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第19話両家の母親 作:風鼠
葵「♪~」
瑞樹「もう、抱き付かないでよ。」
葵「はう!」
瑞樹に抱き着いていた私に瑞樹は私の額にデコピンする。
葵「えへへ~瑞樹のお母さん久しぶりに会うなぁ~♪」
瑞樹「なんで私のお母さんに会いたいの?」
葵「だって~瑞樹のお母さんすっごく綺麗だから~♪」
私は中学校に上がるまでほぼ毎日顔を合わせていた瑞樹のお母さんの姿を思い出すと、おもわず頬が緩みうっとりとしてしまう。
瑞樹「そう…。」
葵「瑞樹も将来綺麗になるんだろうな~♪」
瑞樹「もう、そんな事言って…離れなさい!」(///)
私は頬を瑞樹の腕に猫のようにこすりつけ、瑞樹は顔を赤くしながら先程より私の額に強めにデコピンする。
葵「はうう~痛いよぉ~」
瑞樹「さっさと行くわよ!」(///)
私はデコピンの痛みでしゃがんでしまい、瑞樹は歩く速度を早め私をその場に置いてこうとする。
葵「待って瑞樹ぃ~」
私は駆け足で瑞樹の後を追いかける。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
瑞樹「…1週間ぶりね。」
葵「ふえ~やっと追いついたぁ~」
瑞樹は家の前で立ち止まり、懐かしそうな表情を浮かべ、小さくつぶやく。
私はやっとの思いで瑞樹に追いつき、瑞樹の家を見る。
葵「瑞樹の家いつみても大きいね~♪」
瑞樹「そ、そう…かしら。とにかく、入りましょ」
葵「うん♪」
私と瑞樹は瑞樹の家に入る。
瑞樹「ただいま帰りました。」
瑞樹母「おかえりなさい。瑞樹。」
家に入ると、瑞樹の御母さんが可愛らしいエプロンを付けて昼ごはんの準備をしていた。
葵「お邪魔しまぁ~す♪あ、瑞樹のお母様お久しぶりです!」
瑞樹母「あら、葵さん。お久しぶりね。今日も元気ね。」
瑞樹の御母さんは優しい笑顔を私に向ける。
葵「はい♪御母様も今日も綺麗です♪」
瑞樹母「ふふ、私嬉しいわ。」
葵「えへ~♪」
瑞樹の御母さんは少し笑った後、笑顔で私の頭を優しく撫でる。
瑞樹母「今日、葵さんと一緒にいろいろ家から持って行く為に家に帰ってくると思って昼ごはん準備してたわ。」
葵「おいしそ~♪」
広いテーブルの上には、3人分の昼ごはんが準備されていた。
瑞樹「お母さん、ありがとうございます。」
瑞樹母「もう、この子は。そんなに固くならなくてもいいのよ。瑞樹」
瑞樹「…はい。」
瑞樹は自分の母親に少し頭を下げ、お母様は瑞樹に優しく話かける。
葵「あれ、瑞樹のお父様は今日いないんですね?」
瑞樹母「お父さんは、今日出張なのよ。あの人一番瑞樹が帰ってくるの楽しみにしたのに…」
葵「そうなんですか~。残念ですね~。」
私は瑞樹の御母様にお父様が見えない事を言うとお母様は残念そうに話す。
瑞樹母「さ、2人とも。ごはん冷めちゃうわよ。早く食べなさい。」
葵「はぁ~い♪」
瑞樹「はい。」
お母様に促され私と瑞樹は席に座り、御母様の料理を味わう。
葵「御母様のお料理美味しいですぅ~♪…はむはむ…」
瑞樹&瑞樹母「葵(さん)、頬にごはんつぶついてる(わよ)」
葵「ほよ…はむ。えへへ~ありがと瑞樹ぃ~♪御母様~♪」
私がご飯を食べていると瑞樹と御母様にほぼ同時に言われる。
私は頬についているご飯粒を指で取った後、口へ運び、照れくさく笑ってしまう。
瑞樹母「ふふ、変わらないわね。葵さん。良い笑顔よ」
葵「えへ~♪褒められた~♪」
瑞樹「もう、この子は…」
笑顔を浮かべるお母様に呆れながらも優しい瞳で見つめ、少し口角が上がっている瑞樹。
葵(やっぱり親子って似てるなぁ。)
数分間私達は用意された料理を食べ終える。
葵「ふぇ~お腹いっぱい~♪お母様、ごちそうさまでした♪」
瑞樹「…ごちそうさまでした。」
私達2人はほぼ同時にご飯を食べ終わり、私は笑顔でお母様に向けて手を合わせる。
瑞樹母「はい、ありがとうね。2人とも食器は重ねて台所に置いてね。私が洗うから。」
葵「分かりました~♪」
私と瑞樹は手際よく食器を重ね、台所へとおきに行く。
瑞樹「ふう…」
葵「どうしたの瑞樹?」
瑞樹は台所に食器を置くと、ため息を吐く。私も食器を置くと、瑞樹に近寄る。
瑞樹「ん…。いえ…1週間も家を離れると、家が懐かしいな…て」
葵「えへ~だよね~♪私も一回お母さんにあってこようかな~?」
瑞樹は少し嬉しそうに語ると思わず私も家の御母さんとお父さんに会いたいという思いがこみ上げる
瑞樹「じゃあ…持っていく物持ったら、次葵の家行く?」
葵「え!いいの?」
私は目を輝かせ瑞樹の方を向く。
瑞樹「ええ、付き合ってあげる」
葵「やった~!瑞樹大好き~♪」
嬉しさの余り私は笑顔で瑞樹に思いっきり抱き付く。
瑞樹母「ふふ、2人とも本当に仲良いわね。葵さん。何かいい事でもあった?」
葵「はい♪この後瑞樹と一緒に私の家に行くんです♪」
瑞樹母「そう、葵さん。お母様によろしくって言ってね。」
お母様は優しい目をしながら微かに笑うように頬を動かす。
葵「はい、分かりました♪」
瑞樹母「さ、食器洗うから渡してね。」
私と瑞樹はお母様に食器を渡し、お母様は手際よく食器を洗い始める。
瑞樹「お母様、頼みます。」
瑞樹母「えぇ、分かったわ、瑞樹。部屋へ行ってらっしゃい。何か取りに来たのでしょう?」
お母様は洗い物をしながら、分かっているかのように優しい口調で話す。
瑞樹「えぇ…分かりました。葵、行くわよ。」
葵「うん行こう行こう♪」
私と瑞樹は瑞樹の部屋に歩いていく。
葵「私瑞樹の部屋初めてくる~♪」
瑞樹「そうだったかしら?」
瑞樹の部屋は瑞樹らしくしっかりと整理整頓されており白と水色の家具で構成された質素で広い部屋であった。
葵「瑞樹のベットふかふか~♪瑞樹のいい匂いが一杯する~♪」
瑞樹「もうこの子は…」
私は瑞樹の高そうなベットに思いっきり飛び込み、マクラに残った瑞樹の匂いを嗅ぐ
瑞樹「葵、持っていく物を揃える間、しばらく部屋見て回っていいわよ」
葵「やったぁ♪」
私はベットから降り、瑞樹の部屋を見て回る。
葵「ほぇ~瑞樹の机片付いている~私の机とは大違い~」
机を見ると、ほこりひとつ無く、者もしっかりと分類別にわかりやすく片付かれていた。
瑞樹「葵の机、プリントで埋まってるものね…」
葵「はうう…」
葵「瑞樹の下着だ~♪きれいに整ってる~♪」
タンスを開けると十数枚以上の瑞樹の下着が綺麗に整理されていた。
瑞樹「そ、そこは恥ずかしいから開けないでよ」(///)
葵「瑞樹の匂い~♪」
私は瑞樹の水色の下の下着を1枚取り出し、顔にくっ付け鼻で嗅ぎ始める
瑞樹「や、やめなさい!」(///)
葵「いい匂いだった~♪」
瑞樹は顔を真っ赤にし、私から下着を取り上げ、再びタンスに綺麗に戻す
瑞樹の下着からは普段より強く瑞樹の良い匂いが残っていた。
葵「おぉ~瑞樹こんなにヌイグルミもってるんだ~♪…あれ瑞樹のお父さん、こういうの苦手な人じゃないっけ?」
私がクローゼットを開けると、瑞樹の服とヌイグルミが綺麗に整理整頓されて仕舞われていた。
私はおもむろに可愛らしい猫のヌイグルミを1つ取り出し瑞樹に見せる。
瑞樹「あの‥それは…お父さんには買ってるの秘密にしてて…」(///)
