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turn1:HEROと恐獣の王者 作:どらっせ
デュエリスト養成学校「デュエルアカデミア」。孤島に建てられている全寮制で、ここの生徒は3年間、一流のデュエリストを目指しデュエルに明け暮れ、勉学に励む。
俺、「明津 遊児」はそんなデュエルアカデミアの1年生。入学して1ヶ月、まだ学校に慣れないしデュエル以外はまるでつまらないから授業には出てない。デュエルして、寮に戻って、寝て、起きたらまたデュエルして…。あーあ、ずっとこんな感じなのかな。
…そう。あの時、あんな事が起きるまではそう思っていた。
「ドロップアウトの明津 遊児!ここに居るのはわかっているのであるゾ!今日こそ観念するであるゾ!」
ボロ小屋のレッド寮の外から聞こえる特徴的な語尾の大声。俺を呼んでいる。
ボナパルト教頭の声だ。多分俺が授業をサボりまくってるから注意に来たんだろう。ご苦労なこった。でも授業は退屈なんだよ…。体育がデュエルの役に立つって言うのか?
程なくして、ドン、とドアを開ける音が響く。その瞬間に外の日差しがカーテンを閉めきった暗い部屋を差す。その光にとって、外に出るのも億劫で寝ていた俺の目を無理やりこじ開けるのは容易いことだった。
「明津 遊児!今日ばかりは絶対に退かないのであるゾ!観念して、授業に出るのであるゾ!」
「…教頭センセ、別にいいでしょう?授業はつまらないし、イエローやブルーの奴らは俺らレッドを腫れ物でも見るように扱うし…。デュエルはしてるしいいでしょ」
「よくないのであるゾーーー!!学生の本分は勉強であるゾ!言い訳は散々聞いたからもういいのであるゾ!誉れ高きデュエルアカデミアの生徒である以上、ここで燻るのは私が許さないのであるゾ!一生レッドのドロップアウトと後ろ指指されたくなければ授業に出るのであるゾ!」
「別にいいよ、俺、赤って好きだし。あんな長い裾のブルーの制服なんてダサいし、イエローなんてパッとしない色だし」
「な…何を〜ッドロップアウトのレッドの分際で!もう怒ったであるゾ!明津 遊児!1時間後に貴様の退学処分をかけたデュエルを行うであるゾ!」
「何!?」
退学!?デュエルしたくて入ったのに!?しかもまだ1ヶ月しか経ってないのに!それは嫌だ!
久々に本気でデュエルをするかも知れない…。ちゃんとしたデッキを組まなきゃだ。退学がかかっているんだ。
俺、真面目に授業出たほうが良いのかな。
1時間後、デュエル場にて。
「来たぜ教頭センセ。俺の相手はアンタなのか?」
「いちいち貴様のよーなドロップアウトとデュエルなんてしてやる私じゃないのであるゾ。とっておきの相手を呼んでいるのであるゾ!」
自信いっぱいのボナパルト教頭を見るに、相当な相手を呼んだんだろう。でも絶対に勝ってやる。誰が来たとしても。
程なくして、向かいのフィールドの入場口から1人のデュエリストが歩いてきた。ブルーの制服の裾をたなびかせながら歩いてくる長身のインテリ系の眼鏡の男、あの男を俺は知っている!
「装介!装介じゃないか!」
龍ヶ崎 装介。俺の1つ上の先輩で、プライベートだと俺の昔からの友達。昔からよく遊んでいて、デュエルも装介に教えてもらった。ここに入学したのも装介が居たからなんだ。
でも学年も寮も違うから、授業でも生活でも会う機会がない。だから入学して以来に会った。
「遊児!君だったのか、私の相手は。教頭が「全力で相手をしてほしい」というから何事かと思ったよ」
「そうなんだよ何事なんだよ。実は…」
「いいからサッサとデュエルを始めるのであるゾ!(私の独断で退学されるなんてバレたら信用に関わるのであるゾ!しかも知り合い!?なら尚更であるゾ、ムッシュ龍ヶ崎が手加減したら台無しであるゾ!危ない危ない…。)」
絶対わざと遮ったな。バレたら都合が悪いんだろう。やっぱり装介には何も伝えてないんだな俺の退学がかかっていることも。
「でも装介相手だったら手加減なんて出来ないぜ!いくぞ!」
「もちろん。どんな事情だろうと私も手は抜かないよ!」
「「決闘!!」」
先攻 遊児 LP4000
後攻 装介 LP4000
「俺のターン!いくぜ!手札から《HERO's ソルジャー》を通常召喚!」
《HERO's ソルジャー》
炎属性/戦士族/攻撃力1600
左手に装着した決闘盤(デュエルディスク)にカードを置くと、ソリッドビジョン(立体幻影)で俺の召喚したモンスターの姿が現れる。剣を手にした鎧を纏う戦士、俺のヒーローが!
