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turn24:白き恐獣の王 作:どらっせ
「…久々に来たな。デュエル・アカデミア。青い空に広い森!懐かしいぜ。皆今頃どうしてるかな…。
わかってるさ、目的はわかってる。懐かしんで目的を忘れるなんてしないぜ。」
その日、1隻のボートがアカデミアに辿り着いた。ボートから降りた1人の男は、1人のはずなのに1人で何かに話し続けている。
「そうだな相棒。手遅れになる前に急がないとな。さて、この森どうやって抜けるかな…。」
何故か船着場ではなく森林地帯にボートを停めた男はデュエル・アカデミアに向かおうとしていたが、それには徒歩で数日はかかりそうだ。
所変わってデュエル・アカデミアにて。昼休み中、蚕先生は誠弥達に内緒でホワイト寮に来ていた。
「お願いします。何としても装介さんに会わなければならないのです。生徒を守る教師として!」
「ダメだと何度言ったらわかる!たとえ教師だとしても、神聖なるホワイト寮への立ち入りは我々以外禁止している!
ましてや盟主、龍ヶ崎様への面会など通すわけないだろう!」
蚕先生は、昨日遊児がホワイト寮の灰垣とデュエルした後に目が覚めないのを気に病んでいた。
教師という立場にありながら、疲れで倒れ込む程のデュエルに巻き込んでしまっているのに自分は何も出来ないことに。その為、自分一人でこの騒動を収めようと、ホワイト寮に乗り込んできている。
「これだけ言ってもダメですか…。意地でも通りますよ!」
「あっコラ、ダメだと言ってるのがわからないのか!」
強引に押しのけようとしたため、ホワイト寮生徒複数人に取り押さえられてしまう。しかし、そこに驚くべき人物が立ち寄った。
「そこまでだ、諸君。先生を歓迎してあげなさい。」
「龍ヶ崎様!?しかしこの者は…!」
割って入り、ホワイト寮生徒を従わせたのは装介だった。
「装介さん…!貴方がホワイト寮に行った為に遊児さんは大変なことになってるんですよ!?」
「ふむ…。しかし勝手に首を突っ込んだのは遊児だ。私に非があるとでも?」
装介の眼差しは冷たい。完全に白く染まった寮の如く、心の内が一切読めないほどに白く、冷たい。
「そういうことでは無いんです!大体、何が白の結社ですか!貴方達がまともに授業に出なくなって先生方も困っているんですよ?」
「貴様!我等を馬鹿にするのか!」
「教師だろうがそれだけは許さない!」
怒り出す生徒を静め、装介が冷たい眼差しのまま前に出る。
「ではどうでしょう?私と白の結社を賭けたデュエルをする、というのは。
元より貴方はこの白の結社から私を連れ戻すために来たのでしょう。デュエルに貴方が勝てば私はこの白の結社を解体します。
ですが…私が勝てば、貴方にはここの寮長になってもらいます。寮長は一応居ますが、この寮を万全なものとしたいので。」
「…!」
確かに蚕先生の目的は装介を連れ戻すこと。しかしそれよりやりたい事としては、白の結社を解体し、この事態を収めることだ。だがリスクが余りにも大きい。しかし…。
「良いですよ。その条件、忘れないでくださいね?」
「フフ。ではデュエル場に移動しましょう。」
「「決闘!!」」
先攻 蚕 LP4000
後攻 装介 LP4000
「私の先攻です!まずは手札からフィールド魔法《蟲蝕の樹海》を発動します!」
フィールド魔法により、周囲の風景が不穏な樹海に様変わりする。
「続けて《インネスト・メガキャタピラー》を召喚です!」
《インネスト・メガキャタピラー》
攻撃力1700
「カードを1枚伏せてターンエンドです。さぁ、貴方のターンですよ!」
「私のターン。ドロー。」
先攻 蚕 LP4000
手札×2
フィールド:《インネスト・メガキャタピラー》
魔法・罠:セット×1
フィールド魔法:《蟲蝕の樹海》
後攻 装介 LP4000
手札×6
「手札から《恐獣装 ステゴ》を召喚、更に手札より《恐獣装甲 エボリューション・モノリス》を装備カード扱いで装備。
これにより《ステゴ》の効果を発動。デッキの《恐獣装甲増産(ダイナギアアームインクリーズ)》を手札に加え、発動!」
《恐獣装甲増産》
通常魔法
①:自分フィールドに「恐獣装」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「ダイナギア・ファクトリー」を手札に加え、デッキから「恐獣装甲」モンスター1体を墓地へ送る。
「《ダイナギア・ファクトリー》を手札に加えて《恐獣装甲(ダイナギアアーム) バスター・ロケット》を墓地へ。
