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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第100話:戦士

第100話:戦士 作:光芒






「ああ、そういうことだ。前に遊万兄貴ともデュエルしたんだろ? つまり今度は俺の番ってわけだ」

 やれやれ、といった様子で両手を挙げる遊心。三人の兄の中で遊大と最も歳が近く、遊大が一番気軽に話すことができる相手が遊心だった。遊万の例からいつか遊心ともデュエルをする時が来るというのはわかっていた。わかってはいたが、いざ実際に相手をすることになるとどうしても辛い感情が渦巻く。

「遊心兄さん……」
「いいって、何も言うな。親父からはお前がこのアカデミアに相応しいデュエリストかどうかを見極めろって言われて来たけどよ、親父が交流戦のデュエルとかちゃんと見てたら、そんなん一々証明する必要ないのにな」
「でも父さんが納得させるためにはこのデュエルが必要なんだよね? だったら俺はそれを受けるよ」

 遊心の知る遊大は控えめで自分から進んで前に出るタイプではなかった。少なくとも彼の中では自分の後ろをぴったりと付いて来る可愛らしい弟というイメージが強い。
 しかし、この時遊心の眼を見つめる彼の瞳には戦士―――デュエリストが持つ強い意志が感じられた。高海家の男子であることに例外なく、遊心もデュエリストに相応しいだけの闘争心を持っている。そんな彼の闘争心が遊大のそれに呼応した。
 デュエリストである遊大が勝負を望んでいる。ならばそれに応えなければ、デュエリストではない。デュエリストとして、一人の兄として、その気持ちに応えることが最大の礼だ。

「わかった、お前の意志を尊重するぜ。だったらこいつは選別だ!」

 そう言って遊心は数枚のカードを手渡す。それは通常のものとは違う絵柄の“クリアウィング・シンクロ・ドラゴン”のカードだった。通常のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンは赤く轟く雷鳴の中に立つようなイラストをしているが、遊心から手渡されたのは星空と燃え盛る地上を飛んでいる躍動感の感じるイラストをしている。
 このカードもまた、遊万から受け取ったダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンと同じように、遊厳から遊大に渡すように言われていたものであった。

「本当はデュエルの後……俺がお前を認めた時に渡せって言われてたんだけどよ。俺としてはお前の実力を知ってるからさ」
「いいの? 父さんにバレたら……」
「俺とお前の男の秘密って奴だ。あっ、そういや遊希ちゃんもいたな」

 後輩の兄、とはいえ初対面の人間にいきなりちゃん付けされるというのは決して気分がいいものではなかった。それでもそんな気持ちを緩和させるような人懐っこい笑顔を遊心が浮かべるのを見ると、彼もまた遊大と同じように人を惹きつけるものを持っているということなのだろう。

「じゃあ三人の秘密ってことで。それでいいかな?」
「……ええ。私としてはそれでも」
「よっし、じゃあ俺はDホイールの調整に戻るぜ。遊大、いいデュエルをしような!」

 ニッカリと笑って去っていく遊心の後ろ姿はとても爽やかなものであった。そんな彼の姿が見えなくなると、遊大は小さく「ふぅ」とため息をついた。

「こんな形で対面させることになってごめんなさい」
「遊希さんが謝ることなんてないですよ。第一帰省した時に会いましたし」
「それもそうよね……Dホイールの調整とかは大丈夫かしら? もし良かったら手伝うけど」
「……お気持ちだけ頂いておきます。これは俺と兄さんのデュエルなんで、俺の力だけで挑みたいんです」

 遊希の申し出を断るのは少々心苦しかったが、Dホイールの知識を少しでも身につけるためにも、敢えて自分の力だけでこのデュエルに臨むことに決めていた。Dホイールは2年前の遊希と真九郎のデュエルから研究開発がだいぶ進み、男性用と女性用の2パターンが登場していた。
 遊希の持つ「ドラグーン」は開発時期の関係上、重量などは考慮されていないが、それでも女性である遊希が駆るそれと遊大が乗る男性用のDホイールでは色々と勝手が違ってくる。それにDホイールに乗るたびに遊希に泣きつくというのは遊大にとってはさすがに気恥ずかしかったのだ。


「えっ?」

 遊希と別れ、自分が乗る予定のDホイールが設置されているピットにやってきた遊大。誰もいない、彼だけの世界であるはずのこのピットには一人の少年が先客として待っていたからだ。
 年齢は10歳から12歳くらいといったところだろうか、日に焼けたような褐色の肌をした目つきのあまり良くない少年。待たされていたためか、何処か不機嫌そうな顔をした少年は遊大が来たのを確認するや否や、彼に近づいては先ほどの遊心と同じように数枚のカードを押し付けるかのように手渡してきた。