「遊児お得意の「HERO's」デッキか。相変わらずだね」
「これだけじゃないぜ。手札のカード2枚をセットしてターンエンドだ!」
先攻ターンは攻撃できない。だから次の相手ターンに備えてカードを伏せたんだ。俺が伏せたのは《聖なるバリア-ミラーフォース-》と《転生の予言》だ。
《聖なるバリア-ミラーフォース-》
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
《転生の予言》
通常罠
①:お互いの墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
これなら攻撃も平気だし、墓地の効果も防げる。さぁかかって来い、凌いでやる!
「私のターン。ドロー!」
先攻 遊児 LP4000
手札×2
モンスター:《HERO's ソルジャー》
魔法・罠:セット×2
後攻 装介 LP4000
手札×6
「ムッシュ龍ヶ崎!手抜きは許さないであるゾ!」
「わかってますよ。手札から《恐獣装(ダイナギア) ディメトロ》を召喚」
《恐獣装 ディメトロ》
地属性/恐竜族/攻撃力1600
装介が装着した決闘盤にカードが置かれ、ソリッドビジョンで《恐獣装 ディメトロ》が現れる。背に大きなヒレが生えた人間大サイズの恐竜。
「恐獣装」シリーズは装備カードを装備して闘う恐竜族のデッキ。装備カードを装備するための窪みが着いた鎧を「ディメトロ」が纏っている。
「続けて手札の《化石調査》を発動。デッキから《恐獣装 プテラ》を手札に加える。」
《化石調査》
通常魔法
①:デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
「そして《恐獣装甲(ダイナギアアーム) サイクロン・レシプロ》を《恐獣装 ディメトロ》に装備!」
《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》
風属性/機械族
①:このカードは手札から「恐獣装」恐竜族モンスター1体に装備カード扱いとして装備できる。
「さらに《恐獣装 プテラ》の効果発動!」
《恐獣装 プテラ》
風属性/恐竜族/攻撃力1100
①:自分フィールドの「恐獣装」恐竜族モンスターに装備カードが装備された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「攻撃力が低いであるゾ!このままでは…!」
モンスターが2体並んだ。しかしどっちも攻撃力は《ソルジャー》以下。だが装介は無闇にモンスターを出してる訳じゃない!
「まだあるんだろ?装介!出してこいよ、お前のエースモンスターを!」
「流石に昔からこのデッキを相手にしてる遊児の目はごまかせないか。勿論見せるつもりだ!でも、その前に《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》の効果発動!セットカード1枚を破壊する!」
②:このカードが「恐獣装」モンスターに装備されている場合に発動できる。自分フィールドの装備カードの数だけ、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
右側のセットカード、《転生の予言》が破壊された!使う前に破壊された…。でもまだ《ミラーフォース》がある!
「《ディメトロ》の効果を発動。装備カードを装備したモンスターを含んだ「恐獣装」2体をリリースしてデッキからレベル8の「恐獣装」を特殊召喚する!」
②:装備カードを装備したモンスターを含む自分フィールドの「恐獣装」モンスター2体をリリースして発動できる。デッキからレベル8の「恐獣装」モンスター1体を特殊召喚する。
「恐獣装 KINGレックス!」
《恐獣装 KINGレックス》
地属性/恐竜族/レベル8/攻撃力3000
2体のモンスターが墓地に送られ、デッキから新たな恐獣装…巨大なティラノサウルスのようなモンスターが俺の目の前に現れる!で、デカイ!