葵「瑞樹って意外と可愛いのに弱いよね~♪どうしよっかな~瑞樹のお父様に言っちゃおうか~な~」
私は猫のヌイグルミを持ち、ニヤニヤと笑い顔を赤くする瑞樹を見つめる
瑞樹「葵…その…お父さんには秘密にして…」
瑞樹は顔を赤くし口元を手でおさえ小さく可愛らしい声で、呟く
葵「そうだね~♪じゃあ、今日一緒の布団で抱き付きながら寝ようね瑞樹♪」
瑞樹「…仕方…ない…わね。」
葵「きっまり~♪瑞樹好き~♪」
恥ずかしそうに小さく承諾した瑞樹に私は思いっきり抱き付く
瑞樹「もうこの子は…」
葵「えへへ~今日は瑞樹と一緒~♪他に何かないかな~♪」
私は瑞樹を離し、クローゼットの中を面白いモノがないかと探し始める。
葵「おぉ!これは…瑞樹の小学校の体操着!瑞樹の汗の匂いだぁ~♪」
瑞樹「洗ってるから残ってないわよ!」(///)
私は掛けられていた瑞樹の体操着の匂いを嗅ぐと、私の頭を思いっきり叩く。
葵「はうう痛いよ瑞樹~」
瑞樹「もう…この子は。しかたないわね。これの匂いは嗅いでても良いから…」
葵「やったぁ♪瑞樹のさらさら~♪」
瑞樹はタンスから取り出したブラジャー1枚を私に渡し、私は渡されたブラジャーに頬擦りする。
葵「瑞樹って胸大きいよね~やっぱりお母様の遺伝だね~♪」
私は渡されたブラジャーを服越しに着用すると、胸の部分に少し空洞ができる。
瑞樹「もう。葵も有るじゃない。」
葵「はうう~まだ小さいもん。私のお母さんみたいにもっと大きくなりたいもぉ~ん」
瑞樹のブラジャーを着用した私は自分のお母さんの事を想像しながら、自分の胸を触る。
瑞樹「済んだ?」
葵「まだ、匂い嗅いでないも~ん♪やっぱりいい匂い~♪」
私はブラジャーを外し、ベットに座りブラジャーの匂いを思いっきり嗅ぎ始め、瑞樹の匂いと香水の香りが香ってくる。
瑞樹「ふう…葵。私の取りに来たものは持ったわよ。」
葵「瑞樹は結局なに取りに来たの?」
瑞樹は者が一杯入った無地の袋を持って立ち上がり、ふかふかのベットに座っている私の方を向く。
瑞樹「今回は下着数枚と香水、ノートや筆記用具ね。」
葵「私瑞樹の香水も好き~いい匂いなんだよね~♪」
瑞樹の香水は柑橘系の匂いで、瑞樹は何種類も持っているが、どれも私が好きな匂いである。
瑞樹「もう行くわよ。次あなたの家行くんでしょ?」
葵「はぁ~い♪」
私はベットからぴょんと降り、足りあがり部屋から出る。
葵「瑞樹の部屋また来たいな~♪」
瑞樹「言えばまた来させてあげるわよ」
葵「じゃあ約束~♪」
嬉しさのあまり私は瑞樹に抱き着く。
瑞樹母「あら瑞樹、もう持ってく物は揃ったの?」
瑞樹「あ、お母さん。えぇ、揃いました。」
リビングに降りると瑞樹は御母さんに持っていく物を入れは袋を見せる。
葵「お母様お綺麗です~♪」
瑞樹のお母様の美形の顔、スタイルの良い体型に下をスカートの代わりにズボンを穿いたスーツ姿は、凛とした雰囲気ともに大人の魅力を纏っていた
瑞樹母「そう言われると、私嬉しいわ葵ちゃん」
葵「えへへ~♪(瑞樹のお母様も胸大きいなぁ~)」
瑞樹のお母様は、少し中腰になり私に少し胸を見せるような体勢で私の頭を撫でる。
瑞樹母「ふふ、部屋でお楽しみだったわね。葵さん。」
葵「瑞樹のいい匂い一杯しました~♪」
瑞樹の御母様は部屋の様子を全て知っているかのような優しい笑顔で瑞樹と私の顔を見る。
瑞樹「お母さん、まさか…聞いてたの?」(///)
瑞樹母「ふふ、部屋の会話全て筒抜けよ。まさか瑞樹が可愛いヌイグルミを買ってたなんてね♪」
瑞樹のお母様の言葉を聞いた瑞樹は顔を真っ赤にし、持っていた袋で顔を隠す。
瑞樹「その…お母さん、お父さんには…秘密でお願いします」(///)
瑞樹母「ふふ。もちろん。秘密にしてあげます。」
瑞樹が顔を赤めらせながら恥ずかしそうに話すと、お母様は笑った後、優しい笑顔で話す
瑞樹「…お願いします。お母様。」
瑞樹母「ふふ、分かったわ。」
冷静さを取り戻した瑞樹はお母様に少し頭を下げ、お母様は瑞樹の頭を撫でる。
葵「えへへ~お母様。また来ますね~♪」
瑞樹「では…行ってきます」
瑞樹母「瑞樹。」
瑞樹「?」
玄関で靴を履いている瑞樹にお母様は呼びかけ、瑞樹はお母様を見上げる様に振り向く。
瑞樹母「また、帰ってきなさいよ。お父さんも素直じゃないけど…顔を見たがってるから。」
瑞樹「…はい。また…帰ってきます」
瑞樹母「ふふ。じゃあ行ってらっしゃい。」
靴を履き終えた瑞樹は立ち上がった後お母様に少し頭を下げ、再びお母様の顔をみる。
葵「お母様また来ますね~♪」
瑞樹母「葵さん、またね。」
瑞樹のお母様に手を振りながら笑顔で別れの挨拶を交わし、瑞樹と一緒に瑞樹の家を後にする。
葵「瑞樹のお母様ホント綺麗だったな~♪いい匂いもしたし~♪」
瑞樹の家から出て私の家に向かう道中私は軽快なステップで瑞樹と一緒に歩む
瑞樹「葵、さっきから頬緩みっぱなしよ。」
葵「だって~♪瑞樹のお母様、前あった時より一層綺麗になってたから~♪」
瑞樹「はぁ…この子は…」
葵母「お、葵~♪会いたかったよぉ~♪」
葵「ふぇ?!むぐう!」
瑞樹が呆れていると、突如私の前からお母さんが現れ私に思いっきり抱き着き、私はお母さんの大きな胸に埋まる
葵母「オッス!瑞樹ちゃん、久しぶり~ますます綺麗になってたわね~」
瑞樹「はう…お久しぶりです。お母様。(葵のお母様もだいぶお綺麗よね…)」
御母さんは私に抱き着きながら瑞樹の首筋を触り、瑞樹は御母さんに頭を下げて挨拶する。
葵「むぐむ、お母さぁ~ん、苦しいよぉ~(はううお母さんの匂い懐かしいよぉ~)」
葵母「あはは、ごめんごめん♪嬉しくてつい♪」
お母さんは無邪気で人懐っこい笑顔をうかべ、抱き付いていた私を離す。
葵「ふぇ~助かったぁ~お母さんも元気みたいだね♪」
葵母「葵もいつも通りみたいだね。」
お互いに笑顔を浮かべ、お母さんは私の頭を撫で始める。
葵「お母さん♪家に遊びに来たんだ~♪一緒に帰ろ♪」
葵母「そうだったんだ。じゃあ瑞樹ちゃんも一緒に手繋ごう♪」
瑞樹「え、あ、はい。(やっぱり親子ね…)」
私はお母さんの手を握ると、お母さんは瑞樹の手も握り、家への道を歩幅合わせて歩む。
葵「お~久しぶりの我が家~♪入ろうお母さん、瑞樹♪」
葵母「さぁ、入って入って♪」
私の家の前に来るとお母さんは玄関を開け、歯並びのいい白い歯をこぼれるように見せて笑う
葵「ただいま~♪」
瑞樹「…お邪魔します」
葵母「お帰り葵、いらっしゃい瑞樹ちゃん♪」
家に入るとお母さんは、天真爛漫な笑顔を浮かべ、私達の頭を撫でる。
葵母「葵、瑞樹ちゃんご飯食べた?」
葵「瑞樹の家で食べてきた~美味しかった~♪」
葵母「そう。静原さんの家の料理はおいしいからね~」
お母さんは羨ましそうに語りながら、少し寂しそうな表情をする
瑞樹「あの…お父様は…」
葵「あ、そうそうお父さんは~いつもリビングで寛いでるのに~♪」
葵母「あの人は今日は土曜出勤で仕事だよ。」
葵「そうか~お父さんにも会いたかったな~」
葵母「私に会えただけいいじゃない♪」
葵「そうだね♪お母さん好き~♪」
葵母「ひゃあ!もうこの娘は~抱き付くの好きだな~」
私は思いっきり抱き付くと、お母さんは少し驚きびくっと体を震わせ、笑顔を浮かべる。
