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第13話 初稽古! 作:風鼠
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン…
佳澄「ん…授業終わりか。今日の授業はこれで終わりな。」
6時限目の授業の終了を告げる音が教室に鳴り響く。
佳澄「明日からは本格的な授業も始まるからなぁ~家に真っ直ぐ帰るようにしろよ~」
その音が鳴り終わると同時に先生はそう言いながら教室を退出する
葵「ふぇ~やっと授業終わった~」
椿「つ、疲れたでぃす…」
葵と椿ちゃんは先生が扉を閉めるとほぼ同時に机に突っ伏する。
瑞樹「まったく…今日から稽古もある事だし、二人とも帰るわよ」
葵「そうだね~♪杏奈ちゃん達も待ってることだし♪」
椿「う…稽古の事忘れてたでぇす…」
瑞樹「葵、忘れ物無いようにね」
葵「うぅ~分かってるよぉ~」
私達は、杏奈ちゃん達との待ち合わせ場所である昇降口に向かい歩き始める。
葵「あ!あそこにいるの、杏奈ちゃん達じゃないかな?」
瑞樹「…そうね。あの長身は直ぐに見つけやすいわね」
椿「ある意味便利でぇすね~」
昇降口に向かうと杏奈ちゃん達の姿を見つける。
葵「杏奈ちゃん、カンナちゃんお待たせ~♪」
杏奈「あ、葵ちゃん達だ」
カンナ「皆揃いましたね~」
葵が二人に駆け寄りながら声をかけるとほぼ同時にカンナちゃん達も私たちに気づく
瑞樹「少し待たせたみたいね。ごめんなさい」
カンナ「いえいえ、私達もつい先程着いたばかりですよ~」
椿「この後初めての稽古でぇすね~。」
杏奈「うん、そうだね。多分茜先輩が準備してるだからね。」
葵「それじゃ皆、帰ろぉ~♪」
葵の元気な声と共に私たちは、学校を後にし帰路を歩く。
瑞樹「どう?そっちのクラスの先生は?」
杏奈「うん、先生は熱血系だけど、いい先生みたいだよ。」
葵「へぇ~そうなんだ~。」
カンナ「そちらクラスのの先生はどんな方なんですか?」
椿「う~ん、気だるそうな女性‥でぇすかね。」
私たちは、帰路を歩きながらお互いの先生や授業の話題で会話に盛り上がる最中…
葵「あ、カンナちゃん達は、部活どこに入るの?」
葵は私達の少し前で後ろ歩きをしながら、二人に笑顔話しかける
カンナ「私は歌舞伎部に入ろうかなと考えてます。」
杏奈「僕は陸上部と歌舞伎部を兼任…かな。葵ちゃんは?」
葵「私も、もっちろん歌舞伎部だよ~♪」
葵は杏奈ちゃんの質問に対し、カバンを持たない左手でガッツポーズをしながら笑顔で元気よく答える。
葵「皆歌舞伎部だね~♪楽しみだなぁ~♪」
葵は無邪気な笑顔を浮かべ、後ろ歩きのまま今後の学生生活の妄想を始める
瑞樹「…!葵、危ない!」
葵「ほえ?…はう!」
後ろ歩きをしていた葵は電柱に気付かずカツンという音を立てつつ、電柱に後頭部をぶつける。
カンナ「葵ちゃん?!」
葵「いたた…」
電柱にぶつかった葵は少し体勢を崩し、電柱に寄り掛かる形で少しうずくまる。
瑞樹「まったくこの子は…昔から変わらないわね」
杏奈「葵ちゃん大丈夫?」
葵「うん…なんとか大丈夫みたい…」
葵は若干涙目になりつつも、杏奈ちゃんに手を借り再び立ち上がる
カンナ「葵ちゃん、歩けますか?」
葵「…うん!大丈夫、大丈夫!痛みも少し和らいだし♪」
カンナ「それならいいのですが…」
カンナちゃんは心配そうな目で葵を見る。
瑞樹「葵、今後は…」
葵「えへへ分かってるよぉ~今後から気を付ける~」
私の言葉を先を理解した葵は私の言葉を遮り、照れくさそうに答える
瑞樹「それならいいんだけど…」
葵「皆心配かけてごめんね♪稽古もあるし、皆帰ろう♪」
杏奈「葵ちゃんがいいなら…」
制服についた埃を少し叩いて払った葵は再び、元気に帰路を歩み始める
私を含め4人は一度顔を見合わせた後、先を歩いている葵と合流し共に再び帰路を歩みはじめる
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
葵「ただいま~…でいいのかな?」
電柱の一件から十数分話しながら歩き一座の門の前に辿り着く。
杏奈「いいんじゃないかな?僕達一応住み込みな訳だし」
彩愛「あら、皆、おかえり」
門を潜ると、箒をもった彩愛さんが入口周辺の掃除を行っていた
葵「あ、彩愛さんだ~ただいまです~」
瑞樹「ただいま帰りました。」
椿「疲れたでぇす…」
彩愛「ふふ、皆お疲れ様。でも、この後茜の稽古があるから覚悟してた方が良いわよ~♪」
葵「うう~本格的な稽古か~♪楽しみだなぁ~♪」
葵は目を輝かせ、楽しそうに語る。
彩愛「さ、皆。稽古前に早く荷物を部屋に置いて着替えなさい。」
5人「分かりました!」
私たちは彩愛さんに、私たちは部屋に向かい、彩愛さんは再び入口周辺の掃除を始める。
葵「稽古初日はどんな稽古かな?」
瑞樹「そうね…まず最初は、役者の為の体作り…とかじゃないかしら。」
部屋に向かう最中、葵は歩きながら今日の稽古の事を考え始める。
葵「それってつまり…筋トレ?」
杏奈「筋トレか~」
カンナ「私ついていけるかなぁ…」
杏奈「あ、そこは大丈夫だと思うよ。皆の体の事考えてメニュー決めていると思うから」
椿「その為の体力測定…でぇすか」
部屋に着いた私たちは靴を脱ぎ部屋に上がり、荷物を部屋の片隅に置き、お互いに制服を脱ぎ運動着へと着替え始める。
葵「運動着からいい匂いする~♪」
瑞樹「‥えぇ、今日の総長に、彩愛さんに頼んで洗濯機を借りて洗濯しておいたから。」
葵「ありがと~瑞樹~」
瑞樹(借りる条件が体中を撫でられることだった事は意外だったけど…)
葵はうれしそうに運動着を抱きしめ、運動着についた芳香剤の匂いを嗅ぎ始める
