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Episode50:創世の星屑竜 作:カズ
~現在の状況~
YUMI→LP:8000 手札:2 デッキ:31 Mゾーン:3 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:2
VS
SETSUNA→LP:8000 手札:3 デッキ:33 Mゾーン:1 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:0
現在4ターン目。雪菜のドローフェイズが終わり、メインフェイズに移行した。前のターンで手札交換を行ったことで雪菜は戦略を変化させることに成功したが、それは遊弥の予想の範疇を超えていた。
「じゃ、ここから本気で行くわよ。まずはフェイト・フォルトゥーナでリトルスター・ドラゴンを攻撃ね」
先に戦闘ダメージを与えたのは雪菜だったが、その数値はたったの100。破壊耐性を持つモンスターが2体もいることを考慮すれば、それを持たないリトルスターを破壊するのは常套だ。
「メイン2。手札から『スターダスト・オーロライーグル』を特殊召喚して、フォルトゥーナとオーバーレイ。ランク4の『リトルスター・ドラゴン』をエクシーズ召喚するわね。そして効果を使って、エクストラデッキから『スターダスト・ストーム・ドラゴン』を特殊召喚。イーグルの効果で『スターダスト・エンジェル』を手札に加えて、カードを1枚伏せてターンエンドよ」
SETSUNA→LP:8000 手札:3 デッキ:31 Mゾーン:2 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN05
雪菜は前のターンで『リトルスター・ドラゴン』をエクシーズ召喚し、遊弥と同じように効果を使用したが、雪菜が選んだモンスターは【スターダスト】では比較的召喚条件の緩い『スターダスト・ストーム・ドラゴン』だった。『リトルスター・ドラゴン』は属性を問わずにエクストラデッキから『スターダスト』と名のつくモンスターを呼び出せる。遊弥が持つシンクロモンスターはほぼ全ての属性が揃っているが、風属性を軸に据えた【スターダスト】では、Clear Diamondやブレイズ・ドラゴン、ダークマター・ドラゴンなど風属性以外のチューナーモンスターを必要とするものが多く存在する。その弱点は『スターダスト・ヴァルキリー』でカバーできるが、リトルスターを使えば正規の召喚をせずとも最短で効率よく済ませることが出来る。にもかかわらず、雪菜が風属性のストーム・ドラゴンを選んだ理由は何なのか、遊弥には理解できなかった。
(雪菜さんのことだ……きっと何かある!)
「俺のターン、ドロー!」
「悪いけど遊弥、私はここで手札から『増殖するG』を捨てて効果を発動させてもらうわ」
〇増殖するG(Lv2 地)
昆虫族/効果
攻500/守200
「増殖するG」の①の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
遊弥が大量の特殊召喚を狙ってくるだろうタイミングを見計らい、雪菜は先手を打った。遊弥のデッキに投入されているモンスターはほぼ全て『スターダスト』や『シンクロン』で固まっており、『増殖するG』のような汎用カードを入れる枠が無かったのだ。
「ぐっ……でもやるしかない。ペンデュラム召喚!『スターダスト・ヴァルキリー』『スターダスト・ガール』!!」
「じゃあGの効果で1枚ドローね」
「でも、特殊召喚されたヴァルキリーの効果で、デッキからチューナーモンスター『ブレイブ・シンクロン』を手札に加える。そしてガールをリリースし、さっきの『ブレイブ・シンクロン』をアドバンス召喚」
レベル5の炎属性チューナーモンスターにレベル4のチューナー以外のモンスターが1体。ここまで来れば当然、やるべきことは決まっている。
「レベル4のヴァルキリーにレベル5のブレイブをチューニングして、レベル9の『スターダスト・ブレイズ・ドラゴン』をシンクロ召喚!」
「……だから遊弥は変わんないのよ!カウンター罠『スターライト・バニッシュ』を発動!相手が特殊召喚したモンスターの効果を無効にし、そのモンスターのレベルが5以上なら、攻撃力をそのモンスターのレベル×200下げる!」
雪菜が涙ながらに発動したカウンター罠は、またしても遊弥のモンスターを弱体化させるものだった。何としてでも遊弥を危険な目に遭わせまいとする雪菜の強い意志が感じられる。
これで折角呼び出したブレイズ・ドラゴンもソニック・スターと同じ攻撃力になってしまい、攻撃することも不可能になった。
(変わってない……?そんなことがあってたまるか!)