葵「えへ~抱き付くの好き~」
瑞樹(ホントこの親子似てるわね…)
葵母「葵、部屋で瑞樹ちゃんと遊んだら?」
葵「うん♪そうする~♪瑞樹いこ♪」
瑞樹「え、えぇ。」
葵「1週間ぶりの私の部屋だぁ~♪」
私は部屋に入ると同時に自分のベットに飛び込む。
瑞樹「はぁ…なんだか懐かしいわね瑞樹の部屋も。」
葵「へへ~毎日瑞樹私の部屋来てたもんね~♪」
瑞樹「えぇ…朝、葵を起こしにね。」
私はベットの上で胡坐をかき、瑞樹は私の机の椅子に座る。
葵「えへ~必死な顔の瑞樹も可愛かったな~♪」
瑞樹「まったく…。」
葵「1週間とはいえ懐かしいな~♪」
瑞樹「…葵、ベットの下に…」
葵「ほえ?」
瑞樹はおもむろに私のベットの下に手をつっこみ何かを探すように腕を動かす。
瑞樹「はぁ…やっぱり下着あったわよ。」
葵「ふぁあ!恥ずかしいよぉ」(///)
瑞樹は私のベットから腕を出すと手の中にはいつ脱いだかわからない猫の顔が描かれた下の下着が現れる。
瑞樹「まったく、匂いからすると大分前に穿いたのね。(でもいい匂い…ね)」
葵「瑞樹嗅いじゃダメぇ」(///)
瑞樹が私の下着を鼻に近づけて嗅ぐと私の顔は熱くなり、おもわず瑞樹に抱き着いてしまう。
瑞樹「わかったから。はい。」
葵「はうう~洗濯機に入れてくる~」(///)
瑞樹から下着を受け取ると私は部屋を出て、洗濯機がある部屋に小走りで向かう。
葵「はうう~恥ずかしかった~瑞樹お待た…せ」
瑞樹「ふうん葵、こんな下着持ってるん…だ。」
私が洗濯機に下着を入れ、部屋に入ると瑞樹は私のクローゼットを開け、タンスに入った私の下着を物色したり、鼻に近づけたりしたいた。
私がドアを開けた音で瑞樹も振り向き、ばつがわるい表情を浮かべる
葵「瑞樹~友達の下着漁って何するの~♪」
瑞樹「これは‥その…」(///)
私が笑顔で抱き付くと瑞樹は少しずつ顔を赤くする。
葵「私瑞樹の下着一杯嗅いだから瑞樹も私の下着一杯嗅いでいいよ~♪」
瑞樹「そ、そう…でも見られながらじゃ…」
葵「えへ~瑞樹も匂い嗅ぐの好きなんだね~♪意外~あ!もしかしてさっきので目覚めちゃった?」
瑞樹「うん…」(///)
私は無邪気に抱き付きながら瑞樹に問いかけると瑞樹は顔を真っ赤にし小さくうなずく。
葵「えへ~瑞樹~私の匂い一杯嗅いでいいよ~♪目瞑ってるから」
瑞樹「はう‥」(///)
私が目を瞑ると、瑞樹は遠慮がちに私のタンスから、1枚下着を取り出し、静かに嗅ぎ始める
葵「どう~瑞樹?」
瑞樹「いい匂い…満足したわ。」
葵「えへ~瑞樹も変態になったね~♪」
目を開けると瑞樹は私のタンスに入っている下着を綺麗に畳み始めていた。
瑞樹(うう~反論できない…)(///)
葵「今日は瑞樹の意外な一面ばっか見れるなぁ~♪」
瑞樹「葵…今日の事忘れて…お願い!」
葵「えへ~どうしよっかな~♪」
瑞樹「忘れなさい!」(///)
葵「はう!」
私が意地悪い笑顔を浮かべると私の額に瑞樹は連続でデコピンを喰らい私は体勢を崩し、床に大の字になって倒れる。
葵「忘れたから忘れたから、もう許してぇ~」
瑞樹「はぁ…」
葵母「あら、二人とも仲良いわね。」
葵「はう~お母さん~」
瑞樹「あ、お母様。」
私が倒れているとお母さんがお盆をもって部屋に入ってくる。
葵母「瑞樹ちゃん。葵の下着の匂い堪能した?」
瑞樹「お母様…もしかして、見ておりましたか?」(///)
葵母「見てないけど、葵の元気な声は家に良く響くから、聞こえちゃった♪」
お母さんは舌を出し、いたずらっ子のような笑顔を浮かべる。
葵「お母さん、今日のおやつ何~」
葵母「今日はね葵が好きなお母さんお手製の大福よ♪」
お母さんは私の口に大福を入れ、瑞樹にはお皿に乗せて渡す
瑞樹「…頂きます」
葵「はむはむ~」
瑞樹は両手で大福を持ち静かに食べ始め、私は口に入れられた大福を口を動かし大福を食べる。
葵「美味しかった~♪」
瑞樹「…ふう美味しかったです。お母様」
葵母「ふふ、ありがとう瑞樹ちゃん♪」
食べ終わるまでお母さんは瑞樹の食べ終わるところを見つめており、感謝されたお母さんは微笑み、うれしそうな口調で話す。
葵「えへ~あ!お母さん袋貸して~」
葵母「袋どうするの葵」
葵「えへ~何枚か下着とか服持ってく~♪」
葵母「ふふ、分かったわ。今持ってくるわね♪」
お母さんは笑顔を浮かべて、軽快なステップで私の部屋を出ていく。
瑞樹「葵も下着持っていくの?」
葵「だって瑞樹。私の匂い嗅ぎたいでしょ?」
瑞樹「…そ、それは…」(///)
私はいたずらっ子のような笑顔で問いかけ、私の顔を瑞樹の顔に近づけると瑞樹は顔を赤くし、口ごもる。
葵母「ふふ、本当に瑞樹ちゃん、葵の事が好きなのね♪はい、葵、袋持ってきたわよ。」
瑞樹「お母様、止めてください」(///)
葵「わぁ~い、お母さんありがと~♪」
私はお母さんから袋を受け取り小走りでタンスに近寄り、下着が入っている所を開く。
葵「えっとね~これと~…これと~♪あ!これ私好きな下着~♪」
瑞樹「可愛いわねその下着。」
私が持っていく下着を選んでいると、後ろから瑞樹が覗く
葵「うん♪好きなんだ~瑞樹匂い嗅ぐ?」
瑞樹「か、嗅がないわよ!」(///)
葵「はう!」
瑞樹は顔を赤くして私の頭を叩く。
葵母「ホント仲良いわね二人とも。」
葵「えへ~♪仲良し~♪瑞樹好き~♪」
瑞樹「だ、抱き付かないでよ、もう」(///)
私は瑞樹に思いっきり抱き付き、瑞樹は顔を赤くするが、抵抗はしない。
葵「よし♪持っていくのはこんな感じかな♪瑞樹準備オッケーだよ♪」
その後私は持っていく下着を袋に入れた後立ち上がり瑞樹に笑顔を浮かべる。
瑞樹「そう。忘れ物ない?」
葵「えっとね~…あ、私も香水もってく~♪えへへ~♪」
私は机の上のオレンジ色の容器に入った香水を袋に入れ、瑞樹に理由なく笑顔を向ける
葵「カンナちゃん達楽しくやってるかな♪」
瑞樹「そうね。椿ちゃんがいるから、大分賑やかじゃないかしら?」
葵「また来るからね~お母さん♪」
葵母「ふふ♪また帰って来るんだよ葵♪」
葵「うん♪分かってるよお母さん♪」
瑞樹「御邪魔しました、お母様。」
葵母「いつでも来て良いからね、瑞樹ちゃん♪私は瑞樹ちゃん2人目の娘だと思ってるから。」
瑞樹「ありがとう…ございます。」
お母さんに優しい笑顔を向けられた瑞樹は少し照れたように頷きながら話す。
葵「あ!お母さん、瑞樹のお母様が『よろしく』だって!」
葵母「ふふ、そう。今度会ったらこちらこそ、って言ってね葵、瑞樹ちゃん♪」
お母さんは天真爛漫な笑顔で私と瑞樹の顔を1度ずつ見て、優しく頭を撫でる。
葵「うん分かった~♪」
瑞樹「…はい分かりました。」
私と瑞樹はお母さんの問いかけに快くうなずき、元気に答える。
葵「じゃ、お母さん行ってきまぁ~す♪」
葵母「元気にやるんだよ~2人とも~♪」
私とお母さんはお互いの姿が見えなくなるまでお互いに手を振り、私たちは一座の施設へと歩く。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
一座の正門近くを歩いていたら、前方から見慣れた3人組が手を繋ぎながら歩いてくる。
葵「あ、杏奈ちゃんだ♪お~い♪」
