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HOME > 遊戯王SS一覧 > EP7 新しい目標

EP7 新しい目標 作:ター坊


敗北が信じられないのか、アリスは震えていた。
「嘘よ…。アリスが負けるなんて…、何かのインチキよ…そうよ。アンタ卑怯者って噂になってたわよね!きっと何かインチキを!」
「っ!」
悔しさと憎悪が溢れる形相でアリスは睨みつけ、遊季都は思わず引く。
「お黙りなさい!」
すると一喝する声が後ろからした。
「白朧院さん!声が…戻ったんですね!」
「はい。おかげ様で」
「うん。オイラもだよ」
「黒田さんも!良かった…」
遊季都が勝ったことで〔力の略奪者〕の効果が切れたようだ。
「何でよ!〔力の略奪者〕はアリスじゃないと解除できな…熱っ!急に、お腹が…!」
アリスは腹を抑えながらその場に踞る。
「アリスさん!?」
「ア、アリスちゃん!大丈夫かぁ!?」
「御門さん!」
その場の全員が心配して駆け寄る。
「ラズベリー!これってどう言うこと!?」
いつの間にか本来の悪魔の姿に戻っていたラズベリーに遊季都が問い質す。
「…ま、ポップロックの引っ越しね」
「引っ越し?」
遊季都は首を傾げる。
「うぅっ…あぁぁっ!んんっ、ぶっ…ボバア!!」ビチャビチャ
アリスの苦しみは増していき、とうとう嘔吐にまで至る。
「ハァ…ハァ…、ぢょっど、ボッブロッグっ!どう……なってんのよ!」
息を切らしながらもアリスがポップロックに訊ねるとポップロックが現れる。
「アリス…。貴様はデュエルする前に言ったな。《アンタの悪魔を奪ってやる》と」
「それがハァ…何よ…」
「それ即ち悪魔の契約移行の儀式と受け取り、執行したまでの事」
「はぁ…?訳、判んないし…」ゼェゼェ
ポップロックの言い回しは難解でアリスを始め、誰もピンと来なかった。
「ねぇラズベリー、どういう事?」
「ポップロックはアリスの啖呵を悪魔を賭けた勝負と見なして、今その処理をしている所よ」
「悪魔を賭けた勝負?」
「アタシ達だって隠れ蓑にするんだったら強い人間の所が良いわけだからね。穏便に譲渡っていう事も出来るけど、荒っぽく奪い合うとこうなっちゃうわよ」
「じゃあ…」
「そっ。契約移行の儀式であるデュエルの敗者であるあの女を色々清算して、ポップロックが勝者の遊季都くんのトコに来るってワケ」
淡々と説明するラズベリーの前でアリスの苦しみは続く。
「うっ…!ぐぅっ、がはっ!」
悶え苦しんでアリスは転がり、吐瀉物と唾液が混ざった汚物を撒き散らす。背中からは黒い帯のように薄くて長い物がニュルニュル出てくる。
「あれは!」
「あの女が〔力の略奪者〕で奪ってきた才能・能力ね。契約を破棄されると悪魔の力でやらかした事が無かった事になるから元に戻るのよ。たぶん記憶もポップロックを拾う前後の記憶まで無くなるわね。それに…」
「それに?」
「悪魔の力で良い思いした分のツケ、結構あるかもね」
ラズベリーは意味深な笑みを浮かべる。
「がはっ…あぅ…」ドタッ
苦しんでいたアリスは糸の切れた人形のようにバタリと倒れる。