「このカードは……それに君は……?」
「……兄貴から頼まれた。お前にこれを渡せって」
「兄貴?」

 少年の言う「兄貴」とは一体誰の事だろうか、と思いながら渡されたカードを確認する。渡されたカードのうち1枚のカードに描かれていたのはクリアウィング・シンクロ・ドラゴンをモチーフにした衣服をまとった女性型のモンスターが描かれていた。このカードの名前を確認した遊大は、それらのカードが誰の差し金なのかを理解する。

(マジシャン……)
「ねえ、君は―――」

 この少年はマジシャンからの使い、ということなのだろう。ならば何故マジシャンが定期的に遊大にカードを渡してくるのか。それを尋ねようと思い遊大がカードから目を離した刹那。少年の姿はピットから消えていた。

「……時間がもったいない。Dホイールの整備をしなきゃ」











 仁と礼のデュエルが終わってから、1時間ほどの時間が遊大と遊心に与えられる。1時間という時間は一見長そうに見えるが実は短いもので、Dホイールの調整と遊心そしてマジシャンから渡されたカードを加えてのデッキ調整に費やしていたらあっという間に過ぎてしまった。
 セントラル校で今後ライディングデュエルの講習が一般化した時のために用意された新品のライダーススーツに袖を通す。Dホイールに乗るということは実際にバイクに乗るのと同じようなものであり、高速でサーキットを駆ける時は夏であっても冷たい風が当たる。講座の一環で風邪を引かないためにも、適性サイズよりも小さめに作られているので着替えるのにも一苦労だった。
 Dホイールにキーを刺し、エンジンをかけてはサーキットまで押していく。サーキットへの入口では先にデュエルを終えた仁と礼が待っていた。遊大は二人に声をかけようとするが、仁は手を伸ばしてそれを制した。遊大は最初どうして、といった様子で首を傾げたが、仁は制した手でそのまま親指だけを上に向けて立てる所謂「サムズアップ」をしてみせた。
 サムズアップというポーズの由来は諸説あるが、日本においては肯定的な意味で使われるものだ。仁のそのポーズに彼の思いを知った遊大は、同じようにサムズアップを二人にしてみせてはDホイールに跨り、勢いよくサーキットへと駆けだした。

「……何か声をかけてあげなくて良かったの?」
「これから行われるのはあいつの未来を賭けたデュエルだ。不必要な会話で遊大の集中を乱したくはない。それに」
「それに?」
「俺たちは俺たちができることをする。あいつの勝利を願うこと……それだけだ。違うか?」

 礼はそうね、と言って小さく頷いた。仁と礼、そして留奈。遊大と共に歩んできた三人が見守る中、遊大は未知なるデュエルに臨む。自分の未来を勝ち取るために。

「遊大、改めてルールの説明をさせて貰うぜ。このライディングデュエルでは通常のフィールド魔法とは別枠で“スピード・ワールド Ver.2”っつーフィールド魔法の効果が互いに適用される」


※スピード・ワールド Ver.2(オリジナルカード)
フィールド魔法
(1):このカードはカードの効果では破壊されず、他のカードの効果によって墓地には送られない。
(2):お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、自分用スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く(最大12個まで)。 1ターンに1度、自分用スピードカウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を発動する。
●3個:自分の手札の数×300ポイントのダメージを相手ライフに与える。
●6個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●9個:フィールドに存在するカード1枚を破壊する。
●12個:相手のカードの発動を無効にして破壊する。


「ライディングデュエルではこのスピード・ワールドのカウンターを使った戦略も求められるっていうわけだ。そして先攻後攻の決定権はサーキットの第一コーナーを先に回った方が得られる」
「つまり先攻後攻を決めたければ相手よりスピードを出さなければいけない、ってことなんだね」
「ああ。だが、変に出し過ぎてコントロールが効かなくてそのままクラッシュなんてこともあるからリスクはデカい。まあお前のDホイールは基本的にオートパイロットだからよっぽどのことがない限り事故なんてことはないと思うけどな」

 遊心のデッキを知っている遊大からしてみれば、彼のデッキが変わっていなければ先攻は極力渡したくない。しかし、Dホイールの操縦技術に関しては遊心に一日どころか数年以上の長がある。彼の言う通り、無理に先攻を取りに行って操縦の方がおざなりになってしまうという状況は避けたかった。

「遊大、デュエルの前に言うのもなんだが一つ聞いてくれ。俺や兄貴たちはお前の強さを知っている……勝ち負けを変に意識することはねえぜ」
「……」
「俺たちが見たいのはお前がお前らしいデュエルをできるか、だ。肩の力を抜け。そしてリラックスして俺に挑むこと。いいな?」
「相変わらず難しいことを言ってくれるね、兄さんは。でもその期待に俺は応えたい」