「で、デカイ!ソリッドビジョンで見るのは初めてだ!」
「こ…これならあのドロップアウトを蹴散らせるのであるゾ〜!」
「《恐獣装 KINGレックス》の効果発動!墓地の「恐獣装」機械族モンスターを任意の数だけ装備する!」
①: このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。
②:このモンスターの攻撃力は、自分フィールドの装備カードの数×500アップする。
「さらに手札の《恐獣装甲 ツイン・レーザーブレード》を《レックス》に装備!」
《恐獣装甲 ツイン・レーザーブレード》
闇属性/機械族
①:このカードは手札から「恐獣装」恐竜族モンスター1体に装備カード扱いとして装備できる。
「こ…攻撃力4000!」
まだだ…!いくら攻撃力が高くても《ミラーフォース》で破壊してしまえば無意味だ!
「《サイクロン・レシプロ》の効果は忘れてないね?効果発動!残ったセットカードを破壊する!」
「しまった!」
これでは攻撃を防げない!
「ムッヒョ〜!ムッシュ龍ヶ崎!ドロップアウトを一気に蹴散らすのであるゾ!」
「バトル!《恐獣装 KINGレックス》で《HERO's ソルジャー》を攻撃!」
4000-1600=2400
遊児 LP4000→1600
「うわぁーーッ!!」
戦闘ダメージ2400!うぐぐ、痛い…流石、装介だ。めちゃくちゃ強い!《ミラーフォース》を蹴散らしながら攻撃がくるなんて…!
「凄いであるゾ!凄いであるゾ!これならドロップアウトもタダじゃ済まないであるゾ!」
「私はターンエンド。さあ遊児!寝ている場合じゃないでしょ?」
いてて…確かに寝ている場合じゃない。
しかし大変なことになったな。俺のフィールドは何もない。そして装介の場には攻撃力4000の《恐獣装 KINGレックス》…でも不思議だ、こんなにヤバい状況なのにワクワクしてくる!ウズウズする!楽しくて仕方ない!
「おや?どうしたんだい?戦意喪失か?」
「まさか!こんなワクワクするデュエルなんて久しぶりだ!」
「な…何を言っているのであるゾ?己の退学がかかっているというのに…」
教頭の言うとおりだ。変かもな…でもこの気持ちは嘘じゃない!
「いくぜ!俺のターン!ドロー!」
俺、「明津 遊児」はそんなデュエルアカデミアの1年生。入学して1ヶ月、まだ学校に慣れないしデュエル以外はまるでつまらないから授業には出てない。デュエルして、寮に戻って、寝て、起きたらまたデュエルして…。あーあ、ずっとこんな感じなのかな。
…そう。あの時、あんな事が起きるまではそう思っていた。
「ドロップアウトの明津 遊児!ここに居るのはわかっているのであるゾ!今日こそ観念するであるゾ!」
ボロ小屋のレッド寮の外から聞こえる特徴的な語尾の大声。俺を呼んでいる。
ボナパルト教頭の声だ。多分俺が授業をサボりまくってるから注意に来たんだろう。ご苦労なこった。でも授業は退屈なんだよ…。体育がデュエルの役に立つって言うのか?
程なくして、ドン、とドアを開ける音が響く。その瞬間に外の日差しがカーテンを閉めきった暗い部屋を差す。その光にとって、外に出るのも億劫で寝ていた俺の目を無理やりこじ開けるのは容易いことだった。
「明津 遊児!今日ばかりは絶対に退かないのであるゾ!観念して、授業に出るのであるゾ!」
「…教頭センセ、別にいいでしょう?授業はつまらないし、イエローやブルーの奴らは俺らレッドを腫れ物でも見るように扱うし…。デュエルはしてるしいいでしょ」
「よくないのであるゾーーー!!学生の本分は勉強であるゾ!言い訳は散々聞いたからもういいのであるゾ!誉れ高きデュエルアカデミアの生徒である以上、ここで燻るのは私が許さないのであるゾ!一生レッドのドロップアウトと後ろ指指されたくなければ授業に出るのであるゾ!」
「別にいいよ、俺、赤って好きだし。あんな長い裾のブルーの制服なんてダサいし、イエローなんてパッとしない色だし」
「な…何を〜ッドロップアウトのレッドの分際で!もう怒ったであるゾ!明津 遊児!1時間後に貴様の退学処分をかけたデュエルを行うであるゾ!」
「何!?」
退学!?デュエルしたくて入ったのに!?しかもまだ1ヶ月しか経ってないのに!それは嫌だ!