「ア、アリスちゃん!」
「き、救急車を!!」
「人間…喧しいぞ」
「「ひっ」」
慌てる黒田と白朧院をポップロックが睨みつける。
「…大事はない。そう時を置かずに目覚めるであろう。…それよりも」
ポップロックはその巨体を遊季都の元まで揺らす。
「遊季都…と言ったな。契約に従い我は汝(なんじ)に仕えよう」
「う…うん。よろしく…」
「こら、ポップロック!遊季都くんビビってるじゃない!アンタも人間形態になりなさい!!」
「…よかろう」
ポップロックは光に包まれ徐々に変形していく。
「…これでどうだ」
ポップロックの人間形態はラズベリーとだいぶ違っていた。髪はボサボサの黒の長髪、ヨレヨレの白衣を身に纏い、眼鏡を掛けた、いかにも不健康そうな青年の姿だった。
「うん。…よろしくお願いします、ポップロックさん」
「…うむ。これが人間式の契約完了の儀礼か」
ポップロックは遊季都が差し出した手を握った。
「…さて、主(あるじ)よ」
「え、いや…遊季都で良いですよ」
「…では主・遊季都よ。まずはこの者達の記憶を消そうか」
「そうねー。人間界で噂になって天界の耳に届いたら面倒だしね」
ポップロックとラズベリーは黒田と白朧院に目を向ける。
「ひぃっ!オ、オイラ達、絶対今の事は喋らないから許してくれぇ!」
「は、はい!決して口外するつもりはありません!!」
二人は悪魔に睨まれ怯える。
「黒田さん、白朧院さん。あの…僕も忘れた方が良いと思うんです」
「赤崎さん…」
「二人とも、さっきの出来事は凄く恐かったと思います。それはきっと忘れた方が良いですよ…。それと…僕との関わりも…」
「え…」
「僕はこれからもこういう悪魔と関わっていくと思います。白朧院さんや黒田さんをその度に巻き込みたくはありません…。ならいっそ…」
遊季都は親しくしてくれた白朧院と黒田の安全を考え、関係を断ってしまうことを考えていた。また以前と変わらぬクラスの中での孤独感に戻るだけだと、覚悟を決めていたのだ。
「それは…私は嫌です!」
「白朧院さん?」
「葛川さんの件も、今回の一件も…助けてくれた人の恩義を忘れてしまうなんて…私、嫌です!」
「オイラもだぁ。赤崎君のおかげでアリスちゃんは悪い人って分かったよ。オイラ、目ぇ覚めた気分だぁ!」
「黒田さんまで…」
二人は遊季都の申し出を拒んだ。悪魔の恐怖から逃れるよりも、遊季都への恩を選んだのだ。
「…ならば良かろう」
「…だね♪」
ポップロックは黒田に、ラズベリーは白朧院に近づく。
「…ふんっ」
「それっ」
二人は黒田と白朧院、それぞれの首筋に指先をグッと押し当てた。
「ラズベリー、ポップロック!二人に何をしたの?」
「…こやつらの意思を汲み取り、記憶を消すのは止めた」
「ただちょっと抑止力をね?」
「抑止力?」
「そっ。もしアタシ達の事を他人に話したら…」パッ
ラズベリーはくっつけた五指を花弁が開くようにパッと広げた。
「どーなっちゃうかなー?にゅふふ…」
「はい…分かりました…」
「さすが白朧院ちゃん。物分かりが良いね。…じゃあもう帰っていいよ」