カンナ「はう…運動着のズボンを買うの忘れてた…」
制服を脱ぎ終わり、運動着をカバンから出そうとしていたカンナちゃんは、身体検査の時の事を思い出す(第09話参照)
杏奈「カンナちゃん、僕の替えの運動着のズボン貸そうか?短パンだけど…」
カンナ「はうう…杏奈ちゃん、ありがとう。短パンを貸してください」
杏奈「うん、いいよ。はい」
杏奈ちゃんは代えの紺色の短パンをカバンから取り出しカンナちゃんに手渡す
カンナ(はわわわ…他の人の服を着るのは初めてです)(///)
カンナちゃんは顔を赤くしつつ借りた短パンを穿く。
楓(短パンのカンナちゃんはものすごく目の保養になりますの~)
カンナ「ひゃあ?!」
カンナちゃんが上げた声に、4人がカンナちゃんの方に視線を送る。
葵「何、何?!どうしたのカンナちゃん?!」
カンナ「その…納戸から…楓さんの声が…」
カンナちゃんは、普段は布団などを置いている納戸の方を指さす。
私たちもその納戸に視線を移すと、ほんのわずかに納戸が開いている。
葵「あれ?あそこ帰ってきた時開いてたっけ?」
杏奈「…いや、帰ってきた時には開いてなかったと思うよ。」
瑞樹「学校行くときも、椿ちゃんの布団を入れた後ちゃんと閉めたと記憶してるわ」
それぞれが学校に行く前や帰ってきた時の納戸の状態から違和感を覚える中…
楓「ふふふ!ばれたのなら仕方ない!とお!」
指さした納戸からガララという音と共にビデオカメラを持って撮影を行う楓さんが現れる。
瑞樹「…なに…やってるんですか、楓さん」
楓「いや~、1年間新人の子達の様子を撮影するのが決まりでね~♪」
楓さんは照れながらそういって嬉しそうにまだ半分下着姿の私たちにカメラを向ける。
葵「それって、記念DVDってやつですか♪」
興味をもった葵が、目を輝かせ楓さんのカメラに近寄る。
杏奈「楓さんその…どこからとってたんですか?」
椿「もしかして…最初からでぇすか!?」
楓「もっちろん、今撮ったのは制服脱ぐ所から下着の状態と運動着を着る所まで」
カンナ「その‥下着まで撮る必要性は…あるのでしょうか…」
楓「いや~オマケコーナー的な感じでDVDに入れて、楽しもうかなぁ~と」
カンナ「はうう‥入れないで下さい~」(///)
カンナちゃんが駆け足で楓さんに詰め寄る。
楓「隙あり!」
カンナ「ひゃあ!?」
楓さんは詰め寄ったカンナちゃんの腰に両手を廻し、器用にカメラを私たちに向けながら頭をカンナちゃんの胸に埋める様に抱き付く。
楓「ふぁあぁ~!下着越しのカンナちゃんの胸の感触も癖になりそぉ~♪」
カンナ「ひゃうぅぅ~楓さん、やめてくださいぃ~」(///)
楓「♪~」
カンナちゃんは嬉しそうな声を上げる楓さんを胸から引き離そうと楓さんの両肩を押しているものの、楓さんの体との距離は中々変わらない。
杏奈「この人は…楓さんカンナちゃんから離れてあげてください。この後茜さんの稽古もありますし…」
楓「そうなんだ~、じゃあ仕方ないね~」
杏奈ちゃんの言葉を聞いた楓さんは杏奈ちゃんとカンナちゃんの顔をそれぞれ見た後、素直に腰に回していた両手を体から離す。
カンナ「はううう…助かりました。ホントに杏奈ちゃんありがとぉ」(うるうる)
杏奈「い、いいよ、カンナちゃん。お礼なんてしなくてもいいよ」
楓さんから離れたカンナちゃんは、涙目で杏奈ちゃんの右腕を両手で握りながら、感謝の言葉を述べる。
葵「楓先輩!DVDいつ頃できるんですか?!」
楓「う~ん撮影も編集の作業もあるし…来年の5月ごろのお楽しみだぞ~♪」
葵「私すっごく楽しみにしてます~♪」
その一方で楽しそうな顔を浮かべ、DVDの完成を無邪気に燥ぐ葵。
彩愛「…?皆、まだ部屋にいたの?」
葵「あ、彩愛さんだ」
楓「う、彩愛先…輩…」
楓先輩との一軒のなか、掃除を終えた彩愛さんが、不思議そうに部屋に入ってくる
彩愛「茜の準備はとっくに終わってるみたいよ、稽古場に早く行ってあげたら?」
葵「は!そうでした!」
彩愛先輩の言葉を聞いた葵は声を上げ驚いた表情をする
彩愛「楓の事は私に任せて、皆は稽古に行って…ね?」
楓「う…」
彩愛さんは、楓さんをちらりと見た後、再び私たちを見る
葵「は~い、分かりました♪」
葵は、彩愛さんに手を上げ、元気に答える。
瑞樹「…そうですね。」
私たちは手早く着替え、部屋に楓先輩と彩愛先輩を残し、少し駆け足で稽古場に向かう
楓「わ、私もこの隙に稽古場へ…」
彩愛「さて…楓、逃がさないわよ。」
楓「ぎく!あや…め…せん…ぱい」
彩愛「…今日はどう、可愛がってあげようかしら。」
楓「…いやぁあ!?」
翌日まで、楓先輩を正常な姿で見た人はいなかった。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
茜「や、皆待ってたよ。」
稽古場に入るとそこには既に、茜先輩が準備を終え、待ち伏せするかの如く、にこやかな笑顔を浮かべ腕を組みながら立っていた。
半袖に長ズボンの運動着を着た茜先輩は、お風呂で見た時以上にその体を大きく、より魅力的に見えていた。
葵「茜先輩今日は何をするんですか?」
茜「とりあえず…初日だから、基礎トレーニングからかな?」
瑞樹(やっぱりね…)
葵「体力作りですか~」
茜「うん、体力結構いるからね~。」
杏奈「で…何からやるんですか?」
茜「そうだね~最初は、ほんと簡単な筋トレからだよ。腕立てとか、腹筋とか。」
椿「そ、それ位だったら、なんとか…」
茜「うん。じゃあ、とにかく始めようか。腕立て1000本からね」
椿「え」
葵「ひぃ…ひぃ…辛いよぉ~」
杏奈「♪~」
椿「も、もう…むり…でぇす…」
茜「まだ672回目だよ。椿ちゃん。まだ腹筋1000回もあるんだから」
葵「死ぃ~ぬぅ~」
瑞樹「さすがに…予想外ね…」
