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第十二話・2 作:KOUBOU(旧名:光芒)





「わー、めっちゃリアル☆ たぶんソリッドビジョンの応用だけど、こうも解釈一致な喋り方をするのはⅠ2社が監修してるってことなのかな」

 空に大きく投影される白銀の城のラビュリンスの姿を見てほとんどの生徒たちは驚いていることだろう。しかし、遊舞はそのクオリティの高さに素直に感心するばかりだった。そんな彼女の傍らには3つのデッキが浮かび上がる。
 スリーブもなにもない、デュエルモンスターズ特有の茶色い裏面が40枚、もしくはそれ以上積み重なっているだけの束。もちろんこれでは透視能力でもない限り、デッキの内容を見て選ぶことはできない。

(んー、でもこの手の3択って相場が決まってるんだよね。1つはめっちゃ強くて、1つは普通で、1つはめっちゃ弱いって。となるとガチでアタシのくじ運次第だよね)

 ゲーム開始時に3体のモンスターの中から1体を相棒にできるという世界的ゲームがある。そのゲームは時代と共に技術の進歩に合わせて難易度が易しくなっているが、第一作はその限りではなく、1面のボスや2面のボスがその相棒の苦手とする敵ということがあった。
 もちろん、それを受けてこのゲームで初めてのゲームだった、という子どもたちがその壁を超えられず途中で投げ出してしまった、というケースは少なくなかった。昔のゲームだったので今でこそ笑い話ではあるものの、3つある選択肢の中から1つを選ぶということはそのゲーム同様に選んだデッキ次第ではこの試験が一気に厳しくなるということもあるのだ。

「よし、じゃあ君に決めた☆」

 そんなことを意識せずかどうか。遊舞は1つのデッキを選び、そのデッキを即座に確認した。

(……アタシ、大人になってもギャンブルとかしない方がいいのかな)










「……いきなりあなたですか」
「うーん、そうみたいだね」

 一方、早々にデッキを選び、試験突破のために動き出した結衣は早速他の生徒と出会ってしまった。薄い茶色の長い髪を後ろで一つにまとめた中性的な容姿をした男子生徒、戸叶 柊人(とかの しゅうと)である。
 結衣や遊舞の存在から今回の一年生は女子生徒の存在が一際目立っているのだが、かと言って男子生徒に逸材がいないわけではない。柊人は入学早々に頭角を現した男子生徒の一人であり、彼のルームメイトと揃って注目株であると共に、その美貌から女子生徒たちからの人気の高い生徒だった。

「こうして出会ってしまった以上仕方ありませんね。デュエルをしましょう」
「うん、いいよ。僕もあの白幡 結衣とデュエルしてみたいと思ってたんだ。互いに普段使いのデッキじゃないからワンチャンあるかもね」

 柊人はまるで起きているのか眠っているのかわからない細い目を開き、結衣を見つめる。穏やかな佇まいの柊人であるが、彼もやはりアカデミアのデュエリスト。その魂の奥には闘志の篝火がメラメラと燃えていた。
 プロとして、そんなデュエリスト相手に応えないわけにはいかない。結衣もまたどこか得意めいた笑みを浮かべる。

「弘法筆を選ばず。優れたデュエリストはデッキを選ばないんですよ?」
「そうだね。じゃあどっちが弘法大師かこのデュエルで決めようか」


―――デュエル!!


先攻:柊人【???】
後攻:結衣【???】


柊人 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 フィールド:0 除外:0 EXデッキ:9(0)
結衣 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 フィールド:0 除外:0 EXデッキ:9(0)


☆TURN01(柊人)

「僕の先攻だね。じゃあ僕はモンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンドするよ」

柊人 LP8000 手札2枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:1 EXゾーン:0 魔法・罠:2 墓地:0 フィールド:0 除外:0 EXデッキ:12(0)
結衣 LP8000 手札5枚
デッキ:35 メインモンスターゾーン:0 EXゾーン:0 魔法・罠:0 墓地:0 フィールド:0 除外:0 EXデッキ:12(0)


☆TURN02(結衣)