黒田と白朧院と別れた後、遊季都は少し不機嫌そうに車窓の景色を眺めながら電車に揺られていた。
【遊季都くん。もしかして おこなの?】
【それは…ちょっとだけ】
【主・遊季都よ。これも我らが生き延びる為の術。ご理解していただきたい】
【それは君達の都合じゃないか。もし白朧院さんと黒田さんがそれで死んじゃったら】
【…フフフ】
【ポップロック?何がおかしいのさ】
【何も我らの事を話したら死 ぬとは一言も申しておりませんぞ?】
【え?】
【そうだよねー。アタシも死 ぬなんてねぇ】
【じゃあ、あの首筋にやったことって…】
【人間、恐怖を抱けば勝手に恐怖を連鎖させるもの。適当に脅せば喋りますまい】
【万一喋っても特になーんにも起きないから、安心してね?】
【そう…なんだ】
【主・遊季都はあの者達の不幸は望んでいないと見える。ならば主の意向に背く真似はせぬ】
【そっか…。ありがとう、ポップロック】
遊季都はほっとして、電車の天井を眺めた。





その翌日。朝のニュースではデュエルアイドル・御門アリスの引退報道で賑わっていた。マネージャーや仕事関係者への悪態や暴言を収めた音声記録、さらには未成年での飲 酒喫煙やファンへの強請(ゆすり)等の悪事が明るみになり、芸能界の表舞台から姿を消したのだ。学校にも来ておらず、転校するとか中退、果ては引き籠りになるかもと生徒の間では様々な憶測が飛び交っている。
「アリスたんが天使じゃなくて悪魔なんてー!」
「俺達、騙されてたんだな…」
「くそっ!すげえファングッズ買ってたのに!!嘘だったのかよ!」
ファンクラブも事実上解散したようだ。
【やっぱり来てないね】
【そりゃあ、そうでしょ】
遊季都はアリスがいたクラスの教室をチラッと覗きながら自分の教室に向かった。教室に入るとあの二人が挨拶してくる。
「赤崎さん。ごきげんよう」
「赤崎君、おはよぉ」
「あっ白朧院さん、黒田さん。おはようございます」
「今朝のニュースをご覧になりました?」
「はい。昨日の今日でビックリですよ」
「もしかしてあれがツケっていうことなのかなぁ」
【まっ。そんなところね】
「そうだ、だって」
「ふ~ん」
遊季都は悪魔という秘密を共有したことで白朧院と黒田との交友が深まったのだ。
一見、悪魔との遭遇という最悪と思われる出来事は、非もないのに卑怯者と罵られる冷たい日々を過ごしていた遊季都を明るく温かい日常へと導きつつあった。





ある日の朝のこと。学校に行く前の朝食の時だった。
「遊季都やぁ」
「ん?何?ばっちゃん?」
「アンタ最近、やけに明るくなったねぇ」
「そ、そうかな…」
「ラズベリーちゃんが来てからな気がするよ。ありがとねぇ」
「もうやですわ、おばあ様♪」
「そういえば、ポップロックさんはどうしたのかねぇ」
「ポップロックさんなら…寝てるんじゃないかな」
遊季都も不思議に思っていた。ポップロックが来た初日、小町と会って以降はカード化したままなのだ。とりあいず遊季都は寝たままということにしておく。
「そうかい。じゃあ起こさん方が良いかねぇ」
そんな会話をしているとき、テレビのあるCMが耳に入る。

《若きデュエリスト達よ…!今こそ集い闘い、栄光を勝ち取れ!!激闘、デュエル甲子園!!》

デュエル甲子園―それは年に1度開催される高校生限定の大規模なデュエル大会で、各高校のデュエル部や同好会はもちろん、デュエルジム等に所属する若手高校生選手も出場する一大イベントである。
「デュエル甲子園かぁ。もうそんな季節か…」
「ねぇねぇ。遊季都くん出てみたら?」
「えぇっ!?いや、いいよ。僕が出ても、勝てるかどうか…」
「もー!男の子なんだから、やる前から弱気になってどうするの!」【アタシの力貸してるんだから楽勝っしょ!】
「でも、出るにしても甲子園は3人一組のチームじゃないとダメだし、お金も掛かるから…」【う、うん…そうだね。実力なら負けないかも…だけど】
遊季都はすっかりテレパシーにも慣れ、今では口で会話しながらラズベリーとテレパシーで別の会話が出来るくらいになっていた。それは置いといて、遊季都はデュエル甲子園には出たい気持ちは半分あった。デュエリストならば誰でも夢見る舞台なのだから当然と言えば当然である。しかしもう半分の、僕を受け入れるチームがいるのか、入ったとして自身の卑怯者というレッテルがチームメイトに迷惑を掛けるのでは、という不安が出たい気持ちの邪魔をする。