カンナ「はうう~…腕の感覚が…もう…」
数分後
茜「はい、1000回終了~」
葵「ふぇ~、疲れたぁ~」(バタッ)
葵は、1000回目終了の合図と同時に、床に倒れ込む
瑞樹「はぁ…これが当分続くのね…」
椿「…」
杏奈「椿ちゃん、大丈夫?」
椿「か、川の…川の向こうに花畑が…」
杏奈「…うん、大丈夫じゃないね。」
カンナ「た、大変です…」
茜「皆お疲れ~10分休憩したら、次腹筋1000回だからね」
葵「はうう~」
約2時間後
茜「うん、スクワット500回目だね。今日の基礎トレはこンな感じかな。」
葵「ふぇえ~…もう動けないよぉ~」
杏奈「はは…僕も、今日はまともにもう動けそうにないや‥」
椿「…」
カンナ「今日は…熟睡できそうです…」
瑞樹「…お風呂に入りたいわ…」
終了時の合図と共に私たちはそれぞれ一通りの厳しい目の基礎トレを終え、全員が倒れ込むようにその場に座り込む。
茜「皆よく頑張ったね。」
茜先輩は全員を見て、人懐っこい笑顔を浮かべ、本心からであろう言葉で私たちを褒める。
葵「茜せんぱぁ~い、明日もこのメニューですかぁ~」
茜「うん、最初の2か月間位はこのメニューで、その後は、このメニューに加えて、本格的な稽古が始まるからね」
葵「はううぅ~大変だなぁ~」
葵は大の字になり、稽古場に横たわる。
瑞樹(…これは…明日全身筋肉痛ね…)
スイレン「ん…皆…お疲れ…様」
カンナ「はわわ…スイレンさんだぁ」(///)
茜「お、スイレン!…学校、終わったみたいだね」
スイレン「うん…今から…練習…する」
有名大学の進学率80%以上の学力を誇るお嬢様学校として有名な中高一貫校の制服を着たスイレン先輩が稽古場に入ってくる。
茜「練習…って、またここで着替えするのかい?」
スイレン「うん」
カンナ「え…着替えって…」
私達がその言葉の意味を理解し終わる前にスイレン先輩はおもむろに制服を脱ぎ始める
私達5人がその行動に少し唖然としてる中スイレン先輩が制服の下に来ていた猫のTシャツを脱ぎ終わり、下着のみの状態となる。
漆黒の下着が元々白くきれいな肌や美しいボディラインをより一層に引き立てて、恥じらいを感じないスイレン先輩は凛とした雰囲気を纏っていた。
私がそのあまりの美しさに瞬きや呼吸すら忘れ釘付けになっていた十数秒という時間が数分、いや数時間のように感じる程に。
葵「綺麗…」
杏奈「うん」
椿「釘づけでぇす」
葵、杏奈ちゃん、椿ちゃんの3人は私同様に釘づけになっていた。
カンナ「あわわわ…」(///)
カンナちゃんは両の目をそれぞれ片手で塞いでいるものの、指の間から覗いており、今まで以上に顔を見たこともない程赤めらせていた。
スイレン「?…どうしたの…みんな」
どうやら気が付いてないらしい。どうやらマイペースで天然な性格みたい。
茜「いや…スイレンが急に脱ぐから驚いてただけだよ。…それよりスイレン。着替えは?」
スイレン「着替え…?…あ…部屋」
茜「もう…スイレンは…仕方ないね。私が後でとってきてあげるから…」
スイレン「ありがとう…ございます。茜…先輩。」
世間じゃ…冷静沈着な性格という噂だけど…どうやらそうじゃないみたいね。これが素の彼女と言うべきかしら。
彩愛「皆、お風呂湧いたわよ~♪」
その空間の稽古場に彩愛先輩が爽やかな笑顔で入ってくる
茜「タイミング良いね~彩愛」
彩愛「それはそうよ。だってタイミング計ってたもの。それにしても皆汗だくね~♪」
葵「はい…彩愛さん…ありがとう…ございます」
瑞樹「皆‥お風呂入りましょ…明日も学校あるから…」
杏奈「そうだね…カンナちゃん、椿ちゃん動ける?」
カンナ「はい…私はなんとか…」
椿「お風呂までだったら…なんとかなるでぇす…」
私、カンナちゃん、椿ちゃん、杏奈ちゃんの4人は、力を振り絞りなんとか立ち上がるが…
葵「立てないよぉ~瑞樹ぃ~手貸してぇ~」
瑞樹「まったくこの子は…はい」
私は尻餅をついている葵に、手を差し出す
葵「ありがと瑞樹ぃ~…おおっと!」
瑞樹「きゃっ!…もうしっかりしてよ」
私の手を借り立ち上がった葵は立ち上がった瞬間に足が安定しなかったため体勢を少し崩し、私と葵は抱き合う形になる。
葵「えへへ~ありがと瑞樹~♪ん~瑞樹の汗の匂い~♪」
葵は、その拍子に私に抱き付き始め、自分の鼻を私の首筋へと近づける。
瑞樹「ちょ‥何嗅いでるのよ、この子は」(///)
葵「えへ~♪瑞樹の事好き~」
瑞樹「もう…仕方…ないわね」
私は抵抗するのを諦め、葵に抱き着かれる形でお風呂場へ向かう
茜「…じゃあスイレン、部屋にある着替え…取ってきてあげるから、すこし待っててね。」
彩愛「スイレンは今から稽古?」
スイレン「うん…でも…着替えを…部屋に忘れて‥茜先輩に…着替え…持ってきて…もらう事に…なったの」
彩愛「ふふ、じゃあそれまでの間、私と二人で準備運動でもしてましょうか?」
スイレン「うん…」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
葵「ふへ~運動後のご飯は美味しかったなあぁ~」
杏奈「だね~」
カンナ「稽古の疲れが少し取れました~♪」
瑞樹「そうね。」
椿「ん…ふぁあ…眠いです…」
いつもより長めのお風呂から上がった後、食堂で晩御飯を済ませた後、既に時間は9時を過ぎていた為、就寝する為に私達の部屋へ向かっており、私達はかるい会話を交わす。
そのうちに真っ直ぐ進めば私達の部屋がある今後、入るであろう新人の為の部屋がある廊下に、右に曲がれば稽古場や体育館等の設備や、その先には彩愛さんたちが住む部屋があるT字路の廊下に差し掛かる。
葵「ほえ?稽古場の電気が付いてる」
杏奈「…?…あ、ホントだ」
葵の言葉を聞き私たちが稽古場へと向かう廊下を見ると稽古場の扉の隙間からかすかに灯りが零れている