《ダイナギア・ファクトリー》を発動!発動時に《恐獣装 プテラ》を手札に加え、《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》を墓地に送る。
《恐獣装甲 エボリューション・モノリス》の効果発動!装備モンスターをリリースし、デッキより《恐獣装 EMPERORカルノタス》を特殊召喚!」
《恐獣装 EMPERORカルノタス》
攻撃力3000
装介のエースモンスターの1体、《EMPERORカルノタス》。蚕先生は妨害のタイミングを伺っているようだが、まだその時じゃないと判断した。
「ふむ…。妨害はここではしない、と。」
「この前拝見させて頂いた誠弥さんとのデュエルで、そのカードは攻撃するためのカードではないとわかっているんですよ。」
「…では《EMPERORカルノタス》の効果で墓地の《サイクロン・レシプロ》、《エボリューション・モノリス》を装備カード扱いで装備。《サイクロン・レシプロ》の効果発動。セットカード1枚を破壊!」
「破壊される前に罠カード《蟲蝕の抱芽》発動です!《インネスト・メガキャタピラー》をリリースし、《インネスト・インキュベイトモス》をデッキから特殊召喚します!」
《蟲蝕の抱芽》
通常罠
①:自分フィールドの「インネスト」モンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターとはカード名の異なる「インネスト」モンスター1体を特殊召喚する。
《インネスト・インキュベイトモス》
攻撃力2300
「ここでそのモンスターですか。確か装備しているモンスターが効果を発動するとそのモンスターを除去しつつ新たに「インネスト」を呼ぶ《インネスト・エッグ》を墓地から特殊召喚される相手モンスターに装備させるカード…。
しかし今墓地には肝心の《エッグ》が居ないのでは?」
「こうするんですよ。《蟲蝕の樹海》の効果!特殊召喚された《インキュベイトモス》と墓地の《メガキャタピラー》をデッキに戻して融合させます!」
②:1ターンに1度、自分フィールドに「インネスト」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。自分フィールドと墓地のモンスター1体ずつを融合素材としてデッキに戻し、「インネスト」融合モンスター1体を融合召喚する。
「融合召喚!命貪る毒蟲の女王《インネスト・ミミクリスクィーン》!」
《インネスト・ミミクリスクィーン》
星7/風属性/昆虫族/融合/攻撃力2400
レベルの異なる「インネスト」モンスター×2
今までのほぼ虫の見た目をしていた他の「インネスト」と異なり、人と虫の要素が半々になったモンスターが巨大な翼で浮遊しながら現れる。
「《インネスト・ミミクリスクィーン》の効果で、私の手札の「インネスト」モンスターは相手ターンでも効果を発動できます!」
①:このカードがフィールドに存在する限り、元々のカード名に「インネスト」を含む自分の手札のモンスターが発動する効果は、相手ターンでも発動できる効果になる。
「ふむ…。では《EMPERORカルノタス》の効果発動。装備している《サイクロン・レシプロ》を墓地に送り、墓地の《恐獣装 ステゴ》を特殊召喚します。ここでこれを発動!《融合》!」
現れた渦の中で《EMPERORカルノタス》と《ステゴ》が1つに溶け合っていく…。
「融合召喚。楯突く全てを叩き潰せ。《恐獣装 BRAKEパキケファロ》!」
《恐獣装 BRAKEパキケファロ》
星10/地属性/恐竜族/融合/攻撃力3000
「恐獣装 ステゴ」+レベル8以上の「恐獣装」モンスター
渦より現れたのは頭突きに適したような頭頂部付近に、恐獣装甲を接続する窪みがある《EMPERORカルノタス》と比べると少し小柄なモンスター。
「特殊召喚時、《BRAKEパキケファロ》の効果発動!墓地の「恐獣装」機械族を3枚までを装備!」
①: このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。
「それに対して《インネスト・エッグ》の効果発動です!このカードを《BRAKEパキケファロ》に装備させます!」
「やはり手札にありましたか…では《サイクロン・レシプロ》《エボリューション・モノリス》《バスター・ロケット》を墓地から装備させましょう。」
「ですがこれで《BRAKEパキケファロ》が効果を使えば即座に《インネスト・エッグ》の効果で墓地送りですよ?」
「ではどうぞ?《恐獣装 BRAKEパキケファロ》の効果発動!このターン攻撃力を相手モンスターの数×500アップし、貫通効果を得ます!」