私が思いっきり手を振ると、あちら3人も気づいたらしく杏奈ちゃんが振りかえす。
瑞樹「あの3人組、手繋いで歩いていると新婚見たいね」
葵「あはは見えるね~♪杏奈ちゃんが旦那さんで~カンナちゃんが奥さんだよね♪となると椿ちゃんが…子供?」
瑞樹と話していると、丁度正門の前で合流する。
杏奈「や、葵ちゃん瑞樹ちゃん。どうだった瑞樹ちゃんの家?」
葵「えへ~瑞樹のお母様綺麗だった~♪カンナちゃんの家はどうだったの?」
椿「良い夫婦だったのでぇす。」
両手を握られ、身長的に足が地面から少し浮いてしまっている椿ちゃんが笑顔で答える
カンナ「いつか瑞樹のお母様に会いたいです~♪」
葵「私のカンナちゃんの家に行ってみたいなぁ~♪」
カンナちゃんは控えめで人懐っこい笑顔を浮かべる。
瑞樹「じゃあ、連絡しておくわ。明日か来週のどっちにする?」
そう言って瑞樹はポケットから素早く携帯電話を取り出す。
杏奈「善は急げで、瑞樹ちゃんの家は明日がいいな。」
カンナ「私の両親は、明日忙しいらしいので…来週がいいです。」
杏奈ちゃんは少年のように白い歯をみせ無邪気な笑顔をうかべ、カンナちゃんは残念そうにはなす
瑞樹「分かったわ。メールで連絡しておく」
瑞樹は素早く文字を打ち始め、送信し終わったらしくポケットに再び携帯をしまう。
葵「立ち話もなんだし部屋でゆっくり話そうよ♪」
瑞樹「そうね。皆入りましょう」
その後夜までお互いの家や意外な一面等の話で尽きる事なく盛り上がった。
夜
葵「瑞樹のいい匂い~♪胸の感触も柔らかくて凄く良いよぉ~♪」
瑞樹(うう…葵、私が今日逆らえないからっていつもより密着してるわね)
葵「瑞樹ぃ~好きぃ~♪」
瑞樹「もう、抱き付かないでよ。」
葵「はう!」
瑞樹に抱き着いていた私に瑞樹は私の額にデコピンする。
葵「えへへ~瑞樹のお母さん久しぶりに会うなぁ~♪」
瑞樹「なんで私のお母さんに会いたいの?」
葵「だって~瑞樹のお母さんすっごく綺麗だから~♪」
私は中学校に上がるまでほぼ毎日顔を合わせていた瑞樹のお母さんの姿を思い出すと、おもわず頬が緩みうっとりとしてしまう。
瑞樹「そう…。」
葵「瑞樹も将来綺麗になるんだろうな~♪」
瑞樹「もう、そんな事言って…離れなさい!」(///)
私は頬を瑞樹の腕に猫のようにこすりつけ、瑞樹は顔を赤くしながら先程より私の額に強めにデコピンする。
葵「はうう~痛いよぉ~」
瑞樹「さっさと行くわよ!」(///)
私はデコピンの痛みでしゃがんでしまい、瑞樹は歩く速度を早め私をその場に置いてこうとする。
葵「待って瑞樹ぃ~」
私は駆け足で瑞樹の後を追いかける。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
瑞樹「…1週間ぶりね。」
葵「ふえ~やっと追いついたぁ~」
瑞樹は家の前で立ち止まり、懐かしそうな表情を浮かべ、小さくつぶやく。
私はやっとの思いで瑞樹に追いつき、瑞樹の家を見る。
葵「瑞樹の家いつみても大きいね~♪」
瑞樹「そ、そう…かしら。とにかく、入りましょ」
葵「うん♪」
私と瑞樹は瑞樹の家に入る。
瑞樹「ただいま帰りました。」
瑞樹母「おかえりなさい。瑞樹。」
家に入ると、瑞樹の御母さんが可愛らしいエプロンを付けて昼ごはんの準備をしていた。
葵「お邪魔しまぁ~す♪あ、瑞樹のお母様お久しぶりです!」
瑞樹母「あら、葵さん。お久しぶりね。今日も元気ね。」
瑞樹の御母さんは優しい笑顔を私に向ける。
葵「はい♪御母様も今日も綺麗です♪」
瑞樹母「ふふ、私嬉しいわ。」
葵「えへ~♪」
瑞樹の御母さんは少し笑った後、笑顔で私の頭を優しく撫でる。
瑞樹母「今日、葵さんと一緒にいろいろ家から持って行く為に家に帰ってくると思って昼ごはん準備してたわ。」
葵「おいしそ~♪」
広いテーブルの上には、3人分の昼ごはんが準備されていた。
瑞樹「お母さん、ありがとうございます。」
瑞樹母「もう、この子は。そんなに固くならなくてもいいのよ。瑞樹」
瑞樹「…はい。」
瑞樹は自分の母親に少し頭を下げ、お母様は瑞樹に優しく話かける。
葵「あれ、瑞樹のお父様は今日いないんですね?」
瑞樹母「お父さんは、今日出張なのよ。あの人一番瑞樹が帰ってくるの楽しみにしたのに…」
葵「そうなんですか~。残念ですね~。」
私は瑞樹の御母様にお父様が見えない事を言うとお母様は残念そうに話す。
瑞樹母「さ、2人とも。ごはん冷めちゃうわよ。早く食べなさい。」
葵「はぁ~い♪」
瑞樹「はい。」
お母様に促され私と瑞樹は席に座り、御母様の料理を味わう。
葵「御母様のお料理美味しいですぅ~♪…はむはむ…」
瑞樹&瑞樹母「葵(さん)、頬にごはんつぶついてる(わよ)」
葵「ほよ…はむ。えへへ~ありがと瑞樹ぃ~♪御母様~♪」
私がご飯を食べていると瑞樹と御母様にほぼ同時に言われる。
私は頬についているご飯粒を指で取った後、口へ運び、照れくさく笑ってしまう。
瑞樹母「ふふ、変わらないわね。葵さん。良い笑顔よ」
葵「えへ~♪褒められた~♪」
瑞樹「もう、この子は…」
笑顔を浮かべるお母様に呆れながらも優しい瞳で見つめ、少し口角が上がっている瑞樹。
葵(やっぱり親子って似てるなぁ。)
数分間私達は用意された料理を食べ終える。
葵「ふぇ~お腹いっぱい~♪お母様、ごちそうさまでした♪」
瑞樹「…ごちそうさまでした。」
私達2人はほぼ同時にご飯を食べ終わり、私は笑顔でお母様に向けて手を合わせる。
瑞樹母「はい、ありがとうね。2人とも食器は重ねて台所に置いてね。私が洗うから。」
葵「分かりました~♪」
私と瑞樹は手際よく食器を重ね、台所へとおきに行く。
瑞樹「ふう…」
葵「どうしたの瑞樹?」
瑞樹は台所に食器を置くと、ため息を吐く。私も食器を置くと、瑞樹に近寄る。
瑞樹「ん…。いえ…1週間も家を離れると、家が懐かしいな…て」
葵「えへ~だよね~♪私も一回お母さんにあってこようかな~?」
瑞樹は少し嬉しそうに語ると思わず私も家の御母さんとお父さんに会いたいという思いがこみ上げる
瑞樹「じゃあ…持っていく物持ったら、次葵の家行く?」
葵「え!いいの?」
私は目を輝かせ瑞樹の方を向く。
瑞樹「ええ、付き合ってあげる」
葵「やった~!瑞樹大好き~♪」
嬉しさの余り私は笑顔で瑞樹に思いっきり抱き付く。
瑞樹母「ふふ、2人とも本当に仲良いわね。葵さん。何かいい事でもあった?」
葵「はい♪この後瑞樹と一緒に私の家に行くんです♪」
瑞樹母「そう、葵さん。お母様によろしくって言ってね。」
お母様は優しい目をしながら微かに笑うように頬を動かす。
葵「はい、分かりました♪」
瑞樹母「さ、食器洗うから渡してね。」
私と瑞樹はお母様に食器を渡し、お母様は手際よく食器を洗い始める。
瑞樹「お母様、頼みます。」
瑞樹母「えぇ、分かったわ、瑞樹。部屋へ行ってらっしゃい。何か取りに来たのでしょう?」
お母様は洗い物をしながら、分かっているかのように優しい口調で話す。
瑞樹「えぇ…分かりました。葵、行くわよ。」
葵「うん行こう行こう♪」
私と瑞樹は瑞樹の部屋に歩いていく。
葵「私瑞樹の部屋初めてくる~♪」
瑞樹「そうだったかしら?」