「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
YUMI→LP:7900 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:3 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:2
*TURN06
「遊弥、あんたが紅葉ちゃん達と一緒にいてから2ヶ月半の間、どれだけ強くなったかと思っていたけど、あんまりガッカリさせないでよ」
「さっきから何言ってるんだよ!俺は、強く……」
「強くなったんだ」。その言葉に詰まったのは、雪菜の涙と、カードを持った、震えている右手を見たからだ。彼女の今を見て、遊弥は段々と自分の発言に自信が持てなくなってきた。紅葉達と出会ってから今までの戦いを思い返してみたが、自分自身が最高の展開を繰り広げられたと堂々と宣言できるものは殆どなかった。練習試合の時も、エレンがライフハンデを与えてくれなければ確実に負けていたし、ほむらのデュエルも無限暗黒竜を創造しなければ別の結果になっていただろう。レインとのデュエルも、1ポイントたりともダメージを与えられずに完敗した。
今回のデュエルでも雪菜に1ダメージも与えられていない。そして、このターンで遊弥は思い知らされることとなるだろう。雪菜の本気を。
「見せてあげる!私はスケール1の『スターダスト・ガール』とスケール8の『スターダスト・アッパーウィング・ペガサス』でペンデュラムスケールをセッティング!!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから『スターダスト・ハルモニア・トランペッター』、手札から『スターダスト・エンジェル』!!」
前のターンで増やした5枚手札を有効活用し、しっかりと足りない盤面を補ってみせた。だが遊弥も、3枚の伏せカードのうち、2枚を連続で発動した。
「永続罠『スターライト・ランペイジ』とカウンター罠『スターライト・リジェクション』を発動!リジェクションの効果で、レベル5以上のモンスターの特殊召喚を無効にして破壊!ランペイジは、レベル5以上のモンスターが特殊召喚する度に、俺の全ての『スターダスト』モンスターの攻撃力は300アップする!」
「そんなもの、兄さんのデッキには関係ない!ハルモニア・トランペッターの効果で、レベル4のヴァルキリーを特殊召喚し、その効果で『スターダスト・ディシーブフォックス』を手札に加えて、通常召喚!」
いつものデュエルで遊弥が見せているペンデュラム召喚からの大量展開、それは融合やシンクロ、エクシーズを使って全体攻撃力を高めるものだが、遊弥は各召喚法の「次のステージ」には踏み込んでいない。
「アッパーウィング・ペガサスのペンデュラム効果発動!ヴァルキリーを破壊することで、相手フィールドのモンスター1体を破壊する!その対象はもちろん、Clear Diamond!」
「…効果破壊の耐性がないことを利用されたか。さすが雪菜さんだぜ」
「いっておくけど、ここからが、あなたの常識を超越したデュエルよ。私は手札から『RUM-スターライト・シンフォニー』を発動!リトルスター・ドラゴンを、ランクが2つ上のモンスターに進化させる!!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』!!」
遊弥が初めて見たカード、それこそがこのランクアップ。今までは凛がこの技を使うところを何度も見て、いつかやってみたいとは思っていたが、「自分にはランクアップできるカードが無い」と諦めていた。だが雪菜は、遊弥が自ら否定した可能性を切り開いた。
「ランクアップ……まさかリトルスターが出来るなんて」
「スターライト・ドラゴンの効果発動!リトルスターを素材としたことで、自分フィールドの『スターダスト』モンスターの攻撃力は、スターライト・ドラゴンの守備力と自分のライフポイントの半分の数値だけアップするわ!」
今、雪菜のフィールドにいる『スターダスト』モンスターはハルモニア・トランペッターとストーム・ドラゴンの2体。その2体の攻撃力は6300も上昇し、それぞれの攻撃力は6800と8900になった。遊弥のフィールドには守備表示のソニック・スターと攻撃表示のブレイズ・ドラゴンが1体ずつ。しかもブレイズ・ドラゴンの攻撃力は2100。上手く決まればワンキルの可能性も十二分にある。
「じゃあバトル!ストーム・ドラゴンでブレイズ・ドラゴンに攻撃!」
「罠カード『くず鉄のかかし』を発動!これで攻撃を無効にする。発動後、このカードは再びセットされる!」
「それなら、ハルモニア・トランペッターでブレイズ・ドラゴンを攻撃!」
この攻撃をどうにかするカードが残っていない遊弥は、今の攻撃を受けた。一気に5700もの大ダメージが入り、残されたライフはあと2200。しかもモンスターは1体だけ、手札も0。この状況で遊弥が思いついた手段は1つしかなかった。苦肉の策だが、今はこれに賭けるしか道はない。
*TURN07
新たにカードを1枚伏せた雪菜だったが、彼女の盤面はこれ以上ないくらい隙がない。それを遊弥は、このドローでどう切り崩すのか。
(雪菜さん、まるで俺に試練を与えているみたいだ。だったら、それを乗り越えるだけ!)
「俺のターン!もう一度ペンデュラム召喚だ!ハルモニア・トランペッターとヴァルキリーを呼び出し、まずはハルモニア・トランペッターの効果発動!」
「それに対して、『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』の効果発動!エクシーズ素材を1つ取り除いて、その効果を無効にして破壊。そして墓地から『スターダスト・フェイト・フォルトゥーナ』を守備表示で特殊召喚。そしてエクシーズ素材として墓地に行った『RUM-スターライト・シンフォニー』をデッキに戻して、1枚ドローね」
「ヴァルキリーの効果で、デッキからチューナーの『ビート・シンクロン』を手札に加えて、カードを1枚伏せてターンエンド……」
やはり、トゥインクル☆スターライト・ドラゴンの効果でパワーアップしたモンスター達を前にしては封印竜であっても倒すことはかなわない。それどころか、雪菜に傷一つ付けることすら出来ずに7ターンが経過している。しかし遊弥は慌てず騒がず、ものすごく冷静に振る舞った。
(あとは、今伏せたこのカードに全て賭けるしかない!)
*TURN08
「私のターン。ファイナル・ドロー」
雪菜がここでファイナルターン宣言をした。ここまで、彼女が一方的に遊弥を突き放すように展開してきたが、ここで一気に仕留めるつもりだ。しかし、そんな時だった。突如、目の前にいる遊弥の様子が一変し、ドス黒いオーラの片鱗が一瞬だけだが見えたのだ。
(何なのあれは…まさか……)
「スターライト・ドラゴンを対象に、罠カード『インテグレート・スター』を発動!このターンのみ、スターライト・ドラゴンをシンクロ召喚の素材とする場合、ランクと同数値のレベルを持つモンスターとして扱うわ。簡単に言うと『相克の魔術師』と同じね」
遊弥が見せたオーラに戸惑いながらも、雪菜は最後の仕上げに入った。それは、未だ嘗て誰も見たことがないやり方でのシンクロ召喚。
「私はレベル6扱いの『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』にレベル2のハルモニア・トランペッターをチューニング!!」
「レベルとランクで、シンクロ召喚だって?!」
「飽くなき探求の果てに辿り着きし究極の進化。全てを超越せし創世の力よ、今こそ目覚めよ!クロスシンクロ召喚!!『スターダスト・ドラゴン The Genesis』!!」
〇スターダスト・ドラゴン The Genesis(Lv8 風)
ドラゴン族/シンクロ/ペンデュラム/効果
攻3300/守2700
【青:5 赤:5】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドの「スターダスト」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、戦闘ダメージは0になる。②:1ターンに1度、手札から「スターダスト」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターンそのカードは、相手フィールドのモンスターに1度ずつ攻撃できる。
【モンスター効果】
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが風属性Xモンスターを素材としてS召喚に成功した場合に発動できる。相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にする。この効果で無効にしたカードが5枚以上の場合、相手の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果に対して、相手は効果を発動できない。②:このカードの攻撃力は、墓地の「スターダスト」Sモンスターのレベルの合計×100アップする。③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、エクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」Sモンスター1体を墓地へ送って発動できる。この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。Pゾーンのカードを1枚選んでデッキに戻し、このカードを自分のPゾーンに置く。
ついに雪菜の最強モンスターが顕現した。それは今まで遊弥が決して見ることのなかった、シンクロペンデュラムモンスターであり、史上初の、「エクシーズモンスターを素材にした」シンクロモンスターだ。
「どう遊弥。これでもまだ、あんたは危険な戦いに行くの?」
「危険…?力を持たない貴様が口出しするな!」
片鱗程度でしか見えなかったはずの黒いオーラが、今回ははっきりと見える。しかも遊弥の言葉遣いも以前より威圧的になった。注意深く観察してみると、遊弥の目の奥にも漆黒の炎が燃えている。雪菜も、この状態に陥った遊弥を見るのは初めてだったため、真夏の気温であるにもかかわらず背筋が震えた。
この現象は過去に2回起こっているが、それらはほぼ全て遊弥の意思とは関係なく起こっている。1回目はモンスターによって、もう1回は外部からの衝撃で。この2回には発動条件では共通する点が無いので今のところ原因は不明だが、唯一分かっていることは、この状態になってしまうと遊弥自身も気づかぬうちに相当の負担がかかっていることくらいだ。
(遊弥のあの状態はよくわからないけど、このターンでデュエルを終わらせる!)
