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HOME > コンプリートカード評価一覧 > 青眼の白龍伝説-LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON- コンプリートカード評価(みめっとさん)

青眼の白龍伝説-LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON- コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
エルフの剣士
Secret
▶︎ デッキ
3 00 エルフの剣士 
原作で遊戯が使用した代表的なモンスターの1体となる戦士族の下級モンスター。
それ故に再録回数も多く、特にスターターボックスの予約特典及び抽プレ版のこのカードは現代の高額カードなどまるで問題にならない非常に貴重な品物となっています。
当時の下級モンスターとしてはそんなに悪くない性能ですが、やはり得意でもないことを頑張って伸ばそうとしてもこんなもんが精一杯という感じですかね。
名称指定の融合素材でもありませんでしたが、後に自身のカード名がまるまるテーマ化されるというミラクルが起こる。
青眼の白龍
Ultra
▶︎ デッキ
9 01 青眼の白龍 
大会限定商品の特別仕様の《カオス・ソルジャー》を除けば、通常モンスターとして未だその攻撃力に並ぶ者はなし。
バンダイ版時代からのデュエリストたちの永遠の憧れのカード、遊戯王そのものを象徴する最強のドラゴン族モンスターがこちらです。
見ようによっては頭部が異常発達したエイリアンとかスカルドラゴン的な骨身のモンスターにもみえるんですが、いやぁこれが不思議とめっちゃカッコイイんですよねえ。
独自の良質なサポートカードをいくつも有しつつも未だ最強の座を譲る気はなく、通常モンスターの攻撃力3000ラインは遊戯王OCGにおいては『絶対不可侵領域』となっています。
その一方でステータス合計値の方は《ゴギガ・ガガギゴ》や《ラビードラゴン》や《スパイラルドラゴン》など、より高い守備力を持つ最上級バニラにちょいちょい負けていたりも。
あえて青眼の神域を破壊する必要がなく、そんなことをしたところで基本的に誰も得しないという事情から、よほどのことがない限り攻撃力3000以上の通常モンスターが新たに登場することはないと言い切れるかと思いますが、それはそうとして守備力2200以上の下級通常モンスターが何故出てこないのかは不明。
サイクロプス
Normal
▶︎ デッキ
1 02 サイクロプス 
原作で海馬が使用したモンスターで、記念すべき最初のレギュラーパックに収録された下級モンスターとして《シルバー・フォング》と並ぶ最高の攻撃力を持っていた。
このパックにおける唯一のレベル4モンスターでしたが、実はその攻守合計値は当時のレベル4モンスターとしては底辺レベル。
アニメDMの乃亜編において四人組で杏子を襲ったケダモノとしてのイメージの方が強い人も多いかもしれない。
単眼の獣戦士族ということで、ゲーム作品では同じ特徴を持つ《千年原人》の指定の生け贄モンスターに設定されている。
炎の剣士
Ultra
▶︎ デッキ
3 03 炎の剣士 
原作の王国編で城之内のデッキの主力を務めたモンスター。
OCGでは融合モンスターになってしまったが、それ故に《簡易融合》や《簡素融合》で直接場に出して各種リリースや特殊召喚のための素材として使える。
このモンスターと直接関係はしませんが、派生モンスターも存在するあたり原作モンスターのアドバンテージは多少ある模様。
このサイトに載せてある画像はイラスト違い版にあたるもので、まるで何かを揉むように前に突き出した手の形をよくイジられるモンスターでもあり、個人的にもイラストは初出のやつの方がカッコイイと思います。
ゲーム作品では攻撃力1800未満の戦士族と炎魔族の融合で出せたり、原作で恐竜の弱点属性とされていたことに由来する恐竜族を全滅させる能力が与えられていたりする。
ワイト
Normal
▶︎ デッキ
6 04 ワイト 
遊戯王OCG界における雑魚オブ雑魚モンスター、選ばれし雑魚モンスターという誉れ高い称号を持つモンスターである。
2体のモンスターの名称指定の融合素材であるだけでなく、ワイト一族という形で展開される関連カードの充実ぶりはテーマ外のカードでは指折りで、魔法罠のイラストにも多く出演している。
代用モンスターがあまりに充実しすぎてオンリーワンな存在からは多少離れつつありますが、《ワイトプリンス》というこのモンスターを名称指定した効果を持つモンスターの存在からその存在価値は未だ健在なので、このくらいの点数はつけても構わないでしょう。
またアンデット族代表としてラッシュデュエルに送り出されたモンスターでもあります。
ブラック・マジシャン
Ultra
▶︎ デッキ
8 05 ブラック・マジシャン 
原作において遊戯が使用する永遠にして絶対的エースモンスターであり、OCGのみならず遊戯王という作品そのものの顔の1つと言える魔法使い族の最上級通常モンスター。
割と中性的な顔立ちで、EX版など見ようによっては女性のように見えるイラストのものもあったり。
闇魔法使い族の最上級通常モンスターとしては、レベルこそ異なりますが第1期時点でも《コスモクイーン》というより高い攻守を持つモンスターが存在しており、《マジシャン・オブ・ブラックカオス》になってもまだ宇宙を統治する女王には及びません。
これは《青眼の白龍》と遜色ないステータスを持ち、どういうわけか儀式モンスターにならなかった《コスモクイーン》の方を讃えるべきですかね?