 その言葉を聞いて遊心は屈託のない笑顔を見せる。あの小さかった弟がここまで成長した、ということ自体が彼にとっては嬉しかったのかもしれない。



「「ライディングデュエル・アクセラレーション!!」」


 
 唸るようなエンジン音と共に駆け出す2台のDホイール。遊大は狙っていなかったが、やはり第一コーナーを先に通り抜けたのは遊心だった。

「俺が先攻を貰うぜ!」


先攻:遊心
後攻:遊大


遊心 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)
遊大 LP8000 手札5枚
デッキ:39 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:15(0)


☆TURN01(遊心)


「俺のターン!」

遊心 SC:0→1
遊大 SC:0→1

「このスタンバイフェイズで俺たちのスピードワールドにカウンターが乗る。メインフェイズ1、俺のフィールドにモンスターが存在しない場合、こいつは手札から特殊召喚できる! 来い!“SRベイゴマックス”!!」


※SRベイゴマックス
効果モンスター(制限カード、2018年7月1日から準制限カード)
星3/風属性/機械族/攻1200/守600
「SRベイゴマックス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「SRベイゴマックス」以外の「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。


「ベイゴマックス……兄さんのキーカードが初手に来てるとはね」
「特殊召喚に成功したベイゴマックスの効果を発動! デッキからベイゴマックス以外のスピードロイド1体を手札に加える。俺が手札に加えるのは“SRタケトンボーグ”! そしてタケトンボーグを特殊召喚!」


※SRタケトンボーグ
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻600/守1200
自分は「SRタケトンボーグ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードをリリースして発動できる。デッキから「スピードロイド」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。


「タケトンボーグは自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる」
(ベイゴマックスとタケトンボーグでシンクロ召喚もしくはランク3のエクシーズ召喚ができる。今までの兄さんだったら迷わず2の効果でシンクロ召喚に繋げてきたけど……)
「俺はレベル3のベイゴマックスとタケトンボーグでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!“煉獄の世界を彷徨う旅人よ。見果てぬ世界を行き、その悲願を遂げよ!”ランク3“彼岸の旅人 ダンテ”!」


※彼岸の旅人 ダンテ
エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク3/光属性/戦士族/攻1000/守2500
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「彼岸」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。


彼岸の旅人 ダンテ ORU:2 DEF2500

(エクシーズ召喚……やっぱりデッキ内容が変わっている)
「ダンテの効果を発動! このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除き、デッキトップのカード3枚を墓地に送る。そしてこのカードの攻撃力は墓地に送ったカードの数×500ポイントアップするぜ!」

彼岸の旅人 ダンテ ORU:1 ATK1000→ATK2500

「まあ先攻だし守備表示だからそんな意味ないけどな。でも墓地に必要なカードは行ってくれたぜ。俺は手札からフィールド魔法“竜の渓谷”を発動!」


※竜の渓谷
フィールド魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに手札を1枚捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。


「竜の渓谷……!?」
「俺は手札1枚を捨てて、デッキからレベル4以下のドラグニティモンスター1体を手札に加える効果を発動するぜ! 手札に加えるのは“ドラグニティ-ドゥクス”。そしてそのドゥクスを召喚!!」


※ドラグニティ-ドゥクス
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族の「ドラグニティ」モンスター1体を対象として発動できる。そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、自分フィールドの「ドラグニティ」カードの数×200アップする。


「【ドラグニティ】……やっぱり単純な【スピードロイド】じゃなくなったようだね」
「お前とのデュエルもあるからな、俺だって進化してるってところ見せてやるぜ! 召喚に成功したドゥクスの効果! 墓地のレベル2のドラグニティモンスター“ドラグニティ-ファランクス”をこいつに装備するぜ! そして装備されているファランクスの効果を発動!」


※ドラグニティ-ファランクス
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/ドラゴン族/攻500/守1100
(1):1ターンに1度、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。


「俺はレベル4の鳥獣族モンスター、ドラグニティ-ドゥクスにレベル2のドラゴン族チューナーモンスター、ドラグニティ-ファランクスをチューニング!“天空を翔ける竜騎士よ。心通わせ真紅の槍となりて魔を貫け!”シンクロ召喚! 穿て!“ドラグニティナイト-ガジャルグ”!!」


※ドラグニティナイト-ガジャルグ
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/ドラゴン族/攻2400/守800
ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキからレベル4以下の、ドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を手札に加える。その後、手札からドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を選んで捨てる。


「ガジャルグ!? ヴァジュランダじゃなくて……?」
「んー、まあ遊大が驚くのも無理ないよな。ドラグニティと言えばドゥクスとファランクスからドラグニティナイト-ヴァジュランダに繋いでそっからレベル8のシンクロに繋げるのが定石っちゃあ定石だ。だが、定石が一番強い手とも限らねーんだぜ? 見せてやるよ、この俺……高海 遊心のデュエルをな!!」