瑞樹「…かすかに物音がするわね。」
カンナ「…スイレン先輩がまだ練習してるのでしょうか?」
葵「少し覗いちゃおう♪」
椿「そうするでぇす!」
カンナ「うう…良いのかなぁ…」
扉の隙間から私達が稽古場を覗くと、赤い着物を着て、立派な簪を付けたスイレン先輩の姿が一人で稽古を行っている。
杏奈「ちゃんと着替え持ってきてもらったんだね」
葵「でもあの格好なんの格好かな?」
瑞樹「あの格好って…姫様の服じゃない。」
カンナ「似合ってますぅ」(///)
声や音は聞こえないものの、遠目からでも、その舞は美しく、儚く、その一動作全てに心を奪われる。
私の目では到底練習とは思えない程の迫力を、印象を私達5人に脳裏に植え付ける。
葵「やっぱりすごく綺麗だなぁ~♪」
杏奈「そうだね~女性として憧れるというか…」
カンナ「遅くまで練習なんてすごいです~
瑞樹「ホント…努力家なのね…」
葵「私たちもスイレン先輩見たいに頑張らないと!」
杏奈「じゃあ、僕たちが今できる事をしっかりやらなきゃね♪」
椿「…今…できるの…寝る事…でぇす…」
カンナ「ふふ…椿ちゃん、そうですね♪」
瑞樹「葵、それじゃ早く部屋で体を休めるわよ。」
葵「は~い」
私達は、稽古の邪魔をしないよう、静かに稽古場を後にし、再び部屋へと向かう。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
部屋に着いた私たちは、寝る格好に着替えた後稽古の疲労で布団を敷くのに多少時間が掛かったものの、5人分の布団をなんとか敷き終わる。
葵「お布団ふかふか~♪」
瑞樹「ふう…疲れた」
椿「(すやすや)」
カンナ「ふふ…椿ちゃんもう寝ちゃってる。可愛いです」
杏奈「今日はホント疲れたからね…」
瑞樹「まだ電気ついてるのに…椿ちゃんはもう」
葵「疲れたし私達ももう寝ようか♪」
杏奈「うんそうだね。明日も学校もあることだし」
カンナ「ふぁあ…では私達も寝ましょうか。」
瑞樹「私が椿ちゃんの布団を掛け直すついでに電気も消すわ。」
葵「瑞樹おねがぁい~」
葵のあくび交じりの言葉を聞きつつ、私は寝てしまった椿ちゃんにしっかりと布団を掛けなおす。
その後、電気のスイッチのボタンに指で触れる。
瑞樹「じゃあ、電気消すわよ」
一回、確認の為に部屋の5人の状態を見る。
スイレン「その前に…ちょっといい…かな」
私が電気を消そうとスイッチを押そうと思った瞬間、部屋の入り口から声がし、玄関の方へと視線を移す。
そこには、三毛猫の顔が中央に大きくプリントされた白色のTシャツに、無地の黒色の短パンのスイレン先輩の姿が。
カンナ「あわわ…スイレン先輩だぁ」(///)
瑞樹「スイレン先輩…なにか用ですか?」
スイレン「うん…葵ちゃん…に用があって‥」
葵「‥?スイレン先輩、私に何か用ですか?」
葵は布団から出て、スイレン先輩に少し駆け寄る様に近づく。
スイレン「うん…今日…葵ちゃんに…夜のお仕事…あるから…付き合って…欲しいの」
佳澄「ん…授業終わりか。今日の授業はこれで終わりな。」
6時限目の授業の終了を告げる音が教室に鳴り響く。
佳澄「明日からは本格的な授業も始まるからなぁ~家に真っ直ぐ帰るようにしろよ~」
その音が鳴り終わると同時に先生はそう言いながら教室を退出する
葵「ふぇ~やっと授業終わった~」
椿「つ、疲れたでぃす…」
葵と椿ちゃんは先生が扉を閉めるとほぼ同時に机に突っ伏する。
瑞樹「まったく…今日から稽古もある事だし、二人とも帰るわよ」
葵「そうだね~♪杏奈ちゃん達も待ってることだし♪」
椿「う…稽古の事忘れてたでぇす…」
瑞樹「葵、忘れ物無いようにね」
葵「うぅ~分かってるよぉ~」
私達は、杏奈ちゃん達との待ち合わせ場所である昇降口に向かい歩き始める。
葵「あ!あそこにいるの、杏奈ちゃん達じゃないかな?」
瑞樹「…そうね。あの長身は直ぐに見つけやすいわね」
椿「ある意味便利でぇすね~」
昇降口に向かうと杏奈ちゃん達の姿を見つける。
葵「杏奈ちゃん、カンナちゃんお待たせ~♪」
杏奈「あ、葵ちゃん達だ」
カンナ「皆揃いましたね~」
葵が二人に駆け寄りながら声をかけるとほぼ同時にカンナちゃん達も私たちに気づく
瑞樹「少し待たせたみたいね。ごめんなさい」
カンナ「いえいえ、私達もつい先程着いたばかりですよ~」
椿「この後初めての稽古でぇすね~。」
杏奈「うん、そうだね。多分茜先輩が準備してるだからね。」
葵「それじゃ皆、帰ろぉ~♪」
葵の元気な声と共に私たちは、学校を後にし帰路を歩く。
瑞樹「どう?そっちのクラスの先生は?」
杏奈「うん、先生は熱血系だけど、いい先生みたいだよ。」
葵「へぇ~そうなんだ~。」
カンナ「そちらクラスのの先生はどんな方なんですか?」
椿「う~ん、気だるそうな女性‥でぇすかね。」
私たちは、帰路を歩きながらお互いの先生や授業の話題で会話に盛り上がる最中…
葵「あ、カンナちゃん達は、部活どこに入るの?」
葵は私達の少し前で後ろ歩きをしながら、二人に笑顔話しかける
カンナ「私は歌舞伎部に入ろうかなと考えてます。」
杏奈「僕は陸上部と歌舞伎部を兼任…かな。葵ちゃんは?」
葵「私も、もっちろん歌舞伎部だよ~♪」
葵は杏奈ちゃんの質問に対し、カバンを持たない左手でガッツポーズをしながら笑顔で元気よく答える。
葵「皆歌舞伎部だね~♪楽しみだなぁ~♪」
葵は無邪気な笑顔を浮かべ、後ろ歩きのまま今後の学生生活の妄想を始める
瑞樹「…!葵、危ない!」
葵「ほえ?…はう!」
後ろ歩きをしていた葵は電柱に気付かずカツンという音を立てつつ、電柱に後頭部をぶつける。
カンナ「葵ちゃん?!」
葵「いたた…」
電柱にぶつかった葵は少し体勢を崩し、電柱に寄り掛かる形で少しうずくまる。