「The Genesisの効果発動!相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にし、5枚以上無効にしたことで、相手の魔法・罠カードを全て破壊!そしてバトル!The Genesisでヴァルキリーを攻撃!」
この攻撃が通ってしまったことで、The Genesisの効果を発動できる条件が揃ったが、遊弥はそれでも悪魔のような笑みを浮かべている。相手を妨害するための罠カードやペンデュラムゾーンのカードも全て破壊されたが、まだ策があるとでもいうのか。危機感を察知した雪菜は、The Genesisの効果を使った。
「モンスターを破壊したことで、『スターダスト・ドラゴン The Genesis』の効果発動!エクストラデッキから『スターダスト・ドラゴン Clear Diamond』を墓地へ送り、その守備力分のダメージを与える!これで終わりよ!!」
~現在の状況~
YUMI→LP:2200 手札:1 デッキ:29 Mゾーン:1 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
VS
SETSUNA→LP:8500 手札:1 デッキ:26 Mゾーン:2 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:2
*Episode50初登場オリカ
〇スターダスト・ドラゴン The Genesis(Lv8 風)
ドラゴン族/シンクロ/ペンデュラム/効果
攻3300/守2700
【青:5 赤:5】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドの「スターダスト」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、戦闘ダメージは0になる。②:1ターンに1度、手札から「スターダスト」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターンそのカードは、相手フィールドのモンスターに1度ずつ攻撃できる。
【モンスター効果】
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが風属性Xモンスターを素材としてS召喚に成功した場合に発動できる。相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にする。この効果で無効にしたカードが5枚以上の場合、相手の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果に対して、相手は効果を発動できない。②:このカードの攻撃力は、墓地の「スターダスト」Sモンスターのレベルの合計×100アップする。③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、エクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」Sモンスター1体を墓地へ送って発動できる。この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。Pゾーンのカードを1枚選んでデッキに戻し、このカードを自分のPゾーンに置く。
〇トゥインクル☆スターライト・ドラゴン(ランク6 風)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻2500/守2300
風属性レベル6モンスター×3
「トゥインクル☆スターライト・ドラゴン」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが「リトルスター・ドラゴン」を素材としてX召喚した場合に発動できる。自分フィールドの「スターダスト」モンスターの攻撃力は、このカードの守備力と、自分LPの半分を合計した数値分アップする。②:相手フィールドの特殊召喚されたモンスターが効果を発動した場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、墓地から「スターダスト」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
〇RUM-スターライト・シンフォニー(通常魔法)
①:自分フィールドのX素材が1つ以下の風属性Xモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターよりランクが2つ高い風属性Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。その後、このカードと、自分フィールドの「スターダスト」Pモンスター1体を選び、そのモンスターの下に重ねてX素材とする。②:X素材のこのカードが墓地へ送られた時に発動できる。このカードをデッキに戻す。その後、自分はカードを1枚ドローする。
〇スターライト・バニッシュ(カウンター罠)
「スターライト・バニッシュ」は1ターンに1枚しか発動できない。①:相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。そのモンスターの効果を無効にする。そのモンスターがレベル5以上の場合、そのモンスターの攻撃力は、レベル×200ダウンする。
〇スターライト・ランペイジ(永続罠)
「スターライト・ランペイジ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドにレベル5以上のモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。自分フィールドの「スターダスト」モンスターの攻撃力は300アップする。②:自分フィールドの特殊召喚した「スターダスト」攻撃表示モンスターが戦闘を行なったダメージステップ終了時、相手フィールドにモンスターが2体以上存在する場合に発動できる。相手フィールドのモンスターを1体選んで破壊する。
〇スターライト・リジェクション(カウンター罠)
①:自分フィールドに「スターダスト」モンスターが存在し、相手がレベル5以上のモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。その特殊召喚を無効にして破壊する。
〇インテグレート・スター(通常罠)
①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは、そのランクと同じ数値のレベルのモンスターとして「スターダスト」Sモンスターの素材にできる。
次回予告
雪菜「遊弥!一体どうしちゃったの?!」
遊弥「貴様には分かるまい。この俺の力が!」
雪菜「どうすれば、今の遊弥を止められるの…?」
次回 Episode51:託された未来
YUMI→LP:8000 手札:2 デッキ:31 Mゾーン:3 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:2
VS
SETSUNA→LP:8000 手札:3 デッキ:33 Mゾーン:1 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:0
現在4ターン目。雪菜のドローフェイズが終わり、メインフェイズに移行した。前のターンで手札交換を行ったことで雪菜は戦略を変化させることに成功したが、それは遊弥の予想の範疇を超えていた。
「じゃ、ここから本気で行くわよ。まずはフェイト・フォルトゥーナでリトルスター・ドラゴンを攻撃ね」
先に戦闘ダメージを与えたのは雪菜だったが、その数値はたったの100。破壊耐性を持つモンスターが2体もいることを考慮すれば、それを持たないリトルスターを破壊するのは常套だ。
「メイン2。手札から『スターダスト・オーロライーグル』を特殊召喚して、フォルトゥーナとオーバーレイ。ランク4の『リトルスター・ドラゴン』をエクシーズ召喚するわね。そして効果を使って、エクストラデッキから『スターダスト・ストーム・ドラゴン』を特殊召喚。イーグルの効果で『スターダスト・エンジェル』を手札に加えて、カードを1枚伏せてターンエンドよ」
SETSUNA→LP:8000 手札:3 デッキ:31 Mゾーン:2 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:0
*TURN05
雪菜は前のターンで『リトルスター・ドラゴン』をエクシーズ召喚し、遊弥と同じように効果を使用したが、雪菜が選んだモンスターは【スターダスト】では比較的召喚条件の緩い『スターダスト・ストーム・ドラゴン』だった。『リトルスター・ドラゴン』は属性を問わずにエクストラデッキから『スターダスト』と名のつくモンスターを呼び出せる。遊弥が持つシンクロモンスターはほぼ全ての属性が揃っているが、風属性を軸に据えた【スターダスト】では、Clear Diamondやブレイズ・ドラゴン、ダークマター・ドラゴンなど風属性以外のチューナーモンスターを必要とするものが多く存在する。その弱点は『スターダスト・ヴァルキリー』でカバーできるが、リトルスターを使えば正規の召喚をせずとも最短で効率よく済ませることが出来る。にもかかわらず、雪菜が風属性のストーム・ドラゴンを選んだ理由は何なのか、遊弥には理解できなかった。
(雪菜さんのことだ……きっと何かある!)