「私のターン、ドロー」
(やはり試験用のデッキだけあって先攻制圧はそうできないようですね。まあ、それは私も同じですが)
「私は手札の《ハーピィ・クィーン》の効果を発動します!」

《ハーピィ・クィーン》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
(2):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。

 結衣の引き当てたデッキは【ハーピィ】。風属性モンスターで統一されたデッキであり、鳥獣族を主体としたテーマではデュエルモンスターズの草創期から存在する、古参のテーマである。
 古参テーマではあるものの、武藤遊戯や海馬瀬人といった伝説的デュエリストと同時期に活躍した女性デュエリストの始祖ともいえる存在・孔雀舞の愛用したテーマであることから現在でも定期的に新カードが増えつつある。

「デッキからフィールド魔法《ハーピィの狩場》1枚を手札に加えます。そして今サーチしたハーピィの狩場を発動します」

《ハーピィの狩場》
フィールド魔法
(1):フィールドの鳥獣族モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。
(2):自分か相手が、「ハーピィ・レディ」か「ハーピィ・レディ三姉妹」を召喚・特殊召喚した場合、そのプレイヤーはフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。そのカードを破壊する。

「そして《ハーピィ・レディ1》を召喚します」

《ハーピィ・レディ1》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
このカードのカード名は「ハーピィ・レディ」として扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、風属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

「ハーピィ・レディ1が存在する限り、風属性モンスターの攻撃力は300アップします。ハーピィの狩場の効果で更に攻撃力・守備力が200アップします」

ハーピィ・レディ1 ATK1300/DEF1400→ATK1800/DEF1600

「そしてハーピィ・レディの召喚に成功した場合、狩場の強制効果が発動。そのプレイヤーはフィールドの魔法・罠カード1枚を破壊することができます」
「ハーピィ・レディ1はハーピィ・レディとして扱うカードだから、狩場の効果を満たすんだね」
「そうですね。破壊するのはあなたのセットカード、私から見て右側のカードです」

 天空へと舞い上がったハーピィ・レディ1がその鋭い爪で柊人のフィールドのセットカードを切り裂こうとする。しかし、先攻1ターン目にセットされているということは、柊人はその効果に対してセットカードをチェーン発動することもできる、ということである。

「じゃあ狩場の効果にチェーンして僕はリバースカードを発動するよ。永続罠《アビスフィアー》」
「アビスフィアー!?」

《アビスフィアー》
永続罠
デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分は魔法カードを発動できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。

チェーン2(柊人):アビスフィアー
チェーン1(結衣):ハーピィの狩場

「チェーン2のアビスフィアーの効果で僕は《水精鱗-アビスリンデ》を守備表示で特殊召喚するよ」

《水精鱗-アビスリンデ》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 柊人の選んだデッキは【水精鱗(マーメイル)】。水属性で統一されたテーマであり、同時期に登場した【海皇】と共に組まれた【海皇水精鱗】はそのシナジーも相まって非常に強力なデッキであった。

(まさか【水精鱗】が相手とは……)

 そして、結衣が数年前まで使っていたデッキでもある。今でこそ結衣のメインデッキは【ゴーティス】を軸に添えた【魚族】であるものの、このデッキもまた結衣を支えてくれたデッキとして彼女の手元に残されている。まさか、このようなところで対峙することになるとは思ってもいなかった。

「チェーン1のハーピィの狩場の効果! アビスフィアーを破壊します!」
「アビスフィアーが破壊されたことで、アビスリンデも破壊される。そして破壊されたアビスリンデの効果でデッキから《水精鱗-アビスパイク》を守備表示で特殊召喚するよ」

《水精鱗-アビスパイク》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

「特殊召喚に成功したアビスパイクの効果。手札の《水精鱗-アビスグンデ》を捨てることで発動するよ。デッキからレベル3の《水精鱗-アビスディーネ》を手札に加える。そしてフィールドに水精鱗モンスターが存在する状態でカードの効果で手札に加わったアビスディーネ、そして手札から捨てられたアビスグンデの効果を発動するよ」

《水精鱗-アビスグンデ》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1400/守 800
このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗-アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスグンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