「ですがそんな事をしたら《インネスト・エッグ》の効果が…!」
効果は処理され、《BRAKEパキケファロ》に植え付けられていた《インネスト・エッグ》が孵化、宿主の肉体を突き破り《インネスト・インキュベイトモス》が蚕先生の場に現れる。
「モンスターがリリースされたことで手札から《ホワイト・グローツラング》の効果発動!自らを特殊召喚!」
《ホワイト・グローツラング》
星2/光属性/恐竜族/攻撃力0
①:自分フィールドのモンスターが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「初めて見るモンスター…。ですが攻撃力0?一体何を狙っているんですか!」
「こういうことです。《ホワイト・グローツラング》の効果発動!特殊召喚時、墓地の《融合》と《恐獣装 EMPERORカルノタス》を手札に加える!但し、《EMPERORカルノタス》はこのターンもう特殊召喚できません。」
②:このカードの①の効果でこのカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地の「融合」1枚とレベル8の恐竜族モンスター1枚を手札に加える。このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及び同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
「墓地の《EMPERORカルノタス》と《融合》を手札に戻した…ということは!」
「御明答。《融合》発動!」
再び発動された《融合》によって発せられた渦により、《ホワイト・グローツラング》と《EMPERORカルノタス》が1つに重なっていく…。
「融合召喚。全てを破壊し、白く染め上げよ!《恐獣装 WHITEレックス》!」
《恐獣装 WHITEレックス》
星10/光属性/恐竜族/融合/攻撃力3500
レベル8の恐竜族モンスター+「ホワイト・グローツラング」
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。その後、デッキから「白のヴェール」1枚を手札に加える事ができる。
②:このモンスターの攻撃力は、自分フィールドの装備カードの数×500アップする。
「こ…これは…白い《KINGレックス》…!?」
渦より現れた白く染まった《KINGレックス》に驚く蚕先生をよそに、装介は淡々とデュエルを続ける。
「効果により、墓地の《エボリューション・モノリス》《バスター・ロケット》《サイクロン・レシプロ》を装備。さらにデッキから《白のヴェール》を手札に加えてこれも装備。」
《恐獣装 WHITEレックス》
攻撃力3500→5500
「バトル。《WHITEレックス》!《ミミクリスクィーン》を攻撃!」
《恐獣装 WHITEレックス》
攻撃力5500
《インネスト・ミミクリスクィーン》
攻撃力2400
蚕 LP4000→900
「くぅ…ッ!!」
「モンスターを破壊したことで《バスター・ロケット》の効果。破壊される貴方のカード全ては除外されます。もう1つ。《白のヴェール》の効果で貴方の魔法・罠カード全てを破壊。」
《恐獣装甲 バスター・ロケット》
②:このカードが「恐獣装」モンスターに装備されている場合、自分のモンスターの戦闘及び発動したカードの効果で相手フィールドのカードが破壊される場合、そのカードは墓地へは行かず除外される。
《白のヴェール》
③:装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
「さて、これで貴方のカードは全て無くなりました。まだ続けますか?」
わかってるさ、目的はわかってる。懐かしんで目的を忘れるなんてしないぜ。」
その日、1隻のボートがアカデミアに辿り着いた。ボートから降りた1人の男は、1人のはずなのに1人で何かに話し続けている。
「そうだな相棒。手遅れになる前に急がないとな。さて、この森どうやって抜けるかな…。」
何故か船着場ではなく森林地帯にボートを停めた男はデュエル・アカデミアに向かおうとしていたが、それには徒歩で数日はかかりそうだ。
所変わってデュエル・アカデミアにて。昼休み中、蚕先生は誠弥達に内緒でホワイト寮に来ていた。
「お願いします。何としても装介さんに会わなければならないのです。生徒を守る教師として!」
「ダメだと何度言ったらわかる!たとえ教師だとしても、神聖なるホワイト寮への立ち入りは我々以外禁止している!