「俺のターン、ドロー!」
「悪いけど遊弥、私はここで手札から『増殖するG』を捨てて効果を発動させてもらうわ」
〇増殖するG(Lv2 地)
昆虫族/効果
攻500/守200
「増殖するG」の①の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
遊弥が大量の特殊召喚を狙ってくるだろうタイミングを見計らい、雪菜は先手を打った。遊弥のデッキに投入されているモンスターはほぼ全て『スターダスト』や『シンクロン』で固まっており、『増殖するG』のような汎用カードを入れる枠が無かったのだ。
「ぐっ……でもやるしかない。ペンデュラム召喚!『スターダスト・ヴァルキリー』『スターダスト・ガール』!!」
「じゃあGの効果で1枚ドローね」
「でも、特殊召喚されたヴァルキリーの効果で、デッキからチューナーモンスター『ブレイブ・シンクロン』を手札に加える。そしてガールをリリースし、さっきの『ブレイブ・シンクロン』をアドバンス召喚」
レベル5の炎属性チューナーモンスターにレベル4のチューナー以外のモンスターが1体。ここまで来れば当然、やるべきことは決まっている。
「レベル4のヴァルキリーにレベル5のブレイブをチューニングして、レベル9の『スターダスト・ブレイズ・ドラゴン』をシンクロ召喚!」
「……だから遊弥は変わんないのよ!カウンター罠『スターライト・バニッシュ』を発動!相手が特殊召喚したモンスターの効果を無効にし、そのモンスターのレベルが5以上なら、攻撃力をそのモンスターのレベル×200下げる!」
雪菜が涙ながらに発動したカウンター罠は、またしても遊弥のモンスターを弱体化させるものだった。何としてでも遊弥を危険な目に遭わせまいとする雪菜の強い意志が感じられる。
これで折角呼び出したブレイズ・ドラゴンもソニック・スターと同じ攻撃力になってしまい、攻撃することも不可能になった。
(変わってない……?そんなことがあってたまるか!)
「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
YUMI→LP:7900 手札:0 デッキ:31 Mゾーン:3 M・Tゾーン:3 Fゾーン:0 Pゾーン:2
*TURN06
「遊弥、あんたが紅葉ちゃん達と一緒にいてから2ヶ月半の間、どれだけ強くなったかと思っていたけど、あんまりガッカリさせないでよ」
「さっきから何言ってるんだよ!俺は、強く……」
「強くなったんだ」。その言葉に詰まったのは、雪菜の涙と、カードを持った、震えている右手を見たからだ。彼女の今を見て、遊弥は段々と自分の発言に自信が持てなくなってきた。紅葉達と出会ってから今までの戦いを思い返してみたが、自分自身が最高の展開を繰り広げられたと堂々と宣言できるものは殆どなかった。練習試合の時も、エレンがライフハンデを与えてくれなければ確実に負けていたし、ほむらのデュエルも無限暗黒竜を創造しなければ別の結果になっていただろう。レインとのデュエルも、1ポイントたりともダメージを与えられずに完敗した。
今回のデュエルでも雪菜に1ダメージも与えられていない。そして、このターンで遊弥は思い知らされることとなるだろう。雪菜の本気を。
「見せてあげる!私はスケール1の『スターダスト・ガール』とスケール8の『スターダスト・アッパーウィング・ペガサス』でペンデュラムスケールをセッティング!!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから『スターダスト・ハルモニア・トランペッター』、手札から『スターダスト・エンジェル』!!」
前のターンで増やした5枚手札を有効活用し、しっかりと足りない盤面を補ってみせた。だが遊弥も、3枚の伏せカードのうち、2枚を連続で発動した。
「永続罠『スターライト・ランペイジ』とカウンター罠『スターライト・リジェクション』を発動!リジェクションの効果で、レベル5以上のモンスターの特殊召喚を無効にして破壊!ランペイジは、レベル5以上のモンスターが特殊召喚する度に、俺の全ての『スターダスト』モンスターの攻撃力は300アップする!」
「そんなもの、兄さんのデッキには関係ない!ハルモニア・トランペッターの効果で、レベル4のヴァルキリーを特殊召喚し、その効果で『スターダスト・ディシーブフォックス』を手札に加えて、通常召喚!」
いつものデュエルで遊弥が見せているペンデュラム召喚からの大量展開、それは融合やシンクロ、エクシーズを使って全体攻撃力を高めるものだが、遊弥は各召喚法の「次のステージ」には踏み込んでいない。
「アッパーウィング・ペガサスのペンデュラム効果発動!ヴァルキリーを破壊することで、相手フィールドのモンスター1体を破壊する!その対象はもちろん、Clear Diamond!」
「…効果破壊の耐性がないことを利用されたか。さすが雪菜さんだぜ」
「いっておくけど、ここからが、あなたの常識を超越したデュエルよ。私は手札から『RUM-スターライト・シンフォニー』を発動!リトルスター・ドラゴンを、ランクが2つ上のモンスターに進化させる!!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』!!」
遊弥が初めて見たカード、それこそがこのランクアップ。今までは凛がこの技を使うところを何度も見て、いつかやってみたいとは思っていたが、「自分にはランクアップできるカードが無い」と諦めていた。だが雪菜は、遊弥が自ら否定した可能性を切り開いた。
「ランクアップ……まさかリトルスターが出来るなんて」
「スターライト・ドラゴンの効果発動!リトルスターを素材としたことで、自分フィールドの『スターダスト』モンスターの攻撃力は、スターライト・ドラゴンの守備力と自分のライフポイントの半分の数値だけアップするわ!」
今、雪菜のフィールドにいる『スターダスト』モンスターはハルモニア・トランペッターとストーム・ドラゴンの2体。その2体の攻撃力は6300も上昇し、それぞれの攻撃力は6800と8900になった。遊弥のフィールドには守備表示のソニック・スターと攻撃表示のブレイズ・ドラゴンが1体ずつ。しかもブレイズ・ドラゴンの攻撃力は2100。上手く決まればワンキルの可能性も十二分にある。