学校での昼休み、デュエル甲子園の話題が飛び出る。
「あの赤崎さん、黒田さん。デュエル甲子園ってご存知ですか?」
「えっ?デュエル甲子園?」
「高校生限定の大会だよなぁ。それがどうしたんだぁ?」
「はい…。実は私、それに出たいと考えておりまして」
「えぇっ!?」
白朧院も朝のCMを見たのか、意外な告白に遊季都は驚く。
「すごいなぁ。白朧院さんは強いからきっと出れるよぉ」
「ありがとうございます。…それで、なのですが…一緒に出ていただけませんか?」
「僕が!?」「オイラが!?」
遊季都と黒田は鳩が豆鉄砲を食ったような顔になる。
「はい」
「えっと…でもハクロウ・コーポレーションの繋がりで有力な選手の知り合いがいるんじゃないですか?そっちに頼んだ方が…」
「そうだよぉ。赤崎君ならまだしも、オイラなんて…」
「ですが…出来ればお二人に頼みたいのです。お願いします!」
白朧院は頭を下げてその姿勢を崩さない。
「…えっと」
【良いんじゃないの?乗っかっちゃえば】
【そうかな…】
ラズベリーの進言に遊季都も迷う。
「…オイラなんて弱っちぃけど、良いのかぁ?」
「はい!強さに自信が無いなら一緒に練習しましょう!」
「オイラ、今まで自力で何かやりきったことないから…オイラ、やってみたいなぁ」
黒田は自信なさげながらも前向きに考えている。
【ほーら。断りにくくなったよ~♪】
【う、うん…】「白朧院さん」
「赤崎さん…」
「前に僕の事、話しましたよね。…それで迷惑が掛かるかも知れませんが…」
「…はい!」
白朧院の表情は曇り空が晴れて見えた太陽のように微笑んでいた。

3人はデュエル甲子園に出場するに当たって早速の問題に取り掛かる。
「でも、出場料はどうしましょうか。確か30万くらいって聞いたんですが…」
遊季都の言うようにデュエル甲子園は町中でのデュエル大会とは訳が違う。冗談や遊び半分ではない、確かな自信と実力、そして情熱を持つ高校生が集まるように多額の出場料を請求するのだ。学校ならば部の活動費として、選手ならばジムや後援会等の援助で何てことは無いが、何処にも属さない場合は全額負担として一気にのし掛かる。遊季都達の学校ではバイトは原則禁止の為、多額の出場料は3人にとって分厚い壁なのだ。
「そうですよね…」
「うぅん…あのさぁ…」
「黒田さん?」
「ここのデュエル部に入るってどうかなぁ?デュエル甲子園まで時間はねぇけど、もしその間に実力が認められたら…」
「あ!それはよろしいですね!今日の放課後にでも早速訪れてみましょうか」




放課後。3人はデュエル部が練習している部室へと足を運ぶ。
「そう言えば、白朧院さんはどうして出たいって思ったんですか?」
「えっと…それは」
「あっ!いえ、無理に話さなくても!」
「…すいません…。いつかはお話しします…」
【ふーん、ワケありかー。前みたく〔愛の奴隷〕で訊いてみる?】
【いや、ダメだよ!ホントに話したくなさそうだし…】
少ししょんぼりした白朧院を見て遊季都は申し訳なく思ってしまう。
「あっ、ここだぁ」
「では参りましょう」
「はい!…失礼します」ガラッ
3人が訪れたデュエル部の部室はまるで剣道や柔道の道場のように広々としており、何組かのデュエリストが既にデュエルを始めていた。
「ん?誰だい?」
入り口付近にいた部員と思われる男子生徒が声を掛ける。
「はい。私達、デュエル部に入りたいと思い参ったのですが…」
「あー、入部希望者か。デュエル甲子園近いからねぇ。で、名前は?」
「はい、1年生の白朧院 梓と申します」
「同じく赤崎 遊季都です」
「黒田 盛雄…です」
「フム…ちょっと待っててね」
そう言ってその部員は奥にいる人物に駆け寄る。
「初めて部活って見ましたけど凄いですね」
「うーん。オイラ、やっていけるかなぁ」
「大丈夫ですよ黒田さん。一緒に頑張って参りましょう」
3人が和気藹々と話してる頃、部員と奥の人物はヒソヒソと話している。
「何?白朧院といえばハクロウ・コーポレーションの…」
「はい、間違いないと思いますよ」
「抱き込めば我が部は…フッフッフッ…」


