第44話慰安旅行終盤まで。（おまけあり）　作：風鼠

海、怪談、観光…
それぞれを堪能していくうちに、時間は残酷に流れ行く
そして…
慰安旅行　7日目

葵「ふえぇ…もう最終日だよぉ…」

カンナ「そうですね～。」

杏奈「今日は明日の帰りの準備しなきゃね」

瑞樹「そうね。あとは…ちゃんとお土産とか買ったかの確認もね」


茜「や、みんな。おはよ。」

葵「あ、茜先輩。おはようございます」

茜「今日はみんなやってもらうことあるよ～」

カンナ「なにをするんですか？」

茜「それは…慰安旅行で使ったこのホテルのお掃除♪」

葵「ほえ？」


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葵「うぅ…まさか、部屋の掃除をやらされることになるとは…」

瑞樹「1週間使ったんだから、文句は言わないの。」

葵たちは1週間旅行で使用したホテルの掃除を茜たちに頼まれる。
杏奈「…それにしても、すこし汚れてるね。」

カンナ「そうですね～。」

椿「でも、まさか最後にこんな仕事を頼まれるとは…時間がかかるでぃすね…」

詩音「ですね～…この分ですと夕方までかかりそうですね…」

葵「うぅ…せっかくの最終日なのに…」

葵たちは自身たちが使用していた客室をスイレンや楓などは食堂やお風呂場などの掃除を行う。

茜「うんうん、まじめにやってるね～」

葵「あ、あかねせんぱ～い♪もう終了ですか？」

茜「あはは。まだだよ、葵ちゃん。ちゃんとやってるか確認しに来ただけ」

葵「うぅ…」

瑞樹「茜先輩や彩愛先輩は掃除はなされていないのですか？」

茜「ん～私たちはね、夜のバーベキューの準備をね～」

葵「バーべキュー！？やったぁ♪」

茜「ふふ♪じゃ、おいしく食べるためにも頑張って掃除してね」

みんな「はぁ～い♪」

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葵「ふえぇ…疲れたよぉ…」

瑞樹「そうね。でもこの後はBBQよ」

葵「あ、そっか。やったぁ♪」

カンナ「食べ過ぎないようにしなきゃ、ですね」

瑞樹「そうね…匂いもつきそうだし…」

茜「や、みんな。掃除終わったんだね」

杏奈「あ、茜先輩」

茜「海辺でBBQ始めるよ。」

葵「わぁ～い♪みんないこ～♪」

クロエ「いくデ～ス♪」

椿「いっぱいたべるでぇ～す♪」

瑞樹「ぁ、もう、あのこは…」

葵を先頭にクロエ、椿はBBQ会場へと走り始め、瑞樹はため息を吐く

葵「あ～む♪…ん～♪おいし～♪これ、きっといいお肉！」

茜「うん、そうだよ。100gなんと…1000円超えるからね～♪」

カンナ「そ、そんないいお肉た、食べていいんです？」

茜「いいんだよ。たまには豪快にお金、使わなきゃ♪」

杏奈「な、なんだか、もったいなさ過ぎて食べるのに時間かかるなぁ」

瑞樹「そう？私、これぐらいのお肉毎日たべてたけど…」

葵「うぅ…瑞樹はお金持ちだから…普段はそんなに高いお肉たべないんだよぉ…」