「じゃあバトル!ストーム・ドラゴンでブレイズ・ドラゴンに攻撃!」
「罠カード『くず鉄のかかし』を発動!これで攻撃を無効にする。発動後、このカードは再びセットされる!」
「それなら、ハルモニア・トランペッターでブレイズ・ドラゴンを攻撃!」
この攻撃をどうにかするカードが残っていない遊弥は、今の攻撃を受けた。一気に5700もの大ダメージが入り、残されたライフはあと2200。しかもモンスターは1体だけ、手札も0。この状況で遊弥が思いついた手段は1つしかなかった。苦肉の策だが、今はこれに賭けるしか道はない。
*TURN07
新たにカードを1枚伏せた雪菜だったが、彼女の盤面はこれ以上ないくらい隙がない。それを遊弥は、このドローでどう切り崩すのか。
(雪菜さん、まるで俺に試練を与えているみたいだ。だったら、それを乗り越えるだけ!)
「俺のターン!もう一度ペンデュラム召喚だ!ハルモニア・トランペッターとヴァルキリーを呼び出し、まずはハルモニア・トランペッターの効果発動!」
「それに対して、『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』の効果発動!エクシーズ素材を1つ取り除いて、その効果を無効にして破壊。そして墓地から『スターダスト・フェイト・フォルトゥーナ』を守備表示で特殊召喚。そしてエクシーズ素材として墓地に行った『RUM-スターライト・シンフォニー』をデッキに戻して、1枚ドローね」
「ヴァルキリーの効果で、デッキからチューナーの『ビート・シンクロン』を手札に加えて、カードを1枚伏せてターンエンド……」
やはり、トゥインクル☆スターライト・ドラゴンの効果でパワーアップしたモンスター達を前にしては封印竜であっても倒すことはかなわない。それどころか、雪菜に傷一つ付けることすら出来ずに7ターンが経過している。しかし遊弥は慌てず騒がず、ものすごく冷静に振る舞った。
(あとは、今伏せたこのカードに全て賭けるしかない!)
*TURN08
「私のターン。ファイナル・ドロー」
雪菜がここでファイナルターン宣言をした。ここまで、彼女が一方的に遊弥を突き放すように展開してきたが、ここで一気に仕留めるつもりだ。しかし、そんな時だった。突如、目の前にいる遊弥の様子が一変し、ドス黒いオーラの片鱗が一瞬だけだが見えたのだ。
(何なのあれは…まさか……)
「スターライト・ドラゴンを対象に、罠カード『インテグレート・スター』を発動!このターンのみ、スターライト・ドラゴンをシンクロ召喚の素材とする場合、ランクと同数値のレベルを持つモンスターとして扱うわ。簡単に言うと『相克の魔術師』と同じね」
遊弥が見せたオーラに戸惑いながらも、雪菜は最後の仕上げに入った。それは、未だ嘗て誰も見たことがないやり方でのシンクロ召喚。
「私はレベル6扱いの『トゥインクル☆スターライト・ドラゴン』にレベル2のハルモニア・トランペッターをチューニング!!」
「レベルとランクで、シンクロ召喚だって?!」
「飽くなき探求の果てに辿り着きし究極の進化。全てを超越せし創世の力よ、今こそ目覚めよ!クロスシンクロ召喚!!『スターダスト・ドラゴン The Genesis』!!」
〇スターダスト・ドラゴン The Genesis(Lv8 風)
ドラゴン族/シンクロ/ペンデュラム/効果
攻3300/守2700
【青:5 赤:5】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドの「スターダスト」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、戦闘ダメージは0になる。②:1ターンに1度、手札から「スターダスト」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターンそのカードは、相手フィールドのモンスターに1度ずつ攻撃できる。
【モンスター効果】
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが風属性Xモンスターを素材としてS召喚に成功した場合に発動できる。相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にする。この効果で無効にしたカードが5枚以上の場合、相手の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果に対して、相手は効果を発動できない。②:このカードの攻撃力は、墓地の「スターダスト」Sモンスターのレベルの合計×100アップする。③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、エクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」Sモンスター1体を墓地へ送って発動できる。この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。Pゾーンのカードを1枚選んでデッキに戻し、このカードを自分のPゾーンに置く。
ついに雪菜の最強モンスターが顕現した。それは今まで遊弥が決して見ることのなかった、シンクロペンデュラムモンスターであり、史上初の、「エクシーズモンスターを素材にした」シンクロモンスターだ。
「どう遊弥。これでもまだ、あんたは危険な戦いに行くの?」
「危険…?力を持たない貴様が口出しするな!」
片鱗程度でしか見えなかったはずの黒いオーラが、今回ははっきりと見える。しかも遊弥の言葉遣いも以前より威圧的になった。注意深く観察してみると、遊弥の目の奥にも漆黒の炎が燃えている。雪菜も、この状態に陥った遊弥を見るのは初めてだったため、真夏の気温であるにもかかわらず背筋が震えた。
この現象は過去に2回起こっているが、それらはほぼ全て遊弥の意思とは関係なく起こっている。1回目はモンスターによって、もう1回は外部からの衝撃で。この2回には発動条件では共通する点が無いので今のところ原因は不明だが、唯一分かっていることは、この状態になってしまうと遊弥自身も気づかぬうちに相当の負担がかかっていることくらいだ。
(遊弥のあの状態はよくわからないけど、このターンでデュエルを終わらせる!)