瑞樹の部屋は瑞樹らしくしっかりと整理整頓されており白と水色の家具で構成された質素で広い部屋であった。
葵「瑞樹のベットふかふか~♪瑞樹のいい匂いが一杯する~♪」
瑞樹「もうこの子は…」
私は瑞樹の高そうなベットに思いっきり飛び込み、マクラに残った瑞樹の匂いを嗅ぐ
瑞樹「葵、持っていく物を揃える間、しばらく部屋見て回っていいわよ」
葵「やったぁ♪」
私はベットから降り、瑞樹の部屋を見て回る。
葵「ほぇ~瑞樹の机片付いている~私の机とは大違い~」
机を見ると、ほこりひとつ無く、者もしっかりと分類別にわかりやすく片付かれていた。
瑞樹「葵の机、プリントで埋まってるものね…」
葵「はうう…」
葵「瑞樹の下着だ~♪きれいに整ってる~♪」
タンスを開けると十数枚以上の瑞樹の下着が綺麗に整理されていた。
瑞樹「そ、そこは恥ずかしいから開けないでよ」(///)
葵「瑞樹の匂い~♪」
私は瑞樹の水色の下の下着を1枚取り出し、顔にくっ付け鼻で嗅ぎ始める
瑞樹「や、やめなさい!」(///)
葵「いい匂いだった~♪」
瑞樹は顔を真っ赤にし、私から下着を取り上げ、再びタンスに綺麗に戻す
瑞樹の下着からは普段より強く瑞樹の良い匂いが残っていた。
葵「おぉ~瑞樹こんなにヌイグルミもってるんだ~♪…あれ瑞樹のお父さん、こういうの苦手な人じゃないっけ?」
私がクローゼットを開けると、瑞樹の服とヌイグルミが綺麗に整理整頓されて仕舞われていた。
私はおもむろに可愛らしい猫のヌイグルミを1つ取り出し瑞樹に見せる。
瑞樹「あの‥それは…お父さんには買ってるの秘密にしてて…」(///)
葵「瑞樹って意外と可愛いのに弱いよね~♪どうしよっかな~瑞樹のお父様に言っちゃおうか~な~」
私は猫のヌイグルミを持ち、ニヤニヤと笑い顔を赤くする瑞樹を見つめる
瑞樹「葵…その…お父さんには秘密にして…」
瑞樹は顔を赤くし口元を手でおさえ小さく可愛らしい声で、呟く
葵「そうだね~♪じゃあ、今日一緒の布団で抱き付きながら寝ようね瑞樹♪」
瑞樹「…仕方…ない…わね。」
葵「きっまり~♪瑞樹好き~♪」
恥ずかしそうに小さく承諾した瑞樹に私は思いっきり抱き付く
瑞樹「もうこの子は…」
葵「えへへ~今日は瑞樹と一緒~♪他に何かないかな~♪」
私は瑞樹を離し、クローゼットの中を面白いモノがないかと探し始める。
葵「おぉ!これは…瑞樹の小学校の体操着!瑞樹の汗の匂いだぁ~♪」
瑞樹「洗ってるから残ってないわよ!」(///)
私は掛けられていた瑞樹の体操着の匂いを嗅ぐと、私の頭を思いっきり叩く。
葵「はうう痛いよ瑞樹~」
瑞樹「もう…この子は。しかたないわね。これの匂いは嗅いでても良いから…」
葵「やったぁ♪瑞樹のさらさら~♪」
瑞樹はタンスから取り出したブラジャー1枚を私に渡し、私は渡されたブラジャーに頬擦りする。
葵「瑞樹って胸大きいよね~やっぱりお母様の遺伝だね~♪」
私は渡されたブラジャーを服越しに着用すると、胸の部分に少し空洞ができる。
瑞樹「もう。葵も有るじゃない。」
葵「はうう~まだ小さいもん。私のお母さんみたいにもっと大きくなりたいもぉ~ん」
瑞樹のブラジャーを着用した私は自分のお母さんの事を想像しながら、自分の胸を触る。
瑞樹「済んだ?」
葵「まだ、匂い嗅いでないも~ん♪やっぱりいい匂い~♪」
私はブラジャーを外し、ベットに座りブラジャーの匂いを思いっきり嗅ぎ始め、瑞樹の匂いと香水の香りが香ってくる。
瑞樹「ふう…葵。私の取りに来たものは持ったわよ。」
葵「瑞樹は結局なに取りに来たの?」
瑞樹は者が一杯入った無地の袋を持って立ち上がり、ふかふかのベットに座っている私の方を向く。
瑞樹「今回は下着数枚と香水、ノートや筆記用具ね。」
葵「私瑞樹の香水も好き~いい匂いなんだよね~♪」
瑞樹の香水は柑橘系の匂いで、瑞樹は何種類も持っているが、どれも私が好きな匂いである。
瑞樹「もう行くわよ。次あなたの家行くんでしょ?」
葵「はぁ~い♪」
私はベットからぴょんと降り、足りあがり部屋から出る。
葵「瑞樹の部屋また来たいな~♪」
瑞樹「言えばまた来させてあげるわよ」
葵「じゃあ約束~♪」
嬉しさのあまり私は瑞樹に抱き着く。
瑞樹母「あら瑞樹、もう持ってく物は揃ったの?」
瑞樹「あ、お母さん。えぇ、揃いました。」
リビングに降りると瑞樹は御母さんに持っていく物を入れは袋を見せる。
葵「お母様お綺麗です~♪」
瑞樹のお母様の美形の顔、スタイルの良い体型に下をスカートの代わりにズボンを穿いたスーツ姿は、凛とした雰囲気ともに大人の魅力を纏っていた
瑞樹母「そう言われると、私嬉しいわ葵ちゃん」
葵「えへへ~♪(瑞樹のお母様も胸大きいなぁ~)」
瑞樹のお母様は、少し中腰になり私に少し胸を見せるような体勢で私の頭を撫でる。
瑞樹母「ふふ、部屋でお楽しみだったわね。葵さん。」
葵「瑞樹のいい匂い一杯しました~♪」
瑞樹の御母様は部屋の様子を全て知っているかのような優しい笑顔で瑞樹と私の顔を見る。
瑞樹「お母さん、まさか…聞いてたの?」(///)
瑞樹母「ふふ、部屋の会話全て筒抜けよ。まさか瑞樹が可愛いヌイグルミを買ってたなんてね♪」
瑞樹のお母様の言葉を聞いた瑞樹は顔を真っ赤にし、持っていた袋で顔を隠す。
瑞樹「その…お母さん、お父さんには…秘密でお願いします」(///)
瑞樹母「ふふ。もちろん。秘密にしてあげます。」
瑞樹が顔を赤めらせながら恥ずかしそうに話すと、お母様は笑った後、優しい笑顔で話す
瑞樹「…お願いします。お母様。」
瑞樹母「ふふ、分かったわ。」
冷静さを取り戻した瑞樹はお母様に少し頭を下げ、お母様は瑞樹の頭を撫でる。
葵「えへへ~お母様。また来ますね~♪」
瑞樹「では…行ってきます」
瑞樹母「瑞樹。」
瑞樹「?」
玄関で靴を履いている瑞樹にお母様は呼びかけ、瑞樹はお母様を見上げる様に振り向く。
瑞樹母「また、帰ってきなさいよ。お父さんも素直じゃないけど…顔を見たがってるから。」
瑞樹「…はい。また…帰ってきます」
瑞樹母「ふふ。じゃあ行ってらっしゃい。」
靴を履き終えた瑞樹は立ち上がった後お母様に少し頭を下げ、再びお母様の顔をみる。
葵「お母様また来ますね~♪」
瑞樹母「葵さん、またね。」
瑞樹のお母様に手を振りながら笑顔で別れの挨拶を交わし、瑞樹と一緒に瑞樹の家を後にする。
葵「瑞樹のお母様ホント綺麗だったな~♪いい匂いもしたし~♪」
瑞樹の家から出て私の家に向かう道中私は軽快なステップで瑞樹と一緒に歩む
瑞樹「葵、さっきから頬緩みっぱなしよ。」
葵「だって~♪瑞樹のお母様、前あった時より一層綺麗になってたから~♪」
瑞樹「はぁ…この子は…」
葵母「お、葵~♪会いたかったよぉ~♪」
葵「ふぇ?!むぐう!」
瑞樹が呆れていると、突如私の前からお母さんが現れ私に思いっきり抱き着き、私はお母さんの大きな胸に埋まる
葵母「オッス!瑞樹ちゃん、久しぶり~ますます綺麗になってたわね~」
瑞樹「はう…お久しぶりです。お母様。(葵のお母様もだいぶお綺麗よね…)」
御母さんは私に抱き着きながら瑞樹の首筋を触り、瑞樹は御母さんに頭を下げて挨拶する。
葵「むぐむ、お母さぁ~ん、苦しいよぉ~(はううお母さんの匂い懐かしいよぉ~)」
葵母「あはは、ごめんごめん♪嬉しくてつい♪」