ましてや盟主、龍ヶ崎様への面会など通すわけないだろう!」
蚕先生は、昨日遊児がホワイト寮の灰垣とデュエルした後に目が覚めないのを気に病んでいた。
教師という立場にありながら、疲れで倒れ込む程のデュエルに巻き込んでしまっているのに自分は何も出来ないことに。その為、自分一人でこの騒動を収めようと、ホワイト寮に乗り込んできている。
「これだけ言ってもダメですか…。意地でも通りますよ!」
「あっコラ、ダメだと言ってるのがわからないのか!」
強引に押しのけようとしたため、ホワイト寮生徒複数人に取り押さえられてしまう。しかし、そこに驚くべき人物が立ち寄った。
「そこまでだ、諸君。先生を歓迎してあげなさい。」
「龍ヶ崎様!?しかしこの者は…!」
割って入り、ホワイト寮生徒を従わせたのは装介だった。
「装介さん…!貴方がホワイト寮に行った為に遊児さんは大変なことになってるんですよ!?」
「ふむ…。しかし勝手に首を突っ込んだのは遊児だ。私に非があるとでも?」
装介の眼差しは冷たい。完全に白く染まった寮の如く、心の内が一切読めないほどに白く、冷たい。
「そういうことでは無いんです!大体、何が白の結社ですか!貴方達がまともに授業に出なくなって先生方も困っているんですよ?」
「貴様!我等を馬鹿にするのか!」
「教師だろうがそれだけは許さない!」
怒り出す生徒を静め、装介が冷たい眼差しのまま前に出る。
「ではどうでしょう?私と白の結社を賭けたデュエルをする、というのは。
元より貴方はこの白の結社から私を連れ戻すために来たのでしょう。デュエルに貴方が勝てば私はこの白の結社を解体します。
ですが…私が勝てば、貴方にはここの寮長になってもらいます。寮長は一応居ますが、この寮を万全なものとしたいので。」
「…!」
確かに蚕先生の目的は装介を連れ戻すこと。しかしそれよりやりたい事としては、白の結社を解体し、この事態を収めることだ。だがリスクが余りにも大きい。しかし…。
「良いですよ。その条件、忘れないでくださいね?」
「フフ。ではデュエル場に移動しましょう。」
「「決闘!!」」
先攻 蚕 LP4000
後攻 装介 LP4000
「私の先攻です!まずは手札からフィールド魔法《蟲蝕の樹海》を発動します!」
フィールド魔法により、周囲の風景が不穏な樹海に様変わりする。
「続けて《インネスト・メガキャタピラー》を召喚です!」
《インネスト・メガキャタピラー》
攻撃力1700
「カードを1枚伏せてターンエンドです。さぁ、貴方のターンですよ!」
「私のターン。ドロー。」
先攻 蚕 LP4000
手札×2
フィールド:《インネスト・メガキャタピラー》
魔法・罠:セット×1
フィールド魔法:《蟲蝕の樹海》
後攻 装介 LP4000
手札×6
「手札から《恐獣装 ステゴ》を召喚、更に手札より《恐獣装甲 エボリューション・モノリス》を装備カード扱いで装備。
これにより《ステゴ》の効果を発動。デッキの《恐獣装甲増産(ダイナギアアームインクリーズ)》を手札に加え、発動!」
《恐獣装甲増産》
通常魔法
①:自分フィールドに「恐獣装」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「ダイナギア・ファクトリー」を手札に加え、デッキから「恐獣装甲」モンスター1体を墓地へ送る。
「《ダイナギア・ファクトリー》を手札に加えて《恐獣装甲(ダイナギアアーム) バスター・ロケット》を墓地へ。
《ダイナギア・ファクトリー》を発動!発動時に《恐獣装 プテラ》を手札に加え、《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》を墓地に送る。
《恐獣装甲 エボリューション・モノリス》の効果発動!装備モンスターをリリースし、デッキより《恐獣装 EMPERORカルノタス》を特殊召喚!」
《恐獣装 EMPERORカルノタス》
攻撃力3000
装介のエースモンスターの1体、《EMPERORカルノタス》。蚕先生は妨害のタイミングを伺っているようだが、まだその時じゃないと判断した。
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「…では《EMPERORカルノタス》の効果で墓地の《サイクロン・レシプロ》、《エボリューション・モノリス》を装備カード扱いで装備。《サイクロン・レシプロ》の効果発動。セットカード1枚を破壊!」
「破壊される前に罠カード《蟲蝕の抱芽》発動です!《インネスト・メガキャタピラー》をリリースし、《インネスト・インキュベイトモス》をデッキから特殊召喚します!」
《蟲蝕の抱芽》
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①:自分フィールドの「インネスト」モンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターとはカード名の異なる「インネスト」モンスター1体を特殊召喚する。
《インネスト・インキュベイトモス》
攻撃力2300