しかしこちらには数々の良質な専用のサポートカードが大量に存在しているだけでなく、禁止カードとなった《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》も含めて様々な融合モンスターの名称指定の融合素材にもなっており、派生モンスターとなる存在も数しれず。
場や墓地でブラマジ扱いになる同じステータスを持つ効果モンスターがいるから手札・デッキでも名称指定の効果を受けられることと通常モンスターであることだけが差別化点というこのモンスターは別にもうデッキから抜いてもいいよね、となってしまうようなカードは評価時点では出てきておらず、専用サポート効果の指定する領域も含めてその辺りはちゃんと配慮されているのもいいですね。
現在では最上級通常モンスターとしてはお世辞にも高いとは言えない攻守ですが、その独自性でこのモンスターと比肩するバニラ魔法使い族を今後2つと見ることはないでしょう。
原作でもメインで活躍した人気モンスターということでイラスト違いも多数存在するカードですが、個人的にはやはり最初期のちょっと変わったポーズしてるやつが至高ですね。
これまた個人的な話になりますが、私はブラックマジシャン使いの遊戯よりもブラックマジシャンデッキ使いのパンドラを推したいので、パンドラの使用した「悪いブラマジ」をイメージした絵柄のカードももっと出して欲しいなと思っております。
暗黒騎士ガイア
Ultra
▶︎ デッキ
2 06 暗黒騎士ガイア 
カード名やフレイバーテキスト的に風属性や闇属性かと思いきや普通の地属性の戦士族。
カードプールの充実により、名称指定の融合素材であったり、「暗黒騎士ガイア」モンスターであるメリットも色々と増えたが、攻守合計値4400でレベル7の最上級モンスターというのは第1期基準でもかなりの低水準であることに変わりはない。
生け贄1体で済むレベル6の《機械王》に、自身の効果と合わせて普通に打点で並ばれてしまう有様で、それが《デーモンの召喚》相手ともなるともうどうしようもない。
テキストに「見た目ほど強くない」と書き加えたくなってしまうレベルですね。
昆虫人間
Normal
▶︎ デッキ
1 07 昆虫人間 
原作で羽蛾が竜崎とのデュエルで使用し、モンスターの強さは見た目や攻守の数値が全てではないということを知らしめた昆虫族モンスター。
OCGでのアップ過ぎるイラストやバンダイ版でのイラストを見る限りは多少擬人化されている程度であまり『昆虫人間』という感じではなく、レーザー砲や火器が装備されたアーマーを装着すると四つん這いになってなおさら人型らしくなくなる。
ちゃんと直立したら《カマキラー》のような正統な『昆虫人間』らしくなるのかもしれません。
マンモスの墓場
Normal
▶︎ デッキ
1 08 マンモスの墓場 
遊戯王OCG黎明期に登場した恐竜族はいきなり恐竜でもなんでもないモンスター。
マンモスを恐竜族としたことに関しては百歩譲って「原始族」的な括りなのかと理解するとして、骨だけになってるならそれはもはや闇アンデットでも良かったのではないだろうか。
結果闇アンデ的なイラストのただの地恐竜という、見てくれ以外なんの個性もない能力設定になってしまいました、せめて闇恐竜とかならまだ当時としてはレアだったのですが。
登場時期が時期なので仕方ないが、ゲームと違って《金色の魔象》の名称指定融合素材にもしてもらえていない。
ちなみに後に登場するこのカードとはなんの関係もない《マンモス・ゾンビ》はアンデット族、このカードと同じマンモスの骨である《マンモ・フォッシル》は岩石族です。
原作では《キラー・ビー》との戦闘や究極竜との融合で自身の持つ性質が活かされており、遊戯が使用したモンスターということもあってなにかの拍子にリメイクされそうなモンスターではありますね。
シルバー・フォング
Normal
▶︎ デッキ
2 09 シルバー・フォング 
獣族代表としてラッシュデュエルに送り出された原作出身のカード。
記念すべき1期1弾の下級モンスターの中では《サイクロプス》や《マンモスの墓場》と並ぶ最高打点だった。
フラワー・ウルフ》の融合素材に自身のカード名が指定されているので、他の同様の通常モンスターと同じく1点プラスさせていただきますね。
ダーク・グレイ
Normal
▶︎ デッキ
1 10 ダーク・グレイ 
第1期に登場した、獣族の下級通常モンスター。
けものとされてはいるが、カード名やフレイバーテキストに具体的に何の動物かは書かれていない。
イラストや色違いモンスターである《深き森の長老》を見れば、まあヤギだろうなとは思いますが…。
同じパックに収録された同じ種族・属性・ レベルを持つ《シルバー・フォング》より少しだけ固いが、攻撃力で劣る。
百獣大行進》のイラストに参加させてもらっていること以外にこれといった特徴はない。
地獄の裁判
Rare
▶︎ デッキ
1 11 地獄の裁判 
あまりに稀少な抽プレ版仕様のカードが存在する第1期の通常モンスターの6体のうちの1体。
同じ立場でかつ同じ種族・属性の《深淵の冥王》より攻撃力が100だけ高いですが、それ故にレベルに違いがある。
判決と同時に処刑が行われるようで、《水の踊り子》などとは別の意味で現在ではまず発売不可能なイラストが最大の特徴。
デーモンの召喚》や《妖精の贈りもの》などもそうなのですが、このモンスター名らしからぬカード名が実にオシャレだと思いますね。
眠り子
Normal
▶︎ デッキ
1 12 眠り子 
第1期に登場した、魔法使い族の下級通常モンスター。
見た目の割には攻撃力が高いが、その攻守合計値は当時のレベル3モンスターとしても低水準。
ゲーム作品では、DMシリーズでは効果発動後に場のお互いの全てのモンスターを1ターン行動終了状態にする能力を、真DM2では表側守備表示の時に場の全ての戦士族を呪縛する能力を与えられている。
指定が戦士族というあたり、睡魔を操る能力は人間族限定ということなのでしょうかね?
