第08話　番組打ちきりエンド？　作：トマトところてん

前回のあらすじ

第01話から前回まで全部読むのだ。時間があればね。もう物語としては迷走してます。
きなことれんげの面会の時間はそろそろおしまい。次の面会について話せたらいいな。

本編

れんげが言う。
「そうやってニタァって笑って、きなこちゃんは闇が深そうに見せてるけどさ、」
きなこが真顔になる。れんげが続けて言う。
「鬼滅の無惨みたいな女の子とか闇マリク系な女子が活躍するとか書いたけどさ、」
またまた続けてれんげが言う。
「トリスタの拷問バーン出したりしてさ、そういうの好きそうに見せたりしたけどさ、、、やっぱり、センシティブだからやめるよ。」
「そうだねぇ。」
ときなこは返事をし、続ける。
「他人の痛みが分かるのに、それを利用して傷口に塩をまぶして楽しむ残忍な女の子、ボンテージとか鞭が似合いそうな。」
すかさず、れんげが言う。
「連続爆弾魔みたいなもんだよ。」
それと、とれんげが続ける。
「延々と自分の昔話をした、実は噺家のタクシードライバーってオチが弱すぎない？」
そう言われて、きなこが不敵に笑いながら応える。
「昔話ばかりするのは今がつまらないとかもあるけど、単純に体感時間が歳取る度短くなってね、あっという間に過ぎちまうのさ。それはおそろしいことなのさ。」


しばらくして、れんげが言う。
「ゲームしてる時みたいに時間が溶けて、自分の感覚を忘れるくらいに集中するゾーンに入った状態をフローって言うんだって。あのビリギャルの人が言ってたんだけどね、」
そう言われて、ちょっと考えて思い出したような顔を、きなこはしていた。
ビリギャルはかなり前の話だ。モチベーションをあげて慶応に合格する話。

「勉強にはまるコツってことで子供より育て親のほうが興味を示した作品なんだけどさ。」
更に続けてれんげは言う。
「SSを書くのが楽しくてあっという間に最初は過ぎるんだけどさ、段々と仕事みたいに、気を使ったり神経を使ったり研ぎ澄ましたりするようになって疲れるとやだなって思うの。」
「こだわりを持つと、好きになると、しんどくなるの、格闘ゲームとかで一番の持ちキャラが一番大事に大切に慎重に、でも躊躇わずに使って疲れるっていうかさ。」
「やっぱり気軽に使えるサイドラとトリスタはいいなって。」
それを聞いてきなこが言う。
「大して好きじゃないんだねぇ、サイドラ。」
だってさと、れんげが応える。
「生き残る為の俺の足掻きとかいっても足掻きにしては泥臭くもなく、カッコいいし。」

そんな話をして面会の時間の終わりが近づいて。

「次の面会は何を持ってきて欲しい？」
と、れんげが聞くと、きなこが応える。
「青眼ストラク。ドラリンを25周年のレアコレとQCCPで組んだからそれと合わせてみたい。レイジングフェニックスはサラマンだと2枚は要るから様子見で。」

「そう。それじゃ。」「またね。」
と二人は面会をあとにした。


続く



余談


長い。CMの後もまだまだ続きますっていっておきながらすぐに終わるように、終わりが見えてきたらすぐに終わらせたいけど、中々終わらせられない。
これまで金太郎飴デッキ、成金ゴブリンドロー、サーチ詰めデッキ地獄、このシリーズと作ったけど完結できそうにないものもある。
あんまり時間を使いたくないってのある。
タイパ重視で早送りするのも分かるようになってきた。
とりあえずこのシリーズも一段落。またいつか。読んでくれた方はありがとうございました。