カンナ「こっちのお野菜もおいしく焼けてますよ～」

椿「みんなもたべるでぇ～す♪」

葵「ほんと～？…ん～♪おいし～♪」

椿とカンナに誘われ、葵たちもカンナたちが焼いたトマトや玉ねぎ、トウモロコシなどを食べ始める

詩音「た、田中さんたちも…いい、一緒に…た、たべましょ？」

田中「お、おう！（恥ずかしがりながら誘う詩音ちゃん…かわいい！）」

蘭花「あざみー！ももー！おいしいぞ～！」

アザミ「まったく部長は…はしゃぎすぎです」

桃「いいじゃない、アザミ。旅行ですし～」

アザミ「まぁ…そうだな…むぐ」

蘭花「くえくえアザミ♪」
蘭花はアザミの口に強引に肉を入れる

アザミ「…ん…ん。おいしい。」

桃「食べないと損だよ、アザミ。ぁ…それともアザミは私をたべｔ」

アザミ「そ、そんなわけないだろ、たく。部長、私たちも肉を食べましょ」

蘭花「アザミが桃を食べるってどういう意味なのじゃ？あう！」

彩愛「皆～。花火、買ってきたわよ～」

葵「わ～いっぱいある～♪」

クロエ「楽しむデスよ～♪」

椿「花火～♪」

瑞樹「こら、3人とも、食べながら花火しないの～！」

杏奈「まったく…いつもの光景だなぁ」

カンナ「ですね。」

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葵「ん～楽しかったなあぁ♪」

瑞樹「そうね。」

カンナ「でも…明日は帰るんですね～」

杏奈「また宿題と稽古の毎日だね」

椿「ぅ…そうだったでぇす…」

芹「…でも…これで…がんばれる…」

詩音「芹の言う通りですね～」

クロエ「いい思い出になったデス」

瑞樹「…で、みんな、夏休みの宿題、どれくらい進んだの？」

葵・椿・クロエ・田中・中田「う」

葵母「あらあら、この話題は親としても聞きたいわね。ね、葵♪」

葵「え～と…しゅ、宿題ね。瑞樹はどうなの？」

瑞樹「私は後は自由研究と日記ぐらいなものよ。自由研究は今、結果まとめてるところだし…」

葵「じゃあ、他の宿題うつｓ」

瑞樹・葵母「だめよ。葵、自分でやらなきゃ」

葵「うぅ…瑞樹とお母さんがシンクロしてる…」

杏奈「僕も瑞樹ちゃんと同じ感じかな～。まだ自由研究のテーマは決めてないけど」

椿「あ、杏奈ちゃん移させてほしいでぇす」

杏奈「だめ。アドバイスは聞いてあげるけどね」

詩音「私は計画的にすすめてますけど…芹は…大丈夫です？」

芹「大丈夫…あと日記だけ…」

クロエ「現実よりも、今は楽しいこと考えるデス♪とりあえず部屋割りきめましょ？」

葵「そ、そう♪まだ夏休みあるし」

瑞樹「はぁ…最終日に泣いてもしらないわよ」

葵母「親として頭痛がするわ…」

瑞樹母「まぁ…皆もいるし、なんとかなるんじゃない？」

カンナ母「そうね。ここは見守るが一番正しいと思うわ。」

部屋割り
201葵、瑞樹、カンナ
202杏奈、椿、由里
203詩音、芹、クロエ
205スイレン、楓
206桔梗、彩愛、茜
207アザミ、桃、蘭花
208カンナ母、葵母、瑞樹母
210田中、中田