また幼い姿ではありますが女性モンスター関係の強化魔法を一通り受けることができ、これを真に受けるのであればこのモンスターがOCGで初となる女性モンスターということになる。
13人目の埋葬者
Rare
▶︎ デッキ
1 13 13人目の埋葬者 
1期のアンデット族のプロモカードといえば、《2人3脚ゾンビ》や《ヤランゾ》の方が印象は強いですが、下級バニラにもう1枚このモンスターが存在しています。
何かのホラー映画のタイトルとかサブタイトルっぽいカード名がオシャレでいいですね。
能力は《闇の暗殺者》とほぼ同じくらいの平凡なものだが、その希少価値は全プレで手に入る《2人3脚ゾンビ》や《ヤランゾ》など問題にならない超非凡なカード。
劇場版限定のスターターボックスへの収録や2期での再録もありますが、抽プレ版のウルシク仕様のこのカードの美品には目ン玉が飛び出る程の値段がついています。
ただし1期のこういったプロモバニラの宿命か、やはり名称指定融合素材ではありません。
炎の騎士 キラー
Normal
▶︎ デッキ
5 14 炎の騎士 キラー 
簡易融合》や《簡素融合》で融合召喚可能な低レベル帯の融合モンスターで、《モンスター・エッグ》の中の人とか言われる炎族。
EXモンスターには、融合素材に炎族を要求する融合モンスター、非チューナーに炎族を要求するSモンスター、レベル3の炎属性モンスターを要求するXモンスターなどが存在するため一定の価値はありますが、さすがにまだまだ全然足りていない感じ。
いつかくると言われ続けて本当にいつまでもこない炎族の種族としての躍進が来る日を期待したい。
炎を操る者
Normal
▶︎ デッキ
2 15 炎を操る者 
第1期に登場した魔法使い族の通常モンスターであり、現在でもバニラ魔法使いでは唯一の炎属性モンスター。
炎の剣士》の融合素材でもあり、個人的には後に登場する《炎を支配する者》はこのモンスターのリメイクというか後のこのモンスターだと思っているのですが、いかがでしょうかね?
やってることは炎を用いた無難な攻撃と防御であり、間違いなく魔法使いではあるのですが、やたら貧相な身体やみすぼらしいにも限度がある身なりをしており、これを魔法使いとはあんまり呼びたくないようなって感じです。
モンスター・エッグ
Normal
▶︎ デッキ
2 16 モンスター・エッグ 
第1期に登場した戦士族の通常モンスターで《炎の騎士 キラー》の名称指定の融合素材。
どう見ても戦士族という感じではないが、それを見越してかテキストにしっかり戦士と書かれている、それなら仕方がない。
しかし《スティング》で温めて無事に《炎の騎士 キラー》が孵化した時、彼はもう戦士族ではないのであった…。
ゲーム作品では「卵」「エッグ」の要素を持つモンスターとして、特殊な融合パターンが存在するのが特徴。
火炎草
Normal
▶︎ デッキ
2 17 火炎草 
第1期に登場した植物族の下級通常モンスターで、OCGに最初に誕生した植物族モンスター。
同じパックに収録されたアンデット族の《ファイヤー・デビル》と同じく、多くのRPGで植物系モンスターの弱点属性に設定される炎で攻撃するという珍しい存在ですが、やはり自身のステータスには反映されていない。
代わりにこのモンスターは《暗黒火炎龍》という炎と関連するモンスターの名称指定の融合素材となっていますが、その《暗黒火炎龍》も炎族でも炎属性でもないという…。
ゲーム作品では召喚魔族が炎魔族となっており、《サラマンドラ》や《体温の上昇》といった熱に関係する強化魔法に対応している。
暗黒火炎龍
Normal
▶︎ デッキ
5 18 暗黒火炎龍 
第1期においてもごく初期にのみ登場したレベル4以下の効果なし融合モンスター。
『暗黒火炎龍』というカード名ですが、融合素材にカード名に「火炎」と書かれた《火炎草》を用いるだけで、あちらと同じく自身は炎族でも炎属性でもない。
こんな能力で融合モンスターにされてもといった感じでしたが、《簡易融合》や《簡素融合》の登場により逆にそれが活かされることに。
また第1期においても闇ドラゴンの下級通常モンスターとして、攻撃力とレベルが同じ《暗黒の竜王》と《デビル・ドラゴン》が存在していたため、むしろ融合モンスターに生まれて正解だったという奇特なモンスターです。
深淵の冥王
Rare
▶︎ デッキ
2 19 深淵の冥王 
第1期に登場した、2期出身の《冥界の魔王 ハ・デス》のライバルとなる悪魔族の通常モンスターであり、フレイバーテキストによるとかつての冥界の王とされる存在。
その縁でハデスとの喧嘩を中心に現在までに実に10をも超える魔法罠カードのイラストに出演しており、このモンスターが覇権を握っていた全盛期の頃の姿や能力は遊戯王OCGにおける重大な未回収フラグの1つと言えるでしょう。
名称指定の融合素材などではありませんが、それらの功績を讃え1点加点することとします。
なお抽プレで手に入るこのカードの美品は、そんじょそこらのありふれた高額レアカードなどまるで問題にならないほどの貴重な品になります。
ミラージュ
Normal
▶︎ デッキ
1 20 ミラージュ 
第1期に登場した唯一の光属性の鳥獣族モンスターで、現在でも通常モンスターの鳥獣族では唯一の光属性モンスター。
スターターボックスに収録された下級モンスターの中では攻守ともに高水準となります。