久々に本気でデュエルをするかも知れない…。ちゃんとしたデッキを組まなきゃだ。退学がかかっているんだ。
俺、真面目に授業出たほうが良いのかな。
1時間後、デュエル場にて。
「来たぜ教頭センセ。俺の相手はアンタなのか?」
「いちいち貴様のよーなドロップアウトとデュエルなんてしてやる私じゃないのであるゾ。とっておきの相手を呼んでいるのであるゾ!」
自信いっぱいのボナパルト教頭を見るに、相当な相手を呼んだんだろう。でも絶対に勝ってやる。誰が来たとしても。
程なくして、向かいのフィールドの入場口から1人のデュエリストが歩いてきた。ブルーの制服の裾をたなびかせながら歩いてくる長身のインテリ系の眼鏡の男、あの男を俺は知っている!
「装介!装介じゃないか!」
龍ヶ崎 装介。俺の1つ上の先輩で、プライベートだと俺の昔からの友達。昔からよく遊んでいて、デュエルも装介に教えてもらった。ここに入学したのも装介が居たからなんだ。
でも学年も寮も違うから、授業でも生活でも会う機会がない。だから入学して以来に会った。
「遊児!君だったのか、私の相手は。教頭が「全力で相手をしてほしい」というから何事かと思ったよ」
「そうなんだよ何事なんだよ。実は…」
「いいからサッサとデュエルを始めるのであるゾ!(私の独断で退学されるなんてバレたら信用に関わるのであるゾ!しかも知り合い!?なら尚更であるゾ、ムッシュ龍ヶ崎が手加減したら台無しであるゾ!危ない危ない…。)」
絶対わざと遮ったな。バレたら都合が悪いんだろう。やっぱり装介には何も伝えてないんだな俺の退学がかかっていることも。
「でも装介相手だったら手加減なんて出来ないぜ!いくぞ!」
「もちろん。どんな事情だろうと私も手は抜かないよ!」
「「決闘!!」」
先攻 遊児 LP4000
後攻 装介 LP4000
「俺のターン!いくぜ!手札から《HERO's ソルジャー》を通常召喚!」
《HERO's ソルジャー》
炎属性/戦士族/攻撃力1600
左手に装着した決闘盤(デュエルディスク)にカードを置くと、ソリッドビジョン(立体幻影)で俺の召喚したモンスターの姿が現れる。剣を手にした鎧を纏う戦士、俺のヒーローが!
「遊児お得意の「HERO's」デッキか。相変わらずだね」
「これだけじゃないぜ。手札のカード2枚をセットしてターンエンドだ!」
先攻ターンは攻撃できない。だから次の相手ターンに備えてカードを伏せたんだ。俺が伏せたのは《聖なるバリア-ミラーフォース-》と《転生の予言》だ。
《聖なるバリア-ミラーフォース-》
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
《転生の予言》
通常罠
①:お互いの墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
これなら攻撃も平気だし、墓地の効果も防げる。さぁかかって来い、凌いでやる!