「The Genesisの効果発動!相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にし、5枚以上無効にしたことで、相手の魔法・罠カードを全て破壊!そしてバトル!The Genesisでヴァルキリーを攻撃!」
この攻撃が通ってしまったことで、The Genesisの効果を発動できる条件が揃ったが、遊弥はそれでも悪魔のような笑みを浮かべている。相手を妨害するための罠カードやペンデュラムゾーンのカードも全て破壊されたが、まだ策があるとでもいうのか。危機感を察知した雪菜は、The Genesisの効果を使った。
「モンスターを破壊したことで、『スターダスト・ドラゴン The Genesis』の効果発動!エクストラデッキから『スターダスト・ドラゴン Clear Diamond』を墓地へ送り、その守備力分のダメージを与える!これで終わりよ!!」
~現在の状況~
YUMI→LP:2200 手札:1 デッキ:29 Mゾーン:1 M・Tゾーン:0 Fゾーン:0 Pゾーン:0
VS
SETSUNA→LP:8500 手札:1 デッキ:26 Mゾーン:2 M・Tゾーン:2 Fゾーン:0 Pゾーン:2
*Episode50初登場オリカ
〇スターダスト・ドラゴン The Genesis(Lv8 風)
ドラゴン族/シンクロ/ペンデュラム/効果
攻3300/守2700
【青:5 赤:5】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドの「スターダスト」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、戦闘ダメージは0になる。②:1ターンに1度、手札から「スターダスト」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターンそのカードは、相手フィールドのモンスターに1度ずつ攻撃できる。
【モンスター効果】
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが風属性Xモンスターを素材としてS召喚に成功した場合に発動できる。相手の魔法・罠カードの発動と効果を全て無効にする。この効果で無効にしたカードが5枚以上の場合、相手の魔法・罠カードを全て破壊する。この効果に対して、相手は効果を発動できない。②:このカードの攻撃力は、墓地の「スターダスト」Sモンスターのレベルの合計×100アップする。③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、エクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」Sモンスター1体を墓地へ送って発動できる。この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。④:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。Pゾーンのカードを1枚選んでデッキに戻し、このカードを自分のPゾーンに置く。
〇トゥインクル☆スターライト・ドラゴン(ランク6 風)
ドラゴン族/エクシーズ/効果
攻2500/守2300
風属性レベル6モンスター×3
「トゥインクル☆スターライト・ドラゴン」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが「リトルスター・ドラゴン」を素材としてX召喚した場合に発動できる。自分フィールドの「スターダスト」モンスターの攻撃力は、このカードの守備力と、自分LPの半分を合計した数値分アップする。②:相手フィールドの特殊召喚されたモンスターが効果を発動した場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、墓地から「スターダスト」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
〇RUM-スターライト・シンフォニー(通常魔法)
①:自分フィールドのX素材が1つ以下の風属性Xモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターよりランクが2つ高い風属性Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。その後、このカードと、自分フィールドの「スターダスト」Pモンスター1体を選び、そのモンスターの下に重ねてX素材とする。②:X素材のこのカードが墓地へ送られた時に発動できる。このカードをデッキに戻す。その後、自分はカードを1枚ドローする。
〇スターライト・バニッシュ(カウンター罠)
「スターライト・バニッシュ」は1ターンに1枚しか発動できない。①:相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。そのモンスターの効果を無効にする。そのモンスターがレベル5以上の場合、そのモンスターの攻撃力は、レベル×200ダウンする。
〇スターライト・ランペイジ(永続罠)
「スターライト・ランペイジ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドにレベル5以上のモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。自分フィールドの「スターダスト」モンスターの攻撃力は300アップする。②:自分フィールドの特殊召喚した「スターダスト」攻撃表示モンスターが戦闘を行なったダメージステップ終了時、相手フィールドにモンスターが2体以上存在する場合に発動できる。相手フィールドのモンスターを1体選んで破壊する。
〇スターライト・リジェクション(カウンター罠)
①:自分フィールドに「スターダスト」モンスターが存在し、相手がレベル5以上のモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。その特殊召喚を無効にして破壊する。
〇インテグレート・スター(通常罠)
①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは、そのランクと同じ数値のレベルのモンスターとして「スターダスト」Sモンスターの素材にできる。
次回予告
雪菜「遊弥!一体どうしちゃったの?!」
遊弥「貴様には分かるまい。この俺の力が!」
雪菜「どうすれば、今の遊弥を止められるの…?」
次回 Episode51:託された未来
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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121 | Episode01:危ないスタート | 2430 | 1 | 2015-06-21 | - | |
125 | Episode02:悪魔のドラゴン | 1976 | 2 | 2015-06-22 | - | |
93 | Episode03:切り札 | 1499 | 2 | 2015-06-23 | - | |
106 | Episode04:紅蓮の悪魔 | 1556 | 2 | 2015-06-23 | - | |
95 | Episode05:終止符 | 1460 | 2 | 2015-06-25 | - | |
80 | Episode06の前に(更新済) | 1284 | 2 | 2015-06-25 | - | |
102 | Episode06:黒羽 凛 | 1435 | 1 | 2015-06-27 | - | |
89 | Episode07:同調 | 1347 | 1 | 2015-06-30 | - | |
78 | Episode08:変則試合 | 1334 | 2 | 2015-07-04 | - | |
152 | Episode09:2人の絆 | 1467 | 2 | 2015-07-05 | - | |