鏡(ミラー)を持っているからミラージュというそこにあった鏡とは全く関係ない言葉をそのままカード名としたテキトーさが逆に良い。
もしかすると呼び出す仲間というのが幻影ということでミラージュなのかもしれない。
真DM2ではリバース時に《ソロモンの律法書》と同じ再ドロー効果を発揮する非常に有用なモンスターです。
フュージョニスト
Normal
▶︎ デッキ
5 21 フュージョニスト 
第1期でもごく限られた初期にのみ登場したレベル4以下の融合モンスターの1体。
レベル3ともなると、2021年現在でも未だにこのカードも含めた1期に登場した効果なしモンスター5体しか登場しておらず、このカードはそれらの中で唯一の地属性となります。
そういうわけでしかるべきデッキでは《簡易融合》から素材とするために融合召喚する選択肢となるでしょう。
融合モンスターとしては、融合素材2体とあまりにステータスが変わっていないので、まともに出す価値は当時からありませんでした。
初の融合モンスターの融合素材となる融合モンスターでもあり、DM3では自身の名前通り通信融合の触媒の役割を果たしたりなんかもしていました。
タートル・タイガー
Rare
▶︎ デッキ
1 22 タートル・タイガー 
遊戯王OCGに数多く存在する亀がモチーフのモンスターの1体ですが、第1期では《モンスタートル》や《岩石カメッター》のような亀のモンスターだけでなく、《タートル・狸》だとか《タートル・バード》だとか、やたら亀と他の動物のキマイラを作ることにご執心だったご様子。
平凡な能力値で、1期の下級水族としては守備力が高い方というくらいしか見るべきところがない。
このカードの最大の特徴は、《深淵の冥王》や《地獄の裁判》などと同様に、週刊少年ジャンプの抽プレ限定の超高額仕様のものが存在するということになるでしょう。
プチリュウ
Normal
▶︎ デッキ
2 23 プチリュウ 
第1期に登場した、ドラゴン族の下級通常モンスター。
暗黒火炎龍》の名称指定の融合素材となるモンスターで、霊使いたちの使い魔の風属性を担当するモンスターに選ばれており、成長した姿である《ランリュウ》も登場している。
真DMでは《サンダー・ドラゴン》及び《双頭の雷龍》の融合素材として、初期デッキを含め早い段階で集めておきたいモンスターの1体。
プチテンシ
Normal
▶︎ デッキ
1 24 プチテンシ 
第1期に登場した天使族の下級通常モンスター。
フュージョニスト》の名称指定の融合素材であり、《フュージョニスト》の翼部分を担当している。
1期のローレベル天使族は《ハッピー・ラヴァー》の独壇場という感じであり、1期からレベル3以下の通常モンスターが結構たくさんいた天使族からすれば有象無象の1体に過ぎない感じでした。
真DM2では戦闘破壊された時に自分の召喚エリアが空いていればそこに際限なく即時復活する能力を与えられており、ちょこまか動く感じを再現する形となっている。
まあ普通に攻撃は当たってその都度倒されているわけですが、この際そんなことは気にするまい。
スティング
Normal
▶︎ デッキ
2 25 スティング 
第1期に登場した炎族の下級通常モンスターで、《モンスター・エッグ》を調理するために必要な遊戯王OCG界のボムでありカルシファー。
炎の騎士 キラー》の名称指定の融合素材であり、「ヒノタマソウル」なるあまりに突飛な英語名で一部のデュエリストから親しまれている。
真DM2では炎族の低レベルデッキリーダーとして高い適性を持ち、最高位の元帥になる頃にはもの凄い数のデッキリーダー能力を取得できる。
アクア・マドール
Rare
▶︎ デッキ
5 26 アクア・マドール 
1期のスターターボックスで初登場し、現在でも数少ない水魔法使いのバニラモンスター。
水の魔導師》や《ウンディーネ》などの1期の魔法使い系水使いモンスターは、このカード以外は軒並み水族に流れてしまっています。
攻守合計値3200でレベル4という、当時のレベル4の限界値2800を400もオーバーしている規格外モンスターでもあります。
守備力も通常召喚可能な下級モンスターとしては十分に高い2000であり、後にさらに堅牢な守備力を得てリメイクされることになる。
ただ守備力2000の下級モンスターというものは、《ホーリー・エルフ》や《ハープの精》など、このモンスター以外にも1期からそれなりに登場しており、その中で攻撃力が800か1200かというのは大した違いにはなりにくかった感じです。
規格外度合でも、同じ守備力2000で攻守合計値が3300でレベル3(本来の上限値は2100)の《岩石の巨兵》というトンデモモンスターがいましたので…。
このカードの最大の特徴は能力値やリメイクされたこともさることながら、やはりGBのゲーム作品の大会会場で限定配布された超高額仕様のものが存在することでしょう。
紫炎の影武者
Normal
▶︎ デッキ
1 27 紫炎の影武者 
第1期に登場した、戦士族の下級通常モンスターで、あまりに長い時を経てそのフラグを回収したモンスターとして知られている。
仕えるべき君主である《大将軍 紫炎》が登場した時点では、その見た目があまりにかけ離れていることもあって、まだフラグが回収されたとは言えなかったが、《六武衆の影-紫炎》がこのカードの容姿を意識したデザインで登場したことで正式にその関連性が認められたと言えるでしょう。
アイルの小剣士》の仕える「アイル」なる人物または地名の謎もいつかは解き明かされるでしょうかね?