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しかし今墓地には肝心の《エッグ》が居ないのでは?」
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②:1ターンに1度、自分フィールドに「インネスト」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。自分フィールドと墓地のモンスター1体ずつを融合素材としてデッキに戻し、「インネスト」融合モンスター1体を融合召喚する。
「融合召喚!命貪る毒蟲の女王《インネスト・ミミクリスクィーン》!」
《インネスト・ミミクリスクィーン》
星7/風属性/昆虫族/融合/攻撃力2400
レベルの異なる「インネスト」モンスター×2
今までのほぼ虫の見た目をしていた他の「インネスト」と異なり、人と虫の要素が半々になったモンスターが巨大な翼で浮遊しながら現れる。
「《インネスト・ミミクリスクィーン》の効果で、私の手札の「インネスト」モンスターは相手ターンでも効果を発動できます!」
①:このカードがフィールドに存在する限り、元々のカード名に「インネスト」を含む自分の手札のモンスターが発動する効果は、相手ターンでも発動できる効果になる。
「ふむ…。では《EMPERORカルノタス》の効果発動。装備している《サイクロン・レシプロ》を墓地に送り、墓地の《恐獣装 ステゴ》を特殊召喚します。ここでこれを発動!《融合》!」
現れた渦の中で《EMPERORカルノタス》と《ステゴ》が1つに溶け合っていく…。
「融合召喚。楯突く全てを叩き潰せ。《恐獣装 BRAKEパキケファロ》!」
《恐獣装 BRAKEパキケファロ》
星10/地属性/恐竜族/融合/攻撃力3000
「恐獣装 ステゴ」+レベル8以上の「恐獣装」モンスター
渦より現れたのは頭突きに適したような頭頂部付近に、恐獣装甲を接続する窪みがある《EMPERORカルノタス》と比べると少し小柄なモンスター。
「特殊召喚時、《BRAKEパキケファロ》の効果発動!墓地の「恐獣装」機械族を3枚までを装備!」
①: このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。
「それに対して《インネスト・エッグ》の効果発動です!このカードを《BRAKEパキケファロ》に装備させます!」
「やはり手札にありましたか…では《サイクロン・レシプロ》《エボリューション・モノリス》《バスター・ロケット》を墓地から装備させましょう。」
「ですがこれで《BRAKEパキケファロ》が効果を使えば即座に《インネスト・エッグ》の効果で墓地送りですよ?」
「ではどうぞ?《恐獣装 BRAKEパキケファロ》の効果発動!このターン攻撃力を相手モンスターの数×500アップし、貫通効果を得ます!」
「ですがそんな事をしたら《インネスト・エッグ》の効果が…!」
効果は処理され、《BRAKEパキケファロ》に植え付けられていた《インネスト・エッグ》が孵化、宿主の肉体を突き破り《インネスト・インキュベイトモス》が蚕先生の場に現れる。
「モンスターがリリースされたことで手札から《ホワイト・グローツラング》の効果発動!自らを特殊召喚!」
《ホワイト・グローツラング》
星2/光属性/恐竜族/攻撃力0
①:自分フィールドのモンスターが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「初めて見るモンスター…。ですが攻撃力0?一体何を狙っているんですか!」
「こういうことです。《ホワイト・グローツラング》の効果発動!特殊召喚時、墓地の《融合》と《恐獣装 EMPERORカルノタス》を手札に加える!但し、《EMPERORカルノタス》はこのターンもう特殊召喚できません。」
②:このカードの①の効果でこのカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地の「融合」1枚とレベル8の恐竜族モンスター1枚を手札に加える。このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及び同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
「墓地の《EMPERORカルノタス》と《融合》を手札に戻した…ということは!」
「御明答。《融合》発動!」
再び発動された《融合》によって発せられた渦により、《ホワイト・グローツラング》と《EMPERORカルノタス》が1つに重なっていく…。
「融合召喚。全てを破壊し、白く染め上げよ!《恐獣装 WHITEレックス》!」
《恐獣装 WHITEレックス》
星10/光属性/恐竜族/融合/攻撃力3500
レベル8の恐竜族モンスター+「ホワイト・グローツラング」
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。その後、デッキから「白のヴェール」1枚を手札に加える事ができる。