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ギガプラント
一時とはいえ記憶が消えるってそのだんかで死 ぬのと違いが無いってどっかでみた。
いざそう言われたら怖いだろうなぁ。
甲子園ときたもんだ。お嬢様だからといってサクッとお金持ってるで解決しないのは良いですね。 (2017-10-07 14:38)
夏将軍
ユウジョウ!
甲子園とはまた王道な。し、主人公にしてみれば甲子園は過去との因縁とかいろいろあるから、メンタル的に成長してもらわないと。 (2017-10-07 16:51)
ター坊
ギガプラントさん、コメントありがとうございます。
記憶消されるなんて普通に嫌でしょう。記憶を消した挙げ句、都合良く変えた赤馬社長マジ怖い。
適当な名前が思い付かず、こんなダサい大会名になりました。アストベリー並にカッコイイ横文字にしたかった(泣)
(2017-10-07 16:55)
ター坊
夏将軍さん、コメントありがとうございます。
ミナミを甲子園に連れてって的な展開があればなお良かったか(古い!)
高校生限定の大会ということで考えたのですが…私のネーミングセンスの無さを許してくれ!
主人公が過去に卑怯者の汚名を被った大会と甲子園は全くの別物なので因縁云々はありませんが、表舞台に出るという意味ではそうかも知れません。当然、ストレートでは行けないのでメンタル面とか成長するでしょう(軽いネタバレ)
(2017-10-07 17:04)
光芒
うん、やっぱりゲスなキャラはこうなるんですね。なんとなくわかっていましたが、まさか悪魔が移動するとは思いませんでした(てっきりポップロックが残ってライバルポジに収まると思っていたので)。

しかし、人を暴走させる悪魔を2体同時に身体に宿しても平然と日常を贈っている遊季都君、意外ととんでもない子だったりして。そんな彼を含む三人がデュエル大会への出場目指してデュエル部に。案の定金目当てな手が伸びてきていますが、果たして…… (2017-10-07 18:07)
カズ
アリス、猫を被っていたとかそんなレベルじゃありませんでしたね。Aiの言葉を借りますが、正に「人の皮を被った悪魔」。
彼女に憑依していたポップロックも遊季都へと移りましたが、これで安泰かと。そしてデュエル部へと入部し大会へ向けてレベルアップを図る3人でしたが、そこでも不穏な気配が...。この先どうなってしまうのか。 (2017-10-07 19:02)
ター坊
光芒さん、コメントありがとうございます。
悪魔の移動はアリスゲームやロックマン的な感じにしてみました。そいつに勝ったらそいつの能力を使えるみたいな。ポップロックの〔力の略奪者〕を使う日が来るのか、乞うご期待。
悪魔はNo.のように人を暴走させるワケでなく、その人間が強い力を手に入れて欲望が膨らみ、悪魔の力を乱発して堕ちていくという設定です。悪魔は契約者へ純粋に力を貸してるだけなので問題があるのは使う人間側です。(現に欲望がない遊季都は暴走してません)
この学園にはゲスが一杯いますとも。大丈夫かこの学園(いまさら)
(2017-10-07 19:06)
ター坊
カズさん、コメントありがとうございます。
アリスは云わば名声を求めて堕ちた人間でしょうね。悪魔は実は人間そのもの…かも?
さすがに三連戦で遊季都君が戦うと過労死(と読者が飽きるかも)なので出番は…誰かになります。しかしその前のCMというか設定を挟む予定です。 (2017-10-07 19:15)
ヒラーズ
アリスはもはや地獄では生ぬるい、まぁ自業自得だからいいが。
そして甲子園ときた、これは主人公の成長が楽しみです。
黒田と白朧院はどんなデッキを使うんだろう・・・。
次回が気になる。 (2017-10-08 23:22)
ター坊
ヒラーズさん、コメントありがとうございます。
一度のデュエルの敗北で人生が狂わされる。ARC-Vの227に通じます。
?「彼女はもう終わりですね」
みんなが徐々に強化されるイベントなので乞うご期待。二人のデッキも近々公開になるのでお楽しみに。 (2017-10-09 01:28)
tres(トレス)
悪魔が1人増えました。アリスは出直すとしても1からですね。
甲子園は概念としてはわかりやすいですよね。県予選を勝ち抜いた全国の高校生たちが一堂に会して頂点を決める大会というのを甲子園の3文字で表すことができますから。名称としては良いと思いますよ。 (2017-10-14 18:26)
ター坊
tresさん、コメントありがとうございます。
アリスちゃんの再登場はあるのか?それは読者の声次第かも?
デュエル甲子園という名称はほぼ即決でした。ただ現実の甲子園とは違い、県予選云々はカットする予定です。ただ遊季都君達の甲子園までの道は単調ではなく…? (2017-10-14 18:50)

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