《水精鱗-アビスディーネ》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1000/守 200
自分フィールド上に「水精鱗」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードがカードの効果によってデッキまたは墓地から手札に加わった時、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードが「水精鱗」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、自分の墓地からレベル3以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスディーネ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

チェーン2(柊人):水精鱗-アビスグンデ
チェーン1(柊人):水精鱗-アビスディーネ

「チェーン2のアビスグンデの効果で墓地のアビスリンデを守備表示で特殊召喚。チェーン1のアビスディーネの効果で手札から自身を特殊召喚するよ。そして水精鱗モンスターの効果で特殊召喚に成功したアビスディーネの効果で墓地のアビスグンデを守備表示で特殊召喚するよ」
「っ……!」

 結衣のターンではあるが、柊人のフィールドには恐らく水精鱗であろうセットモンスターを含めれば5体の水精鱗が存在する。当然のことながらいずれも守備表示であることからハーピィ・レディ1で攻撃しても戦闘ダメージは与えられない。

「メインフェイズ1を終了し、バトル! ハーピィ・レディ1でアビスリンデを攻撃します!」

ハーピィ・レディ1 ATK1800 VS 水精鱗-アビスリンデ DEF1200

 ハーピィ・レディ1の爪がアビスリンデの身体を鱗ごと引き裂く。アビスリンデのリクルート効果はターン1の制限がついているため、ここで破壊しても柊人は新しい水精鱗を特殊召喚することができない。そのため、このターンで倒してしまう必要があったのだ。

「バトルフェイズを終了。私はカードを1枚セット。そして永続魔法《魅惑の合わせ鏡》を発動」

《魅惑の合わせ鏡》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」が戦闘で破壊された時に発動できる。そのモンスターと元々のカード名が異なる「ハーピィ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードが相手の効果または自分の「ハーピィ」カードの効果で破壊された場合、自分の墓地の「ハーピィ」モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを特殊召喚する。

「私はこれでターンエンドです」


柊人 LP8000 手札1枚
デッキ:32 メインモンスターゾーン:4(水精鱗-アビスパイク、水精鱗-アビスグンデ、水精鱗-アビスディーネ)EXゾーン:0 魔法・罠:1 墓地:2 フィールド:0 除外:0 EXデッキ:9(0)
結衣 LP8000 手札2枚
デッキ:33 メインモンスターゾーン:1(ハーピィ・レディ1)EXゾーン:0 魔法・罠:2(魅惑の合わせ鏡)墓地:1 フィールド:1(ハーピィの狩場)除外:0 EXデッキ:9(0)


☆TURN03(柊人)

「僕のターン、ドロー。僕はセットモンスターの《水精鱗-アビスマンダー》を反転召喚」

《水精鱗-アビスマンダー》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻 100/守2000
墓地のこのカードをゲームから除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールド上の全ての「水精鱗」と名のついたモンスターのレベルを1つ上げる。
●自分フィールド上の全ての「水精鱗」と名のついたモンスターのレベルを2つ上げる。

「僕はアビスパイクとアビスマンダーをリンクマーカーにセット!」
(まずはリンク召喚ですか……)
「召喚条件は魚族・海竜族・水族モンスター2体以上! サーキットコンバイン! リンク召喚!《水精鱗-サラキアビス》!」

《水精鱗-サラキアビス》
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/海竜族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
魚族・海竜族・水族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
(2):相手ターンに手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから「水精鱗」モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

「墓地のアビスマンダーの効果を発動。このカードを除外し、僕のフィールドの水精鱗のレベルを1つ上げる」

水精鱗-アビスグンデ ☆3→☆4
水精鱗-アビスディーネ ☆3→☆4

「そしてレベル4となった2体の水精鱗でオーバーレイ! 2体の水属性モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!《バハムート・シャーク》!」

《バハムート・シャーク》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。EXデッキからランク3以下の水属性Xモンスター1体を特殊召喚する。このターン、このカードは攻撃できない。