「私のターン。ドロー!」
先攻 遊児 LP4000
手札×2
モンスター:《HERO's ソルジャー》
魔法・罠:セット×2
後攻 装介 LP4000
手札×6
「ムッシュ龍ヶ崎!手抜きは許さないであるゾ!」
「わかってますよ。手札から《恐獣装(ダイナギア) ディメトロ》を召喚」
《恐獣装 ディメトロ》
地属性/恐竜族/攻撃力1600
装介が装着した決闘盤にカードが置かれ、ソリッドビジョンで《恐獣装 ディメトロ》が現れる。背に大きなヒレが生えた人間大サイズの恐竜。
「恐獣装」シリーズは装備カードを装備して闘う恐竜族のデッキ。装備カードを装備するための窪みが着いた鎧を「ディメトロ」が纏っている。
「続けて手札の《化石調査》を発動。デッキから《恐獣装 プテラ》を手札に加える。」
《化石調査》
通常魔法
①:デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
「そして《恐獣装甲(ダイナギアアーム) サイクロン・レシプロ》を《恐獣装 ディメトロ》に装備!」
《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》
風属性/機械族
①:このカードは手札から「恐獣装」恐竜族モンスター1体に装備カード扱いとして装備できる。
「さらに《恐獣装 プテラ》の効果発動!」
《恐獣装 プテラ》
風属性/恐竜族/攻撃力1100
①:自分フィールドの「恐獣装」恐竜族モンスターに装備カードが装備された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「攻撃力が低いであるゾ!このままでは…!」
モンスターが2体並んだ。しかしどっちも攻撃力は《ソルジャー》以下。だが装介は無闇にモンスターを出してる訳じゃない!
「まだあるんだろ?装介!出してこいよ、お前のエースモンスターを!」
「流石に昔からこのデッキを相手にしてる遊児の目はごまかせないか。勿論見せるつもりだ!でも、その前に《恐獣装甲 サイクロン・レシプロ》の効果発動!セットカード1枚を破壊する!」
②:このカードが「恐獣装」モンスターに装備されている場合に発動できる。自分フィールドの装備カードの数だけ、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
右側のセットカード、《転生の予言》が破壊された!使う前に破壊された…。でもまだ《ミラーフォース》がある!
「《ディメトロ》の効果を発動。装備カードを装備したモンスターを含んだ「恐獣装」2体をリリースしてデッキからレベル8の「恐獣装」を特殊召喚する!」
②:装備カードを装備したモンスターを含む自分フィールドの「恐獣装」モンスター2体をリリースして発動できる。デッキからレベル8の「恐獣装」モンスター1体を特殊召喚する。
「恐獣装 KINGレックス!」
《恐獣装 KINGレックス》
地属性/恐竜族/レベル8/攻撃力3000
2体のモンスターが墓地に送られ、デッキから新たな恐獣装…巨大なティラノサウルスのようなモンスターが俺の目の前に現れる!で、デカイ!
「で、デカイ!ソリッドビジョンで見るのは初めてだ!」
「こ…これならあのドロップアウトを蹴散らせるのであるゾ〜!」
「《恐獣装 KINGレックス》の効果発動!墓地の「恐獣装」機械族モンスターを任意の数だけ装備する!」
①: このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分の墓地から「恐獣装」機械族モンスターを3枚まで選んで装備カード扱いでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。
②:このモンスターの攻撃力は、自分フィールドの装備カードの数×500アップする。
「さらに手札の《恐獣装甲 ツイン・レーザーブレード》を《レックス》に装備!」
《恐獣装甲 ツイン・レーザーブレード》
闇属性/機械族
①:このカードは手札から「恐獣装」恐竜族モンスター1体に装備カード扱いとして装備できる。
「こ…攻撃力4000!」
まだだ…!いくら攻撃力が高くても《ミラーフォース》で破壊してしまえば無意味だ!
「《サイクロン・レシプロ》の効果は忘れてないね?効果発動!残ったセットカードを破壊する!」
「しまった!」
これでは攻撃を防げない!
「ムッヒョ〜!ムッシュ龍ヶ崎!ドロップアウトを一気に蹴散らすのであるゾ!」
「バトル!《恐獣装 KINGレックス》で《HERO's ソルジャー》を攻撃!」
4000-1600=2400
遊児 LP4000→1600
「うわぁーーッ!!」
戦闘ダメージ2400!うぐぐ、痛い…流石、装介だ。めちゃくちゃ強い!《ミラーフォース》を蹴散らしながら攻撃がくるなんて…!