瑞樹「まったくこの子は…昔から変わらないわね」
杏奈「葵ちゃん大丈夫?」
葵「うん…なんとか大丈夫みたい…」
葵は若干涙目になりつつも、杏奈ちゃんに手を借り再び立ち上がる
カンナ「葵ちゃん、歩けますか?」
葵「…うん!大丈夫、大丈夫!痛みも少し和らいだし♪」
カンナ「それならいいのですが…」
カンナちゃんは心配そうな目で葵を見る。
瑞樹「葵、今後は…」
葵「えへへ分かってるよぉ~今後から気を付ける~」
私の言葉を先を理解した葵は私の言葉を遮り、照れくさそうに答える
瑞樹「それならいいんだけど…」
葵「皆心配かけてごめんね♪稽古もあるし、皆帰ろう♪」
杏奈「葵ちゃんがいいなら…」
制服についた埃を少し叩いて払った葵は再び、元気に帰路を歩み始める
私を含め4人は一度顔を見合わせた後、先を歩いている葵と合流し共に再び帰路を歩みはじめる
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
葵「ただいま~…でいいのかな?」
電柱の一件から十数分話しながら歩き一座の門の前に辿り着く。
杏奈「いいんじゃないかな?僕達一応住み込みな訳だし」
彩愛「あら、皆、おかえり」
門を潜ると、箒をもった彩愛さんが入口周辺の掃除を行っていた
葵「あ、彩愛さんだ~ただいまです~」
瑞樹「ただいま帰りました。」
椿「疲れたでぇす…」
彩愛「ふふ、皆お疲れ様。でも、この後茜の稽古があるから覚悟してた方が良いわよ~♪」
葵「うう~本格的な稽古か~♪楽しみだなぁ~♪」
葵は目を輝かせ、楽しそうに語る。
彩愛「さ、皆。稽古前に早く荷物を部屋に置いて着替えなさい。」
5人「分かりました!」
私たちは彩愛さんに、私たちは部屋に向かい、彩愛さんは再び入口周辺の掃除を始める。
葵「稽古初日はどんな稽古かな?」
瑞樹「そうね…まず最初は、役者の為の体作り…とかじゃないかしら。」
部屋に向かう最中、葵は歩きながら今日の稽古の事を考え始める。
葵「それってつまり…筋トレ?」
杏奈「筋トレか~」
カンナ「私ついていけるかなぁ…」
杏奈「あ、そこは大丈夫だと思うよ。皆の体の事考えてメニュー決めていると思うから」
椿「その為の体力測定…でぇすか」
部屋に着いた私たちは靴を脱ぎ部屋に上がり、荷物を部屋の片隅に置き、お互いに制服を脱ぎ運動着へと着替え始める。
葵「運動着からいい匂いする~♪」
瑞樹「‥えぇ、今日の総長に、彩愛さんに頼んで洗濯機を借りて洗濯しておいたから。」
葵「ありがと~瑞樹~」
瑞樹(借りる条件が体中を撫でられることだった事は意外だったけど…)
葵はうれしそうに運動着を抱きしめ、運動着についた芳香剤の匂いを嗅ぎ始める
カンナ「はう…運動着のズボンを買うの忘れてた…」
制服を脱ぎ終わり、運動着をカバンから出そうとしていたカンナちゃんは、身体検査の時の事を思い出す(第09話参照)
杏奈「カンナちゃん、僕の替えの運動着のズボン貸そうか?短パンだけど…」
カンナ「はうう…杏奈ちゃん、ありがとう。短パンを貸してください」
杏奈「うん、いいよ。はい」
杏奈ちゃんは代えの紺色の短パンをカバンから取り出しカンナちゃんに手渡す
カンナ(はわわわ…他の人の服を着るのは初めてです)(///)
カンナちゃんは顔を赤くしつつ借りた短パンを穿く。
楓(短パンのカンナちゃんはものすごく目の保養になりますの~)
カンナ「ひゃあ?!」
カンナちゃんが上げた声に、4人がカンナちゃんの方に視線を送る。
葵「何、何?!どうしたのカンナちゃん?!」
カンナ「その…納戸から…楓さんの声が…」
カンナちゃんは、普段は布団などを置いている納戸の方を指さす。
私たちもその納戸に視線を移すと、ほんのわずかに納戸が開いている。
葵「あれ?あそこ帰ってきた時開いてたっけ?」
杏奈「…いや、帰ってきた時には開いてなかったと思うよ。」
瑞樹「学校行くときも、椿ちゃんの布団を入れた後ちゃんと閉めたと記憶してるわ」
それぞれが学校に行く前や帰ってきた時の納戸の状態から違和感を覚える中…
楓「ふふふ!ばれたのなら仕方ない!とお!」
指さした納戸からガララという音と共にビデオカメラを持って撮影を行う楓さんが現れる。
瑞樹「…なに…やってるんですか、楓さん」
楓「いや~、1年間新人の子達の様子を撮影するのが決まりでね~♪」
楓さんは照れながらそういって嬉しそうにまだ半分下着姿の私たちにカメラを向ける。
葵「それって、記念DVDってやつですか♪」
興味をもった葵が、目を輝かせ楓さんのカメラに近寄る。
杏奈「楓さんその…どこからとってたんですか?」
椿「もしかして…最初からでぇすか!?」
楓「もっちろん、今撮ったのは制服脱ぐ所から下着の状態と運動着を着る所まで」
カンナ「その‥下着まで撮る必要性は…あるのでしょうか…」
楓「いや~オマケコーナー的な感じでDVDに入れて、楽しもうかなぁ~と」
カンナ「はうう‥入れないで下さい~」(///)
カンナちゃんが駆け足で楓さんに詰め寄る。
楓「隙あり!」
カンナ「ひゃあ!?」
楓さんは詰め寄ったカンナちゃんの腰に両手を廻し、器用にカメラを私たちに向けながら頭をカンナちゃんの胸に埋める様に抱き付く。
楓「ふぁあぁ~!下着越しのカンナちゃんの胸の感触も癖になりそぉ~♪」
カンナ「ひゃうぅぅ~楓さん、やめてくださいぃ~」(///)
楓「♪~」
カンナちゃんは嬉しそうな声を上げる楓さんを胸から引き離そうと楓さんの両肩を押しているものの、楓さんの体との距離は中々変わらない。
杏奈「この人は…楓さんカンナちゃんから離れてあげてください。この後茜さんの稽古もありますし…」
楓「そうなんだ~、じゃあ仕方ないね~」
杏奈ちゃんの言葉を聞いた楓さんは杏奈ちゃんとカンナちゃんの顔をそれぞれ見た後、素直に腰に回していた両手を体から離す。