紫で炎でシエンということで、ゲーム作品では炎魔族であり、闇や炎に関する強化魔法に対応している。
フレイム・ゴースト
Normal
▶︎ デッキ
2 28 フレイム・ゴースト 
第1期に登場した《ワイト》を名称指定の融合素材とする2体の融合モンスターの1体。
カード名に炎の要素が含まれているが、炎族でも炎属性でもないし、何なら融合素材である《マグマン》もそうではない。
簡易融合》や《簡素融合》で出すことが主となり、ほぼ同じスペックのモンスターとして《アンデット・ウォーリアー》が存在しますが、こちらは攻撃力1000以下なので《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体になるなどの違いがある。
ゲーム作品では召喚魔族が炎魔族、攻撃力1000未満のアンデットと炎魔族モンスターの融合で出せる、真DM2では海地形上のカードを全て蒸発させる能力を与えられており、自身の特徴が活かされている。
二つの口を持つ闇の支配者
Normal
▶︎ デッキ
1 29 二つの口を持つ闇の支配者 
恐竜族の中でも一際異彩を放つカード名やイラストが特徴のモンスターだが、その実は地属性の恐竜族バニラという他の有象無象と何も変わらない単なる1期のステレオタイプの恐竜族モンスターである。
マンモスの墓場》もそうだが、見てくれとフレイバーテキストだけで個性を得た気になってはいけない。
同じ1期産でも《ダーク・プラント》はちゃんと闇属性モンスターだったのですから。
ただこのカードと《マンモスの墓場》の場合はそもそも恐竜族であることの方がおかしいわけですが…。
フレイバーテキストに恐竜と明確に記されている以上仕方がないですね。
マグマン
Normal
▶︎ デッキ
2 30 マグマン 
第1期に登場した、マグマ要素を含みながらも炎族でも炎属性でもない普通の地属性の岩石族。
フレイム・ゴースト》の名称指定の融合素材であることにマグマ要素は活かされていますが、その《フレイム・ゴースト》はこのモンスターとほとんどステータスに変化がない上に炎族でも炎属性でもないという…。
秒で名付けられたようなあんまりなカード名が特徴ですが、意外と語感は良くキャッチーな名前。
ゲーム作品では召喚魔族が炎魔族、攻撃力900未満の岩石族と炎魔族の融合で出せる、真DM2では山地形にあるカードを焼き尽くすなど、自身の特徴が活かされている。
ルート・ウォーター
Normal
▶︎ デッキ
1 31 ルート・ウォーター 
第1期に登場した魚族としては数少ない攻撃力1000未満のモンスターで、このモンスター以外には《ホワイト・ドルフィン》しかいない。
それ以外にはこれといって見るべきところはなく、名称指定の融合素材でもありません。
真DM2ではリバース時に隣接する最大4マスを《》地形に変更する能力を与えられており、それなりに有用なモンスターとなっています。
怒りの海王
Normal
▶︎ デッキ
1 32 怒りの海王 
第1期に登場した、水族の下級通常モンスター。
見てくれは普通にカッコイイと思いますが、この能力で王を名乗り、《海を守る戦士》にも負けるというのはさすがにどうかとは思う。
せいぜい海王様の若き跡取り息子ってあたりがいいトコじゃないでしょうかね?
真DM2ではリバース時に周囲を海地形に変更する能力を与えられており、同様の能力を持つモンスターでは最もコストが低いのが魅力。
緑樹の霊王
Normal
▶︎ デッキ
1 33 緑樹の霊王 
夫婦で色違い同士という結構あんまりな力業が過ぎる設定が特徴の植物族モンスター。
どことなく旦那の方が麗しい気がするのはきっと気の迷いでしょう。
スターターボックス収録の下級モンスターとしては守備力が結構高く、1期は種族最高打点が1600以下のものも多かったので壁としては案外悪くありませんでした。
でもこのボックス、劇場版限定とはいえ下級で守備力2000の《アクア・マドール》が収録されていますので…。
北風と太陽
Normal
▶︎ デッキ
1 34 北風と太陽 
第1期に登場した天使族の通常モンスターで、《ヂェミナイ・エルフ》にはなれなかったコンビモンスター。
天候系のモンスターとなりますが、風属性でも炎属性でもなく普通の光属性の天使族です。
童話が元ネタとなっているモンスターであり、真DM2では戦闘を行う相手モンスターの強化及び弱体化をひっぺがす強力効果が設定されており、これは元ネタに準拠した効果設定と言えるでしょう。
キング・スモーク
Normal
▶︎ デッキ
1 35 キング・スモーク 
スコール》の色違いモンスターとかではない、というか雲でなく煙であるというこのモンスター。
何をもってキングなのかはフレイバーテキストでは語られておらず、モクモクした黒いものにクラウンを被せただけのあまりにテキトーなデザイン。
ここまでくるといっそビロードのマントも着せてカード名も「ダークキング」とかそんなのでいいんじゃないですかね。
遊戯王OCGで最もありふれた組み合わせである闇悪魔で、名称指定融合素材でもなく、無駄に攻守のバランスが取れているだけの有象無象です。
スリーピィ
Normal
▶︎ デッキ
2 36 スリーピィ 
第1期に登場した獣族の通常モンスターで、《フュージョニスト》の名称指定の融合素材。
スターターボックスで登場した融合モンスターは融合召喚のチュートリアル的な意味合いが強く、融合先である《フュージョニスト》はこのモンスターとほとんどステータスが変わらない。