葵「えへ～♪瑞樹とカンナちゃんと一緒だ～」

瑞樹「はぁ…でも、最後にしてはいつもの組み合わせになったわね」

カンナ「そうですね。でも最後くらい、いつも通りでも…」

詩音「ですね～。ね、芹ちゃん」

芹「…詩音の…膝枕…」

クロエ「芹チャンの頭はもうそれしかないですね～」

楓「スイレン今日も添い寝しよ、ね♪」

スイレン「…猫耳つけて…ね」

楓「うぅ…わかったよ…」


茜「う…桔梗さんといっしょか…」

桔梗「あら、茜さん、私と一緒が嫌そうですわね」

茜「ぁ、いえ、そ、そういうわけでは…」

彩愛「あー茜が給与に不満があるって昔言ってたかな～」

桔梗「そうですか。茜さんの給与考えておきます」

茜「ぐ…あ、彩愛、根も葉もないはなしをするなよ～」

彩愛「あら、言質もとってるけど？」

茜「えぇ！？いつのまに…」

201号室・・

葵「はぁあ、旅行は今日で最後か～」

カンナ「なんだか早かったですね～」

瑞樹「楽しいことは早く過ぎるっていうし…」

葵「また明日からは稽古の毎日なんだね～」

瑞樹「宿題も忘れないでよ？」

葵「ぅ…わかってるぉ…瑞樹の前でさぼれないし…」

瑞樹「分かってるならよろしい。」

カンナ「葵ちゃん、荷物ある程度片付けないと、明日忘れ物しちゃいますよ？」

葵「うん♪…いい思い出になったなぁ♪」

瑞樹「そうね。…久しぶりにお母様と一緒にのんびりできたわ」

カンナ「それもそうですね～。もっとお話ししたかってすが…」

葵「うん。でも、帰ればまた会えるし♪」

瑞樹「…まぁ、そうだけど…ここでしか話せないこととかあるじゃない」

葵「ほえ、そう？」

カンナ「…なんだか幸せそうですね。」

瑞樹「…そういう子なの忘れてたわ。」


葵「？…まぁ、いいや。よし、片付けおわり～♪」

瑞樹「はぁ…もう、入れ方ぐちゃぐちゃ。結局私なのね。たく」

カンナ「ふふ♪なかよしですね～。」

葵「えへへ～♪」

瑞樹「もう、照れてないで、入れ方直すのやるの！」
数分後…

葵「ふあぁ…やっとおわったぁ…」

瑞樹「まったく…でも、忘れ物もなくしたのもなかったわね、珍しく」

カンナ「め、珍しく…」

葵「うぅう～！私だって成長してるんだよぉ」

瑞樹「はいはい、わかってるわよ。…明日のバス、早いからもう寝ましょうか。カンナちゃん大丈夫？」

カンナ「はい。私も片付けおわりましたし、大丈夫ですよ。」

葵「わ～い♪今日は久しぶりにカンナちゃんの胸枕～♪うぐ」

瑞樹「しないの。たく、この子は…」

カンナ「胸枕はダメですけど…そ、添い寝ならいいですよ」

葵「やったぁ♪ぎゅーってするぅ～♪」

瑞樹「いいの？」

カンナ「はいぃ。最終日ですし」

葵「ん～♪カンナちゃんいい匂い♪ハーブの香りだぁ♪」

カンナ「瑞樹ちゃんもいいですよ♪」

瑞樹「私もいいの？」

カンナ「はい。いいですよ～」

瑞樹「じゃあ、お言葉に甘えて… 」

葵「えへへ♪3人で一緒にそいね～♪幸せ～♪」

カンナ「…そういえば、この3人だけって…なんだか久しぶりですね～」

瑞樹「そうね。初めて会った時以来・・かしら」

葵「そうだね～♪…なんだか、あの時からずいぶん長い年月立った気がするけど、まだ半年もたってないんだね～」

カンナ「そうですね。それくらい、充実してるってことでしょうか？」

瑞樹「そう…ね。いろんなことあったわね」

葵「うん♪先輩たちや～杏奈ちゃんたちに合って、由里ちゃんとも再開して～部活に入って～テスト勉強もして～♪」

カンナ「今となってはどれもいい思い出ですね。」

瑞樹「でも、これからつらいこともあるわよ。」

葵「その分楽しいこともあるよ♪」

カンナ「…そうですね♪みんなとなら…きっと」

瑞樹「そうね。そうしないと…ね。」