カンナ「はううう…助かりました。ホントに杏奈ちゃんありがとぉ」(うるうる)
杏奈「い、いいよ、カンナちゃん。お礼なんてしなくてもいいよ」
楓さんから離れたカンナちゃんは、涙目で杏奈ちゃんの右腕を両手で握りながら、感謝の言葉を述べる。
葵「楓先輩!DVDいつ頃できるんですか?!」
楓「う~ん撮影も編集の作業もあるし…来年の5月ごろのお楽しみだぞ~♪」
葵「私すっごく楽しみにしてます~♪」
その一方で楽しそうな顔を浮かべ、DVDの完成を無邪気に燥ぐ葵。
彩愛「…?皆、まだ部屋にいたの?」
葵「あ、彩愛さんだ」
楓「う、彩愛先…輩…」
楓先輩との一軒のなか、掃除を終えた彩愛さんが、不思議そうに部屋に入ってくる
彩愛「茜の準備はとっくに終わってるみたいよ、稽古場に早く行ってあげたら?」
葵「は!そうでした!」
彩愛先輩の言葉を聞いた葵は声を上げ驚いた表情をする
彩愛「楓の事は私に任せて、皆は稽古に行って…ね?」
楓「う…」
彩愛さんは、楓さんをちらりと見た後、再び私たちを見る
葵「は~い、分かりました♪」
葵は、彩愛さんに手を上げ、元気に答える。
瑞樹「…そうですね。」
私たちは手早く着替え、部屋に楓先輩と彩愛先輩を残し、少し駆け足で稽古場に向かう
楓「わ、私もこの隙に稽古場へ…」
彩愛「さて…楓、逃がさないわよ。」
楓「ぎく!あや…め…せん…ぱい」
彩愛「…今日はどう、可愛がってあげようかしら。」
楓「…いやぁあ!?」
翌日まで、楓先輩を正常な姿で見た人はいなかった。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
茜「や、皆待ってたよ。」
稽古場に入るとそこには既に、茜先輩が準備を終え、待ち伏せするかの如く、にこやかな笑顔を浮かべ腕を組みながら立っていた。
半袖に長ズボンの運動着を着た茜先輩は、お風呂で見た時以上にその体を大きく、より魅力的に見えていた。
葵「茜先輩今日は何をするんですか?」
茜「とりあえず…初日だから、基礎トレーニングからかな?」
瑞樹(やっぱりね…)
葵「体力作りですか~」
茜「うん、体力結構いるからね~。」
杏奈「で…何からやるんですか?」
茜「そうだね~最初は、ほんと簡単な筋トレからだよ。腕立てとか、腹筋とか。」
椿「そ、それ位だったら、なんとか…」
茜「うん。じゃあ、とにかく始めようか。腕立て1000本からね」
椿「え」
葵「ひぃ…ひぃ…辛いよぉ~」
杏奈「♪~」
椿「も、もう…むり…でぇす…」
茜「まだ672回目だよ。椿ちゃん。まだ腹筋1000回もあるんだから」
葵「死ぃ~ぬぅ~」
瑞樹「さすがに…予想外ね…」
カンナ「はうう~…腕の感覚が…もう…」
数分後
茜「はい、1000回終了~」
葵「ふぇ~、疲れたぁ~」(バタッ)
葵は、1000回目終了の合図と同時に、床に倒れ込む
瑞樹「はぁ…これが当分続くのね…」
椿「…」
杏奈「椿ちゃん、大丈夫?」
椿「か、川の…川の向こうに花畑が…」
杏奈「…うん、大丈夫じゃないね。」
カンナ「た、大変です…」
茜「皆お疲れ~10分休憩したら、次腹筋1000回だからね」
葵「はうう~」
約2時間後
茜「うん、スクワット500回目だね。今日の基礎トレはこンな感じかな。」
葵「ふぇえ~…もう動けないよぉ~」
杏奈「はは…僕も、今日はまともにもう動けそうにないや‥」
椿「…」
カンナ「今日は…熟睡できそうです…」
瑞樹「…お風呂に入りたいわ…」
終了時の合図と共に私たちはそれぞれ一通りの厳しい目の基礎トレを終え、全員が倒れ込むようにその場に座り込む。
茜「皆よく頑張ったね。」
茜先輩は全員を見て、人懐っこい笑顔を浮かべ、本心からであろう言葉で私たちを褒める。
葵「茜せんぱぁ~い、明日もこのメニューですかぁ~」
茜「うん、最初の2か月間位はこのメニューで、その後は、このメニューに加えて、本格的な稽古が始まるからね」
葵「はううぅ~大変だなぁ~」
葵は大の字になり、稽古場に横たわる。
瑞樹(…これは…明日全身筋肉痛ね…)
スイレン「ん…皆…お疲れ…様」
カンナ「はわわ…スイレンさんだぁ」(///)
茜「お、スイレン!…学校、終わったみたいだね」
スイレン「うん…今から…練習…する」
有名大学の進学率80%以上の学力を誇るお嬢様学校として有名な中高一貫校の制服を着たスイレン先輩が稽古場に入ってくる。
茜「練習…って、またここで着替えするのかい?」
スイレン「うん」
カンナ「え…着替えって…」
私達がその言葉の意味を理解し終わる前にスイレン先輩はおもむろに制服を脱ぎ始める
私達5人がその行動に少し唖然としてる中スイレン先輩が制服の下に来ていた猫のTシャツを脱ぎ終わり、下着のみの状態となる。
漆黒の下着が元々白くきれいな肌や美しいボディラインをより一層に引き立てて、恥じらいを感じないスイレン先輩は凛とした雰囲気を纏っていた。
私がそのあまりの美しさに瞬きや呼吸すら忘れ釘付けになっていた十数秒という時間が数分、いや数時間のように感じる程に。
葵「綺麗…」
杏奈「うん」
椿「釘づけでぇす」
葵、杏奈ちゃん、椿ちゃんの3人は私同様に釘づけになっていた。
カンナ「あわわわ…」(///)
カンナちゃんは両の目をそれぞれ片手で塞いでいるものの、指の間から覗いており、今まで以上に顔を見たこともない程赤めらせていた。
スイレン「?…どうしたの…みんな」
どうやら気が付いてないらしい。どうやらマイペースで天然な性格みたい。
茜「いや…スイレンが急に脱ぐから驚いてただけだよ。…それよりスイレン。着替えは?」
スイレン「着替え…?…あ…部屋」
茜「もう…スイレンは…仕方ないね。私が後でとってきてあげるから…」