またフレイバーテキストに呪いや催眠術などで相手の動きを止めることが書かれているモンスターの多くに真DM2にて相手モンスターを定数ターン呪縛する効果が与えられていますが、このモンスターもそれに漏れない。
伝説の剣豪 MASAKI
Normal
▶︎ デッキ
2 37 伝説の剣豪 MASAKI 
第1期に登場した戦士族の通常モンスターで、均整のとれたステータスが特徴ですが、合計値2200はレベル4モンスターとしては最低クラス。
原作でも活躍した《炎の剣士》の名称指定の融合素材として名前が記されていることから比較的知名度が高い。
ただ何故に純日本風の風貌の彼の名がマサキではなくMASAKI表記であるのかは定かではない。
炎の剣士と共にラッシュデュエルにも輸入されていますが、頭にクロワッサンをつけた自称伝説の剣豪とまともに打ち合うと普通に負けるのが情けない。
ドレイク
Normal
▶︎ デッキ
1 38 ドレイク 
第1期に登場した、鳥獣族の下級通常モンスター。
遊戯王OCGにおけるドレイクといえば、竜を意味するドレイクか、マンドレイクのドレイクであり、鳥獣族であるものは珍しい。
同一の攻守を持ちますが、同じ条件の通常モンスターなら《ダークバット》の方がステータスは高い。
伝説の剣
Normal
▶︎ デッキ
1 39 伝説の剣 
第1期に登場した15の種族の攻守を300アップする装備魔法カード群の1枚で、このカードは装備魔法と関係が深い種族でもある戦士族に対応している。
ゲーム作品では真っ当な戦士にはこのカードを、悪しき心を持つ戦士には《闇の破神剣》をという具合に調整されていました。
名前負けしてる性能なのは時期が時期なので仕方ないという感じで、戦士族を強化するカードとして無難でありながらも優れたデザインだと感じます。
字レアなのもあると思いますが、これら15の種族強化装備魔法カード群には不思議な魅力を感じますよね。
猛獣の歯
Normal
▶︎ デッキ
1 40 猛獣の歯 
第1期に登場した15の種族の攻守を300アップする装備魔法カード群の1枚で、獣族に対応している。
ゲーム作品では非常に多くのモンスターに対応する強化魔法であり、特に真DMでは《双頭の雷龍》、《スカルビショップ》、《デビルゾア》といったキャンペーンをクリアするために欠かせない主力モンスターの多くに対応するため優先度の高い強化魔法として知られている。
どんな媒体であれ、活躍できる舞台が1つでもあるというのは素晴らしいことです。
紫水晶
Normal
▶︎ デッキ
1 41 紫水晶 
第1期に登場した全20種類中の15の種族の攻守を300アップする装備魔法カード群の1枚で、アンデット族に対応している。
当時のレギュラーパックは字レアでさえも貴重なカードであり、見た目にも美しいこのカードは自慢のコレクションという感じでしたねえ。
しかしアンデットを強化するアイテムとして何故アメジストが選ばれたのかは誰にもわかりません。
秘術の書
Normal
▶︎ デッキ
1 42 秘術の書 
第1期に登場した20の種族のうち、特定の15種族の攻守を定数強化する装備魔法の1つでこのカードはその魔法使い族版、意外と宣言しにくいカード名が特徴。
これらの装備魔法はどれもイラストに初期特有の雰囲気が漂っていてファンアイテムとしてはかなり好きなカード群ではあります。
魔法使い族専用の強化系装備魔法として見ても《ワンダー・ワンド》などが存在するため、現在ではそれ以上の価値を見出すことは難しい。
ポセイドンの力
Normal
▶︎ デッキ
1 43 ポセイドンの力 
第1期に登場した15の種族の攻守を300アップする装備魔法カード群の1枚で、水族に対応している。
武器や装飾やアイテムではなく、海の神であるポセイドンが直接力を貸すことでモンスターをパワーアップさせますが、コンビニでチロルチョコを1個買える程度のお駄賃しか貸してくれない。
これでは却ってポセイドンの名折れであるとケチな神はお気づきなのだろうか?
ドラゴン族・封印の壺
Normal
▶︎ デッキ
2 44 ドラゴン族・封印の壺 
テレビゲームでもカードゲームでも大概のドラゴンというものは他を大きく引き離す強さを持つ存在であると同時に、ドラゴン特効の武器や術などもあったりして、結果としてドラゴンは「弱点の多い種族」である場合も多く、遊戯王におけるドラゴンメタの顔となる存在がこのカードです。
原作やバンダイ版ではモンスターだったカードであり、原作では魔法でOCGではモンスターである《時の魔術師》とは逆の立場になる。
1期では《戦士抹殺》や《魔女狩り》といった特定の種族を全体除去する通常魔法がいくつか登場しており、このカードはそのドラゴン族版…かと思ったらどういうわけかドラゴン族を強制的に寝かせ続ける永続メタ罠カードになった。
ドラゴン族相手なら必ずしも弱いカードであるとは言えませんが、これを使えばドラゴンなんぞ一網打尽!というカードでもないことも事実です。
森
Rare
▶︎ デッキ
1 45  
強化される種族が最も多いフィールド魔法。
真DM2ではさらに炎族も強化され、悪魔族は弱化する。
1期の時点ではOCGではこれと言うようなモンスターが特に属さない種族でしたが、ゲーム作品となると話は別。
特にDM3では下級モンスターが全て攻守2000がデフォとなるコンストラクションモンスターが大暴れする中、《闇魔界の覇王》と《闇晦ましの城》を従えて圧倒的最強を誇っていた《》フィールドと唯一タイマンを張れるのが、《地雷蜘蛛》と《進化の繭》を擁する森フィールドでした。
このカードを見て「スレンダーモールロケット」とか「ファニーフェイスエンジェル」などのコンストラクションモンスターの名前がすぐに出てくる人は、古くからの遊戯王のファンと言えるかと思います。