葵「ふああぁ…かんにゃちゃんの匂いよすぎて、ほんとにねむくにゃってきたぁ…おやすみぃ…ｚｚｚ」

カンナ「おやすみなさい、葵ちゃん。瑞樹ちゃんはまだ眠らないんですか？」

瑞樹「えぇ…もうちょっと…カンナちゃんの匂いかいでから…」

カンナ「はうぅ…瑞樹ちゃんまで、匂いかがないでくださいぃ」

瑞樹「ふふふ♪冗談よ。でも、反応かわいいのは相変わらずね。」

カンナ「はうぅ…瑞樹ちゃんのいじわるですぅ…うぅう…わ、私も瑞樹ちゃんの匂いかぐふりしますぅ」

瑞樹「ん…もう…」

カンナは眠る葵の腕を放し体勢を多少かえ、瑞樹の胸のよこに顔が来るように移動する

カンナ「…ぁ…でも、瑞樹ちゃんすごく暖かいですぅ。なんだか、ねむくなってきちゃいましたぁ…」

瑞樹「枕にする気？まぁ、いいけど…」

カンナ「いいんですかぁ？じゃあ、おことばに甘えて…」

瑞樹「たまには、枕にされるのも、いっか…おやすみなさい、カンナちゃん。」

瑞樹は眠りにつくカンナを完全に自身の胸を枕のようにして自身の体の上に重ねる

葵「むにゃむにゃ…えへ～みずき～ぃ～…すきぃ～」

瑞樹「もうこの子は…ベットから落ちそうね。最後まで面倒かけるんだから…」

瑞樹は寝がえりを打ち、徐々にベットの端へと移動する葵を起こさないように引き寄せ、自身の腕を抱き枕のように腕を絡める。

瑞樹「これで…よしっと。これで…やっと私もねむれる…お休み、二人とも」

二人の静かな吐息を確認した後、瑞樹は安心し目をつむり眠りへと落ちる。

杏奈「3人とも～朝だよ～って…」
3人「すやすや…」
椿「…幸せそうでぇすね。」

その後、寝坊気味に目を覚まし、身の支度も満足にいかず集合時間に集まった3人を笑いの種に、帰りのバスも笑いながら帰路につくのだった。

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葵「ん～次のイベントは…あ！次は杏奈ちゃんの誕生日だ♪」

杏奈「そういえば、そうだね」

瑞樹「また誕生日会する？」

葵「もっちろん♪するする～♪あ、ついでに杏奈ちゃんの家にいきたい！」

杏奈「え、い、いいけど、僕の家…ほんとかわいいものとかないよ？」

カンナ「いいですよ～♪お母様とかにも会いたいですし～」

椿「杏奈ちゃんの家に行きたいでぇす♪」

杏奈「み、みんながそこまでいうんだったら…いいよ。」

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おまけ。読み飛ばし可









































風鼠「…」

瑞樹「あら、どうしたの、ごみぶｔ…作者さん、何か悩み事？」

風鼠「…ん、ああぁ。AWの方のSSでね、借りるオリカカテゴリを増やそうと考えてるんだ」

葵「ほえ～。それって、最近若干低迷気味だからテコ入れてきな？」

風鼠「ぐ…気にしてることを…」

瑞樹「まぁ、確かにね。最近はいいねもあまりついてないし。更新頻度が少ないせいもあると思うけど」

風鼠「まぁそれは完全にうまく書けない自分のせいなんだが…今後のストーリ的なことを考えると何個か必要な気がする。」

葵「でもあとナインボールさんの「七つの」とユフリさんの「人狼」、黒壱(クロイツ)様の「次元海賊」のカテゴリ、未使用だけど…」

風鼠「その3つに関しては、使用者がもう決まってるんだ。だけど、現在未登場の主要キャラのデッキがまだきまってなくてなぁ…」

瑞樹「…ストーリ展開とかキャラとかまだ具体的に決めないで進めるからよ。馬鹿じゃないの？」

風鼠「う」

葵「…それに戦うの私たちになるかもしれないし～」

風鼠「…ごめんなさい、でも募集ぐらいさせて…募集ぐらい…」

瑞樹「そういう募集は筆の速さを速めてからやりなさい！」

風鼠「…ごもっとも。」