 スピードの世界で繰り広げられる二人の戦士によって繰り広げられるデュエル。その行く末は誰にもわからない。









○後書き
近畿・関西地方に在住の皆様、お怪我などはありませんでしょうか。
数日間は余震が続くと見られており、またこれから本震が起こる危険もあるのでくれぐれもお気を付けください。




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59 第102話:降竜 944 0 2018-06-30 -
45 第103話:乱入 955 3 2018-07-06 -
122 第104話:奮起 1160 0 2018-07-15 -
67 第105話:白翼 1060 0 2018-07-22 -
118 第106話:夢境 1340 3 2018-07-30 -
104 第107話:紫苑 1112 4 2018-09-12 -
78 遊大たちが10月制限について語ります 1060 2 2018-09-14 -
113 第108話:猛毒 1171 2 2018-09-17 -
68 第109話:変身 987 2 2018-09-21 -
81 第110話:共闘 1029 4 2018-09-25 -
83 第111話:油断 847 2 2018-09-27 -
102 第112話:浸食 1142 2 2018-09-30 -
56 第113話:神意(修正・再掲版) 973 2 2018-10-03 -
99 第114話:忍者 946 2 2018-10-06 -
73 第115話:継承(修正版) 937 3 2018-10-08 -
69 第116話:征圧 919 2 2018-10-10 -
128 第117話:両雄(修正版) 995 3 2018-10-15 -
94 第118話:負担 913 2 2018-10-17 -
92 第119話:確信 910 2 2018-10-20 -
96 第120話:無限 971 4 2018-10-22 -
105 第121話:必然 862 2 2018-10-25 -
101 第122話:悲劇 1042 2 2018-10-28 -
125 第123話:鬼気 984 2 2018-10-31 -
66 第124話:捕食 959 3 2018-11-02 -
121 第125話:一輪 982 2 2018-11-05 -
127 第126話:後悔 1076 3 2018-11-07 -
76 第127話:神話 975 2 2018-11-10 -
109 第128話:仮説 1079 3 2018-11-12 -
72 第129話:伝心 1035 3 2018-11-14 -
96 第130話:対立 1041 2 2018-11-16 -
112 第131話:残酷 976 3 2018-11-18 -
100 第132話:涙雨 1025 3 2018-11-20 -
90 最終章予告 901 3 2018-11-21 -
107 番外編:歓喜 965 5 2018-11-22 -
92 第134話:決戦・1 932 2 2018-11-23 -
69 第135話:決戦・2 990 2 2018-11-25 -
94 第136話:決戦・3 1381 2 2018-11-27 -
77 第137話:決戦・4 971 3 2018-11-28 -
82 第138話:決戦・5 1029 3 2018-11-30 -
72 第139話:覇王 1068 3 2018-12-02 -
71 第140話:精霊 1156 3 2018-12-04 -
113 第141話:落涙 999 4 2018-12-05 -
106 第142話:命脈 1036 3 2018-12-07 -
52 第143話:終焉 993 3 2018-12-08 -
106 第144話:帰還 1057 3 2018-12-10 -
82 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1115 3 2018-12-11 -
83 第145話:三様 1049 2 2018-12-12 -
99 第146話:光明 889 2 2018-12-15 -
103 第147話:竜星 973 3 2018-12-16 -
97 第148話:斬撃 916 3 2018-12-18 -
104 第149話:神竜 915 3 2018-12-20 -
78 第150話:新竜 881 3 2018-12-21 -
100 第151話:共鳴 887 3 2018-12-24 -
102 第152話:前夜 993 3 2018-12-25 -
90 第153話:星竜・1 975 3 2018-12-28 -
85 第154話:星竜・2 979 3 2018-12-29 -
100 第155話:星竜・3 1047 3 2018-12-31 -
112 エピローグ:雪夜 1283 6 2019-01-01 -
76 番外編:甘露 981 2 2019-02-14 -
87 遊大たちが19年4月制限について喋ります 910 3 2019-03-12 -
44 エイプリルフールに間に合わなかったので 784 0 2019-04-01 -
88 番外編:夏想・1 793 4 2019-04-17 -
88 番外編:夏想・2 847 2 2019-04-19 -
88 番外編:夏想・3 612 2 2019-04-22 -
83 番外編:夏想・4 880 2 2019-04-25 -
88 番外編:夏想・5 800 0 2019-05-01 -
67 番外編:師弟・1 750 2 2019-05-04 -
80 番外編:師弟・2 770 2 2019-05-08 -
67 番外編:師弟・3 712 0 2019-05-13 -
89 番外編:師弟・4 734 2 2019-05-17 -
58 番外編:師弟・5 754 3 2019-05-21 -
59 10万アクセス記念企画 878 4 2019-09-24 -
78 番外編:聖夜 1149 2 2019-12-25 -

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