お母さんは無邪気で人懐っこい笑顔をうかべ、抱き付いていた私を離す。
葵「ふぇ~助かったぁ~お母さんも元気みたいだね♪」
葵母「葵もいつも通りみたいだね。」
お互いに笑顔を浮かべ、お母さんは私の頭を撫で始める。
葵「お母さん♪家に遊びに来たんだ~♪一緒に帰ろ♪」
葵母「そうだったんだ。じゃあ瑞樹ちゃんも一緒に手繋ごう♪」
瑞樹「え、あ、はい。(やっぱり親子ね…)」
私はお母さんの手を握ると、お母さんは瑞樹の手も握り、家への道を歩幅合わせて歩む。
葵「お~久しぶりの我が家~♪入ろうお母さん、瑞樹♪」
葵母「さぁ、入って入って♪」
私の家の前に来るとお母さんは玄関を開け、歯並びのいい白い歯をこぼれるように見せて笑う
葵「ただいま~♪」
瑞樹「…お邪魔します」
葵母「お帰り葵、いらっしゃい瑞樹ちゃん♪」
家に入るとお母さんは、天真爛漫な笑顔を浮かべ、私達の頭を撫でる。
葵母「葵、瑞樹ちゃんご飯食べた?」
葵「瑞樹の家で食べてきた~美味しかった~♪」
葵母「そう。静原さんの家の料理はおいしいからね~」
お母さんは羨ましそうに語りながら、少し寂しそうな表情をする
瑞樹「あの…お父様は…」
葵「あ、そうそうお父さんは~いつもリビングで寛いでるのに~♪」
葵母「あの人は今日は土曜出勤で仕事だよ。」
葵「そうか~お父さんにも会いたかったな~」
葵母「私に会えただけいいじゃない♪」
葵「そうだね♪お母さん好き~♪」
葵母「ひゃあ!もうこの娘は~抱き付くの好きだな~」
私は思いっきり抱き付くと、お母さんは少し驚きびくっと体を震わせ、笑顔を浮かべる。
葵「えへ~抱き付くの好き~」
瑞樹(ホントこの親子似てるわね…)
葵母「葵、部屋で瑞樹ちゃんと遊んだら?」
葵「うん♪そうする~♪瑞樹いこ♪」
瑞樹「え、えぇ。」
葵「1週間ぶりの私の部屋だぁ~♪」
私は部屋に入ると同時に自分のベットに飛び込む。
瑞樹「はぁ…なんだか懐かしいわね瑞樹の部屋も。」
葵「へへ~毎日瑞樹私の部屋来てたもんね~♪」
瑞樹「えぇ…朝、葵を起こしにね。」
私はベットの上で胡坐をかき、瑞樹は私の机の椅子に座る。
葵「えへ~必死な顔の瑞樹も可愛かったな~♪」
瑞樹「まったく…。」
葵「1週間とはいえ懐かしいな~♪」
瑞樹「…葵、ベットの下に…」
葵「ほえ?」
瑞樹はおもむろに私のベットの下に手をつっこみ何かを探すように腕を動かす。
瑞樹「はぁ…やっぱり下着あったわよ。」
葵「ふぁあ!恥ずかしいよぉ」(///)
瑞樹は私のベットから腕を出すと手の中にはいつ脱いだかわからない猫の顔が描かれた下の下着が現れる。
瑞樹「まったく、匂いからすると大分前に穿いたのね。(でもいい匂い…ね)」
葵「瑞樹嗅いじゃダメぇ」(///)
瑞樹が私の下着を鼻に近づけて嗅ぐと私の顔は熱くなり、おもわず瑞樹に抱き着いてしまう。
瑞樹「わかったから。はい。」
葵「はうう~洗濯機に入れてくる~」(///)
瑞樹から下着を受け取ると私は部屋を出て、洗濯機がある部屋に小走りで向かう。
葵「はうう~恥ずかしかった~瑞樹お待た…せ」
瑞樹「ふうん葵、こんな下着持ってるん…だ。」
私が洗濯機に下着を入れ、部屋に入ると瑞樹は私のクローゼットを開け、タンスに入った私の下着を物色したり、鼻に近づけたりしたいた。
私がドアを開けた音で瑞樹も振り向き、ばつがわるい表情を浮かべる
葵「瑞樹~友達の下着漁って何するの~♪」
瑞樹「これは‥その…」(///)
私が笑顔で抱き付くと瑞樹は少しずつ顔を赤くする。
葵「私瑞樹の下着一杯嗅いだから瑞樹も私の下着一杯嗅いでいいよ~♪」
瑞樹「そ、そう…でも見られながらじゃ…」
葵「えへ~瑞樹も匂い嗅ぐの好きなんだね~♪意外~あ!もしかしてさっきので目覚めちゃった?」
瑞樹「うん…」(///)
私は無邪気に抱き付きながら瑞樹に問いかけると瑞樹は顔を真っ赤にし小さくうなずく。
葵「えへ~瑞樹~私の匂い一杯嗅いでいいよ~♪目瞑ってるから」
瑞樹「はう‥」(///)
私が目を瞑ると、瑞樹は遠慮がちに私のタンスから、1枚下着を取り出し、静かに嗅ぎ始める
葵「どう~瑞樹?」
瑞樹「いい匂い…満足したわ。」
葵「えへ~瑞樹も変態になったね~♪」
目を開けると瑞樹は私のタンスに入っている下着を綺麗に畳み始めていた。
瑞樹(うう~反論できない…)(///)
葵「今日は瑞樹の意外な一面ばっか見れるなぁ~♪」
瑞樹「葵…今日の事忘れて…お願い!」
葵「えへ~どうしよっかな~♪」
瑞樹「忘れなさい!」(///)
葵「はう!」
私が意地悪い笑顔を浮かべると私の額に瑞樹は連続でデコピンを喰らい私は体勢を崩し、床に大の字になって倒れる。
葵「忘れたから忘れたから、もう許してぇ~」
瑞樹「はぁ…」
葵母「あら、二人とも仲良いわね。」
葵「はう~お母さん~」
瑞樹「あ、お母様。」
私が倒れているとお母さんがお盆をもって部屋に入ってくる。
葵母「瑞樹ちゃん。葵の下着の匂い堪能した?」
瑞樹「お母様…もしかして、見ておりましたか?」(///)
葵母「見てないけど、葵の元気な声は家に良く響くから、聞こえちゃった♪」
お母さんは舌を出し、いたずらっ子のような笑顔を浮かべる。
葵「お母さん、今日のおやつ何~」
葵母「今日はね葵が好きなお母さんお手製の大福よ♪」
お母さんは私の口に大福を入れ、瑞樹にはお皿に乗せて渡す
瑞樹「…頂きます」
葵「はむはむ~」
瑞樹は両手で大福を持ち静かに食べ始め、私は口に入れられた大福を口を動かし大福を食べる。
葵「美味しかった~♪」
瑞樹「…ふう美味しかったです。お母様」
葵母「ふふ、ありがとう瑞樹ちゃん♪」
食べ終わるまでお母さんは瑞樹の食べ終わるところを見つめており、感謝されたお母さんは微笑み、うれしそうな口調で話す。
葵「えへ~あ!お母さん袋貸して~」
葵母「袋どうするの葵」
葵「えへ~何枚か下着とか服持ってく~♪」
葵母「ふふ、分かったわ。今持ってくるわね♪」
お母さんは笑顔を浮かべて、軽快なステップで私の部屋を出ていく。
瑞樹「葵も下着持っていくの?」
葵「だって瑞樹。私の匂い嗅ぎたいでしょ?」
瑞樹「…そ、それは…」(///)
私はいたずらっ子のような笑顔で問いかけ、私の顔を瑞樹の顔に近づけると瑞樹は顔を赤くし、口ごもる。
葵母「ふふ、本当に瑞樹ちゃん、葵の事が好きなのね♪はい、葵、袋持ってきたわよ。」
瑞樹「お母様、止めてください」(///)
葵「わぁ~い、お母さんありがと~♪」
私はお母さんから袋を受け取り小走りでタンスに近寄り、下着が入っている所を開く。
葵「えっとね~これと~…これと~♪あ!これ私好きな下着~♪」
瑞樹「可愛いわねその下着。」
私が持っていく下着を選んでいると、後ろから瑞樹が覗く
葵「うん♪好きなんだ~瑞樹匂い嗅ぐ?」
瑞樹「か、嗅がないわよ!」(///)
葵「はう!」
瑞樹は顔を赤くして私の頭を叩く。
葵母「ホント仲良いわね二人とも。」
葵「えへ~♪仲良し~♪瑞樹好き~♪」
瑞樹「だ、抱き付かないでよ、もう」(///)
私は瑞樹に思いっきり抱き付き、瑞樹は顔を赤くするが、抵抗はしない。
葵「よし♪持っていくのはこんな感じかな♪瑞樹準備オッケーだよ♪」
その後私は持っていく下着を袋に入れた後立ち上がり瑞樹に笑顔を浮かべる。
瑞樹「そう。忘れ物ない?」