スイレン「ありがとう…ございます。茜…先輩。」
世間じゃ…冷静沈着な性格という噂だけど…どうやらそうじゃないみたいね。これが素の彼女と言うべきかしら。
彩愛「皆、お風呂湧いたわよ~♪」
その空間の稽古場に彩愛先輩が爽やかな笑顔で入ってくる
茜「タイミング良いね~彩愛」
彩愛「それはそうよ。だってタイミング計ってたもの。それにしても皆汗だくね~♪」
葵「はい…彩愛さん…ありがとう…ございます」
瑞樹「皆‥お風呂入りましょ…明日も学校あるから…」
杏奈「そうだね…カンナちゃん、椿ちゃん動ける?」
カンナ「はい…私はなんとか…」
椿「お風呂までだったら…なんとかなるでぇす…」
私、カンナちゃん、椿ちゃん、杏奈ちゃんの4人は、力を振り絞りなんとか立ち上がるが…
葵「立てないよぉ~瑞樹ぃ~手貸してぇ~」
瑞樹「まったくこの子は…はい」
私は尻餅をついている葵に、手を差し出す
葵「ありがと瑞樹ぃ~…おおっと!」
瑞樹「きゃっ!…もうしっかりしてよ」
私の手を借り立ち上がった葵は立ち上がった瞬間に足が安定しなかったため体勢を少し崩し、私と葵は抱き合う形になる。
葵「えへへ~ありがと瑞樹~♪ん~瑞樹の汗の匂い~♪」
葵は、その拍子に私に抱き付き始め、自分の鼻を私の首筋へと近づける。
瑞樹「ちょ‥何嗅いでるのよ、この子は」(///)
葵「えへ~♪瑞樹の事好き~」
瑞樹「もう…仕方…ないわね」
私は抵抗するのを諦め、葵に抱き着かれる形でお風呂場へ向かう
茜「…じゃあスイレン、部屋にある着替え…取ってきてあげるから、すこし待っててね。」
彩愛「スイレンは今から稽古?」
スイレン「うん…でも…着替えを…部屋に忘れて‥茜先輩に…着替え…持ってきて…もらう事に…なったの」
彩愛「ふふ、じゃあそれまでの間、私と二人で準備運動でもしてましょうか?」
スイレン「うん…」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
葵「ふへ~運動後のご飯は美味しかったなあぁ~」
杏奈「だね~」
カンナ「稽古の疲れが少し取れました~♪」
瑞樹「そうね。」
椿「ん…ふぁあ…眠いです…」
いつもより長めのお風呂から上がった後、食堂で晩御飯を済ませた後、既に時間は9時を過ぎていた為、就寝する為に私達の部屋へ向かっており、私達はかるい会話を交わす。
そのうちに真っ直ぐ進めば私達の部屋がある今後、入るであろう新人の為の部屋がある廊下に、右に曲がれば稽古場や体育館等の設備や、その先には彩愛さんたちが住む部屋があるT字路の廊下に差し掛かる。
葵「ほえ?稽古場の電気が付いてる」
杏奈「…?…あ、ホントだ」
葵の言葉を聞き私たちが稽古場へと向かう廊下を見ると稽古場の扉の隙間からかすかに灯りが零れている
瑞樹「…かすかに物音がするわね。」
カンナ「…スイレン先輩がまだ練習してるのでしょうか?」
葵「少し覗いちゃおう♪」
椿「そうするでぇす!」
カンナ「うう…良いのかなぁ…」
扉の隙間から私達が稽古場を覗くと、赤い着物を着て、立派な簪を付けたスイレン先輩の姿が一人で稽古を行っている。
杏奈「ちゃんと着替え持ってきてもらったんだね」
葵「でもあの格好なんの格好かな?」
瑞樹「あの格好って…姫様の服じゃない。」
カンナ「似合ってますぅ」(///)
声や音は聞こえないものの、遠目からでも、その舞は美しく、儚く、その一動作全てに心を奪われる。
私の目では到底練習とは思えない程の迫力を、印象を私達5人に脳裏に植え付ける。
葵「やっぱりすごく綺麗だなぁ~♪」
杏奈「そうだね~女性として憧れるというか…」
カンナ「遅くまで練習なんてすごいです~
瑞樹「ホント…努力家なのね…」
葵「私たちもスイレン先輩見たいに頑張らないと!」
杏奈「じゃあ、僕たちが今できる事をしっかりやらなきゃね♪」
椿「…今…できるの…寝る事…でぇす…」
カンナ「ふふ…椿ちゃん、そうですね♪」
瑞樹「葵、それじゃ早く部屋で体を休めるわよ。」
葵「は~い」
私達は、稽古の邪魔をしないよう、静かに稽古場を後にし、再び部屋へと向かう。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
部屋に着いた私たちは、寝る格好に着替えた後稽古の疲労で布団を敷くのに多少時間が掛かったものの、5人分の布団をなんとか敷き終わる。
葵「お布団ふかふか~♪」
瑞樹「ふう…疲れた」
椿「(すやすや)」
カンナ「ふふ…椿ちゃんもう寝ちゃってる。可愛いです」
杏奈「今日はホント疲れたからね…」
瑞樹「まだ電気ついてるのに…椿ちゃんはもう」
葵「疲れたし私達ももう寝ようか♪」
杏奈「うんそうだね。明日も学校もあることだし」
カンナ「ふぁあ…では私達も寝ましょうか。」
瑞樹「私が椿ちゃんの布団を掛け直すついでに電気も消すわ。」
葵「瑞樹おねがぁい~」
葵のあくび交じりの言葉を聞きつつ、私は寝てしまった椿ちゃんにしっかりと布団を掛けなおす。
その後、電気のスイッチのボタンに指で触れる。
瑞樹「じゃあ、電気消すわよ」
一回、確認の為に部屋の5人の状態を見る。
スイレン「その前に…ちょっといい…かな」
私が電気を消そうとスイッチを押そうと思った瞬間、部屋の入り口から声がし、玄関の方へと視線を移す。
そこには、三毛猫の顔が中央に大きくプリントされた白色のTシャツに、無地の黒色の短パンのスイレン先輩の姿が。
カンナ「あわわ…スイレン先輩だぁ」(///)
瑞樹「スイレン先輩…なにか用ですか?」
スイレン「うん…葵ちゃん…に用があって‥」
葵「‥?スイレン先輩、私に何か用ですか?」
葵は布団から出て、スイレン先輩に少し駆け寄る様に近づく。
スイレン「うん…今日…葵ちゃんに…夜のお仕事…あるから…付き合って…欲しいの」