75 | Episode10:覚醒 | 1332 | 1 | 2015-07-09 | - | |
95 | Episode11:解放 | 1349 | 2 | 2015-07-13 | - | |
154 | Episode12:最後の封印竜 | 1337 | 0 | 2015-07-14 | - | |
80 | Episode13:ダイヤの煌めき | 1136 | 0 | 2015-07-25 | - | |
103 | Episode14:友のために | 1209 | 0 | 2015-08-12 | - | |
90 | ビヨンドモンスター・ビヨンド召喚について | 1730 | 2 | 2015-08-13 | - | |
136 | 番外編01:遊弥と紅葉の… | 1185 | 2 | 2015-08-19 | - | |
126 | Episode15:紅蓮魔竜解放 | 1417 | 2 | 2015-08-22 | - | |
96 | Episode16:ライセンス | 1299 | 2 | 2015-08-24 | - | |
176 | 少し遅めのキャラ設定(随時更新) | 2187 | 5 | 2015-08-29 | - | |
100 | Episode17:地獄の猛特訓 | 1281 | 1 | 2015-09-06 | - | |
146 | Episode18:関門 | 1435 | 1 | 2015-09-13 | - | |
93 | Episode19:スピードの中で | 1279 | 2 | 2015-09-18 | - | |
124 | Episode20:初の対外試合 | 1295 | 2 | 2015-09-20 | - | |
93 | Episode21:シンクロ封印 | 1236 | 1 | 2015-09-22 | - | |
81 | Episode22:1つの答え | 1235 | 2 | 2015-09-24 | - | |
80 | Episode23:黒羽の誇り | 1275 | 2 | 2015-10-01 | - | |
103 | Episode24:ハイスピードバトル | 1333 | 3 | 2015-10-06 | - | |
74 | Episode25:超越する力 | 1219 | 2 | 2015-10-11 | - | |
85 | Episode26:運命の決戦 | 1205 | 3 | 2015-10-20 | - | |
98 | Episode27:来訪者、天導レイン | 1311 | 2 | 2015-11-03 | - | |
96 | Episode28:遊弥vsレイン | 1403 | 2 | 2015-11-09 | - | |
87 | Episode29:舞い降りた天使 | 1304 | 2 | 2015-12-05 | - | |
81 | Episode30:天使と悪魔 | 1409 | 3 | 2015-12-09 | - | |
105 | Episode31:禁断の無限暗黒竜 | 1469 | 2 | 2015-12-12 | - | |
80 | 番外編02:凛と紅葉が… | 1265 | 0 | 2016-01-05 | - | |
89 | Episode32:パワー・ツール | 1241 | 3 | 2016-01-29 | - | |
85 | Episode33:死した希望の使者 | 1184 | 2 | 2016-01-31 | - | |
115 | Episode34:高貴の翼 | 1457 | 3 | 2016-02-04 | - | |
91 | Epi35:戦慄のリバースビヨンド | 1300 | 1 | 2016-02-13 | - | |
84 | Epi36:加速するカウントダウン | 1255 | 2 | 2016-02-20 | - | |
85 | Epi37:希望のカード『V☆S』 | 1231 | 3 | 2016-03-25 | - | |
76 | Episode38:朱色の夜 | 1238 | 0 | 2016-04-11 | - | |
152 | Episode39:並び立つ盟友 | 1439 | 2 | 2016-04-22 | - | |
85 | Episode40:精一と彩 | 1316 | 2 | 2016-05-30 | - | |
84 | Episode41:漆黒の鎮魂歌 | 1305 | 4 | 2016-06-22 | - | |
129 | Episode42:涅槃の境地へ | 1330 | 4 | 2016-07-02 | - | |
81 | Episode43:トワノキズナ | 1263 | 3 | 2016-07-23 | - | |
144 | Episode44:銀河と宇宙 | 1456 | 3 | 2016-08-09 | - | |
127 | Episode45:銀河眼vs宇宙眼 | 1543 | 0 | 2016-08-20 | - | |
66 | Episode46:絶望の凱旋 | 1141 | 0 | 2016-08-24 | - | |
91 | Episode47:刻まれた記憶の欠片 | 1165 | 1 | 2016-09-06 | - | |
123 | Episode48:希望の行方 | 1520 | 0 | 2016-09-13 | - | |
90 | Episode49:悪夢の決戦前夜 | 1110 | 0 | 2016-10-03 | - | |
77 | Episode50:創世の星屑竜 | 1070 | 0 | 2016-10-25 | - | |
133 | Episode51:託された未来 | 1207 | 0 | 2016-10-30 | - | |
133 | 番外編03:遊弥と花奈の... | 1273 | 2 | 2016-11-02 | - | |
107 | 未投稿オリカ紹介①(使用者:藤堂遊弥) | 1257 | 0 | 2016-11-09 | - | |
119 | 未投稿オリカ紹介②(使用者:赤城紅葉) | 1244 | 0 | 2016-11-26 | - | |
105 | 未投稿オリカ紹介③(使用者:茨木花奈) | 1246 | 0 | 2016-12-08 | - | |
60 | 未投稿オリカ紹介④(使用者:霧野命慈) | 1044 | 0 | 2016-12-20 | - | |
67 | 未投稿オリカ紹介⑤(使用者:霧野精一) | 1141 | 0 | 2016-12-30 | - | |
109 | Episode52:極寒の夏 | 1213 | 2 | 2017-01-01 | - | |
153 | Episode53:闇の邂逅 | 1373 | 2 | 2017-01-07 | - | |
88 | Episode54:呪縛竜復活 | 1126 | 0 | 2017-01-11 | - | |
127 | Episode55:届かぬ声で... | 1044 | 2 | 2017-01-15 | - | |
142 | Episode56:禁忌の目覚め | 1131 | 5 | 2017-01-19 | - | |
125 | Episode57:共鳴する四龍 | 1176 | 4 | 2017-01-25 | - | |
78 | Episode58:本当の気持ち | 1274 | 3 | 2017-01-30 | - | |
83 | Episode59:真実への鍵 | 1161 | 2 | 2017-02-08 | - | |
83 | IF01:バレンタインデー | 1356 | 6 | 2017-02-11 | - | |
75 | Episode60:エレンとアレックス | 1161 | 3 | 2017-02-16 | - | |
179 | ルール改訂と今後の進行について | 1394 | 2 | 2017-02-18 | - | |
67 | Episode61:想いの証 | 1052 | 5 | 2017-02-21 | - | |