荒野
Rare
▶︎ デッキ
1 46 荒野 
第1期に登場した特定の種族を強化したり弱化させる6種のフィールド魔法の1つ。
何にしても強化値はわずか200なわけですが、下級モンスター同士の殴り合いを想定したデュエルなら案外馬鹿にもなりません。
ただ1期における荒野の3種族は主力も切り札もまるでパッっとしなかったので…。
一応《岩石の巨兵》とかはいたんですがね、《金色の魔象》か《ブラキオレイドス》が通常召喚可能なモンスターだったら多少は違っていたのかもしれません。
山
Rare
▶︎ デッキ
1 47  
あらゆる媒体で常に主役級の扱いを受けるドラゴンですが、遊戯王OCGにおけるドラゴン族も例外ではなく、そのドラゴンを強化できるということもあってか1期の6種のフィールド魔法で唯一のスーレアが存在するカードです。
ただ正直なところ1期の山の種族は下級・上級にはろくなのがいないので、実質最上級ドラゴン、特に《青眼の白龍》が強化されることに全振りした感じの印象だったかと思います。
真DMくらいレベルも召喚条件も関係なく何でもかんでも出し放題って言うんなら話は変わってくるんですが、現実はそうじゃないんで…。
1期のスーはその美しさに定評があるのですが、このカードはそれらの中でも特に綺麗なカードという評価を受けており、美品はそれなりの値段がついている。
人喰い虫》や《進化の繭》ですら完美品を見つけるのは困難なので、このカードの完美品ともなるとそうお目にかかれないことでしょう。
草原
Rare
▶︎ デッキ
1 48 草原 
戦士・獣戦士族が得意とするフィールドで、獣戦士族はこのカード以外にも《》にも対応しています。
1期は戦士・獣戦士共に下級モンスターの最高打点が《アックス・レイダー》や《ミノタウルス》の1700打点であり、他は《異次元の戦士》や《ジャッジ・マン》などがそれなりに使える程度で全体的にパッとしなかったので、初期の6種のフィールド魔法の中で特別優れているわけではありませんでした。
GBのゲーム作品ではモンスター効果によりフィールドを《》や《》に変換できるモンスターが登場していましたが、このフィールドのみチェンジできるモンスターが存在しない。
真DM2では戦士族とは一番親しい種族だったはずの魔法使い族を弱体化させてしまう地形になりました。
このカードを見て《千年の盾》や《ゲート・ガーディアン》の姿が思い浮かぶ人は、長いこと訓練されたデュエリストだと思います。
海
Rare
▶︎ デッキ
3 49  
第1期に登場した特定種族を強化したり弱化したりする効果を持つ6つのフィールド魔法で、唯一の自身のカード名を参照する効果が存在しているカード。
原作でも活躍したこともありその種類数も豊富で、他のフィールド魔法とは一線を画する存在なのだが、それ故にいつまでも低性能なこのカードに縛りつけるわけにもいくまいと言わんばかりに、場やルール上で海扱いになる代替品も多数登場してしまっている。
それらには便利な効果を持つものも多く、このカードの見るべきところは機械族を僅かに弱化させる程度のものになってしまいました。
闇
Rare
▶︎ デッキ
1 50  
第1期最強のフィールド魔法としてその名を馳せたフィールド魔法。

下級アタッカー→《ダーク・エルフ》、《ヂェミナイ・エルフ》、《ランプの魔精・ラ・ジーン
下級壁→《アクア・マドール》、《ホーリー・エルフ
下級効果持ち→《黒き森のウィッチ》、《クリッター》、《聖なる魔術師》、《闇の仮面
上級→《デーモンの召喚
最上級→《コスモクイーン

この面々を見るだけでも、他の5つのフィールドとは属するモンスターのクオリティが段違いであったことがわかるかと思います。
ゲーム作品では、さらに《闇魔界の覇王》が2600打点の上級モンスターで、《闇晦ましの城》が守備力2500の下級モンスターだったのでなおのこと強かったです。
ただし《コスモクイーン》以上の攻撃力を持つモンスターは属していなかったため、真DMでは《青眼の究極竜》や《メテオ・ブラック・ドラゴン》がいる《》、《ゲート・ガーディアン》や《カオス・ソルジャー》のいる《草原》、《究極完全態・グレート・モス》のいる《》に遅れをとっていた感じでした。
ちなみにこの効果で弱化する天使族は1期の面々は下から上までまるっきりお話にならなかったので、単なるダメ押しって感じでしたね。
ブラック・ホール
Super
▶︎ デッキ
9 51 ブラック・ホール 
第1期に登場した、当時の小学生でも一目でパワーカードだとわかる除去系の通常魔法です。
スーパーレアの魔法カードと言えば?と聞かれると、私は真っ先にこのカードを思い浮かべますねえ。
それは全てを飲み込む漆黒の渦、宇宙の虚無に己の意志を問うてみよ。
相手モンスターだけを全破壊する《サンダー・ボルト》というあまりに強大な競合相手が存在する以上、自分のモンスターも効果で破壊できることに注目していくことになるでしょう。
サンボルとのより明確な差別化のため、さらに《ハーピィの羽根帚》や《聖なるバリア -ミラーフォース-》なんかの例もあるので、これだけのパワーを持ちながらも、自身をカード名に指定した専用のサポートカードが今後出ないとは言い切れないのが恐ろしいところですね。
ちなみに真DM2では性能もデッキキャパシティも圧倒的にサンボルよりこっちの方が強くて使いやすいです。
サンダー・ボルト
Super
▶︎ デッキ
10 52 サンダー・ボルト 
不意に放たれた裁きの雷が相手フィールドの全てのモンスターを襲う!
