episode107:輝く希望 | 335 | 0 | 2024-08-11 | - | |
29 | 第4章完結記念外伝&重大発表 | 339 | 0 | 2024-08-13 | - | |
37 | 第4章初登場オリカまとめ | 294 | 0 | 2024-08-17 | - | |
21 | IF03:愛の形 | 133 | 0 | 2024-10-24 | - | |
18 | Episode108:最期の戦い | 123 | 0 | 2024-11-16 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
- 01/15 20:16 評価 10点 《応戦するG》「古代エジプトにおいて、Gは《死者蘇生》のために…
- 01/15 18:51 デッキ トリシュトリシュエンプラ…
- 01/15 18:43 評価 10点 《封印の黄金櫃》「墓堀りグール「自分からデュエルで使えなくす…
- 01/15 18:35 評価 8点 《金色の魅惑の女王》「ライゼオルのデッドネーターみたいな効果を…
- 01/15 18:20 評価 9点 《闇と消滅の竜》「SINモンスターみたいな条件でポンと出てきて、…
- 01/15 18:13 評価 8点 《サイコウィールダー》「LV3が場に居ると手札から出せるモンスタ…
- 01/15 17:30 評価 3点 《スーパービークロイド-ジャンボドリル》「このあたりの時代にや…
- 01/15 16:00 評価 3点 《竜の影光》「ぶっちゃけ弱いです。 3つ効果が全てのパワーが…
- 01/15 15:53 評価 5点 《鎧騎士竜-ナイト・アームド・ドラゴン-》「漫画版万丈目のリメ…
- 01/15 15:48 評価 8点 《光と昇華の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《闇と消滅の…
- 01/15 15:46 評価 9点 《闇と消滅の竜》「メインデッキのモンスターに戻れた《光と昇華の…
- 01/15 15:42 評価 9点 《光と闇の竜王》「融合版《光と闇の竜》の割と評価が難しいカード…
- 01/15 15:06 評価 3点 《ヴェノム・サーペント》「《ヴェノム》の下級モンスターの一体。…
- 01/15 15:00 評価 2点 《ヴェノム・スネーク》「今見ると《捕食植物》の元になったと思わ…
- 01/15 13:10 デッキ テラナイト
- 01/15 12:39 デッキ ファンカスノーレ
- 01/15 10:59 SS 26話 共同戦線Ⅰ
- 01/15 10:51 評価 1点 《シールドスピア》「何となく強そうな名前とイラストにやる気の無…
- 01/15 10:50 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 01/15 09:50 評価 3点 《ヴェノム・コブラ》「メインデッキに入る《ヴェノム》では唯一の…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
高橋和希先生の訃報はほんと驚きが… (2022-07-09 00:04)
コメントありがとうございます。オーバーハンドレッド・ナンバーズの力を得たほむらでしたが、流石に相手が悪すぎましたね...。
「遊戯王」というコンテンツがなかったらこのサイト自体もなく、こうした創作シリーズも生まれてないのですから、高橋先生の訃報は今でも受け入れがたいです。 (2022-07-09 10:28)