葵「えっとね~…あ、私も香水もってく~♪えへへ~♪」
私は机の上のオレンジ色の容器に入った香水を袋に入れ、瑞樹に理由なく笑顔を向ける
葵「カンナちゃん達楽しくやってるかな♪」
瑞樹「そうね。椿ちゃんがいるから、大分賑やかじゃないかしら?」
葵「また来るからね~お母さん♪」
葵母「ふふ♪また帰って来るんだよ葵♪」
葵「うん♪分かってるよお母さん♪」
瑞樹「御邪魔しました、お母様。」
葵母「いつでも来て良いからね、瑞樹ちゃん♪私は瑞樹ちゃん2人目の娘だと思ってるから。」
瑞樹「ありがとう…ございます。」
お母さんに優しい笑顔を向けられた瑞樹は少し照れたように頷きながら話す。
葵「あ!お母さん、瑞樹のお母様が『よろしく』だって!」
葵母「ふふ、そう。今度会ったらこちらこそ、って言ってね葵、瑞樹ちゃん♪」
お母さんは天真爛漫な笑顔で私と瑞樹の顔を1度ずつ見て、優しく頭を撫でる。
葵「うん分かった~♪」
瑞樹「…はい分かりました。」
私と瑞樹はお母さんの問いかけに快くうなずき、元気に答える。
葵「じゃ、お母さん行ってきまぁ~す♪」
葵母「元気にやるんだよ~2人とも~♪」
私とお母さんはお互いの姿が見えなくなるまでお互いに手を振り、私たちは一座の施設へと歩く。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
一座の正門近くを歩いていたら、前方から見慣れた3人組が手を繋ぎながら歩いてくる。
葵「あ、杏奈ちゃんだ♪お~い♪」
私が思いっきり手を振ると、あちら3人も気づいたらしく杏奈ちゃんが振りかえす。
瑞樹「あの3人組、手繋いで歩いていると新婚見たいね」
葵「あはは見えるね~♪杏奈ちゃんが旦那さんで~カンナちゃんが奥さんだよね♪となると椿ちゃんが…子供?」
瑞樹と話していると、丁度正門の前で合流する。
杏奈「や、葵ちゃん瑞樹ちゃん。どうだった瑞樹ちゃんの家?」
葵「えへ~瑞樹のお母様綺麗だった~♪カンナちゃんの家はどうだったの?」
椿「良い夫婦だったのでぇす。」
両手を握られ、身長的に足が地面から少し浮いてしまっている椿ちゃんが笑顔で答える
カンナ「いつか瑞樹のお母様に会いたいです~♪」
葵「私のカンナちゃんの家に行ってみたいなぁ~♪」
カンナちゃんは控えめで人懐っこい笑顔を浮かべる。
瑞樹「じゃあ、連絡しておくわ。明日か来週のどっちにする?」
そう言って瑞樹はポケットから素早く携帯電話を取り出す。
杏奈「善は急げで、瑞樹ちゃんの家は明日がいいな。」
カンナ「私の両親は、明日忙しいらしいので…来週がいいです。」
杏奈ちゃんは少年のように白い歯をみせ無邪気な笑顔をうかべ、カンナちゃんは残念そうにはなす
瑞樹「分かったわ。メールで連絡しておく」
瑞樹は素早く文字を打ち始め、送信し終わったらしくポケットに再び携帯をしまう。
葵「立ち話もなんだし部屋でゆっくり話そうよ♪」
瑞樹「そうね。皆入りましょう」
その後夜までお互いの家や意外な一面等の話で尽きる事なく盛り上がった。
夜
葵「瑞樹のいい匂い~♪胸の感触も柔らかくて凄く良いよぉ~♪」
瑞樹(うう…葵、私が今日逆らえないからっていつもより密着してるわね)
葵「瑞樹ぃ~好きぃ~♪」
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144 | 第01話 歌舞姫選考試験?! | 1815 | 2 | 2015-08-20 | - | |
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99 | 第05話 シャワーとチョコと暴走の兆し? | 1786 | 2 | 2015-08-27 | - | |
173 | 第06話 計測 | 1885 | 2 | 2015-08-29 | - | |
169 | 第07話 お仕置きと一座の歴史 | 1904 | 2 | 2015-08-30 | - | |
145 | 第08話 昼食 | 1631 | 2 | 2015-09-02 | - | |
157 | 第09話 身体能力テスト | 1699 | 4 | 2015-09-10 | - | |
144 | 第10話学校生活開始!そして… | 1500 | 2 | 2015-09-21 | - | |
136 | 第11話 委員決め | 1538 | 2 | 2015-09-27 | - | |
128 | seid01 一方カンナと杏奈は | 1671 | 2 | 2015-10-03 | - | |
145 | 第12話 中学校での昼食 | 1590 | 2 | 2015-10-25 | - | |
160 | 第13話 初稽古! | 1541 | 2 | 2016-01-19 | - | |
111 | 第14話 夜のお仕事♪ | 1635 | 2 | 2016-01-23 | - | |
103 | 第15話 突撃!部活動見学! | 1538 | 2 | 2016-01-24 | - | |
160 | 第16話 幼馴染?との再開 | 1607 | 2 | 2016-01-27 | - | |
149 | 第17話 見学とお風呂時々弾力 | 1489 | 2 | 2016-01-28 | - | |
100 | 第18話入門書と午後の遊び | 1503 | 2 | 2016-01-30 | - | |
153 | 第19話両家の母親 | 1439 | 4 | 2016-01-31 | - | |
146 | seid02カンナ家への訪問 | 1551 | 4 | 2016-02-14 | - | |
113 | 第20話体験入部開始! | 1432 | 4 | 2016-03-01 | - | |
147 | 第21話 部活と日常と。 | 1419 | 4 | 2016-03-12 | - | |
161 | 第22話未知との邂逅 | 1318 | 2 | 2016-05-07 | - | |
139 | 第23話未知との交流 | 1247 | 4 | 2016-06-04 | - | |
99 | 第24話大型連休開始1日目 | 1205 | 4 | 2016-06-12 | - | |
92 | 第25話大型連休2日目 | 1077 | 2 | 2016-06-19 | - | |
103 | side03瑞樹と杏奈 | 1216 | 2 | 2016-06-26 | - | |
158 | 第26話:大型連休3日目 | 1308 | 4 | 2016-07-03 | - | |
132 | 第27話:大型連休4日目 | 1086 | 4 | 2016-07-17 | - | |
95 | seid04:カンナの休日 | 1315 | 2 | 2016-07-24 | - | |
137 | 第28話:大型連休5日目 | 1172 | 7 | 2016-08-14 | - | |
159 | 第29話:大型連休6日目 | 1013 | 2 | 2016-09-18 | - | |
104 | EX03:お祭り企画!? | 1106 | 5 | 2016-09-18 | - | |