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156 | 第38話 兼部 | 947 | 0 | 2017-08-26 | - | |
139 | 第39話 夏休み | 982 | 2 | 2017-08-31 | - | |
142 | EX12:第1回人気投票結果発表 | 948 | 2 | 2017-09-01 | - | |
136 | EX13:瑞樹と2人の交わり | 1005 | 2 | 2017-09-03 | - | |
172 | EX14:葵とスイレンと | 963 | 2 | 2017-09-06 | - | |
132 | 第41話慰安旅行2日目 | 1103 | 4 | 2017-10-15 | - | |
148 | 第42話慰安旅行3日目 | 1012 | 0 | 2017-11-05 | - | |
110 | side04:ホテルの部屋では・・・ | 1148 | 0 | 2017-11-16 | - | |
133 | 2018_新年のご挨拶 | 884 | 0 | 2018-01-01 | - | |
133 | 第43話慰安旅行4日目 | 1084 | 0 | 2018-05-06 | - | |
67 | 第44話慰安旅行終盤まで。(おまけあり) | 862 | 2 | 2018-09-27 | - | |
111 | 第45話 杏奈の誕生日 | 1023 | 2 | 2018-10-05 | - | |
125 | 第46話歌舞姫部の合宿1話 | 886 | 2 | 2018-10-06 | - | |
113 | 47話 合宿2日目+特別企画?! | 877 | 10 | 2018-10-07 | - | |
106 | 48話 歌舞伎部合宿3日目‐進展 | 839 | 2 | 2018-10-11 | - | |
106 | 特別企画①_旅行 | 792 | 2 | 2018-10-14 | - | |
77 | 49話 サクラとの別れ…? | 769 | 2 | 2018-10-14 | - | |
73 | 特別企画②たった1日のサバイバル | 678 | 2 | 2018-10-21 | - | |
109 | 第50話 お見舞い | 844 | 2 | 2018-10-25 | - | |
149 | 特別企画③ 昔の姉 | 892 | 2 | 2018-10-31 | - | |
77 | 第51話 瑞樹とカンナの誕生日 | 1069 | 2 | 2019-01-27 | - | |
114 | 最終回 新たな春の風 | 872 | 4 | 2019-03-03 | - | |
135 | 番外編 葵×明日人 お正月の一幕 | 884 | 0 | 2019-03-14 | - | |
93 | 【番外編】葵×実 | 624 | 0 | 2019-04-14 | - | |
67 | 【番外編】杏奈と優のデート | 760 | 0 | 2019-05-07 | - | |
89 | 【番外編】カンナ*芹*詩音 | 884 | 0 | 2019-05-12 | - | |
80 | 【番外編】スイレン*椿 夜の巡回 | 708 | 0 | 2019-05-16 | - | |
97 | 【番外】杏奈*アザミ | 613 | 0 | 2019-05-18 | - | |
91 | 【番外編】定期的カップリング募集 | 904 | 13 | 2019-05-18 | - | |
161 | 【番外コラボ】 影薄の優等生 | 871 | 2 | 2019-05-26 | - | |
64 | 【番外コラボ】 タイムイズミステリアス | 580 | 2 | 2019-08-29 | - | |
76 | 【番外コラボ】錬金術師 | 724 | 2 | 2019-09-10 | - | |
52 | 【番外コラボ】5人のオカルト騒ぎ | 594 | 2 | 2019-09-25 | - | |
65 | 【番外コラボ】母性の女神? | 684 | 2 | 2019-09-26 | - | |
75 | 【番外コラボ】恋する追跡者 | 962 | 2 | 2019-09-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
- 01/10 13:31 評価 9点 《炎魔の触媒》「【暗黒界】の展開補助として。 このカードと手…
- 01/10 13:26 デッキ 【灰滅MD】灰よ
- 01/10 09:49 評価 4点 《ヴェノム・コブラ》「孤独なSilhouette動き出せばそれはまぎれも…
- 01/10 09:47 SS Report#82「揺れ惑う正義」
- 01/10 08:05 SS 第50話:子供の罠遊び
- 01/10 00:22 評価 5点 《妖仙獣 飯綱鞭》「総合評価:便利といえば便利だが、そこまで使う…
- 01/09 21:36 評価 2点 《暗黒大要塞鯱》「専用の魚雷と砲撃を駆使して敵を破壊するセンス…
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相変わらずの楓先輩で何故か安心感が。
クール過ぎるスイレン先輩も…って夜の仕事ってナニをする気なのか? (2016-01-19 17:36)
楓は大体手段は違えど目的は大体カンナちゃんですから、多分内容的に一番流れのテンプレ的なパターンがあり、個人的な書きやすい感じです。
大きな所での夜の仕事といったら…あれですよ、あれ(考えてない
(2016-01-19 22:51)