「凄いであるゾ!凄いであるゾ!これならドロップアウトもタダじゃ済まないであるゾ!」
「私はターンエンド。さあ遊児!寝ている場合じゃないでしょ?」
いてて…確かに寝ている場合じゃない。
しかし大変なことになったな。俺のフィールドは何もない。そして装介の場には攻撃力4000の《恐獣装 KINGレックス》…でも不思議だ、こんなにヤバい状況なのにワクワクしてくる!ウズウズする!楽しくて仕方ない!
「おや?どうしたんだい?戦意喪失か?」
「まさか!こんなワクワクするデュエルなんて久しぶりだ!」
「な…何を言っているのであるゾ?己の退学がかかっているというのに…」
教頭の言うとおりだ。変かもな…でもこの気持ちは嘘じゃない!
「いくぜ!俺のターン!ドロー!」
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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22 | turn1:HEROと恐獣の王者 | 216 | 4 | 2025-02-12 | - | |
20 | turn2:マイフェイバリットカード | 176 | 0 | 2025-02-12 | - | |
33 | turn3:落ちこぼれの闘士 | 193 | 0 | 2025-02-12 | - | |
26 | turn4:侵食の怪蟲 | 191 | 0 | 2025-02-12 | - | |
19 | turn5:ドローパンアンティデュエル! | 157 | 2 | 2025-02-13 | - | |
22 | turn6:装介、キレる。恐獣装の奥の手 | 192 | 2 | 2025-02-14 | - | |
16 | turn7:VSブルー寮、修行開始! | 158 | 2 | 2025-02-14 | - | |
23 | turn8:タッグデュエル!遊児&機藤! | 173 | 0 | 2025-02-16 | - | |
24 | turn9:復讐者と復讐者 | 136 | 0 | 2025-02-17 | - | |
24 | turn10:起動する機械天使 | 159 | 0 | 2025-02-17 | - | |
17 | turn11:アカデミア深夜大騒動 | 124 | 0 | 2025-02-19 | - | |
24 | turn12:カードの精霊 | 164 | 2 | 2025-02-21 | - | |
21 | turn13:魔王来たりて嵐吹く | 125 | 2 | 2025-02-23 | - | |
17 | turn14:神炎の盾 | 99 | 0 | 2025-02-26 | - | |
23 | turn15:2体の"キング" | 158 | 2 | 2025-03-03 | - | |
17 | turn16:破滅の気配 | 157 | 0 | 2025-03-09 | - | |
8 | turn17:謎の転校生 | 96 | 0 | 2025-03-14 | - | |
3 | turn18:蠢く白 | 77 | 0 | 2025-03-17 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/02/22 新商品 QUARTER CENTURY ART COLLECTION カードリスト追加。
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十代を思わせる明朗快活とした性格で、オシリス・レッドの主人公。その対戦相手はティラノ剣山も愛用した恐竜デッキ!二人の仲が良いようででほっこりしました。
なによりナポレオン教頭の登場に驚きました。これからもストーリーに絡むのでしょうか?
ともあれ、次回もお待ちしております。 (2025-02-12 02:35)
HERO's使いの主人公 遊児に、その友人の恐竜+装備カードデッキの装介と、この2人の友情にも期待が高まりますね。
遊+装で友情なのも、歴代遊戯王へのリスペクトが感じられて好印象です。
文章ですが、会話劇もデュエル進行も分かりやすく読みやすいので自信を持って大丈夫ですよ。なんなら自分の作品よりうまいと感じました(笑)
GXから数年後のデュエルアカデミアで始まる新たな物語。次回も楽しみにしています。 (2025-02-12 09:14)
お気づきかもしれませんがデッキのスタイルはGXのキャラを意識しています。
(ちなみに教頭はナポレオン教頭と似てますが別人の設定です。そのうちデュエル回を設けますがどんなデッキを使うかはお楽しみにです。でも立ち位置はナポレオン教頭と初期のクロノス教諭とほぼ同じです) (2025-02-12 09:56)
名前はけっこう頭を捻って、使用デッキがわかりやすい名前にしてみました。
GX本編の設定を使う以上リスペクトしなければならない点が多いので大変ですが次回も楽しみにして下さり嬉しく思います。 (2025-02-12 10:00)