「バハムート・シャークをサラキアビスのリンク先にX召喚するよ。サラキアビスの効果で攻守が500アップ」

バハムート・シャーク ATK2600/DEF2100→ATK3100/DEF2600

「攻撃力3100……」
「バトル。バハムート・シャークでハーピィ・レディ1を攻撃!」

バハムート・シャーク ATK3100 VS ハーピィ・レディ1 ATK1800

結衣 LP8000→LP6700

「きゃあっ! ですが、ハーピィ・レディが破壊されたことで永続魔法、魅惑の合わせ鏡の効果が発動します! デッキから《ハーピィ・チャネラー》を攻撃表示で特殊召喚します!」

《ハーピィ・チャネラー》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1400/守1300
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
(2):自分フィールドにドラゴン族モンスターが存在する限り、このカードのレベルは7になる。
(3):手札から「ハーピィ」カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ハーピィ・チャネラー」以外の「ハーピィ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

ハーピィ・チャネラー ATK1400/DEF1300→ATK1600/DEF1400

「ハーピィ・チャネラーもフィールド・墓地では自身をハーピィ・レディとして扱います。よって狩場の効果でステータスはアップし、強制効果でフィールドの魔法・罠カード1枚を破壊します! 破壊するのは私のセットカードです!」
「自分のカードを破壊……まさか」

 結衣のフィールドで破壊されたカードは永続魔法《ヒステリック・サイン》。基本的にはチャネラーの3つ目の効果のコストとして使われるのが一般的であるが、相手の除去カードを使わせる、狩場の効果で敢えて破壊する、といった使い方もできるのだ。

「ヒステリック・サインを上手く破壊したね。サラキアビスを失いたくないから、僕はバトルフェイズを終了するよ。メインフェイズ2、バハムート・シャークの効果を発動。オーバーレイユニットを1つ取り除き、EXデッキからランク3以下の水属性Xモンスター1体を特殊召喚するよ。ランク2の《バージェストマ・アノマロカリス》を特殊召喚」

《バージェストマ・アノマロカリス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/水属性/水族/攻2400/守 0
レベル2モンスター×3体以上
(1):このカードは他のモンスターの効果を受けない。
(2):1ターンに1度、罠カードが自分の魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキの一番上のカードをめくる。そのカードが罠カードだった場合、手札に加える。違った場合、墓地へ送る。
(3):このカードが罠カードをX素材としている場合、1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

「サラキアビスのリンク先にいるアノマロカリスの攻撃力・守備力が500アップ。これで僕はターンエンド」

バージェストマ・アノマロカリス ATK2400/DEF0→ATK2900/DEF500

「このターンの終了時、墓地に送られた《ヒステリック・サイン》の効果を発動します」

《ヒステリック・サイン》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキ・墓地から「万華鏡-華麗なる分身-」1枚を手札に加える。
(2):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動する。デッキから「ハーピィ」カードを3枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。

「私は《ハーピィズ・ペット竜-セイントファイヤー・ギガ》《ハーピィズ・ペット仔竜》《ハーピィの羽根吹雪》を手札に加えます」

柊人 LP8000 手札2枚
デッキ:31 メインモンスターゾーン:2(バハムート・シャーク ORU:1、バージェストマ・アノマロカリス ORU:0)EXゾーン:1(水精鱗-サラキアビス)魔法・罠:1 墓地:4 フィールド:0 除外:1 EXデッキ:7(0)
結衣 LP6700 手札5枚
デッキ:29 メインモンスターゾーン:1(ハーピィ・チャネラー)EXゾーン:0 魔法・罠:1(魅惑の合わせ鏡)墓地:3 フィールド:1(ハーピィの狩場)除外:0 EXデッキ:9(0)





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ヒラーズ
しょっぱなからのデュエル。
相手はマーメイル主軸の水属性デッキ。
そしてハーピィデッキ。これは面白い戦いになりそうですね。 (2024-05-21 19:08)
KOUBOU(旧名:光芒)
ヒラーズ様
さりげなく始まったこのデュエルですが、何気に柊人の【水精鱗】は結衣がかつて使っていたデッキであり、結衣の【ハーピィ】は遊舞の【ゲイルアイズ】と同じ風属性という因縁があるデュエルだったりします。

正直普段使ったことのないデッキ(特に【ハーピィ】)なので動かし方にあまり自信がないのは内緒で(殴 (2024-05-25 23:33)

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