97 | EX04:お祭り企画前座 | 1065 | 4 | 2016-09-25 | - | |
119 | EX05:特盛親子丼! | 1242 | 4 | 2016-09-25 | - | |
128 | EX06:瑞樹のお仕置き | 1147 | 2 | 2016-09-30 | - | |
132 | EX07:ぞうさん付杏奈ちゃん | 1087 | 2 | 2016-10-02 | - | |
118 | EX08:楓の行動力と代償 | 1039 | 0 | 2016-10-02 | - | |
136 | EX09:カンナ家へ潜入?! | 1095 | 2 | 2016-10-08 | - | |
98 | 第30話:葵と瑞樹の昔話 | 934 | 0 | 2016-11-06 | - | |
146 | 第31話大型連休最後の日 | 1145 | 6 | 2016-11-17 | - | |
137 | 第32話芹と詩音と時々未知 | 997 | 2 | 2017-02-08 | - | |
198 | 第33話:初めての中間テスト | 946 | 0 | 2017-05-10 | - | |
158 | 第34話:中間テスト② | 940 | 0 | 2017-05-17 | - | |
162 | 第35話中間テストと報告 | 1173 | 2 | 2017-06-04 | - | |
159 | 第36話伝説の黒猫? | 1079 | 0 | 2017-08-17 | - | |
148 | 第37話バナナ料理 | 756 | 0 | 2017-08-20 | - | |
156 | 第38話 兼部 | 947 | 0 | 2017-08-26 | - | |
139 | 第39話 夏休み | 982 | 2 | 2017-08-31 | - | |
142 | EX12:第1回人気投票結果発表 | 948 | 2 | 2017-09-01 | - | |
136 | EX13:瑞樹と2人の交わり | 1004 | 2 | 2017-09-03 | - | |
172 | EX14:葵とスイレンと | 962 | 2 | 2017-09-06 | - | |
132 | 第41話慰安旅行2日目 | 1103 | 4 | 2017-10-15 | - | |
148 | 第42話慰安旅行3日目 | 1012 | 0 | 2017-11-05 | - | |
110 | side04:ホテルの部屋では・・・ | 1148 | 0 | 2017-11-16 | - | |
133 | 2018_新年のご挨拶 | 884 | 0 | 2018-01-01 | - | |
133 | 第43話慰安旅行4日目 | 1083 | 0 | 2018-05-06 | - | |
67 | 第44話慰安旅行終盤まで。(おまけあり) | 861 | 2 | 2018-09-27 | - | |
111 | 第45話 杏奈の誕生日 | 1023 | 2 | 2018-10-05 | - | |
125 | 第46話歌舞姫部の合宿1話 | 886 | 2 | 2018-10-06 | - | |
113 | 47話 合宿2日目+特別企画?! | 876 | 10 | 2018-10-07 | - | |
106 | 48話 歌舞伎部合宿3日目‐進展 | 838 | 2 | 2018-10-11 | - | |
106 | 特別企画①_旅行 | 792 | 2 | 2018-10-14 | - | |
77 | 49話 サクラとの別れ…? | 769 | 2 | 2018-10-14 | - | |
73 | 特別企画②たった1日のサバイバル | 678 | 2 | 2018-10-21 | - | |
109 | 第50話 お見舞い | 844 | 2 | 2018-10-25 | - | |
149 | 特別企画③ 昔の姉 | 892 | 2 | 2018-10-31 | - | |
77 | 第51話 瑞樹とカンナの誕生日 | 1068 | 2 | 2019-01-27 | - | |
114 | 最終回 新たな春の風 | 871 | 4 | 2019-03-03 | - | |
135 | 番外編 葵×明日人 お正月の一幕 | 884 | 0 | 2019-03-14 | - | |
93 | 【番外編】葵×実 | 624 | 0 | 2019-04-14 | - | |
67 | 【番外編】杏奈と優のデート | 760 | 0 | 2019-05-07 | - | |
89 | 【番外編】カンナ*芹*詩音 | 884 | 0 | 2019-05-12 | - | |
80 | 【番外編】スイレン*椿 夜の巡回 | 708 | 0 | 2019-05-16 | - | |
97 | 【番外】杏奈*アザミ | 612 | 0 | 2019-05-18 | - | |
91 | 【番外編】定期的カップリング募集 | 903 | 13 | 2019-05-18 | - | |
161 | 【番外コラボ】 影薄の優等生 | 870 | 2 | 2019-05-26 | - | |
64 | 【番外コラボ】 タイムイズミステリアス | 580 | 2 | 2019-08-29 | - | |
76 | 【番外コラボ】錬金術師 | 724 | 2 | 2019-09-10 | - | |
52 | 【番外コラボ】5人のオカルト騒ぎ | 594 | 2 | 2019-09-25 | - | |
65 | 【番外コラボ】母性の女神? | 683 | 2 | 2019-09-26 | - | |
75 | 【番外コラボ】恋する追跡者 | 962 | 2 | 2019-09-27 | - |
更新情報 - NEW -
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Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
そして娘達の匂いクンカクンカ祭に咎めることはおろか、むしり応援するママン達。まさかママン達も通った道なのか?
お家訪問シリーズ、またやるかな… (2016-01-31 19:01)
若干瑞樹の真面目な性格を崩し、人目が無いところで…、みたいな感じにした所、思わぬ萌え要素が。今後はいじられる事もしばしばあるかも?
瑞樹はともかく葵は隙あれば瑞樹の匂いを嗅いでる為瑞樹のお母様にとっては聞きなれたものだったかもしれません。おっしゃる通り、お母様たちが通ってきた道という可能性もあります(考えてないだけ
御家訪問シリーズは多分今後もやります。
少なくてもカンナちゃんの家は絶対にやります(公約 (2016-01-31 20:03)
セルゲイは葵達にはものすごく悪い影響が…(汗
むっつりすけべな瑞樹に関しては、良い萌えポイントになればいいと考え付けました。
葵がカンナ家と遭遇する機会はものすごくあると思います( (2016-03-22 19:55)