91 | Episode62:茨の道標 | 1244 | 5 | 2017-02-27 | - | |
137 | Episode63:光と闇の花 | 1102 | 3 | 2017-03-20 | - | |
90 | Episode64:渇望と葛藤 | 1141 | 2 | 2017-03-23 | - | |
85 | Episode65:麗しき孤月 | 1083 | 2 | 2017-03-29 | - | |
149 | Episode66:月夜のイリュージョン | 1418 | 2 | 2017-04-21 | - | |
164 | Episode67:常闇に消える月華 | 1417 | 1 | 2017-05-05 | - | |
109 | Episode68:模索者たち | 1146 | 4 | 2017-07-22 | - | |
123 | Episode69:純黒の反逆者 | 1252 | 0 | 2017-07-27 | - | |
138 | Episode70:紅と黒の禁呪 | 1156 | 2 | 2017-08-07 | - | |
102 | Episode71:希望は往く | 1293 | 3 | 2017-08-17 | - | |
152 | Episode72:リリーの過去 | 1291 | 2 | 2017-08-24 | - | |
85 | Episode73:異次元の亡霊 | 1223 | 2 | 2017-09-13 | - | |
122 | Episode74:覚醒の鼓動 | 1390 | 3 | 2017-09-22 | - | |
138 | Episode75:挑戦者の儀 | 1140 | 0 | 2017-10-05 | - | |
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85 | Episode78:最期の兄弟喧嘩 | 929 | 2 | 2018-03-03 | - | |
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117 | Episode80:堕天使の罠 | 962 | 0 | 2018-04-14 | - | |
113 | Episode81:断罪する魔神 | 961 | 0 | 2018-04-19 | - | |
128 | Episode82:姫君のバイブル | 1066 | 1 | 2018-05-07 | - | |
130 | Episode83:開かれたページ | 1096 | 0 | 2018-05-11 | - | |
171 | Episode84:望まぬ決戦 | 1129 | 2 | 2018-05-29 | - | |
84 | 未投稿オリカ紹介⑥(使用者:古城奏多) | 1014 | 0 | 2018-05-31 | - | |
147 | 未投稿オリカ紹介⑦(使用者:清水ルーナ) | 1202 | 0 | 2018-06-02 | - | |
150 | 未投稿オリカ紹介⑧(使用者:アレックス) | 1074 | 0 | 2018-06-04 | - | |
70 | 未投稿オリカ紹介⑨(使用者:リリー) | 904 | 0 | 2018-06-06 | - | |
202 | 未投稿オリカ紹介⑩(使用者:ソフィア) | 1297 | 0 | 2018-06-06 | - | |
129 | 呪縛竜のおさらい | 907 | 0 | 2018-06-06 | - | |
118 | IF02:星 遊未 | 898 | 0 | 2018-06-09 | - | |
88 | Episode85:新たなる激闘へ | 1086 | 0 | 2018-07-10 | - | |
119 | Episode86:愛するもの | 985 | 0 | 2018-07-27 | - | |
83 | Episode87:涅槃を超えた先 | 947 | 0 | 2018-08-10 | - | |
134 | Episode88:終焉の弧光 | 1364 | 0 | 2018-09-12 | - | |
74 | 【重要】投稿再開のお知らせ | 839 | 3 | 2022-06-04 | - | |
55 | Episode89:四竜が紡いだ奇跡 | 530 | 3 | 2022-06-25 | - | |
59 | Episode90:光臨者、天導レイン | 522 | 2 | 2022-07-07 | - | |
58 | Episode91:舞い堕ちた天使 | 503 | 2 | 2022-09-03 | - | |
60 | Episode92:紅の決意 | 549 | 0 | 2022-09-19 | - | |
54 | Episode93:凛々しい黒羽 | 593 | 0 | 2022-10-04 | - | |
67 | Episode94:最強の双子 | 555 | 0 | 2022-10-24 | - | |
47 | Episode95:最凶の龍 | 557 | 0 | 2022-12-29 | - | |
53 | Episode96:神の恵 | 535 | 0 | 2023-01-18 | - | |
77 | Episode97:先導者vs時空竜 | 640 | 0 | 2023-01-22 | - | |
44 | Episode98:トワノチカイ | 520 | 0 | 2023-02-14 | - | |
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38 | Episode103:永遠の友達 | 324 | 0 | 2023-11-26 | - | |
48 | Episode104:うららの運命 | 225 | 0 | 2024-04-29 | - | |
30 | Episode105:胡桃の最終演目 | 224 | 0 | 2024-05-06 | - | |
28 | Episode106:希望の少女たち | 241 | 1 | 2024-05-16 | - | |
44 | Episode107:輝く希望 | 335 | 0 | 2024-08-11 | - | |
29 | 第4章完結記念外伝&重大発表 | 339 | 0 | 2024-08-13 | - | |
37 | 第4章初登場オリカまとめ | 294 | 0 | 2024-08-17 | - | |
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18 | Episode108:最期の戦い | 123 | 0 | 2024-11-16 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
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- 01/15 15:42 評価 9点 《光と闇の竜王》「融合版《光と闇の竜》の割と評価が難しいカード…
- 01/15 15:06 評価 3点 《ヴェノム・サーペント》「《ヴェノム》の下級モンスターの一体。…
- 01/15 15:00 評価 2点 《ヴェノム・スネーク》「今見ると《捕食植物》の元になったと思わ…
- 01/15 13:10 デッキ テラナイト
- 01/15 12:39 デッキ ファンカスノーレ
- 01/15 10:59 SS 26話 共同戦線Ⅰ
- 01/15 10:51 評価 1点 《シールドスピア》「何となく強そうな名前とイラストにやる気の無…
- 01/15 10:50 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 01/15 09:50 評価 3点 《ヴェノム・コブラ》「メインデッキに入る《ヴェノム》では唯一の…
- 01/15 09:22 評価 5点 《百鬼羅刹 グリアーレ三傑》「《百鬼羅刹 巨魁ガボンガ》に続く新…
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