今時モンスターを除去する以外に効果がない通常魔法なんて誰も入れてないでしょと侮っていると、帚やツイツイなどの伏せ除去で探りを入れてから続けて使われると普通に震え上がるカード。
先攻で腐るだの効果破壊耐性持ちに効かないから微妙だの言っても、発動タイミングの指定がなくあらゆるコストも制約もない全体除去としては最高クラスであることは間違いありません。
特にモンスター除去としては、セットモンスターを始末できないライボルや表側攻撃表示のモンスターしか倒せないライストなど比にならない超高性能カードである。
レッド・ポーション
Normal
▶︎ デッキ
1 53 レッド・ポーション 
第1期に登場したライフを回復するだけの効果を持つ通常魔法で、それらの中で最初に登場したカード。
ゲームの序盤で戦う相手が数合わせでデッキに入れているイメージくらいしかない。
ラッシュデュエルでは下位互換となる《ブルー・ポーション》と共に専用のサポートモンスターが登場するミラクルが起こっている。
火の粉
Normal
▶︎ デッキ
1 54 火の粉 
第1期に登場した火や炎に関係したカード名とイラストのバーン魔法の1枚で、それらの中で最も古く、最も位の低いカード。
だが最下位には最下位なりの特権があることも多いわけで、このカードの場合は「火の粉ボーナス」がそれにあたる。
ゲーム作品においてはDM2以降は相手に与えるダメージがなんと50になっており、OCGよりも弱くなってしまった。
下方修正をかけるのは《昼夜の大火事》や《火炎地獄》のような、DM1で狂った火力だったやつだけで良かったのだ…。
ファイヤー・ボール
Normal
▶︎ デッキ
1 55 ファイヤー・ボール 
火の粉》以上《火あぶりの刑》以下となる初期のバーン系の効果を持つ魔法カード。
それらとの最大の違いは原作やアニメにおいて出番のあったカードというところになるでしょう。
ディバインおじさんの必殺技カードとしての印象が強いですね。
地割れ
Super
▶︎ デッキ
5 56 地割れ 
第1期に登場した、モンスター1体を除去するだけの汎用系除去魔法。
腐っても無条件ノーコストでかつ対象を取らない効果なので相応の性能ではあるものの、除去対象が相手の場の攻撃力が一番低いモンスターとなっていることから、中型以上のモンスターを除去したい場合は《地砕き》の方が意中のモンスターに命中させやすく、実際にあちらの方が人気も高かったです。
現在では守備力を持たないリンクモンスターの存在から《地砕き》に勝る場面もあるものの、さすがに《サンダー・ボルト》が無制限ともなると、双方ともに立つ瀬がないでしょうね。
やっぱり場のモンスターを除去または無力化する効果しかない通常魔法は、数的アドバンテージを稼げるなどのいかに1枚で多くのモンスターに作用するか、または耐性貫通力が高いかが重要になってきますからねえ。
落とし穴
Super
▶︎ デッキ
5 57 落とし穴 
第1期に登場した、OCGにおいて単独で最も古い罠カードとなる召喚反応型の除去罠。
2期に登場した《奈落の落とし穴》と比べると、SSに対応しないことと除去性能で劣りますが、捉えるNSモンスターの範囲はこちらの方が広い。
やり口も「落とし穴」というザ・罠カードという感じで1期の除去罠としては当然最高性能のカードでしたが、そのような存在感であったにも関わらず、非OCG準拠のゲーム作品では他のゲームオリジナルの罠カードで代替されるなどしてこのカードは一貫して未収録となっている。
ベアトラップや見えないピアノ線がいつの日かOCGになることはあるだろうか。
融合
Super
▶︎ デッキ
9 58 融合 
このカードを含めた3枚以上の特定のカードを消費して1体のモンスターをEXデッキから特殊召喚するという、OCGでも屈指の悪条件とアド損を受け入れて行われる特殊召喚システム「融合召喚」を行うために必要な原点となる魔法カード。
現在ではこの召喚方法を用いるテーマのほとんどにモンスター効果による融合召喚や、より消費の少ない条件でこれを行える、またはフリチェでこれを行うことができたり、融合・フュージョン・テーマネームを持っている魔法・罠カードが用意されていますが、その一方で正規の融合であるこのカードを用いた融合召喚も手厚く強化され続けており、未だその価値が失われることなく今に至るというのは大変喜ばしいことです。
ファーニマルデッキにおける重要性は言うまでもなく、プランキッズが相手の誘発を貫通するためにデッキに取り入れたりすることなどもありました。
罠はずし
Normal
▶︎ デッキ
1 59 罠はずし 
第2期になって再録された際に、どういうわけか魔法除去と同じ仕様にならなかった罠はずし。
除去できるのは場で表側表示で存在する既に発動済みの罠カードのみとなる。
発動を未然に防ぐのではなく、あくまでかかってしまった罠を外してやるから罠はずしということでしょうか。
帚やライストやツイツイやコズサイに永続メタ罠を破壊されたらただの舌打ちものでも、このカードに破壊されたらお互いに思わず笑みがこぼれてきちゃいそうなことくらいしか良いところが見当たらない。
はさみ撃ち
Normal
▶︎ デッキ
2 60 はさみ撃ち 
第1期に登場した、自分の場のモンスター2枚を犠牲に相手の場のモンスター1体を破壊するとても効率の悪い除去罠。
『はさみ撃ち』にしたからっていくらなんでも興奮し過ぎですね、勢い余ってもろともに爆散しちゃってますがな。
お互いのターンにフリチェで発動できるという強みも、当時はまだ《落とし穴》や《聖なるバリア -ミラーフォース-》に対して優位になる場面も少なかったという感じですね。




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