②:このモンスターの攻撃力は、自分フィールドの装備カードの数×500アップする。
「こ…これは…白い《KINGレックス》…!?」
渦より現れた白く染まった《KINGレックス》に驚く蚕先生をよそに、装介は淡々とデュエルを続ける。
「効果により、墓地の《エボリューション・モノリス》《バスター・ロケット》《サイクロン・レシプロ》を装備。さらにデッキから《白のヴェール》を手札に加えてこれも装備。」
《恐獣装 WHITEレックス》
攻撃力3500→5500
「バトル。《WHITEレックス》!《ミミクリスクィーン》を攻撃!」
《恐獣装 WHITEレックス》
攻撃力5500
《インネスト・ミミクリスクィーン》
攻撃力2400
蚕 LP4000→900
「くぅ…ッ!!」
「モンスターを破壊したことで《バスター・ロケット》の効果。破壊される貴方のカード全ては除外されます。もう1つ。《白のヴェール》の効果で貴方の魔法・罠カード全てを破壊。」
《恐獣装甲 バスター・ロケット》
②:このカードが「恐獣装」モンスターに装備されている場合、自分のモンスターの戦闘及び発動したカードの効果で相手フィールドのカードが破壊される場合、そのカードは墓地へは行かず除外される。
《白のヴェール》
③:装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
「さて、これで貴方のカードは全て無くなりました。まだ続けますか?」
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14 | turn25:白に抗う | 101 | 0 | 2025-04-06 | - | |
10 | turn26:のしかかる責任 | 99 | 0 | 2025-04-13 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/03/22 新商品 デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ カードリスト追加。
- 04/17 10:49 SS 第94話:闇に絡め捕られていく蝶
- 04/17 08:23 デッキ デヴィ夫人の乱暴?ブックスの光天使!
- 04/17 07:44 評価 6点 《ペインペインター》「《ゾンビキャリア》が制限だった時代に生ま…
- 04/17 07:08 評価 5点 《RR-コール》「 このスーパー仕様こそめちゃカッコいいのに、…
- 04/17 05:43 評価 9点 《奈落の落とし穴》「決まれば強いのではなく確実に決まって強い昔…
- 04/17 05:33 評価 5点 《悪魔の調理師》「単体だと満場一致で弱いカード 送りつけでドロ…
- 04/17 00:50 評価 9点 《天使の聲》「《悪魔の聲》と対になる存在だが、ゲームの上では過…
- 04/17 00:39 評価 6点 《創神のヴァルモニカ》「現状使いどころがよく分からないカード …
- 04/16 19:34 SS 13.父親
- 04/16 17:55 評価 10点 《破械童子アルハ》「自発的に飛び出すことが出来る子。悪魔制限…
- 04/16 16:11 評価 5点 《ブラッド・メフィスト》「ロックよりのデッキと対峙した時に使え…
- 04/16 15:58 評価 5点 《RR-ネスト》「「RR」モンスターが2体以上という発動条件は初…
- 04/16 15:28 評価 10点 《マジシャンズ・ソウルズ》「サーキュラーより前に出たサーキュ…
- 04/16 15:15 評価 8点 《RR-ネスト》「 毎ターンサーチが弱いはずないのだが、中々採…
- 04/16 14:41 デッキ ホロライブ引退ビート
- 04/16 14:24 評価 3点 《幻影死槍》「 《ファントム》系の武器型魔法・罠において、1番…
- 04/16 14:18 評価 6点 《幻影騎士団フラジャイルアーマー》「 《幻影騎士団クラックヘル…
- 04/16 14:17 評価 9点 《魔救の探索者》「特殊召喚条件が緩く有能。 出張だとレベル2…
- 04/16 14:14 評価 8点 《怒気土器》「有能リクルーター。 手札コストは《巌帯の美技-ゼ…
- 04/16 14:09 評価 9点 《幻影騎士団ダスティローブ》「 《幻影騎士団サイレントブーツ》…
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元々いたモンスターが別の何かに変わっていくのは個人的に好きな展開です。
しかも「白のヴェール」をサーチできてしまうとは、ホワイト化した「アームド・ドラゴン」を彷彿とさせますね。 (2025-04-01 08:56)
こちらでの「ホワイト」は既存のモンスターと同じ種族のモンスターと融合してホワイト化する、という形です。
「アームド・ドラゴンLv10-ホワイト」同様、破滅の光が影響しているのでこうなってます。 (